JP2015094642A - 探傷装置 - Google Patents

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    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/91Investigating the presence of flaws or contamination using penetration of dyes, e.g. fluorescent ink

Abstract

【課題】打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の検出が可能であるとともに、傷部の検出精度を向上させた探傷装置を提供する。【解決手段】被検査体60に光を照射する偏光フィルタ21を有する照明装置20と、被検査体60の表面61を撮像する偏光フィルタ31を有する撮像装置30と、撮像装置30によって撮像された画像から被検査体60の表面61の傷部を検出する検出装置40とを備える探傷装置10において、照明装置20の照射方向とは異なる方向から検査体60に光を照射する、少なくとも1つ以上の斜光照明装置51,53,55,57を備え、斜光照明装置51,53,55,57は、それぞれ光を照射するものであって、1つの斜光照明装置51,53,55,57の光の照射毎に連動して撮像装置30が順次撮像する。【選択図】図1

Description

本発明は、被検査体に光を照射する偏光フィルタを有する照明装置と、前記被検査体の表面を撮像する偏光フィルタを有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された画像から前記被検査体の表面の傷部を検出する検出装置とを備える探傷装置に関する。
従来、被検査体の表面の探傷検査は、非破壊検査方法の一種である、浸透探傷試験や磁粉探傷試験などによって行われている。浸透探傷試験は、浸透液を被検査体の表面に塗布して表面に開口している割れやピンホールなどの微細な欠陥にこの浸透液を浸透させ、表面に付着している余剰浸透液を除去し、現像剤粉末を表面に塗布して欠陥に浸透している浸透液を毛細管現象により表面に吸い出し、この吸い上げられた浸透液を観察することで欠陥を検査する試験である。磁粉探傷試験は、被検査体に磁場を印加するなどして被検査体を磁化するとともに、被検査体の表面に磁粉または磁粉を含有する磁粉溶液を塗布する。被検査体の表面の傷部には磁束が集中するため、この磁束に磁粉が引き寄せられて磁粉の指示模様が形成され、この磁粉模様を観測することで欠陥を検査する試験である。これら浸透探傷試験や磁粉探傷試験などにおいて、被検査体の表面をカメラで撮像し、撮像された画像データを画像処理することによって傷部を検出する自動装置化が進行している。
このような浸透探傷試験や磁粉探傷試験などの探傷装置は、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているように、被検査体に光を照射する照明装置と、この被検査体の表面を撮像する撮像装置と、この撮像装置によって撮像された画像から被検査体の表面の傷部を検出する検出装置などから構成される。そして、この探傷装置の照明装置と撮像装置とに偏光フィルタを備えることで、被検査体の金属光沢などによる照明装置の光の正反射を防止し、ハレーションの発生を抑制して傷部を明確に検出することを可能としている。
特開平11−108759号公報 特開2005−351910号公報
しかし、このような浸透探傷試験や磁粉探傷試験などの探傷装置では、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部は検出することができず、これらの検査はいまだに検査員の目視検査によって行っており、検査時間が多くかかるという問題がある。また、検査面が一様な平面でない被検査体においては、傷部を明確に撮像することができない場合があり、傷部の検出精度が低下するという問題がある。そこでこの発明は、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の検出が可能であるとともに、傷部の検出精度を向上させた探傷装置を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、
被検査体に光を照射する偏光フィルタを有する照明装置と、
前記被検査体の表面を撮像する偏光フィルタを有する撮像装置と、
前記撮像装置によって撮像された画像から前記被検査体の表面の傷部を検出する検出装置とを備える探傷装置において、
前記照明装置の照射方向とは異なる方向から前記検査体に光を照射する、少なくとも1つ以上の斜光照明装置を備え、
前記斜光照明装置は、それぞれ光を照射するものであって、1つの該斜光照明装置の光の照射毎に連動して前記撮像装置が順次撮像することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の探傷装置において、
前記照明装置の照射方向と、前記斜光照明装置の照射方向とのなす角度が、60°以上90°未満であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の探傷装置において、
前記斜光照明装置の光源は、発光ダイオード(LED)であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の探傷装置において、
前記斜光照明装置は、偏光フィルタを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の探傷装置において、
前記斜光照明装置は、前記被検査体に対して回動可能であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の探傷装置において、
前記被検査体を載置するとともに、該被検査体を回動可能とする載置装置を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、被検査体に光を照射する偏光フィルタを有する照明装置と、前記被検査体の表面を撮像する偏光フィルタを有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された画像から前記被検査体の表面の傷部を検出する検出装置とを備える探傷装置において、前記照明装置の照射方向とは異なる方向から前記検査体に光を照射する、少なくとも1つ以上の斜光照明装置を備え、前記斜光照明装置は、それぞれ光を照射するものであって、1つの該斜光照明装置の光の照射毎に連動して前記撮像装置が順次撮像する。
このため、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の撮像が可能となり、これらの傷部を安定して検出できるので、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。また、検査面が一様な平面でない被検査体の検査も可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、前記照明装置の照射方向と、前記斜光照明装置の照射方向とのなす角度が、60°以上90°未満であるので、より明確に傷部の撮像が可能となり、傷部を安定して検出できるので、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、前記斜光照明装置の光源は、発光ダイオード(LED)であるので、光源の寿命延命を図ることができるとともに、斜光照明装置による電気の消費量を低減できる。さらに、斜光照明装置の光の照射の応答性が速く、その制御が容易に行えるので、傷部の検出速度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
請求項4に記載の発明によれば、前記斜光照明装置は、偏光フィルタを備えるので、斜光照明装置の光の正反射を防止することができ、ハレーションがない画像を撮像することが可能となり、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
請求項5に記載の発明によれば、前記斜光照明装置は、前記被検査体に対して回動可能であるので、斜光照明装置の部品点数を少なくすることが可能となり、探傷装置のメンテナンス性や生産性が向上する。また、斜光照明装置の光を所望の方向から照射した画像を容易に撮像することができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
請求項6に記載の発明によれば、前記被検査体を載置するとともに、該被検査体を回動可能とする載置装置を備えるので、斜光照明装置の部品点数を少なくすることが可能となり、探傷装置のメンテナンス性や生産性が向上する。また、斜光照明装置の光を所望の方向から照射した画像を容易に撮像することができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
本発明の一例を示す探傷装置の側面図である。 図1における斜視図である。 検出装置の構成ブロック図である。 斜光照明装置の配設位置を説明するための平面図である。 被検査体の一例を示す拡大断面図である。 検査工程の一例を説明するための平面図である。 被検査体の別の一例を示す拡大断面図である。 本発明の別の一例を示す探傷装置の側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について詳述する。図1は本発明の一例を示す探傷装置の側面図、図2は図1における斜視図、図3は検出装置の構成ブロック図、図4は斜光照明装置の配設位置を説明するための平面図、図5は被検査体の一例を示す拡大断面図、図6は検査工程の一例を説明するための平面図、図7は、被検査体の別の一例を示す拡大断面図、図8は本発明の別の一例を示す探傷装置の側面図である。なお、図1、図2および図8における白抜きの矢印は、コンベアによる被検査体の搬送方向を示し、図6における矢印は、斜光照明装置の光の照射を示す。また、この明細書において、「前」とは被検査体の搬送方向を、「左右」とはそれぞれ、搬送方向に向かって左右を、「上」とは被検査体の上を意味するものとする。
本発明の探傷装置10は、図1〜図4に示すように、照明装置20と、撮像装置30と、検出装置40と、斜光照明装置ユニット50と、コンベア80などから構成される。
照明装置20は、被検査体60に直上から光を照射し、撮像装置30によって被検査体60の表面61を撮像可能とする。なお、照明装置20は、被検査体60に光を照射し、撮像装置30が被検査体60の表面61を撮像可能となるものであればよく、照明装置20による光の照射方向は、被検査体60の直上からに限定されるものではない。また、照明装置20の光源には、白熱電球、蛍光灯、放電灯、発光ダイオード(LED)等を用いることができ、この光源の種類や形状は特に限定されるものではない。また、照明装置20が照射する光の強さは、特に限定されるものではなく、被検査体60の形状や後述する斜光照明装置の配設位置や光の強さなどに応じて適宜設定するものである。また、照明装置20を複数備える構成としてもよく、異なる光源の照明装置を複数備えることで照射する光の種類を適宜選択できる構成としてもよい。例えば、浸透探傷試験による被検査体60の表面61の検査においては可視光線(白色光)を照射し、蛍光磁粉を用いた磁粉探傷試験による被検査体60の表面61の検査においては紫外線を照射可能とする構成としてもよい。
撮像装置30は、被検査体60の表面61を直上から撮像するものである。なお、撮像装置30は、被検査体60の表面61を撮像可能であればよく、撮像装置30の撮像方向は、直上からに限定されるものではない。また、撮像装置30としては、エリアカメラまたはラインカメラを用いることができ、特に限定されるものではない。例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラによって、被検査体60の表面61を画像データとして撮像する。
照明装置20および撮像装置30は、それぞれ偏光フィルタ21,31を備える。偏光フィルタ21,31は、表面61が平滑な被検査体60、例えば、光沢を有する金属板などの検査において、照明装置20の光の被検査体60の表面61での正反射を防止するものである。つまり、撮像装置30は、偏光フィルタ21,31によってハレーションがない画像を撮像することが可能となる。したがって、ハレーションによって傷部が撮像されないことがなく、後述する傷部の検出において、検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上がする。
なお、照明装置20および撮像装置30は、必ずしもそれぞれ偏光フィルタ21、31を備える必要はない。しかし、上述の理由から、偏光フィルタ21、31を備える構成とすることが望ましい。また、撮像装置30は、紫外線バンドパスフィルタを備える構成であってもよい。蛍光磁粉を用いた磁粉探傷試験による被検査体60の表面61の検査においては、撮像装置30は、傷部とは異なる異物等による不必要な蛍光磁粉の発光の撮像を防止することができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上がする。
検出装置40は、撮像装置30によって撮像された画像から被検査体60の表面61の傷部を検出するものである。検出装置40は、図3に示すように、制御部41、記憶部42、表示部43、操作部44、入力部45などを備える。制御部41には、記憶部42、表示部43、操作部44、入力部45などが接続されており、各要素は、制御部41の制御下で動作する。
撮像装置30によって撮像された画像データは、入力部45から入力され、記憶部42に格納される。制御部41には、画像処理プログラムを格納する。表示部43は、撮像装置30によって撮像された画像データや傷部の検出結果などを表示する。操作部44により、画像処理の各種設定などを入力する。
検出装置40は、撮像装置30によって撮像された画像データに基き、公知の画像処理方法によって、被検査体60の表面61の傷部を検出する。例えば、予め撮像された傷部を有さない検査基準体の画像データと、撮像装置30によって撮像された被検査体の画像データとを、公知の技術で微分演算した後、差分処理することで傷部を検出する。
なお、検出装置40は、撮像装置30によって撮像された画像から被検査体60の表面61の傷部を検出することができればよく、上述の構成に限定されるものではなく、画像処理による傷部の検出方法も特に限定されるものではない。
斜光照明装置ユニット50は、照明装置20の照射方向とは異なる方向から被検査体60に光を照射するものであり、4つの斜光照明装置51,53,55,57から構成される。斜光照明装置51,53,55,57は、図4に示すように、被検査体60を中心とし、周方向に略等間隔に配設されている。
斜光照明装置51は、被検査体60に前方の斜め上方から光を照射する。斜光照明装置53は、被検査体60に右方の斜め上方から光を照射する。斜光照明装置55は、被検査体60に後方の斜め上方から光を照射する。斜光照明装置57は、被検査体60に左方の斜め上方から光を照射する。なお、斜光照明装置ユニット50は、照明装置20の照射方向とは異なる方向から被検査体60に光を照射するものであればよく、少なくとも1つ以上の斜光照明装置から構成されればよい。
ここで、図1および図2において、直線L1は、照明装置20の中心を通り、照明装置20の光の照射方向と平行な直線である。また、直線L2,L3,L4,L5は、それぞれ斜光照明装置51,53,55,57の光の中心を通り、それぞれ斜光照明装置51,53,55,57の光の照射方向と平行な直線である。つまり、直線L1,L2,L3,L4,L5は、それぞれ、照明装置20、斜光照明装置51,53,55,57の光の照射方向を示す。
点O1は、直線L1と被検査体60の表面61との交点である。直線L2,L3,L4,L5は、点O1を通る。直線L1と各直線L2,L3,L4,L5とのなす角度は、それぞれ角度θ1,θ2,θ3,θ4である。つまり、角度θ1,θ2,θ3,θ4は、照明装置20の光の照射方向と各斜光照明装置51,53,55,57の光の照射方向とのなす角度を示す。ここで、角度θ1,θ2,θ3,θ4は、同一もしくは異なる角度であってもよく、被検査体の形状、材質、検査面の状態(表面粗さや色など)によって、適宜設定するものである。
なお、直線L2,L3,L4,L5は、必ずしも点O1を通る必要はない。斜光照明装置51,53,55,57の光はある程度の幅を有するため、斜光照明装置51,53,55,57の光が、被検査体60の表面61に照射される構成であれば、特に限定されるものではない。
角度θ1,θ2,θ3,θ4は、60°以上90°未満であることが望ましく、後述する打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の撮像がより明確に行えるため、傷部の検出において、傷部を安定して検出でき、検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上がする。なお、角度θ1,θ2,θ3,θ4が60°未満である場合、斜光照明装置51,53,55,57による光の照射と、照明装置20による光の照射との差異が少なくなり、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の撮像が困難となり、傷部の検出精度が低下してしまう。
斜光照明装置51,53,55,57の光源には、白熱電球、蛍光灯、放電灯、発光ダイオード(LED)等を用いることができ、この光源の種類や形状は特に限定されるものではない。なお、斜光照明装置51,53,55,57の光源には、発光ダイオード(LED)を用いることが望ましい。光源の寿命延命を図ることができるとともに、斜光照明装置51,53,55,57による電気の消費量を低減できる。また、斜光照明装置51,53,55,57の光の照射の応答性が速く、その制御が容易に行えるので、傷部の検出速度が向上し、被検査体の生産性が向上する。また、斜光照明装置51,53,55,57が照射する光の強さは、特に限定されるものではなく、斜光照明装置51,53,55,57の配設位置や被検査体60の形状や照明装置20の光の強さなどに応じて適宜設定するものである。また、斜光照明装置ユニット50は、異なる光源の斜光照明装置を複数備える構成としてもよく、それぞれの斜光照明装置が照射する光の種類を適宜選択できる構成としてもよい。
斜光照明装置51,53,55,57は、それぞれ偏光フィルタ52,54,56,58を備える。偏光フィルタ52,54,56,58は、表面61が平滑な被検査体60、例えば、光沢を有する金属板などの検査において、斜光照明装置51,53,55,57の光の被検査体60の表面61での正反射を防止するものである。つまり、撮像装置30は、偏光フィルタ52,54,56,58によってハレーションがない画像を撮像することが可能となる。したがって、ハレーションによって傷部が撮像されないことがなく、後述する傷部の検出において、検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上がする。
コンベア80は、不図示の搬送ローラにより駆動するものであり、載置された被検査体60を搬送する。図1、図2および図4において、被検査体60は、コンベア80によって右側から左側へと搬送される。なお、コンベア80は、被検査体60を搬送することが可能であればよく、その構成は特に限定されるものではない。また、被検査体60を所定の位置まで搬送するために、位置検出センサーを備える構成であってもよい。
次に、図1〜図4を参照しつつ、被検査体60の表面61の傷部の検査方法について詳述する。被検査体60は、平板状であり、表面61を検査面とする。また、被検査体60は、図3および図4に示すように、表面61に打痕70が存在する。図4中の破線71は、打痕70の輪郭である端部を示す。図5は打痕70の周辺の被検査体60の断面図である。打痕70は、緩やかな凹形状であって、その凹みは微細である。
被検査体60は、コンベア80に載置され、照明装置20および撮像装置30の直下まで搬送される。照明装置20は点灯した状態である。被検査体60は、コンベア80によって照明装置20の直下に搬送されることで、照明装置20によって直上から光が照射される。
このとき、被検査体60の打痕70は、緩やかな凹形状であって、その凹みは微細であるので、被検査体60の直上からは、輪郭である端部71を明確に認識することはできない。つまり、撮像装置30によって、被検査体60の表面61を直上から撮像しても、輪郭である端部71を明確に撮像することができない。
上述の状態において、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd1として撮像する。この画像データd1は、検出装置40の記憶部42に格納される。
この撮像の際、被検査体60の表面61には、斜光照明装置51によって、前方の斜め上方から光が照射されている。ここで、打痕70の凹みによって、打痕70の輪郭である端部71の近傍であって、前側部72には斜光照明装置51の光が照射されないため、図6(a)に示すように、前側部72が周囲より暗い状態となる。つまり、画像データd1において、打痕70の輪郭である端部71の前側部72は、周囲より暗い状態である。
次いで、斜光照明装置51を消灯した後、斜光照明装置53を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置53の光を照射する。この斜光照明装置53の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd2として撮像する。この画像データd2は、検出装置40の記憶部42に格納される。
この撮像の際、被検査体60の表面61には、斜光照明装置53によって、右方の斜め上方から光が照射されている。ここで、打痕70の凹みによって、打痕70の輪郭である端部71の近傍であって、右側部73には斜光照明装置53の光が照射されないため、図6(b)に示すように、右側部73が周囲より暗い状態となる。つまり、画像データd2において、打痕70の輪郭である端部71の右側部73は、周囲より暗い状態である。
次いで、斜光照明装置53を消灯した後、斜光照明装置55を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置55の光を照射する。この斜光照明装置55の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd3として撮像する。この画像データd3は、検出装置40の記憶部42に格納される。
この撮像の際、被検査体60の表面61には、斜光照明装置55によって、後方の斜め上方から光が照射されている。ここで、打痕70の凹みによって、打痕70の輪郭である端部71の近傍であって、後側部74には斜光照明装置55の光が照射されないため、図6(c)に示すように、後側部74が周囲より暗い状態となる。つまり、画像データd3において、打痕70の輪郭である端部71の後側部74は、周囲より暗い状態である。
次いで、斜光照明装置55を消灯した後、斜光照明装置57を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置57の光を照射する。この斜光照明装置57の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd4として撮像する。この画像データd4は、検出装置40の記憶部42に格納される。
この撮像の際、被検査体60の表面61には、斜光照明装置57によって、左方の斜め上方から光が照射されている。ここで、打痕70の凹みによって、打痕70の輪郭である端部71の近傍であって、左側部75には斜光照明装置57の光が照射されないため、図6(d)に示すように、左側部75が周囲より暗い状態となる。つまり、画像データd4において、打痕70の輪郭である端部71の左側部75は、周囲より暗い状態である。
つまり、各斜光照明装置51,53,55,57の光の照射毎に連動して、撮像装置30によって被検査体60表面61を画像データd1,d2,d3,d4として撮像する。
次いで、この画像データd1,d2,d3,d4に基いて、検出装置40によって被検査体60の表面61の傷部を検出する。
ここで、上述の撮像と同様に、各斜光照明装置51,53,55,57の光の照射に連動して、傷部を有さない検査基準体の表面を、予め撮像装置30によって撮像する。そして、この撮像された画像データD1,D2,D3,D4を検出装置40の記憶部42に予め格納する。
検出装置40によって、検査基準体の表面の画像データD1,D2,D3,D4と、被検査体60の表面61の画像データd1,d2,d3,d4を、公知の技術で微分演算した後、差分処理することで傷部を検出する。
このとき、画像データd1,d2,d3,d4において、打痕70の輪郭である端部71の近傍の、前側部72、右側部73、後側部74、左側部75は、周囲より暗い状態であり、周囲と異なる状態として明確に撮像されている。つまり、緩やかな凹形状であって、その凹みが微細である打痕70であっても、容易に傷部として検出することができる。したがって、探傷装置10の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上される。
そして、検出装置40による傷部の検出が終了した被検査体60は、コンベア80によって搬送される。
ここで、上述における、照明装置20、撮像装置30、検出装置40、斜光照明装置ユニット50、コンベア80の各装置の操作は、これらの装置に連結した不図示のコントローラによって行う。このコントローラは、照明装置20の点灯および消灯、撮像装置30の撮像、検査装置40の検出、各斜光照明装置51,53,55,57の点灯および消灯、コンベア80の駆動などを制御するものである。
なお、各装置の操作が可能であれば良く、それぞれ異なる操作装置によって操作する構成であってもよい。また、このコントローラに自動検査プログラムを格納し、上述の検査工程における各装置の操作を自動で行える構成としてもよい。このような構成にすることで、被検査体60の検査を自動で行えるため、検査速度が向上するとともに、検査員の作業の軽減が図れ、被検査体の生産性が向上する。
なお、このコントローラを上述の検査装置40に一体に設ける構成としてよい。例えば、検査装置40の制御部41が、照明装置20、撮像装置30、斜光照明装置ユニット50やコンベア80を制御する。そして、操作部44によってを各装置を操作可能とする構成としてもよい。また、制御部41に自動検査プログラムを格納し、上述の検査工程における各装置の操作を自動で行える構成としてもよい。
また、この発明の探傷装置は、検出した傷部にマーキングを施す公知のマーキング装置と一体的に設ける構成としてもよい。マーキング装置の前方にこの発明の探傷装置を一体に設ける構成とする。
このような構成とすることで、検査後の被検査体における傷部を目視で確認することが容易となり、不良品の混在をより確実に防止することが可能となり、被検査体の生産性が向上する。
ここで、上述の例では、平板状の表面に打痕を有する被検査体の検査について示してきたが、この発明はこのような被検査体の検査に限定されるものではない。例えば、浸透探傷試験装置にこの発明の探傷装置を一体的に設ける構成としてもよい。透浸透探傷試験装置において、現像剤粉末を被検査体の表面に塗布する工程の後部に、この発明の探傷装置を一体に設ける構成とする。
このような構成にすることで、探傷装置によって、浸透液による欠陥の検出と、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の検出とを同時行うことが可能となる。したがって、傷部を安定して行うことができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
また、磁粉探傷試験装置にこの発明の探傷装置を一体的に設ける構成としてもよい。磁粉探傷試験装置において、磁粉溶液を被検査体の表面に塗布する工程の後部に、この発明の探傷装置を一体に設ける構成とする。
このような構成にすることで、探傷装置によって、磁粉の指示模様による欠陥の検出と、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の検出とを同時行うことが可能となる。したがって、傷部を安定して行うことができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
また、検査面が一様な平面でない被検査体、例えば、図7に示すように、検査面である表面161が水平面162,163と傾斜面164から構成されるような起伏を有する被検査体160であってもよい。ここで、被検査体160は、傾斜面164に傷部としてのクラック170が存在する。また、上述のように、この発明の探傷装置を浸透探傷試験装置に一体的に設けた構成とする。
このような被検査体160において、照明装置20によって被検査体160に直上から光を照射した場合、傾斜面164に照射される光の単位面積当たりの量(放射照度)は、水平面162,163と比べて少ない。つまり、照明装置20のみの光を被検査体160に照射した場合、傾斜面164は、水平面162,163などの他の検査面と比べて暗くなる。
また、浸透探傷試験装置では、表面161の割れ部171に露出する浸透液によってクラック170を識別する。したっがって、傷部として識別する箇所は、比較的微細(割れ部171)である。
上述のような状態で被検査体160を撮像装置30によって撮像した場合、他の検査面と比べて暗い場所である傾斜面164における比較的微細な傷部としての割れ部171を検出することになる。したがって、傷部としての割れ部171の検出が難しくなるとともに、傷部の検出に用いる画像に複雑な画像処理を施す必要がある。例えば、傾斜面164における傷部の検出と、傾斜面164以外の検査面における傷部の検出とを別々に行うものとする。それぞれの傷部の検出において、それぞれ異なる画像処理を用いて傷部の検出を行うことが必要となる。
ここで、照明装置20とともに、上述の斜光照明装置51の光を照射することによって、傾斜面164と、水平面162,163とに照射される光の単位面積当たりの量(放射照度)の差が少なくなる。つまり、傾斜面164における傷部としての割れ部171の検出が容易となるとともに、複雑な画像処理が不要となる。したがって、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
また、照明装置と撮像装置との配設位置の関係は、上述の構成のように被検査体の直上に限定されるものではない。撮像装置が、被検査体の表面(検査面)を明確に撮像することが可能であればよく、例えば、図8に示すように照明装置20と撮像装置30とを配設してもよい。探傷装置100において、照明装置20は、被検査体260の直上から角度α1傾いた位置に配設されている。照明装置20の光の照射方向は直線L1である。点O2は、直線L1と被検査体260の表面261との交点である。照明装置20によって照射された光は、被検査体260の表面261で反射し、検査体260の直上から角度α2傾いた直線L2の方向へ向かう。この直線L2を中心とする位置に撮像装置30を配設する。
このような構成とすることで、撮像装置30は、照明装置20によって光が照射された被検査体260の表面261(検査面)をより明確に撮像することができる。したがって、傷部を安定して検出でき、検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上がする。
また、この発明の探傷装置は、斜光照明装置が被検査体に対して回動可能である構成としてもよい。例えば、上述の図1〜図4に示す構成において、斜光照明装置ユニット50が斜光照明装置51のみから構成されるものとする。斜光照明装置51は、被検査体60に対して回動可能であり、図4の平面視において、被検査体60の回りを周方向に回動可能である。つまり、斜光照明装置51は、被検査体60に対して回動することで、斜光照明装置53,55,57の位置に移動可能である。
上述の構成において、被検査体60の表面61の傷部の検査方法について詳述する。被検査体60が照明装置20によって直上から光を照射されている状態において、まず、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd11としてを撮像する。この画像データd11は、検出装置40の記憶部42に格納される。
次いで、斜光照明装置51を消灯した後、この斜光照明装置51を、図4の平面視において、時計回りに90°回転させ、斜光照明装置53の位置に移動させる。そして、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd12として撮像する。この画像データd12は、検出装置40の記憶部42に格納される。
次いで、斜光照明装置51を消灯した後、この斜光照明装置51を、図4の平面視において、さらに時計回りに90°回転させ、斜光照明装置55の位置に移動させる。そして、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd13として撮像する。この画像データd13は、検出装置40の記憶部42に格納される。
次いで、斜光照明装置51を消灯した後、この斜光照明装置51を、図4の平面視において、さらに時計回りに90°回転させ、斜光照明装置57の位置に移動させる。そして、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd14として撮像する。この画像データd14は、検出装置40の記憶部42に格納される。
つまり、斜光照明装置51の各回動位置における光の照射毎に連動して、撮像装置30によって被検査体60表面61を画像データd11,d12,d13,d14として撮像する。
次いで、この画像データd11,d12,d13,d14に基いて、検出装置40によって被検査体60の表面61の傷部を検出する。
このような構成にすることで、斜光照明装置ユニット50が1つの斜光照明装置51から構成されても、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の撮像が可能である。したがって、斜光照明装置ユニット50の部品点数を少なくすることが可能となり、探傷装置のメンテナンス性や生産性が向上する。また、斜光照明装置51の光を所望の方向から照射した画像を容易に撮像することができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
なお、斜光照明装置51は、光を照射した状態で回動する構成としてもよく、斜光照明装置51の回動角度は、被検査体の形状、材質、検査面の状態(表面粗さや色など)によって、適宜設定するものである。
また、この発明の探傷装置は、被検査体を載置するとともに、この被検査体を回動可能とする載置装置を備える構成としてもよい。例えば、上述の図1〜図4に示す構成において、中心を回動軸とする円盤状の載置装置を備える。この載置装置の上面に被検査体60を載置する。また、斜光照明装置ユニット50が斜光照明装置51のみから構成されるものとする。
上述の構成において、被検査体60の表面61の傷部の検査方法について詳述する。被検査体60が照明装置20によって直上から光を照射されている状態において、まず、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd21としてを撮像する。この画像データd21は、検出装置40の記憶部42に格納される。
次いで、斜光照明装置51を消灯した後、載置装置を、図4の平面視において、時計回りに90°回転させる。つまり、被検査体60を時計回りに90°回転させる。そして、斜光照明装置51を点灯し、被検査体60の表面61に斜光照明装置51の光を照射する。この斜光照明装置51の光の照射と略同時に、撮像装置30によって被検査体60の表面61を画像データd22として撮像する。この画像データd22は、検出装置40の記憶部42に格納される。
そして、斜光照明装置51の点灯、載置装置の回動、斜光照明装置51の点灯による光の照射と略同時の撮像装置30による被検査体60の表面61を撮像を繰り返し、画像データd23,d24を撮像する。
つまり、載置装置の各回動位置における斜光照明装置51の光の照射毎に連動して、撮像装置30によって被検査体60表面61を画像データd21,d22,d23,d24として撮像する。
次いで、この画像データd21,d22,d23,d24に基いて、検出装置40によって被検査体60の表面61の傷部を検出する。
このような構成にすることで、斜光照明装置ユニット50が1つの斜光照明装置51から構成されても、打痕などの緩やかな凹凸や微細な変形などの傷部の撮像が可能である。したがって、斜光照明装置ユニット50の部品点数を少なくすることが可能となり、探傷装置のメンテナンス性や生産性が向上する。また、斜光照明装置51の光を所望の方向から照射した画像を容易に撮像することができ、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
なお、斜光照明装置51は、常に光を照射する構成としてもよく、載置装置の回動角度は、被検査体の形状、材質、検査面の状態(表面粗さや色など)によって、適宜設定するものである。
また、撮像装置は、一つに限定されるものではなく、複数備える構成としてもよく、それぞれの撮像装置に対応した斜光照明装置を備える構成としてもよい。
このような構成にすることで、被検査体を複数の角度から順次撮像することが可能となり、複雑な検査面であっても傷部の検出が可能となる。したがって、傷部の検出精度が向上し、被検査体の生産性が向上する。
また、この発明の探傷装置は、被検査体の表面を探傷検査する、あらゆる探傷装置に適用することができる。
10,100 探傷装置
20 照明装置
21 偏光フィルタ
30 撮像装置
31 偏光フィルタ
40 検出装置
50 斜光照明装置ユニット
51,53,55,57 斜光照明装置
52,54,56,58 偏光フィルタ
60,160,260 被検査体
70 打痕(傷部)
170 クラック(傷部)

Claims (6)

  1. 被検査体に光を照射する偏光フィルタを有する照明装置と、
    前記被検査体の表面を撮像する偏光フィルタを有する撮像装置と、
    前記撮像装置によって撮像された画像から前記被検査体の表面の傷部を検出する検出装置とを備える探傷装置において、
    前記照明装置の照射方向とは異なる方向から前記検査体に光を照射する、少なくとも1つ以上の斜光照明装置を備え、
    前記斜光照明装置は、それぞれ光を照射するものであって、1つの該斜光照明装置の光の照射毎に連動して前記撮像装置が順次撮像することを特徴とする、探傷装置。
  2. 前記照明装置の照射方向と、前記斜光照明装置の照射方向とのなす角度が、60°以上90°未満であることを特徴とする、請求項1に記載の探傷装置。
  3. 前記斜光照明装置の光源は、発光ダイオード(LED)であることを特徴とする、請求項1または2に記載の探傷装置。
  4. 前記斜光照明装置は、偏光フィルタを備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の探傷装置。
  5. 前記斜光照明装置は、前記被検査体に対して回動可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の探傷装置。
  6. 前記被検査体を載置するとともに、該被検査体を回動可能とする載置装置を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の探傷装置。
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