JPH11258169A - 円筒外形を有する被検査体の外壁欠陥検査装置 - Google Patents

円筒外形を有する被検査体の外壁欠陥検査装置

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JPH11258169A
JPH11258169A JP5983898A JP5983898A JPH11258169A JP H11258169 A JPH11258169 A JP H11258169A JP 5983898 A JP5983898 A JP 5983898A JP 5983898 A JP5983898 A JP 5983898A JP H11258169 A JPH11258169 A JP H11258169A
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JP
Japan
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inspected
defect
inspection apparatus
ring
wall
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JP5983898A
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English (en)
Inventor
Tadashi Suga
忠 須賀
Masatoshi Toda
正利 戸田
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長手方向に連続する被検査対象物の全面をリ
アルタイムに検査可能な被検査体の外壁欠陥検査装置を
提供する。 【解決手段】 被検査体1の外壁欠陥検査装置であっ
て、被検査体をリング内に走行させて、その外壁面を照
明するための少なくとも1台のリング状照明装置2と、
被検査体からの反射光を撮像するために被検査体の中心
軸に対して同心円状に配置した少なくとも3台の撮像装
置3a〜3dと、撮像装置からの信号を処理するための
画像処理装置4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円筒外形を有する被
検査体の外壁欠陥検査装置に関し、特に円筒状の連続す
る被検査体の外壁面上の異物、黒点、傷などの欠陥を検
出するための外壁欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の欠陥検査装置として、ノズル付の
チューブ(例えば、練り歯磨き封入用のチューブ)の外
表面及びノズル部の検査を間欠的に行う表面検査装置
が、特開平6−43106号公報に開示されている。上
記公報に記載のものは、撮像装置としてエリアCCDカ
メラを4台を使用して、ノズル付のチューブの頭部及び
肩部の検査を行う。エリアCCDカメラはノズル付のチ
ューブの頭部及び肩部を撮像しやすいように配置されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の欠陥
検査装置においては、エリアCCDカメラは被検査対象
物の頭部及び肩部を撮像しやすいように配置されている
ので、被検査対象物の全面の検査を行なうことはできな
いという問題点がある。また、間欠的に流れている物を
検査対象としているので、連続する被検査対象物をリア
ルタイムに検査することが難しいという問題点もある。
【0004】本発明はこれらの問題点を解決することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明により提供されるものは、円筒外形を有し、
連続する被検査体の外壁面の欠陥を検出するための欠陥
検査装置であって、被検査体をリング内に走行させて、
その外壁面を照明するための少なくとも1台のリング状
照明装置と、被検査体からの反射光を撮像するために被
検査体の中心軸に対して同心円状に配置した少なくとも
3台の撮像装置と、撮像装置からの出力信号を2値化す
ることにより欠陥を検出する画像処理装置とを備える、
円筒外形を有する被検査体の外壁欠陥検査装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、円筒としては内
部が中空でない円柱も含まれる。図1は本発明の実施の
形態による円筒外形を有する被検査体の外壁欠陥検査装
置の構成図である。図において、1は被検査体であるチ
ューブであり、図においてはその断面が示されている。
2はチューブ1を照明するリング状照明装置、3a〜3
dはチューブの断面の中心を中心とする同心円上に等間
隔で配置されたラインCCDカメラ、4はラインCCD
カメラからの信号を処理するための画像処理装置であ
る。
【0007】チューブ1は、本実施の形態では、断面の
直径が1mmで長手方向に連続する白色の樹脂チューブ
であり、リング上照明装置2のほぼ中心部を10m/分
で走行させる。長手方向の連続性は、例えば15cm毎
に、あるいはそれより短い単位毎に、又はそれより長い
単位毎に寸断されていてもよい。ラインCCDカメラの
台数は本実施の形態では4台である。各ラインCCDカ
メラは、そのCCD素子配列の長手方向がチューブ断面
のある一つの直径と平行になるように配置されている。
ラインCCDカメラ間の角度θは、ラインCCDカメラ
の台数によって次のように決定される。
【0008】角度θ=360度/ラインCCDカメラ台
数 ラインCCDカメラの台数が4台の場合は上記角度θは
90度である。ラインCCDカメラの台数は要求される
精度により変更するが、最小台数は3台である。ライン
CCDカメラのCCD素子位置とチューブ外壁面の距離
Lは、本実施の形態では約203mmである。
【0009】チューブ1を撮像しているときのラインC
CDカメラ3a〜3dからの出力信号は画像処理装置4
に入力される。画像処理装置4は、ラインCCDカメラ
3a〜3dの出力信号を2値化した電圧値と正常部を撮
像して得られた出力信号を2値化した電圧値とを比較す
ることにより、チューブ1の表面の欠陥を検出する。
【0010】即ち、リング状照明装置2からの光はチュ
ーブ1の表面で反射されてラインCCDカメラ3a〜3
dに到達する。チューブ1の表面に異物、黒点、傷等の
欠陥がある場合は、その欠陥により反射率が低下するの
で、ラインCCDカメラ3a〜3dに到達する光の量は
少なくなる。そこで、画像処理装置は、暗欠陥検出方式
によって欠陥を検出する。本実施形態において画像処理
装置はラインCCDカメラからの出力信号が闘値より小
さい値となる部分が1、闘値以上の値になる部分が0と
なるように2値化処理を行う。その後、画像処理装置は
2値化後の値が1になる部分、つまりラインCCDカメ
ラの出力信号が闘値未満となる部分を欠陥として検出す
る。この闘値はチューブの欠陥及び正常部からの光を受
光した際に、ラインCCDカメラから出力される出力信
号の大きさなどにより適宜設定される。
【0011】図2はラインCCDカメラ3a〜3dの検
査領域を示す図である。なお、検査領域とはこの場合被
検査体表面に設定される領域であって、そこからの光を
撮像するラインCCDカメラの画素からの出力信号を画
像処理装置が2値化して欠陥を検出する領域をいう。な
お、被検査体表面を含み被検査体表面よりも広い範囲に
検査領域を設定することも可能である。ラインCCDカ
メラ3a〜3dの検査領域W3a〜W3dの各々はチュ
ーブ1の円周の1/4(白色樹脂チューブ1の断面の直
径が1mmの場合は、幅約0.7mmが検査領域とな
る)の範囲である。CCD素子1画素当たりの分解能は
本実施の形態では20μm/画素である。各カメラの境
界部分は5画素重複して検査している。
【0012】図3はチューブを側面から見たときの図1
に示した外壁欠陥検査装置の配置図である。リング状照
明装置2の出射端面とラインCCDカメラ3aの視野位
置との間の距離Aは本実施の形態では約10mmであ
る。ただし、距離Aは使用するリング状照明装置2の直
径、出射角度、チューブ1の直径に応じて、適正値に設
定する。
【0013】
【実施例】具体例は以下のとおりである。実施例1 リング状照明装置2として、三菱レイヨン株式会社製リ
ング型光ファイバライトガイド(型名:PR18−10
00)を使用した。このリング状照明装置の出射部はφ
=0.5mmの光ファイバが直径18mmの円形状に配
置されている。
【0014】リング状照明装置2の光源装置として三菱
レイヨン株式会社製光源装置(型名:ELI−100
J)を使用した。この光源装置は100Wのハロゲンラ
ンプを使用している。ラインCCDカメラ3a〜3dと
しては、三菱レイヨン株式会社製ラインCCDカメラ
(型名:SCD−2048−20)を使用した。このラ
インCCDカメラはCCD素子数2048素子、駆動周
波数20MHzで動作する。走行方向の分解能を20μ
m/スキャンとするため、走査周期は0.12msとし
た。
【0015】画像処理装置4としては、三菱レイヨン株
式会社製画像処理装置(型名:LSC−300)を使用
した。図4は白色樹脂チューブ1を前記CCDカメラ3
a〜3dで撮像したときの画像波形である。幅Dが白色
樹脂チューブ部分の画像波形(直径1mmに相当)であ
り、幅WがラインCCDカメラ1台の検査領域となる。
白色樹脂チューブ1の正常部ではラインCCDカメラの
出力は平均して約750mVであるが、異物、黒点、傷
等の欠陥部では約300mVと出力が大きく下がってい
る。本装置により、直径20μm以上の異物を安定して
検出することができた。
【0016】なお、リング状照明装置からの正反射光を
ラインCCDカメラが受光するようにリング状照明装置
およびラインCCDカメラを配置することも可能であ
る。また、本実施形態においてはラインCCDカメラは
チューブ中心軸に対して等角度間隔に設置したが、必ず
しも等角度間隔でなくてもよく、ラインCCDカメラの
検査範囲がチューブの外周の全面をカバーするようにラ
インCCDカメラが配置されていればよい。
【0017】更に、欠陥の種類によっては、明欠陥検出
方式によって欠陥を検出する画像処理装置とすることも
できる。この方式では、例えばラインCCDカメラから
の出力信号を2値化処理した際の2値化後の値が1とな
る部分、つまりラインCCDカメラの出力信号が闘値よ
り大きい値となる部分を欠陥として検出する画像処理装
置を用いることが可能である。
【0018】また、上記実施の形態では使用しているリ
ング状照明装置は1台であるが、リング状照明装置の出
射部を対向させて2台使用することにより、ラインCC
Dカメラに入力される光量は増加し、反射率の低い円柱
または円筒状物の表面の欠陥検査も可能になる。さら
に、本発明による欠陥検査装置においては、ラインCC
Dカメラに替えて、エリアCCDカメラ等の他の任意の
撮像装置を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による欠陥検査装置によれば、円筒外形を有し、連続す
る被検査体の同心円上に3台以上の撮像装置を等間隔に
配置することにより、被検査体の外壁全面をリアルタイ
ムに検査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による円筒外形を有する被
検査体の外壁欠陥検査装置の構成図である。
【図2】図1におけるラインCCDカメラの検査領域を
示す図である。
【図3】白色樹脂チューブを側面から見た場合の図1の
欠陥検査装置の配置を示す図である。
【図4】実施例1におけるカメラの出力信号の波形であ
る。
【符号の説明】
1…白色樹脂チューブ 2…リング状照明装置 3a〜3d…ラインCCDカメラ 4…画像処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒外形を有し、長手方向に連続する被
    検査体の外壁面の欠陥を検出するための欠陥検査装置で
    あって、 前記被検査体をリング内に走行させて、前記外壁面を照
    明するための少なくとも1台のリング状照明装置と、 前記被検査体からの反射光を撮像するために前記被検査
    体の中心軸に対して同心円状に配置した少なくとも3台
    の撮像装置と、 前記撮像装置からの出力信号を2値化することにより欠
    陥を検出する画像処理装置とを備える、円筒外形を有す
    る被検査体の外壁欠陥検査装置。
JP5983898A 1998-03-11 1998-03-11 円筒外形を有する被検査体の外壁欠陥検査装置 Pending JPH11258169A (ja)

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