JP2012020494A - ヘッド回復装置及び画像形成装置 - Google Patents

ヘッド回復装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012020494A
JP2012020494A JP2010160352A JP2010160352A JP2012020494A JP 2012020494 A JP2012020494 A JP 2012020494A JP 2010160352 A JP2010160352 A JP 2010160352A JP 2010160352 A JP2010160352 A JP 2010160352A JP 2012020494 A JP2012020494 A JP 2012020494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
wiping
ink
nozzle
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010160352A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Morita
要 守田
Shinichi Tsunoda
慎一 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010160352A priority Critical patent/JP2012020494A/ja
Publication of JP2012020494A publication Critical patent/JP2012020494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】払拭時にノズル孔内のインクにブレード先端部が接触することで天面や後面にインクが付着して、ノズル孔の払拭方向下流域に落下し、拭き残しが発生する。
【解決手段】ワイパブレード201の表面は隣接した2種類の撥液膜203、204にて被覆され、ワイパブレード201の天面201aには撥液膜203が形成され、ワイパブレード201の払拭方向前側側面(前面)201bには撥液膜204が形成されて、天面201aの撥液膜203は、前面201bの撥液膜204よりも高い撥液性を有している。
【選択図】図10

Description

本発明は、ヘッド回復装置及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置(インクジェット記録装置)が知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙(紙に限定するものではなく、OHPなどを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体あるいは記録媒体、記録紙、記録用紙などとも称される。)に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行うものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、液体吐出記録方式の「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
液体吐出ヘッドとしては、インク滴を吐出する複数の並列されたノズルに個別に対応して配置された複数の個別流路(加圧液室、圧力室などともいう。)内のインクを加圧する圧力を発生するための圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子などで構成される圧電アクチュエータを用いたもの、発熱抵抗体などで構成されるサーマルアクチュエータを用いたもの、静電力を発生する静電アクチュエータを用いたものなどが知られている。
ところで、液体吐出方式の画像形成装置において、記録ヘッドは、インクをノズルから用紙に吐出させて記録を行う関係上、ノズルからの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、塵埃の付着、さらには気泡の混入などにより吐出不良の状態となり、記録不良を起こすという問題を抱えていることから、記録ヘッドの性能を維持回復する維持回復機構を備えている。
例えば、記録ヘッドのノズルを密封するキャップ(キャッピング手段、キャップ部材などとも称する。)を備え、装置の非稼動時には記録ヘッドのキャッピングを行うことで、ノズル内のインクの乾燥、増粘を抑えることができるようにしている。また、記録動作の前後やその最中において、記録動作に寄与しないインク滴の吐出を行い、ノズル内で乾燥、増粘したインクを排出して、吐出性能の回復や維持を図るようにしている。
そして、ノズルから滴排出を行ったときには、払拭部材(ワイパ、ワイパブレード、ブレードなどとも称される。)によってヘッドのノズル面を払拭して清浄化するようにしている。
従来、ヘッドのノズル面を払拭する払拭動作として、複数回の払拭動作を行い、最初の払拭動作では払拭部材をノズル面に非接触で払拭動作を行い、その後、払拭部材をノズル面に接触させて払拭動作を行うことで、払拭部材へのインク付着を低減し、インク飛散を防止することが知られている(特許文献1)。
また、払拭部材として、インク吐出面(ノズル面)と接触する先端側に形成された第1撥水膜と、この第1撥水膜よりも撥水性が低く且つ第1撥水膜と隣接した位置に形成された撥水膜とを有し、払拭部材へのインク付着を低減するものが知られている(特許文献2)。
特開2006−240235号公報 特開2006−326859号公報
しかしながら、払拭部材でノズル面に接触して払拭するとき、払拭部材がノズル孔内に食い込むときに、払拭部材の先端面及び後面(払拭方向後側面)にインクが付着し、ノズル面で引きずられたインクが選択的にノズル孔近傍のインク払拭方向下流域に付着し、正常なメニスカスが形成されないという課題がある。このような課題は、払拭動作を複数回行う場合であっても払拭部材とノズル面に接触させる動作を行っても解決できない。
また、ノズル面と接触する先端側に形成された第1撥水膜と、この第1撥水膜よりも撥水性が低く且つ第1撥水膜と隣接した位置に形成された撥水膜とを有する払拭部材を使用しても、同様に、払拭部材がノズル孔内に食い込む際に、払拭部材の先端面及び後面にインクが付着し、ノズル面で引きずられたインクが選択的にノズル孔近傍のインク払拭方向下流域に付着し、正常なメニスカスが形成されず、吐出不良の原因になりうるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、払拭部材がノズル孔内で液体に接触したとき払拭部材の天面に液体が付着することを防止して、ノズル孔近傍のインク払拭方向下流域への拭き残しを低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るヘッド回復装置は、
液滴を吐出するヘッドのノズル面を払拭するブレード状の払拭部材を備えるヘッド回復装置において、
前記払拭部材の天面及び払拭方向前方側側面は吐出する液体に対して撥液性を有し、
前記天面の撥液性が前記払拭方向前方側側面の撥液性よりも高い
構成とした。
ここで、前記払拭部材は、払拭方向後方側の前記吐出する液体に対する撥液性が前記天面の撥液性と同じである構成とできる。
また、前記払拭部材は、前記払拭方向前方側側面の撥液性が前記天面から離れる方向に向けて徐々に低くなっている構成とできる。
また、前記払拭部材は、払拭方向前方側側面の撥液性が前記ノズル面の前記吐出する液体に対する撥液性と同じ又は前記ノズル面の前記吐出する液体に対する撥液性より低い構成とできる。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係るヘッド回復装置を備えているものである。
本発明に係るヘッド回復装置によれば、払拭部材の天面及び払拭方向前方側側面は吐出する液体に対して撥液性を有し、天面の撥液性が払拭方向前方側側面の撥液性よりも高い構成としたので、払拭部材がノズル孔内で液体に接触したときに払拭部材の天面の液体が側面に移行し、液体が天面に付着することが防止されて、ノズル孔近傍のインク払拭方向下流域への拭き残しが低減する。
本発明に係る画像形成装置によれば、本発明に係るヘッド回復装置を備えているので、ヘッドの吐出性能を維持することができ、安定した滴吐出を行うことができて、高画質画像を形成できる。
本発明に係るヘッド回復装置を備える本発明に係る画像形成装置の一例の全体構成を説明する側面説明図である。 同装置の要部平面説明図である。 同装置の液体吐出ヘッドの一例を示す液室長手方向に沿う断面説明図である。 同ヘッドの液室短手方向に沿う断面説明図である。 同ヘッドのノズル板の平面説明図である。 同じく断面説明図である。 同じく1つのノズル部分の拡大断面説明図である。 本発明に係るヘッド回復装置の第1実施形態におけるヘッド回復装置の記録ヘッドとの関係を説明する正面説明図である。 同ヘッド回復装置の概略斜視説明図である。 同じく正断面説明図である。 図10の左側面説明図である。 図10の右側面説明図である。 同ヘッド回復装置の払拭動作の説明に供する概要説明図である。 同じくノズル孔部分の拡大説明図である。 比較例のヘッド回復装置の払拭動作の説明に供するノズル孔部分の拡大説明図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッド回復装置のワイパ部材の正断面説明図である 本発明に係る画像形成装置の説明に供する概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係るヘッド回復装置を備える本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同装置の要部平面説明図である。
この画像形成装置は、シリアル型インクジェット記録装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、後述する主走査モータによってタイミングベルトを介してキャリッジ主走査方向に移動走査する。
このキャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34a、34b(区別しないときは「記録ヘッド34」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド34aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド34bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのサブタンク35a、35b(区別しないときは「サブタンク35」という。)を搭載している。このサブタンク35には、カートリッジ装填部4に着脱自在に装着される各色のメインタンクであるインクカートリッジ10y、10m、10c、10kから、供給ポンプユニット24によって各色の供給チューブ36を介して、各色の記録液が補充供給される。
また、キャリッジ33の主走査方向に沿ってエンコーダスケール91が配設され、キャリッジ33にはエンコーダスケール91を読み取るエンコーダセンサ92が設けられて、これらのエンコーダスケール91とエンコーダセンサ92によってリニアエンコーダ90を構成し、このリニアエンコーダ90の検出信号によってキャリッジ33の主走査方向位置(キャリッジ位置)や移動量を検出するようにしている。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト51は、図示を省略する副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによってベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロである拍車63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための本発明に係るヘッド回復装置を含む維持回復機構81を配置している。この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)82a、82b(区別しないときは「キャップ82」という。)と、ノズル面をワイピング(払拭)するための払拭部材であるワイパ部材(ワイパブレード)を含むヘッド回復装置83と、増粘したインクを排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84と、キャリッジ33をロックするキャリッジロック87などとを備えている。また、このヘッドの維持回復機構81の下方側には維持回復動作によって生じる廃液を収容するための廃液タンク100が装置本体に対して交換可能に装着される。
また、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け88を配置し、この空吐出受け88には記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口部89などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド37で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
そして、記録ヘッド34のノズルの維持回復を行うときには、キャリッジ33をホーム位置である維持回復機構81に対向する位置に移動して、キャップ部材82によるキャッピングを行ってノズルからの吸引を行うノズル吸引、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出などを行い、ヘッド回復装置83でノズル面を払拭するなどの維持回復動作を行うことにより、安定した液滴吐出による画像形成を行うことができる。
次に、記録ヘッド34を構成する液体吐出ヘッドの一例について図3及び図4を参照して説明する。なお、図3は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)に沿う断面説明図、図4は同ヘッドのノズル配列方向(液室短手方向)に沿う断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、流路板(液室基板、流路部材)101と、この流路板101の下面に接合した振動板部材102と、流路板101の上面に接合したノズル形成部材であるノズル板103とを有し、これらによって液滴(液体の滴)を吐出する複数のノズル孔104がそれぞれノズル連通路105を介して連通する個別流路としての複数の液室(加圧液室、圧力室、加圧室、流路などとも称される。)106、液室106にインクを供給する供給路を兼ねた流体抵抗部107、この流体抵抗部107を介して液室106と連通する連通部108を形成し、連通部108に振動板部材102に形成した供給口109を介して後述するフレーム部材117に形成した共通液室110からインクを供給する。
流路板101は、シリコン基板をエッチングして連通路105、加圧液室106、流体抵抗部107などの開口をそれぞれ形成している。なお、流路板101は、例えば、SUS基板を、酸性エッチング液を用いてエッチング、あるいは打ち抜き(プレス)などの機械加工することで形成することもできる。
振動板部材102は各液室106に対応してその壁面を形成する各振動領域(ダイアフラム部)102aを有し、振動領域102aの面外側(液室106と反対面側)に島状凸部102bが設けられ、この島状凸部102bに振動領域102aを変形させ、液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての積層型圧電素子112、112の各圧電素子柱112Aの上端面(接合面)を接合している。また、積層型圧電素子112の下端面はベース部材113に接合している。
ここで、圧電部材112は、PZTなどの圧電材料層121と内部電極122a、122bとを交互に積層したものであり、内部電極122a、122bをそれぞれ端面、即ち圧電部材112の振動板102に略垂直な側面に引き出して、この側面に形成された端面電極(外部電極)123a、123bに接続し、端面電極(外部電極)123a、123bに電圧を印加することで積層方向の変位を生じる。この圧電部材112は、ハーフカットダイシングによる溝加工を施して1つの圧電部材に対して所要数の圧電素子柱112A、112Bを形成したものである。
なお、圧電部材112の圧電素子柱112A、112Bは、同じものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電素子柱を圧電素子柱112A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電素子柱を圧電素子柱112Bとして区別している。この場合、図3に示すように、駆動用圧電素子柱112Aと支柱用圧電素子柱112Bとを交互に使用するバイピッチ構成でも、あるいは、図示しないが、すべての圧電素子柱を駆動用圧電素子柱112Aとして使用するノーマルピッチ構成のいずれでも採用できる。
これにより、ベース部材113上に駆動素子としての複数の駆動用圧電素子柱112Aが並べて配置された駆動素子列(駆動用圧電素子柱112Aの列)が2列設けられた構成としている。
また、積層型圧電部材112の圧電方向としてd33方向の変位を用いて液室106内インクを加圧する構成としているが、積層型圧電素子12の圧電方向としてd31方向の変位を用いて加圧液室106内のインクを加圧する構成とすることもできる。
また、圧電部材として用いる材料についても本実施例に限られるものでなく、一般に圧電材料として用いられるPZT、BaTiO3、PbTiO3、(NaK)NbO3等の強誘電体などの電気機械変換素子を用いることもできる。さらに、圧電素子に積層型のものを用いているが、単板の圧電素子を用いても良い。単板の圧電素子としては切削加工したものや、スクリーン印刷して焼結した厚膜のものや、スパッタや蒸着、或いはゾルゲル法により形成する薄膜のものでも良い。また、1つのベース部材113に設けられる積層型圧電部材112は1列としても、複数列設けられた構造としてもよい。
そして、圧電部材112の各駆動用圧電素子柱112Aの外部電極123aには駆動信号を与えるために半田部材で配線手段としてのFPC115を直接接続し、このFPC115には圧電部材112の各駆動用圧電素子柱112Aに対して選択的に駆動波形を印加するための駆動回路(ドライバIC)116が実装されている。なお、すべての圧電素子柱112Aの外部電極123bは電気的に共通に接続されてFPC115の共通配線に同じく半田部材で接続される。また、ここでは、FPC115の圧電部材112と接合される出力端子部には半田メッキが施されており、半田接合を可能にしているが、FPC115ではなく圧電部材112側に半田メッキを施しても良い。また、接合方法についても半田接合の他に異方導電性膜による接合やワイヤボンディングを用いることもできる
ノズル板103は、各液室106に対応して直径10〜35μmのノズル孔104を構成する孔部が形成されたノズル基材131の液滴吐出側面(吐出方向の表面:吐出面、又は液室6側と反対の面、ノズル形成面)に撥液層132を形成して構成している。
また、FPC115を実装した(接続した)圧電部材112及びベース部材113などで構成される圧電型アクチュエータユニットの外周側には、エポキシ系樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成したフレーム部材117を接合している。そして、このフレーム部材117には前述した共通液室110を形成し、更に共通液室110に外部からインクを供給するための供給口119を形成し、この供給口119は更に図示しないサブタンクやインクカートリッジなどのインク供給源に接続される。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば駆動用圧電素子柱112Aに印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電素子柱112Aが収縮し、振動板部材102の振動領域102aが下降して液室106の容積が膨張することで、液室106内にインクが流入し、その後圧電素子柱112Aに印加する電圧を上げて圧電素子柱112Aを積層方向に伸長させ、振動板部材102をノズル孔104方向に変形させて液室106の容積、体積を収縮させることにより、液室106内のインクが加圧され、ノズル孔104からインク滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子柱112Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材102が初期位置に復元し、液室106が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室110から液室106内にインクが充填される。そこで、ノズル孔104のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行うこともできる。
次に、この液体吐出ヘッドのノズル板103の詳細について図5ないし図7を参照して説明する。なお、図5は同ノズル板の平面説明図、図6は同じく断面説明図、図7は1つのノズル部分の拡大断面説明図である。
ノズル板103は、例えばNi金属プレートからなるノズル基材131の吐出面131aに、下地層としてのTi層133、SiO膜134及び分子内にアルコキシシランを有するパーフルオロポリエーテル膜(この膜を「撥液膜」という。)132の順にノズル基材131表面から成膜されている。そして、ノズル孔104の内壁面104aの出口近傍には、ノズル基材131の液室面131bに形成されたSiO膜135の上に下地層(Ti層)133が吐出面から連続して成膜されており、かつ、下地層(Ti層)133が最表面に露出している。
なお、ノズル基材131としては、Ni金属プレートで説明しているが、これに限るものではない。
ここで、ノズル板103の撥液層132は蒸着によって形成し、ノズル孔104の内壁面の出口近傍には撥液層132を形成する蒸着膜は形成されていない。これにより吐出不良や液体充填性を損なうことがなく、安定した滴吐出を行うことができる。
次に、維持回復機構に含まれる本発明に係るヘッド回復装置の第1実施形態について図8ないし図12を参照して説明する。なお、図8は同ヘッド回復装置の記録ヘッドとの関係を説明する正面説明図、図9は同ヘッド回復装置の概略斜視説明、図10は同じく正断面説明図、図11は図10の左側面説明図、図12は図10の右側面説明図である。
ヘッド回復装置83は、記録ヘッド34のノズル面103aを払拭するブレード状の払拭部材であるワイパブレード201と、ワイパブレード201の姿勢を維持するワイパホルダ202とを有し、記録ヘッド34に対して進退自在(ここでは矢示方向に昇降可能)に配設されている。
ここで、ワイパブレード201は、弾性を有するブレード基材211の表面に2種類の撥液膜203、204を被覆して形成されている。つまり、ワイパブレード201の天面201aには撥液膜203が形成され、ワイパブレード201の払拭方向前側側面(前面)201bには撥液膜204が形成されている。天面201aの撥液膜203は、前面201bの撥液膜204よりも高い撥液性を有している。また、払拭方向後側側面(後面)201cにも撥液膜203が天面201bの撥液膜203に連続して形成されている。
このように構成したワイパブレード201による払拭動作について図13及び図14を参照して説明する。なお、図13は払拭動作の全体概要説明図、図14は同じくノズル近傍の拡大説明図である。
払拭動作を行うときには、ワイパブレード201を記録ヘッド34のノズル面103aに当接させた状態でキャリッジ33をワイパブレード201に対して移動させることで、図13(a)に示すように、ヘッド34のノズル面103aに対してワイパブレード201を相対的に移動させる(ワイパブレードの移動方向を払拭方向という。)ことで、ワイパブレード201の先端部はノズル孔104の上流側から払拭を開始し、同図(b)に示すようにノズル孔104を通過して、同図(c)に示すようにノズル孔104の下流側に移動する。
ここで、図14(a)に示すように、ワイパブレード201がノズル孔104を通過するときに、ワイパブレード201の先端部がノズル孔104内のインク300(インクメニスカス)と接触し、先端部にインク300が付着する。
そして、ワイパブレード201が払拭方向に移動して、図14(b)に示すように、ワイパブレード201の先端部がノズル孔104内のインク300から離間すると、ワイパブレード201の天面301aの撥液膜203の撥液性が前面201bの撥液膜204の撥液性よりも高いので、ワイパブレード201の先端部に付着したインク300aは、ワイパブレード201の天面201aと前面201bとの角部よりも前面201b側に移動して集まる。同様に、ワイパブレード201の払拭方向後側側面(後面)201cにインクが付着した場合も、撥液膜204が天面201bの撥液膜203に連続して形成されているので、ワイパブレード201の天面201aを通じて天面201aと前面201bとの角部よりも前面201b側に移動して集まる
さらに、ワイパブレード201が払拭方向に移動すると、図14(c)に示すように、ワイパブレード201の前面201bのインク300aはノズル孔104のエッジで掻き取られてノズル孔104内に戻され、天面201aにはインクが残留、付着しない。
その後、ワイパブレード201が払拭方向に移動して、図14(d)に示すように、ワイパブレード201がノズル面103aに戻ったとき、ワイパブレード201の天面201a、背面201cには残留インクが付着していないので、図13(c)にも示すように、ノズル孔104の払拭方向下流域にインクが残留することがなくなり、ワイパブレード201にてノズル面103aのインク300が払拭されて清浄化される。
以上の本発明の作用を明確にするため比較例について図15を参照して説明する。
この比較例は、ワイパブレード201の天面201aと前面201bの先端部の表面の撥液性が同じ場合である。
この比較例にあっては、図15(a)に示すように、ワイパブレード201がノズル孔104を通過するときに、ワイパブレード201の先端部がノズル孔104内のインク300(インクメニスカス)と接触し、先端部にインク300aが付着する。
そして、ワイパブレード201が払拭方向に移動して、図15(b)に示すように、ワイパブレード201の先端部がノズル孔104内のインク300から離間すると、ワイパブレード201の天面201aと前面201bの先端部の表面の撥液性が同じため、ワイパブレード201の前面201bから天面201aにかけてインク300aが付着した状態になる。
さらに、ワイパブレード201が払拭方向に移動すると、図15(c)に示すように、ワイパブレード201に付着したインク300aはノズル孔104のエッジで掻き取られるが、一部は天面201a側に押し出される。
その後、ワイパブレード201が払拭方向に移動して、図14(d)に示すように、ワイパブレード201がノズル面103aに戻ったときに、天面201aに付着していたインクが払拭方向後側(ノズル孔の払拭方向下流域)へ落下して残留インク300bとなり、ノズル面103aにインク300bが付着したままになり、ノズル面103aの清浄化を十分に行うことができない。
このように、ヘッド回復装置の払拭部材は、天面及び払拭方向前方側側面は吐出する液体に対して撥液性を有し、天面の撥液性が払拭方向前方側側面の撥液性よりも高い構成とすることで、払拭部材がノズル孔内で液体に接触したときに払拭部材の天面の液体が側面に移行し、液体が天面に付着することが防止されて、ノズル孔近傍のインク払拭方向下流域への拭き残しが低減する。
そして、このヘッド回復装置を備えることで、ヘッドの吐出性能を維持することができ、安定した滴吐出を行うことができて、高画質画像を形成できる。
次に、本発明の第2実施形態に係るヘッド回復装置について図16を参照して説明する。なお、図16は同ヘッド回復装置のワイパ部材の正断面説明図である。
ここでは、ワイパブレード201の払拭方向前側側面201bには、天面201a側から撥液膜204、205、206、207を天面201aから離れる方向に順次形成している。撥液膜204〜207は、撥液性の高い順に、撥液膜204>撥液膜205>撥液膜206>撥液膜207としている。
これにより、撥液性も最も高い撥液膜203を有する天面201aから前面201b側に移動したインクは、撥液膜204から順次撥液膜207側に向けて移動する。
なお、上記各実施形態おいて、ワイパブレード201の前面201bの撥液膜204の撥液性は、ノズル面103aに設けられる撥液層(膜)132の撥液性と同じ、または低く形成している。これにより、ワイパブレード201の前面201bに付着したインクは、ワイパブレード201側に押し出され、ノズル面103aから排除される。
また、撥液膜の形成は、真空下での蒸着であっても良いし、適当な溶媒に溶解させて塗布しても良い。前者については、例えば真空排気ポンプにて真空槽内を所定の真空度まで排気した後、撥液材を気化して真空槽に導入し蒸着させることで撥液膜を形成することができる。また、後者については、例えば、撥液材を有機溶剤に溶解させ、ワイヤーバーやドクターブレードなどの冶具でコーティングすることができるし、スピンコーターによって回転塗布することもできる。また、スプレーによって塗布することや塗工液を満たした容器に浸漬塗工(ディッピング)することもできる。
また、上記第2実施形態のような複数の撥液性を有する撥液膜の形成は、異なる撥液性を持つ撥液材を用い、払拭部材中のそれぞれの撥液膜形成部分以外にマスキングした上で、前記撥液膜形成方法により形成する。これを複数回行うことで形成することができる。
次に、本発明に係るヘッド回復装置を備える本発明に係る画像形成装置の他の例について図17を参照して説明する。なお、図17は同装置の機構部全体の概略構成図である。
この画像形成装置は、ライン型画像形成装置であり、装置本体401の内部に画像形成部402等を有し、装置本体401の下方側に多数枚の記録媒体(用紙)403を積載可能な給紙トレイ404を備え、この給紙トレイ404から給紙される用紙403を取り込み、搬送機構405によって用紙403を搬送しながら画像形成部402によって所要の画像を記録した後、装置本体401の側方に装着された排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
また、装置本体401に対して着脱可能な両面ユニット407を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構405によって用紙403を逆方向に搬送しながら両面ユニット407内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構405に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
ここで、画像形成部402は、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液滴を吐出する、フルライン型の4個の液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド411k、411c、411m、411y(色を区別しないときには「記録ヘッド411」という。)を備え、各記録ヘッド411は液滴を吐出するノズルを形成したノズル面を下方に向けてヘッドホルダ413に装着している。
また、各記録ヘッド411に対応してヘッドの性能を維持回復するための本発明に係るヘッド回復装置を含む維持回復機構412k、412c、412m、412y(色を区別しないときには「維持回復機構412」という。)を備え、パージ処理、ワイピング処理などのヘッドの性能維持動作時には、記録ヘッド411と維持回復機構412とを相対的に移動させて、記録ヘッド411のノズル面に維持回復機構412を構成するキャッピング部材などを対向させる。
なお、ここでは、記録ヘッド411は、用紙搬送方向上流側から、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に各色の液滴を吐出する配置としているが、配置及び色数はこれに限るものではない。また、ライン型ヘッドとしては、各色の液滴を吐出する複数のノズル列を所定間隔で設けた1又は複数のヘッドを用いることもできるし、ヘッドとこのヘッドに記録液を供給する記録液カートリッジを一体とすることも別体とすることもできる。
給紙トレイ404の用紙403は、給紙コロ(半月コロ)421と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体401内に給紙され、搬送ガイド部材423のガイド面423aに沿ってレジストローラ425と搬送ベルト433との間に送り込まれ、所定のタイミングでガイド部材426を介して搬送機構405の搬送ベルト433に送り込まれる。
また、搬送ガイド部材423には両面ユニット407から送り出される用紙403を案内するガイド面423bも形成されている。更に、両面印刷時に搬送機構405から戻される用紙403を両面ユニット407に案内するガイド部材427も配置している。
搬送機構405は、駆動ローラである搬送ローラ431と従動ローラ432との間に掛け渡した無端状の搬送ベルト433と、この搬送ベルト433を帯電させるための帯電ローラ434と、画像形成部402に対向する部分で搬送ベルト433の平面性を維持するプラテン部材435と、搬送ベルト433から送り出す用紙403を搬送ローラ431側に押し付ける押さえコロ436と、その他図示しないが、搬送ベルト433に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
この搬送機構405の下流側には、画像が記録された用紙403を排紙トレイ406に送り出すための排紙ローラ438及び拍車439を備えている。
このように構成した画像形成装置において、搬送ベルト433は矢示方向に周回移動し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ434と接触することで帯電され、この高電位に帯電した搬送ベルト433上に用紙403が給送されると、用紙403は搬送ベルト433に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト433に強力に吸着した用紙403は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そして、搬送ベルト433を周回させて用紙403を移動させ、記録ヘッド411から液滴を吐出することで、用紙403上に所要の画像が形成され、画像が記録された用紙403は排紙ローラ438によって排紙トレイ406に排紙される。
このように、この画像形成装置においては本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッドを備えているので、ヘッドの吐出性能を維持することができ、安定した滴吐出を行うことができて、高画質画像を形成できる。
33 キャリッジ
34 記録ヘッド
81 維持回復機構
83 ヘッド回復装置
103 ノズル板
103a ノズル面
104 ノズル孔
106 液室
201 ワイパブレード
202 ワイパホルダ
203〜207 撥液膜
411 記録ヘッド

Claims (5)

  1. 液滴を吐出するヘッドのノズル面を払拭するブレード状の払拭部材を備えるヘッド回復装置において、
    前記払拭部材の天面及び払拭方向前方側側面は吐出する液体に対して撥液性を有し、
    前記天面の撥液性が前記払拭方向前方側側面の撥液性よりも高い
    ことを特徴とするヘッド回復装置。
  2. 前記払拭部材は、払拭方向後方側の前記吐出する液体に対する撥液性が前記天面の撥液性と同じであることを特徴とする請求項1に記載のヘッド回復装置。
  3. 前記払拭部材は、前記払拭方向前方側側面の撥液性が前記天面から離れる方向に向けて徐々に低くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッド回復装置。
  4. 前記払拭部材は、払拭方向前方側側面の撥液性が前記ノズル面の前記吐出する液体に対する撥液性と同じ又は前記ノズル面の前記吐出する液体に対する撥液性より低いことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のヘッド回復装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のヘッド回復装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2010160352A 2010-07-15 2010-07-15 ヘッド回復装置及び画像形成装置 Pending JP2012020494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010160352A JP2012020494A (ja) 2010-07-15 2010-07-15 ヘッド回復装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010160352A JP2012020494A (ja) 2010-07-15 2010-07-15 ヘッド回復装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012020494A true JP2012020494A (ja) 2012-02-02

Family

ID=45775162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010160352A Pending JP2012020494A (ja) 2010-07-15 2010-07-15 ヘッド回復装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012020494A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10235882A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタのワイピング装置
JPH10323986A (ja) * 1997-03-26 1998-12-08 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置
JP2002103639A (ja) * 2000-10-04 2002-04-09 Konica Corp インクジェット記録装置
JP2003154670A (ja) * 2001-11-22 2003-05-27 Canon Finetech Inc インクジェット記録装置
JP2005040975A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドのワイピング装置および液体噴射装置
JP2006326859A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置及びブレード
JP2008265170A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Sharp Corp 液体材料吐出装置のクリーニング装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10235882A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタのワイピング装置
JPH10323986A (ja) * 1997-03-26 1998-12-08 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置
JP2002103639A (ja) * 2000-10-04 2002-04-09 Konica Corp インクジェット記録装置
JP2003154670A (ja) * 2001-11-22 2003-05-27 Canon Finetech Inc インクジェット記録装置
JP2005040975A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドのワイピング装置および液体噴射装置
JP2006326859A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置及びブレード
JP2008265170A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Sharp Corp 液体材料吐出装置のクリーニング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5256771B2 (ja) 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ及び画像形成装置
JP4966829B2 (ja) 液体吐出ヘッド、インクカートリッジ及び画像形成装置
JP7059611B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2010099880A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5375667B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2011056922A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5471646B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6025052B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5085272B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5929264B2 (ja) 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジおよび画像形成装置
JP2011018836A (ja) 圧電型アクチュエータの製造方法、及び該製造方法によって製造された圧電型アクチュエータ
JP5327435B2 (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法、画像形成装置
JP2017213713A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP5728934B2 (ja) ヘッド回復装置及び画像形成装置
JP5381527B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP7188068B2 (ja) 液体吐出ヘッド、ヘッドモジュール、液体カートリッジ、液体吐出ユニットおよび液体吐出装置
JP5338715B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5896275B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2012020494A (ja) ヘッド回復装置及び画像形成装置
JP2012224081A (ja) ノズル部材の製造方法、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP6701784B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP5982761B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2011140173A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2009066890A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2010214828A (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140909

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150210