JP2012019277A - 着信呼分配装置、及び、当該着信呼分配装置を実現するためのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客のタイプに応じて、顧客からの着信呼を最適なオペレータの電話機に分配する。
【解決手段】構内交換機3との通信を行う通信部53と、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータ(対応指針表62a)と、各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データ(オペレータ分類表62b)とが予め記憶されたデータベース52Aと、顧客から電話が掛かってきた場合に、オペレータ割当てデータに基づいて、顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、顧客の着信呼に対するその対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を構内交換機に指示するオペレータ割当実行部51cとを有する。
【選択図】図1
【解決手段】構内交換機3との通信を行う通信部53と、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータ(対応指針表62a)と、各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データ(オペレータ分類表62b)とが予め記憶されたデータベース52Aと、顧客から電話が掛かってきた場合に、オペレータ割当てデータに基づいて、顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、顧客の着信呼に対するその対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を構内交換機に指示するオペレータ割当実行部51cとを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、顧客から電話が掛かってきた場合に、その電話(着信呼)を好適なオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置、及び、当該着信呼分配装置を実現するためのプログラムに関する。
従来、例えば、金融機関(銀行や、金融公庫、信用金庫、消費者金融事業者、保険会社、証券会社等)のコールセンタでは、着信呼自動分配(Automatic Call Distributor;ACD)技術が利用されている(例えば、特許文献1〜5参照)。
着信呼自動分配技術は、構内交換機(Private Branch Exchange;以下、「PBX」と称する)やその外付けのコンピュータが、一定の基準の基に、顧客から掛かってきた電話(着信呼)を任意のオペレータの電話機に自動的に分配する技術である。着信呼自動分配技術は、PBXの一機能として実現されたり、PBXの外付けのコンピュータに格納されたソフトウェアの一機能として実現されたりしている。以下、着信呼自動分配技術を実現するPBXや着信呼自動分配技術を実現するソフトウェアを格納するコンピュータを、「着信呼分配装置」と称する。
着信呼分配装置は、例えば、「均等に分配する」や、「手が空いているオペレータへ優先的に分配する」、「熟練しているオペレータへ優先的に分配する」等の、いくつかの分配を行うための基準(以下、「分配基準」と称する)が予め設定されることにより、その分配基準に沿って分配を行う。
しかしながら、従来の着信呼分配装置は、以下に説明するように、顧客に十分な顧客満足を与えることができず、場合によっては、顧客に不快な思いをさせることがある、という課題があった。
例えば、従来の着信呼分配装置は、分配基準として、「均等に分配する」や「手が空いているオペレータへ優先的に分配する」等のように、オペレータの負荷状況に応じて、顧客からの着信呼を分配するための基準が設定されていた。これらの分配基準は、各オペレータへの仕事の割振の適正化や事務の効率化を行うためのものであり、顧客満足(Customer Satisfaction;CS)を向上させるためのものではなかった。
そのため、従来の着信呼分配装置は、顧客からの着信呼を、顧客との相性が悪いオペレータの電話機に分配する場合があった。これにより、従来の着信呼分配装置は、顧客に十分な顧客満足を与えることができず、場合によっては、顧客に不快な思いをさせることもあった。
オペレータと顧客との相性は、同じ人物であっても、その時々の顧客の気分によって変化し易い。その顧客の気分は、顧客毎に着目すると、長期的に一定の規則性がみられ、顧客のタイプや電話が掛かってきた時間帯の影響を受ける場合が多い。
例えば、せっかちなタイプの顧客は、口調が丁寧で優しいタイプのオペレータよりも、きびきびとしたタイプのオペレータを希望する場合が多い。
逆に、熟考するタイプの顧客や電話での対応に不慣れなタイプの顧客は、口調が丁寧で優しいタイプのオペレータを希望する場合が多い。
また、顧客の中には、時間帯によって希望するタイプのオペレータが異なる場合がある。例えば、時間帯に関係なく、一日中、口調が丁寧で優しいタイプのオペレータを希望する顧客がいる。その一方で、昼は忙しいため、朝は口調が丁寧で優しいタイプのオペレータを希望していても、昼はきびきびとしたタイプのオペレータを希望する顧客がいる。
逆に、熟考するタイプの顧客や電話での対応に不慣れなタイプの顧客は、口調が丁寧で優しいタイプのオペレータを希望する場合が多い。
また、顧客の中には、時間帯によって希望するタイプのオペレータが異なる場合がある。例えば、時間帯に関係なく、一日中、口調が丁寧で優しいタイプのオペレータを希望する顧客がいる。その一方で、昼は忙しいため、朝は口調が丁寧で優しいタイプのオペレータを希望していても、昼はきびきびとしたタイプのオペレータを希望する顧客がいる。
着信呼の分配は、これら、個々の顧客のタイプやその時々の顧客の気分の変化等の要因を考慮して行うことができれば、顧客満足や顧客ロイヤルティ(反復的な利用率)を向上させることが可能である。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、個々の顧客のタイプを考慮して、顧客のタイプに応じて、顧客からの着信呼を最適なオペレータの電話機に分配する着信呼分配装置、及び、当該着信呼分配装置を実現するためのプログラムを提供することを主な目的とする。
なお、従来の着信呼分配装置の中には、顧客を特定した後に、顧客からの着信呼を前回対応したオペレータの電話機に分配するものがある。しかしながら、この装置は、顧客からの着信呼を固定的に分配するものであり、顧客のタイプに応じて、顧客からの着信呼を変動的に分配するものではなかった。そのため、この装置は、十分な顧客満足を顧客に与えることができず、場合によっては、顧客に不快な思いをさせることもあった。
前記目的を達成するため、第1発明は、顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置であって、前記構内交換機との通信を行う通信部と、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと、各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースと、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部とを有する構成とする。
また、第2発明は、顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置であって、前記構内交換機、並びに、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースを管理するサーバとの通信を行う通信部と、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部とを有する構成とする。
第1発明に係る着信呼分配装置及び第2発明に係る着信呼分配装置は、ともに、顧客から電話が掛かってきた場合に、オペレータ割当実行部が、オペレータ割当てデータに基づいて、顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を構内交換機に指示する。
そのため、第1発明に係る着信呼分配装置及び第2発明に係る着信呼分配装置は、ともに、顧客のタイプに応じて、顧客からの着信呼を最適なオペレータの電話機に分配することができる。
そのため、第1発明に係る着信呼分配装置及び第2発明に係る着信呼分配装置は、ともに、顧客のタイプに応じて、顧客からの着信呼を最適なオペレータの電話機に分配することができる。
なお、第1発明に係る着信呼分配装置又は第2発明に係る着信呼分配装置は、好ましくは、前記オペレータ割当てデータは、顧客のタイプ及び電話が掛かってきた時間帯毎に最適なオペレータタイプを定義する受電時間帯別オペレータ割当てデータとして構成されており、前記オペレータ割当実行部は、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記受電時間帯別オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示する構成にするとよい。これにより、第1発明に係る着信呼分配装置又は第2発明に係る着信呼分配装置は、顧客のタイプに加え、電話が掛かってきた時間帯に応じても、最適なオペレータタイプを特定することができ、その結果、その時々の顧客の気分の変化の要因を考慮して、対応可能でかつさらに最適なオペレータの電話機への分配を構内交換機に指示することができる。
また、第3発明は、構内交換機との通信を行う通信部、並びに、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースを有するコンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、前記構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部として機能させる構成とする。
第3発明に係るプログラムは、コンピュータによって、第1発明に係る着信呼分配装置を実現することができる。
また、第4発明は、構内交換機、並びに、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースを管理するサーバとの通信を行う通信部を有するコンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、前記構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部として機能させる構成とする。
第4発明に係るプログラムは、コンピュータによって、第2発明に係る着信呼分配装置を実現することができる。
第1発明又は第2発明によれば、顧客のタイプに応じて、顧客からの着信呼を最適なオペレータの電話機に分配する着信呼分配装置を提供することができる。
また、第3発明によれば、第1発明に係る着信呼分配装置を実現するためのプログラムを提供することができる。
また、第4発明によれば、第2発明に係る着信呼分配装置を実現するためのプログラムを提供することができる。
また、第3発明によれば、第1発明に係る着信呼分配装置を実現するためのプログラムを提供することができる。
また、第4発明によれば、第2発明に係る着信呼分配装置を実現するためのプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
<着信呼分配装置の構成>
以下、図1を参照して、本実施形態に係る着信呼分配装置の構成につき説明する。なお、図1は、実施形態に係る着信呼分配装置の構成を示す図である。
以下、図1を参照して、本実施形態に係る着信呼分配装置の構成につき説明する。なお、図1は、実施形態に係る着信呼分配装置の構成を示す図である。
本実施形態に係る着信呼分配装置5は、一定の基準の基に、顧客1から掛かってきた電話(着信呼)を任意のオペレータ2の電話機2Aに自動的に分配する装置である。
(着信呼分配装置とその周囲の機器との接続構成)
着信呼分配装置5とその周囲の機器との接続構成は、以下のようになっている。
図1に示すように、着信呼分配装置5は、図示せぬネットワークを介して、構内交換機(Private Branch Exchange;以下、「PBX」と称する)3に接続されている。なお、ここでは、着信呼分配装置5は、PBX3の外付けのサーバとして構成されており、着信呼に対する最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配をPBX3に指示するものとして説明するが、例えば図7Bに示すように、PBX3と一体化された構成にすることもできる。また、ここでは、着信呼分配装置5は、PBX3とともに、金融機関(銀行や、金融公庫、信用金庫、消費者金融事業者、保険会社、証券会社等)のコールセンタに設置されているものとして説明する。
着信呼分配装置5とその周囲の機器との接続構成は、以下のようになっている。
図1に示すように、着信呼分配装置5は、図示せぬネットワークを介して、構内交換機(Private Branch Exchange;以下、「PBX」と称する)3に接続されている。なお、ここでは、着信呼分配装置5は、PBX3の外付けのサーバとして構成されており、着信呼に対する最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配をPBX3に指示するものとして説明するが、例えば図7Bに示すように、PBX3と一体化された構成にすることもできる。また、ここでは、着信呼分配装置5は、PBX3とともに、金融機関(銀行や、金融公庫、信用金庫、消費者金融事業者、保険会社、証券会社等)のコールセンタに設置されているものとして説明する。
PBX3は、企業内に設置され、公衆回線網と構内電話機との間を接続する中継装置である。そのPBX3は、図示せぬネットワークを介して、複数のオペレータ2a、2b、2c、…のそれぞれの手元に配置された電話機2A及びオペレータ端末装置2B、並びに、音声自動応答装置4に接続されている。ここでは、複数のオペレータ2a、2b、2c、…を総称して「オペレータ2」と称する。
オペレータ端末装置2Bは、オペレータ2が様々な情報をデータベース62Aに登録するための装置である。オペレータ端末装置2Bは、例えばパーソナルコンピュータ(PC)によって構成されている。オペレータ2は、オペレータ端末装置2Bを操作して、例えば、電話機2Aを介して顧客1と対応した結果を折衝履歴としてデータベース62Aに登録する。
自動音声応答装置(Interactive Voice Response;以下、「IVR」と称する)4は、顧客1と対話する装置である。IVR4は、自動音声応答を実行させるためのプログラムをコンピュータに格納させることによって実現される。IVR4は、顧客1と自動的に対話して、顧客1から、顧客1を特定するための情報(以下、「顧客特定情報」と称する)を取得したり、各種の情報を顧客1に伝達したりする。なお、「顧客特定情報」には、例えば、顧客1の氏名や、電話の用件、キャッシュカードの番号、キャッシュカードの暗証番号等の情報がある。顧客特定情報等の取得には、例えば、顧客1が発する音声による音声認識や、顧客1のダイヤル操作によるDTMF認識が用いられる。また、各種の情報の伝達には、予め録音された音声の組み合わせや、合成音声が用いられる。
なお、IVR4は、オペレータ2が顧客1との対応を完遂したときに、オペレータ2の指示に基づいて、顧客1に対してアンケートを実行することができる。アンケートは、予め定められたシナリオに沿って、行われる。IVR4は、アンケートが終了すると、PBX3を介して(又は、図示せぬネットワークを介して、直接)、顧客1のアンケート結果情報を着信呼分配装置5に送信する。着信呼分配装置5は、アンケート結果情報を折衝履歴の一情報としてデータベース62Aの折衝履歴表62cに保存する。この折衝履歴の一情報として折衝履歴表62cに保存されたアンケート結果情報は、所定のタイミングで、最適なオペレータタイプを定義する受電時間帯別対応指針表62aの内容更新に利用される。
PBX3は、顧客1から電話が掛かってきた場合に、顧客1から掛かってきた電話(着信呼)をIVR4に接続して、IVR4に顧客1と対話させる。IVR4は、顧客1と対話して、顧客特定情報を取得し、PBX3に送信する。PBX3は、その顧客特定情報に基づいて最適なオペレータ2を抽出させるためのオペレータ抽出依頼を着信呼分配装置5に送信する。このオペレータ抽出依頼には、IVR4によって取得された顧客特定情報が含まれている。なお、IVR4は、図示せぬネットワークを介して、直接、オペレータ抽出依頼を着信呼分配装置5に送信するようにしてもよい。
着信呼分配装置5は、データベース62Aに受電時間帯対応指針表62aやオペレータ分類表62b等を予め記憶している。着信呼分配装置5は、オペレータ抽出依頼が入力されると、これら受電時間帯対応指針表62aやオペレータ分類表62b等に基づいて、オペレータ抽出依頼に含まれている顧客特定情報に該当する、最適なオペレータ2を特定する。すなわち、受電時間帯対応指針表62aは、時間帯別のオペレータ割当てデータである。そして、着信呼分配装置5は、顧客1からの電話(着信呼)を最適なオペレータ2の電話機2Aに分配させるための指示をPBX3に出力する。これにより、着信呼分配装置5は、その時々の顧客1の気分に応じて、顧客1からの着信呼を変動的に分配する。
(着信呼分配装置の内部構成)
その着信呼分配装置5の内部構成は、以下のようになっている。
図1に示すように、着信呼分配装置5は、各種の演算を実行する制御部51、各種の情報を記憶する記憶部52、及び、外部機器(ここでは、PBX3)との通信を実行する通信部53を有する、アプリケーションサーバとして構成されている。
その着信呼分配装置5の内部構成は、以下のようになっている。
図1に示すように、着信呼分配装置5は、各種の演算を実行する制御部51、各種の情報を記憶する記憶部52、及び、外部機器(ここでは、PBX3)との通信を実行する通信部53を有する、アプリケーションサーバとして構成されている。
着信呼分配装置5は、例えば、情報記憶媒体8に予め記憶された着信呼分配装置構築用プログラム9がアプリケーションサーバに格納されることによって、実現される。着信呼分配装置構築用プログラム9は、コンピュータを着信呼分配装置5として機能させるためのプログラムである。着信呼分配装置構築用プログラム9は、折衝履歴入力アプリケーションプログラム(以下、「AP」と称する)52aや、オペレータ割当AP52b、対応指針更新バッチAP52c等の制御プログラムを含んでおり、これらによって、アプリケーションサーバのCPUを後記する折衝履歴入力実行部51b、オペレータ割当実行部51c、及び、対応指針更新実行部51dとして機能させる。なお、情報記憶媒体8は、例えば、CD−ROMやDVD等の光学媒体や、フレキシブルディスク等の磁気媒体、USBメモリ等のメモリ部材、HDD装置、その他によって構成されている。
制御部51は、CPUによって構成されており、主制御部51a、折衝履歴入力実行部51b、オペレータ割当実行部51c、及び、対応指針更新実行部51dとして機能している。
主制御部51aは、着信呼分配装置5全体の動作を制御する機能手段である。
折衝履歴入力実行部51bは、オペレータ端末装置2BやIVR4によって入力される折衝履歴(具体的には、後記する対応結果情報や前記したアンケート結果情報等)のデータベース62Aへの登録を実行する機能手段である。
オペレータ割当実行部51cは、着信呼に対する最適なオペレータ2を特定する機能手段である。
対応指針更新実行部51dは、データベース62Aに記憶された受電時間帯別対応指針表62aを更新する機能手段である。なお、ここで、「受電」とは、電話(着信呼)を受ける動作を意味している。
主制御部51aは、着信呼分配装置5全体の動作を制御する機能手段である。
折衝履歴入力実行部51bは、オペレータ端末装置2BやIVR4によって入力される折衝履歴(具体的には、後記する対応結果情報や前記したアンケート結果情報等)のデータベース62Aへの登録を実行する機能手段である。
オペレータ割当実行部51cは、着信呼に対する最適なオペレータ2を特定する機能手段である。
対応指針更新実行部51dは、データベース62Aに記憶された受電時間帯別対応指針表62aを更新する機能手段である。なお、ここで、「受電」とは、電話(着信呼)を受ける動作を意味している。
記憶部52は、ROMや、RAM、HDD等によって構成されており、折衝履歴入力AP52aや、オペレータ割当AP52b、対応指針更新バッチAP52c等の制御プログラムを格納している。また、記憶部52には、データベース62Aが構築されており、そのデータベース62Aには、受電時間帯別対応指針表62aや、オペレータ分類表62b、折衝履歴表62c、個人マスタ表62dが格納されている。
(アプリケーションプログラムの概要)
以下、図2Aを参照して、折衝履歴入力AP52aや、オペレータ割当AP52b、対応指針更新バッチAP52c等のアプリケーションプログラムの概要につき説明する。図2Aは、実施形態に用いるアプリケーションプログラムの概要を示す図である。
以下、図2Aを参照して、折衝履歴入力AP52aや、オペレータ割当AP52b、対応指針更新バッチAP52c等のアプリケーションプログラムの概要につき説明する。図2Aは、実施形態に用いるアプリケーションプログラムの概要を示す図である。
折衝履歴入力AP52aは、顧客対応後に、オペレータ2によって入力される折衝の結果や感触、顧客の印象や様子等の情報(以下、これらを総称して「顧客対応の結果」と称する)を、折衝履歴として、データベース62Aの折衝履歴表62cに登録するためのアプリケーションプログラムである。なお、「顧客対応」とは、オペレータ2が顧客1と対応する動作を意味している。
オペレータ割当AP52bは、受電時刻とIVR4によって取得された顧客特定情報とに基づいて、最適なオペレータ2を抽出するためのアプリケーションプログラムである。
対応指針更新バッチAP52cは、折衝履歴表62cに登録された折衝履歴と個人マスタ表62dに登録された顧客情報とに基づいて、データベース62Aの受電時間帯別対応指針表62aを更新するためのバッチアプリケーションプログラムである。なお、「顧客情報」には、例えば、顧客1の氏名や電話の用件等の顧客特定情報に加え、顧客1の生年月日や住所、顧客1の性格や嗜好等の顧客タイプ、その他の情報が含まれている。
(表データの概要)
以下、図2B、並びに、図3A〜図3Dを参照して、受電時間帯別対応指針表62aや、オペレータ分類表62b、折衝履歴表62c、個人マスタ表62d等の表データの概要につき説明する。図2Bは、実施形態に用いる表データの概要を示す図である。また、図3A〜図3Dは、それぞれ、実施形態に用いる表データの一例を示す図である。
以下、図2B、並びに、図3A〜図3Dを参照して、受電時間帯別対応指針表62aや、オペレータ分類表62b、折衝履歴表62c、個人マスタ表62d等の表データの概要につき説明する。図2Bは、実施形態に用いる表データの概要を示す図である。また、図3A〜図3Dは、それぞれ、実施形態に用いる表データの一例を示す図である。
図2Bに示すように、受電時間帯別対応指針表62aは、顧客1のタイプ(以下、「顧客タイプ」と称する場合もある)及び電話が掛かってきた時間帯毎に、最適なオペレータ2のタイプ(以下、「オペレータタイプ」と称する場合もある)を定義する表データである。受電時間帯別対応指針表62aは、対応すべきオペレータ2を選ぶ指針として用いられる。なお、図3Aは、受電時間帯別対応指針表62aの一例を示している。図3Aに示す例では、受電時間帯別対応指針表62aは、例えば、受電時間帯が「0:00」(0:00〜1:00)であり、かつ、電話を掛けてきた顧客1が、年代として「20代」に該当し、性別として「男性」に該当し、顧客タイプとして「タイプA」に該当する場合に、最適なオペレータタイプが「X型担当者」であることを定義している。このように、受電時間帯別対応指針表62aは、受電時間帯毎に、顧客タイプに対応するオペレータタイプを定義している。なお、「顧客タイプ」や「オペレータタイプ」は、運用に応じて、各金融機関によって、予め分類されている。図3Aに示す例では、「顧客タイプ」として、「タイプA」〜「タイプI」が示されており、また、担当者の「オペレータタイプ」として、「S型」、「T型」、「X型」、「Y型」、「Z型」が示されている。
図2Bに示すように、オペレータ分類表62bは、各オペレータ2がどのタイプ(どのような性格)かを網羅的に定義する表データである。オペレータ分類表62bは、対応すべきオペレータ2を選ぶ指針として用いられる。なお、図3Bは、オペレータ分類表62bの一例を示している。図3Bに示す例では、オペレータ分類表62bは、例えば、社員番号「a111111」のオペレータ2が、オペレータタイプとして「X型担当者」に該当し、「出勤」していることを示している。なお、オペレータ分類表62bには、各オペレータ2に対応して固有の内線番号が登録されている。着信呼分配装置5のオペレータ割当実行部51cは、顧客1からの着信呼に対する最適なオペレータ2の電話機への分配をPBX3に指示する場合に、図3Bに登録された最適なオペレータ2の内線番号をPBX3に通知する。これによって、PBX3は、顧客1からの着信呼を通知された内線番号の電話機に接続する。
図2Bに示すように、折衝履歴表62cは、顧客対応後に、オペレータ2によって入力される顧客対応の結果(例えば、折衝の結果や感触、顧客1の印象や様子等)が登録される表データである。折衝履歴表62cは、受電時間帯別対応指針表62aの更新に用いられる。なお、図3Cは、折衝履歴表62cの一例を示している。図3Cに示す例では、折衝履歴表62cは、例えば、顧客ID「101」の顧客1が、顧客タイプとして「タイプA」に該当していることを示している。そして、「10:00」に行われた電話対応によれば、顧客ID「101」の顧客1は、担当者変更を希望しており、IVR4(図1参照)によって行われたアンケートの結果としてそれぞれ「1」、「2」、「1」、「1」を回答している。
図2Bに示すように、個人マスタ表62dは、顧客1の個人情報を定義する表データである。個人マスタ表62dは、対応指針更新バッチAP52cによる受電時間帯別対応指針表62aの更新に用いられる。また、個人マスタ表62dは、オペレータ割当AP52bによる顧客タイプの判断にも用いられる。なお、図3Dは、個人マスタ表62dの一例を示している。図3Dに示す例では、個人マスタ表62dは、例えば、顧客IDや、氏名、顧客タイプ、預金口座の店番、科目番号、口座番号、電話番号等の情報を登録していることを示している。個人マスタ表62dは、顧客1と対応したオペレータ2が、オペレータ端末装置2Bを操作してデータベース62Aにアクセスすることによって、適宜更新される。
<着信呼分配装置の動作>
着信呼分配装置5は、顧客1から電話が掛かってきた場合に、受電時間帯別対応指針62a表に基づいて、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、最適なオペレータ2のタイプを特定する。そして、着信呼分配装置5は、オペレータ分類表62bに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータ2を抽出し、顧客1の着信呼に対するその対応可能な最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配をPBX3に指示する。以下、図4を参照して、着信呼分配装置5の動作につき説明する。
着信呼分配装置5は、顧客1から電話が掛かってきた場合に、受電時間帯別対応指針62a表に基づいて、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、最適なオペレータ2のタイプを特定する。そして、着信呼分配装置5は、オペレータ分類表62bに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータ2を抽出し、顧客1の着信呼に対するその対応可能な最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配をPBX3に指示する。以下、図4を参照して、着信呼分配装置5の動作につき説明する。
なお、着信呼分配装置5の各構成要素は、図示せぬタイマによって計測された時間に基づいて動作する。また、着信呼分配装置5の各構成要素の動作は、記憶部52に読み出し自在に予め格納された制御プログラムによって規定されており、制御部51によって行われる。また、装置間の通信は、受信側の装置が通信によって受信されたデータを記憶部に一旦格納し、その後に、データを記憶部から読み出すことによって、行われる。また、各データは、記憶部に読み出し自在に一旦格納されてから、その後の処理を行う所要の構成要素に出力される。以下、これらの点については、情報処理では常套手段であるので、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、まず、顧客1は、所要の用件により、電話機1Aを操作して金融機関に架電する(S105)。なお、「架電」とは、電話を掛ける動作を意味している。
金融機関では、顧客1から電話が掛かってくると、まず、PBX3が、顧客1からの電話(着信呼)をIVR4に接続して、顧客特定情報の取得指示をIVR4に送信する(S110)。
IVR4は、PBX3から顧客特定情報の取得指示を受信すると、予め定められたシナリオに沿って、顧客1と自動的に対話して、顧客1から顧客特定情報を取得する(S115)。
このとき、IVR4は、顧客1の氏名や電話の用件等を聞き出す。また、IVR4は、例えば、図5Aに示すように、予め定められたシナリオに沿って、『お客様のキャッシュカードの番号を入力し、暗証番号を入れて下さい。』等の音声を発して、キャッシュカードの番号や暗証番号の入力案内を行う。なお、図5Aは、自動音声応答の一例を示す図である。顧客1は、この案内に応答して、電話機1Aのプッシュボタンを押下して、キャッシュカードの番号や暗証番号を入力する。このようにして、IVR4は、顧客特定情報を取得する。なお、キャッシュカードの番号には、店舗の番号(店番)や、科目、口座番号等の情報が含まれている。
IVR4は、顧客特定情報を取得すると、取得された顧客特定情報をPBX3に送信する。PBX3は、IVR4から顧客特定情報が受信されると、最適なオペレータ2の抽出依頼を着信呼分配装置5に送信する(S120)。この最適なオペレータ2の抽出依頼には、IVR4によって取得されたキャッシュカードの番号や暗証番号等の顧客特定情報が含まれている。
着信呼分配装置5は、PBX3から最適なオペレータ2の抽出依頼を受信すると、主制御部51aが、抽出依頼からキャッシュカードの番号や暗証番号等の顧客特定情報を抽出し、顧客特定情報を含む形態で最適なオペレータ2の抽出指示を生成し、その抽出指示をオペレータ割当実行部51cに出力する(S125)。
オペレータ割当実行部51cは、主制御部51aから最適なオペレータ2の抽出指示が入力されると、データベース62Aにアクセスして、データベース62Aに登録された表データを読み出し、読み出された表データに基づいて、最適なオペレータ2の抽出を行う(S130)。
このとき、まず、オペレータ割当実行部51cは、個人マスタ表62d(図3D参照)を読み出し、個人マスタ表62dを参照して、最適なオペレータ2の抽出指示に含まれている顧客特定情報に該当する、顧客1の顧客タイプ情報を取得する。例えば、図3Dに示す例では、顧客1が顧客ID「2」の人物である場合に、該当する顧客タイプは「タイプA」となる。そこで、この場合に、オペレータ割当実行部51cは、顧客タイプ情報として「タイプA」を表す情報を取得する。
次に、オペレータ割当実行部51cは、受電時間帯別対応指針表62a(図3A参照)を読み出し、受電時間帯別対応指針表62aを参照して、顧客タイプと現時刻の時間帯とに該当するオペレータタイプ情報を取得する。例えば、図3Aに示す例では、顧客タイプが「タイプA」であり、かつ、現時刻の時間帯が「0:00」である場合(すなわち、受電時間帯が「0:00」である場合)に、該当するオペレータタイプは「X型担当者」となる。この場合に、オペレータ割当実行部51cは、オペレータタイプ情報として「X型担当者」を表す情報を取得する。
さらに、オペレータ割当実行部51cは、オペレータ分類表62b(図3B参照)を読み出し、オペレータ分類表62bを参照して、現時点で顧客1と対応することが可能で、かつ、最適なオペレータ(以下、「対応可能な最適なオペレータ」と称する)2を抽出する。具体的には、オペレータ割当実行部51cは、オペレータ分類表62bを参照して、現時点で出勤している複数のオペレータ2の中からオペレータタイプが一致する1人のオペレータ2を最適なオペレータ2として抽出する。例えば、図3Bに示す例では、オペレータタイプが「X型担当者」である場合に、該当するオペレータ2として、社員番号「a111111」のオペレータ2が登録されている。この場合に、オペレータ割当実行部51cは、対応可能な最適なオペレータ2として、社員番号「a111111」のオペレータ2を抽出する。
オペレータ割当実行部51cは、対応可能な最適なオペレータ2を抽出すると、オペレータ分類表62bを参照して、対応可能な最適なオペレータ2の内線番号情報を取得する。
オペレータ割当実行部51cは、対応可能な最適なオペレータ2の内線番号情報を取得すると、その内線番号情報を対応可能な最適なオペレータ2の抽出結果の通知情報としてPBX3に送信する(S135)。この内線番号情報の送信は、PBX3に対する、顧客1からの着信呼の最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配の指示を意味する。
オペレータ割当実行部51cは、対応可能な最適なオペレータ2の内線番号情報を取得すると、その内線番号情報を対応可能な最適なオペレータ2の抽出結果の通知情報としてPBX3に送信する(S135)。この内線番号情報の送信は、PBX3に対する、顧客1からの着信呼の最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配の指示を意味する。
PBX3は、着信呼分配装置5から対応可能な最適なオペレータ2の内線番号情報を受信すると、内線番号情報に該当する電話機2Aを呼び出し(S140)、オペレータ2が電話機2Aの受話器を取ると、顧客1の電話機1Aとオペレータ2の電話機2Aとを接続する(S145)。
オペレータ2は、顧客1の電話機1Aとオペレータ2の電話機2Aとが接続されると、顧客1と通話して、顧客1の相談事案に対する用件(顧客対応)を完遂する(S150)。
オペレータ2は、顧客対応が完遂すると、電話機2A又はオペレータ端末装置(PC)2Bを操作して、IVR4を呼び出し、IVR4にアンケートの実行を指示する(S155)。
IVR4は、オペレータ2からアンケートの実行が指示されると、予め定められたシナリオに沿って、顧客1と自動的に対話して、アンケートを実行する(S160)。
このとき、IVR4は、例えば、図5Bに示すように、予め定められたシナリオに沿って、『この度は、お電話頂きありがとうございました。お客様へのサービス向上のため、アンケートのご協力をお願い致します。』や『今回の担当者の対応は、適切でしたでしょうか? 次回、同じ時間帯、同じ要件でお電話頂く場合に、同様の担当者をご希望されますか? 希望される場合は1を押して下さい。 変更を希望する場合は2を押して下さい。』等の音声を発し、顧客1が「2」のプッシュボタンを押下した場合に、さらに、『担当者は男性、女性どちらが好みですか? 1.男性、2.女性』や『担当者に求める理想の雰囲気、対応の印象はどのようなものでしょうか? 1.きびきびした感じ、2.ゆっくりした感じ、3厳しい感じ、4.優しい感じ…』等の音声を発する。なお、図5Bは、自動音声応答の一例を示す図である。顧客1は、これらの音声案内に応答して、回答を入力する。このようにして、IVR4は、アンケートを実行する。なお、図5Bに示す例は、一例に過ぎず、金融機関は、要件に応じて、アンケートの内容を適宜カスタマイズすることができる。
IVR4は、アンケートが終了すると、PBX3を介して(又は、図示せぬネットワークを介して、直接)、顧客1のアンケート結果情報を着信呼分配装置5に送信する(S165)。
着信呼分配装置5は、IVR4からアンケート結果情報が受信されると、主制御部51aが、アンケート結果の保存指示を折衝履歴入力実行部51bに出力する(S170)。これに応答して、折衝履歴入力実行部51bは、アンケート結果情報を折衝履歴の一情報としてデータベース62Aの折衝履歴表62cに保存する(S175)。
また、オペレータ2は、顧客対応が完遂すると、オペレータ端末装置(PC)2Bを操作して、着信呼分配装置5にアクセスする。そして、オペレータ2は、顧客1との対応結果情報を入力して(S180)、対応結果情報のデータベース62Aへの保存を指示する。このとき、着信呼分配装置5は、主制御部51aが、対応結果の保存指示を折衝履歴入力実行部51bに出力する(S185)。これに応答して、折衝履歴入力実行部51bは、対応結果情報を折衝履歴の一情報としてデータベース62Aの折衝履歴表62cに保存する(S190)。
なお、着信呼分配装置5は、対応指針更新実行部51dが、定期的に動作している。対応指針更新実行部51dは、所定のタイミングで、データベース62Aの折衝履歴表62cに蓄積された対応結果情報に基づいて、受電時間帯別対応指針表62aの内容(すなわち、最適なオペレータタイプの定義)を更新する(S205)。この更新では、対応指針更新実行部51dは、例えば、図6に示す予め定められたアルゴリズムに沿って、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯毎に、一意に特定される「対応可能な最適なオペレータタイプ」を変更する。なお、図6は、オペレータタイプの変更アルゴリズムの一例を示す図である。
(オペレータタイプの変更アルゴリズム)
図6に示す例では、オペレータタイプの変更アルゴリズムは、以下のように規定されている。
図6に示す例では、オペレータタイプの変更アルゴリズムは、以下のように規定されている。
(1)対応指針更新実行部51dは、折衝履歴表62cに蓄積されたデータを、顧客タイプ別、架電時刻(顧客1が電話を掛けた時刻)別に集計する。
(2)対応指針更新実行部51dは、集計の結果、「担当者変更を希望しない」と回答された折衝履歴の総数と「変更を希望する」と回答された折衝履歴の総数とを比較する。
(3−1)対応指針更新実行部51dは、「変更を希望しない」と回答された折衝履歴の総数が多い場合に、受電時間帯別対応指針表62aの同じ顧客タイプの列を更新しない。
(3−2)一方、対応指針更新実行部51dは、集計の結果、「担当者の変更を希望する」と回答された折衝履歴が多い場合に、アンケート結果を集計し、アンケートの集計結果に基づいて、変更後に相応しい新たなオペレータタイプを決定し、受電時間帯別対応指針表62aの同じ顧客タイプの列を更新する。例えば、対応指針更新実行部51dは、ある顧客タイプのアンケートの集計結果で、「きびきびとした対応を希望」する旨の項目の総数が一番多い場合に、同じ顧客タイプの顧客1から電話が掛かってきたときに、抽出されるオペレータ2がこのオペレータタイプになるように、受電時間帯別対応指針表62aの同じ顧客タイプの列におけるオペレータタイプを更新する。
このようにして、対応指針更新実行部51dは、受電時間帯別対応指針表62aの内容を更新する。
このようにして、対応指針更新実行部51dは、受電時間帯別対応指針表62aの内容を更新する。
このように、着信呼分配装置5は、顧客1から電話が掛かってきた場合に、オペレータ割当実行部51c(図1参照)が、受電時間帯別対応指針表62a(図3A参照)に基づいて、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、最適なオペレータタイプを特定する。例えば、図3Dに示す顧客ID「2」の人物が時間帯「0:00」に電話を掛けた場合に、オペレータ割当実行部51cは、受電時間帯別対応指針表62a(図3A参照)に基づいて、最適なオペレータタイプとして図3Aに示す「X型担当者」を特定する。
次に、オペレータ割当実行部51cは、オペレータ分類表62b(図3B参照)に基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータ2を抽出する。例えば、最適なオペレータタイプが「X型担当者」である場合に、オペレータ割当実行部51cは、オペレータ分類表62b(図3B参照)に基づいて、現時点で出勤している複数のオペレータ2達の中からオペレータタイプが「X型担当者」である社員番号「a111111」のオペレータ2を抽出する。
そして、オペレータ割当実行部51cは、顧客1の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータ2の電話機2Aへの分配をPBX3に指示する。
そのため、着信呼分配装置5は、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、顧客1からの着信呼を最適なオペレータ2の電話機2Aに分配することができる。
そのため、着信呼分配装置5は、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、顧客1からの着信呼を最適なオペレータ2の電話機2Aに分配することができる。
その結果、着信呼分配装置5は、顧客1から電話が掛かってきた場合に、時間帯と顧客1の過去の折衝履歴の内容とに基づいて、例えば、声の抑揚や会話の口調等が顧客1の希望に沿う、話し易いオペレータ2を、顧客1に対応させることができる。具体的には、着信呼分配装置5は、顧客1が以前受電された人物と同じ人物であっても、顧客1がイライラしている場合には会話の口調の優しいオペレータ2を、顧客1が相談に乗って欲しい場合には親身に話を聞けるオペレータ2を、顧客1が急いでいる場合にはきびきびとした対応のオペレータ2を、それぞれ、顧客1に対応させることができる。
このように、着信呼分配装置5は、顧客1の希望に沿う話し易いオペレータ2を顧客1に対応させることができる。そのため、着信呼分配装置5は、例えば「いつもの感じのいいオペレータ」を顧客1に正しく割り当てることや、顧客1が以前受電された人物と同じ人物であっても、その時々の(時間帯に応じた)顧客1の気分に応じたオペレータ2を割り当てることが可能となる。これにより、着信呼分配装置5は、顧客満足を向上させることができ、もって、顧客ロイヤルティを向上させることができる。なお、「顧客ロイヤルティ」とは、顧客1が反復的に利用する率を意味する。
以上の通り、本実施形態に係る着信呼分配装置5によれば、顧客タイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、顧客1からの着信呼を最適なオペレータ2の電話機2Aに分配することができる。
<着信呼分配装置の変形例>
なお、着信呼分配装置5は、例えば、図7Aや図7Bに示すように、変形することができる。図7A及び図7Bは、それぞれ、実施形態に係る着信呼分配装置の変形例の構成を示す図である。
なお、着信呼分配装置5は、例えば、図7Aや図7Bに示すように、変形することができる。図7A及び図7Bは、それぞれ、実施形態に係る着信呼分配装置の変形例の構成を示す図である。
図7Aに示す例では、着信呼分配装置5は、アプリケーションサーバ5Aとデータベースサーバ5Bとに分割された構成となっている。アプリケーションサーバ5Aは、着信呼分配装置5として機能するサーバである。一方、データベースサーバ5Bは、データベース62Aを管理するサーバである。
アプリケーションサーバ5Aは、制御部51、記憶部52、及び、通信部53を有している。制御部51は、主制御部51a、折衝履歴入力実行部51b、オペレータ割当実行部51c、及び、対応指針更新実行部51dとして機能し、また、記憶部52は、折衝履歴入力AP52a、オペレータ割当AP52b、及び、対応指針更新バッチAP52cを格納している。
データベースサーバ5Bは、制御部61、記憶部62、及び、通信部63を有している。制御部61は、CPUによって構成されており、アプリケーションサーバ5Aからの指示に基づいて、データを読み出したり、更新したりする。また、記憶部62は、ROMや、RAM、HDD等によって構成されており、受電時間帯別対応指針表62a、オペレータ分類表62b、折衝履歴表62c、及び、個人マスタ表62dを含むデータベース62Aを格納している。
また、図7Bに示す例では、着信呼分配装置5は、PBX3と一体化された構成となっている。以下、PBX3と一体化された着信呼分配装置5を、「着信呼分配装置5C」と称する。着信呼分配装置5Cは、制御部51が、接続実行部51eとしても機能する。接続実行部51eは、外部の機器(ここでは、顧客1の電話機1A、オペレータ2の電話機2A及びオペレータ端末装置2B、並びに、IVR4)同士の接続を実行する機能手段である。接続実行部51eは、図4に示す動作例では、「構内交換機(PBX)」によって実行される動作(例えば、S110(「顧客特定情報取得指示」)やS140(「オペレータ呼び出し」)等の動作)を実行する。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、実施形態では、着信呼分配装置5は、金融機関のコールセンタに設置されている。しかしながら、着信呼分配装置5は、様々な場所にすることができ、また、様々な用途に利用することができる。例えば、着信呼分配装置5は、病院等の受付業務や、電話会社の契約業務、保険会社の契約業務、交通機関の問い合わせ業務等のように、顧客1とオペレータ2とが電話で対応する業務全般に利用することができる。
また、例えば、図3Dに示す個人マスタ表62dは、優先順位を付して複数の顧客タイプが登録されるようにしてもよい。この場合、着信呼分配装置5のオペレータ割当実行部51dは、対応可能な最適なオペレータ2の複数の候補者達の中から、優先順位の高いオペレータ2を抽出することができるようになる。
1A、2A 電話機
2B オペレータ端末装置(PC)
3 構内交換機(PBX)
4 自動音声応答装置(IVR)
5、5C 着信呼分配装置(サーバ)
5A アプリケーションサーバ
5B データベースサーバ
6 データベース
8 情報記憶媒体
9 着信呼分配装置構築用プログラム
51、61 制御部(CPU)
51a 主制御部
51b 折衝履歴入力実行部
51c オペレータ割当実行部
51d 対応指針更新実行部
52、62 記憶部(ROM、RAM、HDD等)
52a 折衝履歴入力アプリケーションプログラム
52b オペレータ割当アプリケーションプログラム
52c 対応指針更新バッチアプリケーションプログラム
53、63 通信部
62A データベース
62a 受電時間帯別対応指針表
62b オペレータ分類表
62c 折衝履歴表
62d 個人マスタ表
2B オペレータ端末装置(PC)
3 構内交換機(PBX)
4 自動音声応答装置(IVR)
5、5C 着信呼分配装置(サーバ)
5A アプリケーションサーバ
5B データベースサーバ
6 データベース
8 情報記憶媒体
9 着信呼分配装置構築用プログラム
51、61 制御部(CPU)
51a 主制御部
51b 折衝履歴入力実行部
51c オペレータ割当実行部
51d 対応指針更新実行部
52、62 記憶部(ROM、RAM、HDD等)
52a 折衝履歴入力アプリケーションプログラム
52b オペレータ割当アプリケーションプログラム
52c 対応指針更新バッチアプリケーションプログラム
53、63 通信部
62A データベース
62a 受電時間帯別対応指針表
62b オペレータ分類表
62c 折衝履歴表
62d 個人マスタ表
Claims (9)
- 顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置において、
前記構内交換機との通信を行う通信部と、
顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと、各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースと、
顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部とを有する
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置において、
前記構内交換機、並びに、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースを管理するサーバとの通信を行う通信部と、
顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部とを有する
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の着信呼分配装置において、
前記オペレータ割当てデータは、顧客のタイプ及び電話が掛かってきた時間帯毎に最適なオペレータタイプを定義する受電時間帯別オペレータ割当てデータとして構成されており、
前記オペレータ割当実行部は、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記受電時間帯別オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプ及び電話が掛かってきた時間帯に応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示する
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の着信呼分配装置において、
前記データベースは、さらに、顧客とオペレータとの対応結果である折衝履歴が登録される折衝履歴データと、顧客の個人情報を定義する個人マスタデータとが予め記憶されている
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 請求項4に記載の着信呼分配装置において、
さらに、顧客と対応したオペレータによって操作されるオペレータ端末装置から前記折衝履歴が入力された場合に、前記折衝履歴を前記折衝履歴データに登録する折衝履歴入力実行部と、
前記折衝履歴データに登録された前記折衝履歴に基づいて、前記オペレータ割当てデータに登録されている最適なオペレータタイプの定義を更新する対応指針更新実行部とを有する
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 請求項5に記載の着信呼分配装置において、
前記通信部は、顧客と対話しながら、顧客からの電話に対する応答及び顧客から情報の取得を行う自動音声応答装置と接続されており、
前記折衝履歴入力実行部は、前記自動音声応答装置から顧客に対して行われたアンケート結果が入力された場合に、当該アンケート結果を前記折衝履歴の一情報として前記折衝履歴データに登録する
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の着信呼分配装置において、
前記構内交換機と一体化されている
ことを特徴とする着信呼分配装置。 - 構内交換機との通信を行う通信部、並びに、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースを有するコンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、前記構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部として機能させる
ことを特徴とするプログラム。 - 構内交換機、並びに、顧客のタイプ毎に最適なオペレータタイプを定義するオペレータ割当てデータと各オペレータタイプを定義するオペレータ分類データとが予め記憶されたデータベースを管理するサーバとの通信を行う通信部を有するコンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、着信呼として、前記構内交換機を介して、任意のオペレータの電話機に自動的に分配する着信呼分配装置として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、顧客から電話が掛かってきた場合に、前記オペレータ割当てデータに基づいて、当該顧客のタイプに応じて、最適なオペレータタイプを特定し、さらに、前記オペレータ分類データに基づいて、特定されたオペレータタイプに該当する対応可能な最適なオペレータを抽出し、当該顧客の着信呼に対する当該対応可能な最適なオペレータの電話機への分配を前記構内交換機に指示するオペレータ割当実行部として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
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JP2010153936A JP2012019277A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | 着信呼分配装置、及び、当該着信呼分配装置を実現するためのプログラム |
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