JP2018088626A - 自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラム - Google Patents

自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラム Download PDF

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賢太郎 斉藤
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Abstract

【課題】音声対応における顧客の違和感を抑えながらも、コストを削減する。【解決手段】顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部と、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行う音声合成部と、前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行う自動応答部と、を備える、自動応答システムが提供される。また、顧客を担当する担当オペレータを割り当てることと、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行うことと、合成された合成音声を用いて前記顧客との自動対話を行うことと、を含む、自動応答方法が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラムに関する。
近年、音声による問い合わせ対応を行う現場において、問い合わせを行う顧客の満足度を向上させるための技術が多く提案されている。上記のような技術には、対応を行うオペレータが交代した場合であっても、顧客に違和感を抱かせないことを目的としたものがある。例えば、特許文献1には、交代後のオペレータの声質を、交代前のオペレータの性質に似せて変換する技術が開示されている。また、特許文献2には、コンピュータによる音声案内とオペレータによる音声案内とを併用する際に、オペレータが対応する場合であっても当該オペレータの音声を合成音声に変換して出力する技術が開示されている。
特開2015−70371号公報 特開2007−286376号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、顧客への対応をすべてオペレータが行うため、人件費が増大することが懸念される。一方、特許文献2に記載の技術では、すべてのオペレータの音声が同一の合成音声に変換されて出力されるため、顧客に機械的な印象を与えかねないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、音声対応における顧客の違和感を抑えながらも、コストを削減することが可能な、新規かつ改良された自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部と、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行う音声合成部と、前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行う自動応答部と、を備える、自動応答システムが提供される。
前記自動応答部は、前記担当オペレータにより対応に先立って前記顧客との対話を行ってもよい。
前記音声特徴は、声色、発話速度、イントネーションのうち少なくとも1つを含んでもよい。
前記オペレータ割当部は、前記顧客に係る顧客情報に基づいて、前記担当オペレータを割り当ててもよい。
前記自動応答部は、人工知能を用いて前記顧客との対話を行ってもよい。
前記オペレータ割当部は、前記自動応答部による前記顧客との対話が行われたのち、前記担当オペレータに回線を接続し、前記担当オペレータに前記顧客との対話を継続させてもよい。
前記自動応答部は、前記顧客との対話に係る継続困難判定を行い、前記オペレータ割当部は、前記自動応答部により前記顧客との対話継続が困難であると判定されたことに基づいて、前記担当オペレータに回線を接続してもよい。
前記自動応答部は、前記顧客の発話がテキスト化できない場合、テキスト化した前記顧客の発話意図が解釈できない場合、または意図解釈した前記顧客の発話に対する回答が生成できない場合に、前記顧客との対話継続が困難であると判定してもよい。
前記自動応答システムは、VTMシステムであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部と、を備え、前記オペレータ割当部は、音声合成部に、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行わせ、自動応答部に、前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行わせる、オペレータ割当装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、顧客を担当する担当オペレータを割り当てることと、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行うことと、合成された合成音声を用いて前記顧客との自動対話を行うことと、を含む、自動応答方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部と、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行う音声合成部と、前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行う自動応答部と、を備える、自動応答システム、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、音声対応における顧客の違和感を抑えながらも、コストを削減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自動応答システムの構成例を示す図である。 同実施形態に係るVTMの機能ブロック図の一例である。 同実施形態に係るオペレータ割当装置の機能ブロック図の一例である。 同実施形態に係る人工知能の機能ブロック図の一例である。 同実施形態に係るVTCの機能ブロック図の一例である。 同実施形態に係る金融機関DBの機能ブロック図の一例である。 同実施形態における担当オペレータの割り当てに係る自動応答システムの動作を示すシーケンス図である。 同実施形態におけるオペレータ割当装置による担当オペレータの割り当てに係る動作を示すフローチャートである。 同実施形態における人工知能による自動対応に係る自動応答システムの動作を示すシーケンス図である。 同実施形態における担当オペレータへの接続切り替えに係る自動応答システムの動作を示すシーケンス図である。 同実施形態における人工知能30による顧客との対話に係る継続困難判定の流れを示すフローチャートである。 本発明に係るハードウェア構成例である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.1.実施形態の概要および自動応答システムの構成例>>
近年、コールセンターなどにおいて、合成音声を用いた応答技術が普及している。例えば、金融機関での取引では、はじめに人工知能による合成音声を用いた対話を行い、必要性に応じて、銀行員などのオペレータによる対話に切り替える運用が行われる場合もある。
しかし、この場合、人工知能による合成音声とオペレータの音声が異なることから、顧客は対応が切り替わったことを容易に認識することができる。この際、人工知能とオペレータの交代により顧客が抱く違和感は決して小さくないことが予想され、顧客満足度の低下も懸念される。また、顧客が、取引の途中で対応者が代わったことを知覚することで、対話が一時停止してしまい、自然な対話を継続することが困難となる場合も想定される。
本実施形態に係る自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラムは、上記の点に着目して発想されたものであり、音声による問い合わせ対応において、人工知能とオペレータが交代した際にも、顧客が抱く違和感を効果的に低減することを可能とする。
このために、本実施形態に係る自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラムは、顧客を担当する担当オペレータを割り当てた後、当該担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行い、合成された合成音声を用いて顧客との自動対話を実現すること、を特徴の一つとする。本実施形態に係る自動応答システム、オペレータ割当装置、自動応答方法、およびプログラムによれば、オペレータの人件費を低減しながらも自然な対話を実現し、顧客の満足度を確保することが可能となる。
<<1.2.自動応答システムの構成例>>
次に、本実施形態に係る自動応答システムの構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る自動応答システムの構成例を示す図である。図1を参照すると、本実施形態に係る自動応答システムは、VTM(Video Teller Machine)10、オペレータ割当装置20、人工知能30、VTC(Video Teller Center)40、および金融機関DB50を備えて構成され得る。また、上記の各構成は、ネットワーク60を介して接続される。
(VTM10)
本実施形態に係るVTM10は、金融機関において、顧客が操作する端末である。顧客は、VTM10を用いて人工知能30やオペレータと対話を行うことで、種々の取引を行うことが可能である。このために、VTM10は、通話機能を有し、ネットワーク60を介して、オペレータ割当装置20、人工知能30、およびVTC40と接続される。
(オペレータ割当装置20)
本実施形態に係るオペレータ割当装置20は、VTM10を操作する顧客を担当する担当オペレータを割り当てる情報処理装置である。この際、オペレータ割当装置20は、VTM10から送信される顧客情報に基づいて、担当オペレータの割り当てを行うことができる。本実施形態に係るオペレータ割当装置20は、ネットワーク60を介して、VTM10、人工知能30、および金融機関DB50と接続される。
(人工知能30)
本実施形態に係る人工知能30は、顧客の問い合わせに対する自動応答を行う情報処理装置である。この際、本実施形態に係る人工知能30は、オペレータ割当装置20が割り当てた担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行い、合成された音声を用いて顧客との対話を行うことを特徴の一つとする。ここで、上記の音声特徴には、声色、発話速度、イントネーションなどが含まれてよい。また、本実施形態に係る人工知能30は、音声認識機能、意図解釈機能、および問い合わせに対する回答機能を有する。本実施形態に係る人工知能30は、ネットワーク60を介して、VTM10、オペレータ割当装置20、およびVTC40と接続される。
(VTC40)
本実施形態に係るVTC40は、VTM10を扱う顧客の問い合わせに対応するオペレータが操作する情報処理装置である。このために、VTC40は、通話機能を有し、ネットワーク60を介して、VTM10および人工知能30と接続される。
(金融機関DB50)
本実施形態に係る金融機関DB50は、オペレータおよび顧客に係る情報を記憶する情報処理装置である。本実施形態に係る金融機関DB50は、ネットワーク60を介して、オペレータ割当装置20と接続される。
(ネットワーク60)
ネットワーク60は、本実施形態に係る自動応答システムの各構成を接続する機能を有する。ネットワーク60は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク60は、IP−VPN(Internt Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
以上、本実施形態に係る自動応答システムの構成例について説明した。なお、図1を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る自動応答システムの構成は係る例に限定されない。上記に示した構成の一部は、単一の装置として実現されてもよい。例えば、オペレータ割当装置20と人工知能30、オペレータ割当装置20と金融機関DB50は、単一の装置として構成されてもよい。また、一方で、上記に示した構成が有する機能は、さらに複数の装置に分散されて実現されてもよい。例えば、人工知能30が有する音声認識機能と回答機能とは、それぞれ別途の装置の機能として実現することも可能である。本実施形態に係る自動応答システムの構成は、システムの仕様や運用などに応じて柔軟に変形され得る。
<<1.3.VTM10の機能構成例>>
次に、本実施形態に係るVTM10の機能構成例について説明する。図2は、本実施形態に係るVTM10の機能ブロック図の一例である。図2を参照すると、本実施形態に係るVTM10は、入力部110、出力部120、撮影部130、カード挿入部140、制御部150、および通信部160を備える。
(入力部110)
入力部110は、顧客による入力操作および顧客の発話音声を受け付ける機能を有する。このために、本実施形態に係る入力部110は、ユーザによる入力操作を検出するための各種の装置やセンサを含んでよい。入力部110は、例えば、タッチパネル、ボタン、キーボード、スイッチなどを含んで構成され得る。また、入力部110は、顧客の発話音声を収集するマイクロフォンを含んで構成される。
(出力部120)
出力部120は、顧客に対し視覚情報および音声情報を提示する機能を有する。このために、本実施形態に係る出力部120は、例えば、タッチパネル、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などを含んで構成される。また、本実施形態に係る出力部120は、人工知能30による合成音声やオペレータの音声を出力するスピーカーを含んで構成される。
(撮影部130)
撮影部130は、顧客の画像や顧客の所持する各種の書類などを撮像する機能を有する。このために、本実施形態に係る撮影部130は、静止画像または動画像を撮像する撮像センサを含んで構成される。
(カード挿入部140)
カード挿入部140は、顧客がキャッシュカードなどを挿入するため構成である。本実施形態に係るカード挿入部140は、挿入されたキャッシュカードを読み取ることで、顧客IDや口座番号などの情報を取得する機能を有する。
(制御部150)
制御部150は、VTM10が備える各構成の動作を制御する機能を有する。本実施形態に係る制御部150は、例えば、入力部110が検出した顧客の入力操作に基づく処理や、出力部120の出力制御などを行ってよい。
(通信部160)
通信部160は、オペレータ割当装置20、人工知能30、およびVTC40との情報通信を行う機能を有する。例えば、本実施形態に係る通信部160は、人工知能30やVTC40との通話を実現する。また、通信部160は、撮影部130やカード挿入部140が取得した情報をオペレータ割当装置20などに送信する。
<<1.4.オペレータ割当装置20の機能構成例>>
次に、本実施形態に係るオペレータ割当装置20の機能構成例について説明する。図3は、本実施形態に係るオペレータ割当装置20の機能ブロック図の一例である。図3を参照すると、本実施形態に係るオペレータ割当装置20は、オペレータ割当部210、制御部220、および通信部230を備える。
(オペレータ割当部210)
オペレータ割当部210は、VTM10を操作する顧客を担当する担当オペレータを割り当てる機能を有する。この際、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、上記の顧客に係る顧客情報に基づいて、担当オペレータを割り当ててよい。より具体的には、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、VTM10のカード挿入部140が取得した顧客IDに基づいて、金融機関DB50から顧客情報を取得し、顧客の対応に適した担当オペレータを割り当てることができる。
この際、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、まず、VTM10を操作する顧客を過去に担当した実績のあるオペレータを優先して割り当ててもよい。過去に対応実績があり、かつ現在対応可能なオペレータが存在する場合、オペレータ割当部210は、当該オペレータを担当オペレータとして割り当てることができる。本実施形態に係るオペレータ割当部210が有する上記の機能によれば、顧客が馴染みのある音声による対応を受けることが可能となり、顧客に安心感を与える効果が期待される。
また、過去に対応実績のオペレータが存在しない、または対応不可の場合には、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、顧客が求める取引の対応を得意とするオペレータを優先してもよい。顧客が求める取引を得意とし、かつ現在対応可能なオペレータが存在する場合、オペレータ割当部210は、当該オペレータを担当オペレータとして割り当てることができる。本実施形態に係るオペレータ割当部210が有する上記の機能によれば、顧客に的確な対応を行うことが可能となる。
また、顧客が求める取引を得意とするオペレータが存在しない、または対応不可の場合には、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、顧客情報に含まれる顧客の属性に基づいて担当オペレータを割り当てることができる。ここで、上記の顧客の属性には、例えば、顧客の年齢、性別、出身などが含まれてよい。例えば、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、金融機関DB50から取得した顧客の年齢情報に基づいて、当該顧客と年齢の近いオペレータを担当オペレータとして割り当ててもよい。本実施形態に係るオペレータ割当部210が有する上記の機能によれば、顧客が親しみを感じる可能性がより高いオペレータを割り当てることが可能となる。
また、顧客がキャッシュカードの挿入を行わない場合や顧客が新規顧客である場合など、顧客を特定できない際には、オペレータ割当部210は、顧客の属性を推定し、推定した顧客の属性に基づいて、担当オペレータの割り当てを行うこともできる。オペレータ割当部210は、例えば、VTM10の撮影部130が撮像した顧客の画像情報に基づいて、顧客の年齢を推定し、当該顧客と年齢の近いオペレータを割り当ててもよい。
一方、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、上記に挙げた以外の優先度により担当オペレータの割り当てを行ってもよい。オペレータ割当部210は、例えば、顧客IDに紐付いた担当オペレータの情報を金融機関DB50から取得することも可能である。
また、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、VTM10の通話回線の接続先を制御する機能を有する。本実施形態に係るオペレータ割当部210は、VTM10を操作する顧客の対応に際し、担当オペレータに先立って人工知能30に問い合わせ対応を行わせてよい。すなわち、オペレータ割当部210は、取引が開始された場合、まず、VTM10と人工知能30との回線を接続する。
また、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、人工知能30による顧客との対話が行われたのち、担当オペレータが操作するVTC40に回線を接続し、当該担当オペレータに顧客との対話を継続させることもできる。この際、オペレータ割当部210は、人工知能30により顧客との対話継続が困難であると判定されたことに基づいて、担当オペレータが操作するVTC40に回線を接続してよい。
(制御部220)
制御部220は、オペレータ割当部210および通信部230の動作を制御する機能を有する。また、本実施形態に係る制御部220は、通信部230が受信した各種の情報をオペレータ割当部210に連携し、オペレータ割当部210により処理結果を通信部230に連携する。なお連携に必要な情報は適宜記憶部に記憶され、必要に応じで取り出されるものとする。
(通信部230)
通信部230は、VTM10、人工知能30、および金融機関DB50との情報通信を行う機能を有する。例えば、本実施形態に係る通信部230は、VTM10から顧客IDや顧客の画像情報などを受信する。また、通信部230は、金融機関DB50から顧客情報やオペレータ情報を受信する。また、通信部230は、人工知能30に担当オペレータ情報を送信し、顧客との対話に係る継続困難判定の結果を受信する。
<<1.5.人工知能30の機能構成例>>
次に、本実施形態に係る人工知能30の機能構成例について説明する。図4は、本実施形態に係る人工知能30の機能ブロック図の一例である。図4を参照すると、本実施形態に係る人工知能30は、音声認識部310、意図解釈部320、音声合成部330、自動応答部340、制御部350、および通信部360を備える。
(音声認識部310)
音声認識部310は、顧客の発話音声に基づいて音声認識を行う機能を有する。具体的には、本実施形態に係る音声認識部310は、上記の発話音声に含まれる音声信号をテキスト化することができる。
(意図解釈部320)
意図解釈部320は、音声認識部310によりテキスト化された顧客の発話に基づいて、顧客の発話意図を抽出する機能を有する。また、本実施形態に係る意図解釈部320は、抽出した顧客の発話意図に対する回答を生成する機能を有する。
(音声合成部330)
音声合成部330は、オペレータ割当部210が割り当てた担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行う機能を有する。この際、本実施形態に係る音声合成部330は、上記の担当オペレータの声色、発話速度、イントネーションなどを再現した音声合成を行うことができる。
(自動応答部340)
自動応答部340は、音声合成部330により合成された合成音声を用いて顧客との対話を行う機能を有する。また、本実施形態に係る自動応答部340は、顧客との対話に係る継続困難判定を行う機能を有する。この際、自動応答部340は、音声認識部310が顧客の発話音声をテキスト化できない場合、意図解釈部320が顧客の発話意図が解釈できない場合、または意図解釈部320が意図解釈した顧客の発話に対する回答を生成できない場合に、顧客との対話継続が困難であると判定してよい。
(制御部350)
制御部350は、人工知能30が備える各構成の制御を行う機能を有する。また、本実施形態に係る制御部350は、各構成による処理の結果を構成間で連携する機能を有する。
(通信部360)
通信部360は、VTM10、オペレータ割当装置20、VTC40との情報通信を行う機能を有する。例えば、本実施形態に係る通信部360は、VTM10との通話を実現する。また、通信部360は、オペレータ割当装置20から担当オペレータの音声特徴に係る情報を受信し、顧客との対話に係る継続困難判定の結果をオペレータ割当装置20に送信する。また、通信部360は、自動対話の結果などをVTC40に送信してもよい。
以上、本実施形態に係る人工知能30の機能構成について説明した。なお、図4を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、人工知能30の機能構成は係る例に限定されない。本実施形態に係る人工知能30が有する各機能は、例えば、ニューラルネットワーク、回帰モデルなどの機械学習手法、または統計的手法に基づいて設計され得る。このため、上記に挙げた各構成は、明確に分離して構成される必要はなく、選択するアルゴリズムや装置の性能などに応じて柔軟に設計され得る。また、本実施形態に係る人工知能30は、オペレータ割当装置20が生成する制御信号に基づいて動作してもよい。人工知能30は、例えば、オペレータ割当部210による制御に基づいて、音声合成や自動応答を行ってもよい。
<<1.6.VTC40の機能構成例>>
次に、本実施形態に係るVTC40の機能構成例について説明する。図5は、本実施形態に係るVTC40の機能ブロック図の一例である。図5を参照すると、本実施形態に係るVTC40は、入力部410、出力部420、撮影部430、制御部440、および通信部450を備える。
(入力部410)
入力部410は、オペレータによる入力操作およびオペレータの発話音声を受け付ける機能を有する。本実施形態に係る入力部410の構成は、VTM10の入力部110と実質的に同一であってよいため、詳細な説明は省略する。
(出力部420)
出力部420は、オペレータに対し視覚情報および音声情報を提示する機能を有する。本実施形態に係る出力部420の構成は、VTM10の出力部120と実質的に同一であってよいため、詳細な説明は省略する。
(撮影部430)
撮影部430は、オペレータの画像や各種の書類などを撮像する機能を有する。このために、本実施形態に係る撮影部430は、静止画像または動画像を撮像する撮像センサを含んで構成される。
(制御部440)
制御部440は、VTC40が備える各構成の動作を制御する機能を有する。本実施形態に係る制御部440は、例えば、入力部410が検出した顧客の入力操作に基づく処理や、出力部420の出力制御などを行ってよい。
(通信部450)
本実施形態に係る通信部450は、VTM10および人工知能30との情報通信を行う機能を有する。例えば、本実施形態に係る通信部450は、VTM10との通話を実現する。また、通信部450は、人工知能30から自動応答の結果を受信してもよい。
<<1.7.金融機関DB50の機能構成例>>
次に、本実施形態に係る金融機関DB50の機能構成例について説明する。図6は、本実施形態に係る金融機関DB50の機能ブロック図の一例である。図6を参照すると、本実施形態に係る金融機関DB50は、顧客DB510、オペレータDB520、制御部530、および通信部540を備える。
(顧客DB510)
顧客DB510は、顧客情報を記憶するデータベースである。本実施形態に係る顧客DB50は、例えば、顧客ID、氏名、住所、年齢、性別、出身地などの基本情報や過去の取引履歴などを記憶する。
(オペレータDB520)
オペレータDB520は、オペレータ情報を記憶するデータベースである。本実施形態に係るオペレータDB520は、例えば、オペレータID、氏名、年齢、性別、出身地などの基本情報や、得意とする取引に係る情報、過去の顧客対応実績などを記憶する。また、本実施形態に係るオペレータDB520は、オペレータの音声特徴を記憶することを特徴の一つとする。なお、上記の音声特徴は、例えば、オペレータ登録時に取得された情報であってもよい。
(制御部530)
制御部530は、金融機関DB50が備える各構成を制御する機能を有する。本実施形態に係る制御部530は、例えば、要求に基づいて、顧客DB510やオペレータDB520に記憶される情報を検索し、当該情報を取得することができる。
(通信部540)
通信部540は、オペレータ割当装置20との情報通信を行う機能を有する。例えば、本実施形態に係る通信部540は、オペレータ割当装置20から顧客IDや顧客属性などの情報を受信し、当該情報に基づいて抽出したオペレータ情報をオペレータ割当装置20に送信する。なお、上記のオペレータ情報には、上述した音声特徴に係る情報が含まれる。
<<1.8.自動応答システムの動作の流れ>>
次に、本実施形態に係る自動応答システムの動作の流れについて詳細に説明する。
(担当オペレータの割り当て)
まず、本実施形態に係る担当オペレータの割り当てに係る自動応答システムの動作の流れについて説明する。図7は、担当オペレータの割り当てに係る自動応答システムの動作を示すシーケンス図である。
図7を参照すると、まず、顧客は、VTM10に来店目的を入力する(S101)。
次に、VTM10は、撮影部130により顧客の画像を撮像し、またキャッシュカードが挿入された場合には、カード挿入部140により情報の読み取りを行う。VTM10はステップS101で入力された来店目的や、上記で取得した画像情報、カード情報に基づいて、オペレータ割当装置20に取引情報および顧客情報を送信する(S102)。
次に、オペレータ割当装置20は、ステップS102で受信した取引情報および顧客情報に基づいて、金融機関DB50を検索し(S103)、該当するオペレータ情報を取得する(S104)。この際、オペレータ割当装置20は、上述したように、過去の顧客対応実績や、得意とする取引、顧客属性などに基づいてオペレータの検索を行うことができる。
続いて、オペレータ割当装置20は、ステップS104で取得したオペレータ情報に基づいて、担当オペレータの割り当てを行う(S105)。また、オペレータ割当装置20は、ステップS105で割り当てた担当オペレータの情報を人工知能30に送信する。ここで、上記の担当オペレータの情報には、当該担当オペレータの音声特徴が含まれてよい。
次に、オペレータ割当装置20は、人工知能30とVTM10の回線を接続する(S107−1、S1−7−2)。
以上、本実施形態に係る担当オペレータの割り当てに係る自動応答システムの動作の流れについて説明した。続いて、本実施形態に係るオペレータ割当装置20による担当オペレータの割り当てに係る動作の流れについて詳細に説明する。図8は、オペレータ割当装置20による担当オペレータの割り当てに係る動作を示すフローチャートである。
図8を参照すると、まず、オペレータ割当装置20の通信部160は、VTM10から取引情報や顧客情報を受信する(S1101)。
次に、本実施形態に係るオペレータ割当部210は、ステップS1101で受信した情報に顧客IDなどの顧客を特定する情報が存在するか否かを判定する(S1102)。
ここで、顧客を特定する情報が存在する場合(S1102:Yes)、オペレータ割当部210は、顧客検索、および当該顧客への対応実績や得意とする取引に基づくオペレータ検索を行う(S1103)。
一方、顧客を特定する情報が存在しない場合(S1102:No)、オペレータ割当部210は、ステップS1101で受信した顧客の画像情報に基づいて顧客属性を推定し(S1104)、顧客属性に基づくオペレータ検索を行う(S1106)。
また、ステップS1103におけるオペレータ検索において該当するオペレータが存在しない場合(S1105:No)、オペレータ割当装置20は、ステップS1103において取得した顧客属性に基づくオペレータ検索を行う(S1106)。
続いて、オペレータ割当部210は、ステップS1103またはステップS1106のいずれかで取得したオペレータ情報に基づいて、担当オペレータの割り当てを行う(S1107)。
次に、オペレータ割当部210は、ステップS107で割り当てた担当オペレータの情報を人工知能30に送信する(S1108)。
次に、オペレータ割当部210は、VTM10と人工知能の回線を接続し(S1109)、担当オペレータの割り当てに係る一連の処理を終了する。
(人工知能30による自動対応の流れ)
次に、本実施形態に係る人工知能30による自動対応に係る自動応答システムの動作の流れについて説明する。図9は、人工知能30による自動対応に係る自動応答システムの動作を示すシーケンス図である。なお、以下の説明においては、顧客による質問が人工知能30により回答可能な場合について述べる。
図9を参照すると、まず、顧客は、VTM10に人工知能30が回答可能な質問を音声入力する(S201)。
次に、VTM10は、ステップS201で入力された質問を人工知能30に連携する(S202)。
次に、人工知能30は、ステップS202で受信した質問に係る音声情報に基づいて音声認識および意図解釈を行い、当該質問に対する回答を生成する(S203)。
続いて、人工知能30は、図7に示したステップS106で受信した担当オペレータの音声特徴に基づく音声合成を行い、回答を行う(S204)。
次に、VTM10は、ステップS204で受信した解答を出力する(S205)。
(担当オペレータへの接続切り替え)
次に、本実施形態に係る担当オペレータへの接続切り替えに係る自動応答システムの動作の流れについて説明する。図10は、担当オペレータへの接続切り替えに係る自動応答システムの動作を示すシーケンス図である。
図10を参照すると、まず、顧客は、VTM10に人工知能30が回答困難な質問を音声入力する(S251)。
次に、VTM10は、ステップS251で入力された質問を人工知能30に連携する(S252)。
次に、人工知能30は、ステップ252で受信した質問に基づいて顧客との対話に係る継続困難判定を行う(S253)。
続いて、人工知能30は、ステップS252で行った継続困難判定に基づいて、オペレータ割当装置20に継続困難通知を送信する(S254)。
次に、オペレータ割当装置20は、ステップS254で受信した継続困難通知に基づいて、VTC40とVTM10の回線接続を行う(S255−1、S255−2)。なお、オペレータ割当装置20は、VTM10と人工知能30との対話をモニタリングする担当オペレータからの要求に基づいて、VTC40とVTM10の回線接続を行うことも可能である。
次に、VTC40は、担当オペレータに顧客による質問を連携する(S256)。このとき、VTC40は担当オペレータに対して、顧客による質問の音声データあるいは音声認識したテキストデータを送信し、担当オペレータが質問内容を把握できるようにする。
また、担当オペレータは、ステップS256で連携された質問に対する回答をVTCに音声入力する(S257)。
次に、VTC40は、ステップS257で入力された回答をVTM10に連携する(S258)。
次に、VTM10は、ステップS258で受信した解答を音声出力する(S259)。この際、出力される担当オペレータの音声は、人工知能30による自動応答時の音声と同一の特徴を有するため、顧客は、違和感を覚えることなく、担当オペレータとの対話を継続することが可能である。
以上、本実施形態に係る担当オペレータへの接続切り替えに係る自動応答システムの動作の流れについて説明した。続いて、本実施形態に係る人工知能30による顧客との対話に係る継続困難判定の流れについて詳細に説明する。図11は、人工知能30による顧客との対話に係る継続困難判定の流れを示すフローチャートである。
図11を参照すると、まず人工知能30の通信部360は、VTM10から顧客の発話音声に基づく質問を受信する(S2101)。
次に、本実施形態に係る音声認識部310は、ステップS2101で受信した質問のテキスト化を試みる。
ここで、テキスト化が可能な場合(S2102:Yes)、次に、本実施形態に係る意図解釈部320は、テキスト化された顧客の質問に基づいて、発話意図の解釈を試みる。
ここで、意図解釈が可能な場合(S2103:Yes)、続いて、意図解釈部320は、発話意図に対する回答の生成を試みる。
ここで、回答の生成が可能な場合(S2104:Yes)、本実施形態に係る自動応答部340は、音声合成部330が合成した担当オペレータの音声特徴を再現した合成音声を用いて回答を送信する(S2105)。
一方、音声認識部310による質問のテキスト化ができない場合(S2102:No)、意図解釈部320による意図解釈ができない場合(S2103:No)、または意図解釈部320による回答の生成ができない場合(S2104:No)、自動応答部340は、顧客との対話の継続が困難であると判定し、継続困難通知をオペレータ割当装置20に送信させる(S2106)。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本発明に係るVTM10、オペレータ割当装置20、人工知能30、VTC40、および金融機関DB50に共通するハードウェア構成例について説明する。図12は、本発明に係る各構成のハードウェア構成例を示すブロック図である。図12を参照すると、本発明に係る各構成は、例えば、CPU871と、ROM872と、RAM873と、ホストバス874と、ブリッジ875と、外部バス876と、インターフェース877と、入力部878と、出力部879と、記憶部880と、ドライブ881と、接続ポート882と、通信部883と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(CPU871)
CPU871は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM872、RAM873、記憶部880、又はリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。
(ROM872、RAM873)
ROM872は、CPU871に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM873には、例えば、CPU871に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
(ホストバス874、ブリッジ875、外部バス876、インターフェース877)
CPU871、ROM872、RAM873は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス874を介して相互に接続される。一方、ホストバス874は、例えば、ブリッジ875を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス876に接続される。また、外部バス876は、インターフェース877を介して種々の構成要素と接続される。
(入力部878)
入力部878には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、マイク、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部878としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
(出力部879)
出力部879には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、又は有機EL等のディスプレイ装置(表示装置)、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。
(記憶部880)
記憶部880は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部880としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。
(ドライブ881)
ドライブ881は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu−ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。
(接続ポート882)
接続ポート882は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
(通信部883)
通信部883は、ネットワーク903に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、内線電話網や携帯電話事業者網等の電話網に接続してもよい。
<3.まとめ>
以上説明したように、本発明に係る自動応答システムは、顧客情報に基づいて担当オペレータの割り当てを行う機能を有する。また、本発明に係る自動応答システムは、上記の担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行い、合成した合成音声を用いて顧客との自動対話を行うことができる。係る構成によれば、音声対応における顧客の違和感を抑えながらも、コストを削減することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る自動応答システムが金融機関におけるVTMシステムである場合を例に説明したが、本発明は係る例に限定されない。本発明に係る自動応答システムは、音声による顧客対応を行う業務において広く適用され得る。本発明に係る自動応答システムは、例えば、顧客へのサポートやサービスを提供するコールセンターや、顧客からの注文を受け付ける電話窓口などにも適用され得る。
10 VTM
20 オペレータ割当装置
210 オペレータ割当部
30 人工知能
310 音声認識部
320 意図解釈部
330 音声合成部
340 自動応答部
40 VTC
50 金融機関DB

Claims (12)

  1. 顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部と、
    記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行う音声合成部と、
    前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行う自動応答部と、
    を備える、
    自動応答システム。
  2. 前記自動応答部は、前記担当オペレータによる対応に先立って前記顧客との対話を行う、
    請求項1に記載の自動応答システム。
  3. 前記音声特徴は、声色、発話速度、イントネーションのうち少なくとも1つを含む、
    請求項1または2に記載の自動応答システム。
  4. 前記オペレータ割当部は、前記顧客に係る顧客情報に基づいて、前記担当オペレータを割り当てる、
    請求項1〜3のいずれかに記載の自動応答システム。
  5. 前記自動応答部は、人工知能を用いて前記顧客との対話を行う、
    請求項1〜4のいずれかに記載の自動応答システム。
  6. 前記オペレータ割当部は、前記自動応答部による前記顧客との対話が行われたのち、前記担当オペレータに回線を接続し、前記担当オペレータに前記顧客との対話を継続させる、
    請求項1〜5のいずれかに記載の自動応答システム。
  7. 前記自動応答部は、前記顧客との対話に係る継続困難判定を行い、
    前記オペレータ割当部は、前記自動応答部により前記顧客との対話継続が困難であると判定されたことに基づいて、前記担当オペレータに回線を接続する、
    請求項6に記載の自動応答システム。
  8. 前記自動応答部は、前記顧客の発話がテキスト化できない場合、テキスト化した前記顧客の発話意図が解釈できない場合、または意図解釈した前記顧客の発話に対する回答が生成できない場合に、前記顧客との対話継続が困難であると判定する、
    請求項7に記載の自動応答システム。
  9. 前記自動応答システムは、VTMシステムである、
    請求項1〜8のいずれかに記載の自動応答システム。
  10. 顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部、
    を備え、
    前記オペレータ割当部は、音声合成部に、記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行わせ、自動応答部に、前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行わせる、
    オペレータ割当装置。
  11. 顧客を担当する担当オペレータを割り当てることと、
    記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行うことと、
    合成された合成音声を用いて前記顧客との自動対話を行うことと、
    を含む、
    自動応答方法。
  12. コンピュータを、
    顧客を担当する担当オペレータを割り当てるオペレータ割当部と、
    記憶される前記担当オペレータの音声特徴を再現した音声合成を行う音声合成部と、
    前記音声合成部により合成された合成音声を用いて前記顧客との対話を行う自動応答部と、
    を備える、
    自動応答システム、
    として機能させるためのプログラム。
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