JP2012019252A - パラレルシリアル変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速動作を損なうことなく、少なくとも2つのパラレルデータ幅の入力データのパラレルシリアル変換を実現できるパラレルシリアル変換装置を提供する。
【解決手段】パラレル入力端子D0〜D15に入力するデータのビット配列の並びを入れ替えてビットスワップパラレルデータを生成するビットスワップ回路100と、そのビットスワップ回路100から出力するビットスワップパラレルデータをシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換回路200と、入力クロック信号CLKを分周して2倍、4倍、8倍、16倍の分周クロック信号を生成しパラレルシリアル変換回路200に入力する分周クロック信号生成回路300と、同タイミングのパラレルデータのシリアル変換毎にリセット信号RSTZを生成して分周クロック信号生成回路300をリセットするリセット信号生成回路400から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速シリアル通信等に用いられるパラレルシリアル変換装置に関するものである。
高速シリアル通信分野においては、信号処理ではその容易性を考慮して低速のパラレルデータを用いて所望のデジタル信号処理を施し、通信の際には、低速のパラレルデータを高速のシリアルデータに変換してから、伝送線上に送信する手法が一般的である。
パラレルデータをシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換装置としては、特許文献1に記載のように、シフトレジスタを利用したものや、特許文献2に記載のように、1/2パラレルシリアル変換回路を単位ユニットとして、これをツリー型に多段接続したものが一般的である。また、特許文献3(図13、図17)に記載のように、分周比設定信号に応じた幅のパラレルデータをシリアルデータに変換するものもある。
特開平8−65173号公報 特開2002−9629号公報 特開2004−336558号公報
ところが、特許文献1および3に記載のものでは、出力周波数と同じ高速のシフトレジスタを設ける必要があり、特に多ビットをシリアル化を実現する場合には、高速動作部分が増えるので、レイアウト設計での難易度が高くなる問題がある。また、特許文献2に記載のものは、高速動作部分がシリアル出力直前の2−1マルチプレクサ部のみであるので、設計容易性は高まり、消費電力も最小となるが、2nの比でのみしかパラレルシリアル変換することができない問題がある。また、特許文献3に記載のものは、高速動作の問題点を解消するため、最高動作速度部分は特許文献2のようなツリー型を採り、最高速度以下の部分からシフトレジスタ構成とする例(図18)も開示されている。しかし、分周比設定信号に応じた1つのパラレルデータ幅の入力データをシリアルデータに変換するものであり、複数のパラレルデータ幅に対応できるものではない。しかも、分周比設定信号による設定の対象となる部分がシフトレジスタ構成を持っているため、高速化への対応には限界がある。
本発明の目的は、高速動作を損なうことなく、任意の少なくとも2種類のパラレルデータ幅の入力データをシリアルデータに変換できるようにしたパラレルシリアル変換装置を提供することでる。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のパラレルシリアル変換装置は、N個(2n−1<N≦2、nは2以上の整数)のパラレル入力端子に入力される入力パラレルデータのビットを入れ替えたビットスワップパラレルデータを生成するビットスワップ回路と、クロック信号の周期のM1倍(M1は2<M1≦Nの整数)、および、M2倍(M2は2≦M2<M1の整数)から設定信号によって選ばれた周期を有する動作信号を出力するパラレルデータ幅設定回路と、前記動作信号の供給を受けて動作し、前記ビットスワップパラレルデータのビットから、該動作信号の周期に応じて、M1ビットもしくはM2ビットを所定の順番に取り込み、前記クロック信号に同期したシリアルデータとしてシリアル出力端子から出力するパラレルシリアル変換回路とを有し、前記ビットスワップ回路が、前記ビットスワップパラレルデータのビットを前記所定の順番に取り込んだ1ビット目からM1ビット目もしくはM2ビット目までが前記入力パラレルデータの1ビット目からM1ビット目もしくはM2ビット目までに対応するように、前記ビットを入れ替えることにより、前記入力パラレルデータの1ビット目からM1ビット目もしくはM2ビット目までが順番に配列されたシリアルデータを前記シリアル出力端子から出力することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のパラレルシリアル変換装置において、前記所定の順番が、前記パラレルビット幅設定信号の周期に応じて変化し、前記ビットスワップ回路が、前記周期に応じた順番に前記ビットを入れ替えることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載のパラレルシリアル変換装置において、前記パラレルシリアル変換回路が、1段目からn段目までの各段に、前記ビットスワップパラレルデータのうちの2ビットの一方を選択する単位パラレルシリアル変換部を2n−k個(k=1,2,・・・,n)備え、前段の2個の単位パラレルシリアル変換部が選択した2ビットが次段の1個の単位パラレルシリアル変換回路に入力されるように接続した構造を有し、前記パラレルデータ幅設定回路が、前記1段目からn段目までの各段に供給する第1から第nの動作信号を生成することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のパラレルシリアル変換装置において、前記パラレルデータ幅設定回路が、前記クロック信号を順番に2分周して第1から第nまでの分周クロック信号を生成する1段目からn段目までの分周回路を有する分周クロック生成回路と、前記第1段目からn段目までの分周回路を前記クロック信号の周期のM1倍、および、M2倍から前記設定信号によって選ばれた周期でリセットするリセット信号を生成するリセット信号生成回路とを含み、該第1段目からn段目までの分周回路から前記第nから第1までの動作信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、入力パラレルデータのビットを入れ替えるビットスワップ回路を設けたので、任意の少なくとも2種類のデータ幅の入力パラレルデータを、一定の順番に、シリアルデータに変換することができる利点がある。特に、パラレルシリアル変換回路をツリー型とすることにより、高速動作と低消費電力を実現することができる。
本発明の第1の実施例のパラレルシリアル変換装置の機能ブロック図である。 第1の実施例のパラレルシリアル変換装置の具体的な回路図である。 第1の実施例の入力パラレルデータが16ビット/12ビットの場合のビットスワップ回路の回路図である。 第1の実施例の入力パラレルデータが16ビット/12ビットの場合のリセット信号生成回路の回路図である。 第1の実施例の入力パラレルデータが16ビットの場合の動作のタイミングチャートである。 第1の実施例の入力パラレルデータが12ビットの場合の動作のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例のパラレルシリアル変換装置の具体的な回路図である。 第2の実施例のリセット信号生成回路の回路図である。 第2の実施例の入力パラレルデータが12ビットの場合の動作のタイミングチャートである。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例のパラレルシリアル変換装置のブロック構成を示し、図2にその具体例を示す。パラレルシリアル変換装置は、入力パラレルデータのビット配列の並びを入れ替えてビットスワップパラレルデータを生成するビットスワップ回路100と、そのビットスワップ回路100から出力するビットスワップパラレルデータをシリアルデータに変換するツリー型のパラレルシリアル変換回路200と、入力クロック信号CLKを分周して複数種の分周クロック信号を生成しパラレルシリアル変換回路200に入力する分周クロック信号生成回路300と、パラレルデータのデータ幅に応じた周期毎にリセット信号RSTZ(請求項の動作信号)を生成して分周クロック信号生成回路300をリセットするリセット信号生成回路400とから構成される。分周クロック信号生成回路300とリセット信号生成回路400が、請求項のパラレルデータ幅設定回路を構成する。
ビットスワップ回路100は、ここでは16ビットと12ビットのデータについてのビット入れ替えの場合を示す。なお、10ビットのデータは参考のために示した。本例は、請求項のM1,M2は、M1=16、M2=12の場合である。図3はビットスワップ回路100が16ビット/12ビット用の場合の構成であり、16個の入力端子D0〜D15のデータを、16個の出力端子d0〜d15のデータに変換する。入力データが16ビットのときは、設定信号MODE=1となり、マルチプレクサ101〜104が“1”側の入力を選択し、入力端子D0〜D15と出力端子d0〜d15の対応関係が、図2に示す通りとなる。また、入力データが12ビットのときは、設定信号MODE=0となり、入力端子D0〜D11に12ビットデータが入力し、マルチプレクサ101〜104が“0”側の入力を選択し、入力端子D0〜D15と出力端子d0〜d15の対応関係が、図2に示す通りとなる。このとき、入力端子D12〜D15のデータは無効であるので、いずれの出力端子にも出力されない。そして、出力端子d2,d6,d10,d14のデータは無効データとなる。
リセット信号生成回路400は、クロック信号CLKを入力して、入力パラレルデータが16ビットのときは16回に1回Low期間があるリセット信号RSTZを生成し、入力パラレルデータが12ビットのときは12回に1回Low期間があるリセット信号RSTZを生成する。図4はリセット信号生成回路400が16ビット/12ビット用の場合の構成であり、16ビットリセット信号生成回路401と12ビットリセット信号生成回路402とマルチプレクサ403からなる。設定信号MODE=1のとき、16ビットリセット信号生成回路401の出力信号がリセット信号RSTZとなり、設定信号MODE=0のとき、12ビットリセット信号生成回路402の出力信号がリセット信号RSTZとなる。
分周クロック信号生成回路300は、クロック信号CLKを入力して2分周クロック信号div2_clkを生成するTFF回路(分周回路)301、その2分周クロック信号div2_clkを入力して4分周クロック信号div4_clkを生成するTFF回路302、その4分周クロック信号div4_clkを入力して8分周クロック信号div8_clkを生成するTFF回路303、その8分周クロック信号div8_clkを入力して16分周クロック信号div16_clkを生成するTFF回路304を備える。そして、これらTFF回路301〜304は、リセット信号生成回路400で生成されたリセットRSTZ信号がLowになる毎に、初期化される。
パラレルシリアル変換回路200は、ビットスワップ回路100の出力端子d0〜d15から入力されるビットスワップパラレルデータのうちの2ビットの一方を選択する単位パラレルシリアル変換部をツリー型に4段接続し、前段の2個の単位パラレルシリアル変換部が選択した2ビットが次段の1個の単位パラレルシリアル変換回路に入力されるようにした構造を有する。そして、FF回路群div16_FF,div4_FF,div2_FF,dout_FF、マルチプレクサ群div8_mux,div4_mux,div2_mux,dout_muxを備えている。
FF回路群div16_FFは、ビットスワップ回路100の出力端子d0〜d15のデータを16分周クロック信号div16_clkの立ち上がりエッジで保持する16個のFF回路からなる。マルチプレクサ群div8_muxは、16分周クロック信号div16_clkのLow期間でFF回路群div16_FF内の上下隣接する2個のFF回路の上側のFF回路の出力データを選択し、High期間で下側のFF回路の出力データを選択する合計8個のマルチプレクサからなる。マルチプレクサ群div4_muxは、8分周クロック信号div8_clkのLow期間でマルチプレクサ群div8_mux内の上下隣接する2個のマルチプレクサの上側のマルチプレクサの出力を選択し、High期間で下側のマルチプレクサの出力を選択する4個のマルチプレクサからなる。FF回路群div4_FFは、そのマルチプレクサ群div4_muxの各マルチプレクサの出力データを4分周クロック信号div4_clkの立ち上がりエッジで保持する4個のFF回路からなる。マルチプレクサ群div2_muxは、4分周クロック信号div4_clkのLow期間でFF回路群div4_FF内の上下隣接する2個のFF回路の上側のFF回路の出力データを選択し、High期間で下側のFF回路の出力データを選択する2個のマルチプレクサからなる。FF回路群div2_FFは、そのマルチプレクサ群div2_muxの各マルチプレクサの出力データを2分周クロック信号div2_clkの立ち上がりエッジで保持する2個のFF回路からなる。マルチプレクサdout_muxは、2分周クロック信号div2_clkのLow期間でFF回路群div2_FF内の上側のFF回路の出力データを選択し、High期間で下側のFF回路の出力データを選択する。FF回路dout_FFは、そのマルチプレクサdout_muxの出力データをクロック信号div_clk(=CLK)の立ち上がりエッジで保持する。
次に、パラレル入力端子D0〜D16に入力するパラレルデータが16ビットと12ビットの場合のパラレルシリアル変換動作を説明する。図5には、入力パラレルデータが16ビットの場合のタイミングチャートを、図6には、入力パラレルデータが12ビットの場合のタイミングチャートを示す。図5および図6の上部には、クロック信号clk、および分周クロック信号と、リセット信号RSTZを示す。分周クロック信号生成回路300の分周クロック信号div_clk,div2_clk,div4_clk,div8_clk,div16_clkの値は、ダウンカウンタのカウント値を表す。本実施例では、4ビットのため、リセット信号RSTZをHighに保てば、15→14→13→・・・・→2→1→0→15→14・・・・・と、16クロックで繰り返しながらカウントする。
図5のタイミングチャートに示すように、16クロックに1回リセット信号RSTZをネゲートすると、リセット信号RSTZがLowの期間に分周クロック信号div_clk,div2_clk,div4_clk,div8_clk,div16_clkは0となり、16クロック周期でカウンタは動作する。また、図6のタイミングチャートに示すように、12クロックに1回リセット信号RSTZをネゲートすると、15→14→13→・・・→6→5→0→15→14→・・・・のように動作し、下位の4から1までがスキップされて、12クロック周期でカウンタは動作する。
図5および図6の、下部から中央部にかけて、パラレルシリアル変換回路200の入力端子d0〜d15から入力されたパラレルデータが、カウンタ遷移の順番に従って、所定の順番で順次シリアルデータとしてシリアル出力端子DOUTに出力される過程が示されている。“div16_FF”、“div4_FF”、“div2_FF”は、それぞれのFFから出力されるデータを表す。“div4_mux”、“div2_mux”、“dout_mux”は、それぞれのマルチプレクサから出力されるデータを表す。
一般のパラレルシリアル変換装置では、パラレルデータをシリアル化する順番が仕様によって一意に定められている。ところが、本実施例では、リセット信号RSTZの周期によって、パラレルシリアル変換回路200の入力端子d0〜d15に入力されるパラレルデータが出力端子DOUTに出力される順番が変化する。例えば、図5、図6に示すように、出力端子d0のデータは、16ビットモードでは16番目、12ビットモードでは12番目にシリアル出力端子DOUTに出力する。入力端子d2のデータは、16ビットモードでは12番目に出力するが、12ビットモードでは割り当てられるデータがないため、出力されない。上記のように、16ビットモードと12ビットモードで、パラレルシリアル変換の実行時に割り当てられるパラレルシリアル変換回路200の入力端子d0〜d15が変化する。このため、入力端子d0〜d15を、そのまま、パラレルシリアル変換装置のパラレル入力端子とすることはできない。
そこで、本実施例では、パラレルシリアル変換装置の入力端子であるパラレル入力端子D0〜D15とパラレルシリアル変換回路200の入力端子d0〜d15との間に、ビットスワップ回路100を設け、リセット信号RSTZのサイクルに合わせて、パラレルデータの入れ替えが行われる。
これによって、入力端子D0,D1,・・・,D15のデータを0,1,・・・・,E,F,10,11,12,・・・とすると、16ビットモードでは、0,1,・・・・,E,F,10,11,12,・・・の順番のシリアルデータとなり、16個のパラレル入力端子D0,D1,・・・,D15に、D0側から順に入力される、パラレルデータの1ビット目から16ビット目までが順番に配列されたシリアルデータに変換することができる。12ビットモードでは、0,1,・・・・,A,B,10,11,12,・・・の順番のシリアルデータとなり、16個のパラレル入力端子D0,D1,・・・,D15のうちの、D0側から12個(D0,D1,・・・,D11)に、D0側から順に入力される、パラレルデータの1ビット目から12ビット目までが順に配列されたシリアルデータに変換することができる。
このように、ビットスワップ回路100を設けることにより、パラレルデータの幅(Mビットとする)にかかわらず、パラレルデータを、仕様によって定められた一定の順番にシリアル化することができる。具体的には、本実施例では、1番目からM番目までのパラレル入力端子に順に入力される、パラレルデータの1ビット目からMビット目までが順に配列されたシリアルデータに変換することができる。
ここで、特許文献3には、分周比設定信号506に対応して分周比が変化するパラレルシリアル変換回路501を使用することにより、1個のパラレルシリアル変換回路を設計するだけで、パラレル側データの本数が複数通りの場合について動作させ、設計量を削減する技術が開示されている(図3および段落0091参照)。しかし、特許文献3の技術によって設計されるのは、複数通りの幅から選ばれた1つの幅のパラレルデータを1個のパラレルシリアル変換回路部を利用してシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換装置であり、本願発明のパラレルシリアル変換装置のように、設定信号に応じて変更される、2種類以上の幅のパラレルデータをシリアルデータに変換可能なパラレルシリアル変換装置ではない。このため、特許文献3では、本実施例のように出力されるデータの順番が変化することはなく、ビットスワップ回路は不要である。
パラレルシリアル変換回路200は、ツリー型であり、出力端子DOUTの直前のマルチプレクサdout_muxおよびFF回路dout_FFのみが最高速周波数で動作し、それより前段部分はその半分の周波数以下で動作する。このため、高速回路部分が極小である。また、マルチプレクサ群div8_muxとマルチプレクサ群div4_muxの間には、クロック信号div8_clkによって動作する8個のFF回路を挿入してもよいが、この部分はクロック周波数が低くなっていて、タイミングに余裕があるため、省略している。これにより、回路規模の縮小、消費電力の削減が可能となる。また、クロック信号生成回路300においても、初段の分周用のTFF回路301の1段のみが最大動作周波数で動作し、余計な回路が一切含まれないため、設計が容易で高速動作に最適である。
そして、本実施例では、ツリー型のパラレルシリアル変換回路200のためのクロック信号生成回路300にリセット信号RSTZを加えるだけで、高速動作を損なうことなく、2種類以上の任意のパラレルデータ幅の入力データをシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換装置が実現できる。n段のツリー型のパラレルシリアル変換では、入力パラレル端子数Nは、2n個である場合が効率的であるが、2n-1<N≦2nの範囲に設定できる。また、上記実施例では、入力パラレルデータ幅Mが、16ビット、12ビット、10ビット等のように、2n-1<N≦2nの範囲の偶数の場合について説明したが、2n-1以下や、奇数についても対応可能である。奇数の場合は、例えば、クロック信号の立ち上がりエッジで有効になり、次の立ち下がりエッジで無効なるリセット信号で分周回路をリセットすればよい。つまり、入力パラレルデータ幅Mは、2≦M≦Nに設定できる。
また、ビットスワップ回路100が必要になるのは、パラレルシリアル変換の実行時に割り当てられるパラレルシリアル変換回路200のパラレル入力端子が変化する場合であり、具体的には、ツリー型のパラレルシリアル変換を行う場合である。しかし、ツリー型以外のパラレルシリアル変換回路を利用する場合であっても、そのパラレルシリアル変換回路によっては同様の変化が起こる場合あり、このときは、ビットスワップ回路が必要になる。
なお、図2では非同期リセットを用いて分周クロック信号生成回路300をリセットしているが、これに限られるものではなく、同期リセットの回路を用いてもよい。また、分周クロック信号生成回路300のTFF回路301〜304はリセット信号RSTZで0に初期化されているが、これに限られるものではなく、任意の値に初期化しても、パラレルシリアル変換回路200の規則性に合致するようにパラレルデータへのデータマッピングを行えば、本発明は適用可能である。
<第2の実施例> 図7に第2の実施例のパラレルシリアル変換装置の具体例を示す。本実施例では、第1の実施例で用いていたリセット信号RSTZをエッジ検出回路500で生成している。エッジ検出回路500は、リセット信号生成回路400Aで生成されたSEL信号の立ち上がりエッジを検出し、この立ち上がりタイミングに合わせて、第1の実施例と同等のリセット信号RSTZを生成している。リセット信号生成回路400Aを16ビット/12ビット用とするときは、図8に示すように、クロック信号CLKを16分周する16分周回路404と、同クロック信号CLKを12分周する12分周回路405と、設定信号MODE=1のとき16分周回路404の出力を選択し、設定信号MODE=0のとき12分周回路405の出力を選択するマルチプレクサ406から構成される。
立ち上がりエッジの頻度は、第1の実施例のリセット信号RSTZの頻度と同じになるため、SEL信号は低速で十分である。本実施例のようにSEL信号の立ち上がりを検出する回路500を設けることで、SEL信号に要求される動作周波数が低下するため、タイミング等の設計難易度を下げることが可能になる。図9に入力パラレルデータが12ビットの場合の動作のタイミングチャートを示した。
100:ビットスワップ回路
200:パラレルシリアル変換回路
300:分周クロック生成回路
400,400A:リセット信号生成回路

Claims (4)

  1. N個(2n−1<N≦2、nは2以上の整数)のパラレル入力端子に入力される入力パラレルデータのビットを入れ替えたビットスワップパラレルデータを生成するビットスワップ回路と、
    クロック信号の周期のM1倍(M1は2<M1≦Nの整数)、および、M2倍(M2は2≦M2<M1の整数)から設定信号によって選ばれた周期を有する動作信号を出力するパラレルデータ幅設定回路と、
    前記動作信号の供給を受けて動作し、前記ビットスワップパラレルデータのビットから、該動作信号の周期に応じて、M1ビットもしくはM2ビットを所定の順番に取り込み、前記クロック信号に同期したシリアルデータとしてシリアル出力端子から出力するパラレルシリアル変換回路とを有し、
    前記ビットスワップ回路が、前記ビットスワップパラレルデータのビットを前記所定の順番に取り込んだ1ビット目からM1ビット目もしくはM2ビット目までが前記入力パラレルデータの1ビット目からM1ビット目もしくはM2ビット目までに対応するように、前記ビットを入れ替えることにより、前記入力パラレルデータの1ビット目からM1ビット目もしくはM2ビット目までが順番に配列されたシリアルデータを前記シリアル出力端子から出力することを特徴とするパラレルシリアル変換装置。
  2. 前記所定の順番が、前記パラレルビット幅設定信号の周期に応じて変化し、前記ビットスワップ回路が、前記周期に応じた順番に前記ビットを入れ替えることを特徴とする請求項1に記載のパラレルシリアル変換装置。
  3. 前記パラレルシリアル変換回路が、1段目からn段目までの各段に、前記ビットスワップパラレルデータのうちの2ビットの一方を選択する単位パラレルシリアル変換部を2n−k個(k=1,2,・・・,n)備え、前段の2個の単位パラレルシリアル変換部が選択した2ビットが次段の1個の単位パラレルシリアル変換回路に入力されるように接続した構造を有し、
    前記パラレルデータ幅設定回路が、前記1段目からn段目までの各段に供給する第1から第nの動作信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のパラレルシリアル変換装置。
  4. 前記パラレルデータ幅設定回路が、前記クロック信号を順番に2分周して第1から第nまでの分周クロック信号を生成する1段目からn段目までの分周回路を有する分周クロック生成回路と、前記第1段目からn段目までの分周回路を前記クロック信号の周期のM1倍、および、M2倍から前記設定信号によって選ばれた周期でリセットするリセット信号を生成するリセット信号生成回路とを含み、該第1段目からn段目までの分周回路から前記第nから第1までの動作信号を出力することを特徴とする請求項3に記載のパラレルシリアル変換装置。
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