JP2012019198A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】保水チャンバ内に水が浸入し難くすることができ、かつ保水チャンバ内に溜まった水を容易に排水することができる内燃機関用点火コイルを提供すること。
【解決手段】内燃機関用点火コイル1は、筒部2と頭部4とを備えている。頭部4の側面には、シールラバー6を介してプラグホールの内部と外部とを連通する換気通路の一部を形成する柱部44と、柱部44を覆うカバー部5とが設けられている。カバー部5は、柱部44の上方及び周方向を覆う周壁部55と、周壁部55の下方を塞ぐ下壁部51と、周壁部55と下壁部51とによって囲まれて形成される空間である保水チャンバ50と、下壁部51に設けられた連絡穴52とを有している。下壁部51の下方端面は、周壁部55の下方端面よりも上方に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関において、スパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させるために用いる点火コイルに関する。
内燃機関においては、エンジンに設けたプラグホール内に点火コイルの筒部分を挿入配置し、この筒部分の軸方向先端部に装着したスパークプラグによって着火して、エンジンの燃焼を行っている。また、プラグホール内は、高電圧に伴うオゾンガス等が発生する。そのため、これらのガスをプラグホールの外部の外気と換気するために、点火コイルに換気通路を形成している。
また、プラグホール内の圧力は、エンジンが暖まった状態から冷やされていく過程においては、プラグホール内のガスが冷却されることにより負圧となる。このとき、点火コイルが被水した状態にあると、上記換気通路からプラグホール内へ水が浸入するおそれがある。そのため、水の浸入を防止するために、点火コイルとプラグホールの開口部との間に配置するシールラバー等において、換気通路の形成に工夫を行っている。
上記換気通路に工夫を行った点火コイル(点火装置)としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この点火コイルにおいては、プラグホールの外部に配置する頭部の側部において、頭部の外部から浸入する水を留めることができる保水チャンバと、保水チャンバをプラグホール内に連通させるための換気通路とを形成している。そして、保水チャンバ内に水を留めることによってプラグホール内へ洗浄水等の水が浸入することを確実に防止し、保水チャンバ内に溜まった水を容易に排水できるようにしている。
また、特許文献2に開示された内燃機関用点火コイル装置においては、コネクタケース内の上部に空間部を形成し、この空間部から下方に貫通孔を形成し、貫通口を溝によってプラグホールに連通させることが開示されている。
特開2008−60188号公報 特開2007−303401号公報
しかしながら、特許文献1においては、頭部の側壁部を伝って水が流下する場合に、この水が保水チャンバの下方に設けた換気口へと回り込んで浸入してしまうおそれがある。
また、引用文献2においては、コネクタケースを覆うカバーによって空間部を形成し、カバーとコネクタケースとの間に形成された隙間によって空間部の換気を可能にしている。そのため、隙間の形成にばらつきが生じるおそれがあり、隙間を大きくすると水が浸入するおそれがある一方、隙間を狭くすると十分な換気ができなくなるおそれがある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、保水チャンバ内に水が浸入し難くすることができ、かつ保水チャンバ内に溜まった水を容易に排水することができる内燃機関用点火コイルを提供しようとするものである。
本発明は、内燃機関のプラグホール内に挿入配置される筒部と、該筒部と接続され、上記プラグホールの外部に配置される頭部と、上記筒部の径方向外側でかつ上記頭部の下方に配置され、上記プラグホールの開口部から上記プラグホールの内部に水が浸入することを防止するためのシールラバーとを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、
上記頭部の側面には、上記シールラバーを介して上記プラグホールの内部と外部とを連通する換気通路の一部を形成する柱部と、該柱部の上方開口部を閉塞することなく該柱部を覆うカバー部とが設けられており、
該カバー部は、
上記柱部の上方及び周方向を覆う周壁部と、
該周壁部の下方を塞ぐ下壁部と、
上記周壁部と上記下壁部とによって囲まれて形成される空間であって、上記頭部の外部から浸入した水を一時的に収容する保水チャンバと、
上記下壁部に設けられ、上記保水チャンバに収容された水を排水するとともに、上記保水チャンバと上記プラグホールの外部とを連絡する連絡穴とを有し、
上記下壁部の下方端面は、上記周壁部の下方端面よりも上方に位置することを特徴とする内燃機関用点火コイルにある(請求項1)。
本発明の内燃機関用点火コイルにおいては、連絡穴、保水チャンバ、換気通路を介して、大気とプラグホール内とを連通している。そして、プラグホール内のガスは、換気通路から保水チャンバへと流れ、保水チャンバの連絡穴から点火コイルの外部へと排気することができる。これにより、プラグホール内と外部との換気を行うことができる。
また、点火コイルを用いた内燃機関において燃焼を行い、内燃機関が暖まった状態から冷やされていく過程においては、プラグホール内が負圧になる。このとき、点火コイルの頭部が被水した状態にあると、頭部の外部の水は、連絡穴から保水チャンバ内へ浸入するものの、この水は、保水チャンバ内に一時的に収容することができる。そして、柱部の上方開口部は、保水チャンバに開口していることにより、保水チャンバから柱部に形成した換気通路内へ水が浸入してしまうことを防止することができる。
また、カバー部の下壁部の下方端面は、周壁部の下方端面よりも上方に位置している。これにより、頭部が被水し、カバー部を伝って水が流下するときには、下壁部から下方へ突出した周壁部の部分である突出部によってこの水が連絡穴へ回り込むことを防止することができる。そのため、保水チャンバ内に水が浸入し難くすることができ、プラグホール内のガスの換気が水の浸入の影響を受けてしまうことを効果的に防止することができる。また、突出部の形成により、連絡穴に水膜が張り難くなるとともに、保水チャンバに溜まった水の排水を効果的に行うことができる。
また、頭部が浸水し、保水チャンバ内に水が入ったときには、この水は、エンジンが冷やされた状態から暖まっていく過程において、プラグホール内が正圧又は常圧に変わるときに、連絡穴から容易に排水することができる。
こうして、本発明の点火コイルにおいては、少量の水はカバー部によって跳ね返し、大量の水は保水チャンバによって蓄え、かつ連絡穴から排水をし易くすることができる。
それ故、本発明の内燃機関用点火コイルによれば、保水チャンバ内に水が浸入し難くすることができ、かつ保水チャンバ内に溜まった水を容易に排水することができる。
実施例1における、内燃機関用点火コイルの上部を示す斜視図。 実施例1における、内燃機関用点火コイルの上部を上方から見た状態で示す平面図。 実施例1における、内燃機関用点火コイルの上部を示す図で、図2のA−A線矢視断面説明図。 実施例1における、カバー部を下方から見た状態で示す斜視図。 実施例1における、カバー部の連絡穴の周辺を、図3と同じ方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、カバー部の周辺を示す図で、図2のB−B線矢視断面説明図。 実施例1における、幅縮小スリットの周辺を下方から見た状態で示す斜視図。 実施例1における、換気口からプラグホールへの連通状態を示す平面図。 実施例1における、水切り壁部を形成していない場合の幅縮小スリットを示す断面説明図。 実施例1における、水切り壁部を形成した場合の幅縮小スリットを示す断面説明図。 実施例1における、幅縮小スリットをカバー部における突出部側に形成した場合を示す斜視図。 実施例1における、他の幅縮小スリットの周辺を下方から見た状態で示す斜視図。 実施例1における、他の幅縮小スリットの周辺を下方から見た状態で示す斜視図。 実施例1における、他の幅縮小スリットの周辺を下方から見た状態で示す斜視図。 実施例2における、内燃機関用点火コイルの上部を示す斜視図。 実施例2における、内燃機関用点火コイルの上部を示す図で、図2のA−A線矢視相当の断面説明図。 実施例2における、カバー部の周辺を示す図で、図2のB−B線矢視相当の断面説明図。 実施例2における、カバー部の周辺を下方から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、下壁部の変形例を示す図で、図2のA−A線矢視相当の断面説明図。 実施例2における、柱部の変形例を示す図で、図2のA−A線矢視相当の断面説明図。
上述した本発明の内燃機関用点火コイルにおける好ましい実施の形態につき説明する。
本発明の内燃機関用点火コイルにおいて、同心状に配置した一次コイル及び二次コイルは、上記筒部と上記頭部とのいずれに配置することもできる。上記筒部には、二次コイルの高電圧巻線端部に繋がり、この高電圧巻線端部をスパークプラグに電気的接続するための高電圧端子を配設することができる。
また、上記カバー部の下方とは、鉛直方向のことをいい、上記カバー部の上方とは、鉛直方向とは反対側の方向のことをいう。上記頭部の外部とは、頭部が外気に曝される外側のことをいう。
また、上記連絡穴は、一方から他方に向けて開口幅が縮小する幅縮小スリットとして形成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、幅縮小スリットに生ずる水の表面張力の分布を不均一にすることができる。つまり、幅縮小スリットの幅が大きい部分に比べて、幅が小さい部分に作用する表面張力を大きくすることができる。これにより、幅縮小スリットに集まる水を幅が小さい部分に引き寄せることができる。そのため、連絡穴に水膜が発生し難くすることができ、保水チャンバ内の水を排水し易くすることができる。
また、上記幅縮小スリットの縁部には、上記開口幅が縮小した部分に溜まる水を切るための水切り壁部を下方に向けて設けることができる(請求項3)。
この場合には、水切り壁部に生ずる水の表面張力によって、連絡穴に集まった水を鉛直方向へ流下させ易くすることができる。また、水切り壁部によって、斜め下方から幅縮小スリットへ水が浸入し難くすることもできる。
また、上記保水チャンバ内には、外部から浸入した水が上記連絡穴を通って上記上方開口部に直接浸入しないよう、上記連絡穴と上記上方開口部との間を遮るバッフルプレートを設け、かつ該バッフルプレートの外周側面と上記周壁部の内周面との間には、上記連絡穴の軸方向直上から外れた位置に連通隙間を形成することが好ましい(請求項4)。
この場合には、連絡穴の形成箇所と連通隙間の形成箇所とを横方向にずらして、バッフルプレートによって、連絡穴から柱部の上方開口部に至るまでの迷路構造を形成することができる。これにより、プラグホール内への水の浸入をより効果的に防止することができる。
また、上記連絡穴は、上記下壁部の内周側面と上記柱部の外周面との間の間隙として形成され、該間隙の幅は、不均一であることが好ましい(請求項5)。
この場合には、間隙としての連絡穴に付着する水による表面張力を、間隙の各部位において異ならせて、連絡穴の全体に水膜が形成されることを効果的に防止することができる。また、この場合には、保水チャンバ内に溜まった水の排水効果を高めることもできる。
また、上記間隙は、幅が広い幅広間隙部と、該幅広間隙部よりも幅が狭い幅狭間隙部とから形成することができる。
この場合には、幅広間隙部と幅狭間隙部とに付着する水による表面張力を異ならせて、間隙の全体に水膜が形成されることを効果的に防止することができる。
上記下壁部の上面は、上記連絡穴が形成された方向に向かって下方に傾斜していることが好ましい(請求項6)。
この場合には、保水チャンバ内に入った水を効果的に排水することができる。
以下に、本発明の内燃機関用点火コイルに係る実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の内燃機関用点火コイル1は、図1、図3に示すごとく、内燃機関のプラグホール81内に挿入配置される筒部2と、筒部2と接続され、プラグホール81の外部に配置される頭部4と、筒部2の径方向外側でかつ頭部4の下方に配置され、プラグホール81の開口部からプラグホール81の内部に水が浸入することを防止するためのシールラバー6とを備えている。
頭部4の側面には、シールラバー6を介してプラグホール81の内部と外部とを連通する換気通路の一部を形成する柱部44と、柱部44の換気口441における上方開口部442を閉塞することなく柱部44を覆うカバー部とが設けられている。
カバー部5は、柱部44の上方及び周方向を覆う周壁部55と、周壁部55の下方を塞ぐ下壁部51と、周壁部55と下壁部51とによって囲まれて形成される空間である保水チャンバ50と、下壁部51に設けられた連絡穴52とを有している。保水チャンバ50は、頭部4の外部から浸入した水を一時的に収容するよう形成してあり、連絡穴52は、保水チャンバ50に収容された水を排水するとともに、保水チャンバ50とプラグホール81の外部とを連絡するよう形成してある。
下壁部51の下方端面は、周壁部55の下方端面よりも上方に位置しており、周壁部55の下端部には、下壁部51の下方端面から突出する突出部53が形成されている。突出部53は、カバー部5の下端において頭部4の側壁部411を除く全周に形成されている。
以下に、本例の内燃機関用点火コイル1につき、図1〜図14を参照して詳説する。
図1、図3に示すごとく、本例の点火コイル1は、スティックタイプのものであり、同心状に配置した一次コイル21及び二次コイル22を収容して筒部2を形成し、この筒部2の軸方向上側に頭部4を連結してなる。なお、点火コイル1は、矩形タイプとし、一次コイル21及び二次コイル22は頭部4に収容することもできる。
また、点火コイル1は、その筒部2を、エンジン8のシリンダヘッドのプラグホール81内に取り付けたスパークプラグに装着して用いる(図示略)。
図3に示すごとく、筒部2は、同心状に内外周に重ねて配置した一次コイル21及び二次コイル22を頭部3内に配置してなる。一次コイル21は、断面円環状の熱可塑性樹脂からなる一次スプール211の外周に、絶縁被覆した一次巻線を巻回してなる。二次コイル22は、断面円環状の熱可塑性樹脂からなる二次スプール221の外周に、絶縁被覆した二次巻線を巻回してなる。また、二次巻線は、一次巻線よりも細径であり、二次スプール221には、一次巻線よりも多い巻回数で二次巻線が巻回してある。
一次コイル21及び二次コイル22の内周側には、磁性体からなる棒状の中心コア23が配置してあり、一次コイル21及び二次コイル22の外周側には、磁性体からなる筒状の外周コア24が配置してある。また、本例においては、一次コイル21の内周側に二次コイル22が挿通してあり、二次コイル22の内周側に中心コア23が挿通してある。
また、中心コア23、二次コイル22、一次コイル21及び外周コア24は、頭部3内に収容してある。本例の頭部4は、樹脂の一体成形により、頭部3から延長形成してある。
図3に示すごとく、頭部4内には、一次コイル21への通電及びその遮断を行うスイッチング回路等を備えたイグナイタ47が配置してある。
本例の頭部4は、イグナイタ47等を収容するケース本体部41に対して、点火コイル1をECU(電子制御ユニット)等と電気接続するためのコネクタ接続部42と、点火コイル1をエンジン8に取り付けるためのフランジ部43とを設けてなる。
頭部4(ケース本体部41)の下部であって、エンジン8のプラグホール81の開口部811には、プラグホール81内へ水が浸入することを防止するためのシールラバー6が取り付けてある。
図1〜図3、図6に示すごとく、本例の柱部44は、ケース本体部41の側壁部411の外側において点火コイル1の径方向に向けて突出する部分として形成してある。柱部44は、略半円形状の円柱部分として形成されている。ケース本体部41の下部であって柱部44の下部には、ケース本体部41の一部を側方に膨らませて換気通路形成部45が設けてある。柱部44の換気口441は、換気通路形成部45とシールラバー6との間に形成した換気通路451に連通されている。
また、頭部3の外周部及び頭部4の軸方向端部には、換気通路451とプラグホール81とを連通するための換気通路31が、連続して形成してある。図6に示すごとく、換気通路31の形成位置は、換気通路451に対して換気口441が連通する位置に対して、周方向にずれた位置とすることができる。また、図8には、換気口441と換気通路31とを結ぶ換気通路451を平面視して示す。換気口441は、換気通路451及び換気通路31を経由してプラグホール81に連通されている。
なお、図3においては、図示を簡単にするため、換気口441と換気通路451とを形成する周方向位置が合わせてある。換気通路31は、頭部3の軸方向及び頭部4の径方向に連続して形成した溝からなる。また、換気通路31は、シールラバー6に対して形成することもできる。
図1、図2に示すごとく、本例のカバー部5は、樹脂成形を行った後、頭部4のケース本体部41の側壁部411に対して超音波溶着による溶着を行って設けてある。カバー部5は、ケース本体部41の外周において、コネクタ接続部42及びフランジ部43を設けた位置と異なる位置に設けてある。カバー部5は、柱部44における換気口441の上端を覆うよう、柱部44に対する上方部分を覆うように形成されている。カバー部5は、接着等を行ってケース本体部41の側壁部411に設けることもできる。
また、図4に示すごとく、カバー部5は、上方及び側方が曲面状に形成されており、下方に平板状の下壁部51を設けてなる。カバー部5は、上方及び側方の縁部に溶着用のフランジ部分501を形成してなる。そして、図1に示すごとく、カバー部5は、そのフランジ部分501をケース本体部41の側壁部411に溶着してケース本体部41に設けられている。
図6に示すごとく、本例の下壁部51は、柱部44の上下方向における中間位置に配設してある。本例の突出部53は、下壁部51をカバー部5の側部の下端よりも若干上の位置に設けることにより、下壁部51よりも下方へ突出する部分として設けてある。
図4、図7に示すごとく、本例の連絡穴52は、カバー部5の下壁部51において、一方から他方に向けて開口幅が縮小する幅縮小スリット52として形成してある。この幅縮小スリット52は、柱部44に対する左右位置に形成してある。幅縮小スリット52は、幅が拡大した側が下壁部51の端部側に位置している。また、幅縮小スリット52は、下壁部51において、頭部4の側壁部411側の端部に形成してある。
下壁部51に幅縮小スリット52を形成した効果は、次のように説明することができる。
仮に、下壁部51において、四角形の貫通穴が形成されているときには、この貫通穴に集まった水Wは、貫通穴の四辺の側壁面から水Wに作用する表面張力がバランスすることによって、貫通穴に留まることになる。これに対し、四角形の貫通穴の一辺の側壁面を開放したスリット形状にすると、開放した部分からは水Wに表面張力が作用せず、水Wに作用する表面張力のバランスが崩れることになる。そして、開放された側と反対側へ水Wが表面張力によって引っ張られることになる。
特に、本例においては、図7に示すごとく、幅が縮小する幅縮小スリット52によって、開放された側と反対側に位置する縮小側壁面525へ水Wが引き寄せられる。これにより、幅縮小スリット52に水膜が発生し難くすることができ、保水チャンバ50内の水(下壁部51に溜まる水)Wを排水し易くすることができる。
図5に示すごとく、幅縮小スリット52は、下壁部51における内周側の端面から切り欠いて形成されている。また、図3、図6に示すごとく、カバー部5の下壁部51と柱部44との間には、若干の隙間52Aが形成されている。この隙間52Aから保水チャンバ50内へ水Wが浸入し難くするために、カバー部5の下壁部51において、柱部44の周りには下方へ突出する鍔部522が形成してある。
なお、鍔部522は、隙間52Aを形成したことに伴って形成したものである。下壁部51と柱部44との間に隙間52Aが形成されないようにした場合には、鍔部522は形成しないことができる。
また、図7に示すごとく、幅縮小スリット52の縁部には、上記開口幅が縮小した部分である縮小側壁面525に溜まる水Wを切るための水切り壁部521が下方に向けて設けてある。水切り壁部521は、幅縮小スリット52における左右の側壁面526の一方に設けてある。水切り壁部521は、幅が縮小する側に向けて突出量が大きくなるテーパ壁として設けてある。
また、幅縮小スリット52に水切り壁部521を設けたことによる効果は、次のように説明することができる。
図9には、水切り壁部521を形成していない場合の幅縮小スリット52の縮小側壁面525の周辺を断面にして示す。同図において、この場合には、左右の側壁面526から水Wに作用する表面張力Tの和と、水Wに作用する重力Pとが鉛直方向に釣り合い、幅縮小スリット52の縮小側壁面525の近傍に、少量の水Wが残ると考えられる。
図10には、水切り壁部521を形成した場合の幅縮小スリット52の縮小側壁面525の周辺を断面にして示す。同図において、この場合には、水切り壁部521を形成した側の側壁面526Aから水Wに作用する表面張力T1が、水切り壁部521を形成していない側の側壁面526Bから水Wに作用する表面張力T2よりも大きくなる。これにより、鉛直方向の釣り合いにおいて、左右の側壁面526A,526Bから水Wに作用する表面張力T1,T2の和に比べて、水Wに作用する重力Pの方が大きくなる。そのため、幅縮小スリット52の縮小側壁面525に残った水Wを、水切り壁部521を伝って鉛直方向へ流下させることができる。また、水切り壁部521によって、斜め下方から幅縮小スリット52へ水Wが浸入し難くすることもできる。
本例において、水切り壁部521を一方の側壁面526Aにのみ設けた理由は、左右の側壁面526A,526Bから水Wに作用する表面張力T1,T2のバランスを崩すことにある。従って、水切り壁部521は、水Wにどちらの方向から表面張力が作用するかのバランスを崩すことができる種々の構造とすることができる。
本例の保水チャンバ50の容積は、プラグホール81内のガスが冷やされて、プラグホール81内が負圧になったときに生じる当該ガスの体積収縮量以上の大きさに形成してある。これにより、プラグホール81の負圧時に連絡穴52から吸い込む水が、保水チャンバ50を経由して換気口441の上端まで到達してしまうことを防止することができる。
また、図示は省略するが、プラグホール81の底部には、スパークプラグが取り付けてあり、本例の点火コイル1は、頭部3の軸方向下端側にスパークプラグに装着するためのプラグ装着部を有している。このプラグ装着部は、スパークプラグの碍子部を嵌入するゴム製のプラグキャップと、二次コイル22の高電圧巻線端部に導通させた高電圧端子と、この高電圧端子に導通させたコイルスプリングとを有している。コイルスプリングの軸方向下端側は、スパークプラグの碍子部の先端に形成した端子部と導通される。
また、図3に示すごとく、頭部3及び頭部4等によって囲まれた点火コイル1の隙間内には、充填用樹脂15が充填してある。本例の充填用樹脂15は、熱硬化性樹脂としてのエポキシ樹脂である。そして、点火コイル1における充填用樹脂15は、点火コイル1の各構成部品の組付を行った後、当該点火コイル1の隙間内を真空状態にし、この真空状態の隙間内に液状のエポキシ樹脂を充填し、その後エポキシ樹脂を硬化させて形成したものである。
上記点火コイル1において、ECUからのパルス状のスパーク発生信号によって、一次コイル21に電流を流したときには、中心コア23及び外周コア24を通過する磁界が形成される。次いで、一次コイル21に流す電流を遮断したときには、上記磁界の形成方向とは反対方向に向けて、中心コア23及び外周コア24を通過する誘導磁界が形成される。そして、この誘導磁界の形成により、二次コイル22に高電圧の誘導起電力(逆起電力)が発生し、点火コイル1に取り付けたスパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させることができる。
本例の内燃機関用点火コイル1においては、連絡穴52、保水チャンバ50、換気口441、換気通路31、451を介して、大気とプラグホール81内とを連通している。そして、プラグホール81内のガスは、換気通路31から換気通路451、換気口441、保水チャンバ50へと流れ、保水チャンバ50の連絡穴52から点火コイル1の外部へと排気することができる。これにより、プラグホール81内と外部との換気を行うことができる。
また、点火コイル1を用いたエンジン8において燃焼を行い、エンジン8が暖まった状態から冷やされていく過程においては、プラグホール81内が負圧になる。このとき、点火コイル1の頭部4が被水した状態にあると、頭部4の外部の水は、連絡穴52から保水チャンバ50内へ浸入するものの、この水は、保水チャンバ50内に一時的に収容することができる。そして、換気口441の上方開口部442は、保水チャンバ50に開口していることにより、保水チャンバ50から換気口441内へ水が浸入してしまうことを防止することができる。
また、カバー部5の下端において頭部4の側壁部411を除く全周には、突出部53が下方へ突出して設けてある。これにより、頭部4が被水し、カバー部5を伝って水が流下するときには、突出部53によってこの水が連絡穴52へ回り込むことを防止することができる。そのため、保水チャンバ50内に水が浸入し難くすることができ、プラグホール81内のガスの換気が水の浸入の影響を受けてしまうことを効果的に防止することができる。また、突出部53の形成により、連絡穴52に水膜が張り難くすることができるとともに、保水チャンバ50に溜まった水の排水を効果的に行うことができる。
また、頭部4が浸水等し、保水チャンバ50内に水が入ったときには、この水は、エンジン8が冷やされた状態から暖まっていく過程において、プラグホール81内が正圧又は常圧に変わるときに、連絡穴52から容易に排水することができる。
また、図7に示すごとく、幅縮小スリット52に少量の水Wが付着したときには、この水Wは、これに生ずる表面張力によって幅が縮小する側に移動させることができる。そして、幅が縮小した部分である縮小側壁面525に移動した水Wは、水切り壁部521を伝わせて、下方へ流下させることができる。これにより、幅縮小スリット52に付着する水Wを迅速に流下させ、水Wの存在が換気に影響を与えることを防止することができる。なお、縮小側壁面525の近傍に少量の水Wが残った場合には、この水Wは、水切り壁部521において縮小側壁面525に近い側端部521Aから流下する。これに対し、水Wの量が多い場合には、水切り壁部521のほぼ全体の側面521Bを伝って水Wが流下することもあると考える。
こうして、本例の点火コイル1においては、少量の水はカバー部5によって跳ね返し、大量の水は保水チャンバ50によって蓄え、かつ連絡穴52から排水をし易くすることができる。
また、本例の点火コイル1においては、換気口441を設けた柱部44の周辺が被水するときには、上方又は側方から飛散する水は、カバー部5によって換気口441の上端へ浸入しないように阻止し、下方から飛散する水は、下壁部51によって換気口441の上端へ浸入しないように阻止する。また、水の量、方向、流速によっては、連絡穴(スリット)52から保水チャンバ50へ水が浸入することもある。この場合には、保水チャンバ50に水を蓄えるとともに、保水チャンバ50からスリット52を介して容易に排水することができる。
それ故、本例の内燃機関用点火コイル1によれば、保水チャンバ50内に水を溜めることによってプラグホール81内へ水が浸入することを防止することができるとともに、保水チャンバ50内に水が浸入し難くすることができ、かつ保水チャンバ50内に溜まった水を容易に排水することができる。
なお、本例においては、上記柱部44及びカバー部5を備えた換気排水構造を、一次コイル21及び二次コイル22をプラグホール81内に挿入配置する筒部2を形成したスティックタイプの点火コイル1について示した。これに対し、換気排水構造は、一次コイル21及び二次コイル22を頭部4内に収容した矩形タイプの点火コイル1に採用することもできる。
上記連絡穴としての幅縮小スリット52は、以下の種々の構造とすることもできる。
図11に示すごとく、幅縮小スリット52は、カバー部5における突出部53側に形成することもできる。この場合、幅縮小スリット52は、カバー本体部55に隣接して形成し、水切り壁部521は、突出部53に繋げて形成することができる。
また、図12に示すごとく、幅縮小スリット52においては、左右の側壁面526の上端角部と縮小側壁面525の上端角部とに、テーパ状の面取り部527を形成することができる。この場合、面取り部527の形成によって、下壁部51上にある水Wを幅縮小スリット52に集め易くすることができる。
また、図13に示すごとく、水切り壁部521は、下壁部51に対して垂直ではなく、下壁部51に対して斜めに形成することもできる。水切り壁部521は、これと下壁部51との間に鋭角状の角部を形成するよう傾斜させることができる。この場合、水切り壁部521の側へ、水Wを表面張力によってさらに引き寄せ易くすることができる。
また、図14に示すごとく、水切り壁部521は、幅縮小スリット52における一方の側壁面526の全体に形成する以外にも、一方の側壁面526において縮小側壁面525に近い部分にのみ形成することができる。
(実施例2)
本例は、カバー部5及びカバー部5内の構成が上記実施例1とは異なる点火コイル1について示す例である。
図15〜図17に示すごとく、保水チャンバ50内には、外部から浸入した水が連絡穴52Bを通って換気口441の上方開口部442に直接浸入しないよう、連絡穴52Bと上方開口部442との間を遮るバッフルプレート54が設けてある。バッフルプレート54は、カバー部5内においてその下壁部51に対する上方位置において、連絡穴52Bの上方を覆うように設けてある。
バッフルプレート54によって、連絡穴52Bから換気口441の上端に至るまでの迷路構造を形成することができ、プラグホール81内への水の浸入をより効果的に防止することができる。また、カバー部5の下壁部51の上面511は、連絡穴52Bが形成された方向に向かって下方に傾斜している。
本例の連絡穴52Bは、カバー部5の下壁部51において柱部44の回りに間隙52Bとして形成してある。
なお、下壁部51は、上面511のみを傾斜させ、下面512はカバー本体部55に対して垂直に形成してある。これに対し、図19に示すごとく、下壁部51は、その全体(上面511及び下面512を)傾斜させて形成することもできる。
また、図16、図17に示すごとく、バッフルプレート54は、下壁部51に対する上方位置において、柱部44の周りに設けてある。バッフルプレート54の外周側面とカバー部5における周壁部55の内周面との間には、連絡穴52Bの軸方向直上から外れた位置において連通隙間541が形成してある。より具体的には、バッフルプレート54と柱部44との間は閉塞してあり、バッフルプレート54の外周とカバー部5の内周との間には連通隙間541が設けてある。そして、連絡穴52Bの形成箇所と連通隙間541の形成箇所とを横方向にずらして、プラグホール81内への水の浸入をより効果的に防止することができる。
また、図18に示すごとく、本例の連絡穴52Bは、下壁部51の内周側面と柱部44の外周面との間の間隙52Bであり、この間隙52Bは、幅が不均一になるよう形成することができる。より具体的には、連絡穴52Bとしての間隙52Bは、幅が広い幅広間隙部523と、幅広間隙部523よりも幅が狭い幅狭間隙部524とを組み合わせて形成することができる。幅広間隙部523は、その幅が幅狭間隙部524の幅に対して1mm以上大きくなるように形成することができる。そして、幅広間隙部523と幅狭間隙部524とに付着する水による表面張力を異ならせて、間隙52Bの全体に水膜が形成されることを効果的に防止することができる。また、保水チャンバ50内に溜まった水の排水効果を高めることもできる。
また、柱部44は、図16に示すごとく、頭部4の側壁部411に隣接して形成する以外にも、図20に示すごとく、下壁部51の中心部分、又はカバー部5のカバー本体部55に近い部分に形成することもできる。この場合、連通隙間541は、頭部4の側壁部411とバッフルプレート54の端部との間に形成することができる。
本例の点火コイル1においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
1 内燃機関用点火コイル
2 筒部
21 一次コイル
22 二次コイル
3 頭部
31 換気通路
4 頭部
41 ケース本体部
44 柱部
441 換気口
442 上方開口部
45 換気通路形成部
451 換気通路
5 カバー部
50 保水チャンバ
51 下壁部
52 連絡穴
53 突出部
54 バッフルプレート
6 シールラバー
8 エンジン
81 プラグホール

Claims (6)

  1. 内燃機関のプラグホール内に挿入配置される筒部と、該筒部と接続され、上記プラグホールの外部に配置される頭部と、上記筒部の径方向外側でかつ上記頭部の下方に配置され、上記プラグホールの開口部から上記プラグホールの内部に水が浸入することを防止するためのシールラバーとを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、
    上記頭部の側面には、上記シールラバーを介して上記プラグホールの内部と外部とを連通する換気通路の一部を形成する柱部と、該柱部の上方開口部を閉塞することなく該柱部を覆うカバー部とが設けられており、
    該カバー部は、
    上記柱部の上方及び周方向を覆う周壁部と、
    該周壁部の下方を塞ぐ下壁部と、
    上記周壁部と上記下壁部とによって囲まれて形成される空間であって、上記頭部の外部から浸入した水を一時的に収容する保水チャンバと、
    上記下壁部に設けられ、上記保水チャンバに収容された水を排水するとともに、上記保水チャンバと上記プラグホールの外部とを連絡する連絡穴とを有し、
    上記下壁部の下方端面は、上記周壁部の下方端面よりも上方に位置することを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 上記連絡穴は、一方から他方に向けて開口幅が縮小する幅縮小スリットとして形成してあることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
  3. 上記幅縮小スリットの縁部には、上記開口幅が縮小した部分に溜まる水を切るための水切り壁部が下方に向けて設けてあることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用点火コイル。
  4. 上記保水チャンバ内には、外部から浸入した水が上記連絡穴を通って上記上方開口部に直接浸入しないよう、上記連絡穴と上記上方開口部との間を遮るバッフルプレートが設けてあり、かつ該バッフルプレートの外周側面と上記周壁部の内周面との間には、上記連絡穴の軸方向直上から外れた位置に連通隙間が形成してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関用点火コイル。
  5. 上記連絡穴は、上記下壁部の内周側面と上記柱部の外周面との間の間隙として形成され、該間隙の幅は、不均一であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関用点火コイル。
  6. 上記下壁部の上面は、上記連絡穴が形成された方向に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の内燃機関用点火コイル。
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