JP2012017765A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振マウントとアクチュエータとを含むコンパクトな防振装置を提供する。
【解決手段】防振システムは、防振マウント5と、アクチュエータ30と、防振制御ECU50とを備える。防振マウント5は、液封の防振マウントであり主に、エンジン側の取付け部22、弾性体21、ハウジング20、仕切り部材27、アクチュエータ30により構成される。防振マウント5は、ハウジング20の軸方向中間部に配置された仕切り部材27と弾性体21の間の主液室25と、仕切り部材27とダイヤフラム28との間の副液室26に区画され、ダイヤフラム28の下側に空気室65を備える。この空気室65内にアクチュエータ30がベース板35で、ハウジング20の下端をほぼ密封して収納されている。ベース板35上には振動センサ29が設けられている。アクチュエータ30は、防振制御ECU50に制御され、車体の振動を低減する制振用振動を発生する
【選択図】図2

Description

本発明は、防振マウントを介して振動体(振動発生部)を支持する支持体(振動受け部)の振動を抑制する防振装置に関し、該防振装置は、支持体として、例えば、車体に支持される振動体としてのエンジンが搭載された車両に備えられる。
エンジン(振動発生部)を車体(振動受け部)に支持する防振マウントを備え、該防振マウントによりエンジンから車体への振動の伝達が抑制される防振装置において、車体に取り付けられたアクチュエータが発生する制振用振動で車体の振動を低減することにより、車体における防振効果を高めるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、往復運動を生じさせるアクチュエータとして、固定部材と、該固定部材に対して移動可能な可動部材とを備えるものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
そして、特許文献3には、非圧縮性の液体を封じた防振マウント(エンジンマウント)が、主液室と副液室に区画する仕切り部材を備え、主液室と副液室とを仕切り部材に設けたオリフィス通路で連通させ、主液室の容積が急拡大するときに副液室を形成するダイヤフラムの弾性変形によって、副液室の体積を縮小させて主液室において液体のキャビテーションの発生を防止する技術が開示されている。
また、特許文献3の図1において、副液室を形成するダイヤフラムの下方には、空気室が形成されている。
また、特許文献3の図1と同様に、特許文献4にも副液室を形成するダイヤフラムの下方に、空気室が形成された防振装置の技術が開示されている。
特開2006−300318号公報 特開2004−343964号公報 特開2003−004086号公報(図1参照) 国際公開第2008/156169号公報(図1参照)
ところで、前記した特許文献1に記載の従来技術においては、車体に取り付けられた防振マウントの近傍に、アクチュエータを別個に車体に取り付けて、エンジンからの振動を防振マウントで吸収しきれないで車体に伝わった振動を振動センサで検出して、車体に伝わった振動に対して逆位相の振動をアクチュエータで発生させ、打ち消すことによって、乗員にエンジン振動を感じさせるのを抑制するものであった。
従って、防振マウントとアクチュエータをそれぞれ個別に車体のエンジン支持部近傍に配置することとなり、防振マウントとアクチュエータの空間配置の複雑化や、防振マウントとアクチュエータを含む防振装置全体の必要スペースが大きくなると言う課題があった。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、防振マウントとアクチュエータとを含むコンパクトな防振装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、振動発生部及び振動受け部のうちの一方に連結される第1部材と、振動発生部及び振動受け部のうちの他方に連結され、第1部材の外周側に配置された筒状の第2部材と、第1部材と第2部材とが弾性体によって連結される防振装置において、第2部材と、振動発生部及び振動受け部のうちの他方と、の間に形成される空間に加振機が配置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明の構成に加え、加振機は、可動子の周りにコイルが巻かれた固定子が配置され、可動子は、その中心軸に同心の軸部材に固定されて軸部材とともに固定子に対して相対的に往復運動可能に配置され、軸部材は、その一方の端部がベース板に取り付けられているとともに、ベース板が、第2部材のその一方の軸方向の開口部の内周側に取り付けられる構成であることを特徴とする。
請求項1及び請求項2に記載の発明によれば、第2部材と振動発生部及び振動受け部のうちの他方との間に形成される空間に加振機が配置されている。
従って、加振機は筒状の第2部材の内部に収容される形であるので、加振機を振動受け部に別途取り付ける場合に比較して、配置設計の効率化が図れ、極めてコンパクトに防振装置全体を構成することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明の構成に加え、第2部材のその軸方向の中間部には、第2部材の中空部を閉塞するダイヤフラムが取り付けられ、第2部材の軸方向において、弾性体と、ダイヤフラムとの軸方向の間で、かつ、第2部材の内周側に仕切り部材が設けられ、弾性体、第2部材及び仕切り部材により区画される主液室と、仕切り部材、第2部材及びダイヤフラムにより区画される副液室と、が形成され、仕切り部材には、主液室と副液室を連通するオリフィス通路が形成され、ベース板、ダイヤフラム、及び第2部材により空気室が形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第2部材の軸方向の中間部に第2部材の中空部を閉塞するダイヤフラムが取り付けられ、さらに、第2部材の軸方向における弾性体と、ダイヤフラムとの軸方向の間で、かつ、第2部材の内周側に仕切り部材が設けられる構成となっている。そして、弾性体、第2部材、ダイヤフラムで区画された室を、仕切り部材によって軸方向に、主液室と副液室に区画し、主液室と副液室とは仕切り部材に設けられたオリフィスで連通されている。また、ベース板、ダイヤフラム、及び第2部材により空気室が形成され、その空気室に加振機が配置されることになる。
主液室、副液室に非圧縮性の液体を充填して、主液室、副液室の間のオリフィスを前記非圧縮性の液体を流通させることにより、振動を吸収させる防振装置においては、特許文献3に記載の従来技術のようにダイヤフラムの下部に空気室を設け、空気室を正圧にすることにより、主液室が急拡大したときにダイヤフラムを下側から押して主液室において液体にキャビテーションが発生することを防止することにしているが、請求項2に記載の発明によれば、この空気室内に加振機を収納することにより、防振装置を極めてコンパクトに構成することができる。
請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載の発明の構成に加え、ベース板には、振動センサが取り付けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、ベース板には、振動センサが取り付けられているので、加振機による振動の打ち消し動作の作用結果に対して振動発生部からの振動がどの程度打ち消されているかが適確に検出できるとともに、振動センサを含んだ防振装置全体をコンパクトに構成できる。
本発明によれば、防振マウントとアクチュエータとを含むコンパクトな防振装置を提供することができる。
防振装置が車体に装備された状態を示す要部平面図である。 防振装置の一部切り欠き断面図であり、防振マウント内へのアクチュエータの配置説明図である。 防振装置のハウジングに収容されたアクチュエータの外形斜視図である。 図3のA−A矢視の断面図である。 アクチュエータの要部平面図である。 防振マウントの下端部とベース板との固定方法の変形例を示す説明図である。 防振マウントの下端部とベース板との固定方法の変形例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図1から図5を参照して説明する。
図1は、防振装置が車体に装備された状態を示す要部平面図である。図2は、防振装置の一部切り欠き断面図であり、防振装置内へのアクチュエータの配置説明図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る防振装置を適用した防振システム1は、それを装備対象とする車両に備えられ、該車両が備える振動発生部としてのエンジン2を車体Bに支持する1以上の、ここでは2つの防振マウント(防振装置)5A,5Bと、さらに2つの防振マウント6,7と、制振用振動を発生するアクチュエータ(加振機)30(図2参照)と、アクチュエータ30を制御する防振制御ECU(Electronic Control Unit)50とを備える。
エンジン2は、内燃機関である多気筒4ストローク内燃機関であり、往復運動するピストン(図示せず)により回転駆動されるクランク軸(図示せず)が車体の左右方向を指向する横置き配置で、振動受け部としての車体Bのフレームに支持される。エンジン2には、クランク軸の回転が伝達され入力される変速機9が結合され、変速機9で変速された動力が駆動輪としての前輪(図示せず)に伝達される。エンジン2及び変速機9はパワーユニットを構成する。
図1に示すように車体Bは、メインフレーム3として左右一対のサイドフレーム3a,3bと、両サイドフレーム3a,3bに下方から結合されるサブフレーム4とを有する車体フレームを備える。ほぼ四角形状の枠構造を有するサブフレーム4は、前後方向に離隔して配置されるとともに両サイドフレーム3a,3bに結合された第1、第2フレーム4a,4bを備える。
エンジン2は、該エンジン2の前部及び後部に設けられた一対の連結部2a,2bにおいて、一対の防振マウント5A,5Bを介して第1、第2フレーム4a,4bにそれぞれ取り付けられ、エンジン2の左部にエンジン2と一体に固定された部材である変速機9に設けられた連結部2cにおいて、防振マウント6を介して第1フレーム4aに取り付けられ、エンジン2の右部に設けられた連結部2dにおいて、防振マウント7を介して右のサイドフレーム3bに取り付けられる。従って、車体Bは、エンジン2を防振マウント5A,5B,6,7を介して支持する。
これら防振マウント5A,5B,6,7は、エンジン2の構成部品である前記ピストンの運動に起因して、前記クランク軸の回転速度であるエンジン回転速度に対応して周期的に発生するトルク変動により発生するエンジン振動が、サブフレーム4及びメインフレーム3に伝達されるのを抑制する。
《防振マウント5A,5B》
次に、図2を参照しながら適宜、図1、図4を参照して防振マウント5A,5Bの構成について説明する。
エンジン2(図1参照)の前部及び後部でエンジン2を支持する一対の防振マウント5A,5Bは、エンジン振動のうちで、第1、第2フレーム4a,4b(図1参照)への主にロール振動の伝達を抑制する。各防振マウント5A,5Bは、第1、第2フレーム4a,4bに一体に設けられた取付け座10にボルト11により固定され、該取付け座10を介して第1、第2フレーム4a,4bに取り付けられるが、別の例として第1、第2フレーム4a,4bに直接固定されても良い。
ここで、取付け座10または第1、第2フレーム4a,4bが請求項に記載の「振動受け部」に対応する。
図2に示すように両防振マウント5A,5Bは基本的な構造が同一であることから、以下の説明において、両防振マウント5A,5Bを区別しないときは、単に防振マウント5と記載する。防振マウント5は、通常の液封の防振マウントと同様の構成を上部に備え、その筒状のハウジング(第2部材)20の下部内部には、アクチュエータ30が取り付けられている。
ちなみに、防振マウント6,7は、アクチュエータ30が内蔵されていない、通常の液封の防振マウントである。
なお、説明の便宜上、防振マウント5及びアクチュエータ30に関しての上下方向は、図2に示される防振マウント5での上下方向であるとする。
図2に示すように防振マウント5は、ハウジング20、弾性体21、エンジン側の取付け部(第1部材)22、ホルダ23から主に構成されている。防振マウント5は、ハウジング20内で弾性体21と弾性体21の下方に配置された弾性体で構成されたダイヤフラム28との間に、液体が封入される後記する主液室25、副液室26が形成され、その下部に空気室65を有する液体封入式の防振マウントである。
ハウジング20は、前記したように軸線LAを有するほぼ筒状であり、主に上端のフランジ部20a、上部胴20b、上部胴20bの下端で径方向外方に突出したかしめ部20c、かしめ部20cの下方に続く下部胴20d、段差部20e、径方向外方に延伸したフランジ状の車体側取付け部20fを有して構成されている。
径方向外方側に延伸したフランジ部20aの上面は、ゴム製の外形がほぼ円錐状の弾性体21と加硫接合されている。弾性体21の頂部21aの中央部にそのアンカ部22bが埋設されて弾性体21と加硫接合されたエンジン側の取付け部22が設けられている。また、ハウジング20のフランジ部20aの上面側には、ボルト12及びナット13により結合されてホルダ23が一体に設けられ、そのホルダ23は、頂部の下面側に結合された弾性材としてのゴムから形成されたストッパ24を有している。
エンジン側の取付け部22は弾性体21から上方に突出する突出部22aを有し、連結部2a,2b(図1参照)が結合される結合部としての突出部22aには、連結部2a,2bが結合手段としてのボルト(符号省略)により結合される。防振マウント5Aにおいては、突出部22a及び連結部2aと、ストッパ24とは、上方から見て重なる位置に配置され(図1参照)、従って突出部22a及び連結部2aとストッパ24とが、上下方向で対向するように配置されている。同様に、防振マウント5Bにおいても、突出部22a及び連結部2b(図1参照)と、ストッパ24とは、上方から見て重なる位置に配置され、従って突出部22a及び連結部2bとストッパ24とが、上下方向で対向するように配置されている。
上部胴20bの内周面と弾性体21の下部の環状部分21bの外周面とは加硫接合されており、環状部分21bの下端は、かしめ部20cの内周の軸線LAの軸方向中間部まで延伸している。
かしめ部20cの内周側には、詳細な構成は省略するが、例えば、特許文献4の図2に示すような仕切り部材27が設置され、主液室25と副液室26とに区画する。
下部胴20dの内周面には、ゴム等の弾性部材で構成されたダイヤフラム28が配置され、その環状の脚部28bが下部胴20dの内周面の下部側の段差部20eまで延伸し、下部胴20dの内周面と脚部28bの外周面とは加硫接合されている。ダイヤフラム28の径方向外方側の周縁部は、かしめ部20cの軸方向中間部まで上方に伸び、かしめ部20cにより、前記した仕切り部材27の外周部とともにかしめられて軸方向に位置固定されている。
仕切り部材27には図示省略の所定のオリフィス通路が設けられ、主液室25と副液室26とが連通され、所定の周波数の振動を吸収するように設計されている。
下部胴20dの下端側は、径方向外方に延伸した円盤フランジ形状の車体側取付け部20fにおいて、ボルト孔を有してボルト11により取付け座10を介して第1、第2フレーム4a,4b(図1参照)に取り付けられる。ハウジング20は、車体側取付け部20fの径方向内方側に段差部20eを有し、その段差部20eは、アクチュエータ30の、例えば、円盤状のベース板35を、ベース板35の縁部に設けられたボルト孔35aを通したボルトにより締結できるように、符号を付さないボルト孔が設けられている。また、段差部20eの下面側と対向するベース板35の上面には、ボルト孔35aより径方向内方側にシール溝35c(図3参照)が環状に形成され、ゴムシール61によりほぼ気密にするように空気室65をダイヤフラム28、下部胴20d、ベース板35とで形成している。
ベース板35は、軸線LAと同心であり、その中央上面にほぼ円筒状のケーシング34内に格納されたアクチュエータ30が設置されている。
ちなみに、図2に示した例では、ベース板35と段差部20eとは、ボルト、ナットで締結固定の構成としたが、それに限定されるものではなく、ベース板35のボルト孔35aに雌ねじを切って、段差部20eの上面側から、ボルトをボルト孔35aの雌ねじに螺合させて締結固定させても良い。
そして、ベース板35の下面と取付け座10の上面との間、並びに後記する軸部36(図4参照)やナット16の下端面と取付け座10の上面との間には、間隙が確保され、取付け座10の振動が直接ベース板35に伝達されないような構成としてある。
図3は、防振装置のハウジングに収容されたアクチュエータの外形斜視図ある。ベース板35上には振動センサ29が固定され、アクチュエータ30へ電力を供給するハーネス38と振動センサ29の信号線39は、ベース板35の上下方向の貫通孔35dを経て、ベース板35の下面側に設けられたコネクタ63(図2参照)に接続されている。
なお、ベース板35の貫通孔35dの位置に合わせて取付け座10(図2参照)に上下方向の貫通孔を設け、その貫通孔の下側開口側にコネクタ63を設ける構成としても良い。
ちなみに、アクチュエータ30へ電力を供給するハーネス38は、ケーシング34の下部の小穴34aから外部に引き出され、貫通孔35dに導かれる。
図2に戻って、防振マウント5A,5Bのそれぞれの振動センサ29の信号線39は、コネクタ63を介して、図2では模式的に下方に取付け座10を貫通して防振システム1の防振制御ECU50のマイクロコンピュータ51に入力接続されているように記載されているが、具体的には、段差部20eの側周面に設けた貫通孔(図示せず)を通して外部に引き出す構成が好ましい。また。マイクロコンピュータ51に駆動制御される駆動回路53A,53Bから防振マウント5A,5Bのそれぞれのアクチュエータ30へ、同様に、段差部20eの前記側周面に設けた貫通孔(図示せず)を通して配線し、コネクタ63を介して給電用のハーネス38で接続されることが好ましい。
このような配線構成とすることにより、第1、第2フレーム4a,4b(図1参照)に配線用の貫通孔を設けることなく、第1、第2フレーム4a,4bの、例えば、上面側にハーネス38や信号線39を配設し、第1、第2フレーム4a,4bの強度に影響を与えないで済む。
ダイヤフラム28の中央には平坦部28aが設けられ、主液室25の容積がエンジン2の振動により縮小され、主液室25の液体が副液室26に移動したときは下方に膨張する。逆に、主液室25の容積がエンジン2の振動により拡大され、副液室26の液体が主液室25に移動したときは上方にへこむ。このとき、空気室65は正圧がかかっており、平坦部28aの上方側へのへこみを助長し、副液室26から主液室25への液体の移動を容易にし、主液室25での液体のキャビテーションの発生を防止する。
なお、このようなダイヤフラム28の上下方向への変形を考慮して、平坦部28aの下面とケーシング34の頂部との間隙を予め設定してあり、平坦部28aの下面がケーシング34の頂部に衝突しないようにしてある。
《アクチュエータ》
次に、図4、図5を参照しながら、適宜、図1を参照してアクチュエータ30の詳細構成について説明する。
図4は、図3のA−A矢視の断面図であり、図5は、アクチュエータの要部平面図である。
アクチュエータ30は、車体B(図1参照)のうち、主として、防振マウント5(図1参照)が取り付けられた第1、第2フレーム4a,4b(図1参照)を有するサブフレーム4(図1参照)の振動を低減する。つまり、エンジン2(図1参照)の発生するロール振動を打ち消すための制振用振動を発生し、防振マウント5を介して該制振用振動を第1、第2フレーム4a,4bに加える。
アクチュエータ30は、ベース板35に固定される固定部材31と、固定部材31に対して相対的に移動可能な可動部材32と、可動部材32を固定部材31に対して移動可能に支持する支持部材33とを備える。
固定部材31は、ベース板35に固定される本体としての柱状の軸部(軸部材)36を備える。制振用振動の振動方向に平行な軸線LAを有する軸部36は、そのネジ部に螺合する固定具としてのナット16によりベース板35に固定される。この実施形態では、前記振動方向及び軸線LAに平行な方向である軸線方向は上下方向に一致する。
アクチュエータ30は、防振制御ECU50(図1参照)により可動部材32の軸方向の変位運動を制御するため、防振制御ECU50の駆動回路53Aまたは駆動回路53Bから給電されるコイル40と、固定具であるスリーブ37a,37b,37cにより軸部36に一体に固定された環状の第1ヨーク41と、第1ヨーク41を囲んで配置された第2ヨーク42を備える。
第2ヨーク42は、第1ヨーク41を囲む外周側の周囲部42cと、周囲部42cから軸部36に向かって突出するとともにコイル40が巻回された一対の磁極部42a,42bとを有する。磁極部42aには、該磁極部42aと軸部36との間に軸線方向に直列に第1、第2永久磁石43a,43bが取り付けられ、磁極部42bには、該磁極部42bと軸部36との間に軸線方向に直列に第3、第4永久磁石44a,44bが取り付けられている。第1、第4永久磁石43a,44bは、軸部36に空隙を介して対面する側がN極、磁極部42a,42bに取り付けられる側がS極となるように着磁され、第2、第3永久磁石43b,44aは、軸部36に空隙を介して対面する側がS極、磁極部42a,42bに取り付けられる側がN極となるように着磁されている。
支持部材33は、軸部36並びに第2ヨーク42に固定されて、軸線LA方向で第1ヨーク41、第2ヨーク42を挟んで配置された可撓性部材で構成された上下方向に一対の板バネ33a,33bを備える。各板バネ33a,33bは、内周側では、スリーブ37a、第1ヨーク41、スリーブ37b,37c等により軸部36に固定されるとともに、外周側では、ボルト17及びナット18により第2ヨーク42に固定される。
ここで、軸部36、スリーブ37a,37b,37c、及び第1ヨーク41は、前記した固定部材31を構成し、固定部材31は特許請求の範囲に記載の「可動子」に対応する。そして、第2ヨーク42、一対の磁極部42a,42b、永久磁石43a,43b,44a,44b、並びに、一対の磁極部42a,42bの周囲に配置された前記したコイル40,40が可動部材32を構成し、可動部材32は特許請求の範囲に記載の「固定子」に対応する。
そして、防振制御ECU50により向きや大きさが制御された電流がコイル40に供給されることで発生する磁束変化により、ベース板35に固定された軸部36に対して第2ヨーク42がコイル40とともに軸部36に対して軸線方向に変位することで制振用振動が発生し、該制振用振動がアクチュエータ30において軸部36、ベース板35、及び車体側取付け部20f(図1参照)を通じて取付け座10(図1参照)に、さらに第1、第2フレーム4a,4b(図1参照)に伝達される。
そして、アクチュエータ30の構成部材である第2ヨーク42、コイル40及び永久磁石43a,43b,44a,44bの質量を利用して制振用振動が発生するので、アクチュエータ30を小型化できる。
アクチュエータ30のベース板35に取り付けられる振動センサ29は、例えば、静電容量検出方式またはピエゾ抵抗素子方式などの加速度センサにより構成される。振動センサ29は、車両の運転状態としての走行状態に応じた加速時や減速時などの過渡運転時に発生する慣性力や路面からの外力である変動荷重が作用するときに第1、第2フレーム4a,4b及び防振マウント5に対してエンジン2が変位する場合に、振動センサ29に作用する動的荷重の大きさ(これは、振動加速度レベルと等価である)を検出する。
振動センサ29は、エンジン2からの放熱、アクチュエータ30のコイル40による加熱など、振動センサ29が配置される雰囲気温度による温度変化を抑制するために、ケーシング34の外側で空気室65(図2参照)内に、その全体が収容されている。
本実施形態によれば、防振マウント5のハウジング20の下部胴20d内に、アクチュエータ30が、ベース板35上に固定されて格納されている。しかも、ベース板35は、取付け座10の上面または第1、第2フレーム4a,4bの上面との間に所定の間隙を確保して、下部胴20dの下端側の段差部20eに固定されているので、アクチュエータ30の制振振動が、下部胴20dの下端の車体側取付け部20fを介して効率良く第1、第2フレーム4a,4bに伝わる。
また、ベース板35は、取付け座10の上面または第1、第2フレーム4a,4bの上面との間に所定の間隙を確保して、下部胴20dの下端側の段差部20eに固定されているので、アクチュエータ30のベース板35の上に振動センサ29を配置することにより、アクチュエータ30と振動センサ29とが余り離れ過ぎると、車体Bにエンジン2から伝達される振動をアクチュエータ30で打ち消すことができているにも拘わらず、別の部分、例えば、サスペンション等からの振動を検出して、エンジン振動を十分に制振することができなくなると言う不都合をなくせる。
特に、第1、第2フレーム4a,4bの振動がベース板35に直接伝わらない構成となっており、ベース板35上の振動センサ29が、前記したようなエンジン2や変速機9以外の別の部分、例えば、サスペンション等からの振動を検出するのを抑制できる。
また、特許文献3,4のように従来技術の液封の防振マウントで必要となるハウジング20の下部の空気室65内にアクチュエータ30を配置することにより、従来のアクチュエータ30を内蔵しない液封の防振マウントとほぼ同じ容積で、アクチュエータ30組み込み型の防振マウント5を実現でき、エンジンルーム内の配置設計の自由度が増加する。また、エンジンルームの省スペース化、防振マウント5及びアクチュエータ30を合わせた軽量化に寄与し、燃費向上に寄与する。
また、前以って防振マウント5及びアクチュエータ30をサブアセンブリングすることができ、組立工程の簡略化になる。
また、アクチュエータ30、振動センサ29をゴムシール61で空気室65内にほぼ密封するので、アクチュエータ30及び振動センサ29の被水や、エンジンルーム内の補修点検作業時にアクチュエータ30を破損させることが防止できる。つまり、アクチュエータ30、振動センサ29の防水塗装処理や防塵塗装処理が不要となり、製造コストが低減できる。
図6、図7は、防振マウントの下端部とベース板との固定方法の変形例を示す説明図である。
図6の(a)に示すようにハウジング20の段差部20eの下方末端を径方向内側にベース板35を囲むようにかしめ構造とし、かしめ構造によってゴムシール61によるベース板35の上面と段差部20eの下面との間で空気室65をほぼ気密にする。そして、溶接部10aで示す位置で段差部20eと取付け座10とを溶接して、ハウジング20と取付け座10を溶接固定しても良い。このとき、溶接部10aは、全周溶接とする必要はなく、必要な取り付け強度となるような離散的な部分周縁の溶接でも良い。
なお、この場合は、ナット16(図4参照)の下端や軸部36(図4参照)の下端と、取付け座10の上面との間に所定の間隙は確保できるように、ベース板35の板厚を厚くし、ベース板36に軸部36をナット16で固定する部分だけベース板36の下面側に窪み部35bが設けられている。
この結果、段差部20eの下方末端のベース板36の下面側に曲げられた厚みだけ取付け座10の上面とベース板35の下面との間に間隙が確保される。
ちなみに、図6の(a)の例では、ベース板35の貫通孔35d(図3参照)と対応する位置の取付け座10にも貫通孔を設け、コネクタ63を取付け座10の下面側に配置し、コネクタ63までハーネス38、信号線39(図3参照)を配線する構成例を示してある。
また、図6の(b)に示すようにベース板35の下面と取付け座10の上面側との間に前記した所定の間隙を確保するように設定して、段差部20eの下方末端の内周側20gとベース板35の下面外周縁とを溶接後に、さらにハウジング20と取付け座10を溶接部10aで示した位置で溶接固定しても良い。
図6の(b)の例では、ベース板35の下面にコネクタ63を配置してあり、コネクタ63を介して、模式的に下方に取付け座10を貫通して防振制御ECU50にハーネス38や信号線39が接続されているように記載されているが、具体的にはコネクタ63を介しハーネス38や信号線39は、前記したように段差部20eの側周面に設けた貫通孔(図示せず)を経て防振制御ECU50に接続されている。
図7に示す例では、ハウジング20の段差部20eの下方末端を径方向内側にベース板35を囲むようにかしめ構造としている。そして、溶接部10aで示す位置で段差部20eと取付け座10とを全周溶接することによって空気室65をほぼ気密構造としている。
なお、この場合は、図6の(a)に示した例と同様にナット16(図4参照)の下端や軸部36(図4参照)の下端と、取付け座10の上面との間に所定の間隙は確保できるように、ベース板35の板厚を厚くし、ベース板36に軸部36をナット16で固定する部分だけベース板36の下面側に窪み部35bが設けられている。
この結果、段差部20eの下方末端のベース板36の下面側に曲げられた厚みだけ取付け座10の上面とベース板35の下面との間に間隙が確保される。
ちなみに、図7の例では、ベース板35の貫通孔35d(図3参照)と対応する位置の取付け座10にも貫通孔を設け、コネクタ63を取付け座10の下面側に配置し、コネクタ63までハーネス38、信号線39(図3参照)を伸ばす構成例を示してある。
《変形例1》
次に、変形例1について説明する。本実施形態のアクチュエータ30では、図4に示すように軸部36の上部は自由端としてあるが、ケーシング34の剛性を高めたものとし、軸部36のボルトをケーシング34の頂部から挿通し、隙間部材を介して板バネ33aとケーシング34の頂部下面との距離を確保して、ナット16でケーシング34とベース板35との間に固定しても良い。
また、アクチュエータ30の構成は図4、図5に記載されたものに限定されるものではない。特開2006−345652号公報に記載のようなリニアアクチュエータでも良い。
《変形例2》
次に、変形例2について説明する。前記した実施形態におけるアクチュエータ30の固定部材31をベース板35に固定するものとしたが、それに限定されるものではなく、可動部材32をボルト17及びナット18でベース板35に固定し、固定部材31は、ベース板35に固定されることなく板バネ33a,33bに支持されて可動部材32に対して相対的に上下方向に変位可能な構成としても良い。
その場合、図4において軸部36のボルト頭の下面と板バネ33aの上面との間に、アクチュエータ30の加振振動時にもコイル40上端側に当たらないように、径方向外方側を上方に屈曲させた後に、さらに径方向外方側に延伸した第1の円板部材を設けるとともに、軸部36の下方側のスリーブ37cを削除し、板バネ33bの下面と、ナット16の上面との間に、加振振動時にもコイル40下端側に当たらないように、径方向外方側を下方に屈曲させた後に、さらに径方向外方側に延伸した第2の円板部材を設ける。つまり、第2の円板部材は、前記第1の円板部材を上下逆さまにして配置した、同一部材である。
もちろん、このような構造の前記した第1及び第2の円板部材は、ボルト17やナット18と干渉しないように対応する外周部分に切り欠き部を設けるとともに、軸部36やナット16の下端がベース板35の上面と加振振動時に衝突しないように、可動部材32を、ベース板35の上面との間に間隙を確保してベース板35に固定するのは当然のことである。
このように軸部36の上下に前記した第1及び第2の円板部材を設けることで、上下振動が可能となった固定部材31の質量が増加し、アクチュエータ30の加振力を、実施形態の場合と同様に確保できる。
以上説明した本実施形態と変形例2とが示すように、固定部材31、可動部材32と称するのは相対的に軸方向に互いに変位可能という意味であり、特許請求の範囲の記載において、固定部材31を「可動子」と称し、可動部材32を「固定子」と言うのは、リニアアクチュエータの一般的な構成からは通常の呼び方である。
《変形例3》
次に変形例3について説明する。本実施形態では、アクチュエータ30をハウジング20の下部に組み込む防振マウント5として液封タイプのものとしたがそれに限定されるものではなく、仕切り部材27がなく、弾性体21とハウジング20とダイヤフラム28との間に空気を充填し、弾性体21の伸縮により防振する防振マウントの場合も、ハウジング20の下部内部にアクチュエータ30を格納することにより、弾性体21に要求される肉厚を抑制し、能動的な制振機能を有した空気圧式の防振装置を用いた防振システムを構成できる。
《変形例4》
次に変形例4について説明する。図2に示した本実施形態や、図6、図7に示したその防振マウント5の下端部(車体側取付け部20f、または段差部20e)とベース板との固定方法の変形例では、取付け部22を振動発生部側であるエンジン2側に接続し、車体側取付け部20f、または段差部20eを振動受け部側であるサブフレーム4側に直接接続または取り付け座10を介して接続し、ベース板35をサブフレーム4側に配置したが、それに限定されるものではない。その逆に、取付け部22を振動受け部側であるサブフレーム4側に接続し、車体側取付け部20f、または段差部20eを振動発生部側であるエンジン2側に直接接続または取り付け座10を介して接続し、ベース板35をエンジン2側に配置しても良い。特にこのような構成は、エンジン2を横方向に支持する防振マウントの場合に都合が良い。
1 防振システム
2 エンジン(振動発生部)
3 メインフレーム
4 サブフレーム
4a 第1フレーム(振動受け部)
4b 第2フレーム(振動受け部)
5,5A,5B 防振マウント(防振装置)
10 取付け座(振動受け部)
20 ハウジング(第2部材)
20e 段差部
20f 車体側取付け部
21 弾性体
22 取付け部(第1部材)
22a 突出部
25 主液室
26 副液室
27 仕切り部材
28 ダイヤフラム
28a 平坦部
28b 脚部
29 振動センサ
30 アクチュエータ
31 固定部材(可動子)
32 可動部材(固定子)
33 支持部材
33a,33b 板バネ
34 ケーシング
35 ベース板
36 軸部(軸部材)
40 コイル
50 防振制御ECU
51 マイクロコンピュータ
53A,53B 駆動回路
65 空気室
B 車体
A 軸線

Claims (4)

  1. 振動発生部及び振動受け部のうちの一方に連結される第1部材と、
    前記振動発生部及び前記振動受け部のうちの他方に連結され、前記第1部材の外周側に配置された筒状の第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とが弾性体によって接合される防振装置において、
    前記第2部材と前記振動発生部及び前記振動受け部のうちの前記他方との間に形成される空間に加振機が配置されることを特徴とする防振装置。
  2. 前記加振機は、可動子の周りにコイルが巻かれた固定子が配置され、
    前記可動子は、その中心軸に同心の軸部材に固定されて該軸部材とともに前記固定子に対して相対的に往復運動可能に配置され、
    前記軸部材は、その一方の端部がベース板に取り付けられているとともに、前記ベース板が、前記第2部材のその一方の軸方向の開口部の内周側に取り付けられる構成であることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記第2部材のその軸方向の中間部には、前記第2部材の中空部を閉塞するダイヤフラムが取り付けられ、
    前記第2部材の軸方向において、前記弾性体と前記ダイヤフラムとの前記軸方向の間で、かつ、前記第2部材の内周側に仕切り部材が設けられ、前記弾性体、前記第2部材及び前記仕切り部材により区画される主液室と、前記仕切り部材、前記第2部材及び前記ダイヤフラムにより区画される副液室と、が形成され、
    前記仕切り部材には、前記主液室と前記副液室を連通するオリフィス通路が形成され、
    前記ベース板、前記ダイヤフラム、及び前記第2部材により空気室が形成されることを特徴とする請求項2に記載の防振装置。
  4. 前記ベース板には、振動センサが取り付けられることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の防振装置。
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