JP2012009368A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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洋 浅野
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Abstract

【課題】良好な2次電子放出特性を有する複合酸化物を用いることにより、比較的低い駆動電圧でありながら良好な画像表示性能を発揮することが期待できるプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】PDP200において、放電空間14に臨む保護層7の表面に対し、少なくともランタン(La)と、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族元素の一種類以上と、酸素(O)を含み、ランタン(La)と、ランタン以外の元素(M)の合計比率がLa/M>1.0である複合酸化物を、粉末20として分散配置する。これにより、駆動時に良好な2次電子放出特性を発揮させ、PDP200の駆動電圧を低減する。また、上記した特定の材料組成からなる材料を用いることで、これらが製造時やその後において、不純物ガスや水分等と接触して変質するのを防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル(PDP)に関し、特に保護層周辺の材料の改良技術に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下PDPと略す)は、薄型ディスプレイパネルの中で、大型化が容易、高速表示が可能、低コストといった特徴から、実用化され、急速に普及している。
現在実用化されている一般的なPDPの構造は、それぞれ前面基板と背面基板となる、2枚の対向するガラス基板に、それぞれ規則的に配列した複数の電極(表示電極対またはアドレス電極)を設け、これらの各電極を前記ガラス基板上で被覆するように低融点ガラス等の誘電体層を設ける。背面基板の誘電体層上には蛍光体層を設ける。前面基板の誘電体層上には、誘電体層を放電時のイオン衝撃に対して保護し、かつ2次電子放出を目的とした保護層として、MgO層が設けられる。そして2枚の基板を放電空間を介して内部封止するとともに、放電空間にNe、Xe等の不活性ガスを主体とするガスを封入する。駆動時には、電極間に電圧を印加して放電を発生させることにより蛍光体を発光させて表示を行う。
PDPにおいては高効率化が強く要求されている。その手段としては誘電体層を低誘電率化する方法や、放電ガスのXe分圧を上げる方法が知られている。しかしながら、このような手段を用いると放電開始電圧や維持電圧が上昇してしまう問題点があった。
一方、保護層の材料として2次電子放出係数の高い材料を用いれば、放電開始電圧や維持電圧の低減が可能であることが知られている。これにより高効率化や、耐圧の低い素子を用いることによる低コスト化が実現可能となる。このため、MgOの代わりに同じアルカリ土類金属酸化物であるが、より2次電子放出係数の高い、CaO、SrO、BaOを用いたり、これら同士の固溶体を用いることが検討されている(特許文献1、2参照)。また、希土類酸化物も保護膜材料として検討されている。
特開昭52−63663号公報 特開2007−95436号公報
しかしながら、CaO、SrO、BaO、希土類酸化物などは、MgOに比べて化学的に不安定であり、空気中またはパネル内に残留する水分や炭酸ガスと比較的容易に反応して、水酸化物や炭酸化物を形成する。このような化合物が形成されると、保護層の2次電子放出係数が低下して、期待した程度の低電圧化の効果が得られないという問題点があった。
こうした化学反応による劣化は、実験室レベルで少量かつ小型のPDPを作製する場合には、作業の雰囲気ガスを制御するといった方法で回避可能である。しかしながら、現実的に製造工場で全ての製造工程を雰囲気管理するのは困難であり、また可能であっても高コスト化につながる。特に大型のPDPを製造する場合は、この問題は顕著になる。このため、従来より2次電子放出係数の高い材料の使用が検討されてきたにもかかわらず、未だに実用化されているのはMgOのみであり、充分な低電圧化や高効率化が実現されていなかった。
また、MgO以外の材料を保護層として用いた場合、イオン衝撃耐性が低いために、PDP駆動時のガスによるスパッタリング量が大きくなる。これにより、PDPの寿命が短くなるという問題点があった。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであって、良好な2次電子放出特性を有する複合酸化物を用いることにより、優れた画像表示性能を低電圧駆動で発揮することが期待できるPDPを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の電極間に電圧を印加して放電空間内で放電させ、前記放電を蛍光体で可視光に変換することによって発光するプラズマディスプレイパネルであって、前記放電空間に臨む領域に、少なくともランタン(La)と、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素の一種類以上と、酸素(O)を含み、ランタン(La)と、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素(M)の合計比率がLa/M>1.0である複合酸化物を配した構成とした。
上記構成においては、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素が、Ti、V、Nb、Ta、W、B、Ga、Ge、P、Sb、Biから選ばれた1種類以上である事が望ましい。
また複合酸化物が、LaTiO、LaVO、LaNbO、LaTaO、La15、La1021、LaBO、LaGa、LaGeO、LaPO、LaSbO、LaBiから選ばれた1種類以上である事が望ましい。
また、複合酸化物が、LaにBiが固溶した酸化物である事が望ましい。
さらに本発明は、第一基板(前面ガラス基板)上に第一電極(表示電極)、前記第一電極を覆う第一の誘電体層、前記第一の誘電体層上に保護層が形成されてなる第一パネル(前面パネル)と、第二基板(背面ガラス基板)上に第二電極(アドレス電極)、前記第二電極を覆う第二誘電体層、蛍光体層が形成されてなる第二パネル(背面パネル)とが、放電空間を挟んで対向配置され、上記した本発明の複合酸化物が、前記保護層に含まれているプラズマディスプレイパネルとした。
あるいは本発明は、第一基板上に第一電極、前記第一電極を覆う第一の誘電体層、前記第一の誘電体層上に保護層が形成されてなる第一パネルと、第二基板上に第二電極、前記第二電極を覆う第二誘電体層、蛍光体層が形成されてなる第二パネルとが、放電空間を挟んで対向配置され、上記した本発明の複合酸化物が、前記保護層上に粉末粒子の状態で分散配置されているプラズマディスプレイパネルとした。
また前記保護層上には、さらにMgOを主成分とする材料が、粉末粒子の状態で分散配置されている構成とすることもできる。
また前記保護層がMgOを主成分とすることが好ましい。
本発明によれば、従来のMgOに比べて、化学的に安定化された2次電子放出係数の高い所定の複合酸化物を用いることにより、良好な画像表示を低電圧で駆動することが可能なプラズマディスプレイパネルを提供できる。
或いは、保護層としては従来どおり、イオン衝撃耐性の高いMgOをベースとして用い、これに併せて前記複合酸化物を電子放出材料として用いることにより、駆動電圧が低くて良好な画像表示性能が発揮されるとともに、長寿命のプラズマディスプレイパネルを提供できる。
本発明の実施の形態1のPDPの構成について説明するための分解斜視図 図1に示したPDPの縦断面図 本発明の実施の形態2のPDPの構成について説明するための分解斜視図 図3に示したPDPの縦断面図 XPSによる価電子帯スペクトルの測定例のグラフ XPSによるC1sスペクトルの測定例のグラフ
<本発明の複合酸化物について>
本願発明者等は、2次電子放出効率は高いが化学的に不安定なLaと各種元素の酸化物を反応させて、多種にわたる複合酸化物を合成した。そして、その化学的安定性と2次電子放出能を詳細に検討した結果、特定の複合酸化物とし、かつLaと他の元素の原子比を1.0より大きくする事で、2次電子放出効率をあまり低下させずに化学的な安定性を高めることができた。そして、これらの複合酸化物を用いれば、MgOを用いた場合よりも駆動電圧が低下したPDPが得られることを見出した。
原子比を1.0を超える値とするのは、原子比が1.0の複合酸化物は多く存在し、いずれも化学的に安定であるが、2次電子放出能はLaに比べて大幅に低下し、MgOと差がなくなってしまうからである。一方、原子比の上限については、用いる元素により、複合酸化物をとりうる上限の比率が異なるが、本願発明者らの検討によると、例えばLa1021は、この比率が大きい複合酸化物の代表例であり、この場合は5.0となる。
しかしながら特殊な例として、LaにBiが固溶した複合酸化物の場合、表面にBiが濃縮される傾向があり、ごく少量のBiであっても安定化効果が大きいため、この場合は比率が100であっても良い。このLaにBiが固溶した複合酸化物において、Biの固溶の上限は、本願発明者らの検討によると、5%程度であった。
本発明の複合酸化物は、LaのサイトやTi、V、Nb、Ta、W、B、Ga、Ge、P、Sb、Bi等のサイトを他の元素で部分的に置換したり、OをF等で部分置換しても良い。こうした置換は、2種類以上を同時に行ことも可能である。しかしながら、こうした置換量が多くなると、結晶構造が維持出来なくなって第2相が析出分離したり、本来の特性が損なわれてしまう場合がある。置換組成においても、あくまで主成分はLaと、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素とOである必要がある。
次に本発明の複合酸化物を合成する方法としては、その形態として、固相法、液相法、気相法が挙げられる。
固相法は、それぞれの金属を含む原料粉末(金属酸化物、金属炭酸塩等)を混合し、ある程度以上の温度で熱処理して反応させる方法である。
液相法は、それぞれの金属を含む溶液を作り、これより固相を沈殿させたり、あるいは基板上にこの溶液を塗布後、乾燥し、ある程度以上の温度で熱処理等を行って固相とする方法である。
気相法は、蒸着、スパッタリング、CVD等の方法によって膜状の固相を得る方法である。
本発明では、上記したいずれの方法を用いることも可能である。前記複合酸化物を粉末形態で用いるのであれば、通常は、比較的製造コストが低く、大量に製造することも容易な固相法が好適である。
次に、前記複合酸化物をPDPのどの部分に配設するかについては、少なくとも放電空間に臨む領域に配設すればよい。一般的には、前面板の電極を覆う誘電体層の上に配設するのが好適である。しかしながらこれに限定するものではなく、他の部位、例えば蛍光体部や隔壁表面等の位置に形成したり、蛍光体に混合してもよい。このように複合酸化物を放電空間に臨むように配設することによって、前記複合酸化物を用いないPDPに比べると駆動電圧の減低効果があることが実験により確認されている。
なお、蛍光体層に前記複合酸化物を配設する場合には、蛍光体の発光特性を損なわないように、配設量を適切に制御することが望ましい。
次に、これらの複合酸化物の形態については、例えば前面板の電極を覆う誘電体層の上に形成する場合を考えると、図1および図2に示すように誘電体層の上に通常保護層として形成されるMgO膜のかわりに、これらの複合酸化物の膜を形成したり、これらの粉末を散布する。あるいは図3および図4に示すようにMgO膜を形成した上にさらに、これらの複合酸化物の膜を形成したり、これらの複合酸化物の粉末を散布する、といった方法をとれば良い。上記MgO膜の保護層は、主成分がMgOからなり、少量のフッ素(1%程度)を含んでいても良い。
ただし、これら複合酸化物を保護層がわりに形成した場合、これらの複合酸化物も高融点で安定な化合物ではあるが、MgOに比べると透明性がやや劣る。粉末散布の場合は、さらに透明性低下による輝度劣化が問題となることもある。よって、保護層としては従来どおりMgO膜を用い、その上に、透過率が問題とならないレベルで粉末を分散散布する方法が望ましい。
透過率が問題とならないレベルとしては、被覆率は20%以下が良い。粉末で用いる場合の粒子径は、0.01μm〜10μm程度の範囲内で、セルサイズ等にあわせて選択すれば良い。例えば、分散配置させる場合は、MgO膜上での粉末の移動や落下が生じないように、3μm以下、より望ましくは1μm以下が良い。粒径が大きすぎると粒子の質量によっては放電空間側に落下する場合があるので注意する。
このような構成とすると、保護層としては従来どおり、高融点のMgO膜がその役割をはたし、2次電子放出は、本発明の複合酸化物がその役割を担い、かつその被覆率が低いために輝度低下もなく、低電圧で、かつ長寿命なPDPを得ることができる。
また、最近になって、PDPの高精細化に伴う放電遅れの問題を解決するために、初期の電子放出効率が良い、結晶性のMgO粉末を、MgO保護層の上に分散散布することが行われている。この場合、MgO粉末に有機成分を混合してペースト状とし、MgO保護層上に印刷した後、適当な温度で熱処理して、有機成分を除去するといった方法が用いられる。本発明の結晶性酸化物の粉末も、全く同じプロセスで分散散布可能であるので、上記2種類のペーストをそれぞれ印刷しても良い。本発明の結晶性酸化物の粉末と結晶性のMgO粉末をともに含むペーストを作製し、MgO保護層上に印刷した後、適当な温度で熱処理して、有機成分を除去すれば、一回のプロセスで形成できる。
このようにすれば、従来MgO膜が担っていた3つの機能、すなわち、保護と低電圧化と放電遅れ解消の役割を、MgO膜、本発明の結晶性酸化物粉末、結晶性MgO粉末が、それぞれはたすことになり、それぞれ最適のものを用いることが可能となって、良好な特性のPDPとすることができる。上記MgO粉末は、主成分がMgOからなり、少量のフッ素(1%程度)を含んでいても良い。
<実施の形態1>
次に、本発明のPDPの具体例を図を用いて説明する。
本発明によるPDPの一例(実施の形態1)を図1および2に示す。図1は、PDP100の分解斜視図である。図2は、PDP100の縦断面図(図1、I−I線断面図)である。
図1および図2に示すように、PDP100は、前面板1と背面板8とを有している。前面板1と背面板8との間には、放電空間14が形成されている。このPDPは、AC面放電型であって、保護層7が上述した複合酸化物を電子放出材料として用いることで形成されている以外は、従来例にかかるPDPと同様の構成を有する。
前面板1は、前面ガラス基板2と、その内側面(放電空間14に臨む面)に形成された透明導電膜3およびバス電極4からなる表示電極5と、表示電極5を覆うように形成された誘電体層6と、誘電体層6上に形成された保護層7とを備えている。表示電極5は、ITOまたは酸化スズからなる透明導電膜3に、良好な導電性を確保するためのAg等からなるバス電極4が積層されて形成されている。
背面板8は、背面ガラス基板9と、その片面に形成したアドレス電極10と、アドレス電極10を覆うように形成された誘電体層11と、誘電体層11の上面に設けられた隔壁12と、隔壁12の間に形成された蛍光体層13とを備えている。蛍光体層13は、赤色蛍光体層13(R)、緑色蛍光体層13(G)および青色蛍光体層13(B)がこの順に配列するように配列するように形成される。
上記蛍光体層を構成する蛍光体としては、例えば、青色蛍光体としてBaMgAl1017:Eu、緑色蛍光体としてZnSiO:Mn、赤色蛍光体としてY:Euを用いることができる。
前面板1および背面板8は、表示電極5とアドレス電極10の各々の長手方向が互いに直交し、かつ互いに対向するように配置し、封着部材(図示せず)を用いて接合される。
放電空間14には、He、Xe、Ne等の希ガス成分からなる放電ガスが封入されている。
表示電極5とアドレス電極10は、それぞれ外部の駆動回路(図示せず)と接続され、駆動回路から印加される電圧によって放電空間14で放電が発生し、放電に伴って発生する短波長(波長147nm)の紫外線で蛍光体層13が励起されて可視光を発光する。保護層7に、上述した複合酸化物が使用される。ここで保護層7には、上記複合酸化物が含まれるように構成されている。また、保護層7は上記複合酸化物が100%の膜で構成してもよい。また、保護層7にMgO膜を用い、MgO膜に上記複合酸化物の粉末を混在させるように用いてもよい。また、保護層7上に上記MgO粉末を分散配置しても良い。
このような構成を持つPDP100では、保護層7が従来に比べて化学的に安定であり、かつ、優れた2次電子放出特性を発揮する。したがって、良好な画像表示性能を低電力駆動で発揮することができるようになっている。
また、このPDP100は、製造工程のすべてを雰囲気管理しなくても製造できるため、比較的低コストで実現できるメリットを有する。
<実施の形態2>
次に、本発明によるPDPの他の一例(実施の形態2)を、図3および図4に示す。図3は、PDP200の分解斜視図である。図4は、PDP200の縦断面図(図3、I−I線断面図)である。
PDP200は、保護層7がMgOからなり、上述した複合酸化物粉末20が保護層7上に粒子の形態で配置されていること以外は、PDP100と同様の構造を有する。実施の形態2において、実施の形態1と同じ符号の説明は同様なので省略する。
PDP200においても、複合酸化物粉末20は、放電空間14に面しており、当該放電空間14に臨むように配置されている。
このような構成を持つPDP200においても、PDP100と同様に優れた画像表示性能の発揮と低電力駆動の両立効果が発揮される。これに加え、MgOからなる保護層7を利用していることにより、当該保護層7の諸特性(良好な耐イオン衝撃性による誘電体層6の保護効果と長寿命化等)が併せて発揮されるメリットを有している。
<PDPの製造方法>
次に、本発明の複合酸化物粉末を散布したPDPの作製方法について、一例を挙げて説明する。なお、以下のPDPの製造方法は例示に過ぎず、同一の発明の範囲内において適宜変更が可能である。
まず、前面板1を作製する。平坦な前面ガラス基板2の一主面に、複数のライン状の透明電極3を形成する。引き続き、透明電極3上に銀ペーストを塗布した後、当該基板全体を加熱することによって銀ペーストを焼成し、バス電極4を形成して表示電極5を得る。
表示電極5を覆うように、前面ガラス基板2の上記主面に誘電体層用ガラスを含むガラスペーストをブレードコーター法によって塗布する。その後、当該基板全体を90℃で30分間保持してガラスペーストを乾燥させ、次いで、580℃前後の温度で10分間焼成を行う。これにより誘電体層6を得る。
ここで、実施の形態1の構成を得る場合には、MgOからなる保護層7のかわりに、上述した複合酸化物を厚膜として形成する。具体的には複合酸化物粉末をビヒクルや溶媒等と混合して、比較的複合酸化物粉末含有率の高いペースト状とし、これを印刷法等の方法で誘電体層6の表面に薄く広げて塗布する。その後は焼成して厚膜状とする。
実施の形態2の構成を得る場合には、誘電体層6の上にMgOからなる保護層7を形成し、その表面に複合酸化物粉末を散布する。まず、誘電体層6上に酸化マグネシウム(MgO)を電子ビーム蒸着法によって成膜し、MgOからなる保護層7を形成する。続いて、MgOからなる保護層7の表面に複合酸化物粉末20を配設する。その配設方法としては、比較的複合酸化物粉末含有率の低いペーストを用意して印刷法等により塗布する方法、溶媒に粉末を分散させて散布する方法、スピンコーター等を用いる方法等で複合酸化物粉末をMgOからなる保護層7上に配置した後、これを500℃前後の温度で焼成する方法が例示できる。
このうち、印刷法に基づく場合には、エチルセルロース等のビヒクルに本発明の複合酸化物粉末20を混合し、ペースト状としたものを調整する。これをMgOからなる保護層7上に印刷法等により塗布する。ペースト塗布後はこれを乾燥させ、500℃前後の温度で焼成する。これにより、所定の複合酸化物粉末20からなる散布層が形成される。
以上で前面板1が作製される。
上記前面板1とは別工程で、背面板8を作製する。平坦な背面ガラス基板9の一主面に、銀ペーストをライン状に複数本塗布した後、背面ガラス基板9全体を加熱して銀ペーストを焼成することによって、アドレス電極10を形成する。
隣り合うアドレス電極10の間にガラスペーストを塗布し、背面ガラス基板9全体を加熱してガラスペーストを焼成することによって、隔壁12を形成する。
隣り合う隔壁12同士の間に、R、G、B各色の蛍光体インクを塗布し、背面ガラス基板9を約500℃に加熱して上記蛍光体インクを焼成することによって、蛍光体インク内の樹脂成分(バインダー)等を除去して蛍光体層13を形成する。
こうして得た前面板1と背面板8とを封着ガラスを用いて貼り合わせる。この時の温度は500℃前後である。その後、封止された内部を高真空排気した後、希ガスからなる所定の放電ガスを封入する。
以上の各製造工程を経ると、本発明のPDPが得られる。
<実施例の性能評価実験>
以下、本発明の実施例を作製して行った性能評価について、さらに詳細に説明する。
[複合酸化物の合成とXPSによる評価]
本実施例では、酸化ランタンの原料粉末とその他の元素の酸化物の原料粉末とを用いた、固相法による本発明の複合酸化物の合成と、その特性評価について述べる。
出発原料として、試薬特級以上のLa粉末と、IVa族元素の酸化物としてTiO、Va族元素の酸化物としてV、Nb、Ta、VIa族元素の酸化物としてWO、IIIb族元素のBを含む原料としてHBO、酸化物としてGa、IVb族元素の酸化物としてGeO、Vb族元素のPを含む原料として(NHHPO、酸化物としてSb、Biの各粉末を用意した。
これらの原料を、各金属の原子比が(表1)の比率となるように秤量し、ボールミルを用いて湿式混合した後、乾燥し、混合粉末を得た。
これらの混合粉末をアルミナ製坩堝に入れ、電気炉にて、空気中で1000℃〜1300℃で2時間焼成した。比較のためLaおよびMgO粉末を同様に処理した。得られた粉末をX線回折法を用いて分析し、生成相を同定した。結果を(表1)に示した。
Figure 2012009368
いずれも、目的とする複合酸化物が合成されている事が確認できた。
次に各複合酸化物の化学的安定性と2次電子放出効率の指標として、X−ray Photoelectron Spectroscopy測定(以下XPSと略す)を行った。本願発明者等は詳細な検討の結果、XPSにより、価電子帯端のエネルギー位置と、炭酸塩起因のカーボン量を測定比較する事によって、PDPの放電電圧を低下させえる材料の選別が、ある程度可能である事を見出した。XPSは、試料表面にX線を照射して放出される電子のスペクトルを測定するものであり、その分析深さは、通常数原子〜十数原子層とされており、PDPにおける2次電子放出と比較的近い、試料の表面の情報が得られる。
2次電子放出係数は、一般にバンドギャップ幅と電子親和力の和が小さいほど大きくなるとされている。価電子帯端のエネルギー位置が低エネルギー側にあるほどバンドギャップ幅は小さくなるので、2次電子放出係数は大きくなることとなる。
一方、試料表面の炭酸塩起因のカーボン量は、化学的安定性の指標である。試料が化学的に不安定であれば、空気中の炭酸ガスと反応して、表面カーボン量は増加する。表面カーボン量がある程度以上多いと、粒子表面が、2次電子放出係数の炭酸塩で完全に覆われてしまうことになって、高い2次電子放出係数は得られない。
よってXPSを利用すれば、価電子帯端のエネルギー位置と、炭酸塩起因のカーボン量を測定比較することにより、PDPの放電電圧を低下させることのできる材料の選別が、ある程度可能であった。
そこで合成した粉末をXPSにより評価した。例として、表1の試料No.1、6、7、14、25、すなわち比較例のLa、LaNbO、MgOと、本発明のLaNbO、LaBOの価電子帯端の測定結果を図5に、Cls軌道の測定結果を図6に示す。当図では、バックグラウンドノイズは差し引いて示している。
図5より、Laの価電子帯端の位置はMgOよりも低エネルギー側にあり、より高γであると推測される。しかしLaNbOではLaよりも高エネルギー位置、MgOと同程度にあって、Laよりもγが低下している。一方、本発明のLaNbOはLaとほぼ同じ位置にあり、LaBOでは、さらに低エネルギー位置にあって、Laと同程度以上のγが期待できる。
次に図6より、炭酸化合物起因のCのピークは289〜290eV付近に現れるが、LaはMgOよりも遥かにピークが高く、不安定で表面がかなり炭酸化している事がわかる。一方LaNbOはMgOよりもピーク強度が低く、安定性が高い。本発明のLaNbOとLaBOはMgOと同程度のピーク強度であり、MgOと同程度の安定性を有している。
同様の測定を表1の全ての複合酸化物に対して行い、C1sピーク強度の高さと、価電子帯端位置の指標として、3eVと2eVの強度を計測した結果を表1に併せて示した。C1sピーク強度が小さいほど化学的安定性が高く、3eVと2eVの強度が大きいほど、価電子帯端位置が低エネルギー位置にあって、γが高いと推測できる。
表1より、比較例のLa/M=1.0の複合酸化物であるNo.2、4、6、8、10、13、15、17、19、21は、いずれもC1sピーク強度がNo.1のLaはもちろんNo.25のMgOより小さく、安定である。しかしながら、3eVと2eVの強度は、No.25のMgOと同程度で、高γは期待できない。
これに対して本願発明の複合酸化物であるNo.3、5、7、9、11、12、14、16、18、20、22、23、24は、C1sピーク強度は、比較例のLa/M=1.0の複合酸化物よりは大きいが、No.25のMgOと同程度であって、No.1のLaよりはずっと小さく、安定である。また3eVと2eVの強度は、No.1のLaと同程度かより大きく、MgOよりも高γが期待できる。
以上のように、本発明の複合酸化物は、表面C量がLaより少ないことから安定化されており、価電子帯端位置がMgOはもちろん、Laと同程度かより低エネルギー側にあることから、2次電子放出効率が高くなると考えられる。その中でも特に、No.14のLaBOや、No.23のLaBi、No.24のLa−Bi固溶体が、価電子帯端位置が低エネルギーにあって、より望ましい。
[PDPの作製]
本実施例では、本発明の化学的安定性が改善された複合酸化物を用いたPDPについて示す。
厚さ約2.8mmの平坦なソーダライムガラスからなる前面ガラス基板を用意した。この前面ガラス基板2の面上に、ITO(透明電極3)の材料を所定のパターンで塗布し、乾燥した。次いで、透明電極3上に銀粉末と有機ビヒクルとの混合物である銀ペーストをライン状に塗布した。その後、上記前面ガラス基板2を加熱することにより、上記銀ペーストを焼成してバス電極4を作製し、表示電極5を形成した。
表示電極5を作製した前面板1に、ガラスペーストをブレードコーター法を用いて塗布し、90℃で30分間保持してガラスペーストを乾燥させ、585℃の温度で10分間焼成することによって、厚さ約30μmの誘電体層6を形成した。
上記誘電体層6上に酸化マグネシウム(MgO)を電子ビーム蒸着法によって蒸着した後、500℃で焼成することによって保護層7(MgO膜)を形成した。
次に、表1に示した粉末のうち、No.1、6、7、13、14、23、24の約1重量部を、エチルセルロース系のビヒクル99重量部と混合し、3本ロールを通してペーストとした。当該ペーストを印刷法により、保護層7上に薄く塗布し、120℃で乾燥させた後、500℃の空気中で焼成した。その結果、MgO膜上に上記粉末が分散配置できた。この際、ペーストの濃度調整によって、焼成後のMgO膜が粉末によって被覆される割合を10%程度とした。比較のため保護層7がMgO膜のみで、ペースト印刷を行わないもの(No.0)も同様に作製した。
一方、以下の方法で背面板8を作製した。まず、ソーダライムガラスからなる背面ガラス基板9上にスクリーン印刷によって銀を主体とするアドレス電極10をストライプ状に形成し、引き続き、前面板1と同様の方法で、厚さ約8μmの誘電体層11を形成した。
次に、誘電体層11上で、かつ隣り合うアドレス電極10の間に、ガラスペーストを用いて隔壁12を形成した。隔壁12は、スクリーン印刷および焼成を繰り返すことによって形成した。
引き続き、隔壁12の壁面と隔壁12間で露出している誘電体層11の表面に、赤(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体ペーストを塗布し、乾燥および焼成して蛍光体層13を作製した。
作製した前面板1、背面板8を封着ガラスを用いて500℃で貼り合わせた。そして、放電空間の内部を排気した後、放電ガスとしてNe−Xeを封入し、PDPを作製した。
作製した各PDPを駆動回路に接続して発光させ、発光状態で10時間保持してエージングした後、放電維持電圧を測定した。ここでエージング処理は、MgO膜や散布粉末の表面を、スパッタリングにより、ある程度清浄化するために行うものであり、PDPの製造工程では普通に実施され、これを行わないパネルは、粉末散布の有無にかかわらず、駆動電圧が高いものとなる。またエージング100h後にも、放電維持電圧を測定した。結果を(表2)に示した。
Figure 2012009368
MgO膜(薄膜)のみのNo.0と比較して、比較例のLaを散布したNo.1では、100h後の電圧は低下したが、10h後の電圧は、ほとんど低下しなかった。これはLaが不安定で表面炭酸量が多く、これがパネル中でスパッタリングにより除去されるのに長時間が必要であったためと考えられる。長時間のエージング処理は生産性を大幅に低下させるため、La散布による低電圧化は実用的ではない。
次に比較例のLa/M=1.0の複合酸化物を散布したNo.6、13では、エージング時間にかかわらず電圧はほとんど低下しないか、逆に上昇した。
これに対して、本願発明の複合酸化物を散布したNo.7、14、23、24は、エージング10hでも電圧低下が認められ、特にNo.14のLaBOとNo.24のLa−Bi固溶体は、低下幅も大きく良好な結果が得られた。No.24のLa−Bi固溶体は、他のものに比べてLa以外の金属成分の含有量が少なくても良いため、この面からも最も望ましい。
実験例2では保護層7上に本願発明の複合酸化物粉末20を分散配置したが、本願発明の複合酸化物が放電空間に臨む領域に配置していれば、実験例2と同様の効果が得られる。
本発明は、公共施設や家庭用テレビ等に幅広く利用でき、この場合に放電特性が改善されたプラズマディスプレイパネルを提供できるなど、その利用可能性は極めて広いといえる。
1 前面板
2 前面ガラス基板
3 透明導電膜
4 バス電極
5 表示電極
6 誘電体層
7 保護層
8 背面板
9 背面ガラス基板
10 アドレス電極
11 誘電体層
12 隔壁
13 蛍光体層
14 放電空間
20 複合酸化物粉末
100,200 プラズマディスプレイパネル(PDP)

Claims (8)

  1. 複数の電極間に電圧を印加して放電空間内で放電させ、前記放電を蛍光体で可視光に変換することによって発光するプラズマディスプレイパネルであって、前記放電空間に臨む領域に、少なくともランタン(La)と、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素の一種類以上と、酸素(O)を含み、ランタン(La)と、IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素(M)の合計比率がLa/M>1.0である複合酸化物を配したプラズマディスプレイパネル。
  2. IVa族、Va族、VIa族、IIIb族、Ivb族、Vb族の元素が、Ti、V、Nb、Ta、W、B、Ga、Ge、P、Sb、Biから選ばれた1種類以上である請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 複合酸化物が、LaTiO、LaVO、LaNbO、LaTaO、La15、La1021、LaBO、LaGa、LaGeO、LaPO、LaSbO、LaBiから選ばれた1種類以上である請求項1−2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 複合酸化物が、LaにBiが固溶した酸化物である請求項1−2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 第一基板上に第一電極、前記第一電極を覆う第一の誘電体層、前記第一の誘電体層上に保護層が形成されてなる第一パネルと、第二基板上に第二電極、前記第二電極を覆う第二誘電体層、蛍光体層が形成されてなる第二パネルとが、放電空間を挟んで対向配置され、請求項1−4のいずれかに記載の複合酸化物が、前記保護層に含まれているプラズマディスプレイパネル。
  6. 第一基板上に第一電極、前記第一電極を覆う第一の誘電体層、前記第一の誘電体層上に保護層が形成されてなる第一パネルと、第二基板上に第二電極、前記第二電極を覆う第二誘電体層、蛍光体層が形成されてなる第二パネルとが、放電空間を挟んで対向配置され、請求項1−4のいずれかに記載の複合酸化物が、前記保護層上に粉末粒子の状態で分散配置されているプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記保護層上には、MgOを主成分とする材料が、粉末粒子の状態で分散配置されている請求項5または6のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記保護層はMgOを主成分とする請求項5−7のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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