JP2012007484A - Lpg加熱装置に用いるヒータユニット - Google Patents

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智昭 福岡
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秀知 小池
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Naoya Suenaga
直也 末永
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Abstract

【課題】ベーパライザのLPG加熱装置について、ヒータユニットにおける電極板の接触不良の発生を回避できるようにする。
【解決手段】
一対の電極板3,4の間にPTCセル2を挟んで外周側をシール部材5で封止してなるLPG加熱装置に用いるヒータユニット1において、前記電極板3,4の少なくとも一方が弾性を有する導電性金属材料により形成されているとともに、前記PTCセル2側に付勢させて配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、LPGを加熱・気化してエンジンに供給するためにベーパライザに設けられるLPG加熱装置に用いられるヒータユニットに関するものである。
LPG(液化石油ガス)を所定正圧の気体にしてエンジンの吸気管路に噴射させるLPGを火花点火エンジンの燃料に使用することは広く知られており、ベーパライザ(レギュレータ)とミキサとを使用して大気圧程度に減圧した気化ガスを吸気管路に吸引させてエンジンに供給する、という方式が従前から行われている。また、特開平6−17709号公報などに記載されているように、LPGを所定正圧の気化ガスに調整して吸気管路に噴射させる方式も広く知られている。
これらの方式において、液体状態で貯留するLPGを加熱・気化させる手段としてエンジン冷却水を利用したLPG加熱装置をベーパライザに内蔵またはその入口側に配置し、エンジン冷却水とLPGとの間で熱交換を行うことが慣用されている。しかし、エンジン冷却水を使用する加熱気化手段では、冷機時において冷却水が低温であるために液体LPGを充分に気化できない不都合を生じることがある。
そこで、エンジン冷却水の熱を利用することに加え、LPG経路中にPTCヒータを備えたLPG加熱装置を配置することにより、冷却水が低温の場合でもLPGを加熱・気化可能として大気圧程度に減圧するベーパライザが普及するようになった。
そして、図3に示すように、一般にベーパライザに用いられるLPG加熱装置1は放熱板を兼ねた一対の電極板3,4により一対のPTCヒータ1をゴム製のシール部材5で周縁側をシールしながらサンドイッチ状に挟み込みその周縁側をフレーム6で囲んで固定してなるヒータユニット1の複数枚を隙間を設けて並列に重ねてなるものであり、この複数のヒータユニット1の隙間をLPG流路7としてこれを通過する液体のLPGを加熱して、気化を促進させるものである。
ところで、この装置の場合、図3のY−Y線に沿って切断した端面図である図4に示すように、PTCヒータ2を挟み込んだ電極板3,4の周縁側をフレーム6内側面に設けた固定溝に嵌入して固定することにより、PTCヒータ2の両外面と電極板3,4各内面との密着状態を確保するようになっている。しかし、フレーム6はシール部材5と同様にゴム材等からなるのが通常であり、PTCヒータ2と電極板3,4との密着状態にムラが生じやすいという欠点がある。
そのため、PTCヒータ2と電極板3,4との間に隙間が生じた場合、通電により発生した熱が電極板3,4外面まで充分に伝導されないことになり、その部分の熱交換量が不足して燃料の気化不良に繋がる結果となる。即ち、PTCヒータ2の両外面と電極板3,4内面との接触状態にバラツキがある場合には、LPG熱交換器における熱交換性能(ヒータ性能)のバラツキに繋がることから、製品間で安定した品質を確保することを困難にする原因となっていた。
この問題に対し、特開2004−332592号公報において、電極板に外向きに突出する凸部を設けその内側のPTCヒータとの間に形成された空間に導電性の接着剤を充填して、PTCヒータ外面と電極板外面とを密着させることにより、通電状態及び熱伝導性を確保しようとするものが提示されている。
この技術によるとPTCヒータへの通電状態は充分に確保できるものとなったが、接着剤による接着だけでは電極板をPTCヒータにムラなく密着させて接触状態のバラツキを解消させるには不充分な場合もある。
特開平6−17709号公報 特開2004−332592号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、LPG加熱装置に用いられるPTCヒータを電極板間に挟んだヒータユニットにおいて、構成を複雑にすることなくPTCヒータと一対の電極板との間の接触状態のバラツキを解消して、安定した熱交換性能を確保できるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、一対の電極板間にPTCセルを挟んで外周側をシール部材で封止してなるLPG加熱装置に用いるヒータユニットにおいて、前記電極板の少なくとも一方が弾性を有する導電性金属材料により形成されているとともに、前記PTCセル側に付勢させて配置したことを特徴とする。
弾性を有する導電性金属材料により形成した電極板をPTCセル側に付勢させて配置したことにより、簡易な構成によりPTCヒータと電極板との間の接触状態をバラツキの少ないものとすることができる。
また、本発明において、前記弾性を有する導電性金属材料により形成されている電極板を前記PTCセル側に湾曲して配置することにより電極板が常にPTCセルに付勢した状態で配置されて電極板自身がPTCセルを押圧することにより常に確実な接触状態に維持することができる。
更に、本発明において、電極板が銅または銅合金により形成されている場合には、導電性や弾性の面で好ましく、加えて熱伝導性にも優れているのでLPGを効率良く加熱することができる。
本発明によれば、簡易な構成でPTCヒータと電極板との間の接触状態のバラツキを解消して、安定した熱交換性能を確保することができる。
本発明における実施の形態であるヒータユニットの断面図。 図1に示した実施の形態のヒータユニットの使用例を示す断面図。 従来のLPG加熱装置を示す断面部分図。 図3のY−Y線に沿って切断した端面図。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いながら詳細に説明する。
図1は本発明であるLPG加熱装置に用いるヒータユニット1の好ましい実施の形態の断面図を示すものであり、ヒータユニット1は、主として1つのPTCヒータ2と一対の電極板3,4により構成され、PTCヒータ2の各々周面(厚さ方向の側面)に密着する
例えばゴム製のシール部材5で位置固定されながら、放熱板を兼ねた電極板3,4で外面側を挟み込まれてその周縁側に密着して囲繞する硬質樹脂製のフレーム6で固定されて気・液密状態に保持構成されており、電極板3,4に通電することにより発熱するようになっている。
そして、特に本実施の形態では前記一方の電極3は、例えば銅、ベリリウム銅のような銅合金、タングステンまたは焼入れ帯鋼板等の弾性(靭性)と導電性、更には熱伝導性に優れた金属材料により形成されており、それぞれ対向する辺の両端31,31を外側方向(図視する上方向)へと傾斜させて硬質ゴムや硬質樹脂製のフレーム6で固定されている。
従って、各電極板3は弾性を有する金属材料により形成されていることと相俟ってPTCセル2側に付勢させて状態に配置されることになり、PTCセル2を常に押圧する状態で接触することになり、更に押圧されるPTCセル2が対向して配置されている電極板4に押されて簡易な構成によりPTCセル2と電極板3,4との間の接触状態が均一で且つ全面で接触してバラツキの少ないものとすることができる。
このように本実施の形態では一方の電極板3を弾性を有する金属材料により形成するとともにPTCセル2側に付勢させた状態に配置したことによりもう一方の電極板4として通常の銅製のものを用いても、もう一方の電極板3の押圧力をPTCセル2を介して電極板3に加えることにより電極板3とPTCセル2だけでなく電極板4とPTCセル2との接触のバラツキを解消することができることから、一方の電極板3の部品代を節約することが可能であったり、図3に示すように例えば図2に示すように一対のヒータユニット1を積層する際に少ない隙間で重ねることができるという利点を有している。
尚、前記PTCセル2の両側に位置した両方の電極板3,4について弾性を有する金属材料により形成するとともにPTCセル2側に付勢させた状態に配置してもよいことはいうまでもない(図示せず)。
1 ヒータユニット、2 PTCセル、3 電極板、4 電極板、5 シール部材、
6 フレーム

Claims (3)

  1. 一対の電極板の間にPTCセルを挟んで外周側をシール部材で封止してなるLPG加熱装置に用いるヒータユニットにおいて、前記電極板の少なくとも一方が弾性を有する導電性金属材料により形成されているとともに、前記PTCセル側に付勢させて配置したことを特徴とするLPG加熱装置に用いるヒータユニット。
  2. 前記電極板が熱伝導性の高い金属により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のLPG加熱装置に用いるヒータユニット。
  3. 前記電極板が銅または銅合金等により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のLPG加熱装置に用いるヒータユニット。

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