JPH08306469A - 正特性サーミスタ発熱素子と電極端子の接続構造及び正特性サーミスタ発熱体 - Google Patents

正特性サーミスタ発熱素子と電極端子の接続構造及び正特性サーミスタ発熱体

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JPH08306469A
JPH08306469A JP12960895A JP12960895A JPH08306469A JP H08306469 A JPH08306469 A JP H08306469A JP 12960895 A JP12960895 A JP 12960895A JP 12960895 A JP12960895 A JP 12960895A JP H08306469 A JPH08306469 A JP H08306469A
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heating element
electrode terminal
ptc heating
electrode
characteristic thermistor
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JP12960895A
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Masahiro Asakura
正博 朝倉
Masaru Mizuno
勝 水野
Hidesuke Odagi
秀介 小田木
Fuminori Kono
文則 河野
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Kurabe Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kurabe Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PTC発熱素子の電極層と電極端子間の正常
な電気的接続状態を簡単に得ることができるPTC発熱
素子と電極端子の接続構造と、その接続構造を利用して
所望の発熱量を確実に取り出すことが可能なPTC発熱
体を提供する。 【構成】 電極層を備えたPTC発熱素子を、バネ弾性
を有する金属板からなる断面略コの字状の一対の電極端
子によって掴持し、電気的に接続したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正特性サーミスタ発熱
素子の電極層と電極端子間の正常な電気的接続状態を簡
単に得ることができるように、その接続構造を改良した
正特性サーミスタ発熱素子と電極端子の接続構造及び、
その接続構造を利用した正特性サーミスタ発熱体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、発熱体の分野において、正特
性サーミスタ(以下「PTC」と略記する)発熱素子が
利用されている。これはPTC発熱素子が低温で固有の
抵抗値を持ち発熱素子として作用し、所定温度(キュリ
ー温度)以上では急激に抵抗値が増大して通電をカット
するという自己温度制御機能を有し、安全性が極めて高
いからである。このような特性を有するPTC発熱素子
に一対の電極端子を接続し、適宜絶縁処理を施せば、各
種機器の保温加熱用ヒータ、凍結防止用ヒータなどとし
好適なPTC発熱体を得ることができる。
【0003】PTC発熱素子と電極端子を接続する構造
としては、例えば、PTC発熱素子の両電極層に導電性
接着剤を介して一対の電極端子を固着したものや、絶縁
ケース内にPTC発熱素子を収納し、PTC発熱素子の
両電極層とケースとの間にバネ性を有する電極端子を挿
入して電極端子とPTC発熱素子とを電気的に接続した
もの(例えば、特開昭60−49604号公報、特公平
1−21601号公報)などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず、
導電性接着剤を使用して電極端子を接続する構造のもの
は、当該出願人の出願にかかる特願平6−184052
号の中でも詳細に述べたように、PTC発熱素子の電極
層または電極端子の内のどちらか一方が卑金属材料から
構成されていて、かつ長期間にわたって冷熱サイクルを
受けた場合に、導電性接着剤の抵抗値が増大して正常な
電気的接続状態が損なわれる恐れがあった。そのため、
使用する金属材料の種類が限られ設計の自由度が制限さ
れていた。また、導電性接着剤は価格が高価であること
から、上記の問題点とも相俟ってコストを上昇させてい
た。
【0005】一方、バネ性を有する電極端子を利用して
接続する構造のものは、上述したような導電性接着剤の
使用に起因した問題点は解消されるものの、一対の電極
端子によってPTC発熱素子を挟み込んだだけの構成で
あるため、これらを使用してPTC発熱体を組み立てる
際に外部から大きな衝撃を受けるようなことがあると、
電極端子の位置がズレたり、電極端子とPTC発熱素子
との間に僅かな隙間が生じる恐れがあった。電気的接続
部が部分的となった場合には、所望の発熱量を取り出す
ことができなくなり、発熱体としての機能が失われてし
まうことになる。また、この構造のものは、電極端子の
バネ性を働かせるためにケースを必要とするため、部品
点数が多くなってコストが上昇するとともに、設計の自
由度が制限されてしまうという問題点もある。
【0006】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、PTC発熱素子の電
極層と電極端子間の正常な電気的接続状態を簡単に得る
ことができるPTC発熱素子と電極端子の接続構造と、
その接続構造を利用して所望の発熱量を確実に取り出す
ことが可能なPTC発熱体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く本発明による正特性サーミスタ発熱素子と電極端子の
接続構造は、電極層を備えた正特性サーミスタ発熱素子
を、バネ弾性を有する金属板からなる断面略コの字状の
一対の電極端子によって掴持し、電気的に接続したこと
を特徴とするものである。ここで、「掴持」とは、「つ
かんだ状態で支持する」ことを意味している。
【0008】本発明において使用される電極端子は、バ
ネ弾性に優れた金属板を用いて、その断面形状が略コの
字状となるように形成される。金属板の種類はバネ弾性
を有し、かつ電極として機能するものであれば特に限定
されない。例えば、ステンレス板、りん青銅板、ニッケ
ルメッキ真鍮板、スズメッキ真鍮板、銀メッキ真鍮板な
どを挙げることができる。これらの中でも、ステンレス
板、りん青銅板などは長期間冷熱サイクルを受けた場合
にも、そのバネ弾性を充分に保持することができるた
め、特に好ましい。
【0009】図1には断面形状が略コの字状となるよう
に形成された電極端子1の構成が示されている。電極端
子1は基部1aと、この基部1aに連続して形成された
一対の接触片1b、1b’及びリード線接続部1cとか
ら構成されている。
【0010】図3には図1の電極端子の接触片1b、1
b’の形状とリード線接続部1cの位置を変更した例が
示されている。接触片1bは断面略くの字状に折り曲げ
られており、また接触片1b’はPTC発熱素子11の
長手方向に延長されPTC発熱素子の端部で約90゜折
り曲げられているとともに、更に途中で接触片1b’と
平行になるように約90゜折り曲げられている。そし
て、その先端がリード線接続部1cとなっている。
【0011】上記構成の電極端子の一対の接触片間にP
TC発熱素子が配置されることにより、該接触片がその
バネ弾性によりPTC発熱素子を強固に掴持する。これ
により、PTC発熱素子の電極層と電極端子とが電気的
に確実に接続されることになる。
【0012】電極端子によって掴持されたPTC発熱素
子をケース内に収納し、その空隙部に電気絶縁物を充填
するようにすれば、PTC発熱素子をケース内に密封し
た構造のPTC発熱体を簡単に実現することができる。
即ち、本発明の他の態様における正特性サーミスタ発熱
体は、電極層を備えた正特性サーミスタ発熱素子を、バ
ネ弾性を有する金属板からなる断面略コの字状の一対の
電極端子によって掴持し、電気的に接続したものを、ケ
ース内に収納するとともに、該ケース内の空隙部に電気
絶縁物を充填したことを特徴とするものである。
【0013】PTC発熱素子を収納するケースの構造や
構成材料は何ら限定されない。例えば、一端が開口した
有底筒形状のもの、上面に凹状の埋込部を有する箱状の
ものなどが挙げられる。その構成材料も特に限定され
ず、例えば、PBT樹脂、ABS樹脂等の高分子材料、
アルミナ等のセラミック材料、ステンレス、アルミニウ
ム、銅、真鍮等の金属材料などが挙げられる。これら
は、PTC発熱体の使用条件などを考慮して適宜に選択
される。
【0014】ケース内に充填される電気絶縁物の種類も
特に限定されず、例えば、液状シリコーンゴムやエポキ
シ樹脂などが挙げられる。これらは単独で用いても良い
し、2種以上を混合して用いても良い。ケースを構成す
る材料との接着性などを考慮して適宜に選択される。
【0015】
【作用】PTC発熱素子と電極端子との接続において、
PTC発熱素子を断面略コの字状に形成された電極端子
のバネ弾性によって強固に掴持するようにし、これによ
り正常な電気的接続状態を得たものである。従って、こ
の接続構造を利用すれば、所望の発熱量を確実に取り出
すことの可能な信頼性の高いPTC発熱体を簡単な構成
で実現することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1乃至図6を参照して本発明の実施
例を説明する。
【0017】まず、図1及び図2を参照して本発明の第
1実施例を説明する。この実施例においては、図1に示
す形状の電極端子1を使用してPTC発熱素子11との
接続処理を行った。電極端子1は、基部1aと、この基
部1aに連続して形成された一対の接触片1b、1b’
及びリード線接続部1cとからなり、バネ弾性に優れた
厚さ0.2mmのステンレス板により、断面略コの字状
に形成されている。
【0018】一方、PTC発熱素子11は、縦13m
m、横21mm及び厚さ2.5mmの板状に形成された
チタン酸バリウム系セラミック素子(キュリー温度12
0℃、常温抵抗200Ω)からなり、その上下両面には
それぞれ縦4mm、横20mmの銀ペースト電極層11
aが設けられている。
【0019】上記構成の電極端子1の接触片1b、1
b’間にPTC発熱素子11を配置することにより、図
2示すような接続状態を得ることができる。PTC発熱
素子11は断面略コの字状に形成された電極端子1の接
触片1b、1b’によって強固に掴持されて電気的に接
続された状態となっている。
【0020】次に、図3及び図4を参照して本発明の第
2実施例を説明する。この実施例においては、図3に示
す形状の電極端子1を使用してPTC発熱素子11との
接続処理を行った。電極端子1は、実施例1で使用した
ものと同様に、基部1aと、この基部1aに連続して形
成された一対の接触片1b、1b’及びリード線接続部
1cとからなるものであるが、接触片1b、1b’の形
状とリード線接続部1cの位置を変更している。つま
り、接触片1bは断面略くの字状に折り曲げられてお
り、また接触片1b’はPTC発熱素子11の長手方向
に延長されPTC発熱素子の端部で約90゜折り曲げら
れているとともに、更に途中で接触片1b’と平行にな
るように約90゜折り曲げられている。そして、その先
端がリード線接続部1cとなっている。
【0021】一方、PTC発熱素子11は、縦13m
m、横21mm及び厚さ2.5mmの板状に形成された
チタン酸バリウム系セラミック素子(キュリー温度12
0℃、常温抵抗200Ω)からなり、その上下両面には
それぞれ縦4mm、横20mmの銀ペースト電極層11
aが設けられている。
【0022】上記構成の電極端子1の接触片1b、1
b’間にPTC発熱素子11を配置することにより、図
4に示すような接続状態を得ることができる。PTC発
熱素子11は電極端子1の接触片1b、1b’によって
強固に掴持されて電気的に接続された状態となってい
る。
【0023】ここで、上記実施例1及び実施例2におい
て説明したPTC発熱素子と電極端子の保持強度を評価
するために、それぞれ10個のサンプルを用意し、電極
端子のリード線接続部をPTC発熱素子の長手方向と水
平の方向に2kgfの力で30秒間引っ張ってみた。そ
の結果、電極端子の位置がズレたり、PTC発熱素子か
ら外れてしまうようなものは全くなかった。
【0024】更に、PTC発熱素子と電極端子の電気的
接続性能について評価するために、常態時及び冷熱サイ
クルを加えた後の電極端子間の抵抗値を測定してみた。
冷熱サイクルは、電極端子間にAC100Vの電圧を1
5分間印加、15分間休止を1サイクルとして1000
サイクル繰り返した。サンプル数は各実施例でそれぞれ
10個とし、これらの測定値の平均値で評価した。その
結果、実施例1、実施例2ともに常態時の抵抗値(初期
抵抗値)が平均200Ωであったものが、1000サイ
クル経過時においても平均197Ωとほとんど変化が見
られず、良好な電気的接続状態を維持していた。
【0025】図5を参照して本発明の第3実施例を説明
する。この実施例の場合には、前記第1実施例において
説明したPTC発熱素子と電極端子を、ケース2内に収
納し、その空隙部に電気絶縁物3を充填してPTC発熱
体を構成したものである。ケース2は一端が開口した有
底筒形状のものであり、PBT樹脂から構成されてい
る。また、電気絶縁物3は液状シリコーンゴムからなっ
ていて、この電気絶縁物3の加硫(120℃で60分間
加熱硬化)に伴ってケース2内の所定位置にPTC発熱
素子11と電極端子1が固定される。尚、符号4は電源
供給用のリード線であり、電極端子1に設けられたリー
ド線接続部1cにスポット溶接により接続されている。
【0026】次に、図6を参照して本発明の第4実施例
を説明する。この実施例の場合には、前記第2実施例に
おいて説明したPTC発熱素子と電極端子を、ケース2
内に収納し、その空隙部に電気絶縁物3を充填してPT
C発熱体を構成したものである。ケース2は一端が開口
した有底筒形状のものであり、PBT樹脂から構成され
ている。また、電気絶縁物3は液状シリコーンゴムから
なっていて、この電気絶縁物3の加硫(120℃で60
分間加熱硬化)に伴ってケース2内の所定位置にPTC
発熱素子11と電極端子1が固定される。尚、符号4は
電源供給用のリード線であり、電極端子1に設けられた
リード線接続部1cにスポット溶接により接続されてい
る。
【0027】このPTC発熱体の場合は、上記実施例2
で説明したように接続端子1の接触片1bが断面略くの
字状に折り曲げられていることから、接触片1bのバネ
弾性がケース2の内面にも働くことになる。よって、P
TC発熱素子11をより強固に掴持することができる。
【0028】ここで、上記実施例3及び実施例4におい
て説明したPTC発熱体の電気的接続性能について評価
するために、常態時及び冷熱サイクルを加えた後のリー
ド線間(電極端子間)の抵抗値を測定してみた。冷熱サ
イクルは、リード線間(電極端子間)にAC100Vの
電圧を15分間印加、15分間休止を1サイクルとして
1000サイクル繰り返した。サンプル数は各実施例で
それぞれ10個とし、これらの測定値の平均値で評価し
た。その結果、実施例3、実施例4ともに常態時の抵抗
値(初期抵抗値)が平均206Ωであったものが、10
00サイクル経過時においても平均194Ωとほとんど
変化が見られず、良好な電気的接続状態を維持してい
た。
【0029】更に、PTC発熱体の防水性能について評
価するために、沸騰水中に24時間放置した後の水中絶
縁抵抗値を測定してみた。サンプル数は各実施例で10
個とし、これらの測定値の平均値で評価した。その結
果、実施例3、実施例4ともに初期の水中絶縁抵抗値が
平均1×10MΩ以上であったものが、沸騰水中に放
置した後も低下していなかった。
【0030】本発明は前記各実施例に限定されるもので
はない。まず、前記実施例では、断面略コの字状に形成
された電極端子を使用してPTC発熱素子との接続を行
ったが、それ以外にも、例えば、断面略C字状に形成さ
れたものなども考えられる。要はPTC発熱素子をその
バネ弾性によって掴持することができる形状であればど
のような形状であっても良いのである。従って、電極端
子の細部の形状、つまり、基部、接触片及びリード線接
続部の形状も何ら限定されるものではなく、種々の変形
例が考えられる。
【0031】また、電極端子のPTC発熱素子への接続
箇所も限定されない。前記実施例では、PTC発熱素子
の一端に接続したが、PTC発熱素子の両端に接続する
ようにしても良い。更に、前記実施例では、PTC発熱
素子の電極層を二つに分割することにより、陰極と陽極
とを分けるようにしたが、例えば、電極端子の接触片の
一方(PTC発熱素子との接触部)に絶縁処理を施すよ
うにして陰極と陽極とを分けるようにしても良い。絶縁
処理の方法としては、電極端子の接触片に絶縁塗料を塗
布する方法や、接触片とPTC発熱素子との間に絶縁板
を挟む方法などが考えられる。
【0032】更に、前記実施例では、PTC発熱素子を
ケース内に収納し、電気絶縁物を充填することにより絶
縁処理を施してPTC発熱体としたが、これ以外の方法
で絶縁処理を施すことによりPTC発熱体を構成しても
良い。要は、電極端子と電気的に接続されたPTC発熱
素子の絶縁が十分に確保されていればどのような構成で
あっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ネ弾性を有する金属板からなる断面略コの字状の電極端
子を使用してPTC発熱素子を掴持するという簡単な構
成でありながら、正常な電気的接続状態を確実に得るこ
とができる。従って、この接続構造を利用すれば、所望
の発熱量を取り出すことの可能な信頼性の高いPTC発
熱体を容易に実現することができる。また、従来必要と
されていた導電性接着剤やケースを省略することができ
るため、コストの低減を図ることができるとともに、設
計の自由度も広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で、PTC発熱素
子と電極端子の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図で、PTC発熱素
子と電極端子との接続状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図で、PTC発熱素
子と電極端子の構成を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す図で、PTC発熱素
子と電極端子との接続状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す図で、PTC発熱体
の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す図で、PTC発熱体
の構成を示す断面図である。
【符号の説明】 1…電極端子 1a…基部 1b…接触片 1b’…接触片 1c…リード線接続部 2…ケース 3…電気絶縁物 4…リード線 11…PTC発熱素子 11a…銀ペースト電極層
フロントページの続き (72)発明者 河野 文則 静岡県浜松市高塚町4830番地株式会社クラ ベ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極層を備えた正特性サーミスタ発熱素
    子を、バネ弾性を有する金属板からなる断面略コの字状
    の一対の電極端子によって掴持し、電気的に接続したこ
    とを特徴とする正特性サーミスタ発熱素子と電極端子の
    接続構造。
  2. 【請求項2】 電極層を備えた正特性サーミスタ発熱素
    子を、バネ弾性を有する金属板からなる断面略コの字状
    の一対の電極端子によって掴持し、電気的に接続したも
    のを、ケース内に収納するとともに、該ケース内の空隙
    部に電気絶縁物を充填したことを特徴とする正特性サー
    ミスタ発熱体。
JP12960895A 1995-04-28 1995-04-28 正特性サーミスタ発熱素子と電極端子の接続構造及び正特性サーミスタ発熱体 Pending JPH08306469A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010135274A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Kurabe Ind Co Ltd Ptc発熱装置
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