JPH04154076A - 筒形ヒータ - Google Patents

筒形ヒータ

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JPH04154076A
JPH04154076A JP27817790A JP27817790A JPH04154076A JP H04154076 A JPH04154076 A JP H04154076A JP 27817790 A JP27817790 A JP 27817790A JP 27817790 A JP27817790 A JP 27817790A JP H04154076 A JPH04154076 A JP H04154076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor element
cylindrical case
heat
temperature coefficient
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP27817790A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Torii
清文 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04154076A publication Critical patent/JPH04154076A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り業上皇五且公団 本発明は、熱源として使用される筒形ヒータに関する。
災来辺且生上珠星 従来、筒形ヒータとしては、第9図又は第10図及び第
11図に示すものが知られている。
第9図に示す筒形ヒータは、正特性サーミスタ素子1と
その表裏面に設けた電極に接触する端子2.2とを半月
状の断面を有するヒートシンク3゜3で挟着し、これら
を円筒ケース4内に圧入したものである。端子2,2は
円筒ケース4の外方に引き出され、図示しない電源に接
続される。
また、第10図、第11図に示す筒形ヒータは、円筒ケ
ース4の内部を角孔とし、この角孔内に正特性サーミス
タ素子1,1及び端子2,2を収納し、素子1,1の間
に波状の板ばね5を圧縮状態で収納したものである。板
ばね5は導電材からなり、電源6に接続されて端子とし
ても機能する。
しかしながら、前者の筒形ヒータは、円筒ケース4の表
面から正特性サースミタ素子1までの熱伝達経路が長く
、表面温度の検知にタイムラグを生じ、応答性が悪いと
いう問題点を有している。
また、後者の筒形ヒータにおいては、前記の問題点は改
善されているが、内部に波状の板ばね5が挿入されてい
るたt1熱容量が小さく、熱のロスが大きいという問題
点を有している。さらに、板ばね5が正特性サーミスタ
素子1に直接当接し、素子1に割れが発生するおそれも
有している。
■の ・ そこで、本発明の目的は、応答性がよく、熱容量が大き
く、かつ安定した性能を発揮する筒形ヒータを提供する
ことにある。
以上の目的を達成するため、本発明に係る筒形ヒータは
、内周部に少なくとも一対の対向する平坦面を有する筒
形ケースと、前記筒形ケース内に収納された少なくとも
一対の放熱ブロックと、前記平坦面と放熱ブロックとで
形成される間隙に設置された正特性サーミスタ素子と、
前記放熱ブロック間に圧縮状態で収納され、その弾性力
によって前記正特性サーミスタ素子を放熱部材と平坦面
との間に圧着保持する弾性部材とからなることを特徴と
する。
以上の構成においては、正特性サーミスタ素子を筒形ケ
ースの表面に近接して配置できるため、熱伝導性、応答
性が良好となり、筒形ケース内に放熱ブロックを内蔵し
ているため、熱容量が大きくなる。また、弾性部材は、
放熱ブロック間に収納され、そのばね力は放熱ブロック
を介して正特性サーミスタ素子に間接的に作用し、素子
が割れる等のおそれが排除され、安定した性能が維持さ
れる。
また、放熱ブロック、弾性部材、筒形ケースを導電材に
て構成すれば、これらの部材を端子として機能させるこ
とができ、部品点数が減少する。
なお、筒形ケースを導電材とした場合には、その外周面
に絶縁性を有する熱収縮性チューブを被せることが好ま
しい。
1施医 以下、本発明に係る筒形ヒータの実施例を添付図面を参
照して説明する。なお、各図において同一部品、部分に
は同一符号が付されている。
[第1実施例、第1図、第2図参照] 本第1実施例は、概略、円筒ケース10、放熱ブロック
15,15、ばね部材20.20、正特性サーミスタ素
子25.25 、充填剤30にて構成されている。
円筒ケース10は、熱伝導性の良好な材料、アルミニウ
ム等の金属材、アルミナ等の磁器材、樹脂材にて円筒状
に成形したもので、内周部には対向する位置に平坦面1
1.11が形成されている。
放熱ブロック15.15は、熱伝導性、導電性の良好な
材料、例えばアルミニウムにて板状に成形したものであ
る。
ばね部材20.20はステンレス鋼等の耐熱性材料から
断面C形状に成形したもので、前記放熱ブロック15.
15の対向する凹溝に圧入されている。このばね部材2
0.20は放熱ブロック15.15間に圧入されること
により、放熱ブロック15.15を互いに外方に弾性的
に付勢する。なお、ばね部材20.20の先端はテーパ
状に加工され、放熱ブロック15゜15の間に挿入しや
すくされている。
正特性サーミスタ素子25.25は、それぞれ表裏面に
電極を設けた周知のもので、円筒ケース10の平坦面1
1.11と放熱ブロック15.15との間に、絶縁板2
6.26及び端子27.27を介して設置されている。
絶縁板26.26は熱伝導性の良好なアルミナ等の磁器
材、シリコンやシリコンゴム等を使用することが好まし
い。端子27.27はステンレス鋼、黄銅等の耐熱性を
有する導電材を用いて成形したもので、一部に幅の狭い
箇所を形成し、ヒユーズ機能を付加してもよい。
正特性サーミスタ素子25.25は、前記ばね部材20
、20のばね力により放熱ブロック15.15を介して
外方に付勢され、端子27.27及び絶縁板26.26
を介して円筒ケース10の平坦面11.11に押圧され
ている。この押圧力によって正特性サーミスタ素子25
の電極と端子27及び放熱ブロック15との電気的接続
が保持される。また、正特性サーミスタ素子25は絶縁
材からなるスペーサ28によって長手方向に位置決めさ
れている。
充填剤30は、円筒ケース10の以上の各部材が収納さ
れた残りの空間に充填したもので、熱伝導性の良好なア
ルミナ等の磁器材、シリコンやシリコンゴム等を使用す
ることが好ましい。この充填剤30中には断面円弧形を
なす板状の絶縁板3131が埋設されている。絶縁板3
1.31は正特性サーミス夕素子25.25と円筒ケー
ス10との絶縁性を保障するた狛のもので、マイカを用
いることが適当である。
以上の構成において、端子27.27及び放熱ブロック
15が電源35に接続され、正特住サーミスタ素子25
.25の発熱が放熱ブロック15,15、充填剤30あ
るいは端子27、絶縁板26を介して円筒ケース10に
効率よく伝達される。電源35の一方の出力は放熱ブロ
ック15ではなくばね部材20に接続してもよい。
本第1実施例においては、正特性サーミスタ素子25.
25を円筒ケース10の表面に近接して配置することが
でき、円筒ケース10の表面から正特性サーミスタ素子
25までの熱伝達経路が短くなるので、熱伝導性、応答
性が良好となる。また、放熱ブロック15の存在により
熱容量が大きくなり、円筒ケース10への熱伝導効率も
向上する。さらに、ばね部材20は断面C形状の比較的
小型のものが使用され、その分数熱ブロック15の容量
を大きくできる。
しかも、ばね部材20の弾性力は放熱ブロック15を介
して正特性サーミスタ素子25に間接的に作用するため
、正特性サーミスタ素子25は割れる等のおそれがなく
安定した押圧力で保持される。また、ばね部材20.2
0は放熱ブロック15.15間に圧入するだけでよく、
組立てを効率的に行うことができる。
さらに、内部部品を円筒ケース10で全体的に覆ってい
るた杓、円筒ケース10の両端を樹脂等で密封すること
により、確実な密封性を図ることができ、大電力ヒータ
とすることができる。
[第2実施例、第3図、第4図参照] 本第2実施例は、円筒ケース10をアルミニウム等の導
電材で形成したもので、この円筒ケース10の外周面を
絶縁チューブ13で被覆することにより外部との絶縁性
を確保している。絶縁チューブ13はシリコンやテフロ
ン等の熱収縮性チューブを用いることが好ましい。
本第2実施例では、円筒ケース10を導電材で形成した
ため、前記第1実施例に示した絶縁板2626及び端子
27.27が省略され、電源25の一方の出力は直接円
筒ケース10に接続され、正特性サーミスタ素子25.
25への給電が行われる。
なお、絶縁チューブ13は前記第1実施例において使用
してもよい。
[第3実施例、第5図、第6図参照] 本第1実施例は、円筒ケース10をアルミナ等の絶縁材
で成形した場合を示す。ここでは、前記第1実施例と比
較して、絶縁板26,26.31.31を省略でき、ま
た円筒ケース10の外周面に絶縁チューブ13を被せる
必要がなくなる。
[第4実施例、第7図、第8図参照] 本第4実施例は、円筒ケース10に導電材を使用し、そ
の外周面に絶縁チューブ13を被せた点は前記第2実施
例と同様である。但し、円筒ケース10の内周部は四つ
の平坦面11を有する断面略四角形の空洞部とされてい
る。また、放熱ブロック15゜15はそれぞれ三角柱状
に成形され、底面が対向した状態で設置され、ばね部材
20.20が底面に形成した凹溝に圧入されている。正
特性サーミスタ素子25は、断面において4個のものが
各平坦面11と放熱ブロック15との間に、ばね部材2
0.20の弾性力にて圧着保持される。本第4実施例に
おいて、正特性サーミスタ素子25の電極は直接導電材
からなる放熱ブロック15と円筒ケース1oとに電気的
に接続され、電源35からは放熱ブロック15と円筒ケ
ース10を介して正特性サーミスタ素子25へ給電され
る。
本第4実施例においては、円筒ケース1oの内周部に平
坦面11を多く設け、正特性サーミスタ素子25を数多
く使用したため、より大きなパワーのヒータを構成でき
る。
[他の実施例コ なお、本発明に係る筒形ヒータは、前記各実施例に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更する
ことができる。
例えば、放熱ブロック15は任意の形状とすることがで
き、絶縁材であってもよい。もし、絶縁材で構成する場
合には、放熱ブロック15と正特性サーミスタ素子25
との間に給電用端子を設ける必要がある。
また、放熱ブロック15.15間に圧入される弾性部材
としては、波状の板ばねであってもよい。
さらに、ケース10は円筒でなく、多角形の筒形であっ
てもよい。
光皿n盆未 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、筒形ケ
ースの内周部に設けた平坦面と筒形ケース内に収納した
放熱ブロックとの間に正特性サーミスタ素子を圧着保持
したた約、正特性サーミスタ素子を筒形ケースの表面に
近接して配置することができ、熱伝導性、応答性が良好
となる。また、放熱ブロックの介在により熱容量が大き
くなる。
しかも、弾性部材の弾性力は放熱ブロックを介して正特
性サーミスタ素子に作用する構成とされているため、素
子が割れる等のおそれがなく、安定した性能を維持する
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の横断面図、第2図は第1実施例の
一部を縦断面とした正面図である。第3図は第2実施例
の横断面図、第4図は第2実施例の一部を縦断面とした
正面図である。第5図は第3実施例の横断面図、第6図
は第3実施例の一部を縦断面とした正面図である。第7
図は第4実施例の横断面図、第8図は第4実施例の一部
を縦断面とした正面図である。第9図は従来の筒形ヒー
タの横断面図、第10図は従来の他の筒形ヒータの横断
面図、第11図は第10図に示した筒形ヒータの縦断面
図である。 10・・・円筒ケース、11・・・平坦面、13・・・
絶縁(熱収縮性)チューブ、15・・・放熱ブロック、
20・・・ばね部材、25・・・正特性サーミスタ素子
、30・・・充填剤、35・・・電源。 特許出願人  株式会社村田製作所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内周部に少なくとも一対の対向する平坦面を有する
    筒形ケースと、 前記筒形ケース内に収納された少なくとも一対の放熱ブ
    ロックと、 前記平坦面と放熱ブロックとで形成される間隙に設置さ
    れた正特性サーミスタ素子と、 前記放熱ブロック間に圧縮状態で収納され、その弾性力
    によって前記正特性サーミスタ素子を放熱部材と平坦面
    との間に圧着保持する弾性部材と、からなることを特徴
    とする筒形ヒータ。
JP27817790A 1990-10-16 1990-10-16 筒形ヒータ Pending JPH04154076A (ja)

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JP27817790A JPH04154076A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 筒形ヒータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27817790A JPH04154076A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 筒形ヒータ

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JPH04154076A true JPH04154076A (ja) 1992-05-27

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ID=17593665

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JP27817790A Pending JPH04154076A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 筒形ヒータ

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JP (1) JPH04154076A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230354482A1 (en) * 2019-03-25 2023-11-02 Bestway Inflatables & Material Corp. Ptc liquid heating device

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