JP4370568B2 - Lpg加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体のLPGを加熱気化するとともに所定圧力に調整して吸気管路に送出することによりエンジンに供給するLPG供給システムのLPG加熱装置に関し、殊にPTCヒータを並列してなる電熱器を具えたLPG加熱装置に関する。
LPGを気化させて火花点火エンジンの燃料に使用することは広く知られており、ほぼ大気圧の気化ガスに調整して吸気管路の負圧により吸引送出させる周知方式のほかに、例えば特開平6−17709号公報に記載されているように所定正圧の気化ガスに調整して吸気管路に噴射させる方式がある。この場合、液体のLPGを加熱気化させる手段としてエンジン冷却水を利用した熱交換器をレギュレータ(ベーパライザ)に内蔵させるか或いはその入口側に配置し、エンジン冷却水によりLPGを加熱気化させることが慣用されている。
しかし、上述のようなエンジン冷却水を利用する加熱気化手段は、冷機時にエンジン冷却水が低温であるために液体LPGを充分に加熱気化できない、という不都合がある。そこで、PTCヒータで加熱板を加熱してその表面を流れるLPGを加熱気化する手段を併用することが例えば特開平5−223014号公報や特開平11−324813号公報に記載されている。ところが、これらは単一の加熱板の一つの表面のみでLPGを加熱するものであって気化能力が低いため、燃料が大流量の場合や極低温の場合に対応が困難となってエンジンの運転に不調をきたしやすい。
一方、特開2003―328859号公報には、PTCヒータを複数ずつ背中合わせに配置して収装室に嵌め込み、収装室のPTCヒータが重ねられた二つの壁部分を加熱することによりLPGを加熱気化するようにした加熱装置が記載されている。この場合、PTCヒータを収装室に嵌め込んでなる電熱器部分がケーシング内に完全に収装され熱利用率が向上することに加え、PTCヒータの数が増加して上述した手段よりも加熱気化能力が高いものとなる。しかしながら、この手段は収装室の外壁を加熱板とするため低温時に加熱面およびケーシング内全体の温度の立ち上がりが遅くなりやすい、という問題がある。
特開平6−17709号公報 特開平5−223014号公報 特開平11−324813号公報 特開2003―328859号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、PTCヒータを用いた電熱器を具えているLPG加熱装置について、高い加熱気化能力を安定的に発揮させるとともに迅速な温度の立ち上がりを実現し、大流量の燃料および低温時に対応してエンジンの運転状態を良好に維持できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、液体LPGを加熱気化するとともに所定圧力に調整してエンジンの吸気管路に送出するLPG供給システムに配置され、PTCヒータを用いた電熱器を具えて液体LPGを加熱気化するLPG加熱装置において、その電熱器を、互いに異なる極性となる2枚の電極兼加熱板がPTCヒータの両面に重ね合わせて板状に形成された電熱ユニットの複数が電極兼加熱板を所定間隔で対向させて並列に配置されてケーシングに収装したものとして、この所定間隔で対向した電極兼加熱板の間がLPG流路を形成し、ケーシングに送入された液体LPGがLPG流路を通過する間に加熱気化されるものとした。
このことにより、PTCヒータに密着した電極兼加熱板が直接LPG流路を形成して加熱面となるため、PTCヒータの熱を迅速且つ効率的にLPG流路の液体LPGに伝えることができるようになり、低温時の温度の立ち上がりが極めて良好となる。そして、加熱板を両面に具えた板状の電熱ユニットを所定間隔で並列に配置したことで、電熱器をコンパクトなものとしながら単位容積あたりの加熱面の総面積を大きくできるため、加熱装置の容積が小さくても加熱気化能力を高いものとすることができ、大流量の燃料に極低温時でも容易に対応できるようになる。
また、前述したLPG加熱装置における電極ユニットを、2枚のPTCヒータを重ねてそれらの反対方向へ向いた面に電極兼加熱板を重ねたものとすれば、PTCヒータをそれぞれ電極兼加熱板内側面に固着させたものを互いに重ねて固定するだけで電熱ユニットを組み立てることができるため、その製造が極めて容易なものとなる。
さらに、PTCヒータを両表面の電極兼加熱板に挟み込んだシール部材により気・液密状態とすれば、電熱ユニットを気・液密状態とするための容器を不要としてその構成を単純なものとしながら、LPGが電極兼加熱板の隙間を流れることを防止しLPG流路のみを流れるようにして、PTCヒータの腐食を確実に回避するとともにLPGの確実な気化を図ることができる。
さらにまた、上述した電熱ユニットの配置を、LPG流路を挟んで対向する電極兼加熱板の極性が同極となるようにすれば、LPG流路に導電性の異物が流入してその間に挟まっても、両電極は同極であるため短絡させる心配がなくその機能を安定的に発揮させることができる。これは、温度の異常上昇などでLPG流路を挟む電極兼加熱板が変形し互いに接触した場合でも同様である。
加えて、上述した電熱器を構成する複数の電熱ユニットの最前面および最後面とケーシング側壁との間に隙間が設けられてLPG流路を形成するものとすれば、加熱気化能力を更に高いものとすることができる。
本発明によると、PTCヒータを用いた電熱器を具えているLPG加熱装置を、高い加熱気化能力を安定的に発揮するとともに迅速な温度の立ち上がりを実現できるものとして、大流量の燃料および極低温時に対応してエンジンの運転状態を良好に維持できるものである。
本発明の実施の形態について、以下に図面を用いながら詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明の第一の実施の形態を示すものであり、図1に概略の配置を示したLPG供給システムにおいて、ボンベ5に貯留されたLPGは液体LPG流路9A,気体LPG流路9Bを通ってエンジン4の吸気管路4bに配置した燃料噴射弁7に供給され、その経路中に遮断弁10、LPG加熱装置である温水加熱装置2および電気加熱装置3A、圧力調整器6(レギュレータ)が配置されている。また、本LPG供給システムは図示しない電子式制御装置で制御されている。
ボンベ5に貯留されている液体LPGは、液体LPG流路9Aを通って遮断弁10を経由し温水加熱装置2に入り、エンジン4に設けた冷却水ジャケット4aから冷却水通路8aを経由して導入されたエンジン冷却水により加熱される。しかし、冷機時にはエンジン4の冷却水温度が低く液体LPGは十分に加熱されず、これを完全な気体の状態にして気体LPG流路9Bに送出することができない。そこで、このようにLPGの加熱が不十分となる状況において、本実施の形態においては図示しない電子式制御装置が判断して後続の電気加熱装置3Aに通電し、筺形のケーシング38の加熱室30a内に収装された電熱器30Aにより、流入した液体LPGを加熱・気化して圧力調整器6に送出するものとしている。
電気加熱装置3Aの詳細な縦断面図を示す図2を参照して、電気加熱装置3Aは筺形のケーシング38の内部である加熱室30aに、電熱器30Aの左右両側面が側壁内側面に接するとともに上下に空間を有して収装されてなるものである。ケーシング38は底壁の左端側にLPG流入口30cが設けられ、これとほぼ対角位置となる右側壁の上端側にLPG流出口30dが設けられている。
図2のX−X線に沿う断面図を示す図3を参照して、電熱器30Aは2枚のPTCヒータ31a,31aを重ねたものを上下に2段に配置し、これらを2枚の電極兼加熱板31b,31cで挟み込んで固着してなる電熱ユニット31Aの複数を並行かつ所定間隔を有するように並べて配置し、その間隔による隙間をLPG流路32A,32A,・・・として通過する液体LPGを加熱気化させるようになっている。このような構成にすることで、PTCヒータ31aの各発熱面が直接電極兼加熱板31b,31cの内側面に接してその外側面が加熱面となり、LPG流路32Aを通過する液体LPGを両側から加熱することとなるため、この加熱面を介した液体LPGへの熱伝導が極めて迅速且つ効率的なものとなって、低温時の温度の立ち上がりが極めて良好となる。
また、PTCヒータ31aを二枚重ねとしたことで、例えば電熱ユニット31Aを組み立てる際に、予め電極兼加熱板31b,31cの内側面にPTCヒータを導電性の接着剤などでそれぞれ固着したものを複数組用意し、組み立て時にその一組を互いに重ねて固定するだけの簡単な手順で組み立てることができるため、製造のための手間が軽減されるとともに、組立時に接着剤が漏れて漏電の原因となることも回避することができる。さらに、一方の電極兼加熱板が損傷した場合は、電熱ユニット全体を交換しなくとも損傷した電極加熱板側だけ交換すれば済むことからメンテナンスコストを低廉にすることができる。
そして、各電熱ユニット31Aは、PTCヒータ31aの上下左右端面を覆うゴムシール36aとさらにその外側を覆う硬質合成樹脂製の固定枠36bとからなる非導電性のシール部材36が設けられてその四隅をねじなどで両面の電極兼加熱板31b,31cと互いに結合することにより、一枚の板状構造物を形成する。これにより、各電熱ユニット31Aは薄い板状の簡易な構成としながらPTCヒータ31aを気・液密状態として確実に腐食を回避することができ、その機能を長期間発揮しやすいものとしている。
また、各電熱ユニット31Aの一方の電極兼加熱板31bは図2における上端左側に端子33bを有し、もう一方の電極兼加熱板31cは図2における上端右側に端子33cを有しており、これらの端子33b,33cは円筒状のカラー(スペーサ)35Aを挟んでこれらに挿通したボルト状の電極棒34a,34bによりそれぞれ固定され、複数の電熱ユニット31Aが同一の向きで互いに間隔を有して並列に重ねられた状態で一体をなし、電熱器30Aを形成する。尚、電極棒34a,34bは図示しない電力供給線およびアースにそれぞれ接続されている。
そして、隣り合う電熱ユニット31A,31Aの間がそれぞれLPG流路32A,32A,・・・を形成し、対向する電極兼加熱板31bの加熱面と電極兼加熱板31cの加熱面とでLPG流路32Aを挟んだものとなっている。このことにより、容積が小さい加熱室30aに多くの電熱ユニット31Aを狭い間隔で収装して多数のLPG流路32Aを形成することができるため、温度の立ち上がりを良好としながら加熱気化能力が高く、LPGを効率的に加熱できるとともに大流量時や極低温時にも対応できるものとすることができる。尚、両端の電極兼加熱板31b,31cはケーシング38の側壁に接してもよいものであるが、これらの間に隙間を設けてLPG流路32Bを形成した本実施の形態では加熱室30a内に更に多くの加熱面が形成され、加熱気化能力を一段と高いものとしている。
ところで、この電熱器30Aは電熱ユニット31Aを複数並列に重ねてなるものであり、図3に示す実施の形態では、各電熱ユニット31A間に形成されるLPG流路32Aにおいて向かい合う電極兼加熱板同士が、マイナスの極性となる電極兼加熱板31bとプラスの極性となる電極兼加熱板31cとの組み合わせとしている。この配置によって本発明の目的を達成することができるが、向かい合った電極兼加熱板31b,31cの間に万一導電性の異物が挟まった場合、或いは温度の異常上昇などにより電極兼加熱板31d,31eが変形して互いに接触した場合は短絡してその機能を充分に発揮できなくなる、という心配が残る。
その対策として、各電極兼加熱板の放熱面に非電導性のフッ素樹脂などをコーティングすることで短絡の発生を防止することも考えられるが、使用に伴い発生する腐食により樹脂コートが劣化する場合もあるため、短絡発生防止のための手段としては万全ではない。
そこで、以下に上述の心配を除去できるようにした本発明の第二の実施の形態について図4を参照して説明する。本実施の形態の電気加熱装置3Bにおけるケーシングおよび加熱室は図2,図3に示した電気加熱装置3Aのものと同様であるが、これに収装する電熱器30Bの構成が異なるものである。
電熱器30Bは上述した電熱器30Aと同様に、電熱ユニット31Bがマイナスの極性となる電極兼加熱板31dとプラスの極性となる電極兼加熱板31eとの組み合わせからなるものであるが、その配列がLPG流路32Cを形成して対向する電極兼加熱板同士の極性を同一のものとなるように向きを交互に変えたことを特徴としている。
即ち、電熱器30Bに通電することで、その一方の電極兼加熱板31dがマイナスの極性を持ちもう一方の電極兼加熱板31eがプラスの極性を持つことによりその間に挟まれたPTCヒータ31aが発熱することは図2,図3のものと同じであるが、隣り合うヒータユニット31B,31B同士は、対向する電極兼加熱板の極性が異なるように交互に向きを反対にして配置されている。従って、本実施の形態ではLPG流路32Cの対向する電極兼加熱板がマイナスの極性同士31d,31dまたはプラスの極性同士31e,31eの組み合わせとなるため、その間に導電性の異物が挟まったり、或いは電極兼加熱板が変形して対向する電極兼加熱板同士が接触したりすることがあっても短絡しない。
このように、ヒータユニット31Bの配列の向きを交互に変えるだけの簡単な構成とすることでヒータユニット31B間に短絡が発生することを確実に回避することができる本実施の形態により、短絡による加熱気化能力の低下を確実に防止して装置の機能を安定的に発揮させることができるようになる。
以上述べたように、本発明により、高い加熱気化能力を安定的に発揮するとともに迅速な温度の立ち上がりを実現できるようになり、大流量の燃料および極低温時にも容易に対応してエンジンの運転状態を良好に維持できる。また、LPG流路において対向する電極兼加熱板の極性を同一にしたことで短絡の発生を確実に防止することができ、安全性を確保しつつ液体LPGを安定的に加熱気化してエンジンの運転状態を一層良好に維持することができるものである。
尚、本発明において電気加熱装置は温水加熱装置と別体のものに限らずこれと一体のものでもよく、さらに圧力調整装置と一体のものでも同様に実施することができる。また、電熱ユニット内のPTCヒータの数および配置方法は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明の第一の実施の形態を示すLPG供給システムの配置図。 図1の電気加熱装置の詳細を示す縦断面図。 図2のX−X線に沿う側面図。 本発明の第二の実施の形態における電熱器の側面図。
符号の説明
2 温水加熱装置、3A,3B 電気加熱装置、4 エンジン、4b 吸気管路、5 ボンベ、6 圧力調整器、7 燃料噴射弁、30A,30B 電熱器、30a 加熱室、31A,31B 電熱ユニット、31a PTCヒータ、31b,31c,31d,31e 電極兼加熱板、32A,32B,32C LPG流路、36 シール部材、38 ケーシング

Claims (5)

  1. 液体LPGを加熱気化するとともに所定圧力に調整してエンジンの吸気管路に送出するLPG供給システムに配置され、PTCヒータを用いた電熱器を具えて液体LPGを加熱気化するLPG加熱装置において、
    前記電熱器は互いに異なる極性となる2枚の電極兼加熱板がPTCヒータの両面に重ね合わせて板状に形成された電熱ユニットの複数が、前記電極兼加熱板を所定間隔で対向させて並列に配置されてケーシングに収装されたものとして、
    前記所定間隔で対向した電極兼加熱板の間がLPG流路を形成して前記ケーシングに送入された液体LPGが前記LPG流路を通過する間に加熱気化されるようにした、
    ことを特徴とするLPG加熱装置。
  2. 請求項1に記載したLPG加熱装置における電熱ユニットが、2枚のPTCヒータを重ねてそれらの反対方向へ向いた面に電極兼加熱板を重ね合わせたものであることを特徴とするLPG加熱装置。
  3. 前記電熱ユニットのPTCヒータは両表面の前記電極兼加熱板に挟み込んだシール部材によって気・液密状態とされている請求項1または2に記載したLPG加熱装置。
  4. 前記電熱ユニットは前記LPG流路を挟んで対向する電極兼加熱板の極性が同極となるように配置されている請求項1,2または3に記載したLPG加熱装置。
  5. 前記電熱器を構成する複数の電熱ユニットの最前面および最後面と前記ケーシングの側壁との間に隙間が設けられており、当該隙間がLPG流路を形成するものとされている請求項1,2,3または4に記載したLPG加熱装置。
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