JP2007309150A - Lpg加熱装置の電熱器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヒータユニットを並列に備えたLPG加熱装置の電熱器について、電極兼放熱板間に発生するショートに対応するためのヒューズがその機能を適切に発揮できるようにして装置の損傷を回避する。
【解決手段】 互いに異なる極性の異なる電極兼放熱板314,315でPTCヒータ320を挟んでなる複数のヒータユニット31Aが、所定間隔を有して並列に配置されこの間隔により形成される隙間をLPG流路34として通過する液体LPGを加熱する電熱器30Aにおいて、総てのヒータユニット31Aのプラスの電極兼放熱板314に、ショートの発生により溶損して電流経路を切断するヒューズ部材である金属線305を備えたヒューズ部300を各々設け、ヒューズ部300を介してヒータユニット31Aの電流集合部に至るように接続した。
【選択図】 図3
【解決手段】 互いに異なる極性の異なる電極兼放熱板314,315でPTCヒータ320を挟んでなる複数のヒータユニット31Aが、所定間隔を有して並列に配置されこの間隔により形成される隙間をLPG流路34として通過する液体LPGを加熱する電熱器30Aにおいて、総てのヒータユニット31Aのプラスの電極兼放熱板314に、ショートの発生により溶損して電流経路を切断するヒューズ部材である金属線305を備えたヒューズ部300を各々設け、ヒューズ部300を介してヒータユニット31Aの電流集合部に至るように接続した。
【選択図】 図3
Description
本発明は、液体のLPG(液化石油ガス)を加熱・気化するとともに所定圧力に調整して吸気管路に送出してエンジンに供給するLPG供給システムにおいてLPG加熱装置に内装される電熱器に関し、殊にPTCヒータを有するヒータユニットを並列して備えたLPG加熱装置の電熱器に関する。
LPGを火花点火エンジンの燃料に使用することは広く知られており、べーパライザ(レギュレータ)とミキサとを使用して大気圧程度に減圧した気化ガスを吸気管路に吸引させてエンジンに供給する、という方式が従前から行われている。また、特開平6−17709号公報などに記載されているように、LPGを所定正圧の気化ガスに調整して吸気管路に噴射させる方式も広く知られている。
そして、このように液体のLPGを加熱気化させる手段として、エンジン冷却水を利用した熱交換器をレギュレータに内蔵させるか或いはその入口側に配置し、エンジン冷却水の熱でLPGを加熱・気化させる手段が慣用されている。
しかし、エンジン冷却水を使用する加熱気化手段は、冷機時において冷却水が低温であるために液体LPGを充分に気化できない不都合がある。そこで、例えば特開平5−223014号公報や特開平11−324813号公報に記載されているように、LPGを気化して大気圧程度に減圧するペーパライザについて、エンジン冷却水の熱を利用することに加えてLPG経路中にPTCヒータを備えた電熱器を配置し、冷却水が低温の場合でもLPGを気化できるようにしたものが用いられるようになった。
このようなLPG加熱装置に内装される電熱器として、図5に示すようなPTCヒータ320を2枚の電極兼放熱板324,325で挟んでなるヒータユニット31Bを、複数枚並列かつ所定間隔を有するように重ねてその隙間をLPG流路34として、これを通過する液体のLPGを加熱して気化しやすい状態或いは気化させるものとした電熱器30Bが実用化されている。
しかしながら、この電熱器30Bは、同一のヒータユニット31Bを複数枚並べて構成しているものであるため、各ヒータユニット31B問のLPG流路34において向かい合う電極兼放熱板がマイナスの電極兼放熱板324とプラスの電極兼放熱板325との組み合わせとなる。従って、この電極兼放熱板324,325の間に導電性の異物が挟まったり水分が介入したりした場合には、ショートが発生し装置に破損を来すなどのトラブルを招く。また、導電性の異物が挟まらなくても電極兼放熱板324,325が温度の異常上昇などにより変形して互いに接触しても同様にショートしてしまう。
そこで、このショートによる装置の破損を回避するため、各ヒータユニット31Bの集合部(ターミナル部)にヒューズ(図示省略)を設けることが行われている。しかしながら、各ヒータユニット31Bは温度上昇で抵抗が変化するというPTCヒータ320の特性上、並列に接続して配置されていることから、多数のヒータユニット31Bを使用する場合に一つのヒータユニット31Bがショートしてもヒューズが切れないという事態が起きることがある。
即ち、図5に示すようにヒータユニット31Bを5枚並列に接続した場合、例えば低温時に使用する際は合計で100A程度の電流が流れることから、150Aのヒューズを各ヒータユニット31Bの集合部に設けるものであるが、一つのヒータユニット31Bでは約30Aでショート状態となるところ、一つのヒータユニット31Bがショートしても集合部のヒューズを切る程の電流が流れないことになり、ヒューズが働かないことで損傷が拡大することになる。
特開平6−17709号公報
特開平5−223014号公報
特開平11−324813号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しょうとするものであり、PTCヒータを電極兼放熱板間に挟んでなるヒータユニットを並列に備えたLPG加熱装置の電熱器について、電極兼放熱板間に発生するショートに対応するためのヒューズが、その機能を適切に発揮できるようにして装置の損傷を回避することを課題とする。
そこで、本発明は、液体LPGを加熱気化するとともに所定圧力に調整してエンジンの吸気通路に送出するLPG供給システムのLPG加熱装置に内装されるものであって、互いに異なる極性が対向する電極兼放熱板でPTCヒータを挟んで形成される複数のヒータユニットが、前記電極兼放熱板が互いに異なる極性が対向するように所定間隔のLPG流路を挟んで並列に配置され、前記LPG流路を通過する液体LPGを加熱する電熱器において、前記各ヒータユニットにおけるプラスの電極兼放熱板に、ショートの発生により溶損して電流経路を切断するヒューズ部材を備えるとともに前記ヒータユニットの電流集合部に接続されているヒューズ部が接続されていることを特徴とする。
このことにより、LPG流路において導電性の異物が電極兼放熱板間に挟まってショートが発生した場合に、ショートに関連する電極兼放熱板のヒューズ部材のみが確実に切れるものとなり、電流集合部側にヒューズ部を設けた場合のようにヒューズ部材が切れずに損傷が拡大するトラブルを回避することができ、ショートに関連したヒューズ部のみを交換または修復すればよいものとなって、回復作業が極めて容易なものとなる。
また、このヒューズ部は、電流集合部側に接続するための端子部材と電極兼放熱板から延出した挿入凸部とが線状または薄板状のヒューズ部材で接続され、端子部材と電極兼放熱板との接続部を保持・固定して機械的強度を与える非導電性素材からなる保持部材が装着されているものとすれば、ヒューズ部材自体が充分な機械的強度を有しなくてもヒューズ部の機械的強度を確保することができる。
さらに、この保持部材を、下端面に電極兼放熱板側の挿入凸部を挿入して保持するための保持孔が開口しているとともに上端面に端子部材の基端側を挿入して保持するための保持孔が開口したものとし、且つ、その側面にヒューズ部材の両端側をそれぞれ挿入させて接続突部と端子部材とを電気的に接続せるための二つの挿入孔が開口したものとして、保持部材外側からヒューズ部材の両端側を挿入して装着したものとすれば、ヒューズ部材の着脱作業が極めて容易になることに加え、ヒューズが溶損して切れたことを外側から確認できるとともに、ショートが発生したヒータユニットを容易に特定することができる。
或いは、この保持部材を、ヒューズ部の挿入凸部、ヒューズ部材、端子部材が、一枚の導電性金属板を所定形状に切断することで電極兼放熱板から連続して一体となったものとして、上下に貫通した挿入孔を有して鞘状とされた保持部材を装着したものとすれば、構成を単純化することで製作のためのコストおよび手間を軽減することが可能となる。
さらにまた、上述した電熱器において、ヒューズ部を保持部材側と端子部材側との当接部分、または/および保持部材側と電極兼放熱板側との当接部分に、保持部材を装着した状態で互いに係合する係合構造を有しており、保持部材または/および端子部材を抜脱する場合に少なくとも所定以上の抵抗が生じるものとすれば、保持部材または/および端子部材が容易に脱落しにくいものとなってヒューズ部が分解する心配を最小限とすることができる。
ヒータユニット毎にヒューズ部を設けた本発明によると、電極兼放熱板間に発生するショートに対応するためのヒューズがその機能を適切に発揮できるものとなり、装置の損傷が拡大するのを回避できるものとした。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いながら詳細に説明する。
図1に概略の配置を示したLPG供給システムにおいて、ボンベ1に液体の状態で貯留されたLPGは、液体LPG流路9A、気体LPG流路9Bを通ってエンジン4の吸気通路4bに設置した燃料噴射弁5に供給され、その経路中に閉止弁2、LPG加熱装置としての温水加熱装置33と電気加熱装置30、圧力調整器32(レギュレータ)を有する加熱気化手段3が設けられている。また、本LPG供給システムは、電子式制御装置10で閉止弁2の開閉を行うとともに、バッテリ15から電気加熱装置30への通電を、リレー12を介して制御するものであり、バッテリ15とリレー12との間にはメインヒューズ16が設けられている。
ボンベ1に液体の状態で貯留されているLPGは、液体LPG流路9Aを通って閉止弁10を経由して温水加熱装置33に入り、エンジン4に設けた冷却水ジャケット4aから冷却水送出路8aを経由して導入されたエンジン冷却水で加熱される。しかし、エンジン4の冷機時にはエンジン冷却水の温度が低く、液体LPGが十分に加熱されないため、気体の状態にして気体LPG流路9Bに送出することができない。そこで本実施の形態では、このようにエンジン冷却水の熱だけでは加熱が不十分となる場合に、電子式制御装置10が判断して後続の電気加熱装置30に通電し、電熱器30AでLPGを加熱するようになっている。
電気加熱装置30に内装された電熱器30Aの全体的構成は、図5の従来の電熱器30Bとほぼ同様であることから説明は省略し、電熱器30Aの構成単位であるヒータユニット31Aについて、図2の分解斜視図を参照しながら詳細に説明する。ヒータユニット31Aは、PTCヒータ320,320の各周面に密着するゴムシール36で封止され、その周面に密着する樹脂製の固定枠37で囲まれており、これがさらに電極兼放熱板314,315で挟まれて、所定の固定手段で固定されることで一体をなしている。
これにより二つのPTCヒータ320は、ヒータユニット31A内で気・液密状態で保持され、電気加熱装置30に通電することで電極兼放熱板314がプラスの極性を持ち、電極兼放熱板315がマイナスの極性を持つものとなり、その間に挟まれたPTCヒータ320が発熱するようになっている。
そして、このヒータユニット31Aのプラスの電極板となる電極兼放熱板314の端子が、ショートの発生で溶損して電流経路を切断するヒューズ部材を備えたヒューズ部300とされている点が本発明の特徴部分となっている。
図3のヒューズ部300を拡大した分解斜視図を参照して、このヒューズ部300は、図示しない電流集合部側に接続するための端子部材302と、電極兼放熱板314から舌片状に延設された挿入凸部301とが、樹脂等の非導電性素材で成型されてなる保持部材303で保持・固定されて、電極兼放熱板314の上辺から突出した状態で設けられている。また、この状態において端子部材302と挿入凸部301とは直接接しておらず、ヒューズ部材である銅線等の金属線305で電気的に接続される。これにより、ヒューズ部材が細線状で機械的強度が小さくても樹脂製で堅固な保持部材303によりヒューズ部300の機械的強度が確保されるようになっている。
保持部材303は、方形ブロック板を直立させたような形状で上下端面を貫通する保持孔303aを有する鞘状の部材であり、下側端面の保持孔303a開口部から挿入凸部301を挿入し、上側端面の保持孔303a開口部から端子部材302の基端側を挿入させて、両者が接触しない状態で保持・固定するようになっている。
また、保持部材303は、その側面にヒューズ部材である金属線305の両端部をそれぞれ挿入させることで挿入凸部301と端子部材302とを電気的に接続せるための二つの挿入孔303c,303dが開口しており、外側から金属線305の両端を差し込んでこれを装着している。
金属線305は、所定量以上の電流が流れることで赤熱し溶解する銅などの金属を細線状にしたものを、中央部の長さを確保するために一平面上で複数回屈曲されてなり、両端部がこの一平面上の中央部から垂直方向に屈曲されて保持部材303の厚さ分程度突出したものである。そして、両端部を挿入孔303c,303dから挿入して挿入凸部301の接続孔301b、端子部材302の接続孔302bに嵌挿されてこれらを電気的に接続するものであり、装着状態で保持部材303の側面に設けた溝303bに収まるようになっている。
ヒューズ部300をこのような構成としたことで、ヒューズ部材の着脱作業が極めて容易になるとともに、ヒューズ部材が溶損して切れたことを外側から確認することができ、且つ、ショートが発生したヒータユニット31Aを容易に特定することができる。尚、金属線305の装着は、その両端部を挿入凸部301の接続孔301bおよび端子部材302の接続孔302bに嵌挿してから各々ハンダ付けすることで、接続状態が確実なものとなる。また、細線状の金属線305の代わりに所定幅以下にした薄板状の金属板を使用しても同様である。
端子部材302の挿入する基端側には、鈎状部302aが設けられて挿入時に保持部材303の保持孔303a内部の切り欠き部303fに係合するようになっており、挿入凸部301にも鈎状部301aが設けられて挿入時に保持孔303a側の切り欠き部303eに係合するようになっており、両者は保持部材303に挿入した状態から容易に抜けないようになっている。
従って、保持部材303や端子部材302が容易に脱落しにくいものであり、ヒューズ部が300分解してしまう心配を最小限とすることができる。尚、切り欠き部303e,303fは側面まで開口しており、先の尖った器具を挿入して鈎状部301a,302aを外側から押すことで、係合状態を解除して容易に抜脱可能とすることができる。
尚、ヒューズ部の他の実施形態として、図4に示すように挿入凸部310aとヒューズ部材としての幅狭で薄板状の金属板310cとこれに続く端子部材310bとが、一枚の導電性金属板を図のように精密プレス等により形成することで電極兼放熱板から連続して一体とされた一部品からなるものとしてもよく、図示しない上下に貫通した挿入孔を有して鞘状とされた絶縁性の保持部材を端子部材上方から挿入して装着して機械的強度を与えるようにしてもよい。このように構成を単純化することで、製作のためのコストおよび手間を軽減することが可能となる。
以下に、本実施の形態の作用・効果について説明すると、低温始動時に冷却水温を検知した電子制御ユニット10が、エンジン冷却水のみではLPGの充分な気化が得られないと判断すると、リレー12を介して電気加熱装置30に通電する。そして、ボンベ1内に混入した鉄粉や水が燃料とともに電器加熱装置30に流入し、ヒータユニット31A,31A問に挟まることでショートが発生する。
ショートすると、プラスの電極となる電極兼放熱板314に設けられたヒューズ部300の金属線305が、メインヒューズ16が切れる前に、そのヒータユニットに流れる約30A程度の電流で赤熱・溶損して電流経路を切断するヒューズとして働き、他の問題のないヒータユニット31Aはショートに伴う損傷を受けない。
ショート発生後には、ヒューズ部材である金属線305が外部から目視可能であることから、ショートしたヒューズ部300を容易に特定することができる。従って、修復にはその部分だけを交換するだけで済むことになる。尚、図4に示すヒューズ部310を採用した場合は、溶損したプラスの電極兼放熱板、或いはそのヒータユニット自体を交換すればよい。
また、このヒューズ部300は、このように電極兼放熱板314から延設された挿入凸部301と端子部材302とが細い金属線305で接続されたものであるが、非導電性素材からなり堅固な保持部材303で、これらを保持・固定してあるため、ヒューズ部300の充分な機械的強度が確保されている。
以上、述べたように、本発明によりLPG加熱装置に内装されるPTCヒータを備えた電熱器について、電極兼放熱板間に発生するショートに対応するためのヒューズが、その機能を適切に発揮できるものであり、ショートが発生しても他の部分に損傷が及ぶ心配のないものとなって、修復作業が容易なものとなる。
尚、本実施の形態では、図5に示した従来の電熱器30Bと同様に複数のヒータユニット31Aが、ヒータユニット31Aを構成するプラスの極性を有する電極兼放熱板314とマイナスの極性を有する電極兼放熱板315とが互いに対向するようにして配置されたショートを発生し易い場合について説明したが、複数のヒータユニット31Aが、ヒータユニット31Aを構成するプラスの極性プラスの極性を有する電極兼放熱板314とマイナスの極性を有する電極兼放熱板315との同極同士が互いに対向するようにして配置されたショートを発生しにくい場合(図示せず)についても有効に作用するものであり、この場合には更に高い安全性を確保することができる。
1 ボンベ、3 加熱気化手段、4 エンジン、9A 液体LPG流路、9B 気体LPG流路、10 電子制御ユニット、12 リレー、15 バッテリ、16 メインヒューズ、30 電気加熱装置、30A 電熱器、31A ヒータユニット、36 ゴムシール、37 固定枠、300 ヒューズ部、301,310a 挿入凸部、301a,302a 鈎状部、302,310b 端子部材、303 保持部材、303a 保持孔、303c,303d 接続孔、303e,303f 切り欠き、305 金属線、310c 金属板、314,315 電極兼放熱板、320 PTCヒータ
Claims (5)
- 液体LPGを加熱気化するとともに所定圧力に調整してエンジンの吸気通路に送出するLPG供給システムのLPG加熱装置に内装されるものであって、互いに異なる極性が対向する電極兼放熱板でPTCヒータを挟んで形成される複数のヒータユニットが所定間隔のLPG流路を挟んで並列に配置され、前記をLPG流路を通過する液体LPGを加熱する電熱器において、
前記各ヒータユニットにおけるプラスの電極兼放熱板に、ショートの発生により溶損して電流経路を切断するヒューズ部材を備えるとともに前記ヒータユニットの電流集合部に接続されているヒューズ部が接続されていることを特徴とするLPG加熱装置の電熱器。 - 前記ヒューズ部は、前記電流集合部側に接続するための端子部材と前記電極兼放熱板から延出した挿入凸部とが、線状または薄板状の前記ヒューズ部材で接続され、前記端子部材と前記電極兼放熱板との接続部を保持・固定して機械的強度を与える非導電性素材からなる保持部材が装着されていることを特徴とする請求項1に記載したLPG加熱装置の電熱器。
- 前記保持部材は、その下端面に前記挿入凸部を挿入して保持するための保持孔が開口しているとともに、上端面に端子部材の基端側を挿入して保持するための保持孔が開口しており、且つ、その側面に前記ヒューズ部材の両端側をそれぞれ挿入させて前記接続突部と前記端子部材とを電気的に接続せるための二つの挿入孔が開口したものとされ、外側から前記ヒューズ部材が両端側を挿入されて装着されていることを特徴とする請求項2に記載したLPG加熱装置の電熱器。
- 前記保持部材は、前記ヒューズ部の前記挿入凸部、前記ヒューズ部材、前記端子部材が、一枚の導電性金属板を所定形状に切断することで前記電極兼放熱板から連続して一体となったものとされ、上下に貫通した挿入孔を有して鞘状とされた前記保持部材が装着されていることを特徴とする請求項2に記載したLPG加熱装置の電熱器。
- 前記ヒューズ部は、前記保持部材側と前記端子部材側との当接部分、または/および前記保持部材側と前記挿入凸部側との当接部分に、前記保持部材を装着した状態で互いに係合する係合構造を有しており、前記保持部材または/および端子部材を抜脱する場合に少なくとも所定以上の抵抗が生じるものとされている、ことを特徴とする請求項2,3または4に記載したLPG加熱装置の電熱器。
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JP2010024840A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Nikki Co Ltd | Lpg加熱装置 |
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2006
- 2006-05-17 JP JP2006137202A patent/JP2007309150A/ja not_active Withdrawn
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