JP2012003531A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2保持位置での保持が外れてダイヤルが第1保持位置方向へ回動したとしても、ダイヤルが第1保持位置で係合保持されてしまうことを防止する。
【解決手段】インシュレータ6は、第1および第2係合部11,12を有する。ダイヤルとともに回動するダイヤルホルダ26は、係合凸部32を有する弾性係合爪31を備える。ダイヤルホルダ26は、係合凸部32を第2係合部12に係合させることで第2保持位置に保持される。第2係合部12に対する係合凸部32の係合が外れてダイヤルホルダ26が第1保持位置側(矢印A1方向)へ回動した際に、係合凸部32は先端部がインシュレータ6の前面に当たって斜めに弾性変形し、第1ストッパ部34が第1ストッパ部17に当たりダイヤルホルダ26の第1保持位置方向への回動が規制され、係合凸部32は、第1係合部11に係合する手前までは移動しても第1係合部11には係合しない。
【選択図】図11

Description

本発明は、ダイヤル式の操作装置に関する。
例えば車両の空調関係の操作装置においては、内外気の切り替えをダイヤルの回動操作で行うようにしたものがある。このものにおいては、操作部材として回動操作されるダイヤルが備えられ、このダイヤルの回動を、ケーブルプーリなどの回転体に伝達し、ケーブルを介して内外気の切り替えを行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−96579号公報
上記したような構成のものにおいて、回転体を回動させるためのダイヤルは、節度機構を持たない場合、自由に回転してしまうため、回転体(ケーブルプーリユニット)を組み付けるまでの間、ダイヤルを所定の位置に保持することが必要となる。
そこで、例えばダイヤルの保持位置を、当該ダイヤルの回動方向に2か所設け、ダイヤルを基体に組み付けた際の保持位置を第1保持位置とするとともに、回転体を組み付ける際の保持位置を第2保持位置とし、ダイヤル操作の検査工程でダイヤルを前記第1保持位置から第2保持位置へ回動させる構成とすることが考えられる。なお、操作装置の客先への納入時には回転体は組み付けられておらず、操作装置と回転体の組み付けは納入先(客先)で行われることになる。
ところが、その操作装置の納入先で前記第2保持位置での保持(係合)が外れると、ダイヤルが第1保持位置まで回動して当該第1保持位置で係合保持されてしまうことがあり、このようになると、その第1保持位置での係合保持が容易に解除できず、納入先で回転体を組み付けることができなくなってしまうおそれがある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、第2保持位置での保持が外れてダイヤルが第1保持位置方向へ回動したとしても、ダイヤルが第1保持位置で係合保持されてしまうことを防止することができる操作装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明の操作装置は、
基体と、
この基体に軸周り方向に回動操作可能に設けられたダイヤルと、
このダイヤルにこれと回動を共にするように連結されたダイヤルホルダと、
前記基体に前記ダイヤルの回動方向に沿って離間して設けられた第1係合部および第2係合部と、
前記ダイヤルホルダに弾性変形可能に設けられ、前記第1係合部に係合することで前記ダイヤルホルダを前記ダイヤルごと第1保持位置に仮保持し、前記第2係合部に係合することで前記ダイヤルホルダを前記ダイヤルごと第2保持位置に保持する弾性係合爪と、
前記基体と前記ダイヤルホルダとの間に設けられ、前記ダイヤルホルダを前記第1保持位置方向へ回動させたときに前記ダイヤルホルダを同方向へそれ以上回動させないように規制するストッパ手段と、
前記ダイヤルホルダを介して前記ダイヤルの回動が伝達されることにより回動され、その回動によって操作対象物を作動させる回転体と、
この回転体に設けられ、前記ダイヤルホルダを前記第2保持位置に位置させた状態で前記回転体を前記ダイヤルホルダに組み付けることに伴い前記弾性係合爪を弾性変形させて前記第2係合部に対する係合を解除させる係合解除部と、を備え、
前記回転体を前記ダイヤルホルダに組み付ける前の状態で、前記第2係合部に対する前記弾性係合爪の係合が外れて前記ダイヤルホルダが前記第1保持位置方向へ回動された際に、前記ストッパ手段により前記ダイヤルホルダの前記第1保持位置方向への回動が規制されることに伴い、前記弾性係合爪は、前記第1係合部に係合する手前までは移動しても当該第1係合部には係合できないように弾性変形することを特徴とする。
上記構成において、ダイヤルおよびダイヤルホルダを基体に組み付けた際には、ダイヤルホルダの弾性係合爪を基体の第1係合部に係合させて、ダイヤルおよびダイヤルホルダを第1保持位置に保持させる。そして、ダイヤル操作の検査工程で、前記第1の係合部に対する前記弾性係合爪の係合を解除させ、ダイヤルおよびダイヤルホルダを第2保持位置へ回動させることで、弾性係合爪が基体の第2係合部に係合し、ダイヤルおよびダイヤルホルダが第2保持位置に保持される。通常はこの状態で客先へ納入される。
ここで、回転体をダイヤルホルダに組み付ける前の状態で、第2係合部に対する弾性係合爪の係合が解除され、しかもダイヤルおよびダイヤルホルダが第1保持位置方向へ回動したとすると、弾性係合爪が第1係合部に再び係合するおそれがある。この点、本発明においては、第2係合部に対する弾性係合爪の係合が外れてダイヤルホルダが第1保持位置方向へ回動された際に、ストッパ手段によりダイヤルホルダの第1保持位置方向への回動が規制されることに伴い、弾性係合爪は、第1係合部に係合する手前までは移動しても当該第1係合部には係合できないように弾性変形する。よって、第2保持位置での係合が外れてダイヤルが第1保持位置方向へ回動したとしても、ダイヤルが第1保持位置で係合保持されてしまうことを防止することができる。
本発明の一実施形態における操作装置の分解斜視図 組み立て状態での正面図 インシュレータの正面図 弾性係合爪の斜視図 プーリユニットを組み付ける前の状態での、図2のX1−X1線に沿って示す縦断面図 プーリユニットを組み付けた状態での図5相当図 ダイヤルホルダを第1保持位置に位置させた状態(弾性係合爪を第1係合部に係合させた状態)で示す正面図 ダイヤルホルダを第2保持位置に位置させた状態(弾性係合爪を第2係合部に係合させた状態)で示す正面図 ダイヤルホルダを第1保持位置に位置させた状態(弾性係合爪を第1係合部に係合させた状態)を示すもので、(a)はインシュレータの正面図、(b)は(a)においてX2−X2線に沿った部位で切断した状態を示すインシュレータおよびダイヤルホルダの展開断面図 ダイヤルホルダを第2保持位置に位置させた状態(弾性係合爪を第2係合部に係合させた状態)を示すもので、(a)は図9(a)相当図、(b)は図9(b)相当図 ダイヤルホルダが第2保持位置から第1保持位置方向へ回動された状態での作用を説明するための図9(b)相当図 弾性係合爪が第2係合部でオーバーストロークした際の作用を示す第2係合部付近の正面図
本発明の操作装置の一実施形態について図面を参照して説明する。この実施形態は、車両、特には自動車における内外気の切り替え操作と、ブロアスイッチを操作するための操作装置の例である。図1は操作装置全体の概略的な分解斜視図を示し、図2は組み立て状態での正面図を示している。まず図1において、ボディ1は、枠状をなす主体部2と、この主体部2のほぼ中央部に前方へ突出するように設けられた円筒状の筒部3と、この筒部3内に設けられた内側筒部4とを一体に有している。内側筒部4は、筒部3の中心から偏芯している(図7参照)。筒部3の外周部の1箇所には、軸方向に延びる凹部5が形成されている。
このボディ1の裏側には、基体を構成するインシュレータ6が配置される(図5参照)。このインシュレータ6は、外周部に設けられた複数の係合突部7を、ボディ1の主体部2に形成された複数の係合孔8に係合させることによって、ボディ1に固定状態に取り付けられる。インシュレータ6の前面の中央部付近には、複数の固定接点9が設けられている。インシュレータ6の外周部寄りの部位(図3における上部寄りの部位)には、円弧状をなす開口部10が形成されている。この開口部10の外周側の縁部10aにおいて、図3における左側に切欠部からなる第1係合部11が設けられ、右側にも切欠部からなる第2係合部12が設けられている。これら第1係合部11と第2係合部12は、それぞれ開口部10に連通している。また、これら第1係合部11と第2係合部12は、後述するダイヤル13の回動方向に沿って離間して設けられている。第2係合部12の右側縁部には傾斜部12a(図12参照)が形成されている。
インシュレータ6において、開口部10の右下に位置させてランプ取付部15が設けられていて、このランプ取付部15にはランプ16が取り付けられる。また、インシュレータ6の前面において、開口部10の左下に位置させて、突部からなる第1ストッパ部17が設けられ、開口部10の右下に位置させて、これも突部からなる第2ストッパ部18が設けられている。
ボディ1とインシュレータ6との間には、コンタクトホルダ20が配設される(図5参照)。このコンタクトホルダ20は、前方へ突出するシャフト21を有していて、そのシャフト21が、前記内側筒部4内に回転可能に挿入される。コンタクトホルダ20には、2個の可動接点22と、各可動接点22をインシュレータ6側へ付勢する2個のスプリング23が取り付けられる。コンタクトホルダ20が、シャフト21を中心に回動操作されることに伴い、各可動接点22がインシュレータ6の前面を摺動して前記固定接点9に対して接離する。ここで、固定接点9と可動接点22により、ブロアスイッチを構成している。
コンタクトホルダ20の側部には、外周部が開口した収容部20aが形成されていて、この収容部20aに、節度用のボール24およびこのボール24を外側へ付勢するスプリング25が配設される。ボディ1の主体部2の内周部には、図示はしないが節度用の凹凸部が設けられていて、この凹凸部と、節度用のボール24およびスプリング25により、コンタクトホルダ20の節度機構を構成する。この節度機構は、コンタクトホルダ20を回動操作した際に、そのコンタクトホルダ20を回動した位置に保持するためのものである。
ダイヤルホルダ26は、リング状をなしている。このダイヤルホルダ26は、内側へ突出する凸部27を有していて、この凸部27を、前記ボディ1における筒部3の凹部5に挿入して筒部3の基端部側へずらすことによって、筒部3の基端部の周りに回動可能に取り付けられる(図5参照)。ダイヤル13は、段付きの円筒状をなしていて、後部側の外周部に設けられた複数の係合孔28を、前記ダイヤルホルダ26の外周部に設けられた係合凸部29に係合させることにより、ダイヤルホルダ26に当該ダイヤルホルダ26と共に(一体に)回動するように取り付けられる。ダイヤル13は、筒部3の外側に当該筒部3を覆うように配置される(図5参照)。したがって、ダイヤル13をこれの中心軸周りに回動させることにより、ダイヤルホルダ26もこれと一体に回動される。
ここで、ダイヤルホルダ26において、前記凸部27の裏側(外周部側)は、軸方向に延びる凹部27aとなっている(図7参照)。そして、この凹部27aに、図7に示すように、弾性係合爪31の先端部31aが軸方向に移動可能に配置されている。弾性係合爪31は、基端部31bがダイヤルホルダ26に一体に連結され、その基端部31bからダイヤルホルダ26の周方向に沿って延びている。弾性係合爪31は、基端部31bがダイヤルホルダ26に片持ち状態に支持されていて、先端部31aが軸方向に弾性変形可能となっている。その先端部31aには、図4に示すように、後方に向けて突出する係合凸部32と、凹部27a側へ突出する受け部33とを一体に有していて、係合凸部32が、後述するように前記第1係合部11、第2係合部12に係合可能となっている。弾性係合爪31は、図7に示すように、正面側から見てL字状をなしている。
ダイヤルホルダ26の後面側には、当該ダイヤルホルダ26の回動範囲(ダイヤル13の回動範囲)を規制するために、図9(b)に示すように、前記弾性係合爪31の係合凸部32を挟むようにして、それぞれ突部からなる第1ストッパ部34と第2ストッパ部35が設けられている。ダイヤル13の内周部には、凹状の指示部取付部36が設けられていて、この指示部取付部36に、レンズからなる指示部37(図1参照)が取り付けられる。
前記ボディ1における筒部3の前面部には、表示パネル39が固定状態に取り付けられる。この表示パネル39には、内外気の切り替えを表示する内外気切り替え表示部40と、風量の強さを表すブロア表示部41が設けられている。また、この表示パネル39には、前記内側筒部4に対応させて開口部42が形成されている。ブロア用ノブ43は、開口部42を通して、前記コンタクトホルダ20におけるシャフト21の先端部に取着される。このブロア用ノブ43を回動操作することで、シャフト21を介してコンタクトホルダ20が回動操作され、これに伴いブロアスイッチが切り替えられる。ブロア用ノブ43には、1個の指示部44が設けられている。
これらに対して、プーリユニット50は、ユニットベース51に、回転体を構成するケーブルプーリ52を回転可能に取り付けて構成されていて、ケーブルプーリ52にケーブル53(図1参照)が巻回される。なお、ケーブル53の先端部は、図示はしないが、内外気の切り替えを行うダンパに接続される。ケーブルプーリ52には、アーム部54が一体に設けられていて、このアーム部54の先端部に、前方へ向けて突出する連結軸部55が一体に設けられている。この連結軸部55は、係合解除部として機能する。
このプーリユニット50は、図6に示すように、前記インシュレータ6の裏側に取り付けられる。このプーリユニット50の取り付け状態で、連結軸部55の先端部を、インシュレータ6の開口部10を通して前記ダイヤルホルダ26における凹部27a内に挿入する。これにより、ダイヤル13の回動が、ダイヤルホルダ26および連結軸部55を介してケーブルプーリ52に伝達されるようになっていて、ダイヤル13の回動操作に伴い、連結軸部55が、インシュレータ6の円弧状をなす開口部10に沿って移動されるようになる。
上記構成のものにおいて、プーリユニット50は納入先で組み付けられるものとし、まず、それ以外の操作装置を組み立てる場合について説明する。まず、ボディ1の裏側を上にした状態で、コンタクトホルダ20のシャフト21を内側筒部4に挿入し、コンタクトホルダ20の収容部20aに節度用のスプリング25とボール24を配置し、さらにコンタクトホルダ20の裏面側に、2個の可動接点22とスプリング23を組み付ける。次に、インシュレータ6のランプ取付部15にランプ16を取り付けた後、インシュレータ6をボディ1の裏側に配置し、インシュレータ6の係合突部7をボディ1の係合孔8に係合させることで、インシュレータ6をボディ1に組み付ける。この後、ボディ1を、筒部3が上向きとなる状態とする。
次に、ダイヤル13の指示部取付部36に指示部37を取り付けた後、そのダイヤル13の係合孔28をダイヤルホルダ26の係合凸部29に係合させることで、ダイヤル13とダイヤルホルダ26とを組み付ける。次に、ダイヤル13を持って、ダイヤルホルダ26の凸部27を、筒部3の凹部5に前方から挿入するようにして、ダイヤルホルダ26およびダイヤル13を筒部3の基端側へ移動させ、ダイヤルホルダ26における弾性係合爪31の係合凸部32の先端部を、インシュレータ6の第1係合部11に前方から挿入して係合させる(図9(a),(b)参照)。
このとき、図9(b)に示すように、ダイヤルホルダ26の第1ストッパ部34が、インシュレータ6の第1ストッパ部17に矢印A1方向(反時計回り方向)から当たることで、ダイヤルホルダ26(ダイヤル13)は、それ以上矢印A1方向には回動できない。このように弾性係合爪31の係合凸部32の先端部が、インシュレータ6の第1係合部11に挿入係合することで、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26は、第1保持位置に仮保持された状態となる。図7は、ダイヤルホルダ26が第1保持位置に保持された状態が示されている。この図7では、ダイヤル13は省略されている。
次に、表示パネル39を筒部3の前面に取り付けるとともに、シャフト21の先端部にブロア用ノブ43を取り付ける。これにより、操作装置の仮組み付けが完了する。
次に、ダイヤル操作の検査を行う場合は、インシュレータ6の裏側から開口部10内に、棒状の工具60(図9(b)の二点鎖線参照)を挿入し、その工具60の先端部で、弾性係合爪31の先端部31aの受け部33を前方へ押し出す。これにより、弾性係合爪31は弾性変形し、係合凸部32の先端部が、第1係合部11から抜け出るようになり、第1係合部11に対する係合凸部32の係合を外すことができる(図9(b)の二点鎖線参照)。
この状態で、ダイヤル13(ダイヤルホルダ26)を時計回り方向(図7、図9の矢印A2方向)へ回動させると、弾性係合爪31における係合凸部32の先端部が、インシュレータ6の前面に当たりながら、開口部10の縁部に沿って同矢印A2方向へ移動する。そして、係合凸部32の先端部が、第2係合部12に達したところで、当該第2係合部12に係合するようになる(図10(a),(b)参照)。このとき、ダイヤルホルダ26側の第2ストッパ部35は、インシュレータ6側の第2ストッパ部18には当たっておらず、それら第2ストッパ部35と第2ストッパ部18との間には少し隙間Gがある状態となっている。このように弾性係合爪31の係合凸部32の先端部が、インシュレータ6の第2係合部12に挿入係合することで、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26は、第2保持位置に保持された状態となる。図8は、ダイヤルホルダ26が第2保持位置に保持された状態が示されている。この図8でもダイヤル13は省略されている。
上記した構成の操作装置は、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26が第2保持位置に保持された状態で納入先に納入される。納入先では、インシュレータ6の裏側に、プーリユニット50が組み付けられる。このプーリユニット50をインシュレータ6の裏側に組み付ける際に、連結軸部55の先端部を、インシュレータ6の開口部10を通して前記ダイヤルホルダ26における凹部27a内に挿入する(図6参照)。このとき、連結軸部55の先端部は、第2係合部12に係合していた、弾性係合爪31における係合凸部32と一体の受け部33に当たってこれを前方へ押し出すようになる。これにより、弾性係合爪31の先端部31aが前方へ弾性変形し、図6に示すように、係合凸部32が第2係合部12から抜け出し、第2係合部12に対する係合凸部32の係合が解除された状態となる(図10(b)の二点鎖線参照)。この状態では、ダイヤル13の矢印A1方向、矢印A2方向への回動が、ダイヤルホルダ26および連結軸部55を介してケーブルプーリ52に伝達されるようになり、ダイヤル13の回動操作に伴い、連結軸部55が、インシュレータ6の円弧状をなす開口部10に沿って移動され、ケーブルプーリ52の回動に伴いケーブル53を介してダンパが作動し、内気循環状態と外気取り入れ状態との切り替えが行われる。
ここで、プーリユニット50を操作装置に組み付ける前の状態(図10に示すように、弾性係合爪31の係合凸部32が第2係合部12に係合した状態)で、何らかの原因で、第2係合部12に対する係合凸部32の係合が解除され、しかもダイヤル13およびダイヤルホルダ26が第1保持位置方向(矢印A1方向)へ回動したとすると、弾性係合爪31の係合凸部32が第1係合部11に再び係合するおそれがある。
この点、本実施形態においては、第2係合部12に対する係合凸部32の係合が外れてダイヤル13およびダイヤルホルダ26が第1保持位置方向(矢印A1方向)へ回動された場合には、弾性係合爪31の先端部31aは、係合凸部32の先端部がインシュレータ6の前面に当たりながら同矢印A1方向へ摺動することになるため、図11に示すように、係合凸部32が斜めとなるように弾性変形することになる。そして、ダイヤルホルダ26側の第1ストッパ部34が、インシュレータ6側の第1ストッパ部17に当たってダイヤルホルダ26の第1保持位置方向(矢印A1方向)への回動が規制された状態では、弾性係合爪31の係合凸部32は、第1係合部11に係合する手前までは移動しても当該第1係合部11には係合できない。これにより、第2保持位置での係合が外れてダイヤル13およびダイヤルホルダ26が第1保持位置方向へ回動したとしても、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26が第1保持位置で係合保持されてしまうことを防止することができる。
この場合、インシュレータ6側の第1ストッパ部17とダイヤルホルダ26側の第1ストッパ部34は、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26を第1保持位置方向(矢印A1方向)へ回動させたときにそれらダイヤル13およびダイヤルホルダ26を同方向へそれ以上回動させないように規制するストッパ手段を構成している。
そして、ダイヤル13を第2保持位置方向である矢印A2方向へ回動操作し、弾性係合爪31の係合凸部32を第2係合部12に再度係合させることで、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26を第2保持位置に容易に戻すことができる。このようにダイヤル13およびダイヤルホルダ26を第2保持位置に戻すことで、プーリユニット50を前述したようにしてインシュレータ6に組み付けることが可能となる。
なお、ダイヤル13を第2保持位置方向である矢印A2方向へ回動操作した際に、ダイヤル13およびダイヤルホルダ26が同矢印A2方向へ少し行き過ぎたとしても、弾性係合爪31の係合凸部32は、図12に二点鎖線で示すように、第2係合部12の傾斜部12aによって第2係合部12の正規の係合位置に戻されるようになる。このため、弾性係合爪31の係合凸部32が、第2係合部12から外れてインシュレータ6の前面に乗り上げたままになることを防止することができる。
図面中、1はボディ、6はインシュレータ(基体)、11は第1係合部、12は第2係合部、13はダイヤル、17は第1ストッパ部(ストッパ手段)、18は第2ストッパ部、26はダイヤルホルダ、31は弾性係合爪、32は係合凸部、33は受け部、34は第1ストッパ部(ストッパ手段)、35は第2ストッパ部、50はプーリユニット、52はケーブルプーリ(回転体)、55は連結軸部(係合解除部)を示す。

Claims (1)

  1. 基体と、
    この基体に軸周り方向に回動操作可能に設けられたダイヤルと、
    このダイヤルにこれと回動を共にするように連結されたダイヤルホルダと、
    前記基体に前記ダイヤルの回動方向に沿って離間して設けられた第1係合部および第2係合部と、
    前記ダイヤルホルダに弾性変形可能に設けられ、前記第1係合部に係合することで前記ダイヤルホルダを前記ダイヤルごと第1保持位置に仮保持し、前記第2係合部に係合することで前記ダイヤルホルダを前記ダイヤルごと第2保持位置に保持する弾性係合爪と、
    前記基体と前記ダイヤルホルダとの間に設けられ、前記ダイヤルホルダを前記第1保持位置方向へ回動させたときに前記ダイヤルホルダを同方向へそれ以上回動させないように規制するストッパ手段と、
    前記ダイヤルホルダを介して前記ダイヤルの回動が伝達されることにより回動され、その回動によって操作対象物を作動させる回転体と、
    この回転体に設けられ、前記ダイヤルホルダを前記第2保持位置に位置させた状態で前記回転体を前記ダイヤルホルダに組み付けることに伴い前記弾性係合爪を弾性変形させて前記第2係合部に対する係合を解除させる係合解除部と、を備え、
    前記回転体を前記ダイヤルホルダに組み付ける前の状態で、前記第2係合部に対する前記弾性係合爪の係合が外れて前記ダイヤルホルダが前記第1保持位置方向へ回動された際に、前記ストッパ手段により前記ダイヤルホルダの前記第1保持位置方向への回動が規制されることに伴い、前記弾性係合爪は、前記第1係合部に係合する手前までは移動しても当該第1係合部には係合できないように弾性変形することを特徴とする操作装置。
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