JP2013195999A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の径のレンズ鏡筒Rに軸線を一致させて簡単に取り付けることができ、しかも側方に突出するような部位をなくすことのできる着脱式の照明装置100を提供する。
【解決手段】内部に光源を保持し、該光源の光を表面側に設けられた複数の光射出孔1bから射出する環状をなす光源保持体1と、前記光源に電力を供給する電池PSを内部に保持するとともに、前記光源保持体1の裏面側に軸線を一致させて固定された環状をなす電池保持体2と、前記光源保持体1又は電池保持体2の内周面からラジアル方向に突没可能に設けられて前記レンズ鏡筒Rを周囲から把持する3以上の把持部材3と、外部操作によって前記把持部材3を均等に突没させる操作機構4とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラや顕微鏡などレンズ鏡筒に着脱可能に取り付けられて、撮像乃至観察対象物を照明したり、フォーカシングライトやターゲットライト等として使用したりすることができるリング状の照明装置に関するものである。
この種の照明装置としては、例えば、特許文献1〜5に記載されたものが知られている。このうち、特許文献1や、特許文献2、特許文献3に記載された照明装置は、フードなどを取り付けるためにレンズ鏡筒の先端部に予め設けてあるネジ部を利用して取着できるように構成してある。また、特許文献4に示す照明装置は、カメラのレンズ鏡筒に単に外嵌させただけの構成であり、特許文献5に示す照明装置は、レンズ鏡筒に外嵌させたうえで、1箇所に設けた止めネジをラジアル方向に突出させることによって固定できるように構成されている。
特開2003−177454号公報 特開2006−292794号公報 特開2001−356403号公報 特開2005−241995号公報 特開2007−25682号公報
しかしながら、上記いずれの照明装置も、ケーブル接続された電源が別に必要であったり、電池内蔵であったとしても電池ボックスがラジアル方向の外側に突出させてあったりして、前記ケーブルや突出した電池ボックスが何かに引っ掛かったりする恐れがあるうえ、外観上すっきりしないという不具合もある。
また、いずれの照明装置も、所定の鏡筒のみに専用に取り付け可能な構成であり、サイズや径が実質的に異なる鏡筒には、取り付けることができない。
本発明は、かかる問題点を解決すべくなされたものであって、その主たる所期課題は、種々の径のレンズ鏡筒に簡単に取り付けることができ、しかも側方に突出するような部位をなくすことのできる着脱式の照明装置を提供することにある。
すなわち、本発明に係る照明装置は、カメラ等のレンズ鏡筒の外周部に取り付けられる環状をなすものであって、光源を保持し、該光源の光を表面側から射出する環状をなす光源保持体と、前記光源に電力を供給する電池を内部に保持するとともに前記光源保持体の裏面側に固定された環状をなす電池保持体と、前記電池保持体又は光源保持体の内周面からラジアル方向に突没可能に設けられて前記レンズ鏡筒を周囲から把持する複数の把持部材と、外部操作によって前記把持部材を突没させる操作機構とを具備していることを特徴とする。
このようなものであれば、複数の把持部材が操作機構の操作によって突出してレンズ鏡筒を周囲から把持するので、レンズ鏡筒の外径にかかわらずこれに取り付けることができる。
また、光源保持体と電池保持体とがそれぞれ環状をなし、軸線方向に沿って表裏に重なるように配置してあるので、側方に突出することのない、外観上も操作上も好ましい形状にすることができる。
さらに、電池保持体が光源保持体の裏側に別体で設けられているので、電池交換を容易にできるうえ、この電池交換時に光源保持体に触れてこれを破損するといった不具合をも防止できる。また、着脱のために操作機構を操作しても、電池保持体と光源保持体とは互いに相対位置が変わらないように固定されているので、電池と光源とを接続する電気ケーブル等を動かないようにすることができ、頻繁な着脱操作によっても断線や接触不良などを起こりにくくできる。
コンパクト化の点からも外観上の点からも好ましいのは、光源保持体と電池保持体との軸線を一致させたものである。特に、操作機構の操作によって各把持部材が均等に突出するようにしておけば、取り付けたときの照明装置の軸線が、レンズ鏡筒の軸線に確実に一致するので、撮像範囲と照明範囲との中心を合致させることができる。
該照明装置を可及的前方に装着できるようにするには、前記把持部材が該照明装置のできるだけ裏側、すなわち、前記電池保持体の内周面から突没するように構成しておくことが望ましい。
把持力を発揮させる具体的な態様としては、前記操作機構が、弾性復元力によって前記把持部材を突出方向に付勢する弾性部材をさらに具備しているものを挙げることができる。
このようなものであれば、弾性部材による付勢力に逆らって操作機構を外部操作し、把持部材を没入させてレンズ鏡筒に照明装置を外嵌させた後、操作機構に対する外部操作をやめるだけで、弾性部材によって把持部材が突出付勢され、その把持部材によってレンズ鏡筒が把持されて照明装置を固定することができる。
軸線方向の寸法が大きくなることなく、コンパクトに操作機構を構成するには、前記把持部材が、前記電池保持体に設けられたラジアル方向に延びる第1案内部に沿ってスライドするものであり、前記操作機構が、前記光源保持体及び電池保持体の間に配置されるとともに、軸線を中心に回転可能に構成されたリング操作盤と、前記各把持部材に対応させて前記リング操作盤にそれぞれ設けられた、ラジアル方向に対して斜めに延びる第2案内部と、前記把持部材に設けられて前記第2案内部にスライド可能に係合する係合部とを具備するものであり、前記リング操作盤を回転操作することによって前記第2案内部から前記係合部に伝えられるラジアル方向成分の分力により、前記把持部材が突没するように構成してあることが好ましい。
前記光源保持体と前記電池保持体とを接続するには、例えば、軸線方向に延びる1又は複数のボス部材を設けておけばよい。この場合、前記リング操作盤には、その回転操作範囲内で前記ボス部材が貫通する所定幅の部分円弧状をなす貫通孔が設けられることとなるが、このボス部材を利用すれば、光源と電池とを接続する電気ケーブルが回転操作によってリング操作盤に噛み込むといった不具合を特別な機構を設けることなく防止できる。
すなわち、前記電池と光源とを接続する電気ケーブルを前記ボス部材に沿わせて前記貫通孔を貫通させておけばよい。
弾性部材を各把持部材に対応させて複数設けることなく、単一でも機能できるようにするには、前記弾性部材が、前記リング操作盤と前記操作盤との間に架け渡されてその弾性復元力により、該リング操作盤を前記把持部材が突出する方向に回転付勢するものであることが望ましい。
リング操作盤を無理なく回転支持できるようにするには、前記光源保持体と前記電池保持体との間にこれらと軸線が一致する円筒部材を設け、該円筒部材に前記リング操作盤を回転可能に装着しておけばよい。また、この円筒部材によって、光源からの迷光が、該照明装置の内周に漏れ出ることを防止でき、カメラ等による撮像や観察への悪影響を可及的に低減できる。
外観的に好ましい具体的態様としては、全体として所定厚みを有する概略円環状をなすものであり、実質的に把持部材のみが内周面から突出するように構成してあるものを挙げることができる。
このように構成した本発明によれば、複数の把持部材が内周面から突出してレンズ鏡筒を周囲から把持するので、レンズ鏡筒の外径にかかわらずこれに取り付けることができる。
また、光源保持体と電池保持体とがそれぞれ環状をなし、軸線方向に沿って配置してあるので、側方に突出することのない、取り扱い上も外観上も好ましい形状にすることができる。
さらに、電池保持体が光源保持体の裏側に別体で設けられているので、光源保持体に触れることなく電池交換を容易できる。また、操作機構を操作しても、電池保持体と光源保持体とは互いに相対位置が変わらないように固定されているので、電池と光源とを接続する電気ケーブル等が動かないようにすることができ、経年使用による接触不良などの不具合を回避できる。
本発明の一実施形態における照明装置をレンズ鏡筒に取り付けた状態を示す斜視図。 同実施形態における照明装置の分解斜視図。 同実施形態における光源保持体の裏面から視た斜視図。 同実施形態における光源保持体、電池保持体及びリング操作盤を組み立てたときの裏面から視た斜視図。 同実施形態における照明装置の表面方向から視た図(正面図)。 同実施形態における光源保持体及びリング操作盤を組み立てたときの裏面から見た斜視図。 同実施形態における照明装置の動作を示す表面方向から視た動作説明図。
以下に本発明に係る照明装置100の一実施形態について図面を参照して説明する。
この照明装置100は、図1に示すように、カメラ等のレンズ鏡筒Rに外嵌して取り付けられる所定厚みを有した円環状をなすものであり、光源保持体1、電池保持体2、把持部材3及び操作機構4を具備してなる。以下に各部を説明する。
光源保持体1は、図2、図3に示すように、薄肉の円盤状をなすもので、内部に光源たるチップ型LED5を複数保持する。具体的に説明すると、この光源保持体1の裏面には、有底のLED保持穴1aが軸線を中心に回転対称(ここでは等間隔)に設けてあり、このLED保持穴1aに前記LED5が裏面側から嵌め込まれて固定される。このLED保持穴1aの底面中心部には、それぞれ光射出孔1bが貫通させてあり、これら表面側に開口する光射出孔1bから、LED5の光がカメラ前方に向かって射出されるように構成してある。なお、この実施形態では、特に断らない限り、表面とは軸線方向における光射出方向を示し、裏面とは軸線方向における反光射出方向を示すものとする。
電池保持体2は、図2、図4に示すように、所定の厚みを有するとともに、その外径が前記光源保持体1の外径と略一致するように構成したものであり、前記光源保持体1の裏面側に軸線を一致させて固定してある。より具体的には、光源保持体1の内周縁部から円筒部材6が一体に裏面側に延出させてあり、この円筒部材6に電池保持体2の内周面がガタ無く嵌合して軸線が一致するように構成してある。また、光源保持体1の裏面外周縁部の複数箇所(ここでは3箇所)からは、柱状のボス部材7が軸線方向に突出させてあり、このボス部材7に該電池保持体2がネジ止め固定されるように構成してある。
一方、この電池保持体2の内部には、壁に仕切られた3つの部屋2a、2b、2cが設けられている。そのうち、第1の部屋2a及び第2の部屋2bは、裏面側に開口させてあり、残りの1つである第3の部屋2cは、表面側に開口させてある。第1の部屋2aにはボタン型電池PS及びその電極に接触させた図示しない端子板等が収容され、第2の部屋2bには、スイッチSWなどの電装品が収容されている。また、第3の部屋2cには後述する弾性部材たるコイルバネ8が収容されている。
さらに、各部屋2a、2b、2cの間には、裏面及び内周面に開口させたラジアル方向に延びる有底溝2dが形成してある。この有底溝2dは、軸線方向から視て等間隔に3つが設けてある。なお、前記円筒部材6には、この有底溝2dの内周面側の開口を閉塞することがないように、対応する箇所にそれぞれ切り欠き(乃至貫通孔)6aが設けてある。また、この電池保持体2の裏面は、着脱可能なリング円盤状の蓋部材21によってカバーされるようにしてある。
把持部材3は、軸線方向に所定厚みを有した概略直方体状をなすものであり、前記各有底溝2dに裏面側からガタ無く嵌まり込んで、ラジアル方向にのみ移動し、電池保持体2の内周面から突没できるように構成してある。そして、突出時にその先端でレンズ鏡筒Rを外側から把持する。しかして、該有底溝2dの側面2d1が請求項で言う第1案内部の機能を果たす。
各把持部材3の先端は、図5等に示すように、軸線方向から視て中央が凹むように構成してあり、異なる径のレンズ鏡筒Rであっても、各把持部材3の先端の2箇所が必ずレンズ鏡筒Rの外周に接触し、安定して把持できるように設計してある。なお、先端を凹まさず、突出させることによって、各把持部材3の先端の1箇所のみがレンズ鏡筒Rの外周に接触するように構成してもよい。
操作機構4は、図2、図6に示すように、前記光源保持体1及び電池保持体2の間に配置されるとともに、軸線を中心に回転可能に構成されたリング操作盤41と、前記各把持部材3に対応させて前記リング操作盤41にそれぞれ設けられた、ラジアル方向に対して斜めに延びる第2案内部たる案内溝42と、前記把持部材3に設けられて前記案内溝42にスライド可能に係合する係合部43とを具備するものである。
各部を詳述する。
リング操作盤41は、外径が前記光源保持体1及び電池保持体2と略同一若しくはこれらよりもわずかに大きいものであり、その中心孔41aが前記円筒部材6に外嵌した状態で、光源保持体1及び電池保持体2の間に、外周面において略隙間なく挟まれるようにして保持される。より具体的に説明すると、このリング操作盤41は、前記中心孔41aを有する薄肉円盤状をなす中心板411と、この中心板411の周囲に一体に設けられた、軸線方向には中心板411よりも厚くラジアル方向には薄肉の外周操作リング412とを具備したものであり、前記外周操作リング412が中心板411よりも軸線方向に突出するように構成してある。そして、その外周操作リング412の突出部位における内周面41cが、前記光源保持体1の裏面周縁部に設けた段部外周面1c及び前記電池保持体2の表面周縁部に設けた段部外周面2eにガタ無く嵌合する。
なお、この中心板411には、その回転操作範囲内で前記ボス部材7を貫通させる、部分円弧状をなす所定幅の貫通孔411aが設けてあり、前記電池PSとLED5とを接続する電気ケーブル(図示しない)が、前記ボス部材7に沿うようにして前記貫通孔411aを貫通させてある。そのために、図3に示すように、一部(2つ)のボス部材7の外側周面には、軸線方向に延びるケーブル保持用の有底溝7aが設けてある。
前記案内溝42は、中心板411の厚み方向に貫通するように設けられた部分螺旋状をなす所定幅のものであり、各把持部材3に対応して複数(ここでは3つ)が等間隔かつ回転対称に設けてある。
係合部43は、図2に示すように、前記把持部材3の表面側から一体に突出させた柱状をなすものであり、この係合部43が、前記有底溝2dの底面に設けたスリット2d2を貫通して前記案内溝42にスライド可能に挿通するように構成してある。
しかして、かかる構成のリング操作盤41を回転操作すると、前記案内溝42に沿って前記係合部43がスライドする際に、この係合部43を介して各把持部材3にラジアル方向の分力が作用し、各把持部材3が、有底溝2dに沿ってラジアル方向に均等に突没することとなる。
さらにこの実施形態では、図7に示すように、前記リング操作盤41と前記電池保持体2との間に架け渡されてその弾性復元力により該リング操作盤41を前記把持部材3が突出する方向に回転付勢する弾性部材たるコイルバネ8を設けている。このコイルバネ8は、前述したように、前記電池保持体2に設けられた表面側に開口する第3の部屋2cに収容されている。そして、その一端が第3の部屋2cに設けた軸線方向に延びる第1支持柱81に掛けられ、その他端が前記リング操作盤41の裏面から突出する第2支持柱82に掛けられて、常に収縮方向の弾性復元力が作用し、外力が作用しない状態では、その弾性復元力によって把持部材3が最大まで突出した状態となるように構成してある。
次に、このような構成の照明装置100の取付方法等について説明する。
まず、リング操作盤41を、前記コイルバネ8による弾性付勢力に逆らって回転操作し、把持部材3をある程度没入させる。そして、その状態でレンズ鏡筒Rの所望位置に照明装置100を外嵌させる。その後、コイルバネ8の弾性復元力が作用するように、リング操作盤41への操作をやめるか操作力を弱める。
そうすると、コイルバネ8の弾性復元力によってリング操作盤41が逆方向に回転し、把持部材3を突出付勢する。そして、その突出した把持部材3の先端によってレンズ鏡筒Rが把持されて照明装置100が固定される。
したがって、かかる構成によれば、把持部材3が操作機構4の操作によって突出してレンズ鏡筒Rを周囲から把持するので、レンズ鏡筒Rの外径にかかわらずこれに取り付けることができ、しかも、各把持部材3が均等に突出するので、取り付けたときの照明装置100の軸線をレンズ鏡筒Rの軸線に一致させることができる。特に本実施形態では、各把持部材3が軸線方向に所定厚みを有し、しかも各把持部材3の先端は、軸線方向から視て、中央が凹むように構成してあって、その先端の2箇所が必ずレンズ鏡筒Rの外周に接触するので、照明装置100の姿勢を、その光照射面がレンズ鏡筒Rの軸線と確実に垂直になるように安定して保持することができる。
また、この照明装置100が、全体として厚みを有する概略円環状をなし、外側方及び軸線方向に実質的にほとんど突出する部位がないものであるため、不測の引っ掛かり等を防止できるなど取り扱い上も外観上も好ましいものにできる。
さらに、電池保持体2が光源保持体1の裏側に別体で設けられており、蓋部材21を外すだけで電池PS交換を容易できるうえ、電池PS交換等で光源保持体1に触れてこれを破損するといった不具合をも防止できる。
また、前記把持部材3が該照明装置100のできるだけ裏側、すなわち、前記電池保持体2の内周面から突没するように構成してあるので、該照明装置100の光照射面をレンズ鏡筒Rから突出させて装着することが可能になる。
さらに、前記光源保持体1と前記電池保持体2とを接続するボス部材7に沿わせて電気ケーブルを配線しているので、回転操作によってこの電気ケーブルがリング操作盤41に噛み込むといった不具合を特別な機構を設けることなく防止できる。
また、たとえば、有底溝2d内にそれぞれバネを装着するなどして、各把持部材3に対応させてそれぞれ弾性部材を設けるといった態様でも構わないが、本実施形態によれば、前記リング操作盤41と前記操作盤との間にコイルバネ8を架け渡しているので、単一の弾性部材で構成でき、部品の削減に寄与できる。
加えて、円筒部材6によって、LED5からの迷光が、該照明装置100の内周に漏れ出ることを防止できるので、カメラ等による撮像や観察への悪影響を可及的に低減できる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、リング操作盤ではなく、レバーなどを用いてもよいし、コイルバネなどの弾性部材を使うことなく、摩擦力で把持部材を突出状態に保持してレンズ鏡筒に取り付けられるようにした構成でも構わない。
また、把持部材は2つでもよい。ただし、その場合は、前記実施形態のように、把持部材の先端が複数に分かれているなどの構成が必要となる。要すれば、レンズ鏡筒の3箇所以上の箇所に把持部材が接触し、かつ、軸方向から視て前記接触箇所を環状に結んだ線がレンズ鏡筒の中心を囲むように設定されていればよい。
さらに把持部材は、ラジアル方向の成分を含んだ方向に突没すれば良く、例えばラジアル方向に対して斜めの方向に突没するようなものでも構わない。さらに、LEDのみならず、有機ELなど、その他の光源を利用しても構わない。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・照明装置
R・・・レンズ鏡筒
PS・・・電池
1・・・光源保持体
1b・・・光射出孔
2・・・電池保持体
2d1・・・第1案内部(有底溝の側面)
3・・・把持部材
4・・・操作機構
41・・・リング操作盤
42・・・第2案内部(案内溝)
43・・・係合部
411a・・・貫通孔
6・・・円筒部材
7・・・ボス部材
8・・・弾性部材(コイルバネ)

Claims (8)

  1. レンズ鏡筒の外側に取り付けられる環状をなすものであって、
    光源を保持し、該光源の光を表面側から射出する環状をなす光源保持体と、
    前記光源に電力を供給する電池を内部に保持するとともに、前記光源保持体の裏面側に固定された環状をなす電池保持体と、
    前記光源保持体又は電池保持体の内周面からラジアル方向に突没可能に設けられて前記レンズ鏡筒の外周部を把持する複数の把持部材と、
    外部操作によって前記把持部材を突没させる操作機構とを具備していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記把持部材が前記電池保持体の内周面から突没する請求項1記載の照明装置。
  3. 前記操作機構が、弾性復元力によって前記把持部材を突出方向に付勢する弾性部材をさらに具備している請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 前記把持部材が、前記電池保持体に設けられたラジアル方向に延びる第1案内部に沿ってスライドするものであり、
    前記操作機構が、前記光源保持体及び電池保持体の間に配置されるとともに、軸線を中心に回転可能に構成されたリング操作盤と、前記各把持部材に対応させて前記リング操作盤にそれぞれ設けられた、ラジアル方向に対して斜めに延びる第2案内部と、前記把持部材に設けられて前記第2案内部にスライド可能に係合する係合部とを具備するものであり、
    前記リング操作盤を回転操作することによって前記第2案内部から前記係合部に伝えられるラジアル方向成分の分力により、前記把持部材が突没するように構成してある請求項1乃至3いずれか記載の照明装置。
  5. 前記光源保持体と前記電池保持体とを接続する軸線方向に延びる1又は複数のボス部材をさらに具備するとともに、前記リング操作盤には、その回転操作範囲内で前記ボス部材を貫通させる部分円弧状の貫通孔が設けてあり、前記電池と光源とを接続する電気ケーブルを前記ボス部材に沿わせるようにして前記貫通孔を貫通させてある請求項4記載の照明装置。
  6. 前記弾性部材が、前記リング操作盤と前記光源保持体又は電池保持体との間に架け渡されてその復元力により、該リング操作盤を前記把持部材が突出する方向に回転付勢するものである請求項4又は5記載の照明装置。
  7. 前記光源保持体と前記電池保持体との間に円筒部材が設けてあり、該円筒部材に前記リング操作盤が回転可能に装着してある請求項4乃至6いずれか記載の照明装置。
  8. 全体として所定厚みを有する概略円環状をなすものであり、実質的に把持部材のみが内周面から突出するように構成してある請求項1乃至7いずれか記載の照明装置。
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