JP2013125038A - 撮影用アダプタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マクロ撮影等の非通常撮影用の光学素子や照明用の発光部を持たないカメラを有する携帯情報端末機器に対して、容易に非通常撮影を行え、かつ撮影対象物の良好な照明を可能とする。
【解決手段】撮影用アダブタ装置は、カメラ41を備えた携帯情報端末機器40に取り外し可能に取り付けられる。該アダプタ装置は、光学素子4と、該アダプタ装置が携帯情報端末機器に取り付けられた状態でカメラのレンズ前に対して光学素子を進退させる進退機構6,9と、撮影対象物を照明する光を発する発光部5と、該発光部を発光させるための電力を供給するバッテリ15を収容可能なバッテリ収容部15aとを有する。
【選択図】図3
【解決手段】撮影用アダブタ装置は、カメラ41を備えた携帯情報端末機器40に取り外し可能に取り付けられる。該アダプタ装置は、光学素子4と、該アダプタ装置が携帯情報端末機器に取り付けられた状態でカメラのレンズ前に対して光学素子を進退させる進退機構6,9と、撮影対象物を照明する光を発する発光部5と、該発光部を発光させるための電力を供給するバッテリ15を収容可能なバッテリ収容部15aとを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、カメラを有する携帯電話等の携帯情報端末機器に装着されて、マクロ撮影等の撮影を可能とする撮影用アダプタ装置に関する。
携帯情報端末機器のほとんどはカメラを搭載しているが、そのカメラはきわめて小型であり、搭載されているレンズ(以下、カメラレンズという)の焦点距離その他の性能には制約が多い。
一方、携帯情報端末機器のカメラは、通常のスナップ撮影に使用されるほか、花や昆虫等の観察物のクローズアップ撮影やドキュメントの内容を記録するための撮影等、撮影対象物に対してきわめて近い距離からの撮影(マクロ撮影)にも使用されることが多い。
ただし、携帯情報端末機器自体が小型であるため、カメラレンズに対して別のレンズや光学フィルタ等の光学素子をカメラレンズに対して進退させる機構を携帯情報端末機器に内蔵すると、構造が複雑になったり、撮影倍率を大きくとれなかったりする。また、一般にマクロ撮影を行うためには、撮影対象物の上に影ができないようにその周囲から均一に照明することが必要となるが、携帯情報端末機器にもともと搭載されている照明用の発光部は、このようなマクロ撮影用の照明にまで対応していない。
特許文献1には、カメラと照明用の発光部とを有する携帯電話に、マクロ撮影を可能とするためのレンズ(マクロレンズ)を外付けするためのアダプタ装置が開示されている。このアダプタ装置には、マクロレンズが固定的に取り付けられているとともに、携帯電話の発光部からの光を撮影対象物に導いてマクロ撮影のための照明を行うミラー等の導光部材が取り付けられている。
しかしながら、特許文献1にて開示されたアダプタ装置は、マクロ撮影を行うときと通常撮影を行うとき、すなわちマクロレンズの使用時と不使用時とで、いちいち携帯電話に対して取り付けたり取り外したりしなければならず、手間がかかる。しかも、マクロレンズの光軸が携帯電話のカメラのレンズとの光軸に対してずれることによる撮影画質の低下を避けるためには、アダプタ装置の携帯電話に対する取り付け方法としてあまり簡易な方法を選択できず、ますます取り付けと取り外しに手間がかかる。
また、照明に関しても、携帯電話にもともと通常撮影用に設けられている発光部を流用するに過ぎないため、マクロ撮影に適した良好な照明を行うことは難しい。さらに、このような発光部を有してない携帯電話に対しては、特許文献1にて開示されたアダプタ装置を使用しても撮影対象物の照明を行うことができない。
本発明は、マクロ撮影その他の非通常撮影用の光学素子や発光部を持たないカメラを有する携帯情報端末機器に対して、該光学素子の使用/不使用を容易に切り替えられ、かつ撮影対象物の良好な照明を可能とする撮影用アダプタ装置を提供する。
本発明の一側面としての撮影用アダブタ装置は、カメラを備えた携帯情報端末機器に取り外し可能に取り付けられる。該アダプタ装置は、光学素子と、該アダプタ装置が携帯情報端末機器に取り付けられた状態でカメラのレンズ前に対して光学素子を進退させる進退機構と、撮影対象物を照明する光を発する発光部と、該発光部を発光させるための電力を供給するバッテリを収容可能なバッテリ収容部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アダプタ装置が携帯情報端末機器に取り付けられた状態で光学素子をカメラレンズに対して進退させることができるので、該アダプタ装置を携帯情報端末機器に取り付けたまま該光学素子を使用する撮影と使用しない撮影とを行うことができる。また、バッテリ収容部に収容されたバッテリからの電力によって該アダプタ装置が有する発光部を発光させるので、携帯情報端末機器が発光部を有するか否かにかかわらず、撮影対象物を照明することができ、かつ上記光学素子を使用する撮影に適した照明を行うことができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である撮影用アダプタ装置の外観を示している。図1には、後述するレンズ/照明ユニット3がレンズ進退部2内に位置(進入)しているマクロ撮影状態を示している。図1において、1は本体であり、携帯電話等の携帯情報端末機器(以下、単に端末機器という)の外面に取り外し可能に取り付けられる。
図11には、内蔵カメラ41を備えた端末機器40に対する本実施例のアダプタ装置の取り付け/取り外し方法を示している。本体1は、レンズ進退部2が設けられた側(以下、前面という)とは反対側に開口部1cを有し、この開口部1cを通して端末機器40を内部に収容することができる。本体1における開口1cを囲む端部には、端末機器40の外装に係合して本体1(アダプタ装置)を端末機器40に対して固定するフック部1aが形成されている。このようにして端末機器40に取り付けられたアダプタ装置のレンズ進退部2は、端末機器40の表示パネル面とは反対側の面(以下、カメラ側の面という)に設けられた内蔵カメラ41の撮影レンズ(以下、カメラレンズという)41aを囲むように配置される。
なお、アダプタ装置は、情報端末40の外装(外形)を利用して取り付けられればよく、ネジを用いた方法や、両面テープ等を用いた接着方法によって取り付けてもよい。
本体1のうち端末機器のカメラ41に対応する位置には、リング状のレンズ進退部2が設けられている。該レンズ進退部2の内側には、被写体からカメラレンズ41aに向かう光を通過させるとともに、マクロ撮影用の光学素子としてのマクロレンズ4および撮影対象物を照明するための光を発する発光部5を配置するための撮影開口2aが形成されている。マクロレンズ4と発光部5とによりレンズ/照明ユニット3が構成される。
このようにマクロレンズ4がカメラレンズ前に配置されることで、カメラ41はマクロ撮影を行うことができる。このとき、マクロレンズ4の周囲に配置された複数のLEDを含む発光部5を点灯(発光)させることで、撮影対象物に対してマクロ撮影に適した(つまりは、撮影対象物の上に不要な影ができないような)照明を行うことができる。このマクロレンズ/照明ユニット3は、レンズ進退操作部7を含む後述する進退機構により、撮影開口2aに対して(つまりはカメラレンズ前に対して)進退する。13は発光部5の点灯/消灯(発光/非発光)の設定を切り替える照明スイッチである。
図2には、レンズ/照明ユニット3が撮影開口2aに対して退避した位置にある通常撮影状態を示している。この通常撮影状態では、撮影開口2a内には、カメラレンズ41aのみが表れている。以下、図1に示すマクロ撮影状態に対応するレンズ/照明ユニット3の位置をマクロ撮影位置(第1の位置)といい、図2に示す通常撮影状態に対応するレンズ/照明ユニット3の位置を通常撮影位置(第2の位置)という。
図3および図4には、アダプタ装置を前面とは反対側、すなわち背面側から見た構成を示している。アダプタ装置は、この背面に端末機器40のカメラ側の面が対向するように該端末機器40に取り付けられる。図3は図1に示したマクロ撮影状態を、図4は図2に示した通常撮影状態をそれぞれ示している。
レンズ/照明ユニット3は、前述したように、マクロ撮影のためのマクロレンズ4と、該マクロレンズ4の周囲に配置された複数のLEDを含む発光部5とを有する。図3および図4に示す発光部5の裏側に、図1に示した複数のLEDが配置されている。レンズ/照明ユニット3は、軸部8を中心として本体1に対してマクロ撮影位置と通常撮影位置との間で回動(移動)可能である。
なお、本実施例では、発光部(複数のLED)5をマクロレンズ4の全周を囲むように配置した場合について説明するが、これは例に過ぎず、必ずしもそのように配置する必要はなく、例えば、上下左右の4箇所や左右又は上下の2箇所等にのみLEDを設け、マクロ撮影に適した照明が行えるようにすればよい。また、発光部5は、複数のLEDを点灯させるものに限らない。例えば、1つのLEDからリング状の導光部材に光を導き、該導光部材からリング状の光を撮影対象物に向けて射出させるようにしてもよい。
6はレンズ進退レバーであり、使用者による前述したレンズ進退操作部7の操作に応じて本体1に対して、図3および図4の上下方向に移動(スライド)する。
11は発光制御部としてのCPU11aが実装された制御基板である。CPU11aは、発光部5の点灯と消灯を制御する。制御基板11は、発光部5と配線ケーブルで接続され、また後述するバッテリ15とコネクタを介して接続されている。
また、制御基板11には、第1の検出部としての進退検出スイッチ12と、第2の検出部としての照明検出スイッチ14とが実装されている。進退検出スイッチ12は、プッシュ式のスイッチであり、スライドするレンズ進退レバー6によってON/OFFが切り替えられ、ONとなることでレンズ/照明ユニット3がマクロ撮影位置にある(マクロレンズ4がカメラレンズ前に位置している)ことを示すマクロ撮影位置信号をCPU11aに対して出力する。また、照明検出スイッチ14は、スライド式のスイッチであり、使用者によって照明スイッチ13がスライド操作されることによってON/OFFが切り替えられ、ONとなることで発光部5に対する点灯の設定(発光設定)を示す点灯信号をCPU11aに対して出力する。
バッテリ15は、本体1に設けられたバッテリ収容部15a内に取り外し可能に収容され、上述したコネクタを介して制御基板11(CPU11a)に電力を供給するとともに、発光部5にLEDを点灯させるための電力を供給する。バッテリ15は、充電が可能な二次電池でもボタン電池のような一次電池でもよい。
なお、図3および図4には図示を省略しているが、実際のアダプタ装置の背面には、端末機器40との間に配置され、レンズ/照明ユニット3、後述する進退機構、制御基板11およびバッテリ収容部15a(バッテリ15)を覆うカバーが取り付けられる。
以上のように構成されたアダプタ装置において、図4に示す通常撮影状態から図3に示すようにレンズ進退操作部7を介してレンズ進退レバー6を図中の上側にスライドさせることにより、レンズ/照明ユニット3が軸部8を中心として上側に回動してマクロ撮影位置に到達する。
具体的には、レンズ進退レバー6には、ねじりコイルばね9のコイル部と第1のアーム部とが取り付けられており、レンズ/照明ユニット3にはねじりコイルばね9の第2のアーム部が取り付けられている。レンズ進退レバー6を図中の上側にスライドさせると、レンズ/照明ユニット3は、ねじりコイルばね9の第2のアーム部を介してレンズ進退レバー6から上方への力を受けて回動し、さらに弾性変形したねじりコイルばね9からの付勢力を第2のアーム部から受けてマクロ撮影位置に保持される。レンズ進退操作部7を有するレンズ進退レバー6とねじりコイルばね9により、進退機構が構成される。
また、このときレンズ進退レバー6に設けられた突起部10は進退検出スイッチ12を押してこれをONとする。これにより、進退検出スイッチ12は、マクロ撮影位置信号をCPU11aに出力し、CPU11aはレンズ/照明ユニット3がマクロ撮影位置にあることを検出する。
この状態において、CPU11aが発光部5を点灯させるか否かは、照明スイッチ13のON/OFFによって選択される。つまり、CPU11aは、進退検出スイッチ12によりマクロレンズ4がカメラレンズ前に位置していることを検出し、かつ照明スイッチ13により発光部5の点灯設定(発光設定)がなされていることを条件として発光部5を点灯させる。したがって、図5に示すように、レンズ/照明ユニット3がマクロ撮影位置にあっても、照明スイッチ13にて点灯設定がなされていないときは、CPU11aは、発光部5を発光させない。このように、マクロ撮影を行う場合でも発光部5の発光/非発光を使用者が任意に選択することができ、撮影対象物の明るさその他の撮影条件に応じた適切な照明を行うことができる。
また、レンズ/照明ユニット3が通常撮影位置にあるときは、照明スイッチ13にて発光設定がなされていても、CPU11aは、発光部5を点灯させない。これにより、レンズ/照明ユニット3が通常撮影位置に退避することで自動的に発光部5が消灯するので、発光部5が発光し続けて電力が無駄に消費されることを回避できる。
なお、照明スイッチ13は、本実施例のようなスライド式スイッチではなく、プッシュ式スイッチでもよい。この場合に、照明スイッチ13をプッシュ操作している間は発光部5が点灯し、該プッシュ操作を解除することで発光部5が消灯するように構成することもできる。また、CPU11aは、内部タイマを用いて、発光部5が点灯を開始した後、所定時間の経過に応じて発光部5を消灯させてもよい。これにより、発光部5が長時間の間点灯し続けることによる電力の消費を抑えることができる。
図4に示すマクロ撮影状態から図3に示すようにレンズ進退操作部7を介してレンズ進退レバー6を図中の下側にスライドさせることにより、レンズ/照明ユニット3は、ねじりコイルばね9の第2のアーム部から付勢力を受けて軸部8を中心に下側に回動し、通常撮影位置に到達するとともに、この位置に保持される。
また、このとき、レンズ進退検出スイッチ12を押していた進退レバー6の突起部10がレンズ進退検出スイッチ12から離れ、これをOFFとする。これにより、進退検出スイッチ12はマクロ撮影位置信号の出力を停止するため、CPU11aはレンズ/照明ユニット3が通常撮影位置にあることを検出できる。
このように、本実施例のアダプタ装置は、該アダプタ装置が端末機器40に取り付けられた状態でレンズ/照明ユニット3をマクロ撮影位置と通常撮影位置とに移動(進退)させることができる。
なお、本実施例では、レンズ/照明ユニット3がマクロ撮影に適したマクロレンズ4を有する場合について説明したが、レンズ/照明ユニット3が有するレンズはマクロレンズ以外のレンズであって、通常撮影用ではない非通常撮影用のレンズであればよい。また、マクロレンズでも他のレンズでもない光学フィルタ等の光学素子であってもよい。レンズ/照明ユニット3が有するレンズがマクロレンズではない場合には、照明についても、発光部5はマクロ撮影に適した照明を行うものでなくてもよい。これらのことは、後述する他の実施例でも同じである。
図6および図7には、本発明の実施例2である撮影用アダプタ装置の背面を示している。本実施例において、実施例1と共通する又は同じ機能を有する構成要素には、実施例1と同符号を付す。図6は、レンズ/照明ユニット23がマクロ撮影位置にあるマクロ撮影状態を示している。図7は、レンズ/照明ユニット23が通常撮影位置にある通常撮影状態を示している。
本実施例におけるレンズ/照明ユニット23は、実施例1で説明したレンズ/照明ユニット3と同じマクロレンズ4と発光部5とを有する。ただし、本実施例は、実施例1に対して、レンズ/照明ユニット23の進退機構の構成が異なる。
具体的には、本実施例では、レンズ進退レバー25の図中での上下方向への移動(スライド)に伴って、レンズ/照明ユニット23は、本体11に設けられたガイドレール22に沿ってマクロ撮影位置と通常撮影位置との間で平行移動する。
より具体的には、レンズ/照明ユニット23から突出したピン部21が、レンズ進退レバー25に形成されたカム溝部24に係合している。このため、レンズ進退レバー25のスライドに伴って、ガイドレール22によりガイドされるレンズ/照明ユニット23は、カム溝部24のリフトによって斜め方向に平行移動する。このとき、制御基板11に設けられた進退検出スイッチ12のON/OFF切り替えは、実施例1と同様にレンズ進退レバー25を介して行ってもよいし、平行移動するレンズ/照明ユニット23によって行うようにしてもよい。
本実施例によれば、レンズ進退レバー25に設けられたカム溝部24の形状を変更することにより、レンズ/照明ユニット23の退避位置や退避するタイミングを適宜設定することができる。
図8および図9には、本発明の実施例3である撮影用アダプタ装置の背面を示している。本実施例において、実施例1と共通する又は同じ機能を有する構成要素には、実施例1と同符号を付す。図8は、レンズ/照明ユニット33がマクロ撮影位置にあるマクロ撮影状態を示している。図9は、レンズ/照明ユニット33が通常撮影位置にある通常撮影状態を示している。
本実施例では、実施例1で説明したレンズ/照明ユニット3とレンズ進退レバー6とが一体に形成されたものに相当するレンズ/照明ユニット33を有する。レンズ/照明ユニット33には、実施例1で説明したレンズ進退操作部7に相当するレンズ進退操作部32が設けられている。レンズ進退操作部32を有するレンズ/照明ユニット33が、進退機構に相当する。
使用者がレンズ進退操作部32を図中の上下方向にスライド操作することで、レンズ/照明ユニット33の全体がマクロ撮影位置と通常撮影位置との間で移動(進退)する。
本実施例によれば、実施例1と比べて部品点数を減少させ、より簡単な構成でアダプタ装置を実現できる。
上記実施例1〜3では、マクロレンズ4と発光部5とが設けられたレンズ/照明ユニット(3,23,33)がマクロ撮影位置と通常撮影位置とに一体で移動する場合について説明した。しかし、図10に示すように、発光部5をレンズ進退部2内に固定しておき、マクロレンズ4のみを実施例1〜3にて説明した又は他の進退機構によってマクロ撮影位置と通常撮影位置とに移動できるように構成してもよい。本実施例でも、実施例1と共通する又は同じ機能を有する構成要素には、実施例1と同符号を付す。
本実施例において、発光部5の複数のLEDがマクロ撮影位置にあるマクロレンズ4の周囲に配置される点は、実施例1〜3と同じである。ただし、発光部5に対して、通常撮影状態にて内蔵カメラ41の画角をけらないように、内径や厚みを小さくする等の対策が必要である。
本実施例によれば、発光部5を移動させる必要がなくなるので、制御基板11から発光部5への配線を簡素化することができる。また、マクロレンズ4のみを移動させればよいので、移動負荷が小さくなり、マクロ撮影状態と通常撮影状態との間での位置操作性を向上させることができる。
また、本実施例では、発光部5の点灯/消灯は、マクロレンズ4の位置とは関係なく切り替えることが可能である。つまり、通常撮影状態でも発光部5を点灯させ、マクロ撮影での被写体距離より遠い距離の撮影対象物を照明しながら通常撮影を行うことができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
携帯情報端末機器に対して、マクロ撮影等の非通常撮影を可能とする撮影用アダプタ装置を提供できる。
1 本体
2 レンズ進退部
2a 撮影開口
3,23,33 レンズ/照明ユニット
4 マクロレンズ
5 発光部
11a CPU
12 進退検出スイッチ
14 照明検出スイッチ
15 バッテリ
40 携帯情報端末機器
41 (携帯情報端末機器の)内蔵カメラ
2 レンズ進退部
2a 撮影開口
3,23,33 レンズ/照明ユニット
4 マクロレンズ
5 発光部
11a CPU
12 進退検出スイッチ
14 照明検出スイッチ
15 バッテリ
40 携帯情報端末機器
41 (携帯情報端末機器の)内蔵カメラ
Claims (4)
- カメラを備えた携帯情報端末機器に取り外し可能に取り付けられるアダプタ装置であって、
光学素子と、
該アダプタ装置が前記携帯情報端末機器に取り付けられた状態で前記カメラのレンズ前に対して前記光学素子を進退させる進退機構と、
撮影対象物を照明する光を発する発光部と、
前記発光部を発光させるための電力を供給するバッテリを収容可能なバッテリ収容部とを有することを特徴とする撮影アダプタ装置。 - 前記発光部は、前記進退機構によって前記光学素子とともに、前記カメラに対して進退する方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の撮影アダプタ装置。
- 前記光学素子が前記カメラのレンズ前に位置していることを検出する第1の検出部と、
前記発光部に対する発光/非発光の設定を検出する第2の検出部と、
前記第1の検出部により前記光学素子が前記カメラのレンズに対して位置していることを検出し、かつ前記第2の検出部により前記発光部に対して発光設定がなされていることを検出することを条件として前記発光部を発光させる発光制御部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影用アダプタ装置。 - 前記発光制御部は、前記発光部の発光が開始された後、所定時間の経過に応じて該発光部の発光を停止させることを特徴とする請求項3に記載の撮影用アダプタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011271857A JP2013125038A (ja) | 2011-12-13 | 2011-12-13 | 撮影用アダプタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=48776338
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2013125038A (ja) |
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2011
- 2011-12-13 JP JP2011271857A patent/JP2013125038A/ja active Pending
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