JP2012000880A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷完了までの時間を短縮する。
【解決手段】給紙台に積載された印刷用紙Wを1枚づつ取り出して給紙する給紙部10,20と、受信した印刷ジョブに基づいて、給紙された印刷用紙Wに印刷する印刷部30と、印刷ジョブを複数受信した場合に、受信した複数の印刷ジョブに対応する給紙台から給紙する給紙間隔が相互に異なるか否かを判定する判定部72と、給紙間隔が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して印刷部30に印刷させるように、給紙部10,20に給紙させる機器制御部73と備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、後処理装置と組み合わされた画像形成装置、及び画像形成システムに関する。
一般的に、複写機やプリンター等の画像形成装置においては、当該画像形成装置で複写やプリントされて排出される用紙に対して、ステープル処理やパンチング処理、又は裁断処理等の後処理を行う後処理装置が組み合わされて使用される場合がある。
このような後処理装置による後処理は、画像形成装置による複写やプリント処理に比べて処理速度が遅いので、画像形成装置は、このボトルネックとなる後処理装置の処理速度に応じて、複写又はプリントする必要があり、画像形成装置の性能より劣る給紙間隔で印刷媒体を給紙しなければならず、その結果、生産性が低下していた。
そこで、特許文献1には、ある印刷ジョブ(ジョブA)を実行するに際して後処理装置における後処理の処理速度に起因してジョブAの画像形成処理に待ち合わせが必要となる場合、後続の印刷ジョブの中から、画像形成処理を行おうとする印刷ジョブ(ジョブA)が使用している後処理装置とは異なる後処理装置を使用し、待ち合わせが発生しない印刷ジョブ(ジョブB)を選択する。そして、印刷ジョブ(ジョブA)の画像形成処理の待機時間に、選択された印刷ジョブ(ジョブB)を割り込ませて画像形成処理を実行する画像処理装置が提案されている。
特開2009−93034号公報
特許文献1に記載の技術では、印刷ジョブ(ジョブA)の画像形成処理の待機時間に、選択された印刷ジョブ(ジョブB)を割り込ませて画像形成処理を実行するので、印刷ジョブ(ジョブA)に割り込ませることができる印刷ジョブ(ジョブB)の印刷枚数が、印刷ジョブ(ジョブB)の総印刷枚数より少ない場合、印刷ジョブ(ジョブA)に割り込ませることができなかった残りの印刷ジョブ(ジョブB)の印刷媒体については、後処理装置の処理速度に応じて、複写又はプリントする必要が生じる。
この場合、本来、印刷ジョブ(ジョブA)の印刷処理が終了しているため、印刷ジョブ(ジョブB)の残りの部分については生産性の高い印刷処理が実行できるにも関わらず、後処理装置の処理速度に応じて処理されるため、印刷処理全体としての生産性が低下してしまうという問題が生じていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、待機時間を有効に用いることにより、印刷完了までの時間を短縮する画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置の第1の特徴は、複数の印刷ジョブの印刷処理を交互に実行可能な画像形成装置であって、給紙台に積載された印刷媒体を1枚づつ取り出して給紙する給紙手段と、印刷ジョブに基づいて、前記給紙された印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記印刷ジョブを複数受信した場合に、前記受信した複数の印刷ジョブに対応する前記給紙台から給紙する給紙間隔が相互に異なるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記給紙間隔が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、前記給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させる制御手段と、を備えることにある。
本発明に係る画像形成装置の第2の特徴は、前記印刷手段により印刷した印刷媒体が排紙される複数の排紙手段を、更に備え、前記判定部は、前記受信した複数の印刷ジョブに対応する前記排紙手段が相互に異なるか否かを更に判定し、前記制御手段は、前記判定手段により前記給紙間隔及び排紙先が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、前記給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させることにある。
本発明に係る画像形成装置の第3の特徴は、前記制御手段は、前記複数の印刷ジョブ毎に、印刷用紙を給紙した時点からの経過時間をカウント値として計時し、前記複数の印刷ジョブのうち前記給紙間隔が長い印刷ジョブから順に前記カウント値が前記給紙間隔以上となったか否かを繰り返して判定し、前記給紙間隔以上となった印刷ジョブに基づいて、前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させることにある。
本発明に係る画像形成システムの第1の特徴は、複数の印刷ジョブの印刷処理を交互に実行可能な画像形成装置と、前記画像形成装置により印刷処理された印刷媒体に対して後処理を実行する後処理装置とを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、給紙台に積載された印刷媒体を1枚づつ取り出して給紙する給紙手段と、受信した印刷ジョブに基づいて、前記給紙された印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記印刷手段により印刷した印刷媒体を、前記後処理装置に供給する排紙手段と、前記印刷ジョブを複数受信した場合に、前記受信した複数の印刷ジョブの少なくとも1つの印刷ジョブに前記後処理を実行する要求が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により後処理を実行する要求が含まれていると判定された場合、前記給紙台から給紙する給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させる制御手段と、を有し、前記後処理装置は、前記印刷ジョブに基づいて、前記排紙手段により供給された印刷媒体に対して後処理を実行することにある。
本発明に係る画像形成装置の第1の特徴によれば、給紙間隔が異なる印刷ジョブが存在する場合、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して給紙及び印刷するので、給紙及び印刷されていない時間(待機時間)を極力短縮することができ、印刷完了までの時間を短縮することができる。
本発明に係る画像形成装置の第2の特徴によれば、給紙間隔及び排紙先が異なる印刷ジョブが存在する場合、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して給紙及び印刷するので、排紙先が複数ある場合にも、給紙及び印刷されていない時間(待機時間)を極力短縮することができ、印刷完了までの時間を短縮することができる。
本発明に係る画像形成装置の第3の特徴によれば、複数の印刷ジョブ毎に、印刷用紙を給紙した時点からの経過時間をカウント値として計時し、複数の印刷ジョブのうち給紙間隔が長い印刷ジョブから順に、カウント値が給紙間隔以上となったか否かを繰り返して判定し、給紙間隔以上となった印刷ジョブに基づいて、印刷手段に印刷させるように、給紙手段に給紙させるので、複数の印刷ジョブのうち、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先させることができる。
本発明に係る画像形成システムの第1の特徴によれば、後処理を実行する要求が含まれていると判定された場合、給紙台から給紙する給紙間隔が長い印刷ジョブを優先しつつ複数の印刷ジョブを並行して印刷手段に印刷させるように、給紙手段に給紙させるので、後処理装置を備えた構成においても、給紙及び印刷されていない時間(待機時間)を極力短縮することができ、印刷完了までの時間を短縮することができる。
本発明の実施例1である画像形成システムの全体構成を示す全体構成図である。 本発明の実施例1である画像形成システムの機能構成を示す機能構成図である。 本発明の一実施形態である画像形成システムによる印刷準備処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成システムによる印刷ジョブ並列処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成システムによる印刷スケジュールを説明した図である。(a),(b)は、従来技術において2つの印刷ジョブを印刷する場合における印刷スケジュールを示しており、(c)は、本発明の一実施形態である画像形成システムにおいて受信した2つの印刷ジョブを説明した図であり、(d)は、本発明の一実施形態である画像形成システムにおいて、2つの印刷ジョブを印刷する場合における印刷スケジュールを示している。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施例1では、多数のノズルが形成されたインクジェットヘッドを複数本備え、それぞれのインクジェットヘッドから黒またはカラーのインクを吐出してライン単位で印刷用紙に印刷を行うライン型の画像形成装置と、ステープル処理などの後処理を実行する後処理装置とを備えた画像形成システムを例に挙げて説明する。
<画像形成システムの構成>
図1は、本発明の実施例1である画像形成システムの全体構成を示す全体構成図である。
図1に示すように画像形成システム1は、印刷用紙Wに印刷する画像形成装置2と、画像形成装置2により印刷された印刷用紙Wに対して後処理を実行する後処理装置3とを備えている。
画像形成装置2は、サイド給紙部10と、内部給紙部20と、印刷部30と、排紙部40と、反転部50とを備えている。
サイド給紙部10は、印刷用紙Wが積載される給紙台11と、この給紙台11から最上位置の印刷用紙Wのみを給紙搬送路SR上へ搬送させる1次給紙部12と、この1次給紙部12によって搬送された印刷用紙Wを循環搬送路CR上へ搬送する2次給紙部14とを備えている。1次給紙部12により給紙搬送路SR上を搬送された印刷用紙Wは2次給紙部14に突き当てられることにより印刷用紙Wの先端の位置あわせと斜行修正を行い、その後所定のタイミングで印刷部30へ向かって循環搬送路CR上を搬送される。
内部給紙部20は、印刷用紙Wが積載される給紙台21a,21b,21c,21dと、これらの給紙台21a,21b,21c,21dから最上位置の印刷用紙Wのみを給紙搬送路SR上へ搬送させる1次給紙部22a,22b,22c,22dとを備えている。
1次給紙部22a,22b,22c,22dによりそれぞれ給紙搬送路SR上へ搬送された印刷用紙Wは、給紙搬送路SR上に設置された搬送ローラ23等の複数の搬送ローラにより給紙搬送路SR上を搬送され、2次給紙部14に突き当てられる。これにより、印刷用紙Wに弛みが生じ、この弛みにより印刷用紙Wの先端の位置あわせと斜行修正がなされ、その後、所定のタイミングで印刷部30へ向かって循環搬送路CR上を搬送される。
このように、2次給紙部14には、サイド給紙部10及び内部給紙部20から印刷用紙Wが搬送され、さらに、後述する反転部50からも印刷用紙Wが搬送される。
そのため、搬送方向における2次給紙部14の手前には、給紙された印刷用紙Wの搬送経路と、表面印刷後に装置内を循環搬送され反転部50にて反転された裏面印刷の用紙が循環して搬送されてくる経路とが合流する合流地点が存在する。この合流地点を基準に、給紙機構側の経路を給紙搬送路SRと称し、画像形成装置2内を印刷用紙Wが循環される経路を循環搬送路CRと称している。
印刷部30は、複数の印字ヘッドが組み込まれたヘッドユニット31と、ヘッドユニット31の対向面に設けられた環状の搬送ベルト32とを備えており、2次給紙部14により給紙された印刷用紙Wは、印刷条件により定められる速度で搬送ベルト32上を搬送されながら、ヘッドユニット31から吐出されたインクによりライン単位で印刷用紙Wに印刷される。
印刷部30により印刷された印刷用紙Wは、循環搬送路CR上に配置された搬送ローラ等によって筐体内を循環搬送路CR上を搬送される。循環搬送路CR上には、循環搬送路CR上を搬送された印刷用紙Wを排紙部40へ誘導するか、又は循環搬送路CR上を再循環させるかを切り替える切り替え機構43が備えられている。
排紙部40は、画像形成装置2の筐体から突出したトレイ形状をした排紙台41と、排紙台41に印刷用紙Wを誘導する一対の排紙ローラ42とを有している。そして、切り替え機構43により排紙部40に誘導された印刷用紙Wは、排紙ローラ42により排紙台41に搬送され、排紙台41に直前に印刷された印刷面を下にして積載される。
反転部50は、印刷用紙Wを反転させる反転台51と、循環搬送路CRから反転台51へ印刷用紙Wを搬送し、又は反転台51から循環搬送路CR上へ印刷用紙Wを搬送する反転ローラ52を備えている。
切り替え機構43により反転部50に誘導された印刷用紙Wは、反転ローラ52により循環搬送路CRから反転台51に搬送され、所定時間経過後、反転台51から循環搬送路CRへ搬送されることにより、循環搬送路CRに対して表裏が反転する。そして、表裏が反転された印刷用紙Wは、循環搬送路CR上に設けられた搬送ローラ53等の複数のローラにより循環搬送路CR上を搬送され、2次給紙部14に突き当てられる。これにより、印刷用紙Wに弛みが生じ、この弛みにより印刷用紙Wの先端の位置あわせと斜行修正がなされ、その後、所定のタイミングで印刷部30へ向かって循環搬送路CR上を搬送される。
また、循環搬送路CRには、切替機構44が設けられており、印刷用紙Wの後処理を行う場合は、この切替機構44が搬送方向を切替ることにより、印刷用紙Wが循環搬送路CRから後処理経路FRに誘導され、後処理装置3に供給される。
後処理装置3は、紙折処理部110を備えられており、印刷用紙Wの紙折を行う場合には、切替機構112が搬送方向を切替ることにより、印刷用紙Wが紙折処理部110に導かれる。
後処理経路FR上を紙折処理部110に誘導された印刷用紙Wは、二つ折り、三つ折り、Z折り等の紙折りが行われ、二つ折り又は三つ折りが行われた場合には、紙折トレイ111に排紙される。
一方、紙折を行わない場合、印刷用紙Wは紙折処理部110に誘導されることなく、後処理経路FR上をパンチ処理部120に供給され、また、紙折処理部110によりZ折りが行われた場合においても、印刷用紙Wは紙折処理部110から後処理経路FR上を搬送されパンチ処理部120に供給される。
パンチ処理部120では、印刷用紙Wは、印刷ジョブに応じてパンチ穴が穿孔するパンチ処理が実行され、後処理経路FR上をトップトレイ101、スタッカトレイ102、又はスタッカトレイ103の方向へ搬送される。
トップトレイ101方向に搬送された印刷用紙Wは、トップトレイ101上に積載され、スタッカトレイ102方向へ搬送された印刷用紙Wは、ステープル処理部130により、長辺綴じ又は短辺綴じの位置に応じてステープル処理が実行された後、スタッカトレイ102上に積載される。スタッカトレイ103方向へ搬送された印刷用紙Wは、中綴じ処理部140により、中綴じ(中折り)処理が実行された後、スタッカトレイ103上に積載される。
<画像形成システム1の機能構成>
図2は、本発明の実施例1である画像形成システム1の機能構成を示す機能構成図である。
図2に示すように、画像形成システム1は、ネットワーク9を介して端末100と接続されている。
端末100は、ソフトウェアを実行することにより、画像データを生成し、生成した画像データと、両面印刷又は片面印刷の指定や後処理の有無等の設定情報とを印刷ジョブとしてネットワーク9を介して画像形成システム1へ送信する。ここで、後処理の有無とは、例えば、パンチ処理、ステープル処理、又は中綴じ処理を実行するか否かを示す情報である。
画像形成システム1は、画像読み取り部200及びファックス受信部400と接続されている。
画像読み取り部200は、画像形成システム1の画像形成装置2の上部に設けられ、図示しないが、原稿を載置するコンタクトガラス、このコンタクトガラスに対して接離自在に設けられたカバー、コンタクトガラス上に載置された原稿を走査する走査ユニット、走査された画像を集束するレンズ、及び集束された画像を処理する画像処理部を備えている。
そして、走査ユニットがコンタクトガラス上に載置された原稿を1ライン毎に走査し、画像処理部が走査された画像を処理することにより、画像形成システム1が印刷するための画像データを読み取る。
ファックス受信部400は、ファクシミリ通信可能なデバイスであり、ファクシミリ受信した画像データを画像形成システム1へ供給する。
画像形成システム1は、サイド給紙部10と、内部給紙部20と、印刷部30と、排紙部40と、反転部50と、紙折処理部110と、パンチ処理部120と、ステープル処理部130と、中綴じ処理部140と、搬送部150と、操作部60と、制御部70と、ネットワークインタフェース80と、外部インタフェース部82とを備えている。
これらの構成のうち、サイド給紙部10と、内部給紙部20と、印刷部30と、排紙部40と、反転部50と、搬送部150と、紙折処理部110と、パンチ処理部120と、ステープル処理部130と、中綴じ処理部140とは、上述したので、説明を省略する。
搬送部150は、給紙搬送路SR上や、循環搬送路CR上や、後処理経路FR上に配置された複数の搬送ローラ等を有しており、複数の搬送ローラを所定のタイミングで回転させることにより、印刷用紙Wを給紙搬送路SR上、循環搬送路CR上、又は後処理経路FR上を搬送させる。
操作部60は、画像形成装置2の上部に設けられ、表示/入力パネル61と、読み取りや印刷等を開始させるためのスタートキー、読み取りや印刷等を停止させるためのストップキー、印刷枚数等を入力するためのテンキー(いずれも図示せず)等の各種操作キーとを備え、利用者操作に基づく操作信号を制御部70に供給する。
操作部60の表示/入力パネル61は、前面に配置された感圧式あるいは静電式の透明なタッチパネルと、このタッチパネルの裏面に配置された液晶表示パネル(いずれも図示せず)とを有している。利用者は、液晶表示パネルの表示画面を見ながら、タッチパネルの表面を指などで直接触れることで、印刷を開始させるための操作、及び片面印刷又は両面印刷の設定等各種の設定入力操作等を行うことができる。
ネットワークインタフェース部80は、ネットワークカードなどの通信インタフェースであり、このネットワークインタフェース部80により画像形成システム1をネットワーク9に接続することによって、ネットワーク9に接続された端末100から画像データを受信したり、各種信号を送受信したりする。
外部インタフェース部82は、画像読み取り部200との接続インタフェースであり、画像読み取り部200により読み取られた画像データ、及びファックス受信部400からファクシミリ受信した画像データを制御部70へ供給する。
制御部70は、画像形成システム1の中枢的な制御を行う。また、制御部70は、その機能上、受信部71と、判定部72と、機器制御部73とを備える。
受信部71は、ネットワークインタフェース部80を介して端末100から送信された印刷ジョブを受信する。また、受信部71は、外部インタフェース部82を介して画像読み取り部200から送信された印刷ジョブや、ファックス受信部400からファクシミリ受信した印刷ジョブを受信する。
判定部72は、印刷ジョブを所定期間内に複数受信した場合に、受信した複数の印刷ジョブがすべて同じ給紙間隔で印刷処理を実行する印刷ジョブであるか、すなわち、給紙間隔の異なる印刷処理を要する印刷ジョブが含まれているか否かを判定する。また、判定部72は上記判定に加え、排紙先が異なる印刷ジョブが含まれるか否かを判定しても良い。
機器制御部73は、判定部72により給紙間隔が異なる印刷処理を実行する要求が含まれていると判定された場合、又は、給紙間隔及び印刷装置の排紙先が異なる印刷処理を実行する要求が含まれていると判定された場合、複数の印刷ジョブの給紙台から給紙する給紙間隔が長い印刷ジョブを優先しつつ複数の印刷ジョブを並行して印刷部30に印刷させるように、サイド給紙部10又は内部給紙部20に給紙させる。
具体的には、機器制御部73は、複数の印刷ジョブ毎に、印刷用紙を給紙した時点からの経過時間をカウント値として計時し、複数の印刷ジョブのうち給紙間隔が長い印刷ジョブから順に、カウント値が給紙間隔以上となったか否かを判定し、給紙間隔以上となった印刷ジョブに基づいて、印刷部30に印刷させるように、サイド給紙部10又は内部給紙部20に給紙させる。
<画像形成システム1の作用>
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成システム1における作用について説明する。
本発明の一実施形態に係る画像形成システム1は、主に印刷準備処理及び印刷ジョブ並列処理を行う。そのため、各々の処理について以下に詳細に説明する。
≪印刷準備処理≫
本発明の一実施形態に係る画像形成システム1における印刷準備処理の詳細について説明する。
図3は、本発明の一実施形態である画像形成システム1による印刷準備処理の処理フローを示したフローチャートである。
図3に示すように、制御部70の受信部71は、複数の印刷ジョブを所定期間内に受信したか否かを判定する(ステップS101)。ここで、所定期間内に受信するとは、例えば、2つの印刷ジョブが同時に受信されてもよいし、ある印刷ジョブ(先行の印刷ジョブ)を受信した時点から、この先行の印刷ジョブに基づいた印刷処理が終了する時点までの間に後続の印刷ジョブを受信する場合も含む。
ステップS101において、複数の印刷ジョブを所定期間内に受信したと判定された場合(YESの場合)、制御部70の判定部72は、後処理を実行する要求が含まれているか否かを判定する(ステップS103)。具体的には、判定部72は、受信した複数の印刷ジョブの少なくとも1つの印刷ジョブに、パンチ処理、ステープル処理、又は中綴じ処理を実行する要求が含まれているか否かを判定する。
ステップS103において、後処理を実行する要求が含まれてないと判定された場合(NOの場合)、制御部70の機器制御部73は、通常の印刷ジョブ処理を実行する(ステップS105)。具体的には、機器制御部73は、受信した印刷ジョブに基づいて、サイド給紙部10と、内部給紙部20と、印刷部30と、排紙部40と、反転部50と、搬送部150とを制御することにより印刷を実行し、印刷された印刷用紙Wを排紙する。
一方、ステップS103において、後処理を実行する要求が含まれていると判定された場合(YESの場合)、機器制御部73は、先行の印刷ジョブ、即ち先に受信を開始した印刷ジョブを印刷ジョブAとし、後続の印刷ジョブ、即ち後に受信を開始した印刷ジョブを印刷ジョブBとする(ステップS107)。
そして、機器制御部73は、印刷ジョブ並列処理を実行する(ステップS109)。この印刷ジョブ並列処理については、以下に詳細に説明する。
なお、本発明の一実施形態に係る画像形成システム1では、ステップS103において、判定部72が、後処理を実行する要求が含まれているか否かを判定したが、これに限らず、受信した複数の印刷ジョブに、給紙間隔の異なる印刷処理を要する印刷ジョブが含まれているか否かを判定し、給紙間隔が異なる印刷ジョブが含まれていると判定された場合、ステップS107に処理を移行するようにしてもよいし、又は、受信した複数の印刷ジョブに、給紙間隔の異なる印刷処理を要する印刷ジョブ及び排紙先が異なる印刷ジョブが含まれているか否かを判定し、給紙間隔の異なる印刷処理を要する印刷ジョブ及び排紙先が異なる印刷ジョブが含まれていると判定された場合、ステップS107に処理を移行するようにしてもよい。
≪印刷ジョブ並列処理≫
図4は、本発明の一実施形態である画像形成システム1による印刷ジョブ並列処理の処理フローを示したフローチャートである。
図4に示すように、制御部70の機器制御部73は、印刷ジョブAの給紙を開始する(ステップS201)。具体的には、機器制御部73は、印刷ジョブAに対応するサイド給紙部10又は内部給紙部20から、給紙台に積載された最上位置の印刷用紙Wを給紙搬送路SR上へ搬送させる。これにより、給紙された印刷用紙Wは、順次、印刷部30により印刷される。
次に、機器制御部73は、印刷ジョブAの給紙後、カウントAのカウントを開始する(ステップS203)。ここで、カウントされた値、すなわちカウント値とは、1つのジョブのあるページを給紙した時点から次ページの給紙を開始する時点までの経過時間を計時した値である。
そして、機器制御部73は、変数Paに印刷ジョブAの給紙間隔を代入する(ステップS205)。ここで給紙間隔とは、ある印刷ジョブに基づいて印刷される場合に、両面印刷の有無や後処理の有無等の印刷条件により定まる印刷用紙Wを給紙可能な時間間隔であり、印刷ジョブに含まれる設定情報に基づいて決定される。
次に、機器制御部73は、カウントAのカウント値が最小給紙時間間隔を経過したか否かを判定する(ステップS207)。ここで、最小給紙時間間隔とは、印刷ジョブに関わらず、装置本体が給紙可能な最小の時間間隔である。
ステップS207において、カウントAのカウント値が最小給紙時間間隔を経過したと判定された場合(YESの場合)、機器制御部73は、印刷ジョブBの給紙を開始する(ステップS209)。具体的には、機器制御部73は、印刷ジョブBに対応するサイド給紙部10又は内部給紙部20から、給紙台に積載された最上位置の印刷用紙Wを給紙搬送路SR上へ搬送させる。これにより、給紙された印刷用紙Wは、順次印刷部30により印刷される。
次に、機器制御部73は、印刷ジョブBの給紙後、カウントBのカウントを開始した後(ステップS211)、変数Pbに印刷ジョブBの給紙間隔を代入する(ステップS213)。
そして、機器制御部73は、カウントBのカウント値が最小給紙時間間隔を経過したか否かを判定する(ステップS215)。
ステップS215において、カウントBのカウント値が最小給紙時間間隔を経過したと判定された場合、機器制御部73は、印刷ジョブBの給紙間隔Pbが印刷ジョブAの給紙間隔Pa以上か否かを判定する(ステップS217)。
ステップS217において、印刷ジョブBの給紙間隔Pbが印刷ジョブAの給紙間隔Pa以上であると判定された場合(YES(Pb≧Pa)の場合)、機器制御部73は、カウントBのカウント値が印刷ジョブBの給紙間隔Pb以上か否かを判定する(ステップS219)。
ステップS219において、カウントBのカウント値が印刷ジョブBの給紙間隔Pb未満であると判定された場合(NO(B<Pb)の場合)、機器制御部73は、カウントAのカウント値が印刷ジョブAの給紙間隔Pa以上か否かを判定する(ステップS221)。
ステップS221において、カウントAのカウント値が印刷ジョブAの給紙間隔Pa未満である場合(NO(A<Pa)の場合)、機器制御部73は、処理をステップS219に移行する。
このように、ステップS217〜S221において、印刷ジョブBの給紙間隔Pbと印刷ジョブAの給紙間隔Paとを比較し、給紙間隔が長い方の印刷ジョブに関するカウント値が給紙間隔以上となったか否かを先に判定するので、複数の印刷ジョブのうち、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先させることができる。
ステップS219において、カウントBのカウント値が印刷ジョブBの給紙間隔Pb以上であると判定された場合(YES(B≧Pb)の場合)、機器制御部73は、印刷ジョブBの給紙を開始する(ステップS223)。具体的には、機器制御部73は、印刷ジョブBに対応するサイド給紙部10又は内部給紙部20から、給紙台に積載された最上位置の印刷用紙Wを給紙搬送路SR上へ搬送させる。
そして、機器制御部73は、カウントBのカウント値をゼロリセットした後(ステップS225)、印刷ジョブBに関する印刷が完了したか否かを判定する(ステップS227)。
ステップS227において、印刷ジョブBに関する印刷が完了していないと判定された場合(NOの場合)、機器制御部73は、カウントBのカウントを開始する(ステップS231)。
そして、機器制御部73は、変数Pbに印刷ジョブBの給紙間隔を代入した後(ステップS233)、処理をステップS215へ移行する。ここで、再度、変数Pbに印刷ジョブBの給紙間隔を代入するのは、印刷用紙W毎に後処理等の設定が異なる場合があるからである。
ステップS227において、印刷ジョブBに関する印刷が完了したと判定された場合(YESの場合)、機器制御部73は、印刷ジョブAに基づいて残りの印刷を継続して実行する(ステップS229)。
一方、ステップS221において、カウントAのカウント値が印刷ジョブAの給紙間隔Pa以上であると判定された場合(YES(A≧Pa)の場合)、機器制御部73は、印刷ジョブAの給紙を開始する(ステップS241)。具体的には、機器制御部73は、印刷ジョブAに対応するサイド給紙部10又は内部給紙部20から、給紙台に積載された最上位置の印刷用紙Wを給紙搬送路SR上へ搬送させる。
そして、機器制御部73は、カウントAのカウント値をゼロリセットした後(ステップS243)、印刷ジョブAに関する印刷が完了したか否かを判定する(ステップS245)。
ステップS245において、印刷ジョブAに関する印刷が完了していないと判定された場合(NOの場合)、機器制御部73は、カウントAのカウントを開始する(ステップS249)。
そして、機器制御部73は、変数Paに印刷ジョブAの給紙間隔を代入した後(ステップS251)、処理をステップS215へ移行する。 ステップS245において、印刷ジョブAに関する印刷が完了したと判定された場合(YESの場合)、機器制御部73は、印刷ジョブBに基づいて残りの印刷を継続して実行する(ステップS247)。
なお、ステップS219、ステップS221のカウントB、カウントAには、前回給紙がされなかったジョブについては、S211、S203、又はS225、S243以降の累積されたカウント値を用いて判断される(S233又はS251以降のS219、S221)。
以上のように、本発明の一実施形態である画像形成システム1によれば、印刷ジョブを所定期間内に複数受信し、この受信した複数の印刷ジョブの少なくとも1つの印刷ジョブに後処理を実行する要求が含まれている場合に、複数の印刷ジョブのうち、給紙台から給紙する給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して給紙及び印刷するので、待機時間を有効に使い生産性を向上させることができる。
図5は、本発明の一実施形態である画像形成システム1による印刷スケジュールを説明した図である。図5(a),(b)は、従来技術において2つの印刷ジョブ(印刷ジョブA及び印刷ジョブB)を印刷する場合における印刷スケジュールを示しており、図5(c)は、本発明の一実施形態である画像形成システム1において受信した2つの印刷ジョブを説明した図であり、図5(d)は、本発明の一実施形態である画像形成システム1において、2つの印刷ジョブを印刷する場合における印刷スケジュールを示している。なお、ここでは、印刷ジョブAに基づいて給紙・印刷される用紙をA1、A2・・・で示しており、実線枠で示した印刷用紙は表面が印刷されたものを示し、破線枠で示した印刷用紙は裏面が印刷されたものを示している。また、後処理を行う印刷ジョブBに基づいて給紙・印刷される用紙をB1、B2・・・で示している。
図5(a)に示すように、従来技術では、先行の印刷ジョブ(印刷ジョブA)に基づいて給紙・印刷を開始し、この印刷ジョブAに基づく給紙・印刷を終了した後、後続の印刷ジョブ(印刷ジョブB)に基づいて給紙・印刷を開始するので、給紙・印刷が実行されていない時間が長くなり、2つの印刷ジョブの印刷終了までには、T1に示すような長い時間を要していた。
そこで、図5(b)に示した従来技術では、先行の印刷ジョブAの印刷の待機時間に、後続の印刷ジョブBを割り込ませて給紙・印刷を実行するようにしている。しかしながら、印刷ジョブAに割り込ませることができる印刷ジョブBの印刷枚数が、印刷ジョブBの総印刷枚数より少ない場合、印刷ジョブAに割り込ませることができなかった印刷ジョブBの印刷用紙(ここでは、B3、B4)については、後処理装置3の処理速度に応じて、印刷する必要があり、T1よりは短いものの、給紙・印刷されていない時間が長く、2つの印刷ジョブの印刷終了までには、T2に示すような長い時間を要していた。
そこで、本発明の一実施形態である画像形成システム1では、複数の印刷ジョブのうち、給紙台から給紙する給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して給紙及び印刷する。
図5(c)に示すように、印刷ジョブAは両面印刷、印刷ジョブBは片面印刷であり、印刷ジョブAの給紙間隔Paより、印刷ジョブBの給紙間隔Pbの方が長いとする(Pa<Pb)。
そして、t1時点において、印刷ジョブAに関する印刷用紙A3の表面の給紙タイミングと、印刷ジョブBに関する印刷用紙B2の給紙タイミングとが重なった場合に、図5(d)に示すように、本発明の一実施形態である画像形成システム1では、給紙間隔が長い印刷ジョブである印刷ジョブBを優先して、印刷用紙B2を給紙する。
また、同様に、t2時点において、印刷ジョブAに関する印刷用紙A3の裏面の給紙タイミングと、印刷ジョブBに関する印刷用紙B3の給紙タイミングとが重なった場合に、図5(d)に示すように、印刷ジョブBを優先して、印刷用紙B3を給紙する。
これにより、給紙間隔が長い印刷ジョブBを優先して給紙及び印刷することができる。
以上のように、本発明の一実施形態である画像形成システム1によれば、図5(d)に示すように、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して給紙及び印刷するので、給紙・印刷されていない時間(待機時間)を極力短縮することができ、待機時間を有効に用いることができるので、印刷完了までの時間を短縮することができる。
なお、本発明の一実施形態では、判定部72により給紙間隔が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先しながら複数の印刷ジョブを並行して印刷部30に印刷させるように、サイド給紙部10又は内部給紙部20に給紙させたが、これに限らない。
例えば、判定部72が、印刷ジョブを所定期間内に複数受信した場合に、受信した複数の印刷ジョブの給紙台から給紙する給紙間隔及び印刷ジョブに対応する排紙先が、排紙台41、トップトレイ101、スタッカトレイ102、又はスタッカトレイ103のうち、相互に異なるか否かを判定し、判定部72により給紙間隔及び排紙先が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、給紙間隔が長い印刷ジョブを優先しながら複数の印刷ジョブを並行して印刷部30に印刷させるように、サイド給紙部10又は内部給紙部20に給紙させるようにしてもよい。また、排紙先で各ジョブに対応する印刷用紙が分かれば、複数の印刷ジョブの排紙先として使用される排紙手段は同一であっても良い。すなわち、本発明は、印刷ジョブの排紙先に限定されることはない。このように各印刷ジョブの給紙間隔のみを判断材料にして印刷を実行する場合には、排紙手段がオフセット機能(手段)を備えていることが望ましい。排紙手段上にて複数の印刷ジョブに基づいて印刷された印刷用紙が混載することは避けられないが、印刷ジョブ毎にオフセットされるようオフセット機能を発揮させれば、印刷ジョブ毎に印刷用紙を見分けることが容易となるからである。なお、混載を嫌うユーザーも存在するため、給紙間隔のみを判断材料とするこのモードをOFFに設定できるようにしても良い。この設定は各ユーザーが行えるようにしても、装置の管理者又は保守員が行えるようにしても良い。
なお、本発明の一実施形態では、画像形成装置2及び後処理装置3を備え、制御部70が、画像形成装置2及び後処理装置3を制御する画像形成システムを例に挙げて説明したが、これに限らず、画像形成装置2及び後処理装置3のそれぞれを制御する2つの制御部を備えるようにしてもよい。この場合、画像形成装置2及び後処理装置3に設けられた搬送部150は、画像形成装置2及び後処理装置3に備えられた各制御部にて個別に制御されるようにしてもよい。
また、画像形成装置2単体で複数の排紙手段を備えるものとしては、図1において、フェイスダウン排紙される排紙部40と、切替機構(排紙手段)44の下流に後処理装置3ではなく、フェイスアップ排紙される排紙部(図示せず)を備えるものが例として挙げられる。
1…画像形成システム
2…画像形成装置
3…後処理装置
9…ネットワーク
10…サイド給紙部
20…内部給紙部
30…印刷部
40…排紙部
44…切替機構(排紙手段)
50…反転部
60…操作部
70…制御部
71…受信部
72…判定部
73…機器制御部
80…ネットワークインタフェース部
82…外部インタフェース部
100…端末
110…紙折処理部
120…パンチ処理部
130…ステープル処理部
140…中綴じ処理部
150…搬送部

Claims (4)

  1. 複数の印刷ジョブの印刷処理を交互に実行可能な画像形成装置であって、
    給紙台に積載された印刷媒体を1枚づつ取り出して給紙する給紙手段と、
    印刷ジョブに基づいて、前記給紙された印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記印刷ジョブを複数受信した場合に、前記受信した複数の印刷ジョブに対応する前記給紙台から給紙する給紙間隔が相互に異なるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記給紙間隔が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、前記給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷手段により印刷した印刷媒体が排紙される複数の排紙手段を、更に備え、
    前記判定部は、
    前記受信した複数の印刷ジョブに対応する前記排紙手段が相互に異なるか否かを更に判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段により前記給紙間隔及び排紙先が異なる印刷ジョブが存在すると判定された場合、前記給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記複数の印刷ジョブ毎に、印刷用紙を給紙した時点からの経過時間をカウント値として計時し、前記複数の印刷ジョブのうち前記給紙間隔が長い印刷ジョブから順に前記カウント値が前記給紙間隔以上となったか否かを繰り返して判定し、前記給紙間隔以上となった印刷ジョブに基づいて、前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 複数の印刷ジョブの印刷処理を交互に実行可能な画像形成装置と、前記画像形成装置により印刷処理された印刷媒体に対して後処理を実行する後処理装置とを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    給紙台に積載された印刷媒体を1枚づつ取り出して給紙する給紙手段と、
    受信した印刷ジョブに基づいて、前記給紙された印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷した印刷媒体を、前記後処理装置に供給する排紙手段と、
    前記印刷ジョブを複数受信した場合に、前記受信した複数の印刷ジョブの少なくとも1つの印刷ジョブに前記後処理を実行する要求が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により後処理を実行する要求が含まれていると判定された場合、前記給紙台から給紙する給紙間隔が長い印刷ジョブを優先して前記印刷手段に印刷させるように、前記給紙手段に給紙させる制御手段と、を有し、
    前記後処理装置は、
    前記印刷ジョブに基づいて、前記排紙手段により供給された印刷媒体に対して後処理を実行する
    ことを特徴とする画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114763036A (zh) * 2021-01-15 2022-07-19 理想科学工业株式会社 供给装置

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