JP2012000407A - スリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】 履き心地がよく、外反母趾や内反小趾の圧迫痛を防ぐ機能を有するスリッパを提供する。
【解決手段】 スリッパの先端部分を足の5本の指があたらないような形状とし、スリッパの甲の部分が足の甲にフィットする形状とする。これによって、足とスリッパが一体化し甲の部分がぴったりフィットし、この部分でスリッパと足の位置関係が決定されるので、5本の指の先端がスリッパに接することがない。また、スリッパの親指と小指の付け根に当たる部分に穴を設け、外反母趾と内反小趾の部分がスリッパにあたらないような構造として、圧迫痛が生じないようにする。
【選択図】図1

Description

技術範囲
本発明は、スリッパに関わるもので、特に外反母趾、内反小趾への対策手段を具備したスリッパに関わるものである。
従来のスリッパは、先端部分が小さく、甲の部分(開口部)が広くブカブカしているのが一般的である。この場合、先端部分を形成するカーブが、足の5本指よりも小さく狭いので、指が押しつぶされ外反母趾、内反小趾になりやすい形状である。またスリッパの開口部にあたる部分は広く出来ているので履いた時は足の甲とスリッパが一体化しないため不安定で歩きにくいと思われる。
外反母趾、内反小趾になりやすい足は一般的に足指が長い、あるいは親指より人差し指が長い。また足巾が広く、筋力が弱まり筋肉量が少なくなった時にも起こる。
外反母趾、内反小趾を引き起こす行いとして足の長さより小さい履物を履き続ける、あるいは5本の指を締め付ける行為、また足巾より狭い履物(外靴、サンダル、室内スリッパ、室内サンダルなど)を履き続けることが挙げられ、無理な履物を履き続けることで外反母趾、内反小趾になりやすい。
従来のスリッパの特徴としてはスリッパの先端が狭く5本の指が締め付けられ圧迫されるため圧迫痛が起きる。具体的には、親指と小指の付け根部分が圧迫され痛みが起こる。このためますます外反母趾、内反小趾を進行させる。また、開口部が広いためブカブカしてフィット感がないので不安定で重たく感じ、疲れやすい。そして足を持ち上げて歩くことをせず、すり歩きの癖がつきやすい。その結果長いことすり歩きの習慣ができると、年齢を重ねるに伴って、少しの段差でもつまずきやすくなる。特に階段の昇降の際は、不安定で危険を感じることもある。
これに対し、既に種々の外反母趾対策グッズが市販されているが、これらは着脱に手間がかかり、装着時の歩行は困難なことが多く、装着時の歩行は骨が変形している場合、骨に負担がかかり痛いので長時間使用は危険と思われる。
外反母趾、内反小趾になっている人が足に合わない履物を履き続けることで関節痛、頭痛、腰痛を起こしやすくなる。その結果長時間歩行が困難になり健康な生活の妨げになる。
これに対処するための履物として、特許文献1には、親指と小指の外側を、甲の部分に設けた窓穴から出す構造を具備したスリッパが開示されている。これは、サンダルとスリッパを重ね合わせて履くことで指の締め付けがなく、2本の指を窓穴からだすということであるが、サンダルとスリッパを重ね履きすることで重く、履き心地が悪くなり歩きにくいものと思われる。
特開平11−178603号公報
従って本発明の課題は、履き心地がよく、外反母趾や内反小趾の圧迫痛を防ぐ機能を有するスリッパを提供することである。
本発明のスリッパは、5本の指がスリッパの中に入り、指の先端がスリッパに接しない構造としたもので、親指、小指を外側には出さない。外反母趾と内反小趾の骨が外側に出っ張った部分をスリッパの窓穴から外側に出すことが目的で、特許文献1のスリッパとは、機能も全く違うものである。また、足の甲に当たる部分(スリッパの開口部)は巾を狭く、取り奥行きを深く取ることで、足とスリッパが一体化し甲の部分がぴったりフィットし、この部分でスリッパと足の位置関係が決定されるので、5本の指の先端がスリッパに接することがない。
このように本発明のスリッパは着脱が簡単でスリッパの先端を広くカーブを取っているので5本の指の締め付けがない。よってスリッパ内の先端部分は5本の指を自由に動かすことが出来る。足の親指の付け根と小指の付け根部分の両側2箇所、外反母趾と内反小趾(外側に出っ張った変形した骨)をスリッパの窓穴から外側に出すことで圧迫痛を防ぐことができる。
また、スリッパと足の甲に当たる部分、開口部を狭く作るため、足にフィットし、ブカブカを防ぐことができる。その結果スリッパと足が一体化できるので安定した歩きが出来、足に負担がかからないので、履いたときの歩行が楽で長時間履いても痛みがない。なお、スリッパを足の甲の部分にフィットさせるため、マジックテープ(登録商標)などの接合手段を用いて、寸法の調整を可能としてもよい。
本発明のスリッパは、履物内で5本の指を伸ばし広げることが出来るゆとりのあるカーブを有するので、下記のような効果がある。
(1)5本の指をしっかりと地に着けて歩くことが出来る。
(2)本来人は5本の指がそれぞれの役割を果たし、均等に力がかかることで正しい歩きが出来る。特に親指にしっかり力が入ることで残りの指に負担がかかることなく理想の歩きが出来る。
(3)外反母趾と内反小趾をスリッパの外側に出すことで圧迫をなくし痛みを和らげ進行を防ぐことにつながる。
(4)足の甲に当たる部分は巾をせまく奥行きを深く取ることで足とスリッパが一体化し、甲の部分がぴったりフィットするので歩行時安定し、すり歩きを解消する。
本発明に係るスリッパの一例の形状を示す図。 本発明のスリッパの先端の部分の形状を示すカーブ。 本発明のスリッパの先端形状を別な観点で示した図。 従来のスリッパの一例の形状を示した図。 本発明のスリッパを履いた足の状態を示す図。 従来の先端が細くなっているスリッパを履いた足の状態を示す図。 外反母趾と内反小趾となった足の状態を示す図。 乳児や子供の足の形状を示す図。 本発明に係るスリッパの一例の外観を示す図。 本発明に係るスリッパの一例の外観を示す図。
次に具体的な図に基づいて、本発明のスリッパと、比較対照となる従来スリッパについて説明する。
図1は、本発明に係るスリッパの一例の形状を示す図である。図1において、1は履物内で親指を締め付けずにまっすぐにした状態で、スリッパを履けるようにした形状を示すカーブである。2は人差し指をまっすぐ伸ばした状態でスリッパを履けるようにした形状を示すカーブで、親指の部分よりも前方に突き出して頂点を構成している。なお、通常頂点とは多角形を構成する線分の交点を指す用語であるが、特許請求の範囲にも記載した頂点とは、スリッパの先端部の最も外側に突き出した部分を特定している。
また、図1において4の穴は、外反母趾を外側に出すことで、圧迫痛を防止するための穴で、5は内反小趾を同じく外側に出すことで、圧迫痛を防止するための穴である。6はスリッパの甲にあたる部分で、巾を狭く奥行きを深く取ることで、足とスリッパが一体化し、甲の部分がスリッパにフィットするので歩行を安定させ、すり歩きを解消できる。
図2は、本発明のスリッパの先端の部分の形状を示すカーブで、このような形状とすることにより、前記のように足の指を自由に動かすことができる。
図3は、本発明のスリッパの先端形状を別な観点で示した図で、斜線部分の面積が小さく、親指と人差し指をしっかり伸ばすことができ、5本の指を締付けず、足のためには理想的なカーブと言える。
図4は、従来のスリッパの一例の形状を図3と同様に示した図で、斜線の部分の面積が大きいため、親指と小指が両側から締付けられ、5本の指がスリッパ内で窮屈で身動きが取れない状態となる。
図5は、本発明のスリッパを履いた足の状態を示す図で、5本の指の先端がスリッパにあたらず、締付けもない状態を示している。これに対し、図6は従来の先端が細くなっているスリッパを履いた足の状態を示す図で、5本の指がスリッパの中で圧迫され、身動きができない状態となっている。
図7は外反母趾と内反小趾となった足の状態を示す図で、不適切な履物を履き続けた大人の足は、5本の指が締付けられ、図7に示したように、外反母趾7と内反小趾8が次第に外側に突き出し、5本の指が内側に入り込んで、気付いた時は、足の先端が三角形になり、骨が変形している。
図8は、乳児や子供の足の形状を示す図で、足の指が広がり、外反母趾、内反小趾となった大人とは違い、逆三角形で健康的で理想的な足と言える。なお、図9及び図10は本発明に係るスリッパの一例の外観を示す図で、理想的な形状と言える。
以上に説明したように本発明によれば、外反母趾及び内反小趾の対策手段を有し、履き心地がよく、正しい歩行が可能となるスリッパを提供できる。

Claims (3)

  1. 先端部の形状が人差し指のほぼ中心の延長方向に頂点を有し、5本の指が接しない曲線であることを特徴とするスリッパ。
  2. 甲の部分に、親指付け根の外側に突出した変形部分と小指付け根の外側に突出した変形部分が当たらないように切欠を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスリッパ。
  3. 足の甲の部分とスリッパの甲の部分が一体化し得ることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のスリッパ。
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