JP2020014818A - スリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の足の幅に適合が可能で、幅調整手段が従来よりも安定な構造を備えた、外反母趾、内反小趾の圧迫痛を防ぐ機能を有するスリッパを提供する。【解決手段】つま先の部分を覆うつま先覆い部2と、つま先覆い部と一定の距離を有する位置に設けられてなる甲を覆う甲部を備え、つま先覆い部と前記甲部の間の開放空間に足指の付け根部分が配される構成を備えたスリッパの甲部を、幅方向のほぼ中央部で、それぞれが紐6を挿通するための複数の貫通孔5を備えた第一の甲部3aと第二の甲部3bに分割し、第一の甲部と第二の甲部との表面には、前記貫通孔を介して第一の甲部と第二の甲部を接合する紐の、両端部を係止するための、係止手段7a,7bを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、スリッパに関し、特に外反母趾、内反小趾への対策手段を具備したスリッパに関わるものである。
外反母趾、内反小趾になりやすい足は一般的に足指が長い、あるいは親指より人差し指が長い。また足幅が広く、筋力が弱まり筋肉量が少なくなった時にも、外反母趾、内反小趾が生じる。
外反母趾、内反小趾を生じる原因として、足の長さより短い履物を履き続ける、あるいは5本の指を締め付ける行為、また足よりも幅が狭い履物(外靴、サンダル、室内スリッパ、室内サンダルなど)を履き続けることが挙げられる。つまり、足の大きさに適合しない履物を履き続けることで外反母趾、内反小趾になりやすい。
スリッパにおいても、従来のスリッパで起こりがちな問題点として、スリッパの先端が狭く5本の指が締め付けられ、圧迫されるために起こる圧迫痛がある。具体的には、親指と小指の付け根部分が圧迫され痛みが起こる。このためますます外反母趾、内反小趾を進行させることがある。
また、足をつま先から挿入する開口部が広いため、フィット感がないので不安定で重たく感じ、疲れやすい。そして足を持ち上げて歩くことをせず、摺り歩きの癖がつきやすい。その結果、摺り歩きが習慣となったまま、年齢を重ねるに伴って、少しの段差でも躓きやすくなる。特に階段の昇降の際は、不安定で危険を感じることもある。
このような問題に対し、外反母趾対策グッズが、種々市販されているが、これらは着脱に手間がかかり、装着時の歩行は困難なことが多く、装着時の歩行は、骨が変形している場合、骨に負担がかかり、痛みを感じることがあるので、長時間使用は危険と思われる。
また、外反母趾、内反小趾になっている人が、足に合わない履物を履き続けることで関節痛、頭痛、腰痛を起こしやすくなる。その結果長時間歩行が困難になり健康な生活の妨げになる。これに対処するための履物として、特許文献1には、親指と小指の外側を、甲の部分に設けた窓穴から出す構造を具備したスリッパが開示されている。これは、サンダルとスリッパを重ね合わせて履くことで指の締め付けがなく、2本の指を窓穴からだすということであるが、サンダルとスリッパを重ね履きすることで重く、履き心地が悪くなり歩きにくいものと思われる。
また、本発明者は、特許文献2に、先端の部分をなす曲線の形状の適正化と、甲の部分に、足の親指と小指の付け根が当接しないように切欠を設けたスリッパを開示していて、使用者の足の幅に合わせて、スリッパの甲の幅の調整手段も開示している。しかし、ここに一例として開示されている調整手段は、マジックテープ(登録商標)を用いるもので、接合面の垂直な方向に接合手段を剥離する力が加わると、分離する可能性があるという観点で改善の余地がある。
特開2004−106442号公報 特許第4925021号
従って、本発明の課題は、使用者の足の幅に適合が可能で、幅調整手段が従来よりも安定な構造を備えた、外反母趾、内反小趾の圧迫痛を防ぐ機能を有するスリッパを提供することである。
本発明は、甲の幅を調整するための靴紐を備えた靴の構成を、スリッパに適合させることを鋭意検討した結果、なされたものである。
本発明は、つま先の部分を覆うつま先覆い部と、前記つま先覆い部と一定の距離を有する位置に設けられてなる甲を覆う甲部を備え、前記つま先覆い部と前記甲部の間の開放空間に足指の付け根部分が配される構成を備えたスリッパであって、前記甲部は幅方向のほぼ中央で、それぞれが紐を挿通するための複数の貫通孔を備えた第一の甲部と第二の甲部に分割され、前記第一の甲部と前記第二の甲部との表面には、前記貫通孔を介して前記第一の甲部と前記第二の甲部を接合する紐の、両端部を係止するための、係止手段が設けられてなることを特徴とするスリッパである。
また、本発明は、前記係止手段が、伸縮性を備えた紐状または帯状の部材を環状に構成したものであることを特徴とする、前記のスリッパである。
本発明に係るスリッパは、つま先覆い部と、甲部が一定の距離を保持した状態で設けられ、外反母趾や内反小趾の骨が外側に張り出した部分がスリッパに接触せず、しかも甲の部分幅が使用者の足の幅に適合させることが可能である。このため、外反母趾や内反小趾の圧迫痛がなく、甲の部分が足にフィットするので、歩行時の安定感が増し、摺り歩きを解消できる。
また、本発明に係るスリッパにおいては、甲の部分を足に適合させるための靴紐の余長の部分を係止手段で固定できるので、紐の余長が床に垂れ下がることによる、使用者の躓きなどの危険を、実質的に解消できる。通常、スリッパの方が、甲部の高さが靴よりも低いので、このような構造はスリッパの安全性確保に重要である。
本発明に係るスリッパの一例を示す図。 本発明に係るスリッパにおけるの紐の端部の係止状態の一例を示す図。 本発明に係るスリッパに従来の甲部係合手段を適用した一例を示す図。
次に具体的な図面を参照しながら、本発明のスリッパについて説明する。
図1は、本発明に係るスリッパの一例を示す図である。ここに示した例においては、スリッパ1の図における上の方の端部に、つま先覆い部2が設けられ、一定の距離を隔てた位置に、第一の甲部3aと第二の甲部3bが設けられている。このため、足の指の付け根の部分は、つま先覆い部2と、第一の甲部3a及び第二の甲部3bとの間に形成された開放部に配されるので、外反母趾や内反小趾の圧迫痛が解消される。
第一の甲部3aと第二の甲部3bのそれぞれには、貫通孔5が3箇所設けられ、貫通孔に紐6を挿通することで、一対の甲部の幅を調整可能な状態で一体化できる。それそぞれの貫通孔5は、ハトメで補強することが可能で、紐6には、市販の靴紐を用いることができる。
図2は、本発明に係るスリッパにおけるの紐の端部の係止状態の一例を示す図である。本発明のスリッパに係る紐の係止手段は、ゴム紐のような伸縮性を備えた紐状または帯状の部材を環状に構成して、それぞれの甲部に接合してあるので、紐6の余長部の先端をストレートに挿通することが可能で、この図に示したように、先端に近くを屈曲させて挿通することも可能である。従って、紐6の余長部が床に垂れ下がるのを防止し、紐踏みつけることなどで生じる危険を未然に防ぐことができる。
図3は、本発明に係る、スリッパに従来の甲部係合手段を適用した一例を示す図である。本発明者が特許文献2に開示したスリッパにおいては、この図に示したように、スリッパ7の上の方の端部に、つま先覆い部8が設けられ、一定の距離を隔てた位置に、第一の甲部9aと第二の甲部9bが設けられている。
そして、第一の甲部9aと第二の甲部9bは、マジックテープ(登録商標)などの接合手段10で一体化される。しかし、このような接合手段は、前記のように、接合面に対して垂直な力が加わることで、分離することがある。また、本発明のように紐を用いて甲部を一体化することにより得られる、ファッション性の向上は、本発明の副次的な効果であり、外反母趾や外反小趾の対策品の普及に資するものである。
以上に説明したように、本発明によれば、外反母趾や外反小趾の圧迫痛を解消でき、安定した履き心地が得られるスリッパを提供できる。なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1,7・・・スリッパ 2,8・・・つま先覆い部
3a,9a・・・第一の甲部 3b,9b・・・第二の甲部
4,11・・・スリッパの底 5・・・貫通孔
6・・・紐 6a・・・第一の紐先端部 6b・・・第二の紐先端部
7・・・係止手段
7a・・・第一の係止手段 7b・・・第二の係止手段
10・・・係合手段

Claims (2)

  1. つま先の部分を覆うつま先覆い部と、前記つま先覆い部と一定の距離を有する位置に設けられてなる甲を覆う甲部を備え、前記つま先覆い部と前記甲部の間の開放空間に足指の付け根部分が配される構成を備えたスリッパであって、前記甲部は幅方向のほぼ中央で、それぞれが紐を挿通するための複数の貫通孔を備えた第一の甲部と第二の甲部に分割され、前記第一の甲部と前記第二の甲部との表面には、前記貫通孔を介して前記第一の甲部と前記第二の甲部を接合する紐の、両端部を係止するための、係止手段が設けられてなることを特徴とするスリッパ。
  2. 前記係止手段は、伸縮性を備えた紐状または帯状の部材を環状に構成したものであることを特徴とする、請求項1に記載のスリッパ。
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