JP3100777U - 履物の底面構造、履物の接触面構造 - Google Patents

履物の底面構造、履物の接触面構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 O脚を改善可能な履物の底面構造を提供する。
【解決手段】 サンダル1のアウトソール3の底面は、断面三角形状に形成されており、前後方向に直線状に形成された支点部31と、支点部31から左右両辺に向かって上方に傾斜した傾斜面32、33とを有する断面三角形状に形成されている。またこのアウトソール3の底面は、このサンダル1を水平面に置くと、支点部31を支点に、対になる右側のサンダルとは反対側の外側に向かって傾くよう、支点部31が左右方向の中央よりやや内側に設けられている。一方この底面構造を有するサンダル1は、支点部31を支点に、対になる右側のサンダルとは反対側の外側に向かって傾くよう形成されている。このサンダル1を履くと、人は内側に力を掛けながら支点部31を支点に立つ。そのため、このサンダル1を履くと足の内側の筋肉を使うので、足が内側に引っ張られO脚が改善される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、履物の底面構造、履物の接触面構造に関する。
日本人は体重を両脚の外側にかけるという特性がある(欧米人は反対ゆえにX脚になりやすい)。立っている時は勿論、走るときもかかとから足の外側そしてつま先と体重移動をする。その為、脚の外側の筋肉ばかりが引っ張られ脚はO脚となり、あまり形のよい脚にならないばかりか、足首はネンザしやすく、膝も痛くなりがちとなる。そして大腿骨も外側に引っ張られ腰も広がり大尻や腰痛の原因となる。土台である腰の不調はさらに背中、肩、首、頭部と影響をもたらすという問題があった。
そこで本考案では、O脚を改善可能であり、また、O脚などによって太くなった脚部を細くすることが可能な履物の底面構造を提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載の考案は、履物の底面構造において、前後方向に長尺に形成された支点部と、該支点部から前記履物の左右両側に向かって上方に傾斜した傾斜面とを備え、前記履物を水平面に置いたとき、前記支点部を支点に、対になる前記履物とは反対側の外側に向かって傾くよう形成されていることを特徴とする。
この底面構造を有する履物は、支点部の左右両側が上方に向かって傾斜しているので、この履物を履いた人は、バランスを取ればスケート靴のように支点部のみを地面について立つことができる。またこの底面構造を有する履物は、支点部を支点に、対になる履物とは反対側の外側に向かって傾くよう形成されているので、バランスを取らず履くと、人は、両脚とも足首を外側に向けて倒れた状態で立つことになる。そのためこの底面構造を有する履物を履いた場合、人は足がまっすぐ立つよう支点部を支点にバランスを取ろうとする。その際、人は脚部の内側の筋肉を使って足首を起こしてバランスを取る。
このように内側の筋肉を使って立つと、脚が内側に引き寄せられる。そのため、O脚だった人は外側に開いていた脚が内側に引き寄せられO脚が改善されるのである。また、脚部は、偏って筋肉がつくと、バランスよく筋肉がついた場合に比べ太く見えるが、この底面構造を有する履物を履くと、内側の筋肉を使って歩行するようになるので、O脚の人のように外側の筋肉を使って歩く人の太い足を細くすることができるのである。
従って、本考案の履物の底面構造を利用した履物を履くと、O脚が改善され、また、太くなった脚部を細くすることができる。
武道でも踊りでもあらゆる所作の基本は脚の内側に体重がかかることにある。内側に体重を掛けると姿勢が安定するからである。このように姿勢がよいと見た目が美しくなるばかりか、合理的でもあるので健康にもよいのである。ところがこのようなことは頭で理解していても、常に意識を集中し足の内側歩きや達続けることは実際には不可能である。しかし、本考案の履物の底面構造を有する履物であれば、これを履くだけで自然に体重が内側にかかるので、普段使うことのない脚の内側の筋肉が自然と使われ鍛えられることになる。そのため、本考案の履物の底面構造を有する履物をはけば、O脚も、腰痛等の様々な症状も改善される。
次に、請求項2記載の履物の底面構造のように、支点部は、履物を人が履いたとき、人の足の親指と人差し指との接触部分近傍を通過する前後方向に延びる直線に沿って形成してもよい。このように構成するとバランスが取りやすいからである。
次に、請求項3記載の履物の底面構造のように、支点部は、前後方向に直線状に形成されていることが好ましい。このように形成されていてもスケートの靴の要領で立つことができる。
次に、請求項4記載の履物底面構造のように、前部に、履物の先端に向かって上方に傾斜した第1傾斜部を有することが好ましい。このように履物を形成すると前方に歩き出すとき第1傾斜部が地面に接触するので地面を蹴りやすい。
次に、請求項5記載の履物底面構造のように、後部に、履物後端に向かって上方に傾斜した第2傾斜部を有することが好ましい。このように履物を形成すると踏み込む際に第2傾斜部が地面に接触するので地面を踏込やすい。
次に、請求項6記載の履物の接触面の構造において、親指が接触する部分の接触面に、親指の形状を象った凹部を形成することが好ましい。人は前述したような底面構造を有する履物を履く場合、親指に力を入れてバランスを取っているので、親指がこの凹部にはまっていれば、親指が力を入れやすくなるためバランスを取りやすいからである。尚、請求項7記載に記載したように、凹部は、履物の内底上に敷かれるインナーに形成されていてもよいことは勿論である。
以下、本考案を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態のサンダルの3面図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
本実施形態のサンダル1は、図1に示すように、アウトソール3と中敷き4とバンド5とを備えている。
アウトソール3は、中敷き4の下面に積層され、全体がEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)で形成されている。またこのアウトソール3の底面は、断面三角形状に形成されており、前後方向に直線状に長尺に形成された支点部31と、支点部31から左右両辺に向かって上方に傾斜した傾斜面32、33とを有する断面三角形状に形成されている。またこのアウトソール3の底面は、このサンダル1を水平面に置くと、支点部31を支点に、対になる右側のサンダルとは反対側の外側に向かって傾くよう、支点部31が左右方向の中央よりやや内側(図1では右側)に設けられている。具体的にはこの支点部31はサンダル1を人が履いたとき、人がこのサンダル1を履いたときバランスを取るのにちょうどいい位置であって、人の足の親指と人差し指との接触部分近傍を通過する前後方向に延びる直線に沿って形成されている。
また、本実施形態のサンダル1のアウトソール3の底面の前部には、先端に向かって上方に傾斜した第1傾斜部34が形成されており、また、後部には、後端に向かって上方に傾斜した第2傾斜部35が形成されている。
中敷き4は厚手に構成され、人の足が触れる接触面40は、布が張られている。そして親指が触れる部分40aは凹んでおり、この凹部40aは人の足の親指を象った形状に形成されている。
バンド5は、中敷き4の先端部分に取り付けられ、足の先端を挿入可能な隙間を空けて、中敷き4の上面を覆設するように取り付けられている。
以上のように構成された本実施形態のサンダル1を用いると以下のような作用・効果がある。
上述したような底面構造を有する本実施形態のサンダル1は、支点部31の左右両側が上方に向かって傾斜しているので、このサンダル1を履いた人は、バランスを取ってスケート靴のように支点部31のみを地面について立つことができる。一方この底面構造を有するサンダル1は、支点部31を支点に、対になる右側のサンダルとは反対側の外側に向かって傾くよう形成されているので、バランスを取らず履くと、人は、両脚とも足首を外側に向けて倒れた状態で立つことになる。そのためこの底面構造を有するサンダル1を履いた場合、人は脚がまっすぐ立つよう支点部31を支点にバランスを取ろうとする。その際、人は脚部の内側の筋肉を使って足首を起こしてバランスを取る。
このように内側の筋肉を使って立つと、脚が内側に引き寄せられる。そのため、O脚だった人は外側に開いていた脚が内側に引き寄せられO脚が改善されるのである。また、脚部は、偏って筋肉がつくと、バランスよく筋肉がついた場合に比べ太く見えるが、上述した底面構造を有する本実施形態のサンダル1を履くと、内側の筋肉を使って歩行するようになるので、O脚の人のように外側の筋肉を使って歩く人の太い脚部を細くすることができるのである。
従って、本実施形態の履物の底面構造を利用した履物を履くと、O脚が改善され、また、太くなった脚部を細くすることができる。
また、本実施形態のサンダル1は、前方及び後方に第1傾斜部34及び第2傾斜部35を備えているので、サンダル1を履いて前方に歩き出すとき、第1傾斜部34が地面に接触するので地面を蹴りやすい。またサンダル1を履いて踏み込む際に第2傾斜部35が地面に接触するので地面を踏込やすい。
尚、本考案の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、アウトソール3は前後方向に垂直な断面形状はやや内側に傾いた三角形状に形成されているが、曲面形状に形成されていてもよいし、V字形に形成されていてもよい。
また、本実施形態では、サンダルについて説明したが、履物であればどのようなものでもよく、例えば運動靴のようなものでもよい。
また、本実施形態では、直線状に形成された支点部31を備えているが、水平面に載せたとき外側に傾けば、支点部31は直線状に形成されていなくともよい。支点部31は、曲線状あるいは平行な2重線状に形成されていてもよい。
本実施形態のサンダルの3面図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
符号の説明
1…サンダル、3…アウトソール、4…中敷き、5…バンド、31…支点部、32、33…傾斜面、34…第1傾斜部、35…第2傾斜部、40…接触面、40a…凹部、

Claims (7)

  1. 履物の底面構造において、
    前後方向に長尺に形成された支点部と、
    該支点部から前記履物の左右両側に向かって上方に傾斜した傾斜面と
    を備え、
    前記履物を水平面に置いたとき、前記支点部を支点に、対になる前記履物とは反対側の外側に向かって傾くよう形成されていることを特徴とする履物の底面構造。
  2. 請求項1記載の履物の底面構造において、
    前記支点部は、
    前記履物を人が履いたとき、人の足の親指と人差し指との接触部分近傍を通過する前後方向に延びる直線に沿って形成されていることを特徴とする履物の底面構造。
  3. 請求項1,2いずれか記載の履物の底面構造において、
    前記支点部は、前後方向に直線状に形成されていることを特徴とする履物の底面構造。
  4. 請求項1〜3いずれか記載の履物の底面構造において、
    前部に、前記履物の先端に向かって上方に傾斜した第1傾斜部を有することを特徴とする履物の底面構造。
  5. 請求項1〜4いずれか記載の履物の底面構造において、
    後部に、前記履物の後端に向かって上方に傾斜した第2傾斜部を有することを特徴とする履物の底面構造。
  6. 請求項1〜5いずれか記載の履物の底面構造を有する履物の人足の接触面構造において、
    親指が接触する部分の接触面に、該親指の形状を象った凹部が形成されていることを特徴とする履物の接触面構造。
  7. 請求項6記載の履物の接触面構造において、
    前記凹部は、前記履物の内底上に敷かれるインナーに形成されていることを特徴とする履物の接触面構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102170264B1 (ko) * 2019-04-16 2020-10-26 조정명 자세교정이 가능한 쿠션 신발밑창

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