JP3154557U - トイレ用履物底の構造 - Google Patents

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坂東 義幸
義幸 坂東
勝彦 西川
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Abstract

【課題】歩行し易く、かつ、排泄時に体の重心が前側に傾け易いトイレ用履物底の構造を提供する。【解決手段】半流動体3と、半流動体を密閉状態で収容する収容部30とを備え、収容部30は前足部Fa、中足部Fbおよび後足部Fcにわたって設けられ、半流動体が前足部Faから中足部Fbを通って後足部Fcへ向って移動するのを許容し、半流動体3が後足部Fcから中足部Fbを通って前足部Faへ向って戻るのを許容する。前足部Faに体重が負荷されたときに半流動体3の移動を実質的に止めて後足部Fcに移動した半流動体3により、着用者の踵Fhが上方Z1に押し上げられた状態を維持する括れ部30bが収容部30の中足部Fbに設けられている。【選択図】図2

Description

本考案はトイレ用履物底の構造に関するものである。
従来より、種々のトイレ用履物が提案されている(特許文献1参照)。
実用新案登録第3012932号(要約書)
一般に、和式トイレにおいて、屈んで排泄行為を行う際に、体が後側に傾いていると反り返った状態となり、下半身の負担が大きくなり排泄を行い辛い。
そこで、特許文献1の履物は、前足部に比べて後足部の踵部分が高く形成されている。そのため、排泄行為を行う際に体が自然に前屈みの状態となるから、下半身への負担が少なくなり排泄が行い易くなる。
しかし、前記特許文献1の履物では、踵の部分が高くなっているため、歩行が難しく、広いトイレスペースでは便器に到着するまでに躓いたりする場合がある。
したがって、本考案の目的は、歩行し易く、かつ、排泄時に体の重心が前側に傾け易いトイレ用履物底の構造を提供することである。
前記目的を達成するために、本考案のトイレ用履物底の構造は、流動性を持つ高分子、ペースト、粉体または小球あるいはこれらの混合物からなる半流動体と、前記半流動体を密閉状態で収容する収容部とを備え、前記収容部は前足部、中足部および後足部にわたって設けられ、前記半流動体が前足部から中足部を通って後足部へ向って移動するのを許容し、前記半流動体が後足部から中足部を通って前足部へ向って戻るのを許容し、かつ、前記前足部に体重が負荷されたときに前記半流動体の移動を実質的に止めて前記後足部に移動した半流動体により、着用者の踵が上方に押し上げられた状態を維持する括れ部が前記収容部の中足部に設けられている。
本考案によれば、歩行時には、収容部の半流動体が前足部から後足部まで概ね均等に収容され、踵部分が極端に高くならないので歩き易い。
一方、和式トイレでの排泄時において、着用者が前足部に体重を負荷すると、収容部内の半流動体が前足部から後足部に移動されて踵部分の高さが高くなる。そのため、体の重心が前側に傾き、排泄時における下半身への負担が少なくなる。
また、前記括れ部は、半流動体が後足部から前足部移動するのを実質的に止める弁の役割を果たすので、着用者の踵が上方に押し上げられた状態を維持することができる。
なお、本考案で用いられる「流動性を持つ高分子」としては、固体と液体の中間的な性質を併せ持つ高分子ゲルを用いることができる。
また「ペースト」とは、流動性と高い粘性を有する物質のことをいう。
さらに、「小球」としては、たとえば、合成樹脂製の小球が好ましい。前記小球の直径は、0.5mm〜3mm程度が好ましく、より好ましくは0.5mm〜2mm程度が良い。
本考案の実施例1にかかるトイレ用履物底の構造を示す底面からの概略横断面図である。 同トイレ用履物の概略縦断面図である。 同排泄時における概略縦断面図である。 図4Aは後足部における幅方向の概略断面図、図4Bは排泄時における幅方向の概略断面図である。 実施例1の変形例にかかるトイレ用履物底の構造を示す底面からの概略横断面図である。 本考案の実施例2にかかるトイレ用履物を示す概略縦断面図である。 同排泄時における概略縦断面図である。
以下、本考案に係るトイレ用履物底の構造の実施例を図面にしたがって説明する。
なお、以下の説明では、左足のトイレ用履物を例示して説明する。
図1〜図4は実施例1を示す。
全体構成:
図2に示すように、本実施例1のトイレ用履物1は第1および第2アウターソール26,27、ミッドソール2および甲保持部3を備えている。
前記第1および第2アウターソール26,27の上面には、収容部30およびミッドソール2の下面30d,2dが固着されている。
図1および図2に示すように、前記ミッドソール2の下部には、該ミッドソール2の下方Z2に向って開口する取付孔22が形成されている。前記取付孔22内には、網点で示す半流動体3が密閉されて収容された収容部30が挿入されいている。収容部30の上面30uは該取付孔22に接着されている。
なお、前記半流動体3としては、流動性を持つ高分子、ペースト、粉体または小球を用いることができる。
ミッドソール2の上面2uにおいて、前足部Faの一部および中足部Fbには、着用者の甲を保持するアーチ型の保持部材4が形成されている。
前収容部30a:
図1に示すように、前記収容部30は、前足部Fa、中足部Fbおよび後足部Fcにわたって設けられている。
前記前足部Faの前収容部30aと、後足部Fcの後収容部30cとは、後足部Fcに設けられた括れ部30bを介して一体に形成されている。そのため、前足部Faに着用者の体重が負荷されると、図3に示すように、当該前足部Faに設けられた前収容部30a内の半流動体3が、括れ部30bを介して後足部Fcに設けられた後収容部30cに向って移動する。
前記半流動体3の移動によって、図3に示すように、ミッドソール2の前足部Faが下方Z2に向って押し下げられると共に、該ミッドソール2の後足部Fcが上方Z1に向って押し上げられる。
なお、図4Aに示すように、前記後足部Fc側の収容部30の側面は、蛇腹状に形成されていてもよい。収容部30の側面を蛇腹状に形成することにより、半流動体3が後足部Fcに移動すると、図4Bに示すように、ミッドソール2をより高く押し上げることができる。
括れ部30b:
図1に示すように、前記括れ部30bの幅方向Wの長さは、前および後収容部30a,30cの幅方向Wの長さよりも短く形成されている。
そのため、前記半流動体3が前足部Faから中足部Fbを通って後足部Fcヘ向って移動するのを許容すると共に、後足部Fcから中足部Fbを通って前足部Faヘ向って戻るのを規制することができる。
このように、括れ部30bが逆止弁のような働きをすることで、半流動体3によって着用者の踵Fhが上方Z1に向って押し上げられた状態を維持することができる。
使用方法:
図2に示すように、本トイレ用履物は、歩行時においては、半流動体3が収容部30内を若干移動する程度であり、歩行に障害が生じるおそれがない。
一方、図3に示すように、着用者が屈み、前足部Faに体重を負荷すると、半流動体3が前足部Faから中足部Fbを通り後足部Fcに移動する。該半流動体3の移動によって前足部Faが下方Z2に移動すると共に、後足部Fcが上方Z1に移動する。
前述したように、括れ部30bによって半流動体3の移動が規制され、着用者の踵Fhが上方Z1に向って押し上げられた状態が維持される。
着用者が排泄行為を行った後、立ち上がると前記半流動体3が後足部Fcから中足部Fbを通って前足部Faヘ向って移動し、踵Fhが下方Z2に向って下がり、図2に示す初期状態に戻る。したがって、着用者は排泄後に、トイレ内を支障なく歩行することができる。
なお、図5に示すように、前記後収容部30cは、略U字状に形成されていてもよい。後収容部30cを略U字状に形成することにより、半流動体3によってミッドソール2の幅方向Wの両端が均等に支持され、トイレ用履物1が幅方向Wにぐらつくおそれがなくなる。
図6および図7は実施例2を示す。
図6に示すように、本実施例2のトイレ用履物では、前記ミッドソール2の上部に、該ミッドソール2の上方Z1に向って開口する取付孔22が形成されている。前記取付孔22内には、半流動体3が密閉されて収容された収容部30が取り付けられ、該収容部30の下面30dが該取付孔22に固着されている。
前記収容部30の上面30uおよびミッドソール2の上面2uには、全面に渡って上ミッドソール5が固着されている。前記上ミッドソール5は、たとえば、伸縮性を有する合成樹脂で形成されている。
ミッドソール2の下面2dには全面に渡ってアウターソール27が設けられている。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
使用方法:
図6に示すように、本トイレ用履物は、歩行時においては、半流動体3が収容部30内を若干移動する程度であり、歩行に障害が生じるおそれがない。
一方、図7に示すように、着用者が屈み、前足部Faに体重を負荷すると、半流動体3が前足部Faから中足部Fbを通り後足部Fcに移動する。該半流動体3の移動によって前足部Fa側の上ミッドソール5が下方Z2に移動すると共に、後足部Fc側の上ミッドソール5が上方Z1に移動する。
したがって、括れ部30bによって半流動体3の移動が規制され、着用者の踵Fhが上方Z1に向って押し上げられた状態が維持される。
着用者が排泄行為を行った後、立ち上がると前記半流動体3が後足部Fcから中足部Fbを通って前足部Faヘ向って移動し、踵Fhが下方Z2に向って下がり、図5に示す初期の状態に戻る。
なお、収容部30は、上下に設けたミッドソール2の間に設けてもよい。
また、前記保持部材4は、着用者の爪先を覆うように形成されていてもよいし、鼻緒であってもよい。
また、ミッドソール2は合成樹脂で形成されていてもよいし、木製であってもよい。
本考案の履物底の構造はトイレ用履物底に用いることができる。
3:半流動体
22:取付孔
30b:括れ部
Fa:前足部
Fb:中足部
Fc:後足部

Claims (1)

  1. 流動性を持つ高分子、ペースト、粉体または小球あるいはこれらの混合物からなる半流動体と、
    前記半流動体を密閉状態で収容する収容部とを備え、
    前記収容部は前足部、中足部および後足部にわたって設けられ、
    前記半流動体が前足部から中足部を通って後足部へ向って移動するのを許容し、前記半流動体が後足部から中足部を通って前足部へ向って戻るのを許容し、かつ、前記前足部に体重が負荷されたときに前記半流動体の移動を実質的に止めて前記後足部に移動した半流動体により、着用者の踵が上方に押し上げられた状態を維持する括れ部が前記収容部の中足部に設けられているトイレ用履物底の構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012000407A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Sekiko Aiuchi スリッパ
JP2016209562A (ja) * 2015-04-29 2016-12-15 キム ヨンスYong Soo, KIM 双方向着用可能なスリッパ

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