JP2011521075A - エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011521075A JP2011521075A JP2011510552A JP2011510552A JP2011521075A JP 2011521075 A JP2011521075 A JP 2011521075A JP 2011510552 A JP2011510552 A JP 2011510552A JP 2011510552 A JP2011510552 A JP 2011510552A JP 2011521075 A JP2011521075 A JP 2011521075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- cyclohexanedimethanol
- cis
- trans
- ether
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- CNFOANAUQIQUTH-UHFFFAOYSA-N CC(NC=C)=C=C Chemical compound CC(NC=C)=C=C CNFOANAUQIQUTH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D163/00—Coating compositions based on epoxy resins; Coating compositions based on derivatives of epoxy resins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/20—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the epoxy compounds used
- C08G59/22—Di-epoxy compounds
- C08G59/226—Mixtures of di-epoxy compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/20—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the epoxy compounds used
- C08G59/32—Epoxy compounds containing three or more epoxy groups
- C08G59/38—Epoxy compounds containing three or more epoxy groups together with di-epoxy compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L63/00—Compositions of epoxy resins; Compositions of derivatives of epoxy resins
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
Description
(1)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル及びトランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル(シス,トランス−1,3−及び1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテルとも称する)を含むエポキシ樹脂;
(2)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル及びそれらの1種若しくはそれ以上のオリゴマーを含むエポキシ樹脂;
(3)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル、トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル及びトランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテルを含むエポキシ樹脂;又は
(4)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル、シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル、トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル及びそれらの1種若しくはそれ以上のオリゴマーを含むエポキシ樹脂
の1つを含む。
実施例及び比較実験において、以下の標準的な省略形を用いる:
GC=ガスクロマトグラフィー(ガスクロマトグラフ)
GPC=ゲル透過クロマトグラフィー(ガスクロマトグラフ)
DSC=示差走査熱量測定法(測定)
EEW=エポキシ当量
RSD=相対標準偏差
DI=脱イオン(された)
eq=当量
wt=重量
min=分
hr=時間
mg=ミリグラム
g=グラム
mL=ミリリットル
mm=ミリメーター
cp=センチポアズ
CHDM=シス,トランス−1,3−及び1,4−シクロヘキサンジメタノール
CHDM MGE=シス,トランス−1,3−及び1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル
CHDM DGE=シス,トランス−1,3−及び1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル
DGE BPA=ビスフェノールAのジグリシジルエーテル
実施例及び比較実験中においては、以下の標準的な分析装置及び方法を用いる:
Hewlett Packad 5890 Series II Plusガスクロマトグラフを使用し、DB−1キャピラリーカラム(61.4M×0.25mm,Agilent)を用いた。カラムをクロマトグラフ用オーブン中で50℃の初期温度に保持した。インジェクター入口及び炎イオン化検出器(flame ionization detector)はいずれも300℃に保持した。カラムを通るヘリウムキャリヤーガス流は1.1mL/分に保持した。使用した温度プログラムは、50℃で2分のホールド時間、300℃の最終温度まで10℃/分の加熱速度及び300℃で15分のホールド時間である。カラムから溶離しなかったオリゴマーを含むサンプルを分析する場合には、残留オリゴマーが「焼き尽くされる(burned off)」までクロマトグラフ用オーブンを300℃に保持してから、次のサンプルの分析を行った。以下の実施例及び比較実験においては、CHDM DGEの4つの異性体の保持時間より長い保持期間を有する全ての成分をオリゴマーとした。ここで使用する用語「オリゴマー成分を含まない」又は「オリゴマー成分を実質的に含まない」は、オリゴマーが、エポキシ樹脂生成物の総重量に基づき、2重量%未満、好ましくは1重量%未満、より好ましくは0重量%で存在することを意味する。以下の実施例及び比較実験におけるGC分析は全て、面積%で測定し、いずれの所定の成分の定量的尺度でもない。
粘度を、I.C.I.コーンプレート粘度計(モデルVR−4540)で25℃において測定した。0〜5ポアズのスピンドル(モデルVR−4105)を装着して、25℃に平衡化した粘度計をゼロに較正した。サンプルを粘度計に適用して2分間保持し、次いで粘度を確認して、15秒後に数値を読み取った。試験する個々の生成物の新鮮なアリコートを用いて、1回又はそれ以上の二重反復粘度試験を行った。個々の測定値を平均した。
40℃に保持した1対のPL−ゲルMixed Eカラムを、示差屈折率検出器(Waters 410)と直列で用いた。溶離剤としてテトラヒドロフランを1mL/分の流速で用いた。注入量は100μLとした。サンプルをテトラヒドロフラン中で0.45〜0.50%の濃度まで稀釈した。Polymer Laboratories Polyethylene Glycol Calibrants,PEG 100,Lot 16を用いて、較正を行った。Mn、Mw、Mw/Mn、Mp及びMzのRSDは3%未満であり、Mz+1のRSDは6%未満であった。クロマトグラムは目視検査し、各ピークの個別の積分について異なるピークウィンドウを選択した。サンプルを二重反復試験で分析することよって、精度を測定した。Mp(ピークの頂点における分子量)及び面積%のRSDは、総面積の10%超のピークウィンドウの場合には1%未満であり、総面積の10%未満のピークウィンドウの場合には10%未満であった。こうして得られた面積パーセント及びピーク分子量を平均して、以下の実施例及び比較実験に示した結果を得た。
加水分解性塩化物は、一般に、水酸化ナトリウムによる脱塩化水素化によって環化されずにエポキシ化プロセスにおいてエポキシド環を生成する、カップリング生成物(例えばクロロヒドリン中間体)から生じる。
標準的な滴定法を用いて、種々のエポキシ樹脂中のエポキシド%を測定した。サンプルを秤量し(約0.1〜0.2gの範囲)、ジクロロメタン(15mL)中に溶解させた。酢酸中の臭化テトラエチルアンモニウム溶液(15mL)をサンプルに加えた。得られた溶液を3滴のクリスタルバイオレット溶液(酢酸中0.1%w/v)で処理し、Metrohm 665 Dosimat滴定装置(Brinkmann)上で酢酸中0.1N過塩素酸で滴定した。ジクロロメタン(15mL)及び酢酸中臭化テトラエチルアンモニウム(15mL)を含むブランクサンプルの滴定により、溶媒バックグラウンドに関する補正を行った。この滴定のための一般的な方法は、科学文献、例えばJay,R.R.,”Direct Titration of Epoxy Compound and Aziridines”,Analytical Chemistry,36,3,667-668(March,1964)に記載されている。
DSC 2910 Modulated DSC(TA Instruments)を使用し、45cm3/分で流れる窒素流下において25℃から250℃まで7℃/分の加熱速度を用いた。具体的なサンプル重量は、以下の実施例及び比較実験に示す。
オリゴマーを含まないCHDM MGE及びCHDM DGE混合物のGC分析により、CHDM MGEが13.85面積%(4つの異性体について、それぞれ、4.11、2.51、5.08及び2.15面積%)、CHDM DGEが83.29面積%(異性体について、それぞれ、25.57、29.95、9.45及び18.32面積%)であり、残りの2.86面積%が11種の微量不純物であることが示された。滴定により、エポキシドが31.66%(EEW135.93)であることが示された。粘度(25℃)は平均で36cpであった。商用グレードのDGE BPAは滴定によってエポキシドを23.01%(EEW187.04)含有していた。DGE BPAの公称粘度は12,500cp(25℃)であった。これらの成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマーを含まないシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルの混合物のGC分析から、シス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテルが13.90面積%(2つの異性体について、それぞれ、8.37及び5.53面積%)、シス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテルが85.55面積%(2つの異性体について、それぞれ、28.46及び57.09面積%)であり、残りの0.55面積%が7種の微量不純物であることが示された。滴定により、エポキシドが31.45%(EEW136.83)であることが示された。粘度(25℃)は平均で36cpであった。商用グレードのDGE BPAは実施例1に記載したものである。これらの成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEの混合物のGC分析により、CHDM MGEが2.8面積%(4つの異性体について、それぞれ、0.6、0.4、1.0及び0.8面積%)、CHDM DGEが94.7面積%(4つの異性体について、それぞれ、21.9、34.7、11.2及び26.9面積%)、オリゴマー(4種の微量成分)が1.7面積%であり、残りは3種の微量不純物であることが示された。滴定により、エポキシドが28.71%(EEW149.89)であることが示された。粘度(25℃)は平均で137cpであった。商用グレードのDGE BPAは、実施例1に記載したものである。前記成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルの混合物のGC分析により、シス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールが1.6面積%(2つの異性体について、それぞれ、0.3及び1.3面積%)、シス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテルが7.8面積%(2つの異性体について、それぞれ、4.7及び3.1面積%)、シス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテルが61.2面積%(2つの異性体について、それぞれ、19.1及び42.1面積%)、オリゴマーが29.2面積%(9種の成分について、それぞれ、0.63、1.35、1.44,0.68、7.20、17.30、0.22、0.21及び0.20面積%)であり、残りの0.2面積%は単一不純物であることが示された。滴定により、エポキシドが27.05%(EEW159.05)であることが示された。粘度(25℃)は平均で69cpであった。イオン性塩化物及び加水分解性塩化物並びに総塩化物を分析すると、加水分解性塩化物が536ppm、イオン性塩化物が21.60ppm、総塩化物が2.356%であった。GPC分析により、以下の結果が得られた:Mn=245、Mw=265、Mw/Mn=1.08、Mp=205、Mz=292、Mz+1=331。各ピークのピークウィンドウの積分により、以下の結果が得られた:
オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEの混合物のGC分析により、CHDM MGEが3.5面積%(4つの異性体について、それぞれ、0.9、0.5、1.5及び0.6面積%)、CHDM DGEが90.2面積%(4つの異性体について、それぞれ、22.2、33.1、10.4及び24.5面積%)、オリゴマー(22種超の微量成分)が5.4面積%であり、残りは数種の微量不純物であることが示された。滴定により、エポキシドが30.41%(EEW141.52)であることが示された。粘度(25℃)は平均で76cpであった。イオン性塩化物及び加水分解性塩化物並びに総塩化物を分析すると、加水分解性塩化物が83ppm、イオン性塩化物が8.156ppm、総塩化物が0.2304%であった。GPC分析により、以下の結果が得られた:Mn=239、Mw=335、Mw/Mn=1.41、Mp=195、Mz=708、Mz+1=2010。各ピークのピークウィンドウの積分により、以下の結果が得られた:
オリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルの混合物は、比較実験Bに記載したものである。商用グレードのDGE BPAは、実施例1に記載したものである。前記成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマー成分を含まないCHDM MGE及びCHDM DGEの混合物は、実施例1に記載したものである。前記成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルの混合物は比較実験Aに記載したものである。商用グレードのDGE BPAは、実施例1に記載したものである。前記成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEの混合物は、実施例3に記載したものである。商用グレードのDGE BPAは、実施例1に記載したものである。前記成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
オリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルの混合物は比較実験Aに記載したものである。商用グレードのDGE BPAは実施例1に記載したものである。前記成分を用いて、ブレンドを製造し、特性決定すると以下の通りであった:
コーティング配合物
実施例2に記載したオリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGE 3.4126g(25重量%)を実施例1に記載したDGE BPA 10.2377gと混合することによって、固形分60重量%のコーティング配合物を調製した。このブレンド13.6503gを、エチレングリコールモノブチルエーテル及びシクロヘキサノン(80/20体積%)10.3930g並びにポリエステル改質ポリジメチルシロキサン表面改質剤(BYK 310 ”Surface Modifier”,BYK Chemie USA)の溶剤溶液2滴と合した。コーティングを調製する直前に、実施例3に記載したトリエチレンテトラミン硬化剤(1.9392g)を前記溶液に加え、充分に混ぜ合わせた。
前述の固形分60重量%の配合物と#28ドローダウンバーを用いて、11インチ×5インチ×0.0089ゲージの無錫鋼パネル3枚をコーティングした。同様に、前述の固形分75重量%の配合物と#28ドローダウンバーを用いて、11インチ×5インチ×0.0089ゲージの無錫鋼パネル3枚をコーティングした。コーティング配合物の適用前に、各パネルをアセトンで2回洗浄し、次いで100℃に保持したオーブン中に5分間入れた後、室温に冷却してから使用した。コーティングパネルを、室温に16時間保持後、50℃に保持された強制空気対流型オーブン中に入れ、その中で2時間保持して、透明な不粘着性塗膜を形成した。パネルを100℃に2時間保持し、続いて150℃に1時間保持することによって、更なる後硬化を行った。
Fisherscope Multi 650C T3.3/GA1.3膜厚測定器(film thickness tester)を用いて、各パネルの厚さを試験した。使用前に、測定器を、較正のために厚さ標準を用いて検査し、規格内であることがわかった。各パネルの面を横切って、10個1組の数値を読み取った。固形分60重量%の配合物を用いて作成した3枚の各パネルの平均厚さは、1.018mil+/−0.030mil、1.042mil+/−0.031mil及び1.098mil+/−0.050milであった。固形分75重量%の配合物を用いて作成した3枚の各パネルの平均厚さは、1.344mil+/−0.131mil、1.380mil+/−0.035mil及び1.274mil+/−0.030milであった。各パネルを4辺全てにおいて1/2インチ切り落とし、次いで2インチ×4インチのクーポンを1枚切り取り、残りを1.5×4インチのクーポンにカットした。各パネルからの2インチ×4インチのクーポンを、メチルエチルケトン往復摩擦試験(Methylethylketone Double Rubs Test)(ASTM D 4752−87(5402))を用いて100回の往復摩擦について試験した。各試験パネルからの2インチ×4インチのクーポンを、鉛筆試験(ASTM D 3363−74)によってフィルム硬度について試験した。鉛筆を適切な角度に保つためのガイドを用いた。
コーティング配合物
比較実験Bに記載したオリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテル3.3895g(25重量%)を実施例1に記載したDGE BPA 10.1686gと混合することによって、固形分60重量%のコーティング配合物を調製した。このブレンドのアリコートの滴定により、エポキシドが24.41%(EEW176.26)であることが示された。このブレンドの13.1291gの部分を、エチレングリコールモノブチルエーテル及びシクロヘキサノン(80/20体積%)9.9644g並びにポリエステル改質ポリジメチルシロキサン表面改質剤(BYK 310 ”Surface Modifier”,BYK Chemie USA)の溶剤溶液2滴と合した。コーティングを調製する直前に、実施例3に記載したトリエチレンテトラミン硬化剤(1.8175g)を前記溶液に加え、充分に混ぜ合わせた。
前述の固形分60重量%及び75重量%の配合物を用いて、実施例6に記載したようにして無錫鋼パネルをコーティングした。こうして得られたコーティングパネルは、ポリアルキレンポリアミン硬化剤を用いた場合に典型的に観察されるわずかなブラッシングを生じた。更に、各パネルの0.5インチの近似境界は、パネル内に得られる透明なコーティングとは異なり、変色して琥珀色を呈していた。
コーティングパネルを、実施例6に記載したようにして試験した。固形分60重量%の配合物を用いて作成した3枚の各パネルの平均厚さは、1.018mil+/−0.030mil、1.042mil+/−0.031mil及び1.098mil+/−0.050milであった。固形分75重量%の配合物を用いて作成した3枚の各パネルの平均厚さは、1.344mil+/−0.131mil、1.380mil+/−0.035mil及び1.274mil+/−0.030milであった。冷間圧延鋼パネル上に固形分75重量%の配合物を用いて作成した3枚の各パネルの平均厚さは、2.162mil+/−0.061mil、2.135mil+/−0.089mil及び2.025mil+/−0.081milであった。以下の結果が得られた:
A.オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEとDGE BPAとの25/75重量%ブレンド並びにポリアミド硬化剤を用いた明澄な無充填注型品の作成及び特性決定
実施例2からのオリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGE 50.00g(25重量%)とDGE BPA 150.00gとを混合することによって、マスターバッチを調製した。使用したビスフェノールAのジグリシジルエーテルは、滴定によって23.383%のエポキシド(EEW184.02)を含む商用グレード製品である。このブレンドのアリコートの滴定により、エポキシドが25.17%(EEW170.97)であることが示された。
改質脂環式アミン硬化剤(14.54g,アミン水素当量0.1287)と合した、実施例7のパートAに記載したマスターバッチブレンドの一部(22.00g,エポキシ当量0.1287)を用いて、注型品を作成した。使用した硬化剤は、公称アミン水素当量113の商用グレード製品(Ancamide(登録商標)1618,Air Products and Chemicals,Inc.)である。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、前記パートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の32.1mg及び32.8mgの部分を用いて行ったDSC分析から、ガラス転移温度が得られた(実施例7の最後に表中に示した)。
フェナルカミン硬化剤(14.62g,アミン水素当量0.1170)と合した、実施例7のパートAからのマスターバッチブレンドの一部(20.00g,エポキシ当量0.1170)を用いて、注型品を作成した。使用した硬化剤は、公称アミン水素当量125の商用グレード製品(Cardolite(登録商標)NC 541 LV,Cardolite Corporation)である。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、前記パートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の32.2mg及び27.4mgの部分を用いて行ったDSC分析から、ガラス転移温度が得られた(実施例7の最後に表中に示した)。
トリエチレンテトラミン硬化剤(5.00g,アミン水素当量0.2047)と合した、実施例7のパートAからのマスターバッチブレンドの一部(35.00g,エポキシ当量0.2047)を用いて、注型品を作成した。使用した硬化剤は、公称アミン水素当量24.4の商用グレード製品(D.E.H.(登録商標)24)である。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、前記パートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の33.7mg及び34.0mgの部分を用いて行ったDSC分析から、下記表中に示すガラス転移温度が得られた。
A.オリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルとDGE BPAとの25/75重量%ブレンド並びにポリアミド硬化剤を用いた明澄な無充填注型品の作成及び特性決定
比較実験Bからのオリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテル50.00g(25重量%)とDGE BPA 150.00gとを混合することによって、マスターバッチを調製した。DGE BPAは実施例7のパートAに記載したものである。このブレンドのアリコートの滴定により、エポキシドが24.323%(EEW176.91)であることが示された。
前記パートAからのマスターバッチブレンドの一部(25.00g,エポキシ当量0.1413)を実施例7のパートBに記載した改質脂環式アミン硬化剤(15.97g,アミン水素当量0.1413)と合した。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、実施例7のパートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の32.8mg及び31.5mgの部分を用いて行ったDSC分析から、ガラス転移温度が得られた(比較実験Gの最後に表中に示した)。
比較実験GのパートAからのマスターバッチブレンドの一部(25.00g,エポキシ当量0.1413)を実施例7のパートCに記載したフェナルカミン硬化剤(17.66g,アミン水素当量0.1413)と合した。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、実施例7のパートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の33.8mg及び28.9mgの部分を用いて行ったDSC分析から、ガラス転移温度が得られた(比較実験Gの最後に表中に示した)。
比較実験GのパートAからのマスターバッチブレンドの一部(35.00g,エポキシ当量0.1978)を実施例7のパートDに記載したトリエチレンテトラミン硬化剤(4.83g,アミン水素当量0.19795)と合した。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、実施例7のパートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の32.7mg及び31.5mgの部分を用いて行ったDSC分析から、ガラス転移温度が得られた(比較実験Gの最後に表中に示した)。
実施例7のパートAに記載したDGE BPAの一部(35.00g,エポキシ当量0.1902)を、実施例7のパートDに記載したトリエチレンテトラミン硬化剤(4.64g,アミン水素当量0.1902)と合した。注型品を作成し、硬化させ、後硬化させて、試験片を作成し、実施例7のパートAの方法を用いて曲げ特性について試験した。硬化注型品の32.3mg及び33.7mgの部分を用いて行ったDSC分析から、下記表に示すガラス転移温度が得られた。
A.オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEとDGE BPAとの25/75重量%ブレンド並びにポリアミド硬化剤を用いたストロークキュア時間(stroke cure time)の測定
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(1.0121g,エポキシ当量0.00592)を、実施例7のパートAに記載したポリアミド硬化剤(0.6749g,アミン水素当量0.00592)と合した。充分に混合したらすぐに、この配合物の0.15〜0.20gのアリコートを、100℃に予熱してあるストロークキュアホットプレート(Tetrahedron,San Diego,CA)に適用した。ストップウォッチを用いて、ASTM D4640−86(改変)に従って各試験の実施時間を測定して、流体配合物を熱硬化された硬質の動かない固体に変化させるのに必要な時間が得られた。最低3回の個別試験を実施し、各組の試験に関して計算した算術平均及び標本標準偏差から平均ストロークキュア時間が得られた。
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(0.8936g,エポキシ当量0.00523)を、実施例7のパートBに記載した改質脂環式アミン硬化剤(0.5906g,アミン水素当量0.00523)と合した。ストロークキュア時間を、前記の実施例8のパートAの方法を用いて測定した。
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(1.3347g,エポキシ当量0.00781)を、実施例7のパートCに記載したフェナルカミン硬化剤(0.9758g,アミン水素当量0.00781)と合した。ストロークキュア時間を、前記の実施例8のパートAの方法を用いて測定した。
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(1.3939g,エポキシ当量0.00815)を、実施例7のパートDに記載したトリエチレンテトラミン硬化剤(0.1989g,アミン水素当量0.00815)と合した。ストロークキュア時間を、前記の実施例8のパートAの方法を用いて測定した。前記配合物の11.1mg及び10.3mgの部分を用いて行ったDSC分析により、508.0ジュール/g及び555.9ジュール/gのエンタルピー(平均532.0ジュール/g)をそれぞれ伴う94.63℃及び93.63℃(平均94.13℃)に極大を有する、硬化による発熱転移が示された。この発熱転移の開始温度はそれぞれ59.24℃及び57.61℃(平均58.43℃)であった。
A.オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEとDGE BPAとの25/75重量%ブレンド並びにポリアミド硬化剤を用いた明澄な無充填注型品の耐溶剤性試験、耐湿性試験及び耐蝕性試験
実施例7のパートAにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記実施例に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、きれいに拭き、次いで秤量してから、以下のようにして4オンスのガラスボトル又はプラスチック(高密度ポリエチレン)ボトル中に入れた。試験サンプルを含む個々のガラスボトルにジクロロメタン、トルエン、アセトン又はDI水中5重量%酢酸をそれぞれ50mL充填し、シールした。試験サンプルを含む個々のプラスチックボトルに、DI水又はDI水中5重量%水酸化ナトリウム(97%)をそれぞれ50mL充填し、次いでシールした。DI水を含むボトルはオーブン中で50℃に保持したが、それ以外のボトルは全て23.5℃に保持した。24時間後、48時間後、144時間後及び504時間後、更に52日後に5%酢酸、5%NaOH及び50℃のDI水のみについて、各試験サンプルを取り出し、ブロット乾燥させ、任意の変化について観察し、秤量し、次いで試験を再開するためにボトルに戻した。以下の結果が得られた:
実施例7のパートBにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記実施例中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
実施例7のパートCにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記実施例中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
実施例7のパートDにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記実施例中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
A.オリゴマー成分を含むシス,トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールモノグリシジルエーテル及びジグリシジルエーテルとDGE BPAとの25/75重量/重量%ブレンド並びにポリアミド硬化剤を用いた明澄な無充填注型品の耐溶剤性試験、耐湿性試験及び耐蝕性試験
比較実験GのパートAにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記比較実験中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
比較実験GのパートBにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記比較実験中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
比較実験GのパートCにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記比較実験中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
比較実験GのパートDにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記比較実験中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
比較実験GのパートEにおいて作成した明澄な無充填注型品から、前記比較実験中に示した方法を用いて、6個1組の1インチ×0.5インチの試験片を切り取った。全ての試験片を、前記の実施例9のパートAに示した方法を用いて試験した。以下の結果が得られた:
A.オリゴマー成分を含むCHDM MGE及びCHDM DGEとDGE BPAとの25/75重量%ブレンド並びにポリアルキレンポリアミン硬化剤及び2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール促進剤を用いたストロークキュア時間及びDSCの測定
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(1.9869g,エポキシ当量0.01162)を、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール(0.1135g,5phr)と合し、充分に混合して、均質溶液を生成した。トリエチレンテトラミン硬化剤(0.2836g,アミン水素当量0.01162)を加え、配合物中に充分に混合した。トリエチレンテトラミン硬化剤は実施例3のパートBに記載したものである。ストロークキュア時間は、実施例8のパートAの方法を用いて測定した。前記配合物の10.3mg及び11.0mgの部分を用いて行ったDSC分析により、発熱硬化を特性決定した。結果を、実施例10の最後の表中に示す。
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(2.2345g,エポキシ当量0.0131)を、2,4−ジメチルフェノール(0.1277g,5phr)と合し、充分に混合して、均質溶液を生成した。トリエチレンテトラミン硬化剤(0.3189g,アミン水素当量0.0131)を加え、配合物中に充分に混合した。トリエチレンテトラミン硬化剤は実施例3のパートBに記載したものである。ストロークキュア時間は、実施例8のパートAの方法を用いて測定した。前記配合物の10.3mg及び10.7mgの部分を用いて行ったDSC分析により、発熱硬化を特性決定した。結果を、実施例10の最後の表中に示す。
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(2.0315g,エポキシ当量0.0119)を、p−トルエンスルホン酸一水和物(0.1161g,5phr)と合し、充分に混合して、懸濁液を生成した。トリエチレンテトラミン硬化剤(0.2899g,アミン水素当量0.0119)を加え、配合物中に充分に混合した。トリエチレンテトラミン硬化剤は実施例3のパートBに記載したものである。ストロークキュア時間は、実施例8のパートAの方法を用いて測定した。前記配合物の9.9mg及び14.6mgの部分を用いて行ったDSC分析により、発熱硬化を特性決定した。結果を、実施例10の最後の表中に示す。
実施例7のパートAからのマスターバッチの一部(2.3130g,エポキシ当量0.0135)を、吉草酸(0.1322g,5phr)と合し、充分に混合して、均質容液を生成した。トリエチレンテトラミン硬化剤(0.3301g,アミン水素当量0.0135)を加え、配合物中に充分に混合した。硬化剤は実施例3のパートBに記載したものである。ストロークキュア時間は、実施例8のパートAの方法を用いて測定した。前記配合物の9.6mg及び12.4mgの部分を用いて行ったDSC分析により、発熱硬化を特性決定した。結果を、下記表中に示す。
実施例7のパートAに記載したDGE BPAの一部(1.9579g,エポキシ当量0.01064)を、トリエチレンテトラミン硬化剤(0.2596g,アミン水素当量0.01064)と合した。使用した硬化剤は実施例3に記載したものである。ストロークキュア時間を、実施例8のパートAの方法を用いて測定した。2.592分+/−0.0216分のストロークキュア時間が得られた。
オリゴマー成分を含むCHDM DGEと実施例1のパートBに記載したDGE BPAとを混合することによって、一連のブレンドを調製した。オリゴマー成分を含むCHDM DGEのGC分析により、CHDM DGEが95.8面積%(4つの異性体について、それぞれ、24.39、32.61、12.42及び26.38面積%)、オリゴマー(46種以上の微量成分)が3.7面積%であり、残りは数種の微量不純物であることが示された。滴定により、エポキシドが27.74%(EEW155.13)であることが示された。粘度(25℃)は平均86cpであった。ブレンドは、オリゴマー成分を含むCHDM DGE 0.200g(10重量%)、0.500g(25重量%)又は1.000g(50重量%)をそれぞれ、DGE BPA 1.800g、1.500g又は1.000gと混合することによって調製した。以下の粘度(25℃)が前記ブレンドについて測定された:
カップリング反応に塩化錫(IV)を用いたepiとCHDMとのルイス酸触媒カップリングと、それに続くエポキシ化反応によって、エポキシ樹脂を製造した。GC分析から、未反応CHDM 0.06面積%、CHDM MGE 4.19面積%、CHDM DGE 58.73面積%、オリゴマー36.79面積%並びに残りの数種の微量成分の存在が明らかになった。イオン性塩化物及び加水分解性塩化物並びに総塩化物を分析した。加水分解性塩化物及びイオン性塩化物は検出できず、総塩化物は3.52%であった。生成物のアリコートの滴定により、エポキシドが27.42%(EEW156.93)であることが示された。生成物の2つの別個のアリコートの粘度(25℃)をI.C.I.コーンプレート粘度計で測定して、それぞれ、65cp及び66cpの平均値を得た。商用グレードDGE BPAを滴定によって分析すると、エポキシドは23.097%(EEW186.30)であった。DGE BPAの動粘度は9659cSt(25℃)であった。ASTM D445−06[透明及び不透明液体の動粘度(kinematic viscotiry)に関する標準試験法(及び絶対粘度(dynamic viscosity)の算出)]を用いた。これらの成分を用いて、以下のようにブレンドを調製し、動粘度について測定した:
Claims (12)
- シス,トランス−1,3−及び−1,4−シクロヘキサンジメチルエーテル部分を含むエポキシ樹脂希釈剤(A)と、前記エポキシ樹脂希釈剤(A)以外の1種又はそれ以上のエポキシ樹脂を含む樹脂化合物(B)を含んでなるエポキシ樹脂反応性希釈剤組成物。
- 前記組成物が、組成物の総重量に基づき、約0.5〜約99重量%のエポキシ樹脂希釈剤(A)を含む請求項1に記載の組成物。
- 前記エポキシ樹脂希釈剤(A)が、
(i)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;シス−1,2−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;及びトランス−1,4−シクロヘキサンジメタロールのジグリシジルエーテル;
(ii)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;及びそれらの任意のオリゴマー;
(iii)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;及びトランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;又は
(iv)シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル;シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;トランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;及びそれらの任意のオリゴマー
を含む請求項1に記載の組成物。 - 前記エポキシ樹脂希釈剤(A)が、制御された量の、シス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;及びトランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテルを含み;且つ前記エポキシ樹脂希釈剤(A)が、エポキシ樹脂希釈剤(A)の総重量に基づき、約0.1〜約90重量%のシス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;トランス−1,3−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;シス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテル;及びトランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールのモノグリシジルエーテルを含む請求項3に記載の組成物。
- (a)エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物並びに(b)少なくとも1種の硬化剤及び/又は少なくとも1種の硬化触媒を含んでなり、前記エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物がシス,トランス−1,3−及び−1,4−シクロヘキサンジメチルエーテル部分を含むエポキシ樹脂希釈剤(A)と前記エポキシ樹脂希釈剤(A)以外の1種又はそれ以上のエポキシ樹脂を含む樹脂化合物(B)を含む硬化性エポキシ樹脂組成物。
- 前記硬化剤が分子当たり少なくとも1個の反応性水素原子を有する物質を含み;前記エポキシ樹脂反応性稀釈組成物が少なくとも1個のエポキシ基を含み;前記硬化剤中の反応性水素原子が前記エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物中のエポキシ基と反応性であり;且つ前記硬化剤が、前記硬化性エポキシ樹脂組成物中のエポキシ基の当量当り、約0.80:1〜約1.50:1の前記硬化剤中の反応性水素原子の当量である請求項5に記載の組成物。
- 少なくとも1種の添加剤を更に含み;前記添加剤が硬化促進剤、溶剤、エポキシ樹脂反応希釈剤(A)以外の希釈剤、充填剤、顔料、染料、流れ調整剤、増粘剤、強化剤、離型剤、湿潤剤、安定剤、難燃剤、界面活性剤又はそれらの任意の組合せのうち少なくとも1種を含む請求項5に記載の組成物。
- 前記エポキシ樹脂希釈剤(A)以外の希釈剤が非反応性希釈剤、モノエポキシド希釈剤、エポキシ樹脂希釈剤(A)以外の希釈剤、反応性非エポキシド希釈剤及びそれらの任意の組合せを含む請求項7に記載の組成物。
- 請求項5に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物を硬化させることを含んでなる方法。
- 前記方法が、硬化性エポキシ樹脂組成物を部分硬化させてB段階生成物を形成し、それに続いて、前記B段階生成物を、後段階で、完全に硬化させることを含んでなる請求項9に記載の方法。
- 請求項9に記載の方法によって製造される硬化エポキシ樹脂。
- 請求項11に記載の硬化エポキシ樹脂を含み、そしてコーティング、電気用若しくは構造用の積層品、電気用若しくは構造用の複合材料、フィラメント巻き線、成形品、注型品及びカプセル封入品のうちの少なくとも1つである物品。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US5523908P | 2008-05-22 | 2008-05-22 | |
US61/055,239 | 2008-05-22 | ||
PCT/US2009/042645 WO2009142900A1 (en) | 2008-05-22 | 2009-05-04 | Epoxy resin reactive diluent compositions |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011521075A true JP2011521075A (ja) | 2011-07-21 |
JP2011521075A5 JP2011521075A5 (ja) | 2012-05-10 |
JP5390600B2 JP5390600B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=40793144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011510552A Active JP5390600B2 (ja) | 2008-05-22 | 2009-05-04 | エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8318834B2 (ja) |
EP (1) | EP2283093B1 (ja) |
JP (1) | JP5390600B2 (ja) |
CN (1) | CN102037086B (ja) |
TW (1) | TW201002780A (ja) |
WO (1) | WO2009142900A1 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011521074A (ja) * | 2008-05-22 | 2011-07-21 | ダウ グローバル テクノロジーズ エル エルエルシー | シス,トランス−1,3−及び1,4−シクロヘキサンジメチルエーテル基を含む熱硬化性ポリウレタン |
JP2015120900A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-07-02 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 変形力のある波長変換媒体 |
KR20150084843A (ko) * | 2012-11-13 | 2015-07-22 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 수지 이송 성형 공정을 위한 폴리에틸렌 테트라아민 및 트라이에틸렌 다이아민 촉매를 함유하는 에폭시 수지 시스템 |
KR20150097596A (ko) * | 2012-12-14 | 2015-08-26 | 블루 큐브 아이피 엘엘씨 | 고 고형분 에폭시 코팅 |
JP2015209516A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 株式会社クラレ | 硬化性組成物、及び硬化物 |
JP2015209410A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 株式会社クラレ | モノグリシジルエーテル化合物、及びモノアリルエーテル化合物 |
JP2015535022A (ja) * | 2012-11-13 | 2015-12-07 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 樹脂移送成形プロセスのためのポリエチレンテトラアミン含有エポキシ樹脂系 |
JP2018518585A (ja) * | 2015-06-25 | 2018-07-12 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 炭素繊維複合材を作製するための新規エポキシ樹脂系 |
JPWO2019082595A1 (ja) * | 2017-10-24 | 2020-09-17 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2021508748A (ja) * | 2017-12-21 | 2021-03-11 | ハンツマン・アドバンスド・マテリアルズ・アメリカズ・エルエルシー | 硬化性エポキシ系 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5775162B2 (ja) | 2010-09-30 | 2015-09-09 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | エポキシ樹脂を調製する方法 |
JP2014501793A (ja) | 2010-09-30 | 2014-01-23 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | エポキシ樹脂組成物 |
WO2012044455A1 (en) | 2010-09-30 | 2012-04-05 | Dow Global Technologies Llc | Coating compositions |
WO2012050688A2 (en) | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Dow Global Technologies Llc | Epoxy resin adducts and thermosets thereof |
KR20140009131A (ko) | 2010-09-30 | 2014-01-22 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 열경화성 조성물 및 그로부터의 열경화물 |
CN103665325A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-03-26 | 苏州宏泉高压电容器有限公司 | 环氧树脂及其制备方法 |
US9464224B2 (en) | 2013-12-18 | 2016-10-11 | Rohm And Haas Electronic Materials Llc | Transformative wavelength conversion medium |
US10933389B2 (en) * | 2017-07-28 | 2021-03-02 | Swimc Llc | Tinting water-borne and solvent-borne paints and stains with powdered colorants |
US10934151B2 (en) | 2017-07-28 | 2021-03-02 | Swimc Llc | Tinting water-borne and solvent-borne paints and stains with water-only colorants |
AT521316A1 (de) * | 2018-06-07 | 2019-12-15 | All Bones Gmbh | Polymermischung sowie deren Verwendung im 3D-Druck |
CN110819202A (zh) * | 2018-08-07 | 2020-02-21 | 广东万爱建筑科技有限公司 | 一种应用于建筑铝模板免脱模剂的石墨烯涂料 |
US10822517B2 (en) * | 2018-11-28 | 2020-11-03 | Industrial Technology Research Institute | Resin composition and cured resin composition |
US11834426B2 (en) | 2019-11-05 | 2023-12-05 | Cambium Biomaterials, Inc. | Composition and method for manufacturing cured resins |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070117938A1 (en) * | 2005-11-23 | 2007-05-24 | Martz Jonathan T | Copolymers produced from reacting a glycidyl ester and/or ether with a polyol and the use of the copolymers in coating compositions |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4548961A (en) * | 1982-09-30 | 1985-10-22 | Exxon Research & Engineering Co. | Epoxy resin compositions of enhanced creep resistance |
US4497764A (en) * | 1982-09-30 | 1985-02-05 | Exxon Research & Engineering Co. | Epoxy resin compositions of enhanced creep resistance |
US4578453A (en) * | 1984-11-23 | 1986-03-25 | Eastman Kodak Company | High molecular weight polyesters |
US4623701A (en) * | 1985-07-10 | 1986-11-18 | The Dow Chemical Company | Multifunctional epoxy resins |
US5073595A (en) * | 1987-12-23 | 1991-12-17 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Epoxide resin compositions and method |
US5355245A (en) * | 1988-02-12 | 1994-10-11 | Donnelly Corporation | Ultraviolet protected electrochemichromic rearview mirror |
US5239406A (en) * | 1988-02-12 | 1993-08-24 | Donnelly Corporation | Near-infrared reflecting, ultraviolet protected, safety protected, electrochromic vehicular glazing |
US4885319A (en) * | 1988-02-29 | 1989-12-05 | Gaf Corporation | Solvent resistant irradiation curable coatings |
US5463091A (en) * | 1989-01-17 | 1995-10-31 | The Dow Chemical Company | Diglycidyl ether of 4,4'-dihydroxy-α-methylstilbene |
JPH0459878A (ja) * | 1990-06-28 | 1992-02-26 | Nippon Paint Co Ltd | 粉体塗料組成物 |
US5354797A (en) * | 1992-08-31 | 1994-10-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Coating composition of hydroxy functional acrylic polymer, polyol and polyisocyanate crosslinking agent |
ES2163457T3 (es) * | 1994-04-06 | 2002-02-01 | Ppg Ind Ohio Inc | Composiciones de revestimiento que comprenden 1,4-ciclohexano dimetanol. |
US5681907A (en) * | 1996-01-04 | 1997-10-28 | Air Products And Chemicals, Inc. | Fast cure amines for ambient and subambient cure of epoxy resins comprising methylamine adducts |
CN1238458C (zh) * | 2000-01-19 | 2006-01-25 | 日立化成工业株式会社 | 半导体用粘接膜、带有半导体用粘接膜的导线框及使用了该导线框的半导体装置 |
DE10002605C2 (de) * | 2000-01-21 | 2002-06-20 | Hilti Ag | Härtbare Zwei-Komponenten-Mörtelmasse und deren Verwendung |
JP3681978B2 (ja) * | 2000-12-19 | 2005-08-10 | 株式会社巴川製紙所 | 光反射板および反射型液晶表示装置 |
US6548175B2 (en) * | 2001-01-11 | 2003-04-15 | International Business Machines Corporation | Epoxy-siloxanes based electrically conductive adhesives for semiconductor assembly and process for use thereof |
EP1470177A4 (en) * | 2001-12-28 | 2005-08-24 | Illinois Tool Works | "EPOXY COMPOSITE, ALIPHATIC AMINE AND TERTIARY AMIN ADHESIVE" |
TWI223736B (en) * | 2002-12-19 | 2004-11-11 | Ind Tech Res Inst | Hybrid photoresist with multi reaction models and process for forming pattern using the same |
US6806314B2 (en) * | 2003-02-03 | 2004-10-19 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Coating of Hydroxy-functional polymer(s), crosslinker, and 1,3- and 1,4-cyclohexane dimethanols |
DE10317646A1 (de) * | 2003-04-17 | 2004-11-04 | Cognis Deutschland Gmbh & Co. Kg | Strahlungshärtbare Massen |
US6818293B1 (en) * | 2003-04-24 | 2004-11-16 | Eastman Chemical Company | Stabilized polyester fibers and films |
WO2005088357A1 (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-22 | Tomoegawa Co., Ltd. | 異方性拡散媒体及びその製造方法 |
ATE440878T1 (de) * | 2004-09-03 | 2009-09-15 | Dow Global Technologies Inc | Emulgierbares polyisocyanat |
JP4135940B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2008-08-20 | 株式会社巴川製紙所 | 異方性拡散媒体 |
US7560821B2 (en) * | 2005-03-24 | 2009-07-14 | Sumitomo Bakelite Company, Ltd | Area mount type semiconductor device, and die bonding resin composition and encapsulating resin composition used for the same |
EP1984314B1 (en) * | 2006-02-03 | 2016-02-17 | Dow Global Technologies LLC | 1,3/1,4-cyclohexane dimethanol based monomers and polymers |
WO2009142901A1 (en) * | 2008-05-22 | 2009-11-26 | Dow Global Technologies Inc. | Epoxy resins and processes for preparing the same |
-
2009
- 2009-05-04 JP JP2011510552A patent/JP5390600B2/ja active Active
- 2009-05-04 WO PCT/US2009/042645 patent/WO2009142900A1/en active Application Filing
- 2009-05-04 US US12/988,874 patent/US8318834B2/en active Active
- 2009-05-04 EP EP09751129.9A patent/EP2283093B1/en not_active Not-in-force
- 2009-05-04 CN CN2009801185303A patent/CN102037086B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2009-05-21 TW TW098116878A patent/TW201002780A/zh unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070117938A1 (en) * | 2005-11-23 | 2007-05-24 | Martz Jonathan T | Copolymers produced from reacting a glycidyl ester and/or ether with a polyol and the use of the copolymers in coating compositions |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011521074A (ja) * | 2008-05-22 | 2011-07-21 | ダウ グローバル テクノロジーズ エル エルエルシー | シス,トランス−1,3−及び1,4−シクロヘキサンジメチルエーテル基を含む熱硬化性ポリウレタン |
JP2015535022A (ja) * | 2012-11-13 | 2015-12-07 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 樹脂移送成形プロセスのためのポリエチレンテトラアミン含有エポキシ樹脂系 |
KR20150084843A (ko) * | 2012-11-13 | 2015-07-22 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 수지 이송 성형 공정을 위한 폴리에틸렌 테트라아민 및 트라이에틸렌 다이아민 촉매를 함유하는 에폭시 수지 시스템 |
KR102131214B1 (ko) | 2012-11-13 | 2020-07-08 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 수지 이송 성형 공정을 위한 폴리에틸렌 테트라아민 및 트라이에틸렌 다이아민 촉매를 함유하는 에폭시 수지 시스템 |
JP2015536373A (ja) * | 2012-11-13 | 2015-12-21 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 樹脂移送成形プロセスのためのポリエチレンテトラアミンおよびトリエチレンジアミン触媒を含有するエポキシ樹脂系 |
KR102175696B1 (ko) * | 2012-12-14 | 2020-11-06 | 블루 큐브 아이피 엘엘씨 | 고 고형분 에폭시 코팅 |
JP2016505674A (ja) * | 2012-12-14 | 2016-02-25 | ブルー キューブ アイピー エルエルシー | 高固体エポキシコーティング |
KR20150097596A (ko) * | 2012-12-14 | 2015-08-26 | 블루 큐브 아이피 엘엘씨 | 고 고형분 에폭시 코팅 |
JP2015120900A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-07-02 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 変形力のある波長変換媒体 |
JP2015209410A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 株式会社クラレ | モノグリシジルエーテル化合物、及びモノアリルエーテル化合物 |
JP2015209516A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 株式会社クラレ | 硬化性組成物、及び硬化物 |
JP2018518585A (ja) * | 2015-06-25 | 2018-07-12 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 炭素繊維複合材を作製するための新規エポキシ樹脂系 |
JPWO2019082595A1 (ja) * | 2017-10-24 | 2020-09-17 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP7268355B2 (ja) | 2017-10-24 | 2023-05-08 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2021508748A (ja) * | 2017-12-21 | 2021-03-11 | ハンツマン・アドバンスド・マテリアルズ・アメリカズ・エルエルシー | 硬化性エポキシ系 |
JP7241078B2 (ja) | 2017-12-21 | 2023-03-16 | ハンツマン・アドバンスド・マテリアルズ・アメリカズ・エルエルシー | 硬化性エポキシ系 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102037086A (zh) | 2011-04-27 |
TW201002780A (en) | 2010-01-16 |
US8318834B2 (en) | 2012-11-27 |
CN102037086B (zh) | 2013-08-28 |
EP2283093A1 (en) | 2011-02-16 |
WO2009142900A1 (en) | 2009-11-26 |
EP2283093B1 (en) | 2014-04-09 |
US20110046266A1 (en) | 2011-02-24 |
JP5390600B2 (ja) | 2014-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5390600B2 (ja) | エポキシ樹脂反応性希釈剤組成物 | |
JP5390599B2 (ja) | エポキシ樹脂のアダクト及びその製造方法 | |
DK2621992T3 (en) | Epoxy resin adducts and thermoplastic materials thereof | |
JP5871326B2 (ja) | コーティング組成物 | |
JP2013512988A (ja) | エポキシ樹脂組成物 | |
JP5676474B2 (ja) | 真空樹脂インフュージョン成形用ジビニルアレーンジオキシド配合物 | |
EP2621990B1 (en) | Thermosettable compositions and thermosets therefrom | |
EP2621994A1 (en) | Epoxy resin compositions | |
US20220106479A1 (en) | Composition comprising a polymer based on epoxide compounds | |
US20130059945A1 (en) | Curable compositions | |
EP2746312A2 (en) | Epoxy resin compositions, methods of making same, and articles thereof | |
US9359468B2 (en) | Divinylarene dioxide resin compositions | |
US20110060076A1 (en) | Epoxy resins derived from seed oil based alkanolamides and a process for preparing the same | |
KR20120114295A (ko) | 에폭시 수지 조성물 | |
US20110039981A1 (en) | Epoxy resins derived from non-seed oil based alkanolamides and a process for preparing the same | |
WO2011071650A1 (en) | Hydroxyl-functional polyester resins | |
WO2018047799A1 (ja) | エポキシ化合物、エポキシ化合物の製造方法、エポキシ化合物含有組成物、塗料及び硬化物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120315 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130123 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130718 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131010 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5390600 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |