JP2011516403A - 縮合環化合物およびその用途 - Google Patents
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Abstract
Description
グルコキナーゼ(本明細書中、GKと略称することがある)(EC2.7.1.1)は、哺乳類において見出される4種類のヘキソキナーゼの1つであり、ヘキソキナーゼIVとも呼ばれる。GKは、解糖系の最初のステップである、グルコースのグルコース−6−リン酸への変換を触媒する酵素である。GKは、主に膵臓β細胞と肝臓に存在し、膵臓β細胞ではグルコース刺激インスリン分泌を規定する細胞外グルコース濃度のセンサーとして働き、肝臓ではGKの酵素反応が律速となり、グリコーゲン合成や解糖が調節される。GK以外の3つのヘキソキナーゼ(I,II,III)は1mM以下のグルコース濃度で酵素活性が最大に達するのに対し、GKはグルコースに対して低い親和性を持ち、そのKm値は8−15mMと生理的な血糖値に近い。従って、正常血糖(5mM)から食後過血糖(10−15mM)の血糖変化に対応して、GKを介した細胞内グルコース代謝の亢進が起こる。
(1)式:
R1,R2,R3,R4,R6およびR7は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ、−CN、−OH、−COOH、−CF3、−NR10R11(R10およびR11は、独立して、水素原子、C1−6アルキル基、−CO−C1−6アルキル、カルボキシ−C1−6アルキル、−C−C1−6アルキル−COOH、−SO2CH3、アリール基等)、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、ヘテロアリール基等を;
R5は、C1−6アルキル基等を;
Aは、置換されていてもよいチアゾリル等を示す]
で表される化合物が、グルコキナーゼ活性化剤であり、糖尿病等の治療に有用であることが報告されている(特許文献1)。
環Aは、置換されていてもよい6員環を示し、
Wは、O、S(O)m(mは、0、1または2を示す)、CR5R6(R5およびR6は、独立して水素原子またはC1−6アルキル基を示す)またはNR7(R7は、水素原子またはR3’−Y’−(R3’は、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、置換されていてもよいアミノ基または置換されていてもよい複素環基を示し、Y’は、結合手、CO、S(O)q(qは、0、1または2を示す)またはCR8’R9’(R8’およびR9’は、独立して水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を示す)を示す)を示し、
Yは、結合手、CO、S(O)p(pは、0、1または2を示す)またはCR8R9(R8およびR9は、独立して水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を示し、
R3は、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、置換されていてもよいアミノ基または置換されていてもよい複素環基を示し、
Zは、結合手、CO、O、S(O)n(nは0、1または2を示す)またはNR10(R10は、水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を示し、
R1は、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基または置換されていてもよいメルカプト基を、
R2は、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、置換されていてもよいアミノ基または置換されていてもよい複素環基を示すか、
R1とR2は互いに結合して置換されていてもよい環を形成する。]
で表される化合物が、グルコキナーゼ活性化剤であることが報告されている(特許文献2)。
R1は、置換されていてもよいアリール基または置換されていてもよいヘテロアリール基を;
R11は、置換されていてもよいアリール基、5ないし7員脂肪族ヘテロ環基、または置換されていてもよい5または6員ヘテロアリール基を;
R2は、ホルミル、OH、C1−6アルキル基、−CH3−aFa、−OCH3−aFa(aは、1−3を示す。)、アミノ、シアノ、ハロゲン原子または−(CH2)1−4−OHを;
R3は、C1−6アルキル基、−(CH2)1−6−OH、−C(O)−OC1−6アルキル、−(CH2)1−6−OC1−6アルキル、−(CH2)1−6−NH2、シアノ、−C(O)−C1−6アルキル、ハロゲン原子、C2−6アルケニル基、−O−C1−6アルキル、−COOHまたはOHを;
R4は、水素原子またはC1−6アルキル基を;
Yは、炭素原子または窒素原子を;
Z1は、−O−、−S−、−S(O)−またはS(O)2−を;
Z2は、−O−、−S−、−S(O)−、S(O)2−または−CH2−(ハロゲン原子、C1−6アルキル基等で置換されていてもよい)、または単結合を;
Y1、Y2、Y3およびY4は、独立して、少なくとも2つが炭素原子であり、かつ残りが炭素原子または窒素原子を;
A環は、ヘテロアリール基を;
Xは、炭素原子または窒素原子を;
mは、0−2を;
qは、0−2を示す。]
で表される化合物が、グルコキナーゼ活性化剤であり、糖尿病、肥満等の治療に有用であることが報告されている(特許文献3)。
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SO、SO2またはNR4(ここで、R4は、水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を;
R1は、置換されたメチル基、置換されていてもよいC2−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。
但し、N−メチル−4−[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ]−2−(1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−アミンを除く。]
で表される化合物またはその塩[以下、化合物(I)と略記することがある]が、予想外にも優れたグルコキナーゼ活性化作用を有し、更に安定性等の医薬品としての物性においても優れた性質を有しており、安全でかつ有用な医薬となることを見出し、これらの知見に基づいて本発明を完成した。
即ち、本発明は、
[1] 式(I):
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SO、SO2またはNR4(ここで、R4は、水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を;
R1は、置換されたメチル基、置換されていてもよいC2−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。
但し、N−メチル−4−[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ]−2−(1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−アミンを除く。]
で表される化合物またはその塩;
[2] 式(I):
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SO、SO2またはNR4(ここで、R4は、水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を;
R1は、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。
但し、N−メチル−4−[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ]−2−(1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−アミンを除く。]
で表される化合物またはその塩;
[3] 式(I):
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SO、SO2またはNR4(ここで、R4は、C1−6アルキル基を示す)を;
R1は、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。]
で表される化合物またはその塩;
[4] 式(I):
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SOまたはSO2を;
R1は、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。]
で表される化合物またはその塩;
[5] 環Aが、ベンゼンである、上記[1]記載の化合物;
[6] 環Bが、置換されていてもよい5員の含窒素複素環である、上記[1]記載の化合物;
[7] W1およびW2が、共にOである、上記[1]記載の化合物;
[8] R1が、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基である、上記[1]記載の化合物;
[9] R2が、置換されていてもよいC1−6アルキル基である、上記[1]記載の化合物;
[10] R3が、水素原子である、上記[1]記載の化合物;
[11] 環Aが、ベンゼンであり、
環Bが、置換されていてもよい5員の含窒素複素環であり、
W1およびW2が、共にOであり、
R1が、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基であり、
R2が、置換されていてもよいC1−6アルキル基であり、
R3が、水素原子である、
上記[1]記載の化合物;
[12] 式(II):
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SOまたはSO2を;
R1は、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。]
で表される化合物またはその塩[以下、化合物(II)と略記することがある];
[13] 2−[2−(7−メトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]−N−メチルアセタミドまたはその塩;
[14] 2−(2−{7−(2−メトキシ−1−メチルエトキシ)−5−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル)エタノールまたはその塩;
[15] 2−メチル−1−{2−[7−(1−メチルエトキシ)−5−{[5−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル}プロパン−2−オールまたはその塩;
[16] N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2−[2−(7−メトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]アセタミドまたはその塩;
[17] 2−[2−(7−エトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]−N−メチルアセタミドまたはその塩;
[18] N−[2−ヒドロキシプロピル]−2−[2−(7−メトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]アセタミドまたはその塩;
[19] 上記[1]記載の化合物のプロドラッグ;
[20] 上記[1]記載の化合物またはそのプロドラッグを含有してなるグルコキナーゼ活性化剤;
[21] 上記[1]記載の化合物またはそのプロドラッグを含有してなる医薬;
[22] 糖尿病または肥満の予防・治療剤である上記[21]記載の医薬;
[23] 上記[1]記載の化合物またはそのプロドラッグを哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における糖尿病または肥満症の予防または治療方法;
[24] 糖尿病または肥満症の予防または治療剤を製造するための、上記[1]記載の化合物またはそのプロドラッグの使用;
等に関する。
本明細書中の「ハロゲン原子」は、特に断りのない限り、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を意味する。
本明細書中の「C1−3アルキレンジオキシ基」は、特に断りのない限り、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ等を意味する。
本明細書中の「C1−6アルキル基」は、特に断りのない限り、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル等を意味する。
本明細書中の「C2−6アルキル基」は、特に断りのない限り、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル等を意味する。
本明細書中の「C1−6アルコキシ基」は、特に断りのない限り、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ等を意味する。
本明細書中の「C1−6アルコキシ−カルボニル基」は、特に断りのない限り、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル等を意味する。
本明細書中の「C1−6アルキル−カルボニル基」は、特に断りのない限り、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、イソブタノイル、ペンタノイル、イソペンタノイル、ヘキサノイル等を意味する。
R1は、置換されたメチル基、置換されていてもよいC2−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を示す。
このような置換基としては、例えば、
(1)C3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロヘキシル);
(2)(a) 1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b) ヒドロキシ基、
(c) C1−6アルコキシ基、および
(d) ハロゲン原子
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC6−14アリール基(例、フェニル、ナフチル);
(3)(a) 1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b) ヒドロキシ基、
(c) C1−6アルコキシ基、および
(d) ハロゲン原子
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基(例、チエニル、フリル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、ピラジニル、キノリル、インドリル);
(4)(a) 1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b) ヒドロキシ基、
(c) C1−6アルコキシ基、
(d) C1−6アルキル−カルボニル基、
(e) C1−6アルキルスルホニル基、
(f) オキソ基、および
(g) ハロゲン原子
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい非芳香族複素環基(例、テトラヒドロフリル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニル、ピペラジニル、ジオキソリル、ジオキソラニル、1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラニル、チアゾリジニル、チアゾリニル);
(5)(a)ヒドロキシ基およびC1−6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b)C1−6アルキル−カルボニル基、
(c)1ないし3個のC6−14アリール基(例、フェニル)で置換されていてもよいC1−6アルコキシ−カルボニル基、
(d)C6−14アリール−カルボニル基(例、ベンゾイル)、
(e)C7−13アラルキル−カルボニル基(例、ベンジルカルボニル、フェネチルカルボニル)、
(f)C1−6アルキル基、C6−14アリール基(例、フェニル)およびC7−13アラルキル基(例、ベンジル)から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基、
(g)C1−6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、イソプロピルスルホニル)、
(h)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいC6−14アリールスルホニル基(例、ベンゼンスルホニル、1−ナフタレンスルホニル、2−ナフタレンスルホニル)、
(i)C7−13アラルキルスルホニル基(例、ベンジルスルホニル)、
(j)ヒドロキシ基およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基(例、シクロヘキシル)、
(k)芳香族複素環基(例、トリアゾリル)、および
(l)非芳香族複素環基(例、テトラヒドロチオピラニル、1−オキシドテトラヒドロチオピラニル、1,1−ジオキシドテトラヒドロチオピラニル)
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基;
(6)アミジノ基;
(7)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基;
(8)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ−カルボニル基;
(9)1ないし3個のアミノ基[該アミノ基は、それぞれC1−6アルキル基および芳香族複素環−スルホニル基(例、チエニルスルホニル)から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよい]で置換されていてもよい芳香族複素環−カルボニル基(例、チエニルカルボニル、インドリルカルボニル);
(10)(a) ヒドロキシ基、
(b) 1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(c) ハロゲン原子、
(d) カルボキシ基、
(e) C1−6アルコキシ−カルボニル基、
(f) アミノ基、および
(g) C1−6アルキルスルホニル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい非芳香族複素環−カルボニル基(例、ピペリジニルカルボニル、ピペラジニルカルボニル、モルホリニルカルボニル、チオモルホリニルカルボニル、1−オキシドチオモルホリニルカルボニル、1,1−ジオキシドチオモルホリニルカルボニル、ピロリジニルカルボニル、アゼチジニルカルボニル);
(11)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル);
(12)(a) ヒドロキシ基、 C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル)および芳香族複素環基(例、フリル)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b) C6−14アリール基(例、フェニル)、
(c) C7−13アラルキル基(例、ベンジル)、
(d) C1−6アルコキシ基、
(e) C3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル)、
(f) C1−6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル)、
(g) 芳香族複素環基(例、トリアゾリル、テトラゾリル)、および
(h) 非芳香族複素環基(例、テトラヒドロピラニル)
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基;
(13)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基でモノまたはジ置換されていてもよいチオカルバモイル基;
(14)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基でモノまたはジ置換されていてもよいスルファモイル基;
(15)カルボキシ基;
(16)ヒドロキシ基;
(17)(a) ハロゲン原子、
(b) カルボキシ基、
(c) C1−6アルコキシ基、および
(d) C1−6アルコキシ−カルボニル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基;
(18)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC2−6アルケニルオキシ基(例、エテニルオキシ);
(19)C3−10シクロアルキルオキシ基(例、シクロヘキシルオキシ);
(20)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC7−13アラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);
(21)C6−14アリールオキシ基(例、フェニルオキシ、ナフチルオキシ);
(22)C1−6アルキル−カルボニルオキシ基(例、アセチルオキシ、tert−ブチルカルボニルオキシ);
(23)メルカプト基;
(24)(a) ハロゲン原子、
(b) C6−14アリール基、および
(c) カルボキシ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ);
(25)C6−14アリールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオ);
(26)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい芳香族複素環−チオ基(例、テトラゾリルチオ);
(27)スルホ基;
(28)シアノ基;
(29)アジド基;
(30)ニトロ基;
(31)ニトロソ基;
(32)ハロゲン原子;
(33)C1−6アルキルスルフィニル基(例、メチルスルフィニル);
(34)C3−10シクロアルキル−C1−6アルキルオキシ基(例、シクロプロピルメチルオキシ);
(35)C1−3アルキレンジオキシ基;
(36)1ないし3個のアミノ基[該アミノ基は、それぞれC1−6アルキル基および芳香族複素環−スルホニル基(例、チエニルスルホニル)から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよい]で置換されていてもよい芳香族複素環−カルボニルチオ基(例、インドリルカルボニルチオ);
(37)ホルミル基;
(38)芳香族複素環−オキシ基(例、ピリミジルオキシ、ピラジニルオキシ);
(39)C1−6アルキルスルホニルオキシ基(例、メチルスルホニルオキシ);
(40)C2−6アルケニル−カルボニル基(例、ビニルカルボニル);
(41)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい非芳香族複素環−カルボニルオキシ基(例、モルホリニルカルボニルオキシ);
(42)ジ−tert−ブチルフェニルシリルオキシ基;
等が挙げられる。置換基が2個以上である場合、各置換基は同一でも異なっていてもよい。
このような置換基としては、例えば、
(1)R1で示される「置換されていてもよいC2−6アルキル基」の「C2−6アルキル基」が有していてもよい置換基として例示した基;
(2)(a) ハロゲン原子、
(b) カルボキシ基、
(c) ヒドロキシ基、
(d) カルボキシ基およびC1−6アルコキシ−カルボニル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、
(e) C1−6アルキル−カルボニル基、
(f) C1−6アルコキシ−カルボニル基、
(g) C1−6アルキル−カルボニルオキシ基(例、アセチルオキシ、tert−ブチルカルボニルオキシ)、
(h)(i) カルボキシ基、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルコキシ−カルボニル基、アミノ基およびC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(ii) C1−6アルキル基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ−カルボニル基、アミノ基およびC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、
(iii) C1−6アルキル基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ−カルボニル基およびアミノ基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルスルホニル基、および
(iv) C1−6アルキル基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ−カルボニル基およびC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基、
(i) 1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい芳香族複素環基(例、チエニル、テトラゾリル、イミダゾリル、フリル、ピリジル)、
(j) C1−6アルキル−カルボニル基およびオキソ基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい非芳香族複素環基(例、テトラヒドロフラニル、ピペリジノ、ピペラジニル、モルホリニル、ジヒドロオキサジアゾリル、ヘキサヒドロピラジノオキサジニル(例、ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジニル)、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)、
(k)(i) 非芳香族複素環基(例、モルホリニル)、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、および
(ii) C3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロヘキシル)、
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基、
(l) 1ないし3個のカルボキシ基で置換されていてもよいC1−6アルキルスルホニル基、
(m) カルボキシ基、C1−6アルコキシ−カルボニル基、ヒドロキシ基およびカルバモイル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルチオ基、
(n) C1−6アルキル基でモノまたはジ置換されていてもよいホスホノ基、
(o) 非芳香族複素環−カルボニル基(例、モルホリニルカルボニル)、
(p) 芳香族複素環−カルボニル基(例、チエニルカルボニル、インドリルカルボニル);
(q) シアノ基、および
(r) カルボキシ基およびC1−6アルコキシ−カルボニル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC6−14アリールオキシ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基;
(3)(a) ハロゲン原子、
(b) カルボキシ基、
(c) C1−6アルコキシ−カルボニル基、および
(d) カルバモイル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルケニル基(例、エテニル、1−プロペニル);
(4)(a) 1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b) ヒドロキシ基、
(c) C1−6アルコキシ基、および
(d) ハロゲン原子
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC7−13アラルキル基(例、ベンジル);
等が挙げられる。置換基が2個以上である場合、各置換基は同一でも異なっていてもよい。
フリル(例、2−フリル、3−フリル)、チエニル(例、2−チエニル、3−チエニル)、ピリジル(例、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル)、ピリミジニル(例、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル)、ピリダジニル(例、3−ピリダジニル、4−ピリダジニル)、ピラジニル(例、2−ピラジニル)、ピロリル(例、1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル)、イミダゾリル(例、1−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル)、ピラゾリル(例、1−ピラゾリル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル)、チアゾリル(例、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル)、イソチアゾリル(例、4−イソチアゾリル)、オキサゾリル(例、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル)、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル(例、1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)、チアジアゾリル(例、1,3,4−チアジアゾール−2−イル、1,2,4−チアジアゾール−3−イル、1,2,4−チアジアゾール−5−イル)、トリアゾリル(例、1,2,4−トリアゾール−1−イル、1,2,4−トリアゾール−3−イル、1,2,3−トリアゾール−1−イル、1,2,3−トリアゾール−2−イル、1,2,3−トリアゾール−4−イル)、テトラゾリル(例、テトラゾール−1−イル、テトラゾール−5−イル)、トリアジニル(例、1,2,4−トリアジン−1−イル、1,2,4−トリアジン−3−イル)等の単環式芳香族複素環基;
キノリル(例、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、6−キノリル)、イソキノリル(例、3−イソキノリル)、キナゾリル(例、2−キナゾリル、4−キナゾリル)、キノキサリル(例、2−キノキサリル、6−キノキサリル)、ベンゾフリル(例、2−ベンゾフリル、3−ベンゾフリル)、ベンゾチエニル(例、2−ベンゾチエニル、3−ベンゾチエニル)、ベンズオキサゾリル(例、2−ベンズオキサゾリル)、ベンズイソオキサゾリル(例、7−ベンズイソオキサゾリル)、ベンゾチアゾリル(例、2−ベンゾチアゾリル)、ベンズイミダゾリル(例、ベンズイミダゾール−1−イル、ベンズイミダゾール−2−イル、ベンズイミダゾール−5−イル)、ベンゾトリアゾリル(例、1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−イル)、インドリル(例、インドール−1−イル、インドール−2−イル、インドール−3−イル、インドール−5−イル)、インダゾリル(例、1H−インダゾール−3−イル)、ピロロピラジニル(例、1H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−6−イル)、イミダゾピリジニル(例、1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル、2H−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)、イミダゾピラジニル(例、1H−イミダゾ[4,5−b]ピラジン−2−イル)、イミダゾチアゾリル(例、イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル)、ピラゾロピリジニル(例、1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−3−イル)、ピラゾロチエニル(例、2H−ピラゾロ[3,4−b]チオフェン−2−イル)、ピラゾロトリアジニル(例、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアジン−3−イル)等の縮合芳香族複素環基;
等が挙げられる。
テトラヒドロフラニル(例、2−テトラヒドロフラニル)、ピロリジニル(例、1−ピロリジニル)、ピペリジニル(例、ピペリジノ、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル)、モルホリニル(例、モルホリノ)、チオモルホリニル(例、チオモルホリノ)、1−オキシドチオモルホリニル(例、1−オキシドチオモルホリン−4−イル)、1,1−ジオキシドチオモルホリニル(例、1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)、ピペラジニル(例、1−ピペラジニル、2−ピペラジニル、3−ピペラジニル)、ヘキサメチレンイミニル(例、ヘキサメチレンイミン−1−イル)、オキサゾリジニル(例、オキサゾリジン−2−イル)、チアゾリジニル(例、チアゾリジン−2−イル)、イミダゾリジニル(例、イミダゾリジン−2−イル、イミダゾリジン−3−イル)、オキサゾリニル(例、オキサゾリン−2−イル)、チアゾリニル(例、チアゾリン−2−イル)、イミダゾリニル(例、イミダゾリン−2−イル、イミダゾリン−3−イル)、ジオキソリル(例、1,3−ジオキソール−4−イル)、ジオキソラニル(例、1,3−ジオキソラン−4−イル)、ジヒドロオキサジアゾリル(例、4,5−ジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)、チオキソオキサゾリジニル(例、2−チオキソ−1,3−オキサゾリジン−5−イル)、ピラニル(例、4−ピラニル)、テトラヒドロピラニル(例、4−テトラヒドロピラニル)、チオピラニル(例、4−チオピラニル)、テトラヒドロチオピラニル(例、4−テトラヒドロチオピラニル)、1−オキシドテトラヒドロチオピラニル(例、1−オキシドテトラヒドロチオピラン−4−イル)、1,1−ジオキシドテトラヒドロチオピラニル(例、1,1−ジオキシドテトラヒドロチオピラン−4−イル)、ピラゾリジニル(例、ピラゾリジン−1−イル)、テトラヒドロピリミジニル、ジオキサニル(例、1,3−ジオキサン−2−イル、1,3−ジオキサン−4−イル、1,3−ジオキサン−5−イル、1,4−ジオキサン−2−イル)、ジオキセニル(例、4H−1,3−ジオキシン−2−イル、4H−1,3−ジオキシン−4−イル、4H−1,3−ジオキシン−5−イル、4H−1,3−ジオキシン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1,4−ジオキシン−2−イル、2,3−ジヒドロ−1,4−ジオキシン−5−イル)等の単環式非芳香族複素環基;
ジヒドロインドリル(例、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−イル)、ジヒドロイソインドリル(例、1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)、ジヒドロベンゾフラニル(例、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)、ジヒドロベンゾジオキシニル(例、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル)、ジヒドロベンゾジオキセピニル(例、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル)、テトラヒドロベンゾフラニル(例、4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)、クロメニル(例、4H−クロメン−2−イル、2H−クロメン−3−イル)、ジヒドロキノリニル(例、1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)、テトラヒドロキノリニル(例、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)、ジヒドロイソキノリニル(例、1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)、テトラヒドロイソキノリニル(例、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−4−イル)、ジヒドロフタラジニル(例、1,4−ジヒドロフタラジン−4−イル)、ヘキサヒドロピラジノオキサジニル(例、ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジニル)等の縮合非芳香族複素環基;
等が挙げられる。
(1) C1−6アルキルスルホニル基(好ましくは、メチルスルホニル)、
(2) 1ないし3個のC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
等が挙げられ、特にC1−6アルキルスルホニル基(好ましくは、メチルスルホニル)が好適である。
(1) C1−6アルキルスルホニル基(好ましくは、メチルスルホニル)、および
(2) 1ないし3個のC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選択される1ないし3個の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)または複素環基(好ましくは、芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル))である。
(1)C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)、
(2)(a)ハロゲン原子(好ましくは、塩素原子)、および
(b)C1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル、イミダゾリル)、
(3)非芳香族複素環基(好ましくは、テトラヒドロピラニル)、
(4)ヒドロキシ基、
(5)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、
(6)ジ−tert−ブチルフェニルシリルオキシ基
等が挙げられる。
(1)C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)、
(2)(a)ハロゲン原子(好ましくは、塩素原子)、および
(b)C1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル、イミダゾリル)、
(3)非芳香族複素環基(好ましくは、テトラヒドロピラニル)、
(4)ヒドロキシ基、
(5)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、および
(6)ジ−tert−ブチルフェニルシリルオキシ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソプロピル)である。
R3は、好ましくは、水素原子である。
環Bで示される「置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環」の「5ないし7員の含窒素複素環」としては、例えば、R1で示される「置換されていてもよい複素環基」の「複素環基」に対応する環のうち、5ないし7員であって少なくとも1つの窒素原子を含むものが挙げられ、具体的には、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、ピロリン、イミダゾール、ピラゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、トリアゾール、テトラゾール、トリアジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ヘキサメチレンイミン、オキサゾリジン、チアゾリジン、イミダゾリジン、オキサゾリン、チアゾリン、イミダゾリン、ジヒドロオキサジアゾリン、ピラゾリジン、テトラヒドロピリミジン等が挙げられる。
また、置換基が2個以上ある場合、同一の原子または隣接する原子に結合する2個の置換基が、両者で、「置換されていてもよい環」を形成してもよい。
このような「置換されていてもよい環」の「環」としては、例えば、C3−10シクロアルカン、C3−10シクロアルケン、C4−10シクロアルカジエン、C6−14アリール基、複素環等が挙げられる。
該C3−10シクロアルカンとしては、上記R1で示される「置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基」の「C3−10シクロアルキル基」に対応する環が挙げられる。
該C6−14アレーンとしては、上記R1で示される「置換されていてもよいC6−14アリール基」の「C6−14アリール基」に対応する環が挙げられる。
該複素環としては、上記R1で示される「置換されていてもよい複素環基」の「複素環基」として例示した芳香族複素環基および非芳香族複素環基に対応する環が挙げられる。
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)カルバモイル基、
(c)カルボキシ基、
(d)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、および
(e)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル)、
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
等が挙げられる。
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)(i)ヒドロキシ基およびC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、プロピル、イソブチル)、および
(ii)C3−10シクロアルキル基(好ましくは、シクロプロピル)、
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基、
(c)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、
(d)カルボキシ基、
(e)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、
(f)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)、および
(g)非芳香族複素環-カルボニル基(好ましくは、モルホリニルカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソブチル)、
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
等が挙げられる。
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)カルバモイル基、
(c)カルボキシ基、
(d)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、および
(e)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル)、および
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環(好ましくは、5員の含窒素複素環(好ましくは、チアゾリン、チアゾール、チアジアゾール)、より好ましくは、5員の含窒素非芳香族複素環(好ましくは、チアゾリン))である。
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)(i)ヒドロキシ基およびC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、プロピル、イソブチル)、および
(ii)C3−10シクロアルキル基(好ましくは、シクロプロピル)、
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基、
(c)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、
(d)カルボキシ基、
(e)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、
(f)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)、および
(g)非芳香族複素環-カルボニル基(好ましくは、モルホリニルカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソブチル)、および
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環(好ましくは、5員の含窒素複素環(好ましくは、チアゾリン、チアゾール、チアジアゾール)、より好ましくは、5員の含窒素非芳香族複素環(好ましくは、チアゾリン))である。
W1およびW2は、好ましくは、独立して、O、S、SOまたはSO2である。
W1およびW2は、より好ましくは、共にOである。
[化合物(A’−I)]
環Aが、ベンゼンであり;
環Bが、置換されていてもよい5員の含窒素複素環であり;
W1およびW2が、共にOであり;
R1が、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基であり;
R2が、置換されていてもよいC1−6アルキル基であり;かつ
R3が、水素原子である、
化合物(I)。
環Aが、−W1−R1および−W2−R2以外に置換されていない6員環(好ましくは、ベンゼン)であり;
環Bが、
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)カルバモイル基、
(c)カルボキシ基、
(d)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、および
(e)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル)、および
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環(好ましくは、5員の含窒素複素環(好ましくは、チアゾリン、チアゾール、チアジアゾール)、より好ましくは、5員の含窒素非芳香族複素環(好ましくは、チアゾリン))であり;
W1およびW2が、共にOであり;
R1が、1ないし3個のC1−6アルキルスルホニル基(好ましくは、メチルスルホニル)で置換されていてもよいC6−14アリール基(好ましくは、フェニル)であり;
R2が、
(1)C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)、
(2)(a)ハロゲン原子(好ましくは、塩素原子)、および
(b)C1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル、イミダゾリル)、
(3)非芳香族複素環基(好ましくは、テトラヒドロピラニル)、
(4)ヒドロキシ基、
(5)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、および
(6)ジ−tert−ブチルフェニルシリルオキシ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、イソプロピル)であり;かつ
R3が、水素原子である、
化合物(I)。
環Aが、−W1−R1および−W2−R2以外に、1ないし3個のハロゲン原子(好ましくは、フッ素原子)で置換されていてもよい6員環(好ましくは、ベンゼン)であり;
環Bが、
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)(i)ヒドロキシ基およびC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、プロピル、イソブチル)、および
(ii)C3−10シクロアルキル基(好ましくは、シクロプロピル)、
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基、
(c)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、
(d)カルボキシ基、
(e)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、
(f)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)、および
(g)非芳香族複素環-カルボニル基(好ましくは、モルホリニルカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソブチル)、および
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環(好ましくは、5員の含窒素複素環(好ましくは、チアゾリン、チアゾール、チアジアゾール)、より好ましくは、5員の含窒素非芳香族複素環(好ましくは、チアゾリン))であり;
W1およびW2が、共にOであり;
R1が、
(1) C1−6アルキルスルホニル基(好ましくは、メチルスルホニル)、および
(2) 1ないし3個のC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選択される1ないし3個の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)または複素環基(好ましくは、芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル))であり;
R2が、
(1)C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)、
(2)(a)ハロゲン原子(好ましくは、塩素原子)、および
(b)C1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル、イミダゾリル)、
(3)非芳香族複素環基(好ましくは、テトラヒドロピラニル)、
(4)ヒドロキシ基、
(5)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、および
(6)ジ−tert−ブチルフェニルシリルオキシ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソプロピル)であり;かつ
R3が、水素原子である、
化合物(I)。
[化合物(A−II)]
環Aが、ベンゼンであり;
環Bが、置換されていてもよい5員の含窒素複素環であり;
W1およびW2が、共にOであり;
R1が、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基であり;
R2が、置換されていてもよいC1−6アルキル基であり;かつ
R3が、水素原子である、
化合物(II)。
環Aが、−W1−R1および−W2−R2以外に、1ないし3個のハロゲン原子(好ましくは、フッ素原子)で置換されていてもよい6員環(好ましくは、ベンゼン)であり;
環Bが、
(1)(a)ヒドロキシ基、
(b)(i)ヒドロキシ基およびC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、プロピル、イソブチル)、および
(ii)C3−10シクロアルキル基(好ましくは、シクロプロピル)、
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基、
(c)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、
(d)カルボキシ基、
(e)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)、
(f)非芳香族複素環基(好ましくは、チオモルホリニル、1−オキシドチオモルホリニル)、および
(g)非芳香族複素環-カルボニル基(好ましくは、モルホリニルカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソブチル)、および
(2)C1−6アルコキシ−カルボニル基(好ましくは、エトキシカルボニル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環(好ましくは、5員の含窒素複素環(好ましくは、チアゾリン、チアゾール、チアジアゾール)、より好ましくは、5員の含窒素非芳香族複素環(好ましくは、チアゾリン))であり;
W1およびW2が、共にOであり;
R1が、
(1) C1−6アルキルスルホニル基(好ましくは、メチルスルホニル)、および
(2) 1ないし3個のC1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選択される1ないし3個の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)または複素環基(好ましくは、芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル))であり;
R2が、
(1)C6−14アリール基(好ましくは、フェニル)、
(2)(a)ハロゲン原子(好ましくは、塩素原子)、および
(b)C1−6アルキル基(好ましくは、メチル)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基(好ましくは、ピリジル、イミダゾリル)、
(3)非芳香族複素環基(好ましくは、テトラヒドロピラニル)、
(4)ヒドロキシ基、
(5)C1−6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ)、および
(6)ジ−tert−ブチルフェニルシリルオキシ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基(好ましくは、メチル、エチル、イソプロピル)であり;かつ
R3が、水素原子である、
化合物(II)。
無機塩基との塩の好適な例としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩;アンモニウム塩等が挙げられる。
有機塩基との塩の好適な例としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミン等との塩が挙げられる。
無機酸との塩の好適な例としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩が挙げられる。
有機酸との塩の好適な例としては、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等との塩が挙げられる。
塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、アルギニン、リジン、オルニチン等との塩が挙げられる。
酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、アスパラギン酸、グルタミン酸等との塩が挙げられる。
また、化合物(I)のプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載されているような、生理的条件で化合物(I)に変化するものであってもよい。
化合物(I)のプロドラッグの好適な具体例は、式(I)の
さらに、化合物(I)は、無水物であっても、水和物であってもよい。
さらに、1Hを2H(D)に変換した重水素変換体も、化合物(I)に包含される。
滑沢剤の好適な例としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカ等が挙げられる。
緩衝剤の好適な例としては、リン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等の緩衝液等が挙げられる。
無痛化剤の好適な例としては、ベンジルアルコール等が挙げられる。
防腐剤の好適な例としては、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸等が挙げられる。
抗酸化剤の好適な例としては、亜硫酸塩、アスコルビン酸塩等が挙げられる。
甘味剤の好適な例としては、サッカリンナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム、アスパルテーム、ステビア等が挙げられる。
また、これらの製剤は、速放性製剤または徐放性製剤等の放出制御製剤(例、徐放性マイクロカプセル)であってもよい。
なお、医薬組成物中の本発明化合物の含量は、剤形、本発明化合物の投与量等により異なるが、例えば、約0.1〜100重量%である。
この報告によれば、糖尿病とは、空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が126mg/dl以上、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が200mg/dl以上、随時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が200mg/dl以上のいずれかを示す状態である。また、上記糖尿病に該当せず、かつ、「空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が110mg/dl未満または75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が140mg/dl未満を示す状態」(正常型)でない状態を、「境界型」と呼ぶ。
これらの報告によれば、糖尿病とは、空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が126mg/dl以上、あるいは、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が200mg/dl以上を示す状態である。
本発明化合物は、上記した各種疾患(例、心筋梗塞等の心血管イベント)の2次予防および進展抑制にも用いられる。
本発明化合物は、とりわけ2型糖尿病、肥満型糖尿病等の予防・治療剤として有用である。
併用薬剤の投与量は、臨床上用いられている用量を基準として適宜選択することができる。また、本発明化合物と併用薬剤の配合比は、投与対象、投与ルート、対象疾患、症状、組み合わせ等により適宜選択することができる。例えば、投与対象がヒトである場合、本発明化合物1重量部に対し、併用薬剤を0.01〜100重量部用いればよい。
勃起不全改善剤としては、例えば、アポモルフィン(apomorphine)、クエン酸シルデナフィル(sildenafil citrate)等が挙げられる。
尿失禁・頻尿治療剤としては、例えば、塩酸フラボキサート(flavoxate hydrochloride)、塩酸オキシブチニン(oxybutynin hydrochloride)、塩酸プロピベリン(propiverine hydrochloride)等が挙げられる。
排尿困難治療剤としては、例えば、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(例、ジスチグミン)等が挙げられる。
上記併用薬剤は、2種以上を適宜の割合で組み合せて用いてもよい。
本発明化合物が併用薬剤と組み合せて使用される場合には、お互いの剤の量は、それらの剤の反対効果を考えて安全な範囲内で低減できる。特に、インスリン抵抗性改善剤、インスリン分泌促進剤(好ましくはスルホニルウレア剤)およびビグアナイド剤は通常の投与量よりも低減できる。したがって、これらの剤により引き起こされるであろう反対効果は安全に防止できる。それに加えて、糖尿病性合併症治療剤、高脂血症治療剤、降圧剤の投与量は低減でき、その結果これらの剤により引き起こされるであろう反対効果は効果的に防止できる。
R6、R6’またはR6’’で示される「置換されていてもよいC6−14アリール基」としては、R1で示される「置換されていてもよいC6−14アリール基」と同様のものが挙げられ、好ましくは、フェニル基、4−メトキシフェニル基である。
本反応は、化合物(2)と、トリフェニルホスフィンオキシドと、トリフルオロメタンスルホン酸無水物または五塩化リンとを反応させることにより行われる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
トリフェニルホスフィンオキシドの使用量は、化合物(2)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜6モルである。
トリフルオロメタンスルホン酸無水物または五塩化リンの使用量は、化合物(2)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜6モルである。
反応温度は、通常、−70℃〜100℃、好ましくは−30℃〜60℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは0.5〜6時間である。
本反応において、原料として用いた化合物(2)は、例えば、後述の反応式5の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
Eで示される「脱離基」としては、例えば、ハロゲン原子;ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルスルホニルオキシ基(例,メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシ、トリクロロメタンスルホニルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシ);C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびニトロ基から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−10アリールスルホニルオキシ基(例、フェニルスルホニルオキシ、m−ニトロフェニルスルホニルオキシ、p−トルエンスルホニルオキシ);C1−6アルコキシスルホニルオキシ基;C6−10アリールオキシスルホニルオキシ基等が挙げられる。
Gで示される「保護されていてもよいアミノ基」におけるアミノ基の保護基としては、後述するものが挙げられる。
Gで示される「保護されていてもよいヒドロキシ基」におけるヒドロキシ基の保護基としては、後述するものが挙げられる。
ハロゲン化剤としては、N−クロロコハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド、ヨウ素、ジクロロヨウ素酸ベンジルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール類;酢酸、ギ酸等の有機酸類;1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸tert−ブチル等のエステル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類;n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類;ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン;ヘキサメチルホスホルアミド;水等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
ハロゲン化剤の使用量は、化合物(1)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜120℃、好ましくは−10℃〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜24時間、好ましくは1〜20時間である。
本反応に用いる金属試薬としては、酢酸パラジウム(II)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)等のパラジウム試薬;ヨウ化銅(I)、(1,10−フェナントロリン)ビス(トリフェニルホスフィン)銅(I)ニトラート等の銅試薬等が挙げられ、これらを2種類以上適宜の割合で混合して用いてもよい。
また本反応は、塩基の共存下で行なうことにより収率の向上が認められる場合がある。当該塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸アルカリ金属;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素アルカリ金属;リン酸カリウム、リン酸ナトリウム等のリン酸アルカリ金属;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属C1−6アルコキシド;トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基類等が挙げられる。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、例えば、前記化合物(3)の製法で例示したものが挙げられる。また、上記トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基類を、溶媒として用いてもよい。
化合物(3−1)の使用量は、化合物(3)1モルに対して、通常、1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。
金属試薬の使用量は、化合物(3)1モルに対して、通常、0.05〜3モル、好ましくは0.1〜1モルである。
塩基の使用量は、化合物(3)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜140℃、好ましくは−10℃〜100℃である。
反応時間は、用いる金属試薬の種類や量により異なるが、通常、0.5〜24時間、好ましくは1〜20時間である。
還元剤としては、例えば、鉄、亜鉛、すず等の金属類;亜ジチオン酸ナトリウム等の硫化物;等が挙げられる。
還元剤の使用量は、還元剤の種類によって適宜決定される。例えば、金属類の使用量は、化合物(3−2)1モルに対して、通常、1〜20モル、好ましくは1〜5モルである。硫化物の使用量は、化合物(3−2)1モルに対して、通常、1〜20モル、好ましくは1〜5モルである。
触媒の使用量は、化合物(3−2)に対して、通常、5〜1000重量%、好ましくは約10〜300重量%である。
水素添加反応は、ガス状水素または種々の水素源を用いることによっても行われる。このような水素源としては、例えば、ギ酸、ギ酸アンモニウム、ギ酸トリエチルアンモニウム、ホスフィン酸ナトリウム、ヒドラジン等が挙げられる。
水素源の使用量は、化合物(3−2)1モルに対して、通常、1〜100モル、好ましくは1〜5モルである。
還元反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸等の有機酸類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応時間は、用いる還元剤の種類や量や触媒の種類や量によって異なるが、通常、0.5時間〜100時間、好ましくは1時間〜50時間である。
反応温度は、通常、−20〜120℃、好ましくは0〜80℃である。
Eがヒドロキシ基である場合、本反応は、自体公知の方法、例えば、シンセシス(Synthesis) 1頁 (1981年)に記載の方法、またはそれに準じた方法により行われる。より具体的には、本反応は、通常、有機リン化合物および親電子剤の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
有機リン化合物としては、例えば、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン等が挙げられる。
親電子剤としては、例えば、アゾジカルボン酸ジエチル、アゾジカルボン酸ジイソプロピル、アゾジカルボニルジピペラジン等が挙げられる。
有機リン化合物および親電子剤の使用量は、化合物(3−3)1モルに対して、それぞれ、好ましくは1〜5モルである。
化合物(19)または化合物(20)の使用量は、化合物(3−3)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類等が挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、−50〜150℃、好ましくは−10〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
塩基としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基;ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン等のアミン類;水素化カリウム、水素化ナトリウム等の金属水素化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド;n−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、メチルリチウム等のアルキルリチウム類等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(3−3)1モルに対して、好ましくは1〜5モルである。
化合物(19)または化合物(20)の使用量は、化合物(3−3)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、2−ブタノン等のケトン類;クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類等が挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、−50〜150℃、好ましくは−10〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
アルキル化剤としては、例えば、ジアゾメタン、トリメチルシリルジアゾメタン等のジアゾメタン類縁体;ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等のアルキル硫酸等が挙げられる。
アルキル化剤の使用量は、化合物(3−3)1モルに対して、好ましくは1〜5モルである。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、2−ブタノン等のケトン類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;水等が挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
また、アルキル硫酸等を用いる場合は、反応中に塩基を存在させてもよい。該塩基としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基;ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン等のアミン類;水素化カリウム、水素化ナトリウム等の金属水素化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド;n−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、メチルリチウム等のアルキルリチウム類等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(3−3)1モルに対して、好ましくは1〜5モルである。
反応温度は、通常、−50〜150℃、好ましくは−10〜120℃である。
反応時間は、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜60時間である。
本反応において原料として用いた化合物(3−1)、化合物(19)および化合物(20)は、それぞれ、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
R12で示される「置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基」としては、R1で示される「置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基」と同様のものが挙げられる。
R15で示される「置換されていてもよいC6−14アリール基」としては、R1で示される「置換されていてもよいC6−14アリール基」と同様のものが挙げられる。
第1工程では、化合物(4)をアミド化反応に付すことにより化合物(5)を製造する。
本反応は、自体公知の方法、例えば、(A)化合物(4)またはその塩と、アンモニアまたはその塩とを、縮合剤(例、ジシクロヘキシルカルボジイミド)を用いて直接縮合させる方法、あるいは、(B)化合物(4)のカルボキシ基における反応性誘導体またはその塩と、アンモニアまたはその塩とを、適宜反応させる方法等を用いて行われる。
化合物(4)のカルボキシ基における反応性誘導体としては、例えば、
1)酸ハロゲン化物;
2)酸アジ化物;
3)酸(例えば、ジアルキルリン酸、フェニルリン酸、ジフェニルリン酸、ジベンジルリン酸、ハロゲン化リン酸等の置換されたリン酸;ジアルキル亜リン酸;亜硫酸;チオ硫酸;硫酸;メタンスルホン酸等のスルホン酸;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ピバル酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、トリクロロ酢酸等の脂肪族カルボン酸;安息香酸等の芳香族カルボン酸)との混合酸無水物;
4)対称酸無水物;
5)イミダゾール、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾールまたはテトラゾールとの活性化アミド;
6)シアノメチルエステル、メトキシメチルエステル、ジメチルイミノメチルエステル、ビニルエステル、プロパルギルエステル、p−ニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエステル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニルエステル、フェニルアゾフェニルエステル、フェニルチオエステル、p−ニトロフェニルエステル、p−クレジルチオエステル、カルボキシメチルチオエステル、ピラニルエステル、ピリジルエステル、ピペリジルエステル、8−キノリルチオエステル等の活性化エステル;
7)N−ヒドロキシ化合物(例、N,N−ジメチルヒドロキシアミン、1−ヒドロキシ−2−(1H)−ピリドン、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール)とのエステル;
等が挙げられる。これら反応性誘導体は、使用する化合物(4)の種類によって任意に選択することができる。
化合物(4)またはそのカルボキシ基における反応性誘導体の好適な塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N−ジベンジルエチレンジアミン塩等の有機塩基塩;等のような塩基塩が挙げられる。
アンモニアまたはその塩としては、アンモニア水、酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム、1−ヒドロキシベンズトリアゾール・アンモニア錯体等が挙げられる。
塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸アルカリ金属;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素アルカリ金属;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属C1−6アルコキシド;トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基類;メチルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム等の有機リチウム類;リチウムジイソプロピルアミド等のリチウムアミド類等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応に影響を及ぼさない溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;酢酸エチル、水等が挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
アンモニアまたはその塩の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは0℃〜50℃である。
反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
クロロ炭酸エステルの使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。
塩基の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
アンモニアまたはその塩の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
反応に影響を及ぼさない溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;酢酸エチル、水等が挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜20時間である。
縮合剤の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。
アンモニアまたはその塩の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
本反応は、所望により塩基の存在下で行ってもよい。このような塩基としては、例えば、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアニリン、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応に影響を及ぼさない溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;酢酸エチル、水等が挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは0℃〜60℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
酸アジ化物、対称酸無水物、活性化アミド、活性化エステル、N−ヒドロキシ化合物とのエステルなどをカルボキシ基の反応性誘導体として用いる場合、自体公知の方法に従って反応を行うことができる。
脱水剤としては、例えば、無水酢酸、トリフルオロ酢酸無水物、五酸化二リン、五塩化リン、オキシ塩化リン、塩化チオニル、塩化オキザリル、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド、塩化シアニル等が挙げられる。
本反応は、所望により塩基の存在下に行われる。このような塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基等が挙げられる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n-ブチル、酢酸tert-ブチル等のエステル類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類等が挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
脱水剤および塩基の使用量は、それぞれ、化合物(5)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜120℃、好ましくは−10℃〜100℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応は、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(Eur. J. Med. Chem.)、1993年、28巻、29頁に記載された方法に準じて、化合物(6)と化合物(7)とを反応させることにより行われる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、tert-ブチルアルコール等のアルコール類;1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類;n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
本反応は、所望により酸の存在下に行ってもよい。このような酸としては、例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸;三ハロゲン化ホウ素(例えば、三塩化ホウ素、三フッ化ホウ素)、四ハロゲン化チタニウム(例えば、四塩化チタニウム、四臭化チタニウム)、ハロゲン化アルミニウム(例えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム)等のルイス酸;酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸等が挙げられる。
化合物(7)および酸の使用量は、それぞれ、化合物(6)1モルに対して、それぞれ、通常、0.1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜120℃、好ましくは0℃〜100℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応において原料として用いられる化合物(7)は、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
第1工程では、化合物(5)と、五硫化二リンまたはローソン試薬とを反応させることにより化合物(8)を製造する。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類;ピリジン、N,N−ジメチルアニリン等の塩基等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
五硫化二リンまたはローソン試薬の使用量は、化合物(5)1モルに対して、通常、0.5〜10モル、好ましくは0.5〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜140℃、好ましくは−10℃〜120℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(9)の使用量は、化合物(8)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜4モルである。
化合物(10)の使用量は、化合物(8)1モルに対して、通常、0.1〜10モル、好ましくは0.1〜4モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜140℃好ましくは−10℃〜120℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応で原料として用いられる化合物(9)および(10)は、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
本反応で用いる還元剤としては、例えば、水素化アルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、水素化トリブチルすず等の金属水素化物;水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カルシウム等の金属水素錯化合物;ボラン−テトラヒドロフラン錯体、ボラン−ジメチルスルフィド錯体等のボラン錯体;テキシルボラン、ジシアミルボラン等のアルキルボラン類;ジボラン等が挙げられる。
還元剤の使用量は、還元剤の種類によって適宜決定される。例えば、金属水素化物または金属水素錯化合物の使用量は、化合物(I−C)1モルに対して、0.25〜10モル、好ましくは0.5〜5モルであり、ボラン錯体、アルキルボラン類またはジボランの使用量は、化合物(I−C)1モルに対して、1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
還元反応は、反応に不活性な溶媒中で行うのが有利である。このような溶媒としては反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、tert-ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミド等のアミド類;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸等の有機酸類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応時間は用いる還元剤の種類や量によって異なるが、通常0.5時間〜100時間、好ましくは1時間〜50時間である。反応温度は通常−20〜120℃、好ましくは0〜80℃である。
酸としては、例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸類;三塩化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化アルミニウム、三臭化アルミニウム等のルイス酸類;トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸類等が挙げられる。ここで、ルイス酸は、チオール類(例、エタンチオール)またはスルフィド類(例、ジメチルスルフィド)と併用することもできる。
塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等の水酸化アルカリ金属;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸アルカリ金属;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属C1−6アルコキシド;トリエチルアミン、イミダゾール、ホルムアミジン等の有機塩基類等が挙げられる。
酸または塩基の使用量は、化合物(I−C)1モルに対して、通常、0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
加水分解反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;ギ酸、酢酸等の有機酸類;テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;水等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応時間は、通常、10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。反応温度は、通常、−10〜200℃、好ましくは0〜120℃である。
化合物(I−E)のカルボキシ基の反応性誘導体としては、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応において例示したものが挙げられる。
本反応は、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応と同様にして行われる。
化合物(11)の使用量は、化合物(I−E)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは0℃〜80℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応で原料として用いられる化合物(11)は、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
本反応は、所望により酸または塩基の存在下に行われる。
酸としては、例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸;三ハロゲン化ホウ素(例えば、三塩化ホウ素、三フッ化ホウ素)、四ハロゲン化チタニウム(例えば、四塩化チタニウム、四臭化チタニウム)、ハロゲン化アルミニウム(例えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム)等のルイス酸;酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸等が挙げられる。
塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基等が挙げられる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
酸を使用する場合、化合物(12)および酸の使用量は、それぞれ、化合物(8)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、化合物(8)、化合物(12)および酸の種類や量によって異なるが、通常、0.5時間〜100時間、好ましくは1時間〜50時間である。反応温度は、通常、−20〜120℃、好ましくは0〜80℃である。
塩基を使用する場合、化合物(12)および塩基の使用量は、それぞれ、化合物(8)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、化合物(8)、化合物(12)および塩基の種類や量によって異なるが、通常、1〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃である。
化合物(12)は、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
化合物(4)のカルボキシ基における反応性誘導体またはその塩としては、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応において例示したものが挙げられる。
本反応は、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応と同様にして行われる。
第1工程では、化合物(4)もしくはそのカルボキシ基における反応性誘導体またはその塩を、ヒドラジンまたはその塩と、反応させることにより、化合物(15)を製造する。
化合物(4)のカルボキシ基における反応性誘導体またはその塩としては、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応において例示したものが挙げられる。
ヒドラジンまたはその塩としては、例えば、ヒドラジン水和物、塩酸ヒドラジン、硫酸ヒドラジン等が挙げられる。
ヒドラジンまたはその塩の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
本反応は、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応と同様にして行われる。
本反応は反応に影響を及ぼさない溶媒中で行われる。反応に影響を及ぼさない溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル、水等が挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
本反応は、所望により塩基の存在下に行ってもよく、このような塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基等が挙げられる。
化合物(16)および塩基の使用量は、それぞれ、化合物(15)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは−10℃〜80℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
化合物(13)および(16)は、それぞれ、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ピリジン、N,N−ジメチルアニリン等の塩基等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
五硫化二リンまたはローソン試薬の使用量は、化合物(14)1モルに対して、通常、0.5〜10モル、好ましくは0.5〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは−10〜80℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
化合物(4)のカルボキシ基における反応性誘導体またはその塩としては、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応において例示したものが挙げられる。
本反応は、反応式3における化合物(4)から化合物(5)を製造する反応と同様にして行われる。本反応は所望により塩基の存在下に行われる。
化合物(17)の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
塩基の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは0℃〜80℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応で原料として用いられる化合物(17)は、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
第1工程では、化合物(18−A)と化合物(19)との反応により化合物(21)を製造することができる。または、化合物(18−B)と化合物(20)との反応により化合物(21)を製造することもできる。あるいは、化合物(18−A)または化合物(18−B)をアルキル化剤と反応させることにより化合物(21)を製造することもできる。本反応は反応式2において化合物(3−3)から化合物(I)を製造する方法と同様にして行なわれる。
本反応は、反応式3における化合物(I−C)から化合物(I−E)を製造する反応と同様にして行われる。
また、本反応において原料として用いた化合物(18−A)または化合物(18−B)は、例えば、以下の方法に従って製造することができる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
本反応は、一般に、酸触媒を用いて反応を促進させることにより行われる。酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸;三ハロゲン化ホウ素(例えば、三塩化ホウ素、三フッ化ホウ素)、四ハロゲン化チタニウム(例えば、四塩化チタニウム、四臭化チタニウム)、ハロゲン化アルミニウム(例えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム)等のルイス酸;酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸等が挙げられる。
化合物(27)および酸触媒の使用量は、それぞれ、化合物(26)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、化合物(26)、化合物(27)および酸触媒の種類や量によって異なるが、通常、0.5時間〜100時間、好ましくは1時間〜50時間である。反応温度は、通常、−20〜120℃、好ましくは0〜80℃である。
本反応は、化合物(1)、酸(H−X)および亜硝酸ナトリウムを用いて自体公知の方法により製造した化合物(23)を、化合物(24)と塩基の存在下で反応させることにより行われる。
塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸アルカリ金属;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素アルカリ金属;トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基類等が挙げられる。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール類;1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジフェニルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエチレン、クロロベンゼン、1,2−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類;n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類;ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;水等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(24)の使用量は、化合物(23)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
塩基の使用量は、化合物(23)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
酸(H−X)の使用量は、化合物(1)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
亜硝酸ナトリウムの使用量は、化合物(1)1モルに対して、通常、1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、通常、1〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃である。
本反応は、化合物(25)と酸とを加熱することにより行われる。
酸としては、例えば、塩化亜鉛、塩化水素、硫酸、酢酸、フッ化ホウ素、ポリリン酸、五酸化二リン、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸等が挙げられる。これら2種類以上を適宜の割合で混合して用いても良い。
酸の使用量は、化合物(25)1モルに対して、通常、0.1〜10モル、好ましくは0.5〜3モルである。
本反応は、無溶媒または反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、前記化合物(25)の製法で例示したものが挙げられる。
反応時間は用いる酸の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、0℃〜200℃、好ましくは50℃〜190℃である。
第1工程では、化合物(28)と化合物(29)とを塩基の存在下で反応させることにより、化合物(30)を製造する。第2工程では、化合物(30)を還元反応に付すことにより、化合物(18−C)を製造する。
第1工程で用いる塩基としては、例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属C1−6アルコキシド等が挙げられる。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、前記化合物(25)の製法で例示したものが挙げられる。
化合物(29)およびは塩基の使用量は、それぞれ、化合物(28)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜140℃、好ましくは−10℃〜110℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
還元剤としては、例えば、鉄、亜鉛、すず等の金属類;亜ジチオン酸ナトリウム等の硫化物;等が挙げられる。
還元剤の使用量は、還元剤の種類によって適宜決定される。例えば、金属類の使用量は、化合物(30)1モルに対して、通常、1〜20モル、好ましくは1〜5モルである。硫化物の使用量は、化合物(30)1モルに対して、通常、1〜20モル、好ましくは1〜5モルである。
還元反応は、水素添加反応により行うこともできる。この場合、例えば、パラジウム炭素、パラジウム黒、二酸化白金、ラネーニッケル、ラネーコバルト、三塩化鉄等の触媒が用いられる。
触媒の使用量は、化合物(30)に対して、通常、5〜1000重量%、好ましくは約10〜300重量%である。
水素添加反応は、ガス状水素または種々の水素源を用いることによっても行われる。このような水素源としては、例えば、ギ酸、ギ酸アンモニウム、ギ酸トリエチルアンモニウム、ホスフィン酸ナトリウム、ヒドラジン等が挙げられる。
水素源の使用量は、化合物(30)1モルに対して、通常、約1〜100モル、好ましくは約1〜5モルである。
還元反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸等の有機酸類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応時間は、用いる還元剤の種類や量や触媒の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃である。
化合物(18−C)において、Gが保護されたアミノ基、保護されたスルファニル基または保護されたヒドロキシ基である場合には、所望により酸処理、アルカリ処理、接触還元等のペプチド化学等で一般的に用いられる脱保護法を行うことにより、化合物(18−A)または化合物(18−B)を製造することができる。
化合物(24)、(26)、(27)、(28)および(29)は、それぞれ、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
化合物(1)は化合物(31)を原料として2工程で製造することができる。
第1工程では、化合物(31)と化合物(32)を反応させることにより化合物(33)を製造する。
本反応は、所望により塩基の存在下に行われる。
塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基等が挙げられる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
塩基を使用する場合、化合物(32)および塩基の使用量は、それぞれ、化合物(31)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、化合物(31)、化合物(32)および塩基の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃である。
還元反応は反応式7において化合物(30)から化合物(18−C)を製造する反応と同様にして行われる。
本反応において原料として用いられる化合物(31)および(32)は、それぞれ、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
反応式9
L2で示される「脱離基」としては、前記Eとして例示したものが挙げられる。
化合物(36)は、化合物(34)から公知の方法[ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミカル・ソサイアティー(J. Org. Chem. Soc.)、1963年、28巻、1240頁;テトラヘドロン(Tetrahedron)、2003年、59巻、4979頁]に従って製造することができる。
本反応は、化合物(34)、化合物(35)およびニトロメタンを塩基の存在下で反応させることにより行われる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
塩基としては、例えば、ピロリジン、ピペラジン、モルホリン、エチレンジアミン等のアミン等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(34)1モルに対して、通常、0.01〜10モル、好ましくは0.05〜2モルである。
化合物(35)の使用量は、化合物(34)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
ニトロメタンの使用量は、化合物(34)1モルに対して、通常、1〜50モル、好ましくは1〜10モルである。
反応時間は用いる化合物(34)、化合物(35)、ニトロメタンおよび塩基の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、0℃〜200℃、好ましくは25℃〜100℃である。
第1工程では、化合物(34)とニトロメタンとを塩基の存在下で、ヘンリー(Henry)反応[ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミカル・ソサイアティー(J. Org. Chem.)、1963年、28巻、1240頁;シンセシス(Synthesis)、1994年、190頁;ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイアティー(J. Am. Chem. Soc.)、2003年、125巻、3700頁]に付すことにより、化合物(37)を製造する。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
塩基としては、例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属C1−6アルコキシド等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(34)1モルに対して、通常、0.01〜10モル、好ましくは0.05〜2モルである。
ニトロメタンの使用量は、化合物(34)1モルに対して、通常、1〜50モル、好ましくは1〜10モルである。
反応時間は、用いる化合物(34)、ニトロメタンおよび塩基の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、0℃〜200℃、好ましくは25℃〜100℃である。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類;ピリジン等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
脱水反応は、通常、脱水剤を用いて行われる。脱水剤としては、塩化チオニル、塩化ホスホリル等の塩素化剤;塩化メタンスルホニル、メタンスルホン酸無水物等のスルホニル化剤;塩化アセチル、無水酢酸、または無水トリフルオロ酢酸等のアシル化剤等が挙げられる。
脱水剤の使用量は、化合物(37)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
本反応は、所望により塩基の存在下で行ってもよい。このような塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸アルカリ金属;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素アルカリ金属;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属C1−6アルコキシド;トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基類;メチルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム等の有機リチウム類;リチウムジイソプロピルアミド等のリチウムアミド類等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(37)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは−10℃〜80℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
塩基としては、例えば、上記第2工程で例示したものが挙げられる。
化合物(35)の使用量は、化合物(38)1モルに対して、通常、1〜10モル、好ましくは1〜2モルである。
塩基の使用量は、化合物(38)1モルに対して、通常、0.05〜10モル、好ましくは0.1〜3モルである。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃、好ましくは−10℃〜80℃である。反応時間は、通常、0.5〜20時間、好ましくは1〜15時間である。
還元反応は、例えば、還元剤を用いて行われる。還元剤としては、例えば、水素化アルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、水素化トリブチルすず等の金属水素化物;水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム等の金属水素錯化合物;ボラン−テトラヒドロフラン錯体、ボラン−ジメチルスルフィド錯体等のボラン錯体;テキシルボラン、ジシアミルボラン等のアルキルボラン類;ジボラン;亜鉛、アルミニウム、すず、鉄等の金属類等が挙げられる。
還元剤の使用量は、還元剤の種類によって適宜決定される。例えば、金属水素化物または金属水素錯化合物の使用量は、化合物(36)1モルに対して、それぞれ、通常、0.25〜10モル、好ましくは0.5〜5モルであり、ボラン錯体、アルキルボラン類またはジボランの使用量は、化合物(36)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜5モルであり、金属類の使用量は、化合物(36)1モルに対して、通常、1〜20モル、好ましくは1〜5モルである。
還元反応は、反応に不活性な溶媒中で行うことが好ましい。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸等の有機酸類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応時間は、用いる還元剤の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃である。
本反応において原料として用いられる化合物(34)および(35)は、それぞれ、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
酸としては、例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸;酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸等が挙げられる。
塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基等が挙げられる。
本反応は、無溶媒下または反応に不活性な溶媒中で行われる。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン、ヘキサン等の飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
酸を使用する場合、化合物(41)および酸の使用量は、化合物(40)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、化合物(40)、化合物(41)および酸の種類や量によって異なるが、通常、0.5〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃である。
塩基を使用する場合、化合物(41)および塩基の使用量は、化合物(40)1モルに対して、それぞれ、通常、1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
反応時間は、化合物(40)、化合物(41)および塩基の種類や量によって異なるが、通常、1〜100時間、好ましくは1〜50時間である。反応温度は、通常、−20〜120℃、好ましくは0〜80℃である。
本反応において原料として用いられる化合物(41)は、それぞれ、自体公知の方法またはそれに準じた方法に従って製造することができる。
化合物(33)は、反応式2において化合物(3−3)から化合物(I)を製造する方法と同様、またはこれに準ずる方法により、化合物(41)から製造することができる。
この反応において原料として用いられる化合物(41)は、自体公知の方法にまたはそれに準じた方法に従って製造することができる。
化合物(I−I)は、化合物(I−C)を化合物(43)と反応させることにより製造することができる。化合物(43)として、好適には、メチルリチウム、n−ブチルリチウム、フェニルリチウムなどの有機リチウム類;臭化メチルマグネシウム、塩化メチルマグネシウム、塩化エチルマグネシウム、臭化フェニルマグネシウムなどのグリニャール試薬類が挙げられる。
本反応は反応に不活性な溶媒中で行うのが有利である。このような溶媒としては反応が進行する限り特に限定されないが、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル類;シクロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。これらの溶媒は2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応時間は用いる試薬や溶媒により異なるが、通常10分間〜100時間、好ましくは30分間から50時間である。反応温度は通常−70〜100℃、好ましくは0〜80℃である。
化合物(43)の使用量は、化合物(I−C)1モルに対し、約0.5〜約20モル、好ましくは約1〜約10モルである。
化合物(I)の製造に際し、原料化合物が塩を形成し得る場合には、該化合物を塩として用いてもよい。このような塩としては、例えば、化合物(I)の塩として例示したものが挙げられる。
化合物(I)の結晶(以下、化合物(I)の結晶と略記することがある)は、化合物(I)に自体公知の結晶化法を適用して、結晶化することによって製造することができる。
本明細書中、融点は、例えば、微量融点測定器(ヤナコ、MP−500D型またはBuchi、B−545型)またはDSC(示差走査熱量分析)装置(SEIKO、EXSTAR6000)等を用いて測定される融点を意味する。
一般に、融点は、測定機器、測定条件等によって変動する場合がある。本明細書中の結晶は、通常の誤差範囲内であれば、本明細書に記載の融点と異なる値を示す結晶であってもよい。
本発明の結晶は、物理化学的性質(例、融点、溶解度、安定性)および生物学的性質(例、体内動態(吸収性、分布、代謝、排泄)、薬効発現)に優れ、医薬として極めて有用である。
以下の参考例、実施例中の「室温」は通常約10℃ないし約35℃を示す。%は、収率はmol/mol%を、カラムクロマトグラフィーで用いられる溶媒は体積%を、その他は重量%を示す。プロトンNMRスペクトルで、OHやNHプロトン等ブロードで確認できないものについてはデータに記載していない。
その他の本文中で用いられている略号は下記の意味を示す。
s: シングレット(singlet)
d: ダブレット(doublet)
t: トリプレット(triplet)
q: クァルテット(quartet)
spt: セプテット(septet)
m: マルチプレット(multiplet)
br: ブロード(broad)
brs: ブロードシングレット(broad singlet)
J: カップリング定数(coupling constant)
Hz: ヘルツ(Hertz)
CDCl3: 重クロロホルム
DMSO-d6: d6-ジメチルスルホキシド
1H-NMR: プロトン核磁気共鳴
mp: 融点
TFA: トリフルオロ酢酸
MgSO4: 硫酸マグネシウム
CO2: 二酸化炭素
NMR測定機器:バリアン社 Varian Gemini 200(200MHz)、Varian Gemini 300(300MHz)、ブルカー・バイオスピン社 AVANCE 300。
測定機器:マイクロマス社 Quattro Microおよびアジレントテクノロジー社 HP1100、あるいはウォーターズ社 MUXシステム(マイクロマス社 ZQ)
カラム:資生堂Capcelpak C18 UG-120, 1.5 X 35 mm
溶媒:A液;5mM酢酸アンモニウム/2%アセトニトリル/水、B液;5mM酢酸アンモニウム/95%アセトニトリル/水
グラジエントサイクル:0.00分(A液100%), 2.00分(B液100%), 3.00分(B液100%),
3.01分(A液100%), 3.80分(A液100%)
流速:0.5 ml/min、検出法:UV 220nm
イオン化法:電子衝撃イオン化法 (Electron Spray Ionization: ESI)
機器:ギルソン社ハイスループット精製システム
カラム:資生堂Capcelpak C18 UG-120, S-5 μM, 20 x 50 mm
溶媒:A液;0.1%トリフルオロ酢酸含有水、B液;0.1%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル
グラジエントサイクル:0.00分(A液/B液=95/5), 1.10分(A液/B液=95/5), 5.00分(A液/B液=0/100), 6.40分(A液/B液=0/100), 6.50分(A液/B液=95/5)
流速:20 ml/min、検出法:UV 220nm
または、
機器:Waters 大量分取システム(UV Purification System)
カラム:Develosil ODS-UG-10
溶媒:A液;0.1%トリフルオロ酢酸含有水、B液;0.1%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル
グラジエントサイクル:0.00分(A液/B液=95/5), 1.00分(A液/B液=95/5), 2.00分(A液/B液=80/20), 5.00分(A液/B液=5/95), 5.10分(A液/B液=0/100), 7.00分(A液/B液=100/0)
流速:150 ml/min、検出法:UV 220nm
以下の参考例および実施例において、キラル分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)はYMC.Co.LTD製K-Prepを用い、また超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)による分取はMettler−Toledo社製 MultiGram IIを用いて行った。
2-(ベンジルオキシ)-4-フルオロ-1-ニトロベンゼン
1H NMR (CDCl3) δ 5.23 (2 H, s), 6.64-6.79 (1 H, m), 6.83 (1 H, dd, J = 10.2, 2.5 Hz), 7.28-7.57 (5 H, m), 7.97 (1 H, dd, J = 9.0, 6.0 Hz).
2-(ベンジルオキシ)-4-[4-(メチルチオ)フェノキシ]-1-ニトロベンゼン
2-(ベンジルオキシ)-4-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1-ニトロベンゼン
2-(ベンジルオキシ)-4-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]アニリン
2-({2-(ベンジルオキシ)-4-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}ヒドラゾノ)プロパン酸エチル
1H NMR (CDCl3) δ 1.38 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.06 (3H, s), 3.05 (3H, s), 4.32 (2H, q, J = 6.9 Hz), 5.11 (2H, s), 6.67-6.77 (2H, m), 7.00 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.33-7.42 (5H, m), 7.62 (1H, d, J= 8.7 Hz), 7.84 (2H, d, J = 8.7 Hz), 8.10 (1H,s).
7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-ヒドロキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボニトリル
7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-7-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-7-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸
5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-7-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメトキシ)-1H-インドール-2-カルボキサミド
5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-7-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメトキシ)-1H-インドール-2-カルボニトリル
7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
[2-({7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}カルボニル)ヒドラジノ](オキソ)酢酸エチル
7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボチオアミド
4-フルオロ-2-(1-メチルエトキシ)-1-ニトロベンゼン
1H NMR(CDCl3) δ1.42(6H, d, J = 6.0 Hz), 4.63(1H, spt, J = 6.1 Hz), 6.64-6.73(1H, m), 6.76(1H, dd, J = 10.6, 2.5 Hz), 7.88(1H, dd, J = 9.0, 6.0 Hz).
3-(1-メチルエトキシ)-4-ニトロフェノール
1H NMR(CDCl3) δ1.41(6H, d, J = 6.1 Hz), 4.61(1H, spt, J = 6.1 Hz), 5.54(1H, brs), 6.40(1H, dd, J = 8.9, 2.5 Hz), 6.51(1H, d, J = 2.7 Hz), 7.87(1H, d, J = 9.1 Hz).
2-[3-(1-メチルエトキシ)-4-ニトロフェノキシ]-5-(メチルスルホニル)ピリジン
2-(1-メチルエトキシ)-4-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}アニリン
2-{[2-(1-メチルエトキシ)-4-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}フェニル]ヒドラゾノ}プロパン酸エチル
7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
5-[3-(ベンジルオキシ)-4-ニトロフェノキシ]-2-(メチルスルホニル)ピリジン
2-(ベンジルオキシ)-4-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}アニリン
2-アミノ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェノール
2-[(2-ヒドロキシ-4-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
2-[(2-[(メチルスルホニル)オキシ]-4-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
7-[(メチルスルホニル)オキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-ヒドロキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-ヒドロキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
2-[3-(ベンジルオキシ)-4-ニトロフェノキシ]-5-(メチルスルホニル)ピリジン
1H NMR(CDCl3) δ3.11(3H, s), 5.22(2H, s), 6.84(1H, dd, J = 8.9, 2.5 Hz), 6.96(1H, d, J = 2.3 Hz), 7.14(1H, d, J = 8.0 Hz), 7.33-7.48(5H, m), 8.02(1H, d, J = 9.1 Hz), 8.24(1H, dd, J = 8.5, 2.5 Hz), 8.68(1H, d, J = 2.7 Hz).
2-(ベンジルオキシ)-4-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}アニリン
2-アミノ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}フェノール
2-[(2-ヒドロキシ-4-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
2-[(2-[(メチルスルホニル)オキシ]-4-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
7-[(メチルスルホニル)オキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-ヒドロキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-ヒドロキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
2-(メトキシメチル)-5-[3-(1-メチルエトキシ)-4-ニトロフェノキシ]ピリジン
4-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-2-(1-メチルエトキシ)アニリン
5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
p-トルエンスルホン酸 一水和物(8.9 g)及びトルエン(50 mL)の混合物を、水を共沸除去しながら2時間還流し、次いで90℃まで冷却した。上記の黄色油状物(9.45 g)のトルエン(50 mL)溶液を90℃で混合物に加えた。全体を90℃で1時間撹拌し、次いで室温まで冷却した。炭酸水素ナトリウム水溶液を混合物に加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4〜1:1、容積比)で精製して、黄色油状物(4.10 g)を得た。
p-トルエンスルホン酸 一水和物(3.80 g)及びトルエン(50 mL)の混合物を、水を共沸除去しながら2時間還流し、次いで90℃まで冷却した。上記の黄色油状物(4.0 g)のトルエン(15 mL)溶液を90℃で混合物に加えた。全体を24時間還流し、次いで室温まで冷却した。炭酸水素ナトリウム水溶液を混合物に加え、混合物を酢酸エチル-テトラヒドロフランで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4〜2:1、容積比)で精製して、題記化合物(1.32 g、15%)を橙色油状物として得た。MS 385(MH+)。
5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸
5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-カルボキサミド
2-(メトキシメチル)-5-(3-メトキシ-4-ニトロフェノキシ)ピリジン
2-メトキシ-4-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}アニリン
2-[(2-メトキシ-4-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
2-({2-ヒドロキシ-4-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}ヒドラゾノ)プロパン酸エチル
2-({2-[(メチルスルホニル)オキシ]-4-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}ヒドラゾノ)プロパン酸エチル
7-[(メチルスルホニル)オキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-ヒドロキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
1H NMR(DMSO-d6) δ3.17(3H, s), 6.40(1H, d, J = 1.8 Hz), 6.87(1H, d, J = 1.8 Hz), 7.04(1H, d, J = 2.4 Hz), 7.10(2H, dd, J = 1.8, 6.9 Hz), 7.86(2H, dd, J = 1.8, 6.9 Hz), 9.91(1H, s).
N-[2-(ベンジルスルファニル)-3,3-ジメトキシプロピル]-7-ヒドロキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
N-[2-(ベンジルスルファニル)-3,3-ジメトキシプロピル]-7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
2-(ベンジルオキシ)-3,4-ジフルオロ-1-ニトロベンゼン
5-[3-(ベンジルオキシ)-2-フルオロ-4-ニトロフェノキシ]-2-(メチルスルホニル)ピリジン
1H NMR(CDCl3) δ3.25(3H, s), 5.31(2H, s), 6.94(1H, dd, J = 5.1, 9.6 Hz), 7.32-7.48(6H, m), 7.72(1H, dd, J = 2.1, 9.6 Hz), 8.09(1H, d, J = 9.6 Hz), 8.46(1H, d, J = 2.7 Hz).
2-(ベンジルオキシ)-3-フルオロ-4-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}アニリン
6-アミノ-2-フルオロ-3-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェノール
2-[(3-フルオロ-2-ヒドロキシ-4-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
2-[(3-フルオロ-2-[(メチルスルホニル)オキシ]-4-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}フェニル)ヒドラゾノ]プロパン酸エチル
6-フルオロ-7-[(メチルスルホニル)オキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
メタンスルホン酸(3.6 mL)をイートン試薬(5.3 g)に90℃で加え、混合物を90℃で30分間撹拌し、引き続きトルエン(30 mL)を加えた。混合物を90℃で10分間撹拌後、上記の淡黄色固体のトルエン(50 mL)懸濁液を混合物に分割して加えた。混合物を90℃で2時間撹拌し、次いで室温まで冷却した。混合物を酢酸エチル及び炭酸水素ナトリウム水で分液した。有機層を食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、ろ過し、減圧下で濃縮した。残った褐色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン = 35:65〜50:50、容積比)で精製して、淡黄色固体を得た。これを酢酸エチル-ヘキサンで洗浄して、題記化合物(3.1 g、62%)を無色結晶として得た。MS 473(MH+)。
6-フルオロ-7-ヒドロキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
6-フルオロ-7-ヒドロキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸メチル
7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボン酸
7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-カルボチオアミド
7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸エチル
7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボン酸
7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボキサミド
7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-カルボチオアミド
(2-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
2-(2-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
(2-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸
2-(2-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
(2-{7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
2-(2-{7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
(2-{7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸
2-(2-{7-[(6-クロロピリジン-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
(2-{7-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
(2-{7-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸
2-(2-{7-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メトキシ]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
(2-{7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
2-(2-{7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
(2-{7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸
2-(2-{7-(2-{[ジ-tert-ブチル(フェニル)シリル]オキシ}-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
2-({2-[5-(2-ヒドロキシエチル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル]-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-7-イル}オキシ)プロパン-1-オール
2-(2-{7-(2-ヒドロキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
(2-{5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-7-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメトキシ)-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
2-(2-{5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-7-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメトキシ)-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
5-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-1,3,4-チアジアゾール-2-カルボン酸エチル
(5-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)メタノール
2-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-1,3-チアゾール-5-カルボン酸エチル
(2-{7-(ベンジルオキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-1,3-チアゾール-5-イル)メタノール
(2-{7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 1.38(6H, d, J = 6.0 Hz), 2.69-2.76(2H, m), 3.04(3H, s), 4.19(2H, q, J = 7.1 Hz), 4.24-4.49(3H, m), 4.63(1H, spt, J = 6.0 Hz), 6.44(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.84(1H, d, J = 2.3 Hz), 6.91(1H, d, J = 1.5 Hz), 7.01-7.11(2H, m), 7.81-7.90(2H, m), 9.22(1H, brs).
2-(2-{7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
1H NMR(CDCl3) δ1.37-1.41(7H, m), 1.82-2.10(2H, m), 3.04(3H, s), 3.74-3.86(2H, m), 4.13-4.34(2H, m), 4.36-4.49(1H, m), 4.59-4.67(1H, m), 6.44(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.85(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.91(1H, d, J = 1.5 Hz), 7.02-7.11(2H, m), 7.81-7.90(2H, m), 9.23(1H, brs).
2-メチル-1-(2-{7-(1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)プロパン-2-オール
1H NMR(CDCl3) δ 1.30(3H, s), 1.32(3H, s), 1.38(6H, d, J = 6.1 Hz), 1.93-2.11(2H, m), 3.04(3H, s), 4.03-4.14(1H, m), 4.14-4.28(1H, m), 4.47-4.71(2H, m), 6.44(1H, dd, J = 1.9 Hz), 6.84(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.91(1H, d, J = 1.9 Hz)7.06(2H, d, J = 9.1 Hz), 7.85(2H, d, J = 9.1 Hz), 9.23(1H, brs).
[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.73(2H, d, J = 6.1 Hz), 3.21(3H, s), 3.93(3H, s), 4.19(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.27-4.48(3H, m), 6.45(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.85(1H, d, J = 2.3 Hz), 6.96(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.34(1H, dd, J = 8.7, 3.0 Hz), 8.00(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.45(1H, d, J = 2.7 Hz), 9.27(1H, brs).
[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸
1H NMR(DMSO-d6) δ2.54-2.64(1H, m), 2.71-2.85(1H, m), 3.24(3H, s), 3.88(3H, s), 4.17-4.30(2H, m), 4.32-4.48(1H, m), 6.69(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.86(1H, d, J = 2.3 Hz), 7.02(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.48(1H, dd, J = 8.7, 3.0 Hz), 8.00(1H, d, J = 9.0 Hz), 8.54(1H, d, J = 2.6 Hz), 11.88(1H, s), 12.48(1H, brs).
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.69-2.76(2H, m), 3.21(3H, s), 3.45(3H, s), 3.46(3H, s), 3.61-3.74(4H, m), 4.19(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.25-4.53(4H, m), 6.68(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.85(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.06(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.33(1H, dd, J = 8.7, 2.7 Hz), 7.99(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.45(1H, d, J = 2.7 Hz), 10.53(1H, s).
[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸
1H NMR(CDCl3) δ2.80(2H, d, J = 7.2 Hz), 3.21(3H, s), 3.45(3H, s), 3.46(3H, s), 3.60-3.78(4H, m), 4.25-4.56(4H, m), 6.67(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.85(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.05(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.33(1H, dd, J = 8.7, 2.7 Hz), 7.99(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.45(1H, dd, J = 2.7 Hz), 10 54(1H, s).
2-[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
2-[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
2-[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]エタノール
[2-(7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ 1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.69-2.76(2H, m), 3.09(3H, s), 3.93(3H, s), 4.19(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.24-4.47(3H, m), 6.50(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.86(1H, d, J = 2.3 Hz), 6.99-7.06(2H, m), 8.15(1H, dd, J = 8.7, 2.6 Hz), 8.74(1H, d, J = 1.9 Hz), 9.24(1H, s).
1-[2-(7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-2-メチルプロパン-2-オール
2-[2-(7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]エタノール
1H NMR(CDCl3) δ1.40(1H, t, J = 4.9 Hz), 1.82-2.03(2H, m), 3.09(3H, s), 3.73-3.85(2H, m), 3.93(3H, s), 4.09-4.32(2H, m), 4.36-4.49(1H, m), 6.50(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.87(1H, d, J = 2.3 Hz), 6.98-7.05(2H, m), 8.15(1H, dd, J = 8.9, 2.5 Hz), 8.74(1H, d, J = 2.7 Hz), 9.24(1H, brs).
[2-(7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸
1H NMR(DMSO-d6) δ 2.55-2.88(2H, m), 3.27(3H, s), 3.87(3H, s), 4.14-4.32(2H, m), 4.40(1H, d, J = 7.9 Hz), 6.65(1H, dd, J = 1.9 Hz), 6.84(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.00(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.15(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.28(1H, dd, J = 8.7, 2.6 Hz), 8.64(1H, d, J = 2.6 Hz), 11.77(1H, s).
2-[2-(7-メトキシ-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.69-2.76(2H, m), 3.09(3H, s), 3.45(3H, s), 3.46(3H, s), 3.64-3.74(4H, m), 4.19(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.25-4.54(4H, m), 6.71(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.86(1H, d, J = 2.3 Hz), 7.01(1H, d, J = 8.7 Hz), 7.12(1H, d, J = 1.9 Hz), 8.14(1H, dd, J = 8.9, 2.5 Hz), 8.73(1H, d, J = 2.6 Hz), 10 47(1H, s).
1-[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-2-メチルプロパン-2-オール
1H NMR(CDCl3) δ1.30(3H, s), 1.32(3H, s), 1.94-2.10(2H, m), 3.09(3H, s), 3.45(6H, s), 3.64-3.74(4H, m), 4.02-4.27(2H, m), 4.43-4.61(2H, m), 6.70(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.86(1H, d, J = 2.3 Hz), 7.00(1H, d, J = 8.7 Hz), 7.11(1H, d, J = 1.9 Hz), 8.14(1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 8.73(1H, d, J = 2.3 Hz), 10.04(1H, brs).
[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸
1H NMR(CDCl3) δ2.78(2H, d, J = 7.2 Hz), 3.09(3H, s), 3.45(3H, s), 3.46(3H, s), 3.63-3.78(4H, m), 4.22-4.59(4H, m), 6.70(1H, d, J = 2.3 Hz), 6.86(1H, d, J = 2.3 Hz), 7.02(1H, d, J = 9.5 Hz), 7.11(1H, d, J = 1.9 Hz), 8.14(1H, dd, J = 8.9, 2.5 Hz), 8.73(1H, d, J = 1.9 Hz), 10.47(1H, s).
2-[2-(7-[2-メトキシ-1-(メトキシメチル)エトキシ]-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.72(2H, d, J = 6.4 Hz), 3.47(3H, s), 3.91(3H, s), 4.19(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.23-4.46(3H, m), 4.55(2H, s), 6.48(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.80(1H, d, J = 2.3 Hz), 6.85(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.22-7.29(1H, m), 7.31-7.37(1H, m), 8.36(1H, d, J = 2.3 Hz), 9.20(1H, brs).
[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸
1H NMR(CDCl3) δ2.78(2H, d, J = 7.2 Hz), 3.48(3H, s), 3.92(3H, s), 4.25-4.47(3H, m), 4.56(2H, m), 6.48(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.83(1H, d, J = 1.9 Hz), 6.85(1H, d, J = 1.9 Hz), 7.24-7.39(2H, m), 8.33(1H, d, J = 2.6 Hz), 9.51(1H, s).
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
N-エチル-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
1H NMR(DMSO-d6) δ1.13-1.23(6H, m), 2.59-2.75(1H, m), 2.81-2.93(1H, m), 3.17(3H, s), 3.30(3H, s), 3.45-3.53(1H, m), 3.55-3.65(1H, m), 4.04-4.16(2H, m), 4.20-4.47(3H, m), 4.58-4.74(1H, m), 6.69(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.84(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.96(1H, d, J = 1.89 Hz), 7.06-7.14(2H, m), 7.79-7.92(2H, m), 11.66(1H, s).
(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸
1H NMR(DMSO-d6) δ1.25(3H, d, J = 6.06 Hz), 2.52-2.63(1H, m), 2.66-2.83(1H, m), 3.17(3H, s), 3.31(3H, s), 3.44-3.54(1H, m), 3.57-3.66(1H, m), 4.14-4.34(2H, m), 4.34-4.50(1H, m), 4.62-4.74(1H, m), 6.68(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.83(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.96(1H, d, J = 1.89 Hz), 7.04-7.18(2H, m), 7.78-7.94(2H, m), 11.63(1H, s).
2-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
1H NMR(CDCl3) δ1.20-1.42(3H, m), 2.49-2.74(2H, m), 3.04(3H, s), 3.37-3.58(4H, m), 3.57-3.77(1H, m), 4.22-4.46(3H, m), 4.44-4.64(1H, m), 5.24-5.56(2H, m), 6.58(1H, s), 6.85(1H, s), 6.96-7.12(3H, m), 7.85(2H, d, J = 8.71 Hz), 9.96(1H, brs).
2-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
1H NMR(DMSO-d6) δ1.25(3H, d, J = 6.40 Hz), 1.60-1.78(1H, m), 1.79-1.94(1H, m), 3.17(3H, s), 3.30(3H, s), 3.43-3.54(3H, m), 3.55-3.66(1H, m), 4.07-4.27(2H, m), 4.35-4.47(1H, m), 4.60-4.74(2H, m), 6.68(1H, d, J = 2.07 Hz), 6.84(1H, d, J = 2.0 Hz), 6.97(1H, d, J = 1.88 Hz), 7.07-7.14(2H, m), 7.82-7.91(2H, m), 11.63(1H, s).
2-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
2-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
2-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
2-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)エタノール
1-(2-{7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)-2-メチルプロパン-2-オール
{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.19 Hz), 1.39(6H, d, J = 6.06 Hz), 2.73(2H, d, J = 6.44 Hz), 3.09(3H, s), 4.05-4.48(5H, m), 4.55-4.73(1H, m), 6.49(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.85(1H, d, J = 2.27 Hz), 6.97(1H, d, J = 1.51 Hz), 7.01(1H, d, J = 9.47 Hz), 8.14(1H, dd, J = 8.71, 2.65 Hz), 8.73(1H, d, J = 1.89 Hz), 9.25(1H, brs).
2-{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}エタノール
2-メチル-1-{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}プロパン-2-オール
2-メチル-1-{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}プロパン-2-オール
2-メチル-1-{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}プロパン-2-オール
{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸
1H NMR(DMSO-d6) δ 1.32(6H, d, J = 6.06 Hz), 2.53-2.66(1 H, m), 2.75-2.86(1H, m), 3.27(3H, s), 4.19-4.33(2H, m), 4.34-4.50(1H, m), 4.68(1H, dt, J = 11.83, 6.01 Hz), 6.65(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.83(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.97(1H, d, J = 1.89 Hz), 7.14(1H, d, J = 8.71 Hz), 8.27(1H, dd, J = 8.71, 2.65 Hz), 8.64(1H, d, J = 2.27 Hz), 11.63(1H, d, J = 1.51 Hz), 12.49(1H, brs).
2-{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}アセトアミド
N-メチル-2-{2-[7-(1-メチルエトキシ)-5-{[5-(メチルスルホニル)ピリジン-2-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}アセトアミド
{2-[5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.25-1.32(3H, m), 1.37(6H, d, J = 6.06 Hz), 2.72(2H, d, J = 6.44 Hz), 3.47(3H, s), 4.04-4.48(5H, m), 4.55(2H, s), 4.56-4.69(1H, m), 6.47(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.81(2H, dd, J = 7.00, 2.08 Hz), 7.16-7.28(1H, m), 7.29-7.37(1H, m), 8.36(1H, d, J = 2.65 Hz), 9.20(1H, brs).
{2-[5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸
1H NMR(CDCl3) δ1.39(6H, d, J = 5.68 Hz), 2.70-2.84(2H, m), 3.47(3H, s), 4.25-4.47(3H, m), 4.57(2H, s), 4.58-4.68(1H, m), 6.48(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.80-6.88(2H, m), 7.27-7.40(2H, m), 8.33(1H, d, J = 2.27 Hz), 9.70(1H, brs).
2-{2-[5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}-N-メチルアセトアミド
1H NMR(CDCl3) δ1.37(6H, d, J = 6.06 Hz), 2.39-2.68(2H, m), 2.84(3H, d, J = 4.92 Hz), 3.47(3H, s), 4.23-4.47(3H, m), 4.55(2H, s), 4.57-4.71(1H, m), 5.39-5.58(1H, m), 6.47(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.81(2H, dd, J = 6.63, 2.08 Hz), 7.22-7.29(1H, m), 7.29-7.37(1H, m), 8.35(1H, d, J = 2.65 Hz), 9.16(1H, brs).
N-シクロプロピル-2-{2-[5-{[6-(メトキシメチル)ピリジン-3-イル]オキシ}-7-(1-メチルエトキシ)-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}アセトアミド
N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
N-シクロプロピル-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
N-エチル-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
N-(2-メトキシエチル)-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N,N-ジメチルアセトアミド
N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-[2-(7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
7-メトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-2-{5-[2-(モルホリン-4-イル)-2-オキソエチル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル}-1H-インドール
{2-[7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸エチル
1H NMR(DMSO-d6) δ 1.20(3H, d, J = 7.20 Hz), 1.25(3H, d, J = 6.44 Hz), 2.59-2.73(1H, m), 2.80-2.97(1H, m), 3.24(3H, s), 3.32(3H, s), 3.43-3.68(2H, m), 4.10(2H, q, J = 6.94 Hz), 4.19-4.48(3H, m), 4.62-4.78(1H, m), 6.77(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.85(1H, d, J = 1.89 Hz), 7.02(1H, d, J = 1.51 Hz), 7.47(1H, dd, J = 8.90, 2.84 Hz), 8.00(1H, d, J = 8.71 Hz), 8.53(1H, d, J = 2.65 Hz), 11.71(1H, s).
2-{2-[7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}エタノール
{2-[7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸
1H NMR(DMSO-d6) δ 1.25(3H, d, J = 6.44 Hz), 2.53-2.88(2H, m), 3.24(3H, s), 3.30(3H, s), 3.45-3.68(2H, m), 4.17-4.50(3H, m), 4.62-4.78(1H, m), 6.77(1H, d, J = 1.89 Hz), 6.85(1H, d, J = 2.27 Hz), 7.02(1H, d, J = 1.89 Hz), 7.47(1H, dd, J = 8.71, 2.65 Hz), 8.00(1H, d, J = 8.71 Hz), 8.53(1H, d, J = 2.65 Hz), 11.72(1H, d, J = 1.51 Hz), 12.42(1H, brs).
2-{2-[7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}アセトアミド
2-{2-[7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}-N-メチルアセトアミド
2-[5-(ジメトキシメチル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル]-7-(2-メトキシ-1-メチルエトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール
{2-[6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.72(2H, d, J = 7.2 Hz), 3.20(3H, s), 3.59(3H, s), 3.76-3.82(2H, m), 4.18(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.24-4.48(5H, m), 6.83(1H, d, J = 2.1 Hz), 7.17(1H, d, J = 6.6 Hz), 7.31(1H, dd, J = 2.7, 8.7 Hz), 7.99(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.45(1H, d, J = 2.7 Hz), 10.69(1H, brs).
2-{2-[6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}エタノール
{2-[6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}酢酸
1H NMR(CDCl3) δ2.80(2H, d, J = 6.9 Hz), 3.21(3H, s), 3.57(3H, s), 3.78-3.84(2H, m), 4.30-4.50(5H, m), 6.85(1H, d, J = 1.8 Hz), 7.17(1H, d, J = 6.6 Hz), 7.31(1H, dd, J = 2.7, 8.7 Hz), 8.00(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.46(1H, d, J = 2.7 Hz), 10.77(1H, brs).
2-{2-[6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}-N-メチルアセトアミド
2-{2-[6-フルオロ-7-(2-メトキシエトキシ)-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}アセトアミド
[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ 1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 1.47(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.70-2.80(2H, m), 3.20(3H, s), 4.08-4.48(7H, m), 6.42(1H, d, J = 1.8 Hz), 6.84(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93(1H, d, J = 1.8 Hz), 7.32(1H, dd, J = 2.7, 8.7 Hz), 7.98(1H, d, J = 8.7 Hz), 8.44(1H, d, J = 2.7 Hz), 9.36(1H, brs).
2-[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]エタノール
[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]酢酸
2-[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
2-[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
2-[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]-N-メチルアセトアミド
2-[2-(7-エトキシ-5-{[6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル]オキシ}-1H-インドール-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル]アセトアミド
(2-{7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸エチル
1H NMR(CDCl3) δ1.28(3H, t, J = 7.2 Hz), 2.74-2.84(2H, m), 3.04(3H, s), 3.91(3H, s), 4.18(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.24-4.46(3H, m), 6.45(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.83(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93(1H, d, J = 2.1 Hz), 7.05(2H, d, J = 9.0 Hz), 7.84(2H, d, J = 9.0 Hz), 9.27(1H, brs).
(2-{7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)酢酸
2-(2-{7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)-N-メチルアセトアミド
2-(2-{7-メトキシ-5-[4-(メチルスルホニル)フェノキシ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド
ヒト肝臓型GKのアミノ末端にGST(Glutathione S-transferase)を付加したタンパク質(GST-hLGK1)を大腸菌で発現させるためのプラスミドDNAを以下のように作製した。
まず、ヒト肝臓cDNA(クロンテック社Marathon Ready cDNA)を鋳型として、2種類の合成DNA(5’-CAGCTCTCCATCCAAGCAGCCGTTGCT-3’(配列番号1)および5’- GGCGGCCTGGGTCCTGACAAG-3’(配列番号2))を用いてPCRを行い、得られたDNA断片をTOPO TA Cloning Kit(インビトロジェン社)を用いてクローニングした。得られるプラスミドDNAを鋳型として、開始コドンの直前にBamHI siteを付加した合成DNA (5’-GGATCCATGCCCAGACCAAGATCCCAACTCCCACAACCCAACTCCCAGGTAGAGCAGATCCTGGCAGAG-3’(配列番号3))および終止コドンの直後にEcoRI siteを付加した合成DNA (5’-GAATTCCTGGCCCAGCATACAGGC-3’(配列番号4))を用いてPCRを行った。得られたDNA断片を、BamHIとEcoRIで切断したpGEX6P-2(アマシャムバイオサイエンス社)にサブクローニングし、ヒト肝GK発現用プラスミド(pGEX6P-2/hLGK1)を得た。
参考例1Aで得たpGEX6P-2/hLGK1を用いて形質転換したBL21株(ストラタジーン社)を、100μg/mlアンピシリン含有LB培地50mlが入った200ml三角フラスコ中で、37℃で14時間振とう培養した。培養液25mlを100μg/mlアンピシリン含有LB培地225mlで希釈し、1L三角フラスコ中、37℃でさらに1時間振とう培養した。培養後の三角フラスコを氷上で冷却後、100mMのIsopropyl-Thio-β-D-Galactopyranoside(IPTG)125μLを添加し(終濃度50μM)、17℃で20時間培養した。培養液を遠心後、得られる菌体を超音波破砕し、上清からGlutathione Sepharose 4B(アマシャムバイオサイエンス社)を用いて目的とするタンパク質(GST-hLGK1)を精製した。
GK酵素反応は50mmol/L HEPES(pH7.4)、200mmol/L KCl、5mmol/L MgCl2、2mmol/L DTT、5mmol/L D-glucose、試験化合物を含む5% ジメチルスルホキシド、50μM 2'-(or-3')-O-(N-methylanthraniloyl)adenosine 5'-triphosphate (Mant-ATP)(ジェナバイオサイエンス社)および参考例2Aで得たGST-hLGK1 を6μg/mLの条件で実施した。酵素反応には384穴黒色プレート(ナルジェヌンク社)を用いて50μLで実施した。反応開始前に酵素と試験化合物を37℃で10分間静置後、25mmol/L D-glucose溶液10μLを添加することにより反応を開始した。
反応開始後の各ウェルを37℃で60分間静置後、反応停止液(200mM HEPES (pH7.4)、20mMMgCl2、200mM EDTA、 0.03% Triton-X 100、0.3% Coating 3 reagent (キャリパーライフサイエンス社)を含有)25μLを添加することにより反応を停止した。
反応停止後の各ウェルから、基質である2'-(or-3')-O-(N-methylanthraniloyl)adenosine 5'-triphosphate(Mant-ATP)および反応生成物であるMant-ADPをマイクロチップ型キャピラリー電気泳動装置250HTS (キャリパーライフサイエンス社)により分離した。蛍光検出(励起波長355nm、測定波長460nm)された基質ピーク高および反応生成物ピーク高の比から反応率[(反応生成物のピーク高)/(反応生成物のピーク高+基質のピーク高)×100(%)]を算出し、GK活性の指標とした。
対照群として、「試験化合物の50%ジメチルスルホキシド溶液」の代わりに「50%ジメチルスルホキシド溶液(試験化合物を含まない)」を用いる以外は前記と同様にして、反応率を算出した。
各濃度の試験化合物を添加したウェル(試験化合物添加群)の反応率から対照群の反応率を除した百分率を試験化合物のGK活性化値として試験化合物の濃度依存性曲線をとり、試験化合物添加群中の最大活性値と対照群活性値の中点にあたる試験化合物濃度をEC50値として表した。結果を表1に示す。
1)実施例1の化合物 30 mg
2)微粉末セルロース 10 mg
3)乳糖 19 mg
4)ステアリン酸マグネシウム 1 mg
計 60 mg
1)、2)、3)および4)を混合して、ゼラチンカプセルに充填する。
1)実施例1の化合物 30 g
2)乳糖 50 g
3)トウモロコシデンプン 15 g
4)カルボキシメチルセルロースカルシウム 44 g
5)ステアリン酸マグネシウム 1 g
1000錠 計 140 g
1)、2)、3)の全量および30gの4)を水で練合し、真空乾燥後、整粒を行う。この整粒末に14gの4)および1gの5)を混合し、打錠機により打錠する。このようにして、1錠あたり実施例1の化合物30mgを含有する錠剤1000錠を得る。
Claims (24)
- 式(I):
[式中、
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SO、SO2またはNR4(ここで、R4は、水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を;
R1は、置換されたメチル基、置換されていてもよいC2−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。
但し、N−メチル−4−[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ]−2−(1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−アミンを除く。]
で表される化合物またはその塩。 - 式(I):
[式中、
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
環Bは、置換されていてもよい5ないし7員の含窒素複素環を;
W1およびW2は、独立して、O、S、SO、SO2またはNR4(ここで、R4は、水素原子またはC1−6アルキル基を示す)を;
R1は、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基を;
R2は、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を;
R3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。
但し、N−メチル−4−[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ]−2−(1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−アミンを除く。]
で表される化合物またはその塩。 - 環Aが、ベンゼンである、請求項1記載の化合物。
- 環Bが、置換されていてもよい5員の含窒素複素環である、請求項1記載の化合物。
- W1およびW2が、共にOである、請求項1記載の化合物。
- R1が、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基である、請求項1記載の化合物。
- R2が、置換されていてもよいC1−6アルキル基である、請求項1記載の化合物。
- R3が、水素原子である、請求項1記載の化合物。
- 環Aが、ベンゼンであり、
環Bが、置換されていてもよい5員の含窒素複素環であり、
W1およびW2が、共にOであり、
R1が、置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい複素環基であり、
R2が、置換されていてもよいC1−6アルキル基であり、かつ
R3が、水素原子である、
請求項1記載の化合物。 - 2−[2−(7−メトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]−N−メチルアセタミドまたはその塩。
- 2−(2−{7−(2−メトキシ−1−メチルエトキシ)−5−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル)エタノールまたはその塩。
- 2−メチル−1−{2−[7−(1−メチルエトキシ)−5−{[5−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル}プロパン−2−オールまたはその塩。
- N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2−[2−(7−メトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]アセタミドまたはその塩。
- 2−[2−(7−エトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]−N−メチルアセタミドまたはその塩。
- N−[2−ヒドロキシプロピル]−2−[2−(7−メトキシ−5−{[6−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−5−イル]アセタミドまたはその塩。
- 請求項1記載の化合物のプロドラッグ。
- 請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを含有してなるグルコキナーゼ活性化剤。
- 請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを含有してなる医薬。
- 糖尿病または肥満の予防・治療剤である、請求項21記載の医薬。
- 請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における糖尿病または肥満症の予防または治療方法。
- 糖尿病または肥満症の予防または治療剤を製造するための、請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグの使用。
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