JP2011516140A - 歯根管の根尖位置を特定するための方法及び装置 - Google Patents
歯根管の根尖位置を特定するための方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011516140A JP2011516140A JP2011502444A JP2011502444A JP2011516140A JP 2011516140 A JP2011516140 A JP 2011516140A JP 2011502444 A JP2011502444 A JP 2011502444A JP 2011502444 A JP2011502444 A JP 2011502444A JP 2011516140 A JP2011516140 A JP 2011516140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- apex
- root canal
- level
- frequencies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/06—Devices, other than using radiation, for detecting or locating foreign bodies ; determining position of probes within or on the body of the patient
- A61B5/061—Determining position of a probe within the body employing means separate from the probe, e.g. sensing internal probe position employing impedance electrodes on the surface of the body
- A61B5/063—Determining position of a probe within the body employing means separate from the probe, e.g. sensing internal probe position employing impedance electrodes on the surface of the body using impedance measurements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C19/00—Dental auxiliary appliances
- A61C19/04—Measuring instruments specially adapted for dentistry
- A61C19/041—Measuring instruments specially adapted for dentistry for measuring the length of the root canal of a tooth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/05—Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves
- A61B5/053—Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
- A61B5/0534—Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body for testing vitality of teeth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/45—For evaluating or diagnosing the musculoskeletal system or teeth
- A61B5/4538—Evaluating a particular part of the muscoloskeletal system or a particular medical condition
- A61B5/4542—Evaluating the mouth, e.g. the jaw
- A61B5/4547—Evaluating teeth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C19/00—Dental auxiliary appliances
- A61C19/04—Measuring instruments specially adapted for dentistry
- A61C19/042—Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining the position of a root apex
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Surgery (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Rheumatology (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
Description
− 最初、プロ−ブの導入中、歯の冠状部分(「歯冠」)の開始点では、低い方の周波数(低周波数f)でプロットされた第1の信号振幅レベルの方が、高い方の周波数(高周波数F)でプロットされた他方の振幅レベルよりも明らかに高く、その後、
− プロ−ブが歯の根管に導入されると、2つの定められた周波数(対向する低周波数f及び高周波数F)でプロットされた信号の2つの振幅レベルが、根管の端部に近づくにつれて増加し、
− 根尖狭窄部の通路に対応する移行帯では、根管の端部において、高い方の周波数(高周波数F)でプロットされた第2の振幅レベルが、低い方の周波数(低周波数f)でプロットされた第1の振幅レベルに、これと完全に一致する点まで近づき、相接して実質的に等しくなり、及び場合によっては(これを継続した場合)、
− 根尖狭窄部領域を通過した後、高い方の周波数(高周波数F)でプロットされた第2の信号振幅レベルの方が、低い方の周波数(低周波数f)でプロットされた第1の振幅レベルよりも大きくなり、或いは明らかに超えることさえもある。
− 回路の励起及び回路内の交流電気信号の大きさのレベルの測定を低い周波数及び高い周波数でそれぞれ行うステップと、
− 前記低い周波数及び高い周波数で測定された2つのそれぞれの電気の大きさのレベルが相接して実質的に等しくなる一致点を検出するステップとを含み、前記低い周波数及び高い周波数は、このような一致点が存在するように十分に離れており、前記一致点は尖部の位置に対応する。
− 交流信号の振幅レベルが基準レベルで安定しており、又はプロ−ブの挿入Pの深さとともにごくわずかに増加する第1の部分I:この第1の部分Iは、歯管の開始点におけるプロ−ブ挿入の初期段階に対応し、プロ−ブの端部が根管の長さの主要部分を越える段階、すなわちプロ−ブが歯冠(冠状部分)内に導入されてから根尖域IIまでの全段階に及ぶ。
− 信号の振幅レベル(RMS)がプロ−ブの挿入の深さに従って急速に増加する第2の部分II:図6Aの垂直軸線APX又はこれに続く図6B及び図10A〜図14Cの深さPの直立マ−カXで示すように、この第2の部分IIは、プロ−ブの端部が尖部APXの位置の周りの根尖域を横切る段階に対応する。
− 該当する場合、交流信号の振幅レベルが、プロ−ブの挿入の深さPとともにやや緩やかに増加し、及び/又はもはや増加せずに、振幅レベルが回復し、場合によっては端子最大レベルで安定するようになる第3の部分III:この後者の部分IIIは、プロ−ブの端部が根尖域を通過して尖部APXの位置Xを超える深さに埋め込まれる段階に対応し、信号レベルは端子最大レベルに対してほとんど変動せず、又はもはや変化しない。
− 歯の冠状部分(歯冠)においてプロ−ブの導入が開始され、その後根管に関与し、根管の長さの主要部分を通過することに対応する第1の領域Iでは、2つの周波数f=100Hz及びF=500kHzでプロットした振幅レベルI1及びI2が、深さに従ってほとんど変化しない(この場合、深さPは0と1〜3センチメートルとの間で変化し、尖部Xに対する距離Dは10〜20ミリメートルと0mmとの間で相補的に変化する)。この第1の領域Iでは、第1の低い周波数(f=100Hz)でプロットされた第1の振幅レベルI1の方が、第2の高い周波数(F=500kHz)でプロットされた交流信号の強度I又は電圧Uの第2の振幅レベルI2よりも明らかに高い。
− プロ−ブの端部が10〜20mmの間の挿入深さPに到達し、根管CRの終端部分及び(値P=100%すなわちD=0に位置する)尖部APXに近づいたことに対応する第2の領域IIでは、プロ−ブSの挿入深さPが増加し、尖部APX、Xに対する距離Dが減少するとともに、これらの2つの周波数、すなわち低周波数f及び高周波数F(この場合、f=100Hz及びF=500kHz)でプロットした交流信号の2つの絶対振幅レベルIf及びIF(RMS I=V/Rm)が急速に増加する。
− より正確には、根管CRの端部に対応するこの第2の領域IIでは、第1の低周波数(f=100Hz)で求めた第1の振幅レベルIfが、第2の高周波数(F=500kHz)で求めた第2のレベルIFが第1の低周波数(f=100Hz)で求めた第1のレベルIfに近づき、追いつき、これに相接するような程度、及びこれと実質的に同等に並びこれと交差する点Cまでは、プロ−ブ電極の挿入深さPに依存するものの第2の高周波数(F=500kHz)でプロットした第2の振幅レベルIFの増加率(I4−I2/ΔP)よりも低い正の増加率(I3−I1/ΔP)を有する。
− この一致点又は交点Cの後、第3の領域IIIでは、第2の高周波数(F=500kHz)で求めた交流信号の振幅RMSの第2のレベルIFが、第1の低周波数(f=100Hz)でプロットした第1の信号振幅レベルIfの増加率(ΔIf/ΔP)よりも大きな、又はこれと少なくとも実質的に等しい増加率(ΔIF/ΔP)で増加し続ける。
− 回路の励起及び回路内の交流電気信号の大きさのレベルの測定を、(低い周波数f(低周波数)で求めた第1のレベルIf(If=I1)の方が、高い周波数F(高周波数)で求めた第2のレベルIF=I2よりも最初に高くなるように選択された)低い周波数f及び高い周波数Fにおいてそれぞれ行うステップと、
− 前記低い周波数f及び高い周波数Fで測定された電気の大きさ(振幅RMS I)の2つのそれぞれのレベルIf及びIFが相接して実質的に等しくなる一致点Cを検出するステップとを含み、前記低い周波数及び高い周波数は、このような一致点Cが存在するように十分に離れており、前記点C/Mは尖部の位置Xに対応する。
− 一般的な生理食塩水:(0.9%NaCl)の存在下では、尖部位置Xは、低い周波数f(f=100Hz)で求めた交流信号の第1の振幅レベルと、200kHz〜2メガヘルツの帯域又は従来の6番帯域(すなわち300kHzと3MHzとの間)、より詳細には500kHz〜1MHzの周波数F付近又は隣接する周波数オクターブ(すなわち250〜500kHz、500〜kHz〜1MHz及び/又は1MHz〜2MHz)内の高い周波数Fで測定した信号の第2の振幅レベルとの交点M又は一致点Cに対応する。
− 次亜塩素酸ソ−ダをベースにした水性消毒剤溶液(デーキン溶質;2.5%又は5%NaClO)の存在下では、尖部の位置Xは、低い周波数f(f〜100Hz)で求めた第1の信号振幅レベルと、従来の帯域6番又はそれ以上(300kHz〜3MHz及びそれ以上)、詳細には500kHz〜5MHzの範囲の周波数帯域F及びより正確には1メガヘルツ〜2メガヘルツの間の周波数のオクターブ又は場合によっては一方の及び/又は他方の隣接する周波数オクターブ(すなわち0.5MHz〜1MHz及び/又は2MHz〜4MHz)内の高い周波数Fで得られる第2の信号振幅レベルとの交点M又は一致点Cに対応する。
− 0.9%NaClの存在下では、高い周波数Fは、200kHz〜5MHzの周波数レンジ内、詳細には従来の6番帯域(300kHz〜3MHzの周波数)、より正確には0.5MHz〜1MHz付近の周波数オクターブ又は一方及び/又は他方の隣接する周波数オクターブ(0.25MHz〜0.5MHz及び/又は1MHz〜2MHz)内から選択されることが好ましい。
− 次亜塩素酸ソ−ダに基づく消毒溶液の存在下では、尖部の深さは、100Hz付近の低い周波数fで求めた第1のレベルと、500kHz〜5メガヘルツの間の周波数帯域又は従来の6番帯域、より正確には1MHz〜2MHzの間の周波数オクターブ付近及び/又は一方及び/又は他方の隣接する周波数オクターブ(0.5MHz〜1MHz及び/又は2MHz〜4MHz)内から選択した高い周波数Fで測定された第2のレベルとの間の一致点又は交点に対応する。
− 低い周波数fで求められる交流信号の強度の第1の絶対振幅レベルIfの方が、高い周波数Fで求められる第2のレベルIFよりも高い間は、プロ−ブの端部は尖部Xの位置に到達も通過もしておらず、検出試験の結果は陰性である(尖部検出信号無し)。
− 低い周波数fで求められる第1の絶対振幅レベルIfの方が、高い周波数Fで求められる第2のレベルIFよりも高くなくなり、又はもはやそれ以上高くなくなる(すなわち、第2のレベルIF−>I4の方が第1のレベルIf−>I3よりも高いか実質的に等しい)や否や検出試験は陽性となり、装置の検出手段が信号の発信をトリガして開業医に警告することができる。
Claims (15)
- 歯の根管(CR)に挿入することができる歯内プロ−ブ(S)を形成する第1の導電性電極(E1)と、口腔粘膜と導電的に接触する形状にされた第2の電極(E0)と、数多くの周波数の交流電気信号を生成することができる周波数発生手段(GF)と、前記周波数発生器、前記根管に挿入される前記第1のプロ−ブ電極、及び前記口腔粘膜と接触する前記第2の電極を含む回路内の交流電気信号の大きさを測定するための手段(AM)とを含む装置を使用して歯の前記根管(α、β、γ、Δ)内の尖部の深さ位置の測定値(M)を求めるための尖部位置特定方法であって、
− 前記回路の励起、及び前記回路内の前記交流電気信号の大きさ(I)のレベルの測定をそれぞれ低い周波数(f)及び高い周波数(F)で行うステップと、
− 前記低い周波数及び高い周波数(f、F)で測定した前記電気の大きさ(I)の2つのそれぞれのレベル(If、IF)が相接して実質的に等しくなる一致点(C)を検出するステップと、
を含み、前記低い周波数及び高い周波数(f、F)が、このような一致点(C)が存在するのに十分離れており、前記一致点(C、M)が、前記尖部の前記位置(X)に対応する、
ことを特徴とする方法。 - 前記回路に印加される前記電気信号の振幅レベル及び/又は前記電極(E0〜E1)を通過する電流の強度(I)を測定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の尖部位置特定方法。 - 前記電極(E0−E1−S)と直列に存在する抵抗器(Rm)の端子における前記電気信号の絶対電圧振幅値(U=Rm.I)を測定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数(f)及び前記高い周波数(F)が、前記根管(CR)の開始部分において前記歯内プロ−ブ電極(E1−S)の端部の挿入が開始されることに対応する初期段階(I)では、前記低い周波数(f)で測定された前記第1のレベル(If=I1)の方が、前記高い周波数(F)で測定された前記第2のレベル(IF=I2)よりも高くなるように選択される、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数及び高い周波数(f、F)が、異なる及び/又は遠く離れた、すなわち隣接していない対向する周波数帯域(BF、HF)の中から選択される、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数及び高い周波数(f、F)が、1又はそれ以上の桁分離し、及び/又は好ましくは前記高い周波数(F)が前記低い周波数(f)より少なくとも2、3又は4桁大きい、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数(f)が低周波数帯域(BF)の中から選択され、前記高い周波数(F)が高周波数帯域(HF)の中から選択される、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数(f)及び前記高い周波数(F)が、3キロヘルツ〜30キロヘルツ(3〜30kHz)の周波数をカバーする少なくとも従来の4番帯域(VLF又はhm.W.B.又は4番)を含む周波数レンジの両側の2つの対向する周波数レンジ(BF、HF)内にそれぞれ位置する、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数(f)が950ヘルツよりも低く、好ましくは500ヘルツよりも低い、
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記高い周波数(F)が9500ヘルツよりも高く、好ましくは95kHzよりも高い、
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記低い周波数(f)が、従来の2番又はそれよりも低い周波数帯域内、すなわち300ヘルツ〜30ヘルツの間又はそれ未満に位置する、
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の尖部位置特定方法。 - 前記高い周波数(F)が、従来の6番又はそれよりも高い周波数帯域内、すなわち300kHz〜3MHzの間又はそれ以上に位置する、
ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の位置決め方法。 - 前記低い周波数(f)が、約10ヘルツ〜数百ヘルツ、好ましくは100ヘルツの値付近の周波数帯域内にあり、一方で前記高い周波数(F)が、約1/2又は1メガヘルツ〜5又は10メガヘルツの周波数帯域の中から選択され、前記高い周波数(F)の選択を、前記根管(CR)内に広がる前記電解状態、具体的には生理液又は塩化ナトリウム(NaCl)からなる一般的生理食塩水の存在、又はデ−キン液又は次亜塩素酸ソ−ダ(NaClO)をベースにした消毒溶液の存在などの導電性イオン水溶液の存在に応じて、{0.5MHz〜1MHz〜2MHz〜5MHz}付近のいくつかの較正値の群から選択される値に調整できることが好ましい、
ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の位置決め方法。 - 歯根管(CR)又は該歯根管の1つに挿入することができる第1の導電性歯内プロ−ブ電極(E1−S)に接続するための端子と、口腔粘膜と導電的に接触する形状にされた第2の電極(E0)と、少なくとも2つの周波数の交流電気信号を生成することができる1又はそれ以上の周波数発生手段(GF)と、該周波数発生手段(GF)、前記歯根管(CR)に挿入された前記第1の電極(E1−S)、及び前記口腔粘膜と接触する前記第2の電極(E0)を含む回路内の前記交流信号の電気の大きさを測定するための手段(AM)とを含む、前記歯根(RT)管(CR)の根尖狭窄部(CA)の深さ位置を特定するための尖部位置特定装置であって、前記回路を第1の低い周波数(f)及び第2の高い周波数(F)で励起し、前記回路内の標準化した大きさ(振幅RMS)の前記交流電気信号(I)の第1のレベル(If)及び第2のレベル(IF)をそれぞれ測定するための周波数選択制御手段と、前記第1の低い周波数(f)で測定した前記第1のレベル(If)が前記第2の高い周波数(F)で測定した前記交流信号の前記第2の電気の大きさレベル(IF)以下になるのがいつであるかを検出し、及び/又はこれを信号送信するための手段とを有する、
ことを特徴とする装置。 - 前記低い周波数(f)及び前記高い周波数(F)が、前記電極プロ−ブ(E1−S)の先端が前記根管(CR)の開始部分において挿入され始めることに対応する初期段階(I)では、前記低い周波数(f)で測定された前記第1のレベル(If=I1)の方が、前記高い周波数(F)で測定された前記第2のレベル(IF=I2)よりも高くなるように選択される、
ことを特徴とする請求項14に記載の尖部位置特定装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/IB2008/000820 WO2009125237A1 (fr) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | Procede et dispositif pour determiner la position apicale dans un canal de racine dentaire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011516140A true JP2011516140A (ja) | 2011-05-26 |
JP5450590B2 JP5450590B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=40039799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011502444A Expired - Fee Related JP5450590B2 (ja) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | 尖部位置特定装置の作動方法及び尖部位置特定装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US8540511B2 (ja) |
EP (1) | EP2276418B1 (ja) |
JP (1) | JP5450590B2 (ja) |
KR (1) | KR101483201B1 (ja) |
IL (1) | IL207933A0 (ja) |
RU (1) | RU2488366C2 (ja) |
WO (1) | WO2009125237A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6035390B1 (ja) * | 2015-08-11 | 2016-11-30 | 藤栄電気株式会社 | 根管から歯根膜腔に伸びた側枝の位置とその開口方向を検出する方法、装置及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5619441B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-11-05 | 株式会社モリタ製作所 | 治療器 |
RU2519413C1 (ru) * | 2013-04-23 | 2014-06-10 | федеральное государственное бюджетное учреждение "Центральный научно-исследовательский институт стоматологии и челюстно-лицевой хирургии" Министерства здравоохранения Российской Федерации | Способ определения устья дополнительного корневого канала зуба |
DE102013225739B4 (de) | 2013-12-12 | 2022-11-03 | Sirona Dental Systems Gmbh | Verfahren zur Bestimmung einer Position des Apex eines Wurzelkanals eines Zahns |
CA2932133C (en) * | 2013-12-24 | 2018-07-24 | Braun Gmbh | Position detection of an oral care implement |
KR101581124B1 (ko) | 2014-06-17 | 2015-12-31 | 비엔엘바이오테크 주식회사 | 무선형 근관장 측정 시스템 및 방법 |
EP2976965A1 (en) * | 2014-07-22 | 2016-01-27 | Braun GmbH | Fastenable device for oral cavity position detection |
DE102017126496A1 (de) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | Philipps-Universität Marburg | Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung der Impedanz an einem Zahn |
JP7132567B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2022-09-07 | 藤栄電気株式会社 | 側枝開口方向検出装置 |
IT201800009889A1 (it) * | 2018-10-30 | 2020-04-30 | Redcap Tech Srl | Sistema di protezione attiva e metodo di azionamento correlato in un attrezzo da taglio portatile |
KR102487760B1 (ko) * | 2020-09-22 | 2023-01-11 | 송종호 | 치아의 근관 치료 장치 및 그 방법 |
WO2023192407A1 (en) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | Nuzum Frederick Micah | Endodontic file system with automatic distance measurement circuit |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174144A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-07 | 田中 正一 | 歯科用根尖孔位置検出装置 |
US5080586A (en) * | 1990-09-24 | 1992-01-14 | Osada Research Institute, Ltd. | Apical foramen position detector for use in dental treatment |
US5096419A (en) * | 1991-08-14 | 1992-03-17 | Kabushiki Kaisha Morita Seisakusho | Apparatus and method for detecting an apical position |
JPH04336063A (ja) * | 1991-05-13 | 1992-11-24 | Shirota Denki Rozai Kk | 歯科用根尖位置検出装置 |
JP2000060878A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-02-29 | Toei Denki Kk | 根尖位置検出装置 |
WO2001047414A1 (en) * | 1999-12-27 | 2001-07-05 | Forum Engineering Technologies (96) Ltd. | Device for detection of a tooth root apex |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142848A (ja) | 1983-12-29 | 1985-07-29 | 小貫 伸 | 歯科用診断装置 |
JPS622817A (ja) | 1985-06-27 | 1987-01-08 | 新神戸電機株式会社 | 過充電防止回路 |
JPH0654500B2 (ja) | 1985-07-25 | 1994-07-20 | 株式会社日立メデイコ | デ−タ圧縮方法 |
RU2189195C1 (ru) * | 2001-08-30 | 2002-09-20 | Боровский Евгений Власович | Способ эндодонтического лечения корневых каналов зубов и устройство для контроля за его осуществлением |
RU2286746C2 (ru) * | 2004-12-06 | 2006-11-10 | Закрытое акционерное общество "Геософт Дент" | Способ определения расстояния между концом апикального электрода и апикальным сужением канала корня зуба |
-
2008
- 2008-04-07 US US12/934,181 patent/US8540511B2/en active Active
- 2008-04-07 RU RU2010145234/14A patent/RU2488366C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2008-04-07 EP EP08737386.6A patent/EP2276418B1/fr not_active Not-in-force
- 2008-04-07 JP JP2011502444A patent/JP5450590B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-04-07 WO PCT/IB2008/000820 patent/WO2009125237A1/fr active Application Filing
- 2008-04-07 KR KR1020107022144A patent/KR101483201B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2010
- 2010-09-01 IL IL207933A patent/IL207933A0/en not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-07-19 US US13/946,117 patent/US8734151B2/en active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174144A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-07 | 田中 正一 | 歯科用根尖孔位置検出装置 |
US5080586A (en) * | 1990-09-24 | 1992-01-14 | Osada Research Institute, Ltd. | Apical foramen position detector for use in dental treatment |
JPH04336063A (ja) * | 1991-05-13 | 1992-11-24 | Shirota Denki Rozai Kk | 歯科用根尖位置検出装置 |
US5096419A (en) * | 1991-08-14 | 1992-03-17 | Kabushiki Kaisha Morita Seisakusho | Apparatus and method for detecting an apical position |
JP2000060878A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-02-29 | Toei Denki Kk | 根尖位置検出装置 |
US6059569A (en) * | 1998-08-24 | 2000-05-09 | Toei Electric Co., Ltd. | Apical position detection apparatus |
WO2001047414A1 (en) * | 1999-12-27 | 2001-07-05 | Forum Engineering Technologies (96) Ltd. | Device for detection of a tooth root apex |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6035390B1 (ja) * | 2015-08-11 | 2016-11-30 | 藤栄電気株式会社 | 根管から歯根膜腔に伸びた側枝の位置とその開口方向を検出する方法、装置及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8540511B2 (en) | 2013-09-24 |
US20110039227A1 (en) | 2011-02-17 |
KR20110021720A (ko) | 2011-03-04 |
WO2009125237A1 (fr) | 2009-10-15 |
KR101483201B1 (ko) | 2015-01-15 |
EP2276418B1 (fr) | 2016-06-01 |
US20130337401A1 (en) | 2013-12-19 |
EP2276418A1 (fr) | 2011-01-26 |
US8734151B2 (en) | 2014-05-27 |
IL207933A0 (en) | 2010-12-30 |
JP5450590B2 (ja) | 2014-03-26 |
RU2488366C2 (ru) | 2013-07-27 |
RU2010145234A (ru) | 2012-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5450590B2 (ja) | 尖部位置特定装置の作動方法及び尖部位置特定装置 | |
Ushiyama | New principle and method for measuring the root canal length | |
JP5917403B2 (ja) | 窩洞のない初期の歯の齲蝕病変を検出するためのデバイス | |
JP2008110141A (ja) | 歯科用診断器、これを用いた根管治療装置、根管治療装置用の表示装置及び歯科用診療台 | |
Joshi et al. | Effect of various irrigating solutions on working length determination by electronic apex locator: In vitro study | |
US20090221931A1 (en) | Apical position locator | |
US11191625B2 (en) | Method of detecting the position of a lateral canal extending from a root canal to a periodontal space, and detecting an opening direction of the lateral canal, apparatus for the same, and a computer readable storage medium storing program to have a computer execute the method | |
JP5058713B2 (ja) | 根管から歯根膜腔に伸びた側枝を検出する側枝検出装置 | |
Soi et al. | Electronic apex locators | |
KR20120068430A (ko) | 생체로부터 추출된 혈액의 이온 및 점도상태 측정장치 | |
US20210393384A1 (en) | Device for locating an apex for measuring the concentration of an irrigation solution in the apical zone of a dental root canal | |
US20240053289A1 (en) | Method for indicating the concentration level of an irrigation solution in the apical zone of a dental root canal | |
CN106166061B (zh) | 一种血液状态检测装置及获取温度变化值的方法 | |
Sannino et al. | Impedance spectroscopy for monitoring sound teeth and carious lesions | |
RU2654399C2 (ru) | Устройство для электродиагностики твердых тканей зуба | |
Bin Rubaia’an et al. | Apexoconnection: A Novel Technique to Determine Working Length | |
JP2009011470A (ja) | 歯科用診断器及び、これを用いた歯内治療装置,歯科用診療台 | |
JP7411248B2 (ja) | 根管拡大用切削具、根管長測定器及び根管拡大装置 | |
Brown | CanalPro EAL Accuracy compared to the Root ZX EAL | |
US20210169363A1 (en) | Device and method for determining the impedance on a tooth | |
Kapil Golvankar et al. | Comparison of accuracy in determining the root canal working length by using two generations of apex locators-an in vitro study. | |
Nayif | evaluation of accuracy of two electronic apex locators of different frequencies in dry and wet condition.(in vitro study) | |
EP2367501B1 (en) | Instrument for detecting the apex position |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5450590 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |