JP2011515073A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. ｉ）配列番号３１と少なくとも９３％同一であるアミノ酸配列を含む可変領域を含む免疫グロブリン軽鎖、ならびに／または
   ｉｉ）配列番号３６と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む可変領域を含む免疫グロブリン重鎖
   を含み、ヒトＣ５ａＲに結合する、実質的に精製された、かつ／または組換えのヒト化抗体。
2. ｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号４１と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む定常領域を含み、かつ
   ｉｉ）免疫グロブリン重鎖が、配列番号４５と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む定常領域を含む、
   請求項１に記載のヒト化抗体。
3. ｉ）配列番号３１、配列番号３２、配列番号３３および配列番号４８の１つまたは複数と少なくとも９３％同一であるアミノ酸配列を含む可変領域を含む免疫グロブリン軽鎖、ならびに／または
   ｉｉ）配列番号３４、配列番号３５、配列番号３６および配列番号３９の１つまたは複数と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む可変領域を含む免疫グロブリン重鎖
   を含み、ヒトＣ５ａＲに結合する、実質的に精製された、かつ／または組換えのヒト化抗体。
4. ｉ）免疫グロブリン重鎖が、配列番号３４、配列番号３５および配列番号３６からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｉｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３１、配列番号３２および配列番号３３からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｉｉｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３１として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３６として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｉｖ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３１として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３４として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｖ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３２として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３４として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｖｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３３として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３４として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｖｉｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３１として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３５として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｖｉｉｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３２として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３５として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｉｘ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３３として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３５として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、
   ｘ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３２として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３６として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含むか、あるいは
   ｘｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号３３として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含み、かつ免疫グロブリン重鎖が、配列番号３６として示されるアミノ酸配列を含む可変領域を含む、
   請求項３に記載のヒト化抗体。
5. ｉ）免疫グロブリン軽鎖が、配列番号４０および配列番号４１の１つまたは複数と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む定常領域を含み、かつ/または
   ｉｉ）免疫グロブリン重鎖が、配列番号４２、配列番号４３、配列番号４４および配列番号４５の１つまたは複数と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む定常領域を含む、
   請求項１、３および４のいずれか一項に記載のヒト化抗体。
6. ｉ）ヒト好中球の遊走を低減させることが可能である、
   ｉｉ）Ｃ５ａによって誘発されるヒト好中球中へのカルシウム流入を遮断することが可能である、かつ/または
   ｉｉｉ）ヒト好中球を検出可能に活性化しない、
   請求項１から５のいずれか一項に記載のヒト化抗体。
7. ２本の重鎖および２本の軽鎖からなる４ポリペプチド鎖構造、単鎖抗体、ダイアボディ、トリアボディもしくはテトラボディであるか、または
   ヒトＣ５ａＲに結合する抗体フラグメントである、
   請求項１から６のいずれか一項に記載のヒト化抗体。
8. 実質的に精製された、かつ／または組換えの、
   ｉ）配列番号３１、配列番号３２、配列番号３３および配列番号４８の１つもしくは複数と少なくとも９３％同一であるアミノ酸配列を含む可変領域を含む免疫グロブリン軽鎖、
   ｉｉ）配列番号３４、配列番号３５、配列番号３６および配列番号３９の１つもしくは複数と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を含む可変領域を含む免疫グロブリン重鎖、または、
   ｉｉｉ）前記ｉ）の免疫グロブリン軽鎖および／または前記ｉｉ）の免疫グロブリン重鎖を含み、ヒトＣ５ａＲに結合する抗体。
9. 請求項１から８のいずれか一項に記載の抗体もしくはその鎖、および/または請求項８に記載の免疫グロブリン軽鎖もしくは免疫グロブリン重鎖。
10. 請求項９に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
11. 請求項９に記載のポリヌクレオチドおよび／または請求項１０に記載のベクターを含む宿主細胞。
12. 請求項１から８のいずれか一項に記載の抗体、請求項８に記載の免疫グロブリン軽鎖もしくは免疫グロブリン重鎖、請求項９に記載のポリヌクレオチド、請求項１０に記載のベクターおよび／または請求項１１に記載の宿主細胞ならびに担体を含む組成物。
13. 対象の障害の治療または予防における、請求項１から８のいずれか一項に記載の抗体、請求項９に記載のポリヌクレオチド、請求項１０に記載のベクター、請求項１１に記載の宿主細胞および／または請求項１２に記載の組成物、の使用。
14. 障害が免疫病理学的障害または炎症性疾患である、請求項１３に記載の使用。
15. 医薬の製造における、請求項１から８のいずれか一項に記載の抗体、請求項９に記載のポリヌクレオチド、請求項１０に記載のベクター、請求項１１に記載の宿主細胞および／または請求項１２に記載の組成物、の使用。
16. 免疫病理学的障害もしくは炎症性疾患を治療または予防するための医薬の製造における、請求項１から８のいずれか一項に記載の抗体、請求項９に記載のポリヌクレオチド、請求項１０に記載のベクター、請求項１１に記載の宿主細胞および／もしくは請求項１２に記載の組成物、の使用。