JP2011511076A5

JP2011511076A5 -

Info

Publication number: JP2011511076A5
Application number: JP2010545895A
Authority: JP
Filing date: 2009-02-09
Publication date: 2012-03-29

Claims

障害の治療を必要とするヒト患者における障害を治療するための医薬の製造におけるペプチド模倣大環状分子の使用であって、
ａ）ポリペプチドの２つのアミノ酸残基の間に架橋剤を導入することによって治療用ペプチド模倣大環状分子を調製する工程、
ｂ）インビボアッセイにおいて最小の抗体応答についてペプチド模倣大環状分子を試験する工程、および
ｃ）対応する非架橋ポリペプチドと比較して前記ペプチド模倣大環状分子が減少した免疫原性の応答を有する場合に、ペプチド模倣大環状分子を医薬の製造において使用する工程
を含む使用。
前記減少した免疫原性の応答が、インビボアッセイにおいて最小の抗体応答として証明される、請求項１に記載の使用。
ペプチド模倣大環状分子がヘリックスを含む、請求項１に記載の使用。
ペプチド模倣大環状分子がα−ヘリックスを含む、請求項１に記載の使用。
障害が癌である、請求項１に記載の使用。
障害が代謝障害である、請求項１に記載の使用。
ペプチド模倣大環状分子がＢＨ３ドメインを含む、請求項１に記載の使用。
前記ペプチド模倣大環状分子におけるα−炭素原子が、式Ｒ−の独立した置換基でさらに置換され、Ｒ−は、非置換もしくハロ−で置換された、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、またはヘテロシクロアルキルである、請求項１に記載の使用。
架橋剤が接続するα−炭素原子が、式Ｒ−の置換基でさらに置換され、Ｒ−は、非置換もしくはハロ−で置換された、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、またはヘテロシクロアルキルである、請求項８に記載の使用。
架橋剤が接続する２つのα−炭素原子が、式Ｒ−の独立した置換基でさらに置換され、Ｒ−は、非置換もしくはハロ−で置換された、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、またはヘテロシクロアルキルである、請求項９に記載の使用。
Ｒ−がアルキルである、請求項８に記載の使用。
架橋剤が２つのα−炭素原子を連結する、請求項１に記載の使用。
架橋剤が連続した炭素−炭素結合から形成される、請求項１に記載の使用。
架橋剤が連続した約９個の結合を含有する、請求項１に記載の使用。
架橋剤が連続した約１２個の結合を含有する、請求項１に記載の使用。
架橋剤が少なくとも約６個の炭素原子を含む、請求項１に記載の使用。
架橋剤が少なくとも約９個の炭素原子を含む、請求項１に記載の使用。
ペプチド模倣大環状分子が細胞透過性である、請求項１に記載の使用。
架橋剤の長さが、α−ヘリックスのターン当たり約５Å〜約９Åである、請求項４に記載の使用。
ペプチド模倣大環状分子がＢＩＤポリペプチドである、請求項１に記載の使用。
ＢＩＤポリペプチドが、配列ＤＩＩＲＮＩＡＲＨＬＡ^＊ＶＧＤ^＊ＮｌｅＤＲＳＩ（配列番号２）と約６０％超同一であり、^＊はテザーアミノ酸であり、Ｎｌｅはノルロイシンである、請求項２０に記載の使用。
ＢＩＤポリペプチドが、配列ＤＩＩＲＮＩＡＲＨＬＡ^＊ＶＧＤ^＊ＮｌｅＤＲＳＩ（配列番号２）と約８０％超同一であり、^＊はテザーアミノ酸であり、Ｎｌｅはノルロイシンである、請求項２０に記載の使用。
ＢＩＤポリペプチドが、配列ＤＩＩＲＮＩＡＲＨＬＡ^＊ＶＧＤ^＊ＮｌｅＤＲＳＩ（配列番号２）と約９５％超同一であり、^＊はテザーアミノ酸であり、Ｎｌｅはノルロイシンである、請求項２０に記載の方法。
ペプチド模倣大環状分子がＢＩＭポリペプチドである、請求項１に記載の使用。
ＢＩＭポリペプチドが、アミノ酸配列ＩＷＩＡＱＥＬＲ^＊ＩＧＤ^＊ＦＮＡＹＹＡＲＲ（配列番号１）と約６０％超同一であり、^＊はテザーアミノ酸である、請求項２４に記載の使用。
ＢＩＭポリペプチドが、アミノ酸配列ＩＷＩＡＱＥＬＲ^＊ＩＧＤ^＊ＦＮＡＹＹＡＲＲ（配列番号１）と約８０％超同一であり、^＊は、テザーアミノ酸である、請求項２４に記載の使用。
ＢＩＭポリペプチドが、アミノ酸配列ＩＷＩＡＱＥＬＲ^＊ＩＧＤ^＊ＦＮＡＹＹＡＲＲ（配列番号１）と約９５％超同一であり、^＊はテザーアミノ酸である、請求項２４に記載の使用。