JP2017524733A5 - - Google Patents
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Description
本発明の化合物およびその薬学的に許容可能な組成物は、卵胞刺激ホルモンイベントによって生起される異常な細胞応答に関連する多様な疾病、障害または状態の処置に有用である。このような疾病、障害または状態としては、本明細書に記載のものが挙げられる。
本発明は、例えば以下を提供する。
(項目1)
式I
(式中、
Xは、O、S、SO、SO 2 またはNRであり;
Yは、O、SまたはNRであり;
Zは、O、S、SO、SO 2 またはNであり;ここで、ZがO、S、SOまたはSO 2 である場合、pは0であり;
各Rは、独立して、水素、C 1〜6 脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
同一の原子上の2個のR基は、これらが結合している原子と一緒になって、アリール環、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
環Aは、縮合アリール、縮合3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
R 1 は、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 2 は、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 3 は、任意選択により置換されているアリールであり;
各R 4 は、独立して、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;R 5 は、C 1〜6 脂肪族、−SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R 6 は、水素、C 1〜6 脂肪族、−SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
R 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
nは0、1または2であり;および
pは0または1である)
の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目2)
XがOである、項目1に記載の化合物。
(項目3)
YがOである、項目1に記載の化合物。
(項目4)
ZがNである、項目1に記載の化合物。
(項目5)
環Aがフェニルである、項目1に記載の化合物。
(項目6)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目7)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、6員アリール環、3員炭素環、または1〜4個の窒素原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目6に記載の化合物。
(項目8)
R 2 が
である、項目7に記載の化合物。
(項目9)
R 3 が、任意選択により置換されているフェニルである、項目1に記載の化合物。
(項目10)
R 3 が
である、項目9に記載の化合物。
(項目11)
R 5 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目12)
R 5 が、メチル、t−ブチル、
である、項目11に記載の化合物。
(項目13)
ZがNであり、かつR 5 、R 6 およびZが、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成する、項目1に記載の化合物。
(項目14)
ZがNであり、かつZ、R 5 およびR 6 によって形成される前記環が
である、項目13に記載の化合物。
(項目15)
R 6 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族または−SO 2 Rである、項目1に記載の化合物。
(項目16)
R 6 が、メチル、エチル、t−ブチル、または
である、項目15に記載の化合物。
(項目17)
式I−e:
の、項目1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目18)
式I−f:
(式中、
R 2 は、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R 3 は、任意選択により置換されているフェニルであり;
R 5 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族であり;
R 6 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族または−SO 2 Rであり;またはR 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している)
の、項目1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目19)
式II
(式中、
Xは、O、S、SO、SO 2 またはNRであり;
Yは、O、SまたはNRであり;
Zは、O、S、SO、SO 2 またはNであり;ここで、ZがO、S、SOまたはSO 2 である場合、pは0であり;
各Rは、独立して、水素、C 1〜6 脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
同一の原子上の2個のR基は、これらが結合している原子と一緒になって、アリール環、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環を形成しており;これらの各々は任意選択により置換されており;
環Aは、縮合アリール、縮合3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
R 1 は、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 2 は、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 3 は、任意選択により置換されている5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
各R 4 は、独立して、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;R 5 は、C 1〜6 脂肪族、−SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R 6 は、水素、C 1〜6 脂肪族、SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
R 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
nは0、1または2であり;および
pは0または1である)
の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目20)
XがOである、項目19に記載の化合物。
(項目21)
YがOである、項目19に記載の化合物。
(項目22)
ZがNである、項目19に記載の化合物。
(項目23)
環Aがフェニルである、項目19に記載の化合物。
(項目24)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、−OR、C 1〜6 脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目19に記載の化合物。
(項目25)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、−OR、C 1〜6 脂肪族、6員アリール環、または1〜4個の窒素原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目24に記載の化合物。
(項目26)
R 2 が
である、項目19に記載の化合物。
(項目27)
R 3 が、チオフェニルまたはピリジルである、項目19に記載の化合物。
(項目28)
R 3 が
である、項目27に記載の化合物。
(項目29)
R 5 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族である、項目19に記載の化合物。
(項目30)
R 5 が、メチル、t−ブチル、
である、項目29に記載の化合物。
(項目31)
ZがNであり、かつR 5 、R 6 およびZが、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している、項目19に記載の化合物。
(項目32)
ZがNであり、かつZ、R 5 およびR 6 によって形成される前記環が
である、項目31に記載の化合物。
(項目33)
R 6 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族である、項目19に記載の化合物。
(項目34)
R 6 がメチルまたはt−ブチルである、項目33に記載の化合物。
(項目35)
式II−f:
(式中、
R 2 は、C 1〜6 脂肪族、−OR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;R 3 は、任意選択により置換されているチオフェニルまたはピリジルであり;
R 5 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族であり;
R 6 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族または−SO 2 Rであり;またはR 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している)
の、項目19に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目36)
表1から選択される、項目1または19に記載の化合物。
(項目37)
項目1または19に記載の化合物と、薬学的に許容可能なアジュバント、キャリアまたはビヒクルとを含む薬学的組成物。
(項目38)
患者または生物学的サンプルにおけるFSHRまたはその変異体の活性を調節する方法であって、項目1に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を前記患者に投与するステップ、または前記生物学的サンプルを項目1に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩に接触させるステップを含む方法。
(項目39)
FSHR媒介性障害の処置を、それを必要とする患者において行う方法であって、項目1または19に記載の化合物を前記患者に投与するステップを含む方法。
(項目40)
対象における受胎障害を処置する方法であって、項目1または19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を前記対象に投与するステップを含む方法。
(項目41)
FSHR媒介性障害の予防的または治療的処置のための医薬品を生成するための、項目1もしくは19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩の使用。
(項目42)
項目1または19に記載の式Iまたは式IIの化合物を製造するプロセスであって、式(III)
(式中、X、Y、R 1 、R 3 、R 4 およびnは、項目1または19に定義されているとおりであり、かつLGは脱離基である)
の化合物を、式ZH(R 5 )(R 6 ) p
(式中、Z、R 5 、R 6 およびpは、項目1または19に定義されているとおりである)
の化合物と反応させて、式Iまたは式II:
(式中、X、Y、Z、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、nおよびpは、項目1または19に定義されているとおりである)
の化合物を得るステップ
を含むプロセス。
本発明は、例えば以下を提供する。
(項目1)
式I
(式中、
Xは、O、S、SO、SO 2 またはNRであり;
Yは、O、SまたはNRであり;
Zは、O、S、SO、SO 2 またはNであり;ここで、ZがO、S、SOまたはSO 2 である場合、pは0であり;
各Rは、独立して、水素、C 1〜6 脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
同一の原子上の2個のR基は、これらが結合している原子と一緒になって、アリール環、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
環Aは、縮合アリール、縮合3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
R 1 は、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 2 は、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 3 は、任意選択により置換されているアリールであり;
各R 4 は、独立して、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;R 5 は、C 1〜6 脂肪族、−SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R 6 は、水素、C 1〜6 脂肪族、−SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
R 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
nは0、1または2であり;および
pは0または1である)
の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目2)
XがOである、項目1に記載の化合物。
(項目3)
YがOである、項目1に記載の化合物。
(項目4)
ZがNである、項目1に記載の化合物。
(項目5)
環Aがフェニルである、項目1に記載の化合物。
(項目6)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目7)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、6員アリール環、3員炭素環、または1〜4個の窒素原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目6に記載の化合物。
(項目8)
R 2 が
である、項目7に記載の化合物。
(項目9)
R 3 が、任意選択により置換されているフェニルである、項目1に記載の化合物。
(項目10)
R 3 が
である、項目9に記載の化合物。
(項目11)
R 5 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目12)
R 5 が、メチル、t−ブチル、
である、項目11に記載の化合物。
(項目13)
ZがNであり、かつR 5 、R 6 およびZが、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成する、項目1に記載の化合物。
(項目14)
ZがNであり、かつZ、R 5 およびR 6 によって形成される前記環が
である、項目13に記載の化合物。
(項目15)
R 6 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族または−SO 2 Rである、項目1に記載の化合物。
(項目16)
R 6 が、メチル、エチル、t−ブチル、または
である、項目15に記載の化合物。
(項目17)
式I−e:
の、項目1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目18)
式I−f:
(式中、
R 2 は、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R 3 は、任意選択により置換されているフェニルであり;
R 5 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族であり;
R 6 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族または−SO 2 Rであり;またはR 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している)
の、項目1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目19)
式II
(式中、
Xは、O、S、SO、SO 2 またはNRであり;
Yは、O、SまたはNRであり;
Zは、O、S、SO、SO 2 またはNであり;ここで、ZがO、S、SOまたはSO 2 である場合、pは0であり;
各Rは、独立して、水素、C 1〜6 脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
同一の原子上の2個のR基は、これらが結合している原子と一緒になって、アリール環、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環を形成しており;これらの各々は任意選択により置換されており;
環Aは、縮合アリール、縮合3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
R 1 は、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 2 は、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;
R 3 は、任意選択により置換されている5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
各R 4 は、独立して、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO 2 、−SO 2 R、−SOR、−C(O)R、−CO 2 R、−C(O)N(R) 2 、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R) 2 、−NRSO 2 Rまたは−N(R) 2 であり;R 5 は、C 1〜6 脂肪族、−SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R 6 は、水素、C 1〜6 脂肪族、SO 2 R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
R 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
nは0、1または2であり;および
pは0または1である)
の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目20)
XがOである、項目19に記載の化合物。
(項目21)
YがOである、項目19に記載の化合物。
(項目22)
ZがNである、項目19に記載の化合物。
(項目23)
環Aがフェニルである、項目19に記載の化合物。
(項目24)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、−OR、C 1〜6 脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目19に記載の化合物。
(項目25)
R 1 が−ORであり、およびR 2 が、−OR、C 1〜6 脂肪族、6員アリール環、または1〜4個の窒素原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、項目24に記載の化合物。
(項目26)
R 2 が
である、項目19に記載の化合物。
(項目27)
R 3 が、チオフェニルまたはピリジルである、項目19に記載の化合物。
(項目28)
R 3 が
である、項目27に記載の化合物。
(項目29)
R 5 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族である、項目19に記載の化合物。
(項目30)
R 5 が、メチル、t−ブチル、
である、項目29に記載の化合物。
(項目31)
ZがNであり、かつR 5 、R 6 およびZが、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している、項目19に記載の化合物。
(項目32)
ZがNであり、かつZ、R 5 およびR 6 によって形成される前記環が
である、項目31に記載の化合物。
(項目33)
R 6 が、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族である、項目19に記載の化合物。
(項目34)
R 6 がメチルまたはt−ブチルである、項目33に記載の化合物。
(項目35)
式II−f:
(式中、
R 2 は、C 1〜6 脂肪族、−OR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;R 3 は、任意選択により置換されているチオフェニルまたはピリジルであり;
R 5 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族であり;
R 6 は、任意選択により置換されているC 1〜6 脂肪族または−SO 2 Rであり;またはR 5 およびR 6 は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している)
の、項目19に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(項目36)
表1から選択される、項目1または19に記載の化合物。
(項目37)
項目1または19に記載の化合物と、薬学的に許容可能なアジュバント、キャリアまたはビヒクルとを含む薬学的組成物。
(項目38)
患者または生物学的サンプルにおけるFSHRまたはその変異体の活性を調節する方法であって、項目1に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を前記患者に投与するステップ、または前記生物学的サンプルを項目1に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩に接触させるステップを含む方法。
(項目39)
FSHR媒介性障害の処置を、それを必要とする患者において行う方法であって、項目1または19に記載の化合物を前記患者に投与するステップを含む方法。
(項目40)
対象における受胎障害を処置する方法であって、項目1または19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を前記対象に投与するステップを含む方法。
(項目41)
FSHR媒介性障害の予防的または治療的処置のための医薬品を生成するための、項目1もしくは19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩の使用。
(項目42)
項目1または19に記載の式Iまたは式IIの化合物を製造するプロセスであって、式(III)
(式中、X、Y、R 1 、R 3 、R 4 およびnは、項目1または19に定義されているとおりであり、かつLGは脱離基である)
の化合物を、式ZH(R 5 )(R 6 ) p
(式中、Z、R 5 、R 6 およびpは、項目1または19に定義されているとおりである)
の化合物と反応させて、式Iまたは式II:
(式中、X、Y、Z、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、nおよびpは、項目1または19に定義されているとおりである)
の化合物を得るステップ
を含むプロセス。
Claims (43)
- 式I
(式中、
Xは、O、S、SO、SO2またはNRであり;
Yは、O、SまたはNRであり;
Zは、O、S、SO、SO2またはNであり;ここで、ZがO、S、SOまたはSO2である場合、pは0であり;
各Rは、独立して、水素、C1〜6脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
同一の原子上の2個のR基は、これらが結合している原子と一緒になって、アリール環、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
環Aは、縮合アリール、縮合3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
R1は、−OR、−SR、−CN、−NO2、−SO2R、−SOR、−C(O)R、−CO2R、−C(O)N(R)2、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R)2、−NRSO2Rまたは−N(R)2であり;
R2は、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO2、−SO2R、−SOR、−C(O)R、−CO2R、−C(O)N(R)2、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R)2、−NRSO2Rまたは−N(R)2であり;
R3は、任意選択により置換されているアリールであり;
各R4は、独立して、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO2、−SO2R、−SOR、−C(O)R、−CO2R、−C(O)N(R)2、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R)2、−NRSO2Rまたは−N(R)2であり;R5は、C1〜6脂肪族、−SO2R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R6は、水素、C1〜6脂肪族、−SO2R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
R5およびR6は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
nは0、1または2であり;および
pは0または1である)
の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。 - XがOである、請求項1に記載の化合物。
- YがOである、請求項1に記載の化合物。
- ZがNである、請求項1に記載の化合物。
- 環Aがフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- R1が−ORであり、およびR2が、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、請求項1に記載の化合物。
- R1が−ORであり、およびR2が、6員アリール環、3員炭素環、または1〜4個の窒素原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、請求項6に記載の化合物。
- R2が
である、請求項7に記載の化合物。 - R3が、任意選択により置換されているフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- R3が
である、請求項9に記載の化合物。 - R5が、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族である、請求項1に記載の化合物。
- R5が、メチル、t−ブチル、
である、請求項11に記載の化合物。 - ZがNであり、かつR5、R6およびZが、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成する、請求項1に記載の化合物。
- ZがNであり、かつZ、R5およびR6によって形成される前記環が
である、請求項13に記載の化合物。 - R6が、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族または−SO2Rである、請求項1に記載の化合物。
- R6が、メチル、エチル、t−ブチル、または
である、請求項15に記載の化合物。 - 式I−e:
の、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。 - 式I−f:
(式中、
R2は、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R3は、任意選択により置換されているフェニルであり;
R5は、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族であり;
R6は、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族または−SO2Rであり;またはR5およびR6は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している)
の、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。 - 式II
(式中、
Xは、O、S、SO、SO2またはNRであり;
Yは、O、SまたはNRであり;
Zは、O、S、SO、SO2またはNであり;ここで、ZがO、S、SOまたはSO2である場合、pは0であり;
各Rは、独立して、水素、C1〜6脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
同一の原子上の2個のR基は、これらが結合している原子と一緒になって、アリール環、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環を形成しており;これらの各々は任意選択により置換されており;
環Aは、縮合アリール、縮合3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する縮合5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
R1は、−OR、−SR、−CN、−NO2、−SO2R、−SOR、−C(O)R、−CO2R、−C(O)N(R)2、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R)2、−NRSO2Rまたは−N(R)2であり;
R2は、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO2、−SO2R、−SOR、−C(O)R、−CO2R、−C(O)N(R)2、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R)2、−NRSO2Rまたは−N(R)2であり;
R3は、任意選択により置換されている5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;
各R4は、独立して、−R、ハロゲン、−ハロアルキル、−OR、−SR、−CN、−NO2、−SO2R、−SOR、−C(O)R、−CO2R、−C(O)N(R)2、−NRC(O)R、−NRC(O)N(R)2、−NRSO2Rまたは−N(R)2であり;R5は、C1〜6脂肪族、−SO2R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;
R6は、水素、C1〜6脂肪族、SO2R、−SOR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜7員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;または
R5およびR6は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員複素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜8員ヘテロアリール環を形成し;これらの各々は任意選択により置換されており;
nは0、1または2であり;および
pは0または1である)
の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。 - XがOである、請求項19に記載の化合物。
- YがOである、請求項19に記載の化合物。
- ZがNである、請求項19に記載の化合物。
- 環Aがフェニルである、請求項19に記載の化合物。
- R1が−ORであり、およびR2が、−OR、C1〜6脂肪族、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、請求項19に記載の化合物。
- R1が−ORであり、およびR2が、−OR、C1〜6脂肪族、6員アリール環、または1〜4個の窒素原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されている、請求項24に記載の化合物。
- R2が
である、請求項19に記載の化合物。 - R3が、チオフェニルまたはピリジルである、請求項19に記載の化合物。
- R3が
である、請求項27に記載の化合物。 - R5が、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族である、請求項19に記載の化合物。
- R5が、メチル、t−ブチル、
である、請求項29に記載の化合物。 - ZがNであり、かつR5、R6およびZが、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している、請求項19に記載の化合物。
- ZがNであり、かつZ、R5およびR6によって形成される前記環が
である、請求項31に記載の化合物。 - R6が、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族である、請求項19に記載の化合物。
- R6がメチルまたはt−ブチルである、請求項33に記載の化合物。
- 式II−f:
(式中、
R2は、C1〜6脂肪族、−OR、アリール、3〜8員飽和もしくは部分不飽和炭素環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環であり;これらの各々は任意選択により置換されており;R3は、任意選択により置換されているチオフェニルまたはピリジルであり;
R5は、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族であり;
R6は、任意選択により置換されているC1〜6脂肪族または−SO2Rであり;またはR5およびR6は、各々が結合している原子と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する任意選択により置換されている3〜8員複素環を形成している)
の、請求項19に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。 - 表1から選択される、請求項1または19に記載の化合物。
- 請求項1または19に記載の化合物と、薬学的に許容可能なアジュバント、キャリアまたはビヒクルとを含む薬学的組成物。
- 患者または生物学的サンプルにおけるFSHRまたはその変異体の活性を調節するための組成物であって、請求項1に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を含み、前記患者に投与される、または前記生物学的サンプルに接触されることを特徴とする、組成物。
- FSHR媒介性障害の処置を、それを必要とする患者において行うための組成物であって、請求項1または19に記載の化合物を含み、前記患者に投与されることを特徴とする、組成物。
- 対象における受胎障害を処置するための組成物であって、請求項1または19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を含み、前記対象に投与されることを特徴とする、組成物。
- FSHR媒介性障害の予防的または治療的処置のための医薬品を生成するための、請求項1もしくは19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩の使用。
- 請求項1または19に記載の式Iまたは式IIの化合物を製造するプロセスであって、式(III)
(式中、X、Y、R1、R3、R4およびnは、請求項1または19に定義されているとおりであり、かつLGは脱離基である)
の化合物を、式ZH(R5)(R6)p
(式中、Z、R5、R6およびpは、請求項1または19に定義されているとおりである)
の化合物と反応させて、式Iまたは式II:
(式中、X、Y、Z、R1、R2、R3、R4、R5、R6、nおよびpは、請求項1または19に定義されているとおりである)
の化合物を得るステップ
を含むプロセス。 - FSHR媒介性障害の予防的または治療的処置のための組成物であって、請求項1もしくは19に記載の化合物またはその生理学的に許容可能な塩を含む、組成物。
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