JP2011507757A - 空調設備を備える搭乗ブリッジ - Google Patents

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Abstract

移動式搭乗ブリッジは、空調設備を備えている。移動式搭乗ブリッジは、複数の入れ子式トンネルを備える。空調機を含む冷暖房装置は、第1のトンネルの外側に設置されて暖気または冷気を発生させる。トンネル内のダクトに接続された連結管が空調機に取り付けられている。連結管に接続されたダクトは、冷暖房装置によって加熱または冷却された空気を第1のトンネルの内部に送る。吸気器が、トンネルの内部から空気を取り込む空気取入口と、空気取入口から取り入れられた空気を空調機の内部に導く吸気管と、を含む。

Description

本発明は、空調設備を備える移動式搭乗ブリッジに関する。
具体的には、本発明は、空港ターミナルと航空機を接続する移動式搭乗ブリッジに関し、特に複数の入れ子式トンネルを備え、かつ航空機に搭乗する乗客が空港ビルの内部から航空機に直接移動するのを可能にする移動式搭乗ブリッジに空調設備を設置することにより乗客に清涼感を与える、空調設備を備える移動式搭乗ブリッジに関する。
図1は、従来技術の2トンネル型空調機を備える移動式搭乗ブリッジの正面図であり、図2は従来技術の3トンネル型空調機を備える移動式搭乗ブリッジを示しており、図2Aは、従来技術の3トンネル型空調機を備える移動式搭乗ブリッジの概念図である。
これらの図に示されているように、2トンネル型の移動式搭乗ブリッジ1は、第1のトンネル10、第2のトンネル20、第1のトンネル10を空港ターミナルに接続するロタンダ40および第2のトンネル20を航空機ドアに接続するキャビン50を含むように構成される。
また、3トンネル型の移動式搭乗ブリッジ2は、第1のトンネル10、第2のトンネル20、第3のトンネル30を含む3つの入れ子式トンネル、航空機ターミナルに第1のトンネル10を接続するロタンダ40、および第3のトンネル30を航空機の搭乗ドアに接続するキャビン50を含むように構成される。
一般的なトンネルは、主に金属部品によって構成されているので、空港の外の気温が高いときにはトンネルの内部が平均的な空港の温度よりもかなり高くなるおそれがある。同様に、空港の外の気温が非常に低いときには、航空機に搭乗する乗客は非常に寒く感じるおそれがある。
上述の問題を解決するために、トンネルの内部を冷暖房するための冷暖房装置を備える移動式搭乗ブリッジが提案される。
図1などに示す例では、複数の空調機60を第2のトンネル20の上部に設置してこれらの空調機60を運転することによってトンネルの内部を冷暖房し、図2などに示す例では、第3のトンネル30の上部に複数の空調機60を設置することによってトンネルの内部を冷暖房することにより、各々のトンネル内で快適な温度が維持される。
しかし、上述の方法では、トンネルの航空機搭乗ドア側、すなわち図1では第2のトンネル20、そして図2では第3のトンネル30の内部のみが冷暖房され、他のトンネルの内部は適切に冷暖房されないという問題があった。
上述の問題は、第1〜第3のトンネル30を有する上述の搭乗ブリッジは、長手方向に入れ子式に短縮された状態で搭乗する航空機の位置まで移動され、その後で延長されるために、2トンネル型搭乗ブリッジ1の第2のトンネル20もしくは3トンネル型の移動式搭乗ブリッジの第3のトンネル30にしか空調機を設置できないために生じる。
換言すれば、図1に示す2トンネル型ブリッジの第1のトンネル10に第2のトンネル20と同様の空調機60を設置した場合には、トンネルを入れ子式に短縮したときに第2のトンネル20によって第1のトンネル10に設置した空調機60が破壊されてしまう。同様に、第1のトンネル10および第2のトンネル20に第3のトンネル30と同様の空調機60を設置した場合には、同じ理由によってこれらの空調機60は図2Aに示すように破壊されてしまう。
さらに、大型の航空機は、空港ターミナルの非常に近くに駐車することができないので、3トンネル型の移動式搭乗ブリッジが2トンネル型のブリッジよりも好ましいが、2トンネル型ブリッジよりも冷暖房されない空間が大きくなるので、空港ターミナルと第3のトンネル30との間を通って航空機に搭乗する乗客は、不快な条件で搭乗しなければならなくなる。
例示的な移動式搭乗ブリッジは、2トンネル型および3トンネル型の両方の移動式搭乗ブリッジのトンネルの内部全体を冷暖房できる空調機を備える。
空調設備を備える例示的な入れ子式の移動式搭乗ブリッジは、第1のトンネルすなわち最も内側のトンネルの外側に設置され、暖気および冷気を発生する空調機と、空調機に取り付けられるとともにトンネルの内部のダクトに接続された連結管と、連結管に接続されるとともに空調機によって加熱または冷却された空気を第1のトンネルの内部に導くダクトと、を含む。
さらに、上記冷暖房装置は、第1のトンネルすなわち最も内側のトンネルの外側に設置され、暖気および冷気を発生する空調機と、空調機に取り付けられるとともにトンネルの内部に接続された連結管と、連結管の端部と第1のトンネルの内部とを接続するとともに端部にファンが設けられた空気出口管と、を備えうる。
加えて、上述の移動式搭乗ブリッジのトンネルの内部から空気を取り入れる空気取入口と、吸気管と、を有する吸気器をさらに含み、取入口から取り入れた空気がファンによって空調機の内部に導かれるように構成可能である。
さらに、上記空調機は、第1のトンネルの上部のロタンダ側端部に設けることができ、上記ダクトは、第1のトンネルの内部の頂部に沿って長手方向に、あるいは第1のトンネルの内部の頂部の両方の角部において複数の長手方向位置に設けることができる。
また、第1のトンネル内に冷暖房用の複数の空気出口を設け、空気出口にグリルパターンおよび冷暖房の調整を可能とする開閉可能な構造を設けることも可能である。さらに、第2のトンネル側に第2のトンネルに向けられた追加の空気出口を設けることもできる。
上記空気取入口は、第1のトンネルのロタンダ側端部のいずれかの側に複数のユニットとして垂直に設けることや、上記吸気器の空気取入口と吸入管との間にフィルタを設置することもできる。
本発明によれば、トンネルの内部全体に適切な冷暖房を提供することで、外の天気にかかわらずトンネルの内部に快適な環境を提供し、移動式搭乗ブリッジを通って航空機に搭乗したり、航空機から空港ゲートまで移動したりするときに乗客を満足させることができる。
さらに、本発明は、トンネルの内部全体の冷暖房を可能にすることによって、大型の航空機の搭乗に使用される2トンネル型や3トンネル型の長い搭乗ブリッジの場合でもトンネル全体を有効に冷暖房する。
以下では、添付の図面を参照して、本発明の好適実施例を詳細に説明する。
図で示されているように、空港ゲートと航空機を接続する移動式搭乗ブリッジは、複数のトンネルを備えており、これらのトンネルは、航空機の位置と、搭乗がなされているか否かによって、長手方向に延長されるかまたは入れ子式に短縮される。
本発明の種々の特徴および利点は、以下の詳細の説明によって当業者に明らかとなる。詳細な説明に付随する図面は、以下のように簡単に説明される。
従来技術に係る2トンネル型の空調装置を備える移動式搭乗ブリッジの正面図である。 従来技術に係る3トンネル型の空調装置を備える移動式搭乗ブリッジの正面図である。 従来技術に係る3トンネル型の空調装置を備える移動式搭乗ブリッジの概念図である。 本発明の一実施例に係る空調設備を備える移動式搭乗ブリッジの正面図である。 第1のトンネルの端部と前方の断面図である。 本発明の他の実施例に係る空調設備を備える移動式搭乗ブリッジの分解斜視図である。 本発明に基づく冷暖房領域の概念図である。 第1のトンネルに設置された空調設備の概略説明図である。 第2のトンネルから見た第1のトンネルの説明図である。 ダクトに設けられた空気出口の種々の実施例を示す説明図である。 空気出口の端部の吐出部を示す斜視図である。
2トンネル型の移動式搭乗ブリッジ101は、第1のトンネル110、第2のトンネル120、ロタンダ140およびキャビン150を有し、3トンネル型の搭乗ブリッジ102は、第1のトンネル110、第2のトンネル120、第3のトンネル130、ロタンダ140およびキャビン150を有する。
2トンネル型搭乗ブリッジが入れ子式に短縮される(collapsed)と、上述した第2のトンネル120の内側が第1のトンネル110の外側を入れ子式に取り囲む。さらに、3トンネル型搭乗ブリッジが入れ子式に短縮されると、第3のトンネル130の内側が第2のトンネル120の外側を入れ子式に取り囲み、第2のトンネル120の内側が第1のトンネル110外側を入れ子式に取り囲む。よって、第3のトンネル130の断面は第2のトンネル120よりも大きな矩形をなし、第2のトンネル120の断面は、第1のトンネルよりも大きな矩形をなす。
図1,図2に示すように、空調機105は、2トンネル型の移動式搭乗ブリッジ101の場合には、第2のトンネル120の屋根に取り付けられており、3トンネル型の移動式搭乗ブリッジ102の場合には、第3のトンネル130の屋根に取り付けられている。
これは、2トンネル型の移動式搭乗ブリッジ101が入れ子式に短縮されると、第1のトンネル110が第2のトンネル120に入るので、第2のトンネル120の屋根に設置される種類の空調装置は第1のトンネル110の屋根には設置できないためである。
さらに、3トンネル型の移動式搭乗ブリッジ102が入れ子式に短縮されると、第1のトンネル110が第2のトンネル120に入り、第2のトンネル120が第3のトンネル130に入るので、第1のトンネル110と第2のトンネル120には、第3のトンネル130の屋根に設置された空調機105を設置できない。
従って、第1のトンネル110には、2トンネル型もしくは3トンネル型の移動式搭乗ブリッジに設置される種類のトンネル屋根設置型空調機105を設置することができず、特別な種類の冷暖房装置160が必要である。
冷暖房装置160は、第1のトンネル110の屋根に設置された空調機161と、該空調機161によって加熱または冷却された空気をトンネルの内部に移動させる連結管163と、を備えており、トンネルの内部に設けられたダクト164が連結管163に接続されている。ダクト164に向かって空気を送るように、連結管163とダクト164との間にファンを設けることもできる。
トンネルの内部を冷暖房する方法を詳細に説明すると、暖気または冷気を発生する空調機161が第1のトンネル110の外側に設けられており、ファンが空調機161と接して設けられる。このファンは、空調機161によって加熱または冷却された空気を連結管163に向かって移動させるとともに、トンネル空気が空気取入口171および吸気管172を介して空調機161に再度流入することを可能にする。ファンは、一般に、空調機と共に設置される。
空調機161は、第1のトンネル110の屋根に設置されており、第1のトンネル110と第2のトンネル120が入れ子式に短縮されたときに損傷されない位置に設置する必要がある。通常は、第1のトンネル110と第2のトンネル120が入れ子式に短縮されると、第1のトンネル110は第2のトンネル120に完全に挿入されず、つまり、第1のトンネル110の一部、すなわち第1のトンネル110のロタンダ側端部の部分が、第2のトンネル120に完全に挿入されない。
図4は、空調機によって加熱または冷却された空気が第1のトンネルの内部に送られる様子を示している。
空調機161によって調和された空気は、ファンによって連結管163に送られる。よって、空調機161が発生する暖気または冷気は、連結管163を介してトンネルの内部に送られる。連結管163は、空調機161に接続されているとともに2つの部分に枝分かれし、第1のトンネル110の内部に設けられたダクト164と接続するように第1のトンネル110の屋根に設けられた穴167に連結される。このように構成されているのは、大型の空調機161が第1のトンネル110の屋根に直接かつしっかりと取り付けられた場合には、第2のトンネル120および第1のトンネル110が入れ子式に短縮されたときに空調機161が損傷されるおそれがあるからである。
さらに、上記の管は第1のトンネル110の屋根の穴167に連結されているが、第1のトンネル110の屋根の穴167は、第2のトンネル120が入れ子式に短縮されたときに第2のトンネル120と干渉しない位置に設けられる。
ダクト164は、連結管163と接続される。ダクト164は、第1のトンネル110の内部で、第1のトンネル110の上部のいずれかの角部に長手方向に設けられる。
ダクト164は、角張ったのラグビーボールに類似した断面形状で図示されているが、上述の実施例では円形や矩形などの種々の他の形状に設けてもよい。
ダクト164は、第1のトンネル110の頂部に沿って一端から他端まで延在することが好ましい。詳細には、第1のトンネル110にはロタンダ140側と第2のトンネル120側があり、ダクト164はロタンダ140側端部から第2のトンネル120側端部まで長手方向に延在することが好ましい。
ダクト164は、第1のトンネル110の内部の冷暖房のために、該ダクト164内に設けられた複数の出口165を備えることが好ましい。ダクト164の端部にのみ出口165を設けた場合には、第1のトンネル110の全長に沿って冷暖房効果を得ることはかなり難しい。
また、空気出口165は、グリルの形態であり、冷暖房を調整するために開け閉め可能な構造に設けられることが好ましい。空気出口165をグリルの形態に設けることは、比較的大量の加熱または冷却された空気をトンネル内部に移動させるためであり、グリルタイプの出口165に開閉装置を取り付けることは、過剰な冷暖房によってトンネルの内部が暑くまたは寒くなりすぎたときにトンネルの内部に移動する空気の量を調整するためである。
出口165に設けられた開閉装置の動作は、手動開閉やリアルタイムの室温感知による開閉など、開閉を可能にする種々の方法で実現可能である。
図4Aには、図4の実施例とは異なる本発明の他の実施例が示されており、この実施例では、空調機からの加熱または冷却された空気が空気出口管とファンによって第1のトンネルの内部に送られる。
よって、空調機161からの加熱または冷却された空気は、連結管163へ送られ、連結管の端部は、L字型の断面形状を有するとともに第1のトンネルの内部に設けられた空気出口168を備えている。また、ファン169を出口管168の端部に追加することもでき、このファン169は、加熱または冷却された空気が第1のトンネルのロタンダ側の端部から第2のトンネルに向かって移動可能となるように、加熱または冷却された空気を第1のトンネルの内部に移動させる。
図4,図4Aの方式が採られると、図4Bに示すように、領域Aは第1のトンネルの冷暖房設備160によって冷暖房され、領域Bは第3のトンネルの屋根に設置された空調機105によって冷暖房される。
通常の2トンネル型搭乗ブリッジ101では、第2のトンネル120の冷暖房は、一般に屋根に設置される空調機105によって提供され、第1のトンネル110の冷暖房は、本発明の冷暖房設備によって提供される。
通常の3トンネル型の移動式搭乗ブリッジ102では、第3のトンネル130の冷暖房は、通常の空調機によって提供され、第1のトンネル110の冷暖房は、本発明の冷暖房設備によって提供される。具体的には、冷暖房装置160,105は、第1のトンネル110と第3のトンネル130のそれぞれの屋根に設置され、それぞれの冷暖房装置160,105よって供給される加熱または冷却された空気は、第1のトンネル110および第3のトンネル130の内部だけでなく、第2のトンネル120全体の冷暖房を担うように使用される。
よって、第1のトンネル110および第3のトンネル130に供給される空気によって、乗り降りする乗客に快適な環境を提供することができる。
しかし、第2のトンネル120において、より適切な冷暖房を提供するために、ダクト164の端部に出口165を設けることが考えられる。
3トンネル型の移動式搭乗ブリッジの場合でも、第2のトンネル120が特に長くなければ、第2のトンネル120が適切に冷暖房されなくても特に深刻な問題ではない。しかし、大型の航空機の搭乗に使用される大規模な移動式搭乗ブリッジに場合には、第2のトンネル120の長さだけでも10m近くに達することがあり、乗客は1つのトンネルと次のトンネルとの間でかなりの温度差を感じうる。
従って、第1のトンネル110の内部に設けられたダクト164にも突出する出口165をさらに設けることが好ましく、この出口165は、ダクト164の連結管163の方向に突出するとともに、反対側の端部では第2のトンネル120の方向に突出しており、第2のトンネルに向かって加熱または冷却された空気を送るように設けられている。第2のトンネル120の方向に形成された出口165の突出部166は、通常のグリルの形態を有することもできる。
さらに、第1のトンネル110内に、上述した冷暖房装置に加えて吸気器160を設けてもよい。吸気器160は、空気取入口171と吸気管172とからなる。空気取入口171は、トンネル空気を空調機161に戻るように送り、冷暖房に利用される空気を供給する。空調機161に供給される空気は、外気でもよいが、外気の場合には冷暖房に非常に大きいエネルギが消費されるので、第1のトンネル110の内部に空気取入口171を設けて比較的近い温度を有するトンネルの内部の空気を使用できるようにする。
具体的には、空気取入口は第1のトンネル110の内部に設けられており、好ましくは、第1のトンネル110のロタンダ140側端部に設けられた乗客用入口のいずれかの側に垂直に設けられる。空気取入口171から流入する空気は、吸気管172を通過後に空調装置161に再流入する。
空気取入口171と吸気管172を介したトンネル空気の空調装置161への再流入は、空調装置161の底部に設けられたファンの動作によって可能となる。空気取入口171と吸気管172との間に(未設置であれば)フィルタを設置することが好ましく、このフィルタによってトンネル内部からのほこりなどの汚染物質が空調機161を介してトンネルの内部に戻ることが防止される。
上記の説明は、本発明の一実施例に関し、本発明の範囲は上述の実施例によって限定されるものではない。本発明の技術的範囲には、本明細書を読んだ当業者によってなされうる以下の請求の範囲を逸脱しない種々の変更が含まれる。

Claims (12)

  1. 空調設備を備える入れ子式に短縮可能な移動式搭乗ブリッジであって、
    第1のトンネルの外側に設けられ、暖気および冷気を発生する空調機と、
    前記空調機に接続された連結管と、
    前記連結管に接続され、前記空調機によって加熱または冷却された空気を第1のトンネルの内部に導くダクトと、を有することを特徴とする移動式搭乗ブリッジ。
  2. 前記連結管の端部と第1のトンネルの内部とを接続する出口管と、
    前記出口管の端部に設けられたファンと、を有することを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  3. トンネルの内部から空気を取り入れる空気取入口と、
    吸入管と、前記空気取入口から取り入れた空気を前記空調機に導くファンと、を含む吸気器と、を有することを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  4. 前記空調設備は、第1のトンネルのロタンダ側端部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  5. トンネルの内部に加熱または冷却された空気を送るとともに外気を取り込むために、前記連結管に設けられたファンを有することを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  6. 前記ダクトは、第1のトンネルの内部の上部に長手方向で形成されていることを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  7. 前記ダクトは、第1のトンネルの内部の上部の角部に複数の長手方向ユニットとして形成されていることを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  8. 第1のトンネルの冷暖房を容易にするために、前記ダクトに設けられた複数の空気出口を有することを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  9. 前記空気出口は、冷暖房の程度を調整するための開閉可能な構造を備えるグリルを有することを特徴とする請求項8記載の移動式搭乗ブリッジ。
  10. ダクトの第2のトンネル側端部に設けられ、第2のトンネルに向けられた空気出口をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  11. 第1のトンネルのロタンダ側端部において、いずれかの側面に垂直に設けられた複数の空気取入口を有し、これらの空気取入口は、トンネルの内部から空気を取り入れていることを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
  12. 吸気管と、ファンと、前記吸気管とトンネルの内部から空気を取り入れる空気取入口との間に設けられたフィルタと、を含む吸気器を有することを特徴とする請求項1記載の移動式搭乗ブリッジ。
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