JP2011505725A - スマートカードに格納された連絡先を内部メモリに格納された連絡先と同期するための方法および装置 - Google Patents

スマートカードに格納された連絡先を内部メモリに格納された連絡先と同期するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

移動体ハンドセットが、スマートカードにおよびメモリ内部に格納された電話帳レコードを自動的に同期するためのソフトウェアで構成されたプロセッサを含んでいる。同期プロセスは、ターゲット電話帳に重複する連絡先レコードがあるかどうか、同期はスマートカードから内部メモリへレコードをコピーするのか、またはその逆であるのかを判断した後に、連絡先レコードをコピーする。重複する連絡先レコードがある場合は、コピープロセスはキャンセルされる。同期プロセスは、内部メモリとスマートカードの中の連絡先レコードが異なるときはいつでも、自動的に起動されることが可能である。

Description

本発明は、携帯電話のハンドセット装置に関し、より詳細には、スマートカードに格納された個人の連絡先データをメモリに格納されたデータと同期するように構成された移動体ハンドセット装置に関する。
移動体通信装置の処理電力が増大し続けるにつれて、移動体通信装置で利用できるアプリケーションが増え続けている。移動体通信装置の所有者が利用できる最も有益なアプリケーションの1つが、電話帳すなわち連絡先のアプリケーションである。ユーザの連絡先の電話帳により、ユーザは携帯通信装置の内部メモリの中に、ユーザの家族、友人、同僚、顧客、業者、プロバイダ、仕事上の連絡先など、連絡先情報を格納することができる。多くの場合、移動体通信装置を紛失した所有者は、機器の紛失よりも電話帳アプリケーションに含まれた貴重な連絡先情報の紛失を嘆く。
加入者識別モジュール(SIM)カードなどのスマートカードは、移動体通信装置のいくつかのモデル、具体的にはGlobal System for Mobile Communications(GSM)のモデルで使用されている携帯型メモリチップである。スマートカードは、移動体通信装置から取り外され、第2の移動体通信装置に設置されることが可能である携帯型メモリユニットとして機能する。多くの場合スマートカードは、別の状況では移動体通信装置の内部メモリに格納される、ユーザの電話帳データの第2のコピーを格納するために使用される。ユーザの電話帳をスマートカードに格納することによって、ユーザは電話帳情報を一方の移動体通信装置からもう一方の移動体通信装置へ容易に転送することができる。そうするためにユーザは、SIMカードを古い移動体通信装置から出して、新しい移動体通信装置へ滑り込ませるだけである。スマートカードが新しい移動体通信装置に挿入されると、必要な個人のプロビジョニングデータのすべては、新しい移動体通信装置に含まれているプロセッサに即座にアクセス可能になる。
スマートカードの電話帳には、いくつかの不都合な点がある。1つの不都合な点は、そのデータ構造およびファイル構造が、移動体通信装置の処理電力および記憶容量を活用するように発達したアプリケーションと同じペースを保つように発達していないことである。例えば、多くのスマートカードは、連絡先名当たりただ1つの連絡先番号を格納することしかできない。したがって、個人の連絡先が、複数の連絡先番号を有する場合、スマートカードは、同じ連絡先用の各連絡先番号を別個の新しい連絡先として扱う個人のために、複数の項目を格納する。
移動体通信装置が最初に主流社会に参入したとき、人はただ1つの連絡先番号、すなわち自宅電話番号を有することが一般的であった。したがって、初期の電話帳アプリケーションのデータ構造およびファイル構造は、一人当たりただ1つの連絡先番号を提供すればよかった。しかしながら、今日の社会では、一人の人物が複数の連絡手段を有することはめずらしくない。例えば、一人の人物は、自宅電話番号、会社電話番号、携帯電話番号、ページャ番号、ファックス番号、電子メールアドレス、SMSメッセージのアドレスなどを有する場合がある。したがって、移動体通信装置用の現在の電話帳アプリケーションは、一人当たりにより多くの連絡先データだけでなく、多様なデータ型も格納する能力において発達し、拡大した。電話帳アプリケーションが進化したにもかかわらず、スマートカードのデータ構造およびファイル構造は、非常に多くの場合、古いデータ構造で動作する。結果として、スマートカードと移動体通信装置上で動くアプリケーションとの間のデータ構造およびファイル構造の不一致が、移動体装置の内部メモリに格納された電話帳情報をスマートカードに格納された電話帳情報と同期させる能力を制限する。
スマートカードの別の不都合は、ユーザが新しい連絡先番号を登録する、連絡先番号を編集する、または連絡先番号を削除するとき、一般に、内部メモリに格納された電話帳データのみが変更されることである。スマートカードに格納された電話帳を変更するためには、ユーザは内部メモリに格納された電話帳データをスマートカードに格納された電話帳データと自発的に同期しなければならない。ユーザがこの同期の起動を怠っている場合、スマートカードの電話帳は最新のものではなくなる。
別の不都合は、ユーザが内部メモリに格納された電話帳データをスマートカードに格納されたデータと同期しようとするときに明らかになる。従来の同期プロセスは、連絡先情報がすでにターゲット電話帳のデータフィールドにあるかどうかにかかわらず、ソース電話帳のデータフィールド(内部電話帳またはスマートカードの電話帳)にある連絡先情報のすべてを、ターゲット電話帳のデータフィールド(内部電話帳またはスマートカードの電話帳)に単にコピーする。結果として、移動体装置の内部メモリまたはスマートカードに格納されたターゲット電話帳のデータは、重複情報を含む可能性がある。
様々な実施形態は、移動体装置の内部メモリに格納された電話帳または連絡先情報を、スマートカードに格納された同様のデータと自動的に同期させるための方法を提供する。移動体装置は、内部メモリの電話帳とスマートカードに格納された電話帳データとの間に不一致があるときにはいつでも、この2つを共に自動的に更新するためのソフトウェアで構成されることが可能である。また移動体装置は、情報の重複を確実に避けるようにするために、内部メモリの電話帳とスマートカードの電話帳の両方に格納された連絡先情報を分析するソフトウェアで構成されることも可能である。
本明細書に組み込んで本明細書の一部を構成する添付の図面は、上記の概括的な説明および下記の詳細な説明と併せて、本発明の例示的実施形態を示しており、本発明の特徴を説明するのに役立つ。
内部電話帳の連絡先レコードに利用できる連絡先レコードフィールドを示すデータ構造図。 スマートカードの電話帳の連絡先レコードに利用できる連絡先レコードフィールドを示すデータ構造図。 移動体装置に実装するために好適な実施形態の方法のプロセスフロー図。 移動体装置に実装するために好適な実施形態の方法のプロセスフロー図。 内部電話帳の連絡先レコードがスマートカードの電話帳にコピーされる、移動体ハンドセットに実装するために好適な実施形態の方法のプロセスフロー図。 連絡先レコードが重複しているかどうかを判断するために移動体ハンドセットに実装するために好適な実施形態の方法のプロセスフロー図。 連絡先レコードが重複しているかどうかを判断するために移動体ハンドセットに実装するために好適な代替的実施形態の方法のプロセスフロー図。 移動体装置に実装するために好適な、図2から5に示す方法の代替的実装のプロセスフロー図。 移動体装置に実装するために好適な、図2から5に示す方法の別の代替的実装のプロセスフロー図。 移動体装置に実装するために好適な、図2から5に示す方法の別の代替的実装のプロセスフロー図。 移動体装置に実装するために好適な、図2から5に示す方法の別の代替的実装のプロセスフロー図。 様々な実施形態と共に使用するために好適な例示的移動体装置の回路ブロック図。 部分的に重複する連絡先レコードが内部メモリに格納された連絡先レコードにコピーされる、移動体ハンドセットに実装するために好適な実施形態の方法のプロセスフロー図。 連絡先レコードがスマートカードまたは内部メモリで変更されるとき、移動体ハンドセットに実装するために好適な実施形態の方法のプロセスフロー図。
添付の図面を参照して、様々な実施形態を詳細に説明する。可能な限り、図面を通して同じまたは同様の部分に対して同じ参照符号を使用する。特定の例および実施を参照することは、例示のためであり、本発明または特許請求の範囲の範囲を限定しようとするものではない。
様々な実施形態の説明は、スマートカードまたはSIMカードに言及することがあるが、諸実施形態は、同等のメモリカードおよびモジュールに等しく適用できる。Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)のスマートカードまたはSIMの等価物は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)と呼ばれ、符号分割多元接続(CDMA)電話のスマートカードまたはSIMの等価物は、Removable User Identity Module(R−UIM)である。当業者には明らかであるように、様々な実施形態は、例えばSD(secure digital)カードおよびフラッシュメモリカードなど、スマートカードのいかなる形式にも適用されることが可能である。簡潔にするために、一般的なスマートカードまたはSIMカードへの参照を行うが、このような参照は、本発明または特許請求の範囲の範囲を限定するものではない。
本明細書で使用する、「移動体装置」、「移動体ハンドセット」、「ハンドセット」、および「ハンドヘルド装置」という用語は、携帯電話、無線モデムを備えた携帯情報端末(PDA)、無線電子メール受信機(例えばBlackberry(登録商標)およびTreo(登録商標)機器)、マルチメディアインターネット可能携帯電話(例えばiPhone(登録商標))、およびSIMカードもしくはその等価物を使用する同様の個人用電子機器のいずれかまたはすべてを指す。好ましい実施形態では、移動体装置は、電話帳アプリケーションを含むセルラ式ハンドセット装置(例えば携帯電話)である。しかしながら、他の個人用電子機器で使用されることがあるように、様々な実施形態は、多様なメモリチップに格納されるデータをバックアップするために使用されることがあるので、携帯電話の通信能力は必ずしも必要ではない。
本明細書で使用する、「電話帳」という用語は、ユーザの連絡先のそれぞれについて連絡先情報を集めたものを指す。こうした連絡先は、家族、友人、同僚、顧客、業者、プロバイダ、仕事上の連絡先、店(例えばレストラン)などを含むことがある。連絡先情報は、電話番号、ファックス番号、ページャ、物理的住所、電子メールアドレス、ウェブサイトアドレス、発信者と関連付けられた指定着信音、発信者と関連付けられた写真IDなどを含むことができる。
最も人気があり、よく使用される移動体アプリケーションの1つは、移動体通信装置の内部メモリに連絡先情報を格納するために使用される、電話帳機能である。電話帳アプリケーションを初期設定するには、ユーザは、ユーザの連絡先のそれぞれについて、すべての関連する連絡先情報を物理的に入力しなければならない。これは、パーソナルコンピュータと同期すること、赤外線アップリンク、Bluetooth(登録商標)もしくはWiFiアップリンク、ならびに移動体装置のユーザインターフェースによって情報を手作業で入力することなど、よく知られている様々な方法で行われることが可能である。連絡先情報は、移動体装置のプロセッサによって容易にアクセス可能である移動体装置の内部メモリに格納される。
連絡先レコードは、各個人の連絡先について生成されることが可能である。移動体装置の内部メモリに格納された連絡先レコードは、複数の連絡先番号(例えば携帯電話、自宅電話、および勤務先電話の番号)、およびアドレス(例えば自宅住所、勤務先住所、休暇中の住所など)を格納するための複数のデータフィールドを含むことができる。
SIMなどのスマートカードは、電話帳データレコードを新しい移動体装置に、またはバックアップとして移すことができるようになど、連絡先レコードの移植可能なコピーを格納するために使用されることが多い。スマートカードのこのような移植性は、ユーザが自身の移動体装置をアップグレードするが、自身の連絡先情報のすべてを手作業で入力するという面倒なことを経たくないとき、特に役に立つ。もっと正確には、ユーザはより古い移動体装置からスマートカードを取り外して、アップグレードされた移動体装置にスマートカードを挿入するだけでよい。このようにして、スマートカードに格納された情報のすべてが、より新しい移動体装置のユーザに利用できるようにされることが可能である。
スマートカードが移動体装置の内部メモリに格納された電話帳レコードへのバックアップとして使用されるためには、スマートカードに格納された情報が、移動体装置に格納された情報と共に最新であらねばならない。内部電話帳とスマートカードの電話帳の両方に格納された連絡先情報が正確であり、最新であることを確実にするために、ユーザはしばしば、内部メモリの電話帳からスマートカードの電話帳へ連絡先情報のすべてを転送する、およびその逆の同期プロセスを行う。これは、一方のメモリから他方のメモリへファイルをコピーするアプリケーションを起動することによって行われることが可能である。ユーザがスマートカードに格納された連絡先情報を用いて内部メモリの電話帳を更新するとき、スマートカードはソース電話帳と呼ばれ、内部メモリの電話帳はターゲット電話帳と呼ばれ、逆の場合も同様である。したがって、ソース電話帳上で見つけられる連絡先情報が、ターゲット電話帳にコピーされる。
内部メモリに格納された電話帳を、スマートカードに格納された電話帳と同期させることに伴う問題の1つは、各メモリのデータ構造およびファイル構造が互いに異なることである。具体的には、内部メモリに連絡先情報を格納する大部分の現在の電話帳アプリケーションにより、ユーザは連絡先ごとに複数の連絡先番号および情報を格納することができる。言い換えれば、ユーザは、各連絡先名に対して、自宅番号、勤務先番号、携帯番号、ファックス番号、特定着信音、写真および画像IDなどを格納することができる。これに対して、スマートカードのデータおよびファイル構造により、ユーザは各連絡先名にただ1つの連絡先番号しか格納できない。
一般的にフォーマットされるように、スマートカードは、連絡先名用のデータフィールドを含み、このデータフィールドは0からY文字の様々なサイズとすることができる。このデータフィールドはオプションであり、いくつかのスマートカードでは利用できない場合があることを意味する。利用できる場合、移動体装置は、スマートカードの電話帳レコードに連絡先情報を書き込む前に、連絡先名のデータフィールドに格納される名前の長さを動的に決定しなければならない。スマートカードはまた、連絡先番号のデータフィールドを含む。スマートカードの連絡先番号データフィールドは、少なくとも20桁を格納することができる。ソフトポーズおよびワイルドカード文字も同様に格納されることが可能である。一般に、定期の、ハードポーズは格納されることが可能ではなく、それぞれ単一のソフトポーズに変換されなければならない。スマートカードのメモリでは、フリーシンボルである「+」を除くすべてのシンボルおよびスペースが、一桁とみなされる。すなわち、「+」は、連絡先番号データフィールドに割り当てられた20桁に入らない。ただ1つの連絡先番号データフィールドが、各連絡先名前データフィールドと関連付けられることが可能である。したがって、各連絡先に複数の連絡先番号がある場合、それぞれ個々の連絡先のために複数の連絡先の項目が作成されなければならない。
従来の同期手順に伴う別の問題は、一般に実行されるとき、特定の連絡先番号を有する連絡先レコードがすでにあるかどうかにかかわらず、ソース電話帳に含まれている連絡先情報のすべてがターゲット電話帳にコピーされることである。その結果、ターゲット電話帳は、重複情報と共にロードされる可能性がある。
図1Aは、移動体装置の内部メモリ内の電話帳に格納された連絡先データレコードの一例を示している。図のように、電話帳の連絡先レコード101は、名データフィールド102と姓データフィールド103とを含む。したがってユーザは、各連絡先を名によって、および姓によって格納することができる。電話帳の連絡先レコード101はまた、自宅番号データフィールド104と勤務先番号データフィールド105とを含むことができる。
一方、図1Bは、スマートカードの電話帳110の連絡先データレコードの一例を示している。図1Bに示すように、各連絡先レコードは、単一の名前データフィールド111を記録するだけであり、したがって名も姓も単一のデータフィールドに連結されたデータとして格納される。さらに、各連絡先データレコードは、単一の連絡先番号データフィールド112を提供するだけである。したがって、特定の連絡先の自宅番号と勤務先番号を共に格納するためには、名前データフィールドに同じ項目を有する2つの別個の電話データレコードが、スマートカードの電話帳データファイルに生成されなければならない。その結果、スマートカードが移動体装置に挿入されて、そこに格納されている電話帳データが内部メモリに格納されている電話帳データと同期されるとき、たとえ連絡先番号が、同じ連絡先名の項目に対する複数の連絡先番号にすぎなくとも、一般に各連絡先番号に対して複数の連絡先レコードが作成される。当業者には理解されるように、電話帳の連絡先データレコード101は、独立キーもしくはインデックス値、着信音、写真ID、および図1Bには示していないメタデータなど、他のデータフィールドを含むことができる。
さらに、大部分の従来の同期操作は、特定の連絡先レコードもしくは連絡先番号がすでにあるかどうかにかかわらず、スマートカードに格納された連絡先情報のすべてを内部メモリに、またはその逆に、単にコピーするので、冗長項目が作成される可能性がある。
本明細書に記載された様々な実施形態は、内部メモリに格納された電話帳およびスマートカードに格納された電話帳を自動的に同期するための方法および装置を提供することによって、前述の不都合を克服する。
様々な実施形態の説明を容易にするために、電話帳データファイルが一方のメモリからもう一方のメモリにコピーされるとき、コピーされているデータファイルは、本明細書では「ソース電話帳データファイル」と呼び、データがコピーされるデータファイルは、本明細書では「ターゲット電話帳データファイル」と呼ぶ。
図2は、新しい連絡先レコードをソース電話帳データファイルからターゲット電話帳データファイルへコピーすることに関与する例示的プロセスのステップを示している。プロセッサ可読ソフトウェア命令を含んでいるメモリユニットと結合されたプロセッサが、同期プロセスを実行することができる。プロセッサはまた、プロセスの状態に関してユーザに知らせるために、ディスプレイおよびスピーカを含むことがある、結合されたユーザインターフェースを介して、ユーザのために可聴メッセージおよび可視メッセージを生成することができる。プロセッサはまた、様々な入力装置およびユーザインターフェースを介してユーザからコマンドを受信することができる。
新しい連絡先レコードをソース電話帳データファイルに格納した後、ユーザは、移動体装置に提示されたユーザインターフェース上のオプションメニューから「ターゲット電話帳にコピーする」オプションを選択することができる、ステップ201。このユーザインターフェースのメニューは、画面またはディスプレイ上に提示するためのメニュー表示を生成するためのソフトウェアで構成された、移動体装置のプロセッサ上で動くアプリケーションによって生成されることが可能である。このオプションメニューは、単一レコードまたはすべてのレコードがコピーされるかどうかを判断するために、ユーザに「1つの連絡先」か「すべての連絡先」を選択するように促すことができる、ステップ202。ユーザがステップ202において「1つの連絡先」を選択する場合、第1のカウンタが、「0」に設定されることが可能である、ステップ204。プロセッサは、次に、ソース電話帳データファイルからただ1つの連絡先レコードがターゲット電話帳データファイルにコピーされるべきであるかどうか、またはソース電話帳データファイルに格納された連絡先レコードのすべてがコピーされるべきであるかどうかを判断するために、第1のカウンタ値を調べることができる、ステップ205。
カウンタがゼロに等しい場合、プロセッサは、オプションメニュー表示を生成し、ユーザがソース電話帳データファイルからターゲット電話帳データファイルへコピーする特定の連絡先レコードを選択するように促す、ステップ206。次にプロセッサは、新しく追加された連絡先レコードが、ターゲット電話帳に対して実際に新しいレコードであるか、または新しく追加された連絡先レコードが重複であるかを判断する、ステップ207。この判断については、図4および5を参照して以下にさらに詳細に説明する。選択された連絡先レコードが、重複する連絡先レコードであるとみなされる場合、プロセッサは、ユーザインターフェースを介してオプションメニューを生成し、このような重複があることをユーザに知らせる、ステップ208。次にプロセッサは、第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセッサはスタンバイ状態に戻り、連絡先情報をソース電話帳データファイルからターゲット電話帳データファイルへコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
選択された連絡先レコードが新しい連絡先レコードである(すなわち重複でない)とみなされる場合、プロセッサは、コピーすべきものがあるかどうか判断する、ステップ209。ターゲット電話帳データファイルは、単一の連絡先名および単一の連絡先番号のフィールドを有するだけの場合があるので、ターゲット電話帳データファイルには、電子メールアドレス、ウェブサイトアドレス、インスタントメッセージングアドレスなど、テキストベースである連絡先情報を受け入れることができないものがある。このようなターゲット電話帳データファイルに連絡先情報を格納するとき、このようなテキストだけの連絡先情報は無視される。したがって、ユーザが内部メモリに格納された電話帳(ソース)からスマートカードに格納された電話帳(ターゲット)へコピーしようとする場合、連絡先レコードデータがコピーに適したデータであるかどうかを判断することが必要である。次にプロセッサは、第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセッサはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳データファイルからターゲット電話帳データファイルへ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
内部メモリに格納された電話帳に格納された、選択された連絡先レコードが、連絡先名および他の何らかのテキストベースのみの連絡先情報を含むだけである場合、ユーザは、スマートカードに格納された電話帳にコピーするものはないと知らされる、ステップ210。ソース電話帳が、内部メモリに格納された電話帳であって、ターゲット電話帳がスマートカードに格納された電話帳であるとき、スマートカード上のデータフィールドの制限によりステップ209は不可欠であるが、ターゲット電話帳が内部メモリに格納された電話帳であるとき、このようなステップは不可欠ではなく、省略可能である。しかし、ターゲット電話帳が内部メモリに格納された電話帳であるときにステップ209が行われる場合、スマートカードに格納されたいかなるデータも、内部メモリの電話帳にコピー可能であるので、ステップの結果は常にコピーすべきデータがあることを示す。
新しい連絡先レコードが、重複ではなく(すなわち、ステップ207=「いいえ」)、コピーすべき連絡先情報がある(すなわち、ステップ209=「はい」)場合、プロセッサは、新しいデータを受け入れるためにターゲット電話帳上で利用できる十分なメモリスペースがあるかどうかを判断する、ステップ211。新しいデータを受け入れるために利用できる十分なメモリスペースがない場合、ユーザはユーザインターフェースを介して通知される、ステップ212。次にプロセッサは、第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセスはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳データファイルからターゲット電話帳データファイルへ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
ターゲット電話帳に十分なメモリスペースがある場合(すなわち、ステップ211=「はい」)、プロセッサは、選択された連絡先レコードが部分的重複であるかどうかを判断することができる、ステップ213。この判断については、図4および5を参照して、以下でさらに詳細に説明する。ソース電話帳がスマートカードであり、ターゲット電話帳が内部メモリに格納された電話帳であるとき、連絡先の項目が部分的重複であるかどうかを判断する必要がある。スマートカード上の連絡先レコードは、内部メモリの電話帳上の連絡先名と関連する1つの連絡先番号の重複である可能性があるが、移動体装置の電話帳ファイルに格納された連絡先と関連するすべての番号の重複ではない可能性がある。しかしながら、内部メモリに格納された電話帳がソースである場合、連絡先レコードは、完全な重複となるか、またはそうではない。これは、スマートカード上の電話帳の連絡先レコードファイルが、連絡先名と連絡先番号とに単一フィールドしか含まない場合である。結果として、ステップ213は、ソース電話帳がスマートカードに格納された電話帳であり、ターゲット電話帳が内部メモリに格納された電話帳であるとき、内部メモリに格納された電話帳上の複数のデータフィールドにより、不可欠である一方で、このようなステップは、ターゲット電話帳がスマートカードに格納された電話帳であるとき不可欠ではなく、省略されることが可能である。それにもかかわらず、ターゲット電話帳がスマートカードに格納された電話帳であるときにステップ213が行われる場合は、ステップ207のように、このステップの結果は常に、重複する連絡先レコードがあるもしくはないことを示す。
選択された連絡先レコードが、部分的重複である場合(すなわち、ステップ213)、ユーザはユーザインターフェース、ディスプレイ、およびスピーカを介して通知されることが可能であり、またユーザインターフェース、ディスプレイ、およびスピーカを介して、ユーザがターゲット電話帳(内部電話帳)上の連絡先レコードを更新することを望むかどうかを選択するよう促されることが可能である、ステップ214。ユーザがターゲット電話帳(内部電話帳)上の連絡先レコードを更新することを望む場合、スマートカードの電話帳上の連絡先名と関連する不明の連絡先番号は、内部電話帳上の対応する連絡先名の連絡先レコードと、「不明の電話」としてマージされる。図10は、部分的重複のマージ操作を示している。図10に示すように、変換された名前フィールドが、結果的に一致する場合、連絡先番号フィールド313に格納された新しい、不明の連絡先番号(「7147141」)は、内部メモリ上の連絡先レコード301に「不明の電話」306として「マージ」される。
ユーザがターゲット電話帳上の連絡先レコードを更新することに応じない場合、コピー機能はキャンセルされる、ステップ215。次にプロセッサは、第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセスはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳からターゲット電話帳へ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
プロセッサが、ステップ213において選択された連絡先レコードは部分的重複ではないと判断する場合、また選択された連絡先レコードが、ステップ213において部分的重複であると判断されて、ユーザがステップ214においてユーザインターフェースを介してスマートカード上の連絡先レコードを更新することを選択する場合、プロセッサは、選択された連絡先レコードと関連する連絡先番号が、長すぎてターゲット電話帳に格納できないかどうかを判断する、ステップ216。スマートカードの連絡先番号フィールドは、20桁までしか受け入れることができないので、連絡先レコードと関連するいくつかの連絡先番号は、長すぎてスマートカードに格納することができない場合がある。幾人かのユーザは、自動音声メールサービスなどが、単一の連絡先レコード連絡先番号を作動させることによって簡単にアクセス可能であるように、ポーズおよびワイルドカードを格納することを希望する場合がある。このような機能は、内部電話帳アプリケーションに利用可能であるが、スマートカードの電話帳では連絡先番号フィールドの長さにより、制限される。
選択された連絡先レコードと関連する連絡先番号のすべてがスマートカード上に格納されるには長すぎる場合、ユーザはユーザインターフェースを介して通知される、ステップ217。ユーザがスマートカードから内部電話帳に連絡先レコードをコピーしようとする場合、スマートカード上に格納されることが可能であるすべてのデータは、内部電話帳データファイルに格納されることが可能であるので、ステップ216は必要ではない。したがって、このステップ216は、スマートカードからターゲットの内部電話帳へ連絡先レコードをコピーするとき、省略可能である。一方、ターゲットが内部電話帳であるとき、ステップの結果は常に連絡先レコードが格納されるようにするので、このプロセスステップは、完了されることが可能である。
連絡先レコードがターゲット電話帳データファイルに格納された後に、プロセッサは第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセスはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳からターゲットへ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
カウンタ値がゼロより大きい場合、プロセッサは、選択された連絡先レコードと関連する連絡先番号の単にいくつかが、スマートカード上に格納するには長すぎるかどうか判断する、ステップ218。内部電話帳は、各連絡先レコードに対して複数の連絡先番号を格納することができるので、連絡先レコードと関連する連絡先番号のいくつかは、スマートカードに格納するには長すぎる場合があり、その他の場合はそうではない。連絡先番号のいくつかが、スマートカードに格納するには長すぎる場合、スマートカードに格納するのに十分な短い連絡先番号のみが、スマートカードにコピーされる、ステップ219。次にプロセッサは、第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセスはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳からターゲット電話帳へ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
選択された連絡先レコードと関連する連絡先番号のすべてが、ターゲット電話帳に格納するのに十分短い場合、選択された連絡先レコードと関連する連絡先番号のすべてが、ターゲット電話帳にコピーされる、ステップ220。選択された連絡先レコードと関連する連絡先番号のすべてが、ターゲット電話帳データファイルにコピーされると、プロセッサは第1のカウンタ値をデクリメントする、ステップ221。次にプロセッサは、第1のカウンタ値を調べて、コピープロセスが他の連絡先レコードに繰り返されるべきかどうか、またはプロセスは完了であるかどうかを判断する、ステップ222。第1のカウンタ値がゼロ以下である場合、プロセスはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳データファイルからターゲット電話帳データファイルへ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
上記のステップ202において、ユーザが連絡先を「すべてコピーする」を選ぶ場合、第1のカウンタは、X+1に設定され、ここでXは、ソース電話帳に格納された連絡先レコードの総数に等しい、ステップ230。次に第1のカウンタ値が調べられる、ステップ205。第1のカウンタ値が「1」より大きい場合、第2のカウンタ値が「0」に設定される、ステップ231。第1のカウンタ値が「1」に等しい場合、プロセスはスタンバイ状態に戻り、ソース電話帳からターゲット電話帳へ連絡先情報をコピーするための次の要求を待つ、ステップ223。
第1のカウンタ値が「1」より大きい場合、第2のカウンタ値はインクリメントされ、ステップ232、第2のカウンタの値は、連絡先レコードを選択するために使用される、ステップ233。例えば、第2のカウンタ値の値が「1」である場合、内部メモリに格納された第1の連絡先レコードが選択される。第2のカウンタ値の値が「2」である場合、内部メモリに格納された第2の連絡先レコードが選択される。ステップ233において連絡先レコードが選択されると、プロセッサは上記のようにステップ207〜220を通してプロセスを継続する。ステップ222において、第1のカウンタ値が「1」より大きい場合、プロセッサはステップ205に戻って、第1のカウンタ値の値を調べ、上記のステップを継続する。
図3は、選択された連絡先データレコードが2つ以上の連絡先番号を含んでいるとき、スマートカード上で作成された複数の連絡先レコードを示している。選択された連絡先レコード301は、内部電話帳にある。例示的な選択された連絡先レコード301は、選択された連絡先の名302「Benjamin」のデータフィールド、ならびに選択された連絡先の姓303「Franklin」のデータフィールドを含む。さらに、内部電話帳は、選択された連絡先名と関連する複数の連絡先番号304、305を可能にする。これらは、「自宅電話」304および「勤務先電話」305として表示されることがある。選択された連絡先レコードが、スマートカードにコピーするために選択されるとき、各連絡先番号304、305に対して別個の項目が、スマートカードの電話データファイルに作成される。別個に作成された項目は、スマートカードの連絡先レコード310、311として図3に示されている。さらに、スマートカードは、単一の名前フィールドしか含まないので、名フィールド302および姓フィールド303はそれぞれ、スマートカード上に新しく作成された両方の連絡先レコードについて同じである単一の名前フィールド312aおよび312bに結合される。スマートカードは、関連する連絡先番号に単一のフィールドしか含まないので、どの連絡先番号がセーブされるかに関する区別がない。したがって、スマートカードに格納された連絡先番号のデータフィールドは、「不明の電話」313aおよび313bと表示される。
図4は、選択された連絡先レコードが重複した連絡先レコードであるかどうかを判断するために、コピー機能が内部電話帳(ソース)からスマートカード(ターゲット)へ連絡先レコードをコピーするときに実行されることが可能であるプロセスフローのステップを示している。図4に示すように、プロセッサはまず選択された連絡先名を、スマートカードのフォーマット、すなわち図3に上述の参照番号312によって示すように姓303の後にシングルスペースで名302が続いて、単一の名前フォーマットを生成する単一データフィールドに変換する、ステップ401。次に、この変換された、内部電話帳データファイルからの選択された連絡先名は、スマートカードの電話帳データファイルに格納されているすべての名前312と比較される、ステップ402。スマートカードのフォーマットで変換された連絡先名は、この比較ステップの間、バッファまたは他の同様の場所に一時的に格納されることが可能である。変換され選択された名前のどの文字もスマートカード上の電話帳データファイルに格納された名前と異なる場合、一致するものが存在せず、連絡先レコードは、重複ではないとみなされる、ステップ405。内部電話帳データファイルに格納されている選択され変換された名前が、同じくスマートカードに格納されている上記の一致した連絡先番号と関連する名前と一致する場合、一致するものが存在する。
名前の一致するものが存在する場合、プロセッサは、スマートカードに格納されている変換され選択された連絡先名と関連する連絡先番号が、一致した連絡先名と関連する連絡先番号と同一であるかどうかを判断する、403。そのために、内部電話帳データファイルの中の、変換され選択された連絡先名と関連する連絡先番号のそれぞれが、一時的なバッファまたは同様の一時的なメモリ場所に格納され、スマートカード上に格納されている、一致した連絡先名と関連する連絡先番号と比較される。連絡先番号の少なくとも1つが同一である場合、または番号間の唯一の違いが、内部電話帳の連絡先レコード上のハードポーズが、スマートカードの電話帳の連絡先レコード上のソフトポーズに置き換えられていることである場合、この番号は一致するものとみなされる。一致するものは、連絡先レコードを重複として識別する、ステップ404。その他の場合は、番号が単にポーズで異なる場合を含み、番号は一致するものとみなされない。ワイルドカードは、同じワイルドカードを同じ位置に有する2つの数字が一致するものとみなされる以外、マッチングプロセスでは処理されない。変換され選択された連絡先名と関連する連絡先番号が、上記の一致した連絡先名と関連する連絡先番号のいずれとも一致しない場合、連絡先レコードは重複と認定されない、ステップ405。
内部メモリの中の連絡先レコードと関連する連絡先番号の単に一部が一致し、すべてではない場合、部分的重複と判断される。このような場合には、スマートカード上に、新しい連絡先レコードが生成されることが可能であり、一致しない連絡先番号のそれぞれが、新しく生成された連絡先レコードに書き込まれることが可能である、ステップ217参照。選択され変換された連絡先名と関連する連絡先番号のすべてが一致するものとみなされる場合、この方法は、連絡先番号が重複であるとみなし、ユーザは、ユーザインターフェース、ディスプレイおよび/またはスピーカを介して正式に通知される、ステップ205。
選択され変換された連絡先名と関連する番号のどれも一致するものとみなされない場合、プロセッサはスマートカードに新しい連絡先レコードを生成し、一致しない連絡先番号のそれぞれを新しく生成された連絡先レコードに書き込むことができる、上記ステップ217参照。選択され変換された連絡先名と関連する連絡先番号のすべてが一致するものとみなされる場合、この方法は、連絡先番号が重複であると考え、ユーザは、ユーザインターフェースを介して正式に通知される、ステップ205。
図5は、選択された連絡先レコードが重複する連絡先レコードであるかどうかを判断するために、コピー機能が連絡先レコードをスマートカードの電話帳(ソース)から内部電話帳(ターゲット)にコピーするときに行われることが可能であるプロセスフローのステップを示している。図5に示すように、プロセッサはまず、選択された連絡先名を内部電話帳フォーマットに変換することができる、ステップ501。具体的にはプロセッサは、スマートカードに格納された単一の名前フィールド312を2つの別個のデータフィールド、すなわち姓303のデータフィールドと名302のデータフィールドに分割する。スペース前の第1の完全な語は、第1の名前データフィールド302への項目であると仮定されることが可能である。スペース後の残りの連絡先名の項目は、姓フィールド303であると仮定されることが可能である。あるいは、プロセッサは、姓が最初に格納されるデータ方式に対応するためにこの逆を仮定することができる。さらに他の実施形態では、スマートカードの電話帳に格納された単一の名前フィールド312が、単に姓データフィールド303にコピーされる。変換された連絡名フィールドは、一時的なバッファ、または同様の一時的なメモリ場所に格納される。次に、スマートカードからの変換された姓データフィールド303は、内部メモリに格納された姓データフィールド302の中のすべての項目と比較される、ステップ502。内部メモリの中の姓データフィールドにある項目が、スマートカード上の電話帳データファイルに格納された、選択された項目の姓データフィールドにある項目と異なる場合、一致するものは存在せず、連絡先レコードは重複ではないと考えられる、ステップ505。プロセッサは、スマートカードの連絡先レコードからのデータを用いて、新しい連絡先レコードを生成することができる。変換された姓は、姓データフィールド303に置かれ、変換された名は、名データフィールド302に置かれる。連絡先番号は、「不明の電話」用のデータフィールドに置かれる。
変換された姓データフィールド303が、内部メモリに格納された電話帳上のいずれかの姓データフィールドと一致する場合、変換された名データフィールド302が、前に一致した姓と関連する名データフィールドのそれぞれと比較される、ステップ503。内部メモリの名データフィールドの中のいずれかの文字が、スマートカード上の電話帳の中に格納された、選択された項目の名データフィールドと異なる場合、一致するものは存在せず、連絡先レコードは重複ではないと考えられる、ステップ505。プロセッサは、スマートカードに格納された連絡先レコードからのデータを用いて新しい連絡先レコードを生成することができる。変換された姓の項目は、姓フィールド303に置かれる。変換された名の項目は、名フィールド302に置かれる。連絡先番号は、「不明の電話」用のフィールドに置かれる。あるいは、単一の連絡先名前フィールド312が姓データフィールド303にコピーされる実施形態では、単一の名前のみが比較される。
変換された名フィールド302が、内部電話帳上のいずれかの名フィールドと一致する場合、スマートカード上の連絡先の項目と関連する連絡先番号313は、一時的なバッファまたは同様の一時的なメモリユニットに格納され、内部メモリ上に格納された連絡先の項目と関連する複数の連絡先のそれぞれと比較される、ステップ504。スマートカード上の連絡先の項目と関連する連絡先番号の番号が、内部電話帳上の連絡先の項目と関連する複数の連絡先番号のいずれかと同一である場合、または番号間の唯一の違いが、内部電話帳の連絡先レコード上のハードポーズが、スマートカードの電話帳の連絡先レコード上のソフトポーズで置き換えられることである場合、番号は一致するものとみなされる、ステップ506。スマートカードからの連絡先名と関連する番号が、内部メモリ上の連絡先レコードと関連する番号に一致する場合、重複と判断され、コピー機能はキャンセルされる、ステップ505。
その他の場合は、番号がポーズによってのみ異なる状況を含み、番号は一致するものとみなされない。ワイルドカードは、同じワイルドカードを同じ位置に有する2つの番号が一致するものとみなされることを除いて、マッチングプロセスでは処理されない。選択された、変換された連絡先名と関連する番号のどれも一致するものとみなされない場合、この方法は、内部メモリに格納された連絡先レコード上の「不明の電話」用のフィールドにスマートカードから連絡先番号をコピーすることができる。
代替的実施形態では、様々な連絡先レコードがすでに中に格納されたスマートカードが、移動体装置に挿入される場合がある。スマートカードが移動体装置に挿入されると、センサが新しいスマートカード機器を検出し、自動的に同期手順を開始することができる。内部電話帳をスマートカードの電話帳と適切に同期するために、図2を参照した上記の「すべてコピーする」手順は、ソースとして内部電話帳データファイルに、次にターゲットとして内部電話帳データファイルに、開始されることが可能である。このようにして、内部メモリに格納された電話帳データのすべてが、重複することなくスマートカードに転送され、スマートカードに格納された連絡先データのすべてが、重複することなく内部メモリの電話帳にコピーされる。このようにして、ユーザは、スマートカードと内部メモリの両方が、ユーザの連絡先情報のすべての完全かつ正確なコピーを含むことを保証されることが可能である。コピー手順は、内部電話帳をまずスマートカードにコピーし、次にスマートカードの電話帳を内部電話帳にコピーすることができ、またはその逆も可能であるという点に留意されたい。コピーする順序は問題ではない。
図6は、新しい連絡先がスマートカードに追加されるときに発生するプロセスフローを示している。新しい連絡先レコードがスマートカードに追加されるとすぐに、上述の同期プロセスが開始される。スマートカードに入力された新しい連絡先レコードが、内部メモリの電話帳にまだ存在していないと仮定すると、新しい連絡先レコードが、内部メモリの電話帳に作成される。図6に示すように、スマートカード上の連絡先レコードは、連絡先の名と姓の両方を含む連絡先名用の単一フィールド312を含んでいる。さらに、スマートカード上の連絡先レコードは、「不明の電話」として示されている単一の連絡先番号フィールド312を含んでいる。新しい連絡先レコードを含んでいるスマートカードが、移動体装置に挿入されると、同期プロセスが開始されることが可能である。同期プロセスが内部電話帳に新しい連絡先レコードを生成すると、名前フィールド312の中の入力が、姓データフィールド303にコピーされる。さらに、連絡先番号データフィールド313の中の入力は、内部電話帳データファイル上に格納された第1の連絡先番号データフィールド304に「不明の電話」としてコピーされる。あるいは、図6には示していないが、スマートカードの電話帳に格納された単一の名前フィールド312は、単に姓データフィールド303にコピーされて、名と姓が共に姓データフィールド303に格納されるようにすることが可能である。
別の実施形態では、ユーザが連絡先レコードを内部電話帳データファイルに追加するたびに、上述の同期プロセスが起動される。ユーザは、追加された単一の連絡先レコードのみをコピーすることを選ぶことができ、または上記に概要を示したように「すべてコピーする」手順を起動することを選ぶことができる。図7は、新しい連絡先レコードまたは番号が内部電話帳データファイルに追加され、スマートカードの電話帳データファイルと同期されるときのプロセスフローを示している。図7に示すように、内部電話帳連絡先レコード301は、名データフィールド302に「Benjamin」という名前、姓データフィールド303に「Franklin」という名前、自宅電話データフィールド304に「8588581」という電話番号、勤務先電話データフィールド305に「7147141」を含んでいる。この例では、上述の同期プロセスが行われるとき、スマートカードに部分的な重複があることが発見される。すなわち、スマートカードの連絡先レコードは、「Franklin Benjamin」という名前に対してすでに存在し、自宅電話番号「8588581」を含んでいる。結果として、同期プロセスは、勤務先電話「7147141」について新しいスマートカードの連絡先レコード310を生成するにすぎない。図のように、新しいスマートカードの連絡先レコード310は、名前データフィールド312に「Franklin Benjamin」という名前と、連絡先番号データフィールド313に「7147141」という連絡先番号を含む。
ユーザが、内部メモリまたはスマートカードに格納された連絡先番号を編集することによって連絡先レコードを変更することを選ぶ場合、連絡先番号は、変更されない電話帳で同時に修正される。したがって、例えば連絡先レコードが、内部メモリとスマートカードの両方に存在し、ユーザがスマートカード上の項目を変更する場合、内部メモリに格納された連絡先レコードは、自動的に同様に変更される。図11は、変更プロセスを示している。図11に示すように、連絡先レコード301が、内部メモリ上にあって、名フィールド302(「Benjamin」)と、姓フィールド303(「Franklin」)と、自宅電話フィールド304(「8588581」)とを有する。同様に、スマートカードの電話帳は、単一名前フィールド312(「Franklin Benjamin」)と、電話フィールド313(「8588581」)とを有する連絡先レコード310を含んでいる。ユーザが例えばスマートカード上で電話フィールド313を、「8588581」から「7147141」に変更して、セーブキーを押す場合、複写プロセスが起動される。複写プロセスの結果、内部メモリに格納された連絡先レコード301が変更されて、自宅電話フィールド304が自動的に「7147141」に変更される。
ユーザが、内部電話帳またはスマートカードの電話帳から連絡先レコードを削除することを決定するとき、連絡先情報を同期させるために、対応する電話帳データファイル上で同様のアクションが行われることになる。図8Aは、ユーザが内部電話帳から連絡先レコードを削除するとき行われるプロセスフローのステップを示している、ステップ801。内部メモリに格納された電話帳は、単一連絡先レコードに対して複数の連絡先番号を含んでいる場合があるので、プロセッサは、特定の連絡先名についてスマートカードに格納された電話帳に格納されたすべての重複する連絡先レコードを探し出さなければならない。このように、プロセッサは、スマートカードに格納された重複する連絡先レコードがあるかどうか判断する、ステップ802。スマートカードに重複があるかどうかを判断するために、上述の論理が実行されることが可能である。スマートカードに重複する連絡先レコードがない場合、プロセスは同期プロセスを完了し、次の同期の要求を待つ、ステップ803。このように、単一の連絡先レコードが、内部電話帳から削除される場合、スマートカードの電話帳から、複数の連絡先レコードが削除される可能性がある。あるいは、単一の連絡先番号が、内部電話帳の連絡先レコードから削除される場合、スマートカードの電話帳から、単一の連絡先レコードが削除される可能性がある。この実施形態のプロセスは、すべての重複レコードが削除されるまで、スマートカードから連絡先レコードを削除し続ける、ステップ804。連絡先レコードのすべてが削除されると、プロセスは同期を完了し、次の同期の要求を待つ、ステップ803。
一方、ユーザがスマートカードの電話帳から連絡先レコードを削除するとき、プロセッサは、図5を参照して上述したプロセスに従って内部電話帳に格納された重複する連絡先番号を探し出す。重複する連絡先番号が内部電話帳にあることがわかると、連絡先レコード全体ではなく、ただ1つの重複する連絡先番号のみが削除される。内部電話帳のこの連絡先レコードと関連する残りの連絡先番号は、維持される。図8Bは、ユーザがスマートカードの電話帳の中の連絡先レコードを削除するときに行われるプロセスフローのステップを示している。まずユーザが、スマートカードの電話帳から連絡先レコードを削除する、ステップ805。削除された連絡先レコードおよび関連する連絡先番号は、一時的なバッファまたは同様の一時的なメモリユニットに格納され、内部メモリの電話帳の中の重複する連絡先レコードが識別されることが可能になる。内部メモリに格納された電話帳は、単一の連絡先レコードに対して複数の連絡先番号を含むことがあるので、プロセッサは、スマートカードから削除された連絡先レコードに対応する部分的な重複を識別しようとする。プロセッサは、スマートカードの電話帳で削除された連絡先レコードに対応する内部メモリの電話帳に格納された部分的に重複する連絡先レコードを識別する、ステップ806。上述の論理は、スマートカードに部分的な重複があるかどうかを判断するために実行されることが可能である。スマートカードに部分的な重複する連絡先レコードがない場合、プロセスは同期プロセスを完了し、次の同期の要求を待つ、ステップ807。その他の場合は、プロセッサは、内部メモリの電話帳から部分的な重複に対応する連絡先番号を削除する、ステップ808。部分的な重複する連絡先番号が削除されると、プロセスは同期を完了し、次の同期の要求を待つ、ステップ807。
プロセッサは、内部メモリとスマートカードに格納された連絡先レコードの間で、定期的にまたは何らかの特定のイベント時に、比較を行うことができる。プロセッサは、イベントの発生時にまたは定期的に、内部メモリに格納された連絡先レコードのすべてを、挿入されたスマートカードに格納された連絡先レコードと比較することができる。連絡先レコード間に不一致がある場合、同期プロセスが起動されることが可能であり、ユーザは、両方の電話帳レコードが完全で、最新であることを保証することができる。ユーザが連絡先レコードをコピーするのではなく、連絡先レコードを削除しようとした場合、ユーザは、電話帳レコード間の不一致が現れるたびに、ユーザインターフェースを介して通知されることが可能である。このようにして、ユーザは連絡先レコードのコピープロセスまたは削除プロセスを確認することができる。
上述の実施形態は、例えば携帯電話、携帯電話もしくはWiFi機能を備えた携帯情報端末(PDS)、移動体電子メール受信機、移動体ウェブアクセス装置、および将来開発される可能性のある他のプロセッサを備えた装置など、様々な移動体装置のいずれかで実行されることが可能である。一般には、このような移動体装置は、共通して図9に示す構成要素を有する。例えば、移動体装置190は、内部メモリ192およびディスプレイ193に結合されたプロセッサ191を含むことができる。さらに、移動体装置190は、無線データリンクおよび/またはプロセッサ191に結合された携帯電話のトランシーバ195に接続された、電磁放射を送受信するためのアンテナ194を有する。プロセッサ191は、上述の様々な実施形態の機能を含む、様々な機能を実行するためのソフトウェア命令で構成されることが可能である、プログラム可能マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または複数のプロセッサチップであることが可能である。一般に、ソフトウェアアプリケーションは、内部メモリ192に格納された後に、アクセスされ、プロセッサ191にロードされることが可能である。いくつかの移動体装置では、プロセッサ191は、アプリケーションのソフトウェア命令を格納するのに十分な内部メモリを含むことができる。この記述のために、メモリという用語は、内部メモリ192、およびプロセッサ191自体の内部のメモリを含む、プロセッサ191によってアクセス可能であるすべてのメモリを指す。内部メモリの電話帳データファイルなど、ユーザデータファイルは、一般にメモリ192に格納されている。多くの移動体装置では、メモリ192は、フラッシュメモリなど、揮発性または不揮発性メモリである。移動体装置は、一般にユーザの入力を受信するための、キーパッド196もしくは小型キーボード、およびメニュー選択ボタンもしくはロッカースイッチ197を含む。
また様々な実施形態の移動体装置190は、スマートカード受けスロット199内に配置された取り外し可能なスマートカード198を含む。スマートカード受けスロット199は、電気接触を有して構成され、カードが移動体装置190に差しこまれると、取り外し可能なスマートカード198がプロセッサ191と電気的に結合されるようになっている。
上述の様々な実施形態は、本明細書に記載の実施形態の方法をプロセッサ191が実行するようにする、プロセッサで実行可能なソフトウェア命令を含むメモリ192に電話帳同期アプリケーションを格納することによって、典型的な移動体装置190で実行される。
前述の実施形態を実行するために使用されるハードウェアは、上記の方法に対応する方法のステップを実行するための一組の命令を実行するように構成された処理要素およびメモリ要素であることが可能である。あるいは、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に専用の回路によって実行されることが可能である。
本明細書で開示した実施形態と関連して説明した様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装されることが可能であることを、当業者は理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこのような互換性をわかりやすく説明するために、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概してその機能に関して上記に記載した。このような機能がハードウェアとして実装されるかまたはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された特定の応用および設計の制約によって決まる。当業者は、各特定のアプリケーションについて記載した機能を様々な方法で実施することができるが、このような実施の決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
本明細書に開示した実施形態と関連して記載した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサで実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで、実行されることが可能である。ソフトウェアモジュールは、プロセッサ可読記憶媒体および/またはプロセッサ可読メモリの中にあり、これらの双方は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られているデータ格納媒体の他のいかなる有形の形式のいずれかとすることができる。さらに、プロセッサ可読メモリは、2つ以上のメモリチップ、プロセッサチップの内部のメモリ、独立したメモリチップ、ならびにフラッシュメモリおよびRAMメモリなど様々なタイプのメモリの組合せを含むことができる。本明細書でのハンドセットのメモリへの言及は、特定の構成、タイプ、またはパッケージングに限定することなく、ハンドセット内のいずれか1つまたはすべてのメモリモジュールを含むものとする。例示的な記憶媒体は、プロセッサがこの記憶媒体から情報を読み取ること、およびこの記憶媒体に情報を書き込むことができるように、移動体ハンドセットまたは対象サーバの中のプロセッサに結合されている。代替的には記憶媒体は、プロセッサと一体化されている場合がある。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに備わっている場合がある。
様々な実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を作成するまたは利用することができるように提供する。当業者にはこれらの実施形態への様々な変更が容易に理解され、また本明細書で説明した一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用することができる。したがって本発明は、本明細書に示した実施形態に限定されるものとせず、特許請求の範囲は、本明細書に開示した原理および新規の特徴と一致する最大の範囲を与えられるべきである。

Claims (40)

  1. ソース電話帳のデータファイルとターゲット電話帳のデータファイルとの間で連絡先レコードデータを同期させるための方法であって、
    前記ソース電話帳に格納された、選択された連絡先レコード名の項目を、前記ターゲット電話帳上の前記連絡先レコード名に受け入れられる形式に変換することと、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先レコード名と比較することと、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先名と関連するソース電話帳の連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致した連絡先レコード名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較することと、
    重複が存在しない場合、前記変換された連絡先名および関連する連絡先番号を前記ターゲット電話帳にコピーすることと
    を備える、方法。
  2. 前記選択された連絡先レコード名を変換することが、別個の名と姓のフィールドを単一の名前フィールドに変換することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択された連絡先レコード名を変換することが、単一の名前フィールドを別個の名と姓のフィールドに変換することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. スマートカードが前記移動体装置に挿入されるときはいつでも前記方法が起動される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ソース電話帳で連絡先レコードが変更されるときはいつでも、前記方法が起動される、請求項1に記載の方法。
  6. 複数の内部連絡先レコードを含んでいる電話帳データファイルを中に格納したメモリと、
    複数のスマートカードの連絡先レコードを含んでいるスマートカードの電話帳を中に格納したスマートカードと、
    前記メモリとスマートカードの両方に結合されたプロセッサであって、
    ソース電話帳に格納された選択された連絡先レコード名の項目をターゲット電話帳上の前記連絡先レコード名に受け入れられる形式に変換するための、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先レコード名と比較するための、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先名と関連するソース電話帳の連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致した連絡先レコード名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較するための、および
    重複が存在しない場合、前記変換された連絡先名および関連する連絡先番号を前記ターゲット電話帳にコピーするための
    同期プロセスのソフトウェアで構成されたプロセッサと
    を備える、移動体装置。
  7. 前記プロセッサが、別個の名と姓のフィールドを単一の名前フィールドに変換するためのソフトウェアで構成された、請求項6に記載の移動体装置。
  8. 前記プロセッサが、単一の名前フィールドを別個の名と姓のフィールドに変換するためのソフトウェアで構成された、請求項6に記載の移動体装置。
  9. スマートカードが前記移動体装置に挿入されるときにはいつでも、前記プロセッサが、前記同期プロセスのソフトウェアを実行するように構成された、請求項6に記載の移動体装置。
  10. 前記ソース電話帳で連絡先レコードが変更されるときにはいつでも、前記プロセッサが、前記同期プロセスのソフトウェアを実行するように構成された、請求項6に記載の移動体装置。
  11. 複数のソース連絡先レコードを含んでいるソース電話帳を格納するための手段と、
    複数のターゲット連絡先レコードを含んでいるターゲット電話帳を格納するための手段と、
    ソース連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳によって受け入れられるフォーマットに変換するための手段と、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換されたソース連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納された前記連絡先レコード名と比較するための手段と、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記一致した変換されたソース連絡先名と関連するソース連絡先番号を、前記一致したターゲット連絡先名と関連するターゲット連絡先番号と比較するための手段と、
    重複が存在しない場合、前記変換されたソース連絡先名および関連するソース連絡先番号を前記ターゲット電話帳にコピーするための手段と
    を備える、移動体装置。
  12. 前記ソース電話帳を格納するための前記手段が、内部格納手段を備え、前記ターゲット電話帳を格納するための前記手段が、携帯型格納手段を備える、請求項11に記載の移動体装置。
  13. 前記ソース電話帳を格納するための前記手段が、携帯型格納手段を備え、前記ターゲット電話帳を格納するための前記手段が、内部格納手段を備える、請求項11に記載の移動体装置。
  14. ソース電話帳に格納された選択された連絡先レコード名の項目を、ターゲット電話帳上の前記連絡先レコード名に受け入れられる形式に変換することと、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先レコード名と比較することと、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先名と関連するソース電話帳の連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致した連絡先レコード名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較することと、
    重複が存在しない場合、前記変換された連絡先名および関連する連絡先番号を前記ターゲット電話帳にコピーすることと
    を備える諸ステップを移動体装置のプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令を格納したプロセッサ可読格納媒体。
  15. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに別個の名と姓のフィールドを単一の名前フィールドに変換することを備える諸ステップを実行させるように構成された、請求項14に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  16. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、単一の名前フィールドを別個の名と姓のフィールドに変換することを備える諸ステップを実行させるように構成された、請求項14に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  17. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、前記スマートカードが前記移動体装置に挿入されるときはいつでも、前記同期プロセスを起動することを備える諸ステップを実行させるように構成された、請求項14に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  18. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、連絡先レコードが前記ソース電話帳上で変更されるときはいつでも、前記同期プロセスを起動することを備える諸ステップを実行させるように構成された、請求項14に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  19. ソース電話帳のデータファイルとターゲット電話帳のデータファイルとの間で連絡先レコードデータを同期させるための方法であって、
    削除するために前記ソース電話帳の中の連絡先レコード名および関連する連絡先番号を選択することと、
    前記選択された連絡先レコード名および関連する連絡先番号を一時的なメモリに格納することと、
    前記一時的なメモリに格納された前記選択された連絡先レコード名を、前記ターゲット電話帳上の前記連絡先名に受け入れられる形式に変換することと、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先名と比較することと、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記関連する連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致する連絡先名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較することと、
    前記関連する連絡先番号を前記ソース電話帳から削除することと、
    前記重複する連絡先レコードがある場合のみ、前記一致した連絡先名と関連する前記連絡先番号を前記ターゲット電話帳から削除することと
    を備える、方法。
  20. 前記選択された連絡先レコード名を変換することが、別個の名と姓のフィールドを単一の名前フィールドに変換することを備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記選択された連絡先レコード名を変換することが、単一の名前フィールドを別個の名と姓のフィールドに変換することを備える、請求項19に記載の方法。
  22. スマートカードが前記移動体装置に挿入されるときはいつでも前記方法が起動される、請求項19に記載の方法。
  23. 前記ターゲット電話帳がスマートカードの電話帳であるとき、前記一致した連絡先レコード名を削除することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  24. 前記ターゲット電話帳が内部メモリの電話帳であり、他の連絡先番号が前記一致した連絡先レコード名と関連していないとき、前記一致した連絡先レコード名を削除することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  25. 前記ソース電話帳が内部メモリの電話帳であり、他の連絡先番号が前記選択された連絡先レコード名と関連していないとき、前記選択された連絡先レコード名を前記ソース電話帳から削除することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  26. 複数の内部連絡先レコードを含んでいる電話帳データファイルを中に格納したメモリと、
    複数のスマートカードの連絡先レコードを含んでいるスマートカードの電話帳を中に格納したスマートカードと、
    前記メモリとスマートカードの両方に結合されたプロセッサであって、
    削除するためにソース電話帳の中の連絡先レコード名および関連する連絡先番号を選択するための、
    前記選択された連絡先レコード名および関連する連絡先番号を一時的なメモリに格納するための、
    前記一時的なメモリに格納された前記選択された連絡先レコード名を、ターゲット電話帳上の連絡先名に受け入れられる形式に変換するための、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先名と比較するための、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記関連する連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致する連絡先名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較するための、
    前記関連する連絡先番号を前記ソース電話帳から削除するための、および、
    前記重複する連絡先レコードがある場合のみ、前記一致した連絡先名と関連する前記連絡先番号を前記ターゲット電話帳から削除するための
    同期プロセスのソフトウェアで構成されたプロセッサと
    を備える移動体装置。
  27. 前記プロセッサがさらに、別個の名と姓のフィールドを単一の名前フィールドに変換するためのソフトウェアで構成された、請求項26に記載の移動体装置。
  28. 前記プロセッサがさらに、単一の名前フィールドを別個の名と姓のフィールドに変換するためのソフトウェアで構成された、請求項26に記載の移動体装置。
  29. 前記プロセッサがさらに、スマートカードが前記移動体装置に挿入されるときにはいつでも、前記同期プロセスのソフトウェアを実行するように構成された、請求項26に記載の移動体装置。
  30. 前記ターゲット電話帳がスマートカードの電話帳であるとき、前記一致した連絡先レコード名を削除するために、前記プロセッサがさらに同期プロセスのソフトウェアで構成された、請求項26に記載の移動体装置。
  31. 前記ターゲット電話帳が内部メモリの電話帳であり、他の連絡先番号が前記一致した連絡先レコード名と関連していないとき、前記一致した連絡先レコード名を削除するために、前記プロセッサがさらに同期プロセスのソフトウェアで構成された、請求項26に記載の移動体装置。
  32. 前記ソース電話帳が内部メモリの電話帳であり、他の連絡先番号が前記選択された連絡先レコード名と関連していないとき、前記選択された連絡先レコード名を前記ソース電話帳から削除するために、前記プロセッサがさらに同期プロセスのソフトウェアで構成された、請求項26に記載の移動体装置。
  33. 削除するためにソース電話帳の中の連絡先レコード名および関連する連絡先番号を選択するための手段と、
    前記選択された連絡先レコード名および関連する連絡先番号を一時的なメモリに格納するための手段と、
    前記一時的なメモリに格納された前記選択された連絡先レコード名を、前記ターゲット電話帳上の前記連絡先名に受け入れられる形式に変換する手段と、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先名と比較する手段と、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記関連する連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致する連絡先名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較する手段と、
    前記関連する連絡先番号を前記ソース電話帳から削除する手段と、
    前記重複する連絡先レコードがある場合のみ、前記一致した連絡先名と関連する前記連絡先番号を前記ターゲット電話帳から削除する手段と
    を備える、移動体装置。
  34. 削除するためにソース電話帳の中の連絡先レコード名および関連する連絡先番号を選択することと、
    前記選択された連絡先レコード名および関連する連絡先番号を一時的なメモリに格納することと、
    前記一時メモリに格納された前記選択された連絡先レコード名を、ターゲット電話帳上の連絡先名に受け入れられる形式に変換することと、
    一致するものがあるかどうかを判断するために、前記変換された選択された連絡先レコード名を前記ターゲット電話帳に格納されたすべての連絡先名と比較することと、
    重複する連絡先レコードがあるかどうかを判断するために、前記関連する連絡先番号を、前記ターゲット電話帳の中の任意の一致する連絡先名と関連するターゲット電話帳の連絡先番号のみと比較することと、
    前記関連する連絡先番号を前記ソース電話帳から削除することと、
    前記重複する連絡先レコードがある場合のみ、前記一致した連絡先名と関連する前記連絡先番号を前記ターゲット電話帳から削除することと
    を備えるステップを移動体装置のプロセッサに実行させるように構成された、プロセッサで実行可能なソフトウェア命令を格納した、プロセッサ可読格納媒体。
  35. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、別個の名と姓のフィールドを単一の名前フィールドに変換することを備える諸ステップをさらに実行させるように構成された、請求項34に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  36. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、単一の名前フィールドを別個の名と姓のフィールドに変換することを備える諸ステップをさらに実行させるように構成された、請求項34に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  37. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、スマートカードが前記移動体装置に挿入されるときはいつでも、前記同期プロセスを開始することを備える諸ステップをさらに実行させるように構成された、請求項34に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  38. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、前記ターゲット電話帳がスマートカードの電話帳であるとき、前記一致した連絡先レコード名を削除することを備える諸ステップをさらに実行させるように構成された、請求項34に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  39. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、前記ターゲット電話帳が内部メモリの電話帳であって、他の連絡先番号が前記一致した連絡先レコード名と関連していないとき、前記一致した連絡先レコード名を削除することを備える諸ステップをさらに実行させるように構成された、請求項34に記載のプロセッサ可読格納媒体。
  40. 前記格納されたプロセッサで実行可能なソフトウェア命令が、前記移動体装置のプロセッサに、前記ソース電話帳が内部メモリの電話帳であって、他の連絡先番号が前記選択された連絡先レコード名と関連していないとき、前記選択された連絡先レコード名を削除することを備える諸ステップをさらに実行させるように構成された、請求項34に記載のプロセッサ可読格納媒体。
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