JP2007060231A - 携帯端末、そのデータ共有方法およびプログラム - Google Patents

携帯端末、そのデータ共有方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な操作で複数の携帯端末間で個人データの共有を可能とすること。
【解決手段】 通信処理ユニット(2)により他の端末と接続した、一の携帯端末の中央制御ユニット(3)が、個人データ送信要求を受け付け、個人データメモリ(20)に保存されている各端末固有の端末IDならびに他の端末の端末ID毎に個人データのレコード単位で同期状態を保持する同期管理データを参照して、要求されたIMSIに関する個人データのみを他の端末に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の携帯端末で単一ユーザの個人データを共有するための技術に関する。
近年においては、IMT−2000などの次世代の標準規格に基づく携帯電話機(いわゆる第三世代携帯電話機)が開発されている。このような第三世代携帯電話機においては、加入者情報等が記録された機構媒体(ICカード)と、携帯電話機本体とが分離した構成となっている。
第三世代携帯電話機において、個々のユーザは、UIM(User Identity Module:ただし、USIMまたはR−UIMと称される場合もある)カードを保有している。このUIMカードは、自身用の加入者情報(契約者情報)およびその他の情報(電話帳など)が記録されたICカードである。
ユーザは、自分用のUIMカードを本体に挿入することにより、任意の第三世代携帯電話機においてサービスを利用することが可能である。
従来のGSM携帯電話においても、上記のUIMカード同様、SIM(Subscriber Identity Module)カードに加入者情報が記憶されている。
これらのUIMカードやSIMカードを利用することにより、単一のユーザが複数の携帯電話機を、また単一の携帯電話機を複数のユーザが使用可能である。
したがって、上記の使用形態が利用可能な第三世代携帯電話機において、個人のプライバシーを確保するため、また、後述する個人データを複数の携帯電話機で共有するために、契約者情報だけでなく、各種の個人データを、個人用のUIMカード内にすべて保持できることが理想である。
ここで、個人データとは、例えば、ユーザが入力した電話帳、電子メール、スケジュール、携帯電話機内蔵カメラで撮影した画像ファイルなどの情報である。
しかしながら、UIMカードのサイズや記憶容量の制限により、1枚のUIMカードにすべての個人データを保持することは不可能である。このため、現実的には、これら個人データのほとんどは携帯電話機本体に記録されている。
ここで、特許文献1には、携帯電話機内の不揮発メモリには、IMSI毎に個人データのフォルダ領域を確保し、異なるIMSIすなわち異なるUIMカード所有者は当該フォルダを参照できないようにすることにより、プライバシーを確保する技術が開示されている。
特開2004−336719号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。プライバシーを確保する観点からは、複数ユーザが単一の携帯電話機を共有する際に有効であるが、単一ユーザが複数の携帯電話機を共有する際のデータ共有に関する課題には対応していない。
すなわち、複数の携帯端末間で個人データを共有しようとする場合、上記のユーザ識別情報が記憶された外部記憶媒体では容量が不足することから、さらに別の外部記憶媒体を必要としたり、一旦、携帯端末からパーソナルコンピュータ(以下、PC)にデータを転送し、PCから別の携帯端末に転送するなどの煩雑な操作が必要であった。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な操作で複数の携帯端末間で個人データの共有を可能とすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、各端末固有の端末IDと、UIMカードが保持するIMSI毎に割り当てられる個人データと、他の端末の端末ID毎および/またはIMSI毎に個人データのレコード単位でデータの共有状態である同期状態を保持する同期管理データとを保存している記憶部と、他の端末との接続のための通信手段と、UIMカード挿入時に、IMSI毎に個人データを作成する手段と、他の端末と接続されたとき、該他の端末からの個人データ送信要求を受けて、前記同期管理データを参照し、要求されたIMSIに関する個人データのみを前記他の端末に送信する手段と、を備える携帯端末を提供する。
また、本発明は、一の携帯端末が、UIMカード挿入時に、IMSI毎に個人データを作成し、記憶部に保存するステップと、通信手段により他の端末と接続し、該他の端末からの個人データ送信要求を受け付けるステップと、記憶部に保存されている各端末固有の端末IDならびに他の端末の端末ID毎および/またはIMSI毎に個人データのレコード単位でデータの共有状態である同期状態を保持する同期管理データを参照するステップと、要求されたIMSIに関する個人データのみを前記他の端末に送信するステップと、
を有する携帯端末のデータ共有方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、記憶部に各端末固有の端末IDと、UIMカードが保持するIMSI毎に割り当てられる個人データと、他の端末の端末ID毎および/またはIMSI毎に個人データのレコード単位でデータの共有状態である同期状態を保持する同期管理データとを保存させる機能と、他の端末との接続のための通信機能と、UIMカード挿入時に、IMSI毎に個人データを作成する機能と、他の端末と接続されたとき、該他の端末からの個人データ送信要求を受けて、前記同期管理データを参照し、要求されたIMSIに関する個人データのみを前記他の端末に送信する機能と、を実現させるプログラムを提供する。
本発明によれば、簡易な操作で複数の携帯端末間で個人データの共有を可能とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号が付されている。
図1を参照すると、本実施の形態における携帯電話機のブロック図が示されている。図において、携帯電話機(100)は、例えば、IMT−2000などの標準規格に基づく第3世代携帯電話機であって、UIM(User Identity Module)カード(14)を本体に対してユーザが着脱可能な構成を有する。
UIMカード(14)は、いわゆるICカードなどの記憶媒体である。UIMカード(14)の内部には、携帯電話機(100)を使用可能なユーザを識別するための識別情報が予め記憶されている。本実施の形態において、該当する識別情報は、IMSI(International Mobile Subscriber Identifier)と呼ばれる加入者情報(契約者情報)である。IMSIは、個々の加入者(ユーザ)を特定すべく、加入者毎に個別に付与された情報である。
無線ユニット(1)は、基地局との無線通信を実現するための所定の周波数帯域の無線電波の送受信を行う。
通信処理ユニット(2)は、無線ユニット(1)による受信電波に応じた信号を、中央制御ユニット(3)が認識可能なデジタル信号に変換する。また、通信処理ユニット(2)は、中央制御ユニット(3)から出力されるデジタル信号を、無線ユニット(1)にて送信信号に変換可能な信号形態に変換する。
中央制御ユニット(3)は、携帯電話機(100)の全体の動作を司るCPU(Central Processing Unit)からなるハードウェアと、そのCPUによって実行される各種ソフトウェア・プログラムとからなる。本実施の形態において、携帯電話機(100)には、実行されるべきソフトウェア・プログラムとして、後述するフローチャートを実現するプログラムが実装されている。
周辺装置制御ユニット(4)は、中央制御ユニット(3)による指示に従って、レシーバ(スピーカ)(10)への音声出力処理、マイク(11)から入力される音声の信号処理、PCや他の携帯電話機と有線接続するためのUSB(12)、同じく無線接続するためのBlue Tooth(BT)などの近距離無線通信(13)並びに不図示の操作スイッチやディスプレイなどとの入出力処理を行う。
ROM(5)は、上記のソフトウェア・プログラムを記憶する読み出し専用メモリ(Read Only Memory)である。
RAM(6)は、中央制御ユニット(3)が実行している各種プログラムのためのワークエリアとして使用される。
不揮発性メモリ(あるいは常時バックアップされる揮発性メモリ)(7)は、個人データ、中央制御ユニット(3)のCPUが実行すべき各種ソフトウェア・プログラムなどが記憶されるEEPROMなどの記憶素子である。
UIMカード制御ユニット(8)は、中央制御ユニット(3)による指示に従って、携帯電話機(100)に装着されたUIMカード(14)から情報を読み出すと共に、必要な場合には情報を書き込む。
電源制御ユニット(9)は、不図示のバッテリを有しており、携帯電話機(100)の各部への電源供給を行う。
本実施の形態において、個人データとは、電話帳、メール、インターネットブラウザのブックマークなどのデータ、内蔵カメラ(不図示)で撮影した写真、動画などの画像データ、発着信履歴等の通信データ、さらには携帯電話機操作部のカスタマイズ情報(例えば、画面上に置かれたアイコンの配置情報)である。
そして、ユーザは、携帯電話機(100)の利用に際して、UIMカード(14)を携帯電話機(100)の本体に設けられたスロット(不図示)などの所定位置に装着する。これにより、ユーザは、携帯電話網を介した他者との会話や、契約している各種サービス(Webサイトの閲覧など)を利用することができる。
なお、携帯電話機(100)が備える装置構成(図1:特に、無線通信のために備える構成)自体は、あくまでも一例であって、現在では一般的な各種の技術を採用することができるので、本実施の形態における詳細な説明は省略する。
図2は、不揮発メモリ(7)内の個人データメモリ(20)の構成図である。図において、個人データはIMSI毎に領域が確保される。
本実施の形態では、IMSI=Aの個人データ領域(21)とIMSI=Bの場合の個人データ領域(22)がある。
各個人データ領域には、対応するISMIとそれに対応する電話帳データ、メールデータ、ブラウザデータ、画像データ、通信データなどが含まれている。なお、これらの領域は静的に確保されても良いし、動的に確保されても良い。
図3は、不揮発メモリ(7)内の同期管理メモリの構成図である。図において、同期管理メモリ(30)は同期相手端末、同期対象IMSI毎に同期管理メモリ領域(31)を構成し、それには同期相手の端末ID(311)、同期すべきIMSI(312)、個人データの最小単位(電話帳の場合、メモリ番号で識別される個人単位、メールの場合はメール一通、画像の場合は画像ファイルなど)毎に相手端末との同期状態を管理する同期状態領域(313)を含んでおり、個人データメモリ(20)と同様、これらの領域は静的に確保されても良いし、動的に確保されても良い。
図4は、同期状態領域(313)で管理されるデータの同期状態の遷移を表す状態遷移図である。
図5は、中央制御ユニット(3)がUIMカード(14)の挿入を検出したときに行う処理のフローチャートである。
図6は、本実施の形態の使用環境のイメージ図である。図において、ユーザは最初に端末A(61)にUIMカード(63)を挿入して使用しており、その後、UIMカード(63)を端末B(62)に移して使用する。その際、端末A(61)の個人データを端末B(62)にコピー(同期)させるものである。
図7は、個人データをコピー(同期)する場合の信号の流れを表すシーケンス図である。
図8は、中央制御ユニット(3)が図7の個人データ送信開始要求(706)を受信したときに行う処理のフローチャートである。
図9は、中央制御ユニット(3)が、図7に示す個人データ送信要求(708)を受信したときに行う処理のフローチャートである。
次に、図2、図3、図4、図5、図7、図8および図9を参照して図6で示される端末A(61)から端末B(62)へUIMカード(63)を移してデータをコピーおよび同期する場合の図1の中央制御ユニット(3)のソフトウェア・プログラムの処理動作を説明する。
前提条件として、UIMカード(63)にはIMSI=Aが書き込まれており、端末A(61)はIMSI=Aで使用履歴あり、端末B(62)はIMSI=Bの使用履歴ありとする。したがって、端末A(61)の個人データメモリ(20)にはIMSI=Aの個人データ領域(21)が存在し、端末B(62)の個人データメモリ(20)にはIMSI=Bの個人データ領域(22)が存在している。また、個人データとして端末A(61)には、電話機メモリ000、001、010および020が書き込まれているものとする。
最初に端末A(61)にUIMカード(63)が挿入された状態で端末A(61)を起動した場合の動作を説明する。このとき、図5に示されるUIMカード(14)検出処理が起動される。
図5において、中央制御ユニット(3)は、UIMカード(14)からIMSI=Aを読み出す(ステップS51)。
次に、個人データメモリ(20)の既存個人データ領域(21)に記憶されているIMSIと読み出したIMSIを比較する(ステップS52)。この場合、両者はAで一致するので結果は「Yes」となり、処理を終了する。
次に、図6においてUIMカード(63)を端末B(62)に移して端末B(62)を起動した場合の動作を説明する。このとき、上記と同様に図5に示されるUIMカード(14)検出処理が起動される。
図5において、中央制御ユニット(3)はUIMカード(14)からIMSI=Aを読み出す(ステップS51)。
次に、個人データメモリ(20)の既存個人データ領域(22)に記憶されているIMSIと読み出したIMSIを比較する(ステップS52)。この場合、両者は一致しないので、S52の結果は「No」となり新規追加と判断し、新規個人データエリアを作成し、内容初期化の上、IMSI記憶エリアに読み出したIMSIを書き込む(ステップS53)。本処理により、IMSI毎に個人データ領域が確保され、プライバシーが保持される。
次に、端末A(61)と端末B(62)をUSB(12)、BT(13)などの通信インタフェースを利用して接続し、個人データのコピーおよび同期を行う場合の信号のやりとりを図7のシーケンスチャートを併用して説明する。
まず、両端末間のリンクは確立されているものとして(702)、リンク確立手順(701)は省略する。
最初にユーザが端末B(62)において個人データ受信要求操作を行う(703)。このとき、パラメータとして、データが全部か選択された一部か、無条件に受信するか、前回コピーした後に端末A(61)側で変更された差分のみかを与えるが、今回は最初の受信であるので、「全部を無条件に受信」を選択したものとする。
この要求を端末B(62)の中央制御ユニット(3)が受信すると、ユーザ認証のため、PIN(Personal Identification Number:暗証番号)の入力を要求し(704)、ユーザは正しいPINを入力する(705)と、端末A(61)に対して個人データ送信開始要求(706)を送信する。
個人データ送信開始要求(706)にはUIMカード(63)に保持されているIMSI=Aと端末B(62)の端末IDをパラメータとして含む。
個人データ送信開始要求(706)を受信した端末A(61)側の中央制御ユニット(3)は、図8のフローチャートで示される処理を起動する。
図8において、受信した個人データ送信開始要求(706)信号に含まれるIMSI=Aを個人データメモリ20の中から検索し、既存か否かを判断する(ステップS81)。本実施の形態ではIMSI=Aは存在するので、結果は「Yes」となり、次に、同期管理メモリ(30)の相手端末ID領域(311)を検索し、以前に同期したことがあるか否かを判断する(ステップS82)。
今回の処理は最初の同期なので、結果は「No」となり、新規の同期管理メモリ領域(31)を作成し、同領域内に端末B(62)の端末IDを端末ID領域(311)に、同期すべきIMSI領域(312)にIMSI=Aを書き込む。また、登録されているレコードとして電話機メモリ000、001、010および020に対応する同期状態領域(313)の同期状態を「1:同期必要」に初期化する(ステップS83)。
そして、端末B(62)に対して、「個人データ送信開始要求受付」(707)を送信する(ステップS84)。
もし、ステップS81の判断において、「No」となった場合は、「個人データ送信開始要求拒否」を送信する(ステップS85)。
次に、端末B(62)は、個人データ送信要求(708)を送信する。個人データ送信要求(708)には、上記の「全部を無条件に受信」する旨のパラメータを含む。
個人データ送信要求(708)を受信した端末A(61)側の中央制御ユニット(3)は、図9のフローチャートで示される処理を起動する。
図9において、受信した個人データ送信要求(708)信号に含まれる処理対象は「全部」となるので、先頭レコードである、電話帳メモリ000を最初の処理対象とする(ステップS901)。
そして、同処理対象レコードに対応する同期状態領域313の状態を判断する(ステップS902)。今回の処理の場合、同期状態領域はすべて1:同期必要であるので、処理対象レコードである、電話帳メモリ000を送信(ステップ904および信号709)し、同領域を0:同期不要とする(ステップS905および図4のEv2)。
上述したステップS902〜S905の処理を全レコードについて行う(ステップS906、S907)。
すべてのデータの送信が完了すると、個人データ送信完了(712)を送信し(ステップS908)、個人データ送信完了受付(714)を受信し(ステップS909)、処理を完了する。
次に、UIMカード(63)を端末A(61)に戻し、電話帳メモリ000の修正と電話帳メモリ030の追加、電話帳メモリ001の削除を行った後、UIMカード(63)を端末B(62)に再度移し、個人データを同期する場合の処理動作を説明する。
まず、電話帳メモリ000の修正を行うと、同エリアに対応する同期状態領域3131は0:同期不要から1:同期必要となる(Ev3)。また、電話帳メモリ030の追加を行うと、同エリアに対応する同期状態領域3135はNoDataから1:同期必要となる(Ev1)。また、電話帳メモリ001を削除すると、同エリアに対応する同期状態領域3132は0:同期不要から2:削除となる(Ev5)。なお、1:同期必要状態で再度修正を行っても、同状態のままであり(Ev4)、1:同期必要状態から削除を行うと、2:削除となる(Ev6)
整理すると、以下のようになる。
電話帳メモリ000の同期状態領域3131 = 1:同期必要
電話帳メモリ001の同期状態領域3132 = 2:削除
電話帳メモリ030の同期状態領域3135 = 1:同期必要
次に、2度目の同期の動作について最初の同期との差分についてのみ説明する。
図7の個人データ受信要求操作(703)、個人データ送信要求(708)のパラメータは「全部の差分のみ」を選択したものとする。
まず、リンク確立手順(701)から個人データ送信開始要求(706)送信の動作は同一であるため説明を省略する。
個人データ送信開始要求(706)を受信した端末A(61)側の中央制御ユニット(3)は、図8のフローチャートで示される処理を起動する。
図8において、ステップS82の判断開始までは最初の同期と同一である。今回の処理では2度目の同期なので、結果は「Yes」となり、端末B(62)に対して、「個人データ送信開始要求受付」(707)を送信する(ステップS84)。
次に、端末B(62)は、個人データ送信要求(708)を送信する。個人データ送信要求(708)には、上記の「全部の差分のみを受信」する旨のパラメータを含む。
個人データ送信要求(708)を受信した端末A(61)側の中央制御ユニット(3)は、図9のフローチャートで示される処理を起動する。
図9において、受信した個人データ送信要求(708)信号に含まれる処理対象は「全部」となるので、先頭レコードである、電話帳メモリ000を最初の処理対象とする(ステップS901)。
そして、同処理対象レコードに対応する同期状態領域313の状態を判断する(ステップS902)。今回の処理の場合、処理対象レコード=電話帳メモリ000および030の場合、同期状態領域は1:同期必要であるので、処理対象レコードである、電話帳メモリ000を送信(ステップ904および信号709)し、同領域を0:同期不要とする(ステップS905および図4のEv2)。また、処理対象レコード=電話帳メモリ001の場合、同判断は2:削除となるので、端末B(62)に「レコード削除要求」を送信し(ステップS910)、電話帳メモリ001の同期状態領域3132を削除する(ステップS911およびEv7)
上記の実施の形態によれば、UIMカード毎に自動的に共有(同期ともいう)データを選択しているので、ユーザが自分のデータを選択する必要がなく、共有操作を簡素化できる。
また、差分のみ送信(同期)可能であるので、2度目以降の送信(同期)時間を短縮できる。
なお、上述する実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態における携帯電話機(100)の機能を実現するためのプログラムを装置に読込ませて実行することにより装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
本発明の実施形態における携帯電話機のブロック図である。 本発明の実施形態における不揮発メモリ内の個人データ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における不揮発メモリ内の同期管理データ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における同期状態の状態遷移図である。 本発明の実施形態における初期化処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における端末移行のイメージ図である。 本発明の実施形態におけるデータ同期のシーケンスチャートである。 本発明の実施形態における個人データ送信開始要求の受信時の処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における個人データ送信時の処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 無線ユニット
2 通信処理ユニット
3 中央制御ユニット
4 周辺装置制御ユニット
5 ROM
6 RAM
7 不揮発性メモリ
8 UIMカード制御ユニット
9 電源制御ユニット
10 レシーバ(スピーカ)
11 マイク
12 USB
13 BT
14 UIMカード
100 携帯電話機

Claims (13)

  1. 各端末固有の端末IDと、UIMカードが保持するIMSI毎に割り当てられる個人データと、他の端末の端末ID毎および/またはIMSI毎に個人データのレコード単位でデータの共有状態である同期状態を保持する同期管理データとを保存している記憶部と、
    他の端末との接続のための通信手段と、
    UIMカード挿入時に、IMSI毎に個人データを作成する手段と、
    他の端末と接続されたとき、該他の端末からの個人データ送信要求を受けて、前記同期管理データを参照し、要求されたIMSIに関する個人データのみを前記他の端末に送信する手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記他の端末の要求の種類に応じて送信すべきデータを選択する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記要求の種類には、個人データの全部または一部と、データを無条件にまたは前回同期した後に変更されたデータのみを送信すべきかを含むことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末に対して、他の端末との接続のための通信手段を介して個人データ送信要求を発行することを特徴とする携帯端末。
  5. 前記通信手段は、近距離無線通信であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 一の携帯端末が、UIMカード挿入時に、IMSI毎に個人データを作成し、記憶部に保存するステップと、
    通信手段により他の端末と接続し、該他の端末からの個人データ送信要求を受け付けるステップと、
    記憶部に保存されている各端末固有の端末IDならびに他の端末の端末ID毎および/またはIMSI毎に個人データのレコード単位でデータの共有状態である同期状態を保持する同期管理データを参照するステップと、
    要求されたIMSIに関する個人データのみを前記他の端末に送信するステップと、
    を有することを特徴とする携帯端末のデータ共有方法。
  7. 前記他の端末の要求の種類に応じて送信すべきデータを選択するステップを有することを特徴とする請求項6記載の携帯端末のデータ共有方法。
  8. 前記要求の種類には、個人データの全部または一部と、データを無条件にまたは前回同期した後に変更されたデータのみを送信すべきかを含むことを特徴とする請求項7記載の携帯端末のデータ共有方法。
  9. 前記通信手段は、近距離無線通信であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の携帯端末のデータ共有方法。
  10. コンピュータに、
    記憶部に各端末固有の端末IDと、UIMカードが保持するIMSI毎に割り当てられる個人データと、他の端末の端末ID毎および/またはIMSI毎に個人データのレコード単位でデータの共有状態である同期状態を保持する同期管理データとを保存させる機能と、
    他の端末との接続のための通信機能と、
    UIMカード挿入時に、IMSI毎に個人データを作成する機能と、
    他の端末と接続されたとき、該他の端末からの個人データ送信要求を受けて、前記同期管理データを参照し、要求されたIMSIに関する個人データのみを前記他の端末に送信する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記他の端末の要求の種類に応じて送信すべきデータを選択する機能を実現させることを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 前記要求の種類には、個人データの全部または一部と、データを無条件にまたは前回同期した後に変更されたデータのみを送信すべきかを含むことを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  13. 請求項10から12のいずれか1項に記載のコンピュータに対して、他の端末との接続のための通信手段を介して個人データ送信要求を発行することを特徴とするプログラム。
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