JP2011503357A5

JP2011503357A5 -

Info

Publication number: JP2011503357A5
Application number: JP2010533430A
Authority: JP
Filing date: 2008-11-13
Publication date: 2013-12-26
Anticipated expiration: 2028-11-13

Description

図１は、本発明のプレスプレート１の斜視図である。このプレスプレートは図示の実施形態では平坦に構成されている。しかしエンドレスベルトの場合、この型押し工具を湾曲して構成することもできる。プレスプレート１は木目模様２を示し、この木目模様は材木構造の形態を模造している。しかし他の木目模様またはこの形式の他の表面テクスチャも、本発明の方法およびそのために必要なエッチング方法によって作製することができる。

Claims

熱硬化樹脂に表面構造を形成する型押し工具の構造化された凹凸のある表面を加工するための方法であって、
表面に金属製の第１の被覆（６）が全面に取り付けられた後、
前記第１の被覆（６）上の所定の領域に、保護層がデジタル印刷技術によって部分的に取り付けられ、前記第１の被覆（６）上の前記保護層のない部分に金属製の別の被覆部（７）が形成され、
前記第１の被覆（６）の光沢度と前記別の被覆部（７）の光沢度とを異ならせることにより型押し工具の表面の所定の領域に異なる光沢度を持つ模様を形成することを特徴とする方法。
前記第１の被覆（６）および前記別の被覆部（７）はクロムめっきにより形成されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
前記保護層に対して耐クロム酸の材料が使用されることを特徴とする請求項１乃至２のいずれか１項に記載の方法。
前記保護層は、前記第１の被覆（６）に焼付けられることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
前記構造化された表面は、前記第１の被覆（６）および前記別の被覆部（７）の取り付け前に活性化されることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の方法。
熱硬化樹脂に表面構造を形成する型押し工具の表面の加工方法であって、次のステップを有する、
・第１のマスクを表面に、デジタル印刷技術によって取り付けるステップ、
・マスクの設けられた表面を、凹凸のある表面構造を達成するために化学処理するステップ、
・見当どおりの第２のマスクを、化学処理された表面にデジタル印刷技術によって再度取り付けるステップ、
・第２のマスクの設けられた表面を再度、化学処理するステップ、
・化学処理された表面を研磨するステップ、
・研磨された表面を活性化するステップ、
・活性化された表面をクリーニングするステップ、
・クリーニングされた表面に第１のクロムめっきをするステップ、
・保護層を画定する第３のマスクをクロムめっきされた表面にデジタル印刷技術によって再度取り付けるステップ、
・クロムめっきされた表面のうち、前記保護層の無い領域に第２のクロムめっきをするステップ、
ここで構造化された表面における、第１のクロムめっきにより形成された第１の被覆（６）の光沢度と第２のクロムメッキにより形成された別の被覆部（７）の光沢度とを異ならせることにより型押し工具の表面の所定の領域に異なる光沢度を持つ模様を形成することを特徴とする方法。
熱硬化樹脂に表面構造を形成する型押し工具の表面の加工方法であって、次のステップを有する、
・第１のマスクを表面に、デジタル印刷技術によって微細構造化のために取り付けるステップ、
・マスクの設けられた表面を、凹凸のある表面構造を達成するために化学処理するステップ、
・見当どおりの第２のマスクを表面に、デジタル印刷技術によって細孔構造化のために取り付けるステップ、
・マスクの設けられた表面を、凹凸のある表面構造を達成するために化学処理するステップ、
・見当どおりの第３のマスクを、化学処理された表面にデジタル印刷技術によって再度取り付けるステップ、
・第３のマスクの設けられた表面を再度、化学処理するステップ、
・化学処理された表面を研磨するステップ、
・研磨された表面を活性化するステップ、
・活性化された表面をクリーニングするステップ、
・クリーニングされた表面に第１のクロムめっきをするステップ、
・保護層を画定する第４のマスクをクロムめっきされた表面にデジタル印刷技術によって再度取り付けるステップ、
・クロムめっきされた表面のうち、前記保護層の無い領域に第２のクロムめっきをするステップ、
ここで構造化された表面における、第１のクロムめっきにより形成された第１の被覆（６）の光沢度と第２のクロムメッキにより形成された別の被覆部（７）の光沢度とを異ならせることにより型押し工具の表面の所定の領域に異なる光沢度を持つ模様を形成することを特徴とする方法。
前記第１、第２および第３のマスクならびに前記保護層は、デジタル印刷技術によって見当どおりに取り付けられることを特徴とする請求項６または７に記載の方法。
少なくとも１つの構造化された凹凸のある表面を備える、熱硬化樹脂に表面構造を形成するための型押し工具において、
前記構造化された表面の上に、第１の材料からなる金属製の第１の被覆（６）が全面に取り付けられ後、保護層がデジタル印刷技術によって部分的に取り付けられ、前記第１の被覆（６）上の前記保護層のない部分に第２の材料からなる金属製の別の被覆部（７）が部分的に取り付けられており、
前記第１の被覆（６）の光沢度と前記別の被覆部（７）の光沢度とを異ならせることにより、型押し工具の表面の所定の領域に異なる光沢度を持つ模様が形成されていることを特徴とする型押し工具。