JP2011256931A - 管継手及び管継手の組付方法 - Google Patents

管継手及び管継手の組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮組み状態にて押輪の近接移動を規制でき、しかも部品点数の増加が抑えられ、解体後の再利用が可能な管継手と、その管継手の組付方法とを提供する。
【解決手段】接合管に外嵌装着される押輪4の内周面に装着されたロックリング6と、緊締具3の操作により移動する押輪4の押圧に伴って圧縮されるパッキン5との間に配置されたスライドピース8が、管周方向に延在する本体部と、前記本体部から外周側に突出し、管軸方向に延びて管継手本体2により管軸方向から受け止められる突片部82とを有し、押輪4の内周面に、突片部82の背面を管軸方向から受け止め可能な奥面4cを有する仮止め部41と、仮止め部41よりも管軸方向に奥まって突片部82の導入を許容する導入部とが管周方向の異なる位置に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、水道管などの接合に用いられる管継手とその管継手の組付方法に関する。
図17は、従来の管継手の要部を示す断面図である。この管継手30は、接合管31とこれに接合される接合管(不図示)とを水密に接ぐものであり、両接合管に外嵌装着された管継手本体32と接合管31との間を、圧縮したパッキン35によって密封している。押輪33は、ボルトとナットからなる緊締具34によって管継手本体32のフランジに接続されている。押輪33の内周側には、周方向1つ割りのロックリング36が収容され、ロックリング36とパッキン35との間に環状のピース37が装着されている。
図18は、仮組み状態にある管継手30を示している。仮組みした管継手30では、押輪33が管継手本体32に所定の間隔を設けて接続され、それらの間でパッキン35とロックリング36とピース37が一体的に保持されている。この状態から緊締具34を締め付けて押輪33を管継手本体32に近接移動させると、押輪33の押圧によりパッキン35が管継手本体32の収容部32aに圧入され、次いで縮径したロックリング36の内周面が接合管31の外周面に係合する。
従来、施工現場での作業工数を削減するために、組立工場などで予め仮組みした管継手30を施工現場に搬入し、作業者は施工現場にて緊締具34を締め付けるだけで済むようにしている。但し、運搬時の振動等により緊締具34が締まってパッキン35が不意に圧縮されると、施工後の密封性能にバラツキを生じたり、管継手本体32への接合管31の挿入を阻害したりする恐れがあるため、仮組みした管継手30においては、管継手本体32に対する押輪33の近接移動を規制することが重要になる。
下記特許文献1には、継手本体と押輪とを接続するボルトに、管軸方向の幅を持ったスペーサーを着脱自在に係合させ、継手本体に対する押輪の近接移動を規制できるようにした管継手が記載されている。しかし、この管継手では、必要となるスペーサーの個数がボルトの本数に応じて増えるため、部品点数が多くなるという不具合がある。また、ボルトを締め付けて押輪を近接移動させる際には、取り外したスペーサーを作業者が持て余すことになり、好ましくない。
下記特許文献2には、抜止部材と弾性シール材との間に、弾性シール材が設定圧縮状態になるまで受口管部と押輪との間隔を規制し、弾性シール材が設定圧縮状態になったときに剪断されて間隔規制を解除する間隔規制部材を設けた管継手が記載されている。しかし、この管継手では、押輪を受口管部に締め付け固定するときに間隔規制部材が剪断されるため、何らかの事情により施工完了後の管継手を解体した場合に、そのまま再利用することができない。
特許第4200558号公報 特許第3897433号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、仮組み状態にて押輪の近接移動を規制でき、しかも部品点数の増加が抑えられ、解体後の再利用が可能な管継手と、その管継手の組付方法とを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係る管継手は、接合管が挿入される管または管継手本体と、前記接合管に外嵌装着される押輪と、前記押輪の内周面に装着されるロックリングと、前記押輪を前記管または管継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、前記緊締具の操作により移動する前記押輪の押圧に伴って圧縮され、前記管または管継手本体の内周面と前記接合管の外周面との間を密封するパッキンとを備えた管継手において、前記ロックリングと前記パッキンとの間に配置されたスライドピースが、管周方向に延在する本体部と、前記本体部から外周側に突出し、管軸方向に延びて前記管または管継手本体により管軸方向から受け止められる突片部とを有し、前記押輪の内周面に、前記突片部の背面を管軸方向から受け止め可能な奥面を有する仮止め部と、前記仮止め部よりも管軸方向に奥まって前記突片部の導入を許容する導入部とが、管周方向の異なる位置に形成されているものである。
この管継手では、ロックリングとパッキンとの間に配置されたスライドピースの突片部が、管または管継手本体により管軸方向から受け止められる。そして、押輪の仮止め部に突片部を配置してある場合には、その突片部の背面が仮止め部の奥面により管軸方向から受け止められることから、管または管継手本体に対する押輪の近接移動が規制され、仮組みに供することができる。また、スライドピースを管周方向にスライドさせて押輪の導入部に突片部を配置すると、押輪の移動規制が解除された状態となり、緊締具を締め付けることによって、突片部を導入部に導入しながら管または管継手本体に押輪が近接移動する。
このように、本発明の管継手によれば、仮組み状態にて押輪の近接移動を規制することができ、そのうえ押輪の移動規制を解除する作業も簡易に行うことができる。しかも、上記の如きスライドピースを利用することにより、上述したボルトに係合するスペーサーとは違って、部品点数が増加するという不具合が生じない。加えて、スライドピースの破断を伴うものではないから、施工完了後に管継手を解体した場合であっても、そのまま再利用が可能である。
本発明の管継手では、前記スライドピースを管周方向から受け止めて、前記突片部を前記導入部に位置決めする位置決め部が形成されているものが好ましい。かかる構成によれば、管周方向にスライドさせたスライドピースが位置決め部により受け止められて、導入部に突片部を確実に位置決めできるため、押輪の移動規制を解除する作業が簡便となる。
本発明の管継手では、前記スライドピースと前記パッキンとの間に、前記緊締具の操作により移動する前記押輪の押圧に伴って前記パッキンを圧縮する押ピースが配置されているものが好ましい。これにより、パッキンを押輪で直接的に押圧する必要がなく、押輪の形状が制約されないため、既存の押輪を利用できて経済的である。
本発明の管継手では、前記突片部が前記導入部の奥側に進入するにつれて、前記本体部により押圧された前記ロックリングが縮径するように構成されているものが好ましい。かかる構成であれば、押輪の移動規制を解除した後、緊締具を締め付けて押輪を管または管継手本体に近接移動させると、その移動に伴う本体部の押圧によりロックリングを縮径して接合管の離脱を防止することができる。
本発明の管継手では、前記パッキンが、前記管または管継手本体の内周面の奥側に収容される基部と、その手前側に収容されるシール部と、前記基部と前記シール部とを連結し且つ外周側に切欠溝が形成された連結部とを有し、前記押輪の押圧を作用させると、前記シール部が前記切欠溝に倒れ込んで変形し、その変形に伴う圧縮により密封状態が得られるように構成されているものが好ましい。
かかる構成によれば、シール部の倒れ込み変形に伴う圧縮により密封状態を得られるため、緊締具を締め付けて押輪を近接移動させる際に、パッキンを管軸方向に移動させる必要がない。その結果、押輪の移動距離を短縮して緊締具の締め付け量を低減でき、延いてはスライドピースをコンパクトに構成することができる。
また、本発明に係る管継手の組付方法は、接合管が挿入される管または管継手本体と、前記接合管に外嵌装着される押輪と、前記押輪の内周面に装着されるロックリングと、前記押輪を前記管または管継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、前記緊締具の操作により移動する前記押輪の押圧に伴って圧縮され、前記管または管継手本体の内周面と前記接合管の外周面との間を密封するパッキンとを備えた管継手を用いて、前記ロックリングと前記パッキンとの間に配置されたスライドピースを、前記管または管継手本体と前記押輪とにより管軸方向から受け止めつつ、前記緊締具を締め付けて前記管継手を仮組み状態とし、その管または管継手本体に前記接合管を挿入する挿入工程と、前記スライドピースを管周方向にスライドさせて、前記押輪による前記スライドピースの管軸方向での受け止めを解除する解除工程と、前記解除工程の後、前記緊締具を更に締め付けて、前記管または管継手本体に前記押輪を近接移動させる締付工程とを備えるものである。
この管継手の組付方法では、仮組み状態において、ロックリングとパッキンとの間に配置されたスライドピースが、管または管継手本体と押輪との双方により管軸方向から受け止められるため、管または管継手本体に対する押輪の近接移動を適切に規制できる。そして、スライドピースを管周方向にスライドすると、押輪によるスライドピースの管軸方向での受け止めが解除され、そこから緊締具を更に締め付けることにより、押輪を管または管継手本体に近接移動させることができる。
上記のように、本発明の管継手の組付方法によれば、仮組み状態にて押輪の近接移動を規制することができ、そのうえ押輪の移動規制を解除する作業も簡易に行うことができる。しかも、既述のように部品点数が増加するという不具合を生じないとともに、施工完了後に管継手を解体した場合であっても、そのまま再利用が可能となる。
本発明に係る管継手の一例を示す断面図 その管継手の要部を拡大して示す断面図 押輪の(a)正面、(b)B−B断面、(c)C−C断面、(d)D−D断面を示す図 スライドピースの(a)正面図と(b)E−E断面図 押ピースの(a)正面図と(b)F−F断面図 図3(a)のY矢視における斜視図 仮組み状態における突片部の位置を示す図 押輪の移動規制を解除したときの突片部の位置を示す図 押輪の移動規制を解除したときの管継手の断面図 緊締具を締め付けたときの管継手の断面図 圧縮などの外部応力を加えていない自然状態におけるパッキンの断面図 管継手本体の収容部の拡大断面図 シール部の変形を説明する図 本発明の別実施形態に係る管継手を示す断面図 本発明の別実施形態に係る管継手の押輪とスライドピースを示す正面図 図15の管継手における緊締具の(a)締め付け前と(b)締め付け後を示すG−G断面図 従来の管継手の要部を示す断面図 図17に示す管継手の施工途中の状態を示す断面図
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る管継手の一例を示す断面図であり、仮組みされた管継手10を示している。図2は、管継手本体2(以下、単に「継手本体2」と呼ぶ場合がある。)に接合管1を挿入する前の状態を示しており、内方の記載は省略している。
管継手10は、継手本体2を介して一対の接合管1,1を水密に接ぐための装置である。但し、図1では管継手10が仮組み状態にあるため、接合管1,1は未だ水密に継がれていない。本実施形態では、接合管1がポリエチレン製の水道管である例を示すが、これに限られず、塩ビ管など他の素材からなる流体管であっても構わない。
この管継手10は、接合管1が挿入される継手本体2と、接合管1に外嵌装着される押輪4と、押輪4の内周面に装着される離脱防止部材としてのロックリング6と、押輪4を継手本体2の方向に移動操作可能な緊締具3と、緊締具3の操作により移動する押輪4の押圧に伴って圧縮され、継手本体2の内周面と接合管1の外周面との間を密封するパッキン5とを備えており、更に、ロックリング6とパッキン5との間にスライドピース8を配置している。緊締具3は、T頭ボルト3aとナット3bとにより構成されている。
継手本体2は、一対の押輪4の間に配置され、接合管1の外周に周隙間を残して装着されている。継手本体2の両端部の内周面には、押輪4に向かって拡径する収容部20が形成されている。継手本体2は、収容部20の外周側に設けられたフランジ状の突出部2aと、鼓状に膨らんだ筒胴部2bとを備え、突出部2aにはT頭ボルト3aを挿通するためのボルト孔が穿設されている。継手本体2はダクタイル鋳鉄製であるが、ステンレスや合成樹脂など他の素材で形成してもよい。
図3は、押輪4を単体で示しており、それぞれ(a)正面、(b)B−B断面、(c)C−C断面、(d)D−D断面である。図1の左側に示した押輪4は、図3(a)のX−O−X断面に相当する。押輪4は、継手本体2の突出部2aに対向するフランジ状の突出部4aを有し、この突出部4aに設けたボルト孔にT頭ボルト3aが挿通される。図1,2に示した仮組み状態では、継手本体2に対する押輪4の近接移動が規制されており、突出部2aと突出部4aとが所定の間隔を設けた状態で緊締具3により挟着されている。
押輪4の内周面には、継手本体2に向かって開口する収容部40が形成されている。収容部40は、奥側に向かって小径となるテーパ面4bの内周側にロックリング6を収容し、その手前側にスライドピース8を収容する。ロックリング6は、テーパ面4bと略同じ傾斜にてテーパ状に形成された外周面6aと、接合管1の外周面に食い込み可能な刃6bを持つ内周面とを有する。ロックリング6は、接合管1よりも硬質の素材からなり、周方向1つ割りに構成されていて、弾性変形による縮径が可能である。
スライドピース8は、図4に示すように、管周方向に延在する本体部81と、本体部81から外周側に突出して管軸方向に延びる突片部82とを有する。図1に示す仮組み状態では、管周方向に沿って環状に形成された本体部81がロックリング6に管軸方向から当接しているが、ロックリング6を十分に縮径するほどの押圧力は作用しておらず、刃6bは接合管1の外周面から離れている。突片部82は、管周方向の複数箇所(本実施形態では四箇所)に形成され、各々が管周方向の幅を有してL字状に屈曲している。
図2の下側に示すように、突片部82は、その先端が継手本体2により管軸方向から受け止められるとともに、その背面(押輪4側を向く面)が押輪4の内周面により管軸方向から受け止められる。このように継手本体2と押輪4とで突片部82を管軸方向に挟むことにより、仮組み状態では継手本体2に対する押輪4の近接移動が規制される。スライドピース8は金属製であることが好ましく、本実施形態ではステンレス製であるが、他の素材で形成しても構わない。
本実施形態では、スライドピース8とパッキン5との間に押ピース7を配置している。施工時には、緊締具3の操作により移動する押輪4の押圧が押ピース7を介してパッキン5に伝達される。図5のように、押ピース7は、管周方向に延在する本体部71と、パッキン5に向かって突出する鍔部7aと、外周側に突出する突部7bとを有する。本体部71と鍔部7aは、管周方向に沿って環状に形成されている。突部7bは、管周方向の複数箇所(本実施形態では四箇所)に形成され、それらの間隙7cに突片部82が配置される。間隙7cの管周方向の長さは、後述する突片部82の移動を許容可能に設定されている。
押ピース7は、収容部40の手前側に挿入され、その突部7bの背面が押輪4の内周面により管軸方向から受け止められている。仮組み状態において、鍔部7aは、パッキン5の後端部の外周側部分に管軸方向から当接しているが、パッキン5を十分に圧縮するほどの押圧力は作用しておらず、押輪4の移動規制を解除しない限り、パッキン5による密封状態が得られないようになっている。押ピース7は金属製であることが好ましく、本実施形態ではステンレス製であるが、他の素材で形成しても構わない。
図6に示すように、押輪4の内周面には、突片部82の背面を管軸方向から受け止め可能な奥面4cを有する仮止め部41と、仮止め部41よりも管軸方向に奥まって突片部82の導入を許容する導入部42とが形成されている。仮止め部41と導入部42とは管周方向の異なる位置に形成され、本実施形態では互いに隣接して配置されている。仮組み状態では、図7のように突片部82が仮止め部41に配置され、図2のように奥面4cが突片部82の背面を受け止める。尚、図7と図8では、スライドピース8を分かりやすくするためにハッチングを施している。
仮組みした管継手10では、継手本体2と押輪4とが緊締具3により接続され、それらの間でパッキン5、ロックリング6、押ピース7及びスライドピース8が一体的に保持されている。それでいて、突片部82が継手本体2により受け止められるとともに、その突片部82の背面が押輪4の奥面4cにより受け止められ、継手本体2に対する押輪4の近接移動が規制される。これにより、仮組みした管継手10を施工現場に運搬する際、緊締具3が勝手に締まることを防止でき、パッキン5が不意に圧縮されることがない。
管継手10は、例えば以下の手順により接合管1に組み付けることができる。まず、図2のように、スライドピース8を継手本体2と押輪4との双方により管軸方向から受け止めつつ、緊締具3を締め付けて管継手10を仮組み状態とし、必要であれば施工現場に運搬する作業を経て、図1のように継手本体2に接合管1を挿入する(挿入工程)。この段階では、スライドピース8の突片部82は、図7のように仮止め部41に配置されている。
次に、図8のようにスライドピース8を管周方向にスライド(即ち回転移動)させて、押輪4によるスライドピース8の管軸方向での受け止めを解除する(解除工程)。つまり、スライドピース8を回転して突片部82を導入部42に配置し、図9の下側に示すように突片部82の背面側を開放する。これによって、スライドピース8が押輪4により受け止められていない状態となり、押輪4の移動規制が解除される。かかるスライドピース8の操作は、作業者が手や治具で突片部82を掴んで回転させることにより実行できる。尚、図9と図10は、図3(a)のX−O−X´断面に相当する。
解除工程の後、緊締具3を更に締め付けて、継手本体2に押輪4を近接移動させる(締付工程)。これにより、図10に示すように、移動する押輪4の押圧に伴ってパッキン5が圧縮され、接合管1の外周面と継手本体2との間が密封される。また、押輪4の移動に伴って突片部82が導入部42に導入され、ロックリング6が本体部81により押圧される。ロックリング6は、突片部82が導入部42の奥側に進入するにつれて、テーパ面4bの奥側に押し込まれて縮径し、接合管1の外周面に刃6bが食い込み可能な状態となって、継手本体2からの接合管1の抜け出しを防止する。
以上のように、この管継手10によれば、仮組み状態にて押輪4の近接移動を規制することができる。そのうえ、押輪4の移動規制を解除する作業も簡易に行われ、解除した後は、緊締具3を締め付けるだけで管継手10を接合管1に組み付けられる。また、上記の如きスライドピース8を利用しているために部品点数が過多にならず、スライドピース8の破断を伴わないから、施工完了後に管継手10を解体した場合であっても、そのまま再利用が可能となる。
図3,6に示すように、押輪4の内周面には、押ピース7の突部7bを管軸方向から受け止める段部43が形成されている。押輪4の端面から段部43までの管軸方向の長さは、突部7bの厚みと同等かそれ以上であるため、緊締具3を強固に締め付けたときには、押輪4が継手本体2に端面を突き合わせることができる。仮止め部41の奥面4cは段部43よりも奥側に位置し、その奥面4cから奥側に向かってテーパ面4bが形成されている。また、導入部42の奥面4dは奥面4cよりも奥側に位置し、全体として階段状をなしている。
また、本実施形態では、導入部42の管周方向に隣接して位置決め部44が形成されており、管周方向にスライドさせたスライドピース8が位置決め部44により受け止められて、突片部82を導入部42に位置決めできるように構成されている。このため、作業者は、スライドピース8のスライド量を気遣うことなく、位置決め部44が受け止めるところまでスライドピース8を回転させればよい。本発明では、押輪4の端面や押ピース7に位置決め部44を設けたり、スライドピース8の突片部82ではない他の部分を位置決め部44が受け止めるように構成したりすることも可能である。
本実施形態では、緊締具3の操作により移動する押輪4の押圧に伴ってパッキン5を圧縮する押ピース7を備えているため、パッキン5を押輪4で直接的に押圧する必要がない。それ故、押輪4の形状が特に制約されず、既存の押輪を利用できて経済的である。但し、本発明では、押ピースを用いずにパッキンを押輪で直接押圧することも可能であり、かかる場合には押ピースが占める部分を押輪で構成すればよい。
本実施形態で用いられるパッキン5は、図11に示すように、継手本体2の内周面の奥側に収容される基部51と、その手前側に収容されるシール部52と、基部51とシール部52とを連結し且つ外周側に切欠溝54が形成された連結部53とを有する。自然状態におけるパッキン5の内径は略一定であり、シール部52にて最も外径が大きくなっている。パッキン5の素材は、弾性体であれば特に制限されないが、好ましくはゴム製であり、具体的にはSBR(スチレンブタジエンゴム)が例示される。
パッキン5が収容される収容部20は、図12に示すように、接合管1の挿入方向(図12における右方向)において奥側に位置する小径部21と、手前側に位置する大径部22と、それらを連ねるように内径をテーパ状に変化させた傾斜面部23とを備える。小径部21の最奥端部には湾曲した壁21aが設けられており、該壁21aの最小内径は接合管1の外径D1(図1参照)よりも大きく設定されている。
パッキン5の基部51は、収容部20の奥側に対応した断面形状を有している。即ち、基部51の先端は、壁21aに沿って湾曲した形状をしており、その先端から切欠溝54に至るまでの外周面の輪郭は、小径部21及び傾斜面部23の内面に沿った形状になっている。それ故、基部51は、非圧縮で或いは僅かに圧縮させるだけで、図1,2に示すように収容部20の奥側に嵌装可能である。本実施形態では、基部51が、傾斜面部23に少しはみ出しつつ、小径部21を埋めるようにして嵌装される。
仮組み状態では、基部51が収容部20の奥側に嵌装され、シール部52は実質的に未変形である。この状態でのパッキン5の最小内径D2は、挿入工程にて接合管1を抵抗なく円滑に挿入できるよう、接合管1の外径D1よりも大きく設定されている。また、基部51の先端が壁21aに当接すると共に、基部51の外周面が小径部21の内面に当接することにより、芯出しされたパッキン5が収容部20に対して管軸方向に位置決めされる。上述のように基部51の断面形状を収容部20の奥側に対応させているため、基部51の嵌装は手作業によって造作無く行われる。
図11に示すように、パッキン5が非圧縮の状態では、シール部52が断面円形状をなしており、そのシール部52の奥側面が切欠溝54の溝底面となだらかに連なっている。切欠溝54は、全体的に丸みを帯びた断面U字状をなし、内周側に向かって凸となるように湾曲した溝底面を有する。この溝底面の曲率半径は、例えば2.5mm程度である。仮組み状態では、シール部52は、収容部20から少しはみ出して大径部22に収容されている。シール部52の外径は、大径部22の内径と略同径に設定されており、シール部52がぐらつくことなく安定して配置される。
パッキン5に押輪4の押圧が作用すると、シール部52が倒れ込み変形し、その変形に伴う圧縮により密封状態が得られる。パッキン5は、収容部20の奥側に前以て嵌装されており、密封状態での収容部20に対するパッキン5の相対位置は、仮組み状態から実質的に変化しない。このように、本実施形態では、押輪4の近接移動に伴ってパッキン5を管軸方向に移動させる必要がないため、押輪4の移動距離を短縮して緊締具3の締め付け量を低減でき、延いてはスライドピース8をコンパクトに構成できる。また、接合管1の継手本体2側への引き込みを防いで、接合管1の挿入量を一定にできる。
図13は、上述したシール部52の変形を説明する図であり、接合管1、継手本体2、パッキン5及び押ピース7のみを図示し、他の部材は記載を省略している。押輪4の押圧に伴って押ピース7が収容部20に近接移動すると(矢印A)、鍔部7aにより押圧されたシール部52が切欠溝54に倒れ込んで変形し(矢印B)、収容部20内に押し込められる。そして、押し倒されたシール部52によって切欠溝54が埋められ、シール部52や連結部53が内周側に向かって強く圧縮される(矢印C)。
かかるシール部52の変形によって、図10に示すように、パッキン5の後端部が局部的に圧縮されて接合管1の外周面に密着し、接合管1と継手本体2との間が密封される。シール部52が断面円形状をなし、そのシール部52の奥側面が切欠溝54の溝底面となだらかに連なっていること、押ピース7の鍔部7aがシール部52の外周側部分に管軸方向から押し当たること、及び、切欠溝54が全体的に丸みを帯びた断面U字状をなし、内周側に向かって凸となるように湾曲した溝底面を有することは、いずれも上記の如きシール部52の変形を発現させるために有利である。
シール部52を円滑に倒れ込ませる観点から、パッキン5の内周面を基準にしたシール部52の最大高さHaに対する連結部53の最小高さHbの比Hb/Ha(図11参照)は0.2〜0.5であることが好ましい。具体的には、Haを13〜14mm、Hbを4〜5mmに設定して、Hb/Haを0.28〜0.38としたものが例示される。
パッキン5は、基部51の素材がシール部52よりも硬質であることが好ましい。その場合、基部51における管軸方向の圧縮を抑制して、押輪4の押圧力をシール部52に優先的に作用させられる。また、シール部52が軟質であることで、容易く変形して接合管1との密着性が向上し、パッキン5による密封性能が高められる。ゴム硬度(JISK6253のタイプAデュロメータの測定値)としては、基部51が70±5°、シール部52が55±5°となるものが例示される。
本実施形態では、押輪4の移動規制を解除した後に緊締具3を締め付けると、押ピース7が収容部20に近接移動し、それと同時に突片部82が導入部42に導入される。このため、パッキン5の圧縮とロックリング6の縮径を同時に進行させることができ、緊締具3の締め付け量が少なくて済むため、スライドピース8をよりコンパクトに構成できる。但し、本発明はこれに限られず、パッキンを圧縮した後にロックリングを縮径するように構成しても構わない。
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、二本の接合管の間に管継手本体を介在させて接合する管継手の例を示したが、本発明では、図14に示すように、管継手本体に代えて、接合管1に継ぐ管9を用いるようにしてもよい。管9の受口には、押輪4に向かって拡径する収容部90が設けられ、この収容部90を通じて接合管1が挿入される。ロックリング6とパッキン5との間には、上記と同様にスライドピース8が配置されており、図示した仮組み状態では管9に対する押輪4の近接移動が規制されている。
(2)前述の実施形態では、スライドピース8が管周方向の四箇所に突片部82を有する例を示したが、仮組み状態にて押輪の近接移動を適切に規制できるものであれば、これに限定されるものではない。したがって、例えば、突片部を径方向に対向する二箇所に配設したり、等間隔で三箇所に配設したりしても構わない。
(3)スライドピースの形状は、前述した実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。図15、16に例示したスライドピース8では、突片部82の先端が外周側に張り出しており、作業者がスライドピース8をスライド操作するときツマミとして用いることができる。また、スライドピース8の回転移動を阻害しないよう、この押輪4では、突片部82の移動範囲に、ハッチングにより示した切欠き45を設けている。
(4)パッキンの形状は、前述した実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。したがって、例えば、シール部を大径部よりも少し大きくしたり、或いは逆に少し小さくしたりしてもよく、図17,18のような既存のパッキンを採用しても構わない。
(5)本発明で用いられる接合管は、水道管に限られず、水以外の各種の液体・気体などの流体に用いる流体管であってよい。
1 接合管
2 管継手本体
3 緊締具
3a T頭ボルト
3b ナット
4 押輪
4b テーパ面
4c 奥面
5 パッキン
6 ロックリング
7 押ピース
8 スライドピース
10 管継手
41 仮止め部
42 導入部
44 位置決め部
81 本体部
82 突片部

Claims (6)

  1. 接合管が挿入される管または管継手本体と、前記接合管に外嵌装着される押輪と、前記押輪の内周面に装着されるロックリングと、前記押輪を前記管または管継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、前記緊締具の操作により移動する前記押輪の押圧に伴って圧縮され、前記管または管継手本体の内周面と前記接合管の外周面との間を密封するパッキンとを備えた管継手において、
    前記ロックリングと前記パッキンとの間に配置されたスライドピースが、管周方向に延在する本体部と、前記本体部から外周側に突出し、管軸方向に延びて前記管または管継手本体により管軸方向から受け止められる突片部とを有し、
    前記押輪の内周面に、前記突片部の背面を管軸方向から受け止め可能な奥面を有する仮止め部と、前記仮止め部よりも管軸方向に奥まって前記突片部の導入を許容する導入部とが、管周方向の異なる位置に形成されていることを特徴とする管継手。
  2. 前記スライドピースを管周方向から受け止めて、前記突片部を前記導入部に位置決めする位置決め部が形成されている請求項1に記載の管継手。
  3. 前記スライドピースと前記パッキンとの間に、前記緊締具の操作により移動する前記押輪の押圧に伴って前記パッキンを圧縮する押ピースが配置されている請求項1又は2に記載の管継手。
  4. 前記突片部が前記導入部の奥側に進入するにつれて、前記本体部により押圧された前記ロックリングが縮径するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の管継手。
  5. 前記パッキンが、前記管または管継手本体の内周面の奥側に収容される基部と、その手前側に収容されるシール部と、前記基部と前記シール部とを連結し且つ外周側に切欠溝が形成された連結部とを有し、前記押輪の押圧を作用させると、前記シール部が前記切欠溝に倒れ込んで変形し、その変形に伴う圧縮により密封状態が得られるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の管継手。
  6. 接合管が挿入される管または管継手本体と、前記接合管に外嵌装着される押輪と、前記押輪の内周面に装着されるロックリングと、前記押輪を前記管または管継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、前記緊締具の操作により移動する前記押輪の押圧に伴って圧縮され、前記管または管継手本体の内周面と前記接合管の外周面との間を密封するパッキンとを備えた管継手を用いて、
    前記ロックリングと前記パッキンとの間に配置されたスライドピースを、前記管または管継手本体と前記押輪とにより管軸方向から受け止めつつ、前記緊締具を締め付けて前記管継手を仮組み状態とし、その管または管継手本体に前記接合管を挿入する挿入工程と、
    前記スライドピースを管周方向にスライドさせて、前記押輪による前記スライドピースの管軸方向での受け止めを解除する解除工程と、
    前記解除工程の後、前記緊締具を更に締め付けて、前記管または管継手本体に前記押輪を近接移動させる締付工程とを備える管継手の組付方法。
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