JP2011256730A - 多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法 - Google Patents

多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】気筒毎の燃焼室容積を目標の容積に調整することにより、気筒毎の燃焼室容積の収縮誤差に起因する燃焼への影響を抑制し、高圧縮比に設定した場合の異常燃焼を抑制する。
【解決手段】気筒毎に燃焼室の一部を形成する凹部2とシリンダブロックとの合わせ面3を備えたシリンダヘッドを有し、複数の気筒を列状に配置した多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法において、シリンダヘッドの各凹部2の頂部に平坦な基準面10を備えたシリンダヘッド素材を鋳造する鋳造工程と、シリンダヘッド素材にシリンダブロックとの合わせ面3を切削加工する合わせ面加工工程と、シリンダヘッドの合わせ面3から基準面10までの高さ方向距離を気筒毎に計測する計測工程と、計測された高さ方向距離に基づき凹部2表面の切削加工対象部21の加工削り代を調整する調整加工工程と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法に関し、特に鋳造により成形されたシリンダヘッドの燃焼室の容積を燃焼室表面の加工削り代により調整する多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法に関する。
従来より、火花点火式ガソリンエンジンの理論熱効率は、圧縮比が17程度までは圧縮比に比例して上昇するため、燃費向上のための有力な手段として圧縮比の増加が挙げられている。また、吸気ポート側斜面と排気ポート側斜面が屋根形に形成されたペントルーフ型燃焼室が高圧縮比の実現に有利な燃焼室構造として知られている。ペントルーフ型燃焼室は、比較的大きな吸排気バルブ径を確保でき、シリンダ容積に比べて燃焼室容積を小さくすることができ、タンブル(筒内縦渦流)やスワール(筒内横渦流)等の吸入空気の筒内流動をコントロールする上で有利な構造である。
特許文献1の火花点火式ガソリンエンジンのシリンダヘッドは、1つのシリンダに対して各2つの吸気ポート及び排気ポートと、点火プラグ孔と、冷却水通路等を備え、吸気ポート下部の冷却水通路をシリンダヘッド下面主型としての鋳造用金型により形成し、吸気ポート下部を避けた冷却水通路の一部を砂中子により形成し、前記吸気ポート下部の冷却水通路と前記冷却水通路の一部とを鋳造後の機械加工により連通形成している。このペントルーフ型燃焼室を備えたシリンダヘッドでは、吸気ポート下部の冷却水通路を鋳造用金型により形成したため、吸気ポート下部の冷却水通路形成用砂中子の破損を防止して鋳造品質を高めることができ、冷却水通路の容積を確保して耐ノッキング性の向上を図ることができる。
特開平9−119344号公報
理論上、圧縮比εは、以下の式で算出することができる。
ε=((π/4)・b・s+V)/V
bはシリンダのボア直径、sはピストンのストローク長、Vは燃焼室容積である。
圧縮比を高める場合には、ノッキングやプレイグニッション、若しくはデトネーション等の異常燃焼が発生し易くなる。そこで、通常、点火タイミングを予め設定された圧縮比に応じて圧縮上死点前側へ所定タイミングリタードさせて前記異常燃焼を抑制するように燃焼制御している。
シリンダヘッドの製造では、金属溶湯を成形キャビティ内に充填する金型鋳造法が用いられ、アルミニウム合金等の軽合金製の鋳造品を製造するときには比較的低圧(例えば0.5kg/cm程度以下)の低圧鋳造法が広く採用されている。成形キャビティ内に充填された金属溶湯は、所定時間後、凝固してシリンダヘッド素材を形成する。鋳造用金型は離型され、取り出されたシリンダヘッド素材に対して後工程のシリンダブロックとの合わせ面等の切削加工が施される。それ故、目標となる燃焼室容積を備えた燃焼室を形成するための成形キャビティを鋳造用金型により精度よく形成した場合でも、気筒毎に金属溶湯の冷却傾向が異なり、気筒毎の燃焼室に夫々の凝固傾向等に起因した収縮誤差が発生する虞が有る。
シリンダヘッド素材の各燃焼室に凝固傾向に起因した収縮誤差が発生した場合、気筒毎の燃焼室容積にバラツキが生じ、各気筒に亙り一様な燃焼を得ることができず、エンジンの燃焼状態に悪影響を与える虞がある。しかも、高圧縮比エンジンでは、予め設定された燃料供給量と圧縮比と点火タイミングとのバランスが崩れた場合、前記のような異常燃焼を招く虞もある。
本発明の目的は、鋳造により形成されたシリンダヘッドにおいて、気筒毎の燃焼室の収縮誤差に起因した燃焼への影響を抑制でき、高圧縮比に設定しても異常燃焼を抑制できる多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法等を提供することである。
請求項1の多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法は、気筒毎に燃焼室の一部を形成する凹部とシリンダブロックとの合わせ面を備えたシリンダヘッドを有し、複数の気筒を列状に配置した多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法において、前記シリンダヘッドの各凹部の頂部に平坦な基準面を備えたシリンダヘッド素材を鋳造する鋳造工程と、前記シリンダヘッド素材にシリンダブロックとの合わせ面を切削加工する合わせ面加工工程と、前記シリンダヘッドの合わせ面から前記基準面までの高さ方向距離を気筒毎に計測する計測工程と、前記計測された高さ方向距離に基づき前記凹部表面の切削加工対象部の加工削り代を調整する調整加工工程と、を有することを特徴としている。
この多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法においては、シリンダヘッドの各凹部の頂部に平坦な基準面を備えたシリンダヘッド素材を鋳造する鋳造工程を備えたため、燃焼室容積について収縮誤差が最も反映された位置、即ちシリンダブロックとの合わせ面から最も離隔したシリンダヘッドの各凹部の頂部位置に基準面を形成することができる。しかも、基準面がシリンダヘッドの各凹部の頂部位置に形成されるため、吸入空気の筒内流動を阻害することが無く、燃焼に対する影響を防止できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記燃焼室は吸気ポート側斜面と排気ポート側斜面を備えたペントルーフ型燃焼室に形成され、前記基準面は前記吸気ポート側斜面と排気ポート側斜面の境界部分に設けられ、前記調整加工工程において、前記切削加工対象部としての吸気ポートから排気ポートに亙る凹部開口縁部を前記計測された高さ方向距離に基づき加工することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記鋳造工程において、各凹部の切削加工対象部は目標となる燃焼室容積に対して所定の加工削り代を有するように形成されることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記調整加工工程において、前記計測された高さ方向距離が基準高さ方向距離よりも大きいとき、加工削り代が小さく、計測された高さ方向距離が基準高さ方向距離よりも小さいとき、加工削り代が大きく設定されることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記多気筒エンジンは燃焼のための圧縮比が12以上に構成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、燃焼室容積について収縮誤差が最も反映されたシリンダヘッドの各凹部の頂部位置に基準面を形成し、シリンダブロックとの合わせ面から基準面までの高さ方向距離を気筒毎に計測したため、高さ方向距離をパラメータとして気筒毎の目標となる燃焼室容積に対するシリンダヘッド素材の燃焼室容積の収縮誤差を検出することができる。気筒毎の高さ方向距離に基づき凹部表面の切削加工対象部の加工削り代を調整するため、気筒毎の燃焼室容積を目標の容積に調整でき、気筒毎の燃焼室容積の収縮誤差に起因した燃焼への影響を抑制でき、高圧縮比に設定しても異常燃焼を抑制できる。
請求項2の発明によれば、基準面を吸気ポート側斜面と排気ポート側斜面の境界部分に設けたため、計測に有利な平坦な基準面を容易に形成することができる。また、調整加工工程において、切削加工対象部としての吸気ポートから排気ポートに亙る凹部開口縁部を計測された高さ方向距離に基づき加工するため、ペントルーフ型燃焼室を維持しつつ、燃焼への影響低減と容積調整の簡単化を両立できる。
請求項3の発明によれば、鋳造工程において、シリンダヘッド素材の切削加工対象部が予め目標となる燃焼室容積に対して所定の加工削り代を有するように形成されるため、減少方向の調整加工だけでなく増加方向の調整加工を行うことができ、広い範囲の調整加工を行うことがでできる。
請求項4の発明によれば、計測された高さ方向距離と基準高さ方向距離との比較により、調整加工を容易に行うことがでできる。
請求項5の発明によれば、エンジンの圧縮比が高圧縮比のとき、ノッキングやプレイグニッション、若しくはデトネーション等の異常燃焼を抑制できる。
本発明のシリンダヘッドを下方から見た図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 燃焼室凹部の正面図である。 燃焼室容積調整操作手順を示すステップ図である。 各気筒の燃焼室凹部の縦断面図である。 高さ方向距離と加工削り代との相関関係を示すグラフである。 調整加工工程のときのボールエンドミルの操作を示す図であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 変形例に係る高さ方向距離と加工削り代との相関関係を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図9に基づいて説明する。
直列4気筒エンジンのシリンダヘッド1は、アルミニウム合金等の金属材料により一体的に鋳造されたシリンダヘッド素材を形成し、このシリンダヘッド素材の切削対象部を切削加工して形成されている。本シリンダヘッド1を備えたエンジンは、圧縮比が14に設定された高圧縮比エンジンであり、前記圧縮比に応じて燃料供給量や点火タイミングが制御されるよう構成されている。
始めに、切削加工後のシリンダヘッド1の構造について説明する。
シリンダヘッド1は、気筒毎に燃焼室の一部を形成する4つの凹部2と、シリンダブロック(図示略)との合わせ面3を備え、シリンダブロックの上部に取付けられるよう構成されている。4つの気筒は同じ構成であるため、以下、1つの気筒の構成について説明する。
凹部2は、シリンダブロックに形成されたシリンダボア(図示略)の周壁面及びピストン(図示略)の冠部頂面と協働してペントルーフ型燃焼室の一部を形成している。凹部2には、吸気ポート側斜面2aと、凹部2の頂部において吸気ポート側斜面2aと鋭角状に連なる排気ポート側斜面2bが形成されている。吸気ポート側斜面2aと排気ポート側斜面2bとの境界部分は、凹部2の頂部において気筒配列方向に沿うように直線状に形成されている。
図1,図2,図5に示すように、吸気ポート4から排気ポート5に亙る凹部2の開口縁部C0部分には、互いに向かい合う1対の切削加工対象部21が設けられている。各切削加工対象部21は、吸気ポート側斜面2aの側部と排気ポート側斜面2bの側部との間に平面視にて円弧形に形成され、凹部2に対して気筒配列方向に配置されている。
吸気ポート側斜面2aには、2つの吸気ポート4が開口され、各吸気ポート4の開口周縁部には環状のバルブシート(図示略)が圧入される。排気ポート側斜面2bには、吸気ポート側斜面2aと同様に、2つの排気ポート5が開口され、各排気ポート5の開口周縁部には環状のバルブシート(図示略)が圧入される。吸気バルブ支持ボス6の内部には、吸気バルブ(図示略)のバルブステムを通すバルブガイドが設けられ、排気バルブ支持ボス7の内部には、排気バルブ(図示略)のバルブステムを通すバルブガイドが設けられる。
図2,図4に示すように、燃焼室中心軸線(ピストン往復軸線)上には、点火プラグ取付ボス部8と、その内部に点火プラグ(図示略)を収容する点火プラグ取付孔9が形成されている。点火プラグは、シリンダヘッド1の上方から点火プラグ取付孔9へ挿入され、点火プラグの雄ネジと点火プラグ取付孔9の雌ネジを螺合させることにより、その先端部が燃焼室に臨んだ状態でシリンダヘッド1へ固定される。点火プラグ取付孔9は、鋳造工程では形成されず、鋳造工程後において別途機械加工により形成される。
シリンダヘッド1の凹部2の頂部には、シリンダブロックとの合わせ面3と略平行に形成された平坦な基準面10が設けられている。基準面10は、吸気ポート側斜面2aと排気ポート側斜面2bとの境界部分に点火プラグ取付孔9に隣接するように形成され、燃焼室の凹部2において合わせ面3から最も離隔した位置に形成されている。
基準面10は、鋳造工程において鋳造用金型により形成されるため、離型工程後のシリンダヘッド素材に予め形成されている。
図1,図2に示すように、2つの吸気ポート4の間で且つ下側位置には、燃料噴射弁取付ボス11が設けられ、その内部に燃料噴射弁(図示略)を収容する燃料噴射弁取付孔12が形成されている。燃料噴射弁は、シリンダヘッド1の側方から燃料噴射弁取付孔12へ挿入され、斜め下方に押し付けられた状態で燃料噴射弁取付ボス11に固定される。燃料噴射弁取付孔12は、当初、シリンダヘッド素材には存在しておらず、鋳造工程後において別途機械加工により形成される。
シリンダヘッド1の内部には、冷却要求部位の近傍位置に冷却水が通流する複数のウォータジャケット13,14,15等が形成されている。これらウォータジャケット13,14,15等は、鋳造工程において鋳造用金型内に配置された砂中子により形成され、離型工程後のシリンダヘッド素材に形成されている。
次に、図6に基づき、シリンダヘッド1の燃焼室容積調整方法に関する操作手順について説明する。尚、Si(i=1,2…)は燃焼室容積調整方法に係る各ステップを示す。
まず、S1にて、シリンダヘッド1の各凹部2の頂部に平坦な基準面10を備えたシリンダヘッド素材を低圧鋳造する鋳造工程を行う。
この鋳造工程では、上金型と下金型の間に吸排気ポート4,5等に対応した複数の砂中子を固定配置してシリンダヘッド素材を成形するための成形キャビティを形成し、この成形キャビティに金属溶湯を充填している。
凹部2の表面を形成する下金型には、シリンダヘッド素材に各気筒に対応した1対の切削加工対象部21を形成するための形状部と各気筒に対応した基準面10を形成するための形状部等が予め設けられている。切削加工対象部21を形成するための形状部は、目標となる燃焼室容積(最終成形品の燃焼室容積)に対して所定の加工削り代を有するように形成されている。
上金型と下金型の型締め後、比較的低圧(0.5kg/cm)状態のアルミニウム合金溶湯をキャビティに充填する。
アルミニウム合金溶湯の充填から所定時間経過(溶湯凝固)後、離型工程では、上金型と下金型を型開きし、シリンダヘッド素材を取り出す(S2)。
シリンダヘッド素材は、吸排気ポート4,5や基準面10等のように予め上下金型や砂中子等により形状を形成された部分を備えている。
次に、S3にて、シリンダブロックとの合わせ面3を形成するため、シリンダヘッド素材に対して合わせ面加工工程を行う。このシリンダブロックとの合わせ面3が、計測工程(S4)及び調整加工工程(S5)における基準位置である。
S4では、シリンダヘッド1の合わせ面3から基準面10までの高さ方向距離hを気筒毎に計測する計測工程を行っている。計測工程では、目標となる最終成形品の燃焼室容積V0とシリンダヘッド素材の燃焼室容積Vとの差(収縮誤差)を燃焼室深さに相当する高さ方向距離hに基づき検出している。
目標となる燃焼室容積V0、燃焼室容積V0のときの高さ方向距離h0、凹部2の底面積S0、係数Kとしたとき、以下の式が成り立つ。
V0=K×S0×h0
同様に、シリンダヘッド素材における燃焼室容積V、燃焼室容積Vのときの高さ方向距離h、凹部2の底面積Sとしたとき、以下の式が成り立つ。
V=K×S×h
ここで、S0とSは略同じ面積であるため、収縮誤差(V−V0)は高さ方向距離の差(h−h0)をパラメータとして表すことができる。尚、燃焼室容積V0,Vは、夫々、ピストンが上死点のときの燃焼室の容積である。
これにより、図7に示すように、第1〜第4気筒#1〜#4において、合わせ面3から基準面10までの高さ方向距離h1〜h4を所定の計測手段により夫々計測している。尚、目標となる燃焼室容積V0及び燃焼室容積V0のときの高さ方向距離h0は、エンジンの設計条件から予め設定されている。
S5では、計測された高さ方向距離h1〜h4に基づき凹部2表面の切削加工対象部21の加工削り代xを調整する調整加工工程を行う。切削加工対象部21をS4で計測された高さ方向距離h1〜h4に基づき切削加工している。
図8に示すように、高さ方向距離h(燃焼室深さ)と加工削り代x(切削加工対象部21の加工深さ)との相関関係が予め設定されている。この相関関係では、加工削り代xの基準位置(原点位置)が合わせ面3の高さ位置に相当し、計測された高さ方向距離hが基準高さ方向距離h0よりも大きいとき、加工削り代xが小さく、計測された高さ方向距離hが基準高さ方向距離h0よりも小さいとき、加工削り代xが大きくなるように設定されている。尚、この相関関係では、横軸の1マスは0.05mm、縦軸の1マスは0.5mmとして加工削り代xが設定されている。
切削加工対象部21は、目標となる燃焼室容積V0に対して所定の加工削り代x0を有するように形成されているため、計測された高さ方向距離hが燃焼室容積V0のときの高さ方向距離h0と同じ値であっても、ボールエンドミル16(図9参照)により加工削り代x0の切削加工が行われる。
S5では、高さ方向距離h1〜h4に基づく加工削り代x1〜x4を設定し、第1〜第4気筒#1〜#4の加工深さが夫々対応する加工削り代x1〜x4になるよう切削加工を行っている。第1気筒#1の凹部2を調整加工するとき、ボールエンドミル16を、ボールエンドミル16の刃先半径rの中心が合わせ面3から加工深さ方向(基準面10方向)へ高さ方向距離h1に基づく加工削り代x1だけ移動させる。図9(a),(b)に示すように、ボールエンドミル16を、開口縁部C0よりも所定距離内側に設定された円C1上を移動軌跡として、切削加工対象部21の範囲に亙って移動するように操作する。本実施例では、開口縁部C0と円C1との離隔距離が、ボールエンドミル16の刃先半径rとなるよう設定され、吸排気ポート4,5間の外縁位置は燃焼室容積Vの大きさに拘わりなく一定に設定されている。以下、同様に第2〜第4気筒#2〜#4の凹部2を夫々調整加工する。その後、点火プラグ孔9と燃料噴射弁取付孔12を機械加工により形成する。
次に、実施例1に係る燃焼室容積調整方法の作用・効果について説明する。
本燃焼室容積調整方法は、気筒毎に燃焼室の一部を形成する凹部2とシリンダブロックとの合わせ面3を備えたシリンダヘッド1を有し、複数の気筒を列状に配置した多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法において、シリンダヘッド1の各凹部2の頂部に平坦な基準面10を備えたシリンダヘッド素材を鋳造する鋳造工程S1と、シリンダヘッド素材にシリンダブロックとの合わせ面3を切削加工する合わせ面加工工程S3と、シリンダヘッド1の合わせ面3から基準面10までの高さ方向距離hを気筒毎に計測する計測工程S4と、計測された高さ方向距離hに基づき凹部2表面の切削加工対象部21の加工削り代xを調整する調整加工工程S5と、を有している。
本燃焼室容積調整方法によれば、燃焼室容積Vについて収縮誤差が最も反映されたシリンダヘッド1の各凹部2の頂部位置に基準面10を形成し、シリンダブロックとの合わせ面3から基準面10までの高さ方向距離hを気筒毎に計測したため、高さ方向距離hをパラメータとして気筒毎の目標となる燃焼室容積V0に対するシリンダヘッド素材の燃焼室容積Vの収縮誤差を検出することができる。気筒毎の高さ方向距離hに基づき凹部表面の切削加工対象部21の加工削り代xを調整するため、気筒毎の燃焼室容積Vを目標の容積V0に調整でき、気筒毎の燃焼室容積Vの収縮誤差に起因した燃焼への影響を抑制でき、高圧縮比に設定しても異常燃焼を抑制できる。
燃焼室は吸気ポート側斜面2aと排気ポート側斜面2bを備えたペントルーフ型燃焼室に形成され、基準面10は吸気ポート側斜面2aと排気ポート側斜面2bの境界部分に設けられ、調整加工工程S5において、切削加工対象部21としての吸気ポート4から排気ポート5に亙る凹部2開口縁部C0を計測された高さ方向距離hに基づき加工している。これにより、計測に有利な平坦な基準面10を容易に形成することができ、ペントルーフ型燃焼室を維持しつつ、燃焼への影響低減と容積調整の簡単化を両立できる。
鋳造工程S1において、各凹部2の切削加工対象部21は目標となる燃焼室容積V0に対して所定の加工削り代x0を有するように形成されるため、減少方向の調整加工だけでなく増加方向の調整加工を行うことができ、広い範囲の調整加工を行うことがでできる。
調整加工工程S5において、計測された高さ方向距離hが基準高さ方向距離h0よりも大きいとき、加工削り代xが小さく、計測された高さ方向距離hが基準高さ方向距離h0よりも小さいとき、加工削り代xが大きく設定されるため、計測された高さ方向距離hと基準高さ方向距離h0との比較により、調整加工を容易に行うことがでできる。
本多気筒エンジンはエンジンの圧縮比が14に設定されても、ノッキングやプレイグニッション、若しくはデトネーション等の異常燃焼を抑制できる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、吸排気ポート間の外縁位置を一定にする調整加工工程の例を説明したが、合わせ面において気筒間の寸法が確保できる場合、吸排気ポート間の外縁位置を燃焼室中心側へ近づくように切削加工することも可能である。
図10に示すように、この変形例では、加工削り代xの中間位置(原点位置)が合わせ面の高さ位置に相当し、計測された高さ方向距離hが基準高さ方向距離h0よりも大きいとき、加工削り代xが小さく、計測された高さ方向距離hが基準高さ方向距離h0よりも小さいとき、加工削り代xが大きくなるように設定されている。この調整加工によれば、ボア径が小さく、吸排気ポート間のスペース確保が厳しいシリンダヘッドの燃焼室容積調整に有効である。
2〕前記実施例においては、点火プラグ孔と燃料噴射弁取付孔が調整加工工程の後に形成される例を説明したが、点火プラグ孔と燃料噴射弁取付孔等の機械加工が必要な箇所を切削対象部と同様に調整加工工程にて加工することも可能である。
3〕前記実施例においては、圧縮比14のエンジンの例を説明したが、少なくとも高圧縮比のエンジンで有ればよく、圧縮比12以上の高圧縮比エンジンで有れば本発明と同様の効果を奏することができる。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、鋳造により成形されたシリンダヘッドの燃焼室の容積を燃焼室表面の加工削り代により調整することにより、気筒毎の燃焼室の収縮誤差に起因した燃焼への影響を抑制でき、高圧縮比に設定しても異常燃焼を抑制することができる。
1 シリンダヘッド
2 凹部
2a 吸気ポート側斜面
2b 排気ポート側斜面
3 合わせ面
4 吸気ポート
5 排気ポート
10 基準面
21 切削対象部
h,h0, 高さ方向距離
h1〜h4
x,x0, 加工削り代
C0 (凹部)開口縁部
V 燃焼室容積

Claims (5)

  1. 気筒毎に燃焼室の一部を形成する凹部とシリンダブロックとの合わせ面を備えたシリンダヘッドを有し、複数の気筒を列状に配置した多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法において、
    前記シリンダヘッドの各凹部の頂部に平坦な基準面を備えたシリンダヘッド素材を鋳造する鋳造工程と、
    前記シリンダヘッド素材にシリンダブロックとの合わせ面を切削加工する合わせ面加工工程と、
    前記シリンダヘッドの合わせ面から前記基準面までの高さ方向距離を気筒毎に計測する計測工程と、
    前記計測された高さ方向距離に基づき前記凹部表面の切削加工対象部の加工削り代を調整する調整加工工程と、
    を有することを特徴とする多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法。
  2. 前記燃焼室は吸気ポート側斜面と排気ポート側斜面を備えたペントルーフ型燃焼室に形成され、
    前記基準面は前記吸気ポート側斜面と排気ポート側斜面の境界部分に設けられ、
    前記調整加工工程において、前記切削加工対象部としての吸気ポートから排気ポートに亙る凹部開口縁部を前記計測された高さ方向距離に基づき加工することを特徴とする請求項1に記載の多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法。
  3. 前記鋳造工程において、各凹部の切削加工対象部は目標となる燃焼室容積に対して所定の加工削り代を有するように形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法。
  4. 前記調整加工工程において、前記計測された高さ方向距離が基準高さ方向距離よりも大きいとき、加工削り代が小さく、計測された高さ方向距離が基準高さ方向距離よりも小さいとき、加工削り代が大きく設定されることを特徴とする請求項3に記載の多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法。
  5. 前記多気筒エンジンは燃焼のための圧縮比が12以上に構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法。
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