JP6117575B2 - 鋳造用金型装置 - Google Patents

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本発明は、シリンダライナが鋳包まれたシリンダブロックの鋳造に使用される鋳造用金型装置に関する。
近年、自動車部品の軽量化のためにアルミニウム合金の適用が拡大され、内燃機関のシリンダブロックにおいてもアルミニウム合金を用いたものが広く知られている。この種のシリンダブロックは、ボア部に所望の耐摩耗性と摺動特性を確保するため、アルミニウム合金に鋳鉄製のシリンダライナを鋳包んで鋳造され、従来、シリンダブロックに鋳包まれるシリンダライナを保持するボア中子型を備えた鋳造用金型装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3981832号公報
ところで、シリンダブロック内に別体のシリンダライナを鋳包むことで、シリンダライナで形成される燃焼室付近の冷却性能が悪くなり、燃費向上の妨げになる。このため、燃焼室付近の冷却性能を向上させるため、シリンダブロックのガスケット面にシリンダライナの端部が露出しないように、シリンダライナをアルミニウム合金で鋳包む(以下、アルミ被せという)ことが検討されている。この種のシリンダブロックを鋳造する場合には、ボア中子型の基端側に拡径した段部を設け、シリンダライナの端部を上記段部に当接させた状態で鋳造される。そして、ボア内方に露出したシリンダライナを切削加工することで除去し、アルミ被せを実現している。
しかしながら、従来の構成では、シリンダライナに挿入される中子と段部との間の隅部を直角に加工することはできず、この隅部がR形状となっていた。このため、中子にシリンダライナを挿入した場合に、このシリンダライナがR形状の隅部に乗り上げる事態が生じ、シリンダライナの端部の高さ位置が変動する。従って、例えば、アルミ被せを行った場合には、アルミニウム合金の被る部分の厚さ(以下、アルミ被せ量という)にばらつきが発生し、エンジン性能の低下が懸念された。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、シリンダライナの端部の高さ位置のばらつきを抑えることができる鋳造用金型装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、シリンダブロックに鋳包まれるシリンダライナを保持するボア中子型を備えた鋳造用金型装置において、前記ボア中子型と、前記ボア中子型の周囲に隙間を有して設けられ前記シリンダブロックのガスケット面を形成するジャケット中子型とを備え、前記ボア中子型は、前記シリンダライナに挿入されて該シリンダライナを保持する保持部を有する第1ボア中子と、前記保持部よりも大径に形成され、前記シリンダライナの端部が突き当てられる端面を有する第2ボア中子とを備え、前記第2ボア中子の端面に前記第1ボア中子の保持部を連結して構成され、前記ジャケット中子型の内面と前記シリンダライナの端部との間に隙間を設けた状態で前記シリンダライナを前記ボア中子型に保持することを特徴とする。
この構成によれば、第1ボア中子の保持部と第2ボア中子の端面との間の隅部を直角に形成することができるため、シリンダライナが該隅部へ乗り上げることが防止され、シリンダライナの端部の高さ位置のばらつきを抑えることができる。
この構成は、アルミ被せを行う場合に好適であり、シリンダライナの端部の高さ位置のばらつきを抑えることにより、アルミ被せ量のばらつきを抑えることができる。
この構成において、前記第2ボア中子は、前記端面が前記シリンダブロックのガスケット面よりも内側に位置し、前記端面の径が、前記シリンダライナの内径よりも大きく外径よりも小さく形成されても良い。この構成によれば、第2ボア中子の端面よりも外側に延在するシリンダライナの端部にアルミ被せ量のばらつきを抑えたアルミ被せを実現することができ、ひいては、エンジン性能の低下を抑制できる。
また、前記第1ボア中子に接続される冷却回路を備え、この冷却回路を前記第2ボア中子から離間して配置しても良い。この構成によれば、第2ボア中子の冷却が抑えられるため、第2ボア中子付近の溶湯の湯流れ性の向上を図ることができる。
また、前記第1ボア中子の保持部及び前記第2ボア中子の一方の端面に、該端面から突出する突部を設けると共に、他方の端面に前記突部が嵌合される凹部を設けても良い。この構成によれば、第1ボア中子と第2ボア中子とを簡単、かつ、正確に連結することができる。
本発明によれば、ボア中子型と、ボア中子型の周囲に隙間を有して設けられシリンダブロックのガスケット面を形成するジャケット中子型とを備え、ボア中子型は、シリンダライナに挿入されて該シリンダライナを保持する保持部を有する第1ボア中子と、保持部よりも大径に形成され、シリンダライナの端部が突き当てられる端面を有する第2ボア中子とを備え、第2ボア中子の端面に第1ボア中子の保持部を連結して構成され、ジャケット中子型の内面とシリンダライナの端部との間に隙間を設けた状態でシリンダライナをボア中子型に保持するため、第1ボア中子の保持部と第2ボア中子の端面との間の隅部を直角に形成することができる。このため、シリンダライナが該隅部へ乗り上げることが防止され、シリンダライナの端部の高さ位置のばらつきを抑えることができる。
また、第1ボア中子の保持部及び第2ボア中子の一方の端面に、該端面から突出する突部を設けると共に、他方の端面に突部が嵌合される凹部を設けたため、第1ボア中子と第2ボア中子とを簡単、かつ、正確に連結することができる。
シリンダブロックの斜視図である。 本実施形態のシリンダブロックを鋳造する鋳造用金型装置の断面図である。 ボア中子型を示す部分拡大断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、鋳造対象物であるシリンダブロックの斜視図である。図1に示すように、シリンダブロック10は、例えば、アルミニウム合金により形成されており、シリンダ部11とこのシリンダ部11の下部に設けられるクランクケース部12とからなり、多気筒(本実施形態では4気筒)エンジンに用いられるものである。
シリンダ部11は、平坦に形成されシリンダヘッドと合されるガスケット面13と、このガスケット面13に一端が開口しピストン15を収納するシリンダボア16と、シリンダボア16の外壁の周りに形成されるウォータジャケット17とを備えている。シリンダボアの軸線19は鉛直向きである。また、シリンダボア16は、アルミニウム合金とは異なる金属(例えば鋳鉄)製のシリンダライナ18が一体に鋳包まれて形成されている。
ガスケット面13には、シリンダヘッド(不図示)をシリンダ部11に締結するための複数のボルト孔21が設けられている。
次に、シリンダブロック10の鋳造に供する鋳造用金型装置30について説明する。
図2に示すように、鋳造用金型装置30は、クランクケース側の固定型31と、シリンダヘッド側の可動型32と、軸線19に直交する方向へスライド移動してシリンダの側面を形成する第1摺動型33及び第2摺動型34とを備える。可動型32は、固定型31に対して軸線19方向に進退可能であり、第1摺動型33及び第2摺動型34は、固定型31の面に摺動しながらスライド移動が可能である。
固定型31は、固定型31の下方に形成されて溶湯が供給される湯口35と、この湯口35からキャビティ36に溶湯を送る湯道37と、この湯道37を形成するとともに、第1摺動型33及び第2摺動型34との間でクランクケース部(図1)を形成する固定型中子38とを備える。
可動型32は、固定型中子38に軸線19方向から組合わされてシリンダボア(図1)を形成するボア中子型40と、このボア中子型40の周囲に隙間を有して設けられてウォータジャケット(図1)を形成するジャケット中子型41とを備える。
これらの固定型31、可動型32、第1摺動型33、及び、第2摺動型34により囲まれて形成される中央空間部のキャビティ36はシリンダブロック10に対応した形状となっている。このキャビティ36にアルミニウム合金の溶湯が注入され、固化することによりシリンダブロック10が鋳造される。また、キャビティ36内には、溶湯が注入された際にキャビティ36内のガス(空気)を排出するためのガス抜き部(不図示)が設けられている。
シリンダブロック10は、シリンダボア16にシリンダライナ18が鋳包まれて形成されている。本実施形態では、シリンダライナ18により形成される燃焼室付近の冷却性能の向上を図るため、シリンダライナ18の端部がシリンダブロック10のガスケット面13(図1)に露出しないようにアルミニウム合金で鋳包んだ、いわゆるアルミ被せが行われている。
アルミ被せを行う場合には、図3に示すように、ガスケット面13を形成するジャケット中子型41の内面41Aと、シリンダライナ18の端部18Aとの間に隙間50を設けた状態で該シリンダライナ18をボア中子型40に保持することを要する。
この場合、ボア中子型を基端側が拡径した段部を有する段付形状に形成し、この段部にシリンダライナ18の端部18Aを突き当てる構成が想定される。しかし、単純に基端側を拡径したボア中子型では、シリンダライナ18に挿入される保持部と段部との間の隅部を直角に加工することが困難となり、この隅部がR形状となっていた。このため、保持部にシリンダライナ18を挿入した場合に、このシリンダライナ18の端部18AがR形状の隅部に乗り上げる事態が生じ、シリンダライナ18の端部18Aの高さ位置が変動する。従って、アルミ被せを行った場合には、ジャケット中子型41の内面41Aと、シリンダライナ18の端部18Aとの隙間50の厚みLにばらつきを生じ、エンジン性能の低下が懸念された。
そこで、本実施形態では、ボア中子型40は、図3に示すように、円柱状に形成されてシリンダライナ18が挿入される保持部43Aを有するボアピン(第1ボア中子)43と、このボアピン43の保持部43Aよりも大径に形成され、シリンダライナ18の端部18Aが突き当てられる端面45Aを有するボアピンブッシュ(第2ボア中子)45とが連結されて構成されている。
具体的には、ボアピン43は、円柱状の保持部43Aと、この保持部43Aよりも小径に形成されて保持部43Aの一端から突出する円柱状の突部43Bとを備える。この突部43Bは、保持部43Aと同軸上に形成されている。また、ボアピン43は、保持部43Aと突部43Bとの間に、上記軸に垂直な面を有する肩部43Dを備える。
一方、ボアピンブッシュ45は、上記した保持部43Aの直径W1よりも大径な直径W2の円柱状に形成され、ボアピン43の突部43Bと対向する面(端面)45Aに、該突部43Bが嵌合する円柱状の凹部45Bが形成されている。
そして、ボアピン43とボアピンブッシュ45とは、上記した突部43Bを凹部45Bに嵌合させた状態でボルト55によって連結固定されている。本実施形態では、突部43Bと凹部45Bは、それぞれ円柱状に形成しているが、これらが嵌合するのであれば他の形状としても良いことは勿論である。
ボアピンブッシュ45の端面45Aは凹部45Bの周囲にドーナツ状に形成され、この端面45Aにボアピン43の肩部43D及びシリンダライナ18の端部18Aが付き当てられる。
この構成によれば、ボアピンブッシュ45の端面45Aとボアピン43の保持部43Aとで形成された隅部をR形状を呈していない略直角に形成することができ、シリンダライナ18を端面45Aに突き当てた際に、シリンダライナ18の端部18Aの位置のばらつきを抑えることができる。
また、上記端面45Aは、ジャケット中子型41の内面41Aよりも内側に設けられるとともに、該端面45Aの直径W2は、シリンダライナ18の内径W3よりも大きく外径W4よりも小さく形成されている。この構成によれば、シリンダライナ18を端面45Aに突き当てた場合に、ボアピンブッシュ45の外方に延在するシリンダライナ18の端部18Aと、ジャケット中子型41の内面41Aとの隙間50に、アルミ被せ量のばらつきを抑えたアルミ被せを実現することができ、ひいては、エンジン性能の低下を抑制できる。
ボア中子型40には、鋳造時に溶湯を冷却するための回路が接続されている。具体的には、ボアピン43の保持部43Aの略中心に形成された穴部43Cの壁面に密着して挿入される有底の配管部(冷却回路)60と、この配管部60に冷却液を供給する供給管(冷却回路)61とを備え、配管部60は、保持部43Aと突部43Bとの境界部近傍で、配管部60の周囲に設けられたねじ部63により穴部43Cに固定されている。
一方、ボアピン43の突部43B及びボアピンブッシュ45では、配管部60よりも大径な貫通孔43E、45Cが形成されている。この構成では、配管部60に供給される冷却液によって、ボアピン43の保持部43Aは急速に冷却されるが、ボアピン43の突部43B及びボアピンブッシュ45では、貫通孔43E、45Cにより、配管部60から離間されている。このため、ボアピンブッシュ45は、ボアピン43からの伝熱によって徐々に冷却されることにより、上記した隙間50を含むジャケット中子型41の内面41A(ガスケット面13)付近の湯回り性の向上を図ることができる。
ジャケット中子型41の内面41A(ガスケット面13)付近は、キャビティ36における溶湯の最終流動部に近いため湯回り性が低い。よって、ボアピン43と同様に急速に冷却すると、キャビティ36全体に溶湯が十分に行き渡らず歩留まりが低下することが想定される。本実施形態では、ボアピンブッシュ45に近い、ジャケット中子型41の内面41A(ガスケット面13)付近の湯回り性の向上させることにより、歩留まりの向上を図ることができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、シリンダブロック10に鋳包まれるシリンダライナ18を保持するボア中子型40を備えた鋳造用金型装置30において、ボア中子型40は、シリンダライナ18に挿入されて該シリンダライナ18を保持する保持部43Aを有するボアピン43と、保持部43Aよりも大径に形成され、シリンダライナ18の端部18Aが突き当てられる端面45Aを有するボアピンブッシュ45とを備え、ボアピンブッシュ45の端面45Aにボアピン43の保持部43Aを連結して構成したため、ボアピン43の保持部43Aとボアピンブッシュ45の端面45Aとの間の隅部を直角に形成することができ、シリンダライナ18が該隅部へ乗り上げることが防止され、シリンダライナ18の端部18Aの位置のばらつきを抑えることができる。従って、アルミ被せを行う場合には、シリンダライナ18の端部18Aの位置のばらつきを抑えることにより、アルミ被せ量のばらつきを抑えることができ、ひいては、エンジン性能の低下を抑制できる。
また、本実施形態によれば、ボアピンブッシュ45は、端面45Aがシリンダブロック10のガスケット面13よりも内側に位置し、端面45Aの直径W2が、シリンダライナ18の内径W3よりも大きく外径W4よりも小さく形成されているため、ボアピンブッシュ45よりも外側に延在するシリンダライナ18の端部18Aにアルミ被せ量のばらつきを抑えたアルミ被せを実現することができ、ひいては、エンジン性能の低下を抑制できる。
また、本実施形態によれば、ボアピン43の保持部43Aに接続される冷却用の配管部60を備え、この配管部60をボアピンブッシュ45から離間して配置したため、ボアピンブッシュ45の冷却が抑えられ、ボアピンブッシュ45に近い、ジャケット中子型41の内面41A(ガスケット面13)付近の湯回り性の向上させることができ、溶湯の歩留まりの向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ボアピン43の保持部43Aの端面に、該端面から突出する突部43Bを設けると共に、ボアピンブッシュ45の端面45Aに突部43Bが嵌合される凹部45Bを設けたため、ボアピン43とボアピンブッシュ45とを簡単、かつ、正確に連結することができる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。本実施形態では、ボアピン43の保持部43Aの端面に突部43Bを設けると共に、ボアピンブッシュ45の端面45Aに突部43Bが嵌合される凹部45Bを設けているが、保持部43Aの端面に凹部を設け、ボアピンブッシュ45の端面45Aに突部を設けても良い。
また、ボアピン43の保持部43Aとボアピンブッシュ45とを連結できる構成であれば、他の手段を用いても良い。
10 シリンダブロック
13 ガスケット面
16 シリンダボア
17 ウォータジャケット
18 シリンダライナ
18A 端部
19 軸線
30 鋳造用金型装置
31 固定型
32 可動型
33 第1摺動型
34 第2摺動型
36 キャビティ
40 ボア中子型
41A 内面
43 ボアピン(第1ボア中子)
43A 保持部
43B 突部
43C 穴部
43D 肩部
43E 貫通孔
45 ボアピンブッシュ(第2ボア中子)
45A 端面
45B 凹部
50 隙間
60 配管部(冷却回路)
61 供給管(冷却回路)

Claims (4)

  1. シリンダブロックに鋳包まれるシリンダライナを保持するボア中子型を備えた鋳造用金型装置において、
    前記ボア中子型と、前記ボア中子型の周囲に隙間を有して設けられ前記シリンダブロックのガスケット面を形成するジャケット中子型とを備え、
    前記ボア中子型は、前記シリンダライナに挿入されて該シリンダライナを保持する保持部を有する第1ボア中子と、前記保持部よりも大径に形成され、前記シリンダライナの端部が突き当てられる端面を有する第2ボア中子とを備え、前記第2ボア中子の端面に前記第1ボア中子の保持部を連結して構成され、
    前記ジャケット中子型の内面と前記シリンダライナの端部との間に隙間を設けた状態で前記シリンダライナを前記ボア中子型に保持することを特徴とする鋳造用金型装置。
  2. 前記第2ボア中子は、前記端面が前記シリンダブロックのガスケット面よりも内側に位置し、前記端面の径が、前記シリンダライナの内径よりも大きく外径よりも小さく形成されたことを特徴とする請求項1に記載の鋳造用金型装置。
  3. 前記第1ボア中子に接続される冷却回路を備え、この冷却回路を前記第2ボア中子から離間して配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の鋳造用金型装置。
  4. 前記第1ボア中子の保持部及び前記第2ボア中子の一方の端面に、該端面から突出する突部を設けると共に、他方の端面に前記突部が嵌合される凹部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の鋳造用金型装置。
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