JP3417331B2 - シリンダヘッド及びその製造方法 - Google Patents

シリンダヘッド及びその製造方法

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JP3417331B2
JP3417331B2 JP06502599A JP6502599A JP3417331B2 JP 3417331 B2 JP3417331 B2 JP 3417331B2 JP 06502599 A JP06502599 A JP 06502599A JP 6502599 A JP6502599 A JP 6502599A JP 3417331 B2 JP3417331 B2 JP 3417331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダヘッドの
ウォータジャケットの構造及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリンダヘッドは、シリンダブロックと
共にエンジンを構成する部材であり、その下面のへこみ
の部分がエンジンの燃焼室の天井部を構成している。前
記シリンダヘッドには、燃焼室に燃焼ガスを供給するイ
ンテークバルブ、燃焼室の排気を行うエキゾーストバル
ブ、さらにそれらのバルブの動作機構、及び点火プラグ
等が所定位置に取り付けられている。そして、前記シリ
ンダヘッドの燃焼室の上に、実開平1−130048号
に示されるように、その燃焼室周りや前記バルブの支持
部及び点火プラグ用のプラグホール等をまとめて冷却す
るためのウォータジャケットがそのシリンダヘッドの長
手方向に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、燃焼室周り
の冷却効果はエンジンの性能に直接的に影響を及ぼすた
め、前記燃焼室の近傍には十分に冷却水を流したいとい
う要求がある。一方、前記バルブの支持部等は燃焼室周
りほど強く冷却を要求されていない。しかしながら、前
記シリンダヘッドでは同じウォータジャケットで燃焼室
周りの冷却とその他の部分の冷却とを兼用しているた
め、前記燃焼室の近傍やその他の部分の要求に応じた量
だけ冷却水を流すことはできない。例えば、燃焼室周り
の冷却効果を向上させようとしてそのウォータジャケッ
トに流す冷却水を増加させても、その冷却水はバルブの
支持部等の近傍にも流れるため、燃焼室周りの冷却効果
を効率的に向上させることができないという問題があ
る。
【0004】本発明は、燃焼室の近傍とその他の部分と
に冷却水を分けて流せるようにして燃焼室周りの冷却促
進を図るとともに、ウォータジャケットの製作を容易に
し、かつプラグホール周りの強度向上、冷却効率の向上
を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、各請求
項の発明によって解決される。請求項1の発明は、ウォ
ータジャケットが冷却水の流れ方向に沿って形成された
壁により、燃焼室回りを冷却する部分と、それ以外を冷
却する部分とに仕切られているシリンダヘッドであっ
て、燃焼室と連通するプラグホールはチューブを鋳包む
ことにより形成されており、前記チューブは燃焼室回り
を冷却するウォータジャケットとそれ以外の部分を冷却
するウォータジャケットとを貫通するように配置されて
おり、そのチューブの肉厚寸法は、鋳包まれる部分の肉
厚寸法が前記ウォータジャケットを貫通する部分の肉厚
寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする。
【0006】本発明によると、ウォータジャケットが燃
焼室周りを冷却する部分とそれ以外を冷却する部分とに
分けられているため、冷却水を燃焼室の近傍とその他の
部分とに分けて流せるようになる。このため、燃焼室の
近傍に必要とされる量の冷却水を流すことが可能にな
り、燃焼室周りの冷却促進を図ることができる。さら
に、プラグホールはチューブを鋳包むことにより形成さ
れるため、そのプラグホールの材料となるチューブを鋳
造前に種々の方法により、例えば、鍛造等により製造す
ることができる。したがって、従来のように、鋳造でプ
ラグホールを形成する場合よりもプラグホール周りの強
度を容易に向上させることができる。さらに、プラグホ
ール周りの強度を確保した状態で壁の肉厚を薄くでき
る。したがって、プラグホール内の温度を効率的にウォ
ータジャケット内の冷却水に伝達できるようになり、プ
ラグホール内の冷却効率が向上する。また、チューブの
肉厚寸法は、鋳包まれる部分の肉厚寸法がウォータジャ
ケットを貫通する部分の肉厚寸法よりも小さく設定され
ているため、チューブの鋳包まれる部分の温度が上昇し
易くなり、チューブと溶湯との溶着性が向上する。
【0007】
【0008】
【0009】また、請求項2に記載のシリンダヘッドの
製造方法は、燃焼室と連通するプラグホールを形成する
チューブを製作する工程と、そのチューブを中子型にセ
ットし、その中子型に砂を吹き込み、前記チューブが貫
通するウォータジャケット用の第1中子を成形するとと
もに、その第1中子と前記チューブとを一体化する工程
と、前記チューブの先端部が通された状態で、そのチュ
ーブに形成された段差が嵌合可能な受け孔を備えるウォ
ータジャケット用の第2中子を成形する工程と、 前記
第1中子と一体化されたチューブの先端部を第2中子の
受け孔に通し、前記チューブの段差をその受け孔と嵌合
させた状態で、前記チューブの先端面を燃焼室成形用の
型に当接させ、さらにそのチューブに対して第1中子側
から鋳抜きピンを挿入して前記チューブを押さえた状態
で型締めし、鋳造を行う工程とを有することを特徴とす
る。
【0010】本発明によると、チューブと第1中子とが
一体化されており、そのチューブの先端部が第2中子の
受け孔と嵌合する構造のため、第2中子に対する第1中
子の位置決めが容易になる。さらに、第2中子に対して
第1中子が位置決めされた状態で、前記チューブが燃焼
室成形用の型と鋳抜きピンとによって押さえられるた
め、注湯時に第2中子に対して第1中子が位置ずれを起
こすことがない。このため、従来は中子の位置決め上の
問題から作成が困難であった二段ウォータジャケットの
作成が容易になる。即ち、本発明により請求項1に係る
シリンダヘッドを製造することができる。
【0011】また、請求項3に記載のシリンダヘッドの
製造方法は、燃焼室の天井部からプラグホールの下部ま
でを構成するチューブ下部と、前記チューブ下部と嵌合
できる構造でプラグホールの要部を構成するチューブ上
部とを製作する工程と、そのチューブ上部をウォータジ
ャケット用の第1中子に貫通させた状態で一体化し、前
記チューブ下部をウォータジャケット用の第2中子に貫
通させた状態で一体化する工程と、前記チューブ上部と
チューブ下部とを嵌合させて、第1中子と第2中子とを
型にセットした後、鋳造を行う工程とを有することを特
徴とする。
【0012】本発明によると、燃焼室の天井部からプラ
グホールの下部まではチューブ下部を鋳包むことによ
り、また、プラグホールの要部はチューブ上部を鋳包む
ことにより形成される。したがって、燃焼室の天井部及
びプラグホールの材料となるチューブ下部及びチューブ
上部を鋳造前に種々の方法、例えば鍛造等により製造す
ることができる。このため、従来のように、鋳造で燃焼
室の天井部及びプラグホールを形成する場合よりも燃焼
室の天井部からプラグホールにかけての強度を容易に向
上させることができる。さらに、燃焼室の天井部からプ
ラグホールにかけて強度を確保した状態で壁の肉厚を薄
くできる。このため、燃焼室内及びプラグホール内の冷
却効果を向上させることができる。なお、チューブ上部
とチューブ下部とを嵌合させる構造のため、第1中子と
第2中子の位置決めも容易になる。
【0013】また、請求項4に記載のシリンダヘッドの
製造方法は、請求項3に記載されたシリンダヘッドの製
造方法であって、チューブ下部をウォータジャケット用
の第2中子と一体化させた工程の後に、そのチューブ下
部における燃焼室の天井部を構成する部位の端縁に塗型
剤を塗布する工程を有することを特徴とする。
【0014】本発明によると、鋳包まれるチューブ下部
の端縁に塗型剤が塗布されるため、鋳造後に鋳造母材と
そのチューブ下部の端縁との間に塗型剤が除去されるこ
とによる隙間が形成される。このため、前記チューブ下
部の熱膨張をその隙間によって吸収することが可能にな
り、各気筒の熱歪みが隣接する気筒に影響を与えること
がない。
【0015】また、請求項5に記載のシリンダヘッドの
製造方法は、請求項2から請求項4のいずれかに記載さ
れたシリンダヘッドの製造方法であって、鋳造中にチュ
ーブを冷却する工程を有することを特徴とする。
【0016】このため、前記チューブ近傍の溶湯の凝固
が促進されて金属の組織が微細化し、プラグホール周り
の強度アップを図ることができる。さらに、鋳造開始か
ら離型までの時間を短縮することも可能になる。
【0017】また、請求項6に記載のシリンダヘッドの
製造方法は、請求項2から請求項5のいずれかに記載さ
れたシリンダヘッドの製造方法であって、溶湯と直接接
触する部分にフィンが形成されているチューブを製作す
る工程を有することを特徴とする。このため、フィンの
働きでチューブと溶湯との接触面積が増加して溶着性が
向上する。また、請求項7に記載のシリンダヘッドの製
造方法は、請求項2から請求項6のいずれかに記載され
たシリンダヘッドの製造方法であって、鋳包まれる部分
の肉厚寸法がウォータジャケットを貫通する部分の肉厚
寸法よりも小さく設定されているチューブを製作する工
程を有することを特徴とする。このため、チューブの鋳
包まれる部分の温度が上昇し易くなり、チューブと溶湯
との溶着性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図1
から図5に基いて本発明の第1の実施の形態に係るシリ
ンダヘッド及びその製造方法の説明を行う。ここで、図
1(A)は前記シリンダヘッドの幅方向の断面図、図1
(B)はそのシリンダヘッドの下面図であり、図2は前
記シリンダヘッドを製造するための金型の縦断面図であ
る。また、図3から図5は前記シリンダヘッドのウォー
タジャケットを形成するための中子の図面を表してい
る。
【0019】前記シリンダヘッド1は、四気筒エンジン
に使用されるアルミニウム合金製のシリンダヘッドであ
り鋳造により成形される。前記シリンダヘッド1の下面
1dには、長手方向四個所にへこみが設けられており、
それらのへこみがエンジンの燃焼室2の天井部2tを構
成している。なお、図1(B)は一つの燃焼室2の天井
部2tを表している。また、前記シリンダヘッド1の側
面から燃焼室2にかけては一気筒あたり二本の吸気路3
と二本の排気路4とが形成されており、その吸気路3の
開口部である吸気ポート3sと排気路4の開口部である
排気ポート4hとが前記燃焼室2の天井部2tに形成さ
れている(図1(B)参照)。そして、前記吸気ポート
2sの位置に吸気路3を開閉するためのインテークバル
ブ(図示されていない)が装着されており、前記排気ポ
ート4hの位置に排気路4を開閉するためのエキゾース
トバルブ(図示されていない)が装着されている。
【0020】また、前記燃焼室2の天井部2tの中央に
は、点火プラグ(図示されていない)を取り付けるため
のプラグホール5の開口5pが設けられている。前記プ
ラグホール5は、シリンダヘッド1を縦に貫通して形成
されており(図1(A)参照)、そのプラグホール5の
燃焼室側が先細状のチューブ15を鋳包むことにより形
成されている。前記チューブ15は鍛造品であり、所定
の強度を確保した状態で極力薄く製作されている。前記
チューブ15の先端部外周には円錐凸面状の段差15d
が形成されており、その段差15dよりも先端側(下
側)の内周面に点火プラグ用の雌ネジが形成される。ま
た、前記チューブ15の段差15dよりも後方(上側)
が前記点火プラグを収納できるサイズに成形されてい
る。
【0021】また、前記シリンダヘッド1の長手方向に
は、それぞれの燃焼室2の天井部2tに沿って冷却水を
流すための下部ウォータジャケット6が形成されてい
る。そして、その下部ウォータジャケット6を流れる冷
却水によって各々の燃焼室2の壁の熱が吸収される。さ
らに、前記下部ウォータジャケット6は前記チューブ1
5を囲んだ状態で形成されており、その下部ウォータジ
ャケット6の冷却水によって前記燃焼室2からチューブ
15に伝わる熱も吸収される。
【0022】前記下部ウォータジャケット6の真上に
は、インテークバルブやエキゾーストバルブの支持部で
あるステムガイド周りやその他の部分に冷却水を流すた
めの上部ウォータジャケット7がその下部ウォータジャ
ケット6と薄い壁1wを介して上下に重ねられた状態で
形成されている。このため、上部ウォータジャケット7
を流れる冷却水によって燃焼室2からバルブを介してス
テムガイドに伝わった熱やその他の部分の熱が吸収され
る。さらに、上部ウォータジャケット7は前記チューブ
15を囲んだ状態で形成されているため、前記燃焼室2
からチューブ15に伝わる熱もその上部ウォータジャケ
ット7の冷却水によって吸収される。また、前記ウォー
タジャケット7の上にはオイルを流すためのオイルジャ
ケット8が形成されている。
【0023】このように、前記シリンダヘッド1による
と、ウォータジャケット6,7が冷却水の流れ方向に沿
って形成された壁1wによって燃焼室周りを冷却する部
分とそれ以外を冷却する部分とに分けられているため、
冷却水を燃焼室2の近傍とその他の部分とに分けて流せ
るようになる。このため、要求に応じた量の冷却水を燃
焼室2の近傍に流すことが可能になり、燃焼室周りの冷
却促進を図ることができる。このため、例えば、エンジ
ンの圧縮比を高くしてエンジンの出力向上を図ることが
可能になる。また、燃焼室周り以外の冷却水流量を減少
させてその分だけ燃焼室周りの冷却水流量を増加させる
ことも可能であり、トータルの冷却水流量を増加させる
ことなく燃焼室周りの冷却効率を向上させることができ
る。さらに、上下のウォータジャケット6,7が壁1w
で仕切られているため、そのウォータジャケット6,7
を一体で成形するよりも壁1wの分だけシリンダヘッド
1の剛性が向上する。
【0024】また、前記プラグホール5はチューブ15
を鋳包むことにより形成されるため、鋳造だけでプラグ
ホール5を形成するよりもプラグホール周りの強度を向
上させることが容易になる。このため、プラグホール周
りの強度を確保した状態でそのプラグホール5とウォー
タジャケット6,7との間の壁の肉厚を薄くすることが
できる。したがって、プラグホール内の温度を効率的に
ウォータジャケット内の冷却水に伝達できるようにな
り、プラグホール内の冷却効果を向上させることができ
る。
【0025】次に、図2に基いて前記シリンダヘッド1
を製造するための金型20の構造を説明する。ここで、
図2は、図1(A)のシリンダヘッド1の断面図に対応
する金型20の縦断面図を表している。なお、金型20
の幅方向をX軸方向、長手方向(紙面に対して直角方
向)をY軸方向、高さ方向をZ軸方向として以下の説明
を行う。前記金型20は、上型22と下型24及びスラ
イド金型26とから構成されている。前記上型22はシ
リンダヘッド1の上面1uを成形する金型であり、図示
されていない昇降装置に連結されて、前記下型24に対
して昇降可能となっている。
【0026】前記上型22の中央部分には、シリンダヘ
ッド1の上面1uを成形するための成形面22fがY軸
方向に長く設けられており、その成形面22fの中央に
四本の鋳抜ピン22nがY軸方向に等間隔で取り付けら
れている。前記鋳抜ピン22nは、型締め時にプラグホ
ール成形用のチューブ15に挿入されてそのチューブ1
5を上方から押さえるとともに、鋳造時には前記プラグ
ホール5を成形するためのピンであり、先細となるよう
にテーパが設けられている。
【0027】前記スライド金型26はシリンダヘッド1
の前後左右の側面1sを成形する金型であり、複数の金
型から構成されている。前記スライド金型26の各金型
は図示されていないスライド装置に連結されており、下
型24上を横方向にスライドできるようになっている。
なお、前記スライド金型26を構成する複数の金型を一
括してスライド金型26と呼んで以後の説明を行う。前
記スライド金型26の側面には、シリンダヘッド1の側
面1sを成形するための成形面26fが形成されてお
り、その成形面26fの所定位置に吸気路3を形成する
砂中子26e(吸気路用中子26e)と排気路4を形成
する砂中子26x(排気路用中子26x)とが取り付け
られている。
【0028】前記下型24は、シリンダヘッド1の下面
1dを成形する金型であり、その下型24の中央部分に
成形面24fがY軸方向に長く形成されている。そし
て、前記成形面24fの中央位置で上型22の鋳抜ピン
22nと対向する位置にシリンダヘッド1の燃焼室2を
成形するためのコア金型24cが固定されている。な
お、図2では、前記吸気路用中子26eと排気路用中子
26xとの先端部分が図1に合わせて省略されている
が、金型20が型締めされた状態で吸気路用中子26e
と排気路用中子26xの先端は燃焼室用のコア金型24
cと嵌合するようになる。
【0029】また、前記金型20の内部には、シリンダ
ヘッド1の上部ウォータジャケット7を形成するための
第1中子28と、同じく下部ウォータジャケット6を形
成するための第2中子29とが位置決めされる。前記第
1中子28は砂中子であり、図3〜図5に示されるよう
に、プラグホール5を形成する四本のチューブ15と一
体化されている。前記第1中子28を成形するには、先
ず、予め鍛造により成形された四本のチューブ15を中
子型(図示されていない)の所定位置にセットする。次
に、その中子型にシェル砂を吹き込んでそのシェル砂を
固めることにより、前記チューブ15を第1中子28に
貫通させた状態で両者15,28を一体化する。ここ
で、第1中子28に対するチューブ15の回り止めを図
るため、前記チューブ15の表面に溝等を形成すること
が好適に行われる。
【0030】前記第2中子29も同じく砂中子であり、
第1中子28の各チューブ15に対応する位置に受け孔
29rが形成されている。前記受け孔29rは前記チュ
ーブ15の先端部を通すことができる開孔を備えてお
り、その開孔の周囲にチューブ15の段差15dと嵌合
できるリング状の受け部が形成されている。そして、前
記第2中子29の受け孔29rに各チューブ15の段差
15dが嵌合した状態で、その第2中子29に対して第
1中子28が一定の位置関係に保持されるとともに、各
チューブ15の先端部が所定寸法だけ第2中子29の下
側に突出する(図5参照)。
【0031】前記第2中子29は図示されていない足状
の幅木と長手方向両側に設けられた幅木によって金型2
0の所定位置に位置決めされる。一方、第1中子28
は、前述のように、第2中子29に対して一定の位置関
係に保持された状態で、各チューブ15に対して上型2
2の鋳抜ピン22nが挿入され、その鋳抜ピン22nに
よって上方から押さえられることにより、第2中子29
に対する浮き上がり防止が図られる(図2参照)。さら
に、前記金型20の内部には、第1中子28の上方にオ
イルジャケット8を形成するための第3中子30が位置
決めされる。なお、前記第3中子30も長手方向両側に
設けられた幅木(図示されていない)によって金型20
の所定位置に位置決めされる。
【0032】次に、前記金型20を使用して前記シリン
ダヘッド1を製造する方法を説明する。先ず、第1中子
28の四本のチューブ15の段差15dを、図4、図5
に示されるように、第2中子29の受け孔29rに嵌合
させて、第1中子28と第2中子29とを組み合わせ
る。次に、第1中子28と第2中子29とを組み合わせ
た状態で、前記第2中子29を金型24の所定位置にセ
ットする。また、吸気路用中子26eと排気路用中子2
6x及びオイルジャケット用の第3中子30を金型24
にセットする。
【0033】このようにして、中子28,29,30,
26e,26xがセットされた状態で金型20の型締め
が行われる。前記金型20の型締めが行われると、図2
に示されるように、第1中子28の各チューブ15の先
端面は燃焼室用のコア金型24cと嵌合するとともに、
前記チューブ15には上方から鋳抜ピン22nが挿入さ
れてそれらの鋳抜ピン22nによって押さえられる。ま
た、前述のように、吸気路用中子26eと排気路用中子
26xの先端は燃焼室用のコア金型24cと嵌合するよ
うになる。
【0034】このようにして型締めが完了すると、金型
20の内部に溶湯が注入される。注入された溶湯は、図
1(A)に示されるように、チューブ15の上端部、下
端部及び第1中子28と第2中子29に覆われていない
チューブ15の途中部を鋳包んで凝固する。そして、所
定時間の経過後、溶湯が凝固すると型開きが行われ、鋳
造品の取り出しが行われる。金型20から取り出された
鋳造品は後工程で砂中子が除去され、バリ取り等が行わ
れて前記シリンダヘッド1として完成する。
【0035】このように、本実施の形態に係るシリンダ
ヘッド1の製造方法では、チューブ15と第1中子28
とが一体化されており、そのチューブ15の先端部が第
2中子29の受け孔29rと嵌合する構造のため、第2
中子29に対する第1中子28の位置決めが容易にな
る。さらに、第2中子29に対して第1中子28が位置
決めされた状態で、前記チューブ15が燃焼室成形用の
コア金型24cと鋳抜きピン22nとによって押さえら
れるため、注湯時に第2中子29に対して第1中子28
が浮き上がって位置ずれを起こすことがない。このた
め、従来は中子の位置決め上の問題から作成が困難であ
った二段ウォータジャケットの作成が容易となる。
【0036】なお、本実施の形態においては、第1中子
28と第2中子29とを組み合わせた状態で金型20に
セットしたが、金型20を型締めする過程で第1中子2
8と第2中子29とを組み合わせても良い。
【0037】(第2の実施の形態)以下、図6、図7に
基いて本発明の第2の実施の形態に係るシリンダヘッド
の製造方法の説明を行う。ここで、図6、図7は本実施
の形態に係るシリンダヘッドの製造方法を実施する際に
使用される金型50、金型60の縦断面図を表してい
る。なお、第1の実施の形態において説明した金型20
の部材と同じ部材については同じ番号を付して説明を省
略する。
【0038】前記金型50を構成する上型22の内部に
はその中央長手方向(Y軸方向)に冷却水用の主配管5
2kが形成されており、その主配管52kから分岐した
冷却配管52tが鋳抜ピン52nの内部軸方向に形成さ
れている。そして、前記鋳抜ピン22nの先端面におい
てその冷却配管52tが開口している。また、下型24
に取り付けられたコア金型54cの中心には、鋳抜ピン
52nの冷却配管52tからチューブ15内に供給され
た冷却水を排出するための排水管54kが形成されてい
る。
【0039】次に、前記金型50を使用してシリンダヘ
ッド1を製造する方法を説明する。先ず、第1の実施の
形態で説明したように、金型50の内部に第1中子2
8、第2中子29等がセットされると、金型50の型締
めが行われる。そして、型締め後に金型50の内部に溶
湯が注入されるとともに、上型22の主配管52kから
鋳抜ピン52nの冷却配管52t、チューブ15を介し
てコア金型54cの排水管54kに冷却水が流される。
これによって、前記チューブ15が冷やされ、そのチュ
ーブ15周りの溶湯の凝固が促進されてアルミニウム合
金の組織が微細化し、前記チューブ15周りの強度が向
上する。さらに、鋳造開始から離型までの時間を短縮す
ることが可能となる。
【0040】このようにして、溶湯の注入後に所定時間
が経過して溶湯が凝固すると、型開きが行われ、鋳造品
の取り出しが行われる。図7は、本実施の形態に係るシ
リンダヘッドの製造方法を実施する際に使用される別の
型式の金型60を表している。前記金型60は鋳抜ピン
62nの内部に冷却水の送り配管62aと戻し配管62
bを形成し、その鋳抜ピン62nを冷却することにより
間接的に前記チューブ15を冷却するようにしたもので
ある。これによって、チューブ15に対する冷却効率が
若干低下するが冷却水の漏れ等を確実に防止することが
できる。なお、本実施の形態に係るシリンダヘッドの製
造方法では、チューブ15の冷却用に冷却水を使用した
が空気等で冷却することも可能である。
【0041】(第3の実施の形態)以下、図8に基いて
本発明の第3の実施の形態に係るシリンダヘッドの製造
方法の説明を行う。図8は本実施の形態に係るシリンダ
ヘッドの製造方法で使用されるプラグホール5の成形用
のチューブ75の縦断面図を表している。前記チューブ
75は、第1中子28と一体化される部分75t(途中
部分75t)が厚肉に成形されており、また溶湯に鋳包
まれる先端部75e(下端部)と基端部75w(上端
部)とが薄肉に成形されている。これによって、前記チ
ューブ75は第1中子28と一体化される途中部分75
tにおいて強度を確保できるとともに、溶湯に鋳包まれ
る先端部75eと基端部75wでは温度が上昇し易くな
り溶湯との溶着性が向上する。また、前記チューブ75
の基端部75wにはその外周面にリング状のフィン75
fが形成されているため、このフィン75fによって溶
湯との溶着性がさらに向上する。
【0042】また、前記チューブ75の先端外周面75
rは断面円弧形に面取りされており、その面取り深さが
吸気ポート3sと排気ポート4h(図1(B)参照)の
バルブシート面の深さよりも深くなるように設定されて
いる。このため、鋳造後にバルブシート面を切削加工す
る際にカッタの刃がチューブ75の先端に接触すること
がなくなり、バリ等の発生が抑えられる。
【0043】(第4の実施の形態)以下、図9、図1
0、図11に基いて本発明の第4の実施の形態に係るシ
リンダヘッドの製造方法の説明を行う。図9は本実施の
形態に係るシリンダヘッドの幅方向の断面図、図10、
図11は本実施の形態に係るシリンダヘッドの製造方法
で使用される中子及びチューブの縦断面を表している。
本実施の形態に係るシリンダヘッド80は、プラグホー
ル85の燃焼室側を形成するチューブ95が上下に二分
割されており、そのチューブ95の下側を構成するチュ
ーブ下部95dが同時に燃焼室82の天井部82tを構
成できるようになっている。なお、シリンダヘッド80
のそれ以外の構造については、第一〜第三の実施の形態
に係るシリンダヘッド1と同様である。
【0044】チューブ下部95dは略円筒形部分とフラ
ンジ状に拡開した下端部とから構成されており、そのフ
ランジ状に拡開した下端部が燃焼室82の天井部82t
を構成する。また、チューブ下部95dの略円筒形部分
の上部には後記するチューブ上部95uの嵌合凹部95
mに挿入される嵌合凸部95pが同軸に形成されてい
る。また、前記チューブ95の上側を構成するチューブ
上部95uは略円筒形に形成されており、その上端部に
は外周面にリング状のフィン95fが形成されている。
また、チューブ上部95uの下端部には前述の嵌合凹部
95mが同軸に形成されている。前記チューブ上部95
u及びチューブ下部95dは冷間鍛造等により所定の強
度を確保した状態で極力薄く成形される。
【0045】前記チューブ上部95uは、図10に示さ
れるように、シリンダヘッド80の上部ウォータジャケ
ット87を形成するための第1中子98と一体化され
る。また、チューブ下部95dはシリンダヘッド80の
下部ウォータジャケット86を形成するための第2中子
99と一体化される。なお、チューブ上部95uと第1
中子98、及びチューブ下部95dと第2中子99とを
一体化する方法は第一の実施の形態の場合と同様であ
る。
【0046】そして、第1中子98と一体化されたチュ
ーブ上部95uの嵌合凹部95mに対し、第2中子99
と一体化されたチューブ下部95dの嵌合凸部95pが
挿入されることにより、図11に示されるように、その
第2中子99に対して第1中子98が一定の位置関係に
保持される。
【0047】次に、シリンダヘッド80を製造する方法
を説明する。先ず、チューブ上部95uの嵌合凹部95
mにチューブ下部95dの嵌合凸部95pを嵌合させ
て、第1中子98と第2中子99とを組み合わせる。こ
こで、第1中子98及び第2中子99等に塗型剤を塗る
際に、燃焼室82の天井部82tを構成するチューブ下
部95dのフランジ状に拡開した下端部の端縁に特に厚
めに塗型剤を塗る。このようにして塗型剤が塗られた第
1中子98、第2中子99等を金型(図示されていな
い)の所定位置にセットする。なお、第一実施の形態の
場合と同様に吸気路用中子と排気路用中子及びオイルジ
ャケット用中子も前記金型にセットする。次に、前記金
型を型締めして、その金型の内部に溶湯を注入し、シリ
ンダヘッド80を鋳造する。
【0048】このように、本実施の形態に係るシリンダ
ヘッド80の製造方法では、燃焼室82の天井部82t
からプラグホール85の下部まではチューブ下部95d
を鋳包むことにより、また、プラグホール85の中央部
はチューブ上部95uを鋳包むことにより形成され、さ
らにチューブ上部95u、チューブ下部95dは鍛造等
により成形される。このため、従来のように、鋳造によ
って燃焼室の天井面及びプラグホールを形成する場合よ
りも燃焼室の天井面からプラグホールにかけての強度を
容易に向上させることができる。さらに、燃焼室の天井
面からプラグホールにかけて強度を確保した状態で壁の
肉厚を薄くできる。このため、燃焼室内及びプラグホー
ル内の冷却効果を向上させることができる。なお、チュ
ーブ上部とチューブ下部とを嵌合させる構造のため、第
1中子と第2中子の位置決めも容易になる。
【0049】また、燃焼室82の天井部82tを構成す
るチューブ下部95dのフランジ状に拡開した下端部の
端縁に特に厚めに塗型剤が塗布されるため、鋳造後に鋳
造母材とそのチューブ下部95dの端縁との間に塗型剤
が除去されることによる隙間が形成される。このため、
前記チューブ下部95dの熱膨張をその隙間によって吸
収することが可能になり、各気筒の熱歪みが隣接する気
筒に影響を与えることがない。
【0050】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、この発明の実施の形態には請求の範囲に記載した
技術的事項以外に次のような技術的事項を有するもので
あることを付記しておく。 (1)請求項2に記載されたシリンダヘッドにおいて、
チューブは鍛造品であるシリンダヘッド。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、燃焼室の近傍に要求に
応じた量の冷却水を流すことが可能になるため、燃焼室
周りの冷却促進を図ることができる。また、プラグホー
ル内の温度を効率的にウォータジャケット内の冷却水に
伝達できるようになるため、プラグホール内の冷却効率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明の第1の実施の形態に係
るシリンダヘッドの幅方向の断面図である。図1(B)
は、図1(A)のB-B矢視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドを製造するための金型の縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドのウォータジャケットを形成する中子の斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドのウォータジャケットを形成する中子の幅方向の分解
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドのウォータジャケットを形成する中子の幅方向の断面
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドを製造するための金型の縦断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドを製造するための金型の縦断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドの製造に使用されるチューブの縦断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るシリンダヘッ
ドの幅方向の断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るシリンダヘ
ッドのウォータジャケットを形成する中子の幅方向の分
解断面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係るシリンダヘ
ッドのウォータジャケットを形成する中子の幅方向の断
面図である。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 燃焼室 5 プラグホール 6 下部ウォータジャケット 7 上部ウォータジャケット 15 チューブ 18 第1中子 19 第2中子 75 チューブ 75f フィン 80 シリンダヘッド 85 プラグホール 95u チューブ上部 95d チューブ下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F01P 3/02 F01P 3/02 G F02F 1/00 F02F 1/00 K 1/24 1/24 B H (72)発明者 西村 晃尚 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−74043(JP,A) 特開 平9−323151(JP,A) 特開 平7−103069(JP,A) 特開 平11−141396(JP,A) 特開 平7−266020(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 1/00 - 1/42 F01P 3/02 B22C 9/10 B22C 9/22 B22D 19/00 B22D 19/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォータジャケットが冷却水の流れ方向
    に沿って形成された壁により、燃焼室回りを冷却する部
    分と、それ以外を冷却する部分とに仕切られているシリ
    ンダヘッドであって、 燃焼室と連通するプラグホールはチューブを鋳包むこと
    により形成されており、前記チューブは燃焼室回りを冷
    却するウォータジャケットとそれ以外の部分を冷却する
    ウォータジャケットとを貫通するように配置されて
    り、そのチューブの肉厚寸法は、鋳包まれる部分の肉厚
    寸法が前記ウォータジャケットを貫通する部分の肉厚寸
    法よりも小さく設定されていることを特徴とするシリン
    ダヘッド。
  2. 【請求項2】 燃焼室と連通するプラグホールを形成す
    るチューブを製作する工程と、 そのチューブを中子型にセットし、その中子型に砂を吹
    き込み、前記チューブが貫通するウォータジャケット用
    の第1中子を成形するとともに、その第1中子と前記チ
    ューブとを一体化する工程と、 前記チューブの先端部が通された状態で、そのチューブ
    に形成された段差が嵌合可能な受け孔を備えるウォータ
    ジャケット用の第2中子を成形する工程と、 前記第1中子と一体化されたチューブの先端部を第2中
    子の受け孔に通し、前記チューブの段差をその受け孔と
    嵌合させた状態で、前記チューブの先端面 を燃焼室成形
    用の型に当接させ、さらにそのチューブに対して第1中
    子側から鋳抜きピンを挿入して前記チューブを押さえ
    状態で型締めし、鋳造を行う工程と、を有することを特
    徴とするシリンダヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 燃焼室の天井部からプラグホールの下部
    までを構成するチューブ下部と、前記チューブ下部と嵌
    合できる構造でプラグホールの要部を構成するチューブ
    上部とを製作する工程と、 そのチューブ上部をウォータジャケット用の第1中子に
    貫通させた状態で一体化し、前記チューブ下部をウォー
    タジャケット用の第2中子に貫通させた状態で一体化
    る工程と、 前記チューブ上部とチューブ下部とを嵌合させて、第1
    中子と第2中子とを型にセットした後、鋳造を行う工程
    と、 を有する ことを特徴とするシリンダヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたシリンダヘッドの
    製造方法であって、 チューブ下部をウォータジャケット用の第2中子と一体
    化させた工程の後に、そのチューブ下部における燃焼室
    の天井部を構成する部位の端縁に塗型剤を塗布する工程
    を有することを特徴とするシリンダヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    されたシリンダヘッドの製造方法であって、 鋳造中にチューブを冷却する工程を有することを特徴と
    するシリンダヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5のいずれかに記載
    されたシリンダヘッドの製造方法であって、 溶湯と直接接触する部分にフィンが形成されているチュ
    ーブを製作する工程を有することを特徴とするシリンダ
    ヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2から請求項6のいずれかに記載
    されたシリンダヘッドの製造方法であって、 鋳包まれる部分の肉厚寸法がウォータジャケットを貫通
    する部分の肉厚寸法よりも小さく設定されているチュー
    ブを製作する工程を有することを特徴とするシリンダヘ
    ッドの製造方法。
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