JP2011252281A - 管杭及びこれを利用した管杭回転貫入工法 - Google Patents
管杭及びこれを利用した管杭回転貫入工法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】上部の外周面に回転金具2を有し、該回転金具に周方向の外力を与えて回転させる管杭1であって、上部の内周面に固着された補強プレート3を備える。この管杭を用いて、回転金具に周方向の外力を与えて管杭を回転させると同時に、管杭の上端部に下方への外力を与えて下降させることにより、管杭を地盤に回転貫入させる。
【選択図】図1
Description
1.上部の外周面に回転金具を有し、該回転金具に周方向の外力を与えて回転させる管杭であって、
上部の内周面に固着された補強プレートを備えることを特徴とする管杭。
2.前記補強プレートは、前記回転金具の取付部位の内側にある上記1.記載の管杭。
3.前記補強プレートは、溶接により固着される上記1.または2.記載の管杭。
4.前記補強プレートは、円板形状である上記1.乃至3.に記載の管杭。
5.前記補強プレートは、透孔を有している上記1.乃至4.に記載の管杭。
6.上述した上記1.乃至5.に記載の管杭を用いて、
前記回転金具に周方向の外力を与えて管杭を回転させると同時に、前記管杭の上端部に下方への外力を与えて下降させることにより、前記管杭を地盤に回転貫入させることを特徴とする管杭回転貫入工法。
また、補強プレートが回転金具の取付部位の内側にある場合は、回転金具の周囲に生じた局所的な応力による変形をより強く抑えることができるようになる。更に、補強プレートが溶接により固着される場合は、管杭を拡径する方向に作用する応力に対しても補強プレートがそれを打ち消す方向に作用して変形をより強力に抑えることができる。
また、補強プレートが円板形状である場合は、全周に亘って補強することができるので、他の形状に比べて補強の強度を最も強くすることができる。更に、補強プレートが透孔を有している場合は、補強プレートを例えば溶接により鋼管杭に固着する際に、透孔の縁を把持しながら溶接することができるので、溶接の作業性を高めることができる。更に、貫入後の管杭に、例えばコンクリートを流し込む場合でも、コンクリートは補強プレートの透孔から流れ落ちるので、流れを阻害することはない。
本実施例の管杭1は円管形状の鋼管から成り、上部の外周面に固着された回転金具2と、上部の内周面に固着された補強プレート3と、を備えている。管杭1の下端部には何も取り付けずに素管としている。
次に、本発明の管杭回転貫入工法の実施例として、上記構成の管杭1を地盤116に対して回転貫入する工法について説明する。ここでは、図4に示す鋼管杭打機100及び鋼管杭取付用アタッチメント107を利用して回転貫入する場合について説明し、これらの構成については符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施例の管杭1及びこれを利用した管杭回転貫入工法によれば、管杭1の上部の内周面に固着された補強プレート3を備えているので、管杭1に捩れ力が加わった時の管杭1の変形に対する強度を高めることができる。このため、回転金具2と鋼管杭1の下部との間に強い捻り力が与えられて回転金具2の周囲に過大な応力が発生しても、従来のように変形してしまうことはなく、そのまま回転力を伝達することができるようになる。これにより、変形部位の切断作業が不要となり、回転貫入作業の作業性を向上することができる。
Claims (6)
- 上部の外周面に回転金具を有し、該回転金具に周方向の外力を与えて回転させる管杭であって、
上部の内周面に固着された補強プレートを備えることを特徴とする管杭。 - 前記補強プレートは、前記回転金具の取付部位の内側にある請求項1記載の管杭。
- 前記補強プレートは、溶接により固着される請求項1または2記載の管杭。
- 前記補強プレートは、円板形状である請求項1乃至3に記載の管杭。
- 前記補強プレートは、透孔を有している請求項1乃至4に記載の管杭。
- 上述した請求項1乃至5に記載の管杭を用いて、
前記回転金具に周方向の外力を与えて管杭を回転させると同時に、前記管杭の上端部に下方への外力を与えて下降させることにより、前記管杭を地盤に回転貫入させることを特徴とする管杭回転貫入工法。
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JP2010125110A JP2011252281A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | 管杭及びこれを利用した管杭回転貫入工法 |
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-
2010
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