JP2011251737A - 任意割合吐出容器 - Google Patents
任意割合吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011251737A JP2011251737A JP2010126659A JP2010126659A JP2011251737A JP 2011251737 A JP2011251737 A JP 2011251737A JP 2010126659 A JP2010126659 A JP 2010126659A JP 2010126659 A JP2010126659 A JP 2010126659A JP 2011251737 A JP2011251737 A JP 2011251737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- spout
- case
- discharge
- containers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】二つの容器を収納する容器ケース3を使うなどして一対にし、(又は複数の容器を集合させ。)容器ケース3から蓋カップ5を取り外し、二つの容器の独立した注ぎ口2から同時に吐出させた内容物を蓋カップ5に注ぐことで混合される。注ぎ口2の開口面積を変えたキャップ7を複数用意しておくことで、使用時の割合を任意に選択することができるようにしたものである。
【選択図】図5
Description
また、一例として二つの容器本体を一対にして使用する際、一対二のみでなく、一対一の同量、一対三、一対十等、使用目的に応じて任意の割合を選択して使用することを可能にしたものである。
これらの文献の二液外部混合容器は、再利用は目的外な為、分離、洗浄、補充を目的とした構造になされていない。
連結はできるが、最終的に外周面をフィルムで覆い一対にしてある為、分離したのち、再度フィルムをはりなおし使用することは目的外のようである。
洗剤や漂白剤を入れる容器が主な使用目的な為、携帯性能を重視には考えられていない。
二つの容器から吐出される割合は特に考慮なく、吐出される割合を任意に調整することができないものである。
この二液型液体容器は、二つの液体収容部が、容器内に設けられた区画壁により形成されたことを特徴とするものと記載がある。二つの液体収容部が別体に形成されており、係合手段を介して分離可能に連結したことを特徴とする、とも記載がある。
この文献の容器も、二つの容器から吐出される割合に考慮はなく、吐出される割合を任意に調整することができないものであり、携帯性能に関しての考慮は特には感じない。
そこで、原液容器と水を入れる容器を一対にし、少量の原液に対して多量の水を任意の割合で一度に吐出でき、最適な割合でうがい液を用意することができる任意割合吐出容器を提供することを目的とするものである。
また、任意割合吐出容器は、うがい薬容器のみを目的としたものではなく、使用直前に混合することが望ましいその他の薬品や、調味料、飲料等でも利用でき、液体以外の顆粒等でも使用できる容器を提供することを目的とするものである。
また、吐出方法として圧迫することを挙げているが、内容物が蜂蜜などのように粘度があるものなどは、注ぎ口を下に向けることで自然と出すことができ、顆粒なども注ぎ口を下に向けるかもしくは容器本体を振ることで内容物を振り出すことができる為、一例として容器本体を圧迫して吐出することが一般的だが、圧迫に限定されるものではない。
これ等を内容物の濃度によって使い分けることもできる。
また、容器ケースの底面を含む底面付近は硬ケース部として、硬い合成樹脂素材等で形成することで圧迫されても形状変化しないようにすることで、開閉時の誤噴射を防ぐことができるものである。
また、硬ケース部と一体である容器ケースの上部は、(底に対して上にくる硬ケース部ではない部分。)圧迫することで形状変化する軟らかい合成樹脂素材等で形成することで、容器ケースの外部から力を加えた際、容器本体も同時に圧迫可能としたものである。
この任意割合吐出容器77の、第一容器に原液うがい液、第二容器に水を注入しておくことで、外出時に水を用意することができない場所や、外出先での水の使用に抵抗がある場合でも、うがい液を用意することができる。
満員電車を下車した際や、人込で激しく咳をする人が近隣にいた後等でも、蓋を開けワンプッシュという2ステップのみで使用可能となるよう形成することで、手軽にうがいをしやすくなり、うがいをする機会を増やすことができる。
また、二液を混合させて使用する接着剤や、その他の使用直前に混合することが望ましい薬品の容器としても使用することができる。
また、水やソーダー水、ジュースなどで割って飲むお酒を、理想の割合で作り上げることもできる。
ふりかけの容器として、しけ難くする目的で海苔とその他のふりかけ具材を別に保存することもできる。
また、一回分の使い捨てタイプとの違いは、使用後に出る空き容器等のゴミがでない為、ゴミを捨てる場所に困ることがない点が上げられる。
蓋カップ5は、内容物を受けるカップとして使用可能であり、吐出された内容物を蓋カップ5内で混合することができる。
容器ケース3は、容器本体1よりやや軟らかく形成し、容器ケース3の外側から力を加えやすくすることが好ましい。
容器ケース3の下部は、硬ケース部4と一体にし、硬ケース部4は圧力を加えても容易に凹むことがないよう備えておき、使用時蓋カップ5を開ける際、容器ケース3下部の硬ケース部4を片手で持ち、もう一方の手で蓋カップ5を開けることで、開閉時の誤噴射を避けることができる。
また、蓋カップ5をある程度硬く形成し、硬ケース部4と接続できるよう設けることで、外出時に携帯する際、鞄の中で容器が強く圧迫されることを防ぐことができる。
容器中央付近にある凹み部15は、両側から均等に力が加えられるよう、指で圧迫する部分を明確にし、且持ちやすく押しやすいよう設けたものである。
また、図示はしていないが、凹み部15にあたる容器ケース3の内側に凸部となる小さな突起を設けることで、より明確な部位に力を加えることができる。
また、注ぎ口2の面積が異なる容器な為、蓋カップ5に設けた栓6のサイズが逆にならないよう、蓋カップ5や容器ケース3、キャップ7等の色を、半分ずつに色分けすることで一目瞭然とする効果もある。
図7(a)は硬ケース部4と蓋カップ5を接続した状態を示すものであり、受溝14を設けてあることも特徴である。7(b)は蓋カップ5を外した状態を示す斜視図である。
図示では、容器の片面(外側にくる面。)にある凹みが縦長に入っているが、できるだけ二つの容器に均等に両側から力が加えられるよう、容器中央付近などに一点の凹みをもうけることが望ましい。
また内容物の種類によっては、栓蓋8を具備することが好ましい場合もある為、その場合は栓蓋8を具備したキャップ7を複数用意しておくことが望ましい。また、栓蓋8を必ずしもキャップ7に具備することはなく、別の部分に設けてもよい。(例えば容器ケース3や容器本体1に栓蓋8を具備する等。)
その他、使用時に押さえる凹み部15をある程度軟らかくし、それに対して凹み部15より離れる程容器を硬くする等して、不必要な部分が凹むのを避けやすくすることで、安定した吐出を可能とすることができる。
使用時に容器ケース3から容器が出てこないようにストッパーを設けてもよい。
その他、任意割合吐出容器77全体を、ある程度クリアな状態に仕上げることで、内容物の残量を確認しやすくすることができる。
クリアな素材で仕上げる場合でも、内容物の変化を避けるため、遮光機能を設けることが望ましい。
2 注ぎ口
3 容器ケース
4 硬ケース部
5 蓋カップ
6 栓
7 キャップ
8 栓蓋
9 スライド棒
10 スライド溝
11 固定溝
12 蓋固定部
13 孔
14 受溝
15 凹み部
77 任意割合吐出容器
また、一例として二つの容器本体を一対にして使用する際、一対二のみでなく、一対一の同量、一対三、一対十等、使用目的に応じて任意の割合を選択して使用することを可能にしたものである。
これらの文献の二液外部混合容器は、再利用は目的外な為、分離、洗浄、補充を目的とした構造になされていない。
連結はできるが、最終的に外周面をフィルムで覆い一対にしてある為、分離したのち、再度フィルムをはりなおし使用することは目的外のようである。
洗剤や漂白剤を入れる容器が主な使用目的な為、携帯性能を重視には考えられていない。
二つの容器から吐出される割合は特に考慮なく、吐出される割合を任意に調整することができないものである。
この二液型液体容器は、二つの液体収容部が、容器内に設けられた区画壁により形成されたことを特徴とするものと記載がある。二つの液体収容部が別体に形成されており、係合手段を介して分離可能に連結したことを特徴とする、とも記載がある。
この文献の容器も、二つの容器から吐出される割合に考慮はなく、吐出される割合を任意に調整することができないものであり、携帯性能に関しての考慮は特には感じない。
そこで、原液容器と水を入れる容器を一対にし、少量の原液に対して多量の水を任意の割合で一度に吐出でき、最適な割合でうがい液を用意することができる任意割合吐出容器を提供することを目的とするものである。
また、任意割合吐出容器は、うがい薬容器のみを目的としたものではなく、使用直前に混合することが望ましいその他の薬品や、調味料、飲料等でも利用でき、液体以外の顆粒等でも使用できる容器を提供することを目的とするものである。
また、吐出方法として圧迫することを挙げているが、内容物が蜂蜜などのように粘度があるものなどは、注ぎ口を下に向けることで自然と出すことができ、顆粒なども注ぎ口を下に向けるかもしくは容器本体を振ることで内容物を振り出すことができる為、一例として容器本体を圧迫して吐出することが一般的だが、圧迫に限定されるものではない。
これ等を内容物の濃度によって使い分けることもできる。
うがい薬を入れる専用容器であり、前記注ぎ口はそれぞれ独立したもので、注ぎ口の開口面積が狭い方は、比率の少ない原液等を入れる容器とし、注ぎ口の開口面積が広い方は、比率の多い内容物を入れる容器として備え、それらを一度に吐出することで蓋カップ内等で混合可能となる容器である。
また、一度の吐出でうがい薬と水との割合が、うがい液として最適な状態で吐出されるよう形成された任意割合吐出容器である。
又は容器どうしが直接一対(容器が二つ以上の際は一体。)となるよう形成されている。
また、容器ケースの底面を含む底面付近は硬ケース部として、硬い合成樹脂素材等で形成することで圧迫されても形状変化しないようにすることで、開閉時の誤噴射を防ぐことができるものである。
この任意割合吐出容器77の、第一容器に原液うがい液、第二容器に水を注入しておくことで、外出時に水を用意することができない場所や、外出先での水の使用に抵抗がある場合でも、うがい液を用意することができる。
満員電車を下車した際や、人込で激しく咳をする人が近隣にいた後等でも、蓋を開けワンプッシュという2ステップのみで使用可能となるよう形成することで、手軽にうがいをしやすくなり、うがいをする機会を増やすことができる。
また、二液を混合させて使用する接着剤や、その他の使用直前に混合することが望ましい薬品の容器としても使用することができる。
また、水やソーダー水、ジュースなどで割って飲むお酒を、理想の割合で作り上げることもできる。
ふりかけの容器として、しけ難くする目的で海苔とその他のふりかけ具材を別に保存することもできる。
また、一回分の使い捨てタイプとの違いは、使用後に出る空き容器等のゴミがでない為、ゴミを捨てる場所に困ることがない点が上げられる。
蓋カップ5は、内容物を受けるカップとして使用可能であり、吐出された内容物を蓋カップ5内で混合することができる。
容器ケース3は、容器本体1よりやや軟らかく形成し、容器ケース3の外側から力を加えやすくすることが好ましい。
容器ケース3の下部は、硬ケース部4と一体にし、硬ケース部4は圧力を加えても容易に凹むことがないよう備えておき、使用時蓋カップ5を開ける際、容器ケース3下部の硬ケース部4を片手で持ち、もう一方の手で蓋カップ5を開けることで、開閉時の誤噴射を避けることができる。
また、蓋カップ5をある程度硬く形成し、硬ケース部4と接続できるよう設けることで、外出時に携帯する際、鞄の中で容器が強く圧迫されることを防ぐことができる。
容器中央付近にある凹み部15は、両側から均等に力が加えられるよう、指で圧迫する部分を明確にし、且持ちやすく押しやすいよう設けたものである。
また、図示はしていないが、凹み部15にあたる容器ケース3の内側に凸部となる小さな突起を設けることで、より明確な部位に力を加えることができる。
また、注ぎ口2の面積が異なる容器な為、蓋カップ5に設けた栓6のサイズが逆にならないよう、蓋カップ5や容器ケース3、キャップ7等の色を、半分ずつに色分けすることで一目瞭然とする効果もある。
図7(a)は硬ケース部4と蓋カップ5を接続した状態を示すものであり、受溝14を設けてあることも特徴である。7(b)は蓋カップ5を外した状態を示す斜視図である。
図示では、容器の片面(外側にくる面。)にある凹みが縦長に入っているが、できるだけ二つの容器に均等に両側から力が加えられるよう、容器中央付近などに一点の凹みをもうけることが望ましい。
また内容物の種類によっては、栓蓋8を具備することが好ましい場合もある為、その場合は栓蓋8を具備したキャップ7を複数用意しておくことが望ましい。また、栓蓋8を必ずしもキャップ7に具備することはなく、別の部分に設けてもよい。(例えば容器ケース3や容器本体1に栓蓋8を具備する等。)
その他、使用時に押さえる凹み部15をある程度軟らかくし、それに対して凹み部15より離れる程容器を硬くする等して、不必要な部分が凹むのを避けやすくすることで、安定した吐出を可能とすることができる。
使用時に容器ケース3から容器が出てこないようにストッパーを設けてもよい。
その他、任意割合吐出容器77全体を、ある程度クリアな状態に仕上げることで、内容物の残量を確認しやすくすることができる。
クリアな素材で仕上げる場合でも、内容物の変化を避けるため、遮光機能を設けることが望ましい。
2 注ぎ口
3 容器ケース
4 硬ケース部
5 蓋カップ
6 栓
7 キャップ
8 栓蓋
9 スライド棒
10 スライド溝
11 固定溝
12 蓋固定部
13 孔
14 受溝
15 凹み部
77 任意割合吐出容器
また、一例として二つの容器本体を一対にして使用する際、一対二のみでなく、一対一の同量、一対三、一対十等、使用目的に応じて任意の割合を選択して使用することを可能にしたものである。
これらの文献の二液外部混合容器は、再利用は目的外な為、分離、洗浄、補充を目的とした構造になされていない。
連結はできるが、最終的に外周面をフィルムで覆い一対にしてある為、分離したのち、再度フィルムをはりなおし使用することは目的外のようである。
洗剤や漂白剤を入れる容器が主な使用目的な為、携帯性能を重視には考えられていない。
二つの容器から吐出される割合は特に考慮なく、吐出される割合を任意に調整することができないものである。
この二液型液体容器は、二つの液体収容部が、容器内に設けられた区画壁により形成されたことを特徴とするものと記載がある。二つの液体収容部が別体に形成されており、係合手段を介して分離可能に連結したことを特徴とする、とも記載がある。
この文献の容器も、二つの容器から吐出される割合に考慮はなく、吐出される割合を任意に調整することができないものであり、携帯性能に関しての考慮は特には感じない。
そこで、原液容器と水を入れる容器を一対にし、少量の原液に対して多量の水を任意の割合で一度に吐出でき、最適な割合でうがい液を用意することができる任意割合吐出容器を提供することを目的とするものである。
また、任意割合吐出容器は、うがい薬容器のみを目的としたものではなく、使用直前に混合することが望ましいその他の薬品や、調味料、飲料等でも利用でき、液体以外の顆粒等でも使用できる容器を提供することを目的とするものである。
また、吐出方法として圧迫することを挙げているが、内容物が蜂蜜などのように粘度があるものなどは、注ぎ口を下に向けることで自然と出すことができ、顆粒なども注ぎ口を下に向けるかもしくは容器本体を振ることで内容物を振り出すことができる為、一例として容器本体を圧迫して吐出することが一般的だが、圧迫に限定されるものではない。(請求項2、請求項3も同様。)
これ等を内容物の濃度によって使い分けることもできる。(請求項2、請求項3も同様。)
また、容器ケースの底面を含む底面付近は硬ケース部として、硬い合成樹脂素材等で形成することで圧迫されても形状変化しないようにすることができ、開閉時の誤噴射を防ぐことができるものである。
また、容器本体下部を形状変化しにくくし、上部は形状変化するよう形成し、形状変化する上部を覆うように硬い蓋カップを被せるようにすることで、誤噴射を防ぐよう形成されたものである。
うがい薬を入れる専用容器であり、前記注ぎ口はそれぞれ独立したもので、注ぎ口の開口面積が狭い方は、比率の少ない原液等を入れる容器とし、注ぎ口の開口面積が広い方は、比率の多い内容物(水。)を入れる容器として備え、それらを一度に吐出することで蓋カップ内等で混合可能となる容器である。
また、一度の吐出でうがい薬と水との割合が、うがい液として最適な状態で吐出されるよう形成された任意割合吐出容器である。
この任意割合吐出容器77の、第一容器に原液うがい液、第二容器に水を注入しておくことで、外出時に水を用意することができない場所や、外出先での水の使用に抵抗がある場合でも、うがい液を用意することができる。
満員電車を下車した際や、人込で激しく咳をする人が近隣にいた後等でも、蓋を開けワンプッシュという2ステップのみで使用可能となるよう形成することで、手軽にうがいをしやすくなり、うがいをする機会を増やすことができる。
また、二液を混合させて使用する接着剤や、その他の使用直前に混合することが望ましい薬品の容器としても使用することができる。
また、水やソーダー水、ジュースなどで割って飲むお酒を、理想の割合で作り上げることもできる。
ふりかけの容器として、しけ難くする目的で海苔とその他のふりかけ具材を別に保存することもできる。
また、一回分の使い捨てタイプとの違いは、使用後に出る空き容器等のゴミがでない為、ゴミを捨てる場所に困ることがない点が上げられる。
蓋カップ5は、内容物を受けるカップとして使用可能であり、吐出された内容物を蓋カップ5内で混合することができる。
容器ケース3は、容器本体1よりやや軟らかく形成し、容器ケース3の外側から力を加えやすくすることが好ましい。
容器ケース3の下部は、硬ケース部4と一体にし、硬ケース部4は圧力を加えても容易に凹むことがないよう備えておき、使用時蓋カップ5を開ける際、容器ケース3下部の硬ケース部4を片手で持ち、もう一方の手で蓋カップ5を開けることで、開閉時の誤噴射を避けることができる。
また、蓋カップ5をある程度硬く形成し、硬ケース部4と接続できるよう設けることで、外出時に携帯する際、鞄の中で容器が強く圧迫されることを防ぐことができる。
容器中央付近にある凹み部15は、両側から均等に力が加えられるよう、指で圧迫する部分を明確にし、且持ちやすく押しやすいよう設けたものである。
また、図示はしていないが、凹み部15にあたる容器ケース3の内側に凸部となる小さな突起を設けることで、より明確な部位に力を加えることができる。
また、注ぎ口2の面積が異なる容器な為、蓋カップ5に設けた栓6のサイズが逆にならないよう、蓋カップ5や容器ケース3、キャップ7等の色を、半分ずつに色分けすることで一目瞭然とする効果もある。
図7(a)は硬ケース部4と蓋カップ5を接続した状態を示すものであり、受溝14を設けてあることも特徴である。7(b)は蓋カップ5を外した状態を示す斜視図である。
図示では、容器の片面(外側にくる面。)にある凹みが縦長に入っているが、できるだけ二つの容器に均等に両側から力が加えられるよう、容器中央付近などに一点の凹みをもうけることが望ましい。
また内容物の種類によっては、栓蓋8を具備することが好ましい場合もある為、その場合は栓蓋8を具備したキャップ7を複数用意しておくことが望ましい。また、栓蓋8を必ずしもキャップ7に具備することはなく、別の部分に設けてもよい。(例えば容器ケース3や容器本体1に栓蓋8を具備する等。)
その他、使用時に押さえる凹み部15をある程度軟らかくし、それに対して凹み部15より離れる程容器を硬くする等して、不必要な部分が凹むのを避けやすくすることで、安定した吐出を可能とすることができる。
使用時に容器ケース3から容器が出てこないようにストッパーを設けてもよい。
その他、任意割合吐出容器77全体を、ある程度クリアな状態に仕上げることで、内容物の残量を確認しやすくすることができる。
クリアな素材で仕上げる場合でも、内容物の変化を避けるため、遮光機能を設けることが望ましい。
2 注ぎ口
3 容器ケース
4 硬ケース部
5 蓋カップ
6 栓
7 キャップ
8 栓蓋
9 スライド棒
10 スライド溝
11 固定溝
12 蓋固定部
13 孔
14 受溝
15 凹み部
77 任意割合吐出容器
また、一例として二つの容器本体を一対にして使用する際、一対二のみでなく、一対一の同量、一対三、一対十等、使用目的に応じて任意の割合を選択して使用することを可能にしたものである。
これらの文献の二液外部混合容器は、再利用は目的外な為、分離、洗浄、補充を目的とした構造になされていない。
連結はできるが、最終的に外周面をフィルムで覆い一対にしてある為、分離したのち、再度フィルムをはりなおし使用することは目的外のようである。
洗剤や漂白剤を入れる容器が主な使用目的な為、携帯性能を重視には考えられていない。
二つの容器から吐出される割合は特に考慮なく、吐出される割合を任意に調整することができないものである。
この二液型液体容器は、二つの液体収容部が、容器内に設けられた区画壁により形成されたことを特徴とするものと記載がある。二つの液体収容部が別体に形成されており、係合手段を介して分離可能に連結したことを特徴とする、とも記載がある。
この文献の容器も、二つの容器から吐出される割合に考慮はなく、吐出される割合を任意に調整することができないものであり、携帯性能に関しての考慮は特には感じない。
そこで、原液容器と水を入れる容器を一対にし、少量の原液に対して多量の水を任意の割合で一度に吐出でき、最適な割合でうがい液を用意することができる任意割合吐出容器を提供することを目的とするものである。
また、任意割合吐出容器は、うがい薬容器のみを目的としたものではなく、使用直前に混合することが望ましいその他の薬品や、調味料、飲料等でも利用でき、液体以外の顆粒等でも使用できる容器を提供することを目的とするものである。
これ等を内容物の濃度によって使い分けることもできる。(請求項2も同様。)
この任意割合吐出容器77の、第一容器に原液うがい液、第二容器に水を注入しておくことで、外出時に水を用意することができない場所や、外出先での水の使用に抵抗がある場合でも、うがい液を用意することができる。
満員電車を下車した際や、人込で激しく咳をする人が近隣にいた後等でも、蓋を開けワンプッシュという2ステップのみで使用可能となるよう形成することで、手軽にうがいをしやすくなり、うがいをする機会を増やすことができる。
また、二液を混合させて使用する接着剤や、その他の使用直前に混合することが望ましい薬品の容器としても使用することができる。
また、水やソーダー水、ジュースなどで割って飲むお酒を、理想の割合で作り上げることもできる。
ふりかけの容器として、しけ難くする目的で海苔とその他のふりかけ具材を別に保存することもできる。
また、一回分の使い捨てタイプとの違いは、使用後に出る空き容器等のゴミがでない為、ゴミを捨てる場所に困ることがない点が上げられる。
蓋カップ5は、内容物を受けるカップとして使用可能であり、吐出された内容物を蓋カップ5内で混合することができる。
容器ケース3は、容器本体1よりやや軟らかく形成し、容器ケース3の外側から力を加えやすくすることが好ましい。
容器ケース3の下部は、硬ケース部4と一体にし、硬ケース部4は圧力を加えても容易に凹むことがないよう備えておき、使用時蓋カップ5を開ける際、容器ケース3下部の硬ケース部4を片手で持ち、もう一方の手で蓋カップ5を開けることで、開閉時の誤噴射を避けることができる。
また、蓋カップ5をある程度硬く形成し、硬ケース部4と接続できるよう設けることで、外出時に携帯する際、鞄の中で容器が強く圧迫されることを防ぐことができる。
容器中央付近にある凹み部15は、両側から均等に力が加えられるよう、指で圧迫する部分を明確にし、且持ちやすく押しやすいよう設けたものである。
また、図示はしていないが、凹み部15にあたる容器ケース3の内側に凸部となる小さな突起を設けることで、より明確な部位に力を加えることができる。
また、注ぎ口2の面積が異なる容器な為、蓋カップ5に設けた栓6のサイズが逆にならないよう、蓋カップ5や容器ケース3、キャップ7等の色を、半分ずつに色分けすることで一目瞭然とする効果もある。
図7(a)は硬ケース部4と蓋カップ5を接続した状態を示すものであり、受溝14を設けてあることも特徴である。7(b)は蓋カップ5を外した状態を示す斜視図である。
図示では、容器の片面(外側にくる面。)にある凹みが縦長に入っているが、できるだけ二つの容器に均等に両側から力が加えられるよう、容器中央付近などに一点の凹みをもうけることが望ましい。
また内容物の種類によっては、栓蓋8を具備することが好ましい場合もある為、その場合は栓蓋8を具備したキャップ7を複数用意しておくことが望ましい。また、栓蓋8を必ずしもキャップ7に具備することはなく、別の部分に設けてもよい。(例えば容器ケース3や容器本体1に栓蓋8を具備する等。)
その他、使用時に押さえる凹み部15をある程度軟らかくし、それに対して凹み部15より離れる程容器を硬くする等して、不必要な部分が凹むのを避けやすくすることで、安定した吐出を可能とすることができる。
使用時に容器ケース3から容器が出てこないようにストッパーを設けてもよい。
その他、任意割合吐出容器77全体を、ある程度クリアな状態に仕上げることで、内容物の残量を確認しやすくすることができる。
クリアな素材で仕上げる場合でも、内容物の変化を避けるため、遮光機能を設けることが望ましい。
2 注ぎ口
3 容器ケース
4 硬ケース部
5 蓋カップ
6 栓
7 キャップ
8 栓蓋
9 スライド棒
10 スライド溝
11 固定溝
12 蓋固定部
13 孔
14 受溝
15 凹み部
77 任意割合吐出容器
Claims (4)
- 注ぎ口より内容物が吐出される複数の容器本体を集合してなる容器であって、該複数の容器本体にそれぞれ具備された注ぎ口が、異なる開口面積で形成されていることを特徴とする任意割合吐出容器。
- 注ぎ口より内容物が吐出される第一の容器本体及び第二の容器本体が一対となる容器であって、該第一容器及び第二容器にそれぞれ具備された注ぎ口が、それぞれ異なる開口面積で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の任意割合吐出容器。
- 前記容器本体は、所望する吐出量に応じた開口面積の注ぎ口を設けた着脱自在なキャップを具備してなり、前記注ぎ口を設けた着脱自在のキャップを交換可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の任意割合吐出容器。
- 前記容器本体を一体とするべく前記容器本体の外形状に合わせて形成された容器ケースを具備してなる容器であって、
前記容器ケースの底面および非圧迫部位は、圧迫されても形状変化することがない材料で形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の任意割合吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126659A JP4880769B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 任意割合吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126659A JP4880769B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 任意割合吐出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011251737A true JP2011251737A (ja) | 2011-12-15 |
JP4880769B2 JP4880769B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=45416039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010126659A Expired - Fee Related JP4880769B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 任意割合吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4880769B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043365A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 容器構造 |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56651A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 | Toshiba Corp | Ae monitor unit |
JPS62110161A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 高電圧モニタ回路 |
JPS62271854A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-11-26 | サンビ−ム プラスチツクス コ−ポレ−シヨン | 容器用封止体 |
JPH0283250A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 | Harima Ceramic Co Ltd | 炭素含有焼成耐火物の製造法 |
JPH0372656A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-27 | Fujitsu Ltd | 絶縁膜の形成方法 |
JPH03187856A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-08-15 | L'oreal Sa | 分与装置 |
JPH1017002A (ja) * | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Shiseido Co Ltd | 容器の栓装置 |
JP2004035047A (ja) * | 2002-07-03 | 2004-02-05 | Wilson:Kk | 撥水剤用容器 |
JP2004176424A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Kao Corp | 薬液吐出容器 |
JP2005306473A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Yoji Kondo | 容器用キャップ装置。 |
JP2006008252A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Heraeus Kulzer Gmbh | ペースト状材料のためのカートリッジ |
JP2006034960A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-09 | Dentaco Dentalindustrie & -Marketing Gmbh | 複数の物質類からなる混合物の投与用多室アンプル |
JP2006273340A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Lion Corp | 2液注出容器 |
JP2009007066A (ja) * | 2007-05-30 | 2009-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出キャップ |
-
2010
- 2010-06-02 JP JP2010126659A patent/JP4880769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56651A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 | Toshiba Corp | Ae monitor unit |
JPS62110161A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 高電圧モニタ回路 |
JPS62271854A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-11-26 | サンビ−ム プラスチツクス コ−ポレ−シヨン | 容器用封止体 |
JPH0283250A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 | Harima Ceramic Co Ltd | 炭素含有焼成耐火物の製造法 |
JPH0372656A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-27 | Fujitsu Ltd | 絶縁膜の形成方法 |
JPH03187856A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-08-15 | L'oreal Sa | 分与装置 |
JPH1017002A (ja) * | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Shiseido Co Ltd | 容器の栓装置 |
JP2004035047A (ja) * | 2002-07-03 | 2004-02-05 | Wilson:Kk | 撥水剤用容器 |
JP2004176424A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Kao Corp | 薬液吐出容器 |
JP2005306473A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Yoji Kondo | 容器用キャップ装置。 |
JP2006008252A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Heraeus Kulzer Gmbh | ペースト状材料のためのカートリッジ |
JP2006034960A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-09 | Dentaco Dentalindustrie & -Marketing Gmbh | 複数の物質類からなる混合物の投与用多室アンプル |
JP2006273340A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Lion Corp | 2液注出容器 |
JP2009007066A (ja) * | 2007-05-30 | 2009-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出キャップ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043365A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 容器構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4880769B2 (ja) | 2012-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7563048B2 (en) | Twist-open dispenser with applicator & method of applying skin care products & method of merchandising paint | |
KR100917319B1 (ko) | 도포기능을 갖는 액상용기 | |
CN101779858B (zh) | 散粉盒 | |
EP2295334A2 (en) | Quantitative measurement container | |
AU2007282991A1 (en) | Closing device for a container for disposable tissues | |
JP4880769B2 (ja) | 任意割合吐出容器 | |
JP2007168854A (ja) | キャップ付き容器 | |
JP5046105B2 (ja) | 二剤混合容器 | |
US20120067749A1 (en) | Container | |
JP2008036096A (ja) | 目薬容器 | |
KR20130004528U (ko) | 수납공간이 분리된 혼합용기 | |
CN201356197Y (zh) | 散粉盒的结构改良 | |
KR101062262B1 (ko) | 피스톤이 적용된 액상 화장품 용기 | |
KR20180000361U (ko) | 메쉬망과 고무배출패드가 구비된 캡슐화장품 용기 | |
KR101921141B1 (ko) | 디스펜서 일체형 치약 마개 | |
KR20200029872A (ko) | 이중 용기 | |
JP3120625U (ja) | 洗剤容器 | |
CN211483316U (zh) | 一次性化妆品滴管装置 | |
CN201092416Y (zh) | 填充型可分流有盖万用筒 | |
KR20110123351A (ko) | 리필 및 정량 토출 용기 | |
KR20170004404U (ko) | 막으로 구분되는 화장품 용기 | |
KR101512431B1 (ko) | 펌핑용기 | |
JP4721208B2 (ja) | 混合容器 | |
JP3989689B2 (ja) | 二液混合注出容器 | |
KR102673255B1 (ko) | 회전 스퀴즈 타입의 파우치 용기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110920 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111025 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |