JP2005306473A

JP2005306473A - 容器用キャップ装置。

Info

Publication number: JP2005306473A
Application number: JP2004152585A
Authority: JP
Inventors: Yoji Kondo; 洋二今藤; Yutaka Sasaki; 裕佐々木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-04-20
Filing date: 2004-04-20
Publication date: 2005-11-04

Abstract

【課題】食品、薬品、洗剤等の容器に使用するキャップ装置の押出孔を複数設け個別に操作できるようにする。
【解決手段】キャップ１ａは、内径にめねじ２を設け、容器１０に設けたおねじ１１に取り付け嵌合している。該キャップ１ａの上部に押出孔３ａを設け、キャップ１ａに重なるキャップ１ｂは、セルフヒンジ５ａで係合され、上部には押出孔３ｂが設けられている。又キャップ１ｂに重なるキャップ１ｃも、セルフヒンジ５ｂで係合され、その上部に押出孔３ｃが設けられ、該押出孔３ｃは、蓋７の凸部８ａにより塞がれ、該蓋７は前記キャップ１ｃとセルフヒンジ５ｃで係合され構成している。
【選択図】図３

Description

発明の詳細な説明

本発明は、食品、薬品、洗剤等容器に使用するキャップ装置に関するものである。

現在市販されている内容物を押出すキャップ装置は、プラスチック、又は金属等の材質を使用し、容器との結合は、ネジ方式、ワンタッチの嵌め込み方式、コック方式等が多い。形状は、キャップで形成されたもの、又は容器の出口に中間キャップの形状で嵌合された部材等で形成されたもの等が多く、当該全てのキャップは、一容器に対し、押出孔の形状、及び大きさは一つで形成されている。

発明が解決しようとする課題

しかし、前記従来品では、キャップ装置の押出孔は画一された形状、及び大きさとなっているため、多目的に使用をする場合、本体毎違う種類を購入するとか、キャップ装置のみを購入し専用容器に入れ換える等の不合理、及び無駄を強いられると共に、保管や操作性にも問題が起こり易い。

課題を解決する手段

本発明は、容器に使用するキャップ装置の内容物を押出す押出孔は複数設けられ、該押出孔をそれぞれ個別に操作出来るようにし、押出孔の形状を変えたもの、及び形状と、該形状の大きさを変えたもの、又形状を同一とし、該形状の大きさを変えたもの等、それぞれの形態で組み合わせを可能にし、キャップ装置と容器の嵌合部分も、すべて合致するように形成し構成ている。

発明の実施と形態

本発明の、構成を図１〜図５によって説明する。
キャップ装置は、キャップ１ａの内径に容器１０に合致するめねじ２を設け、容器１０に設けたおねじ１１に取り付けられる。キャップ装置のキャップ１ａの上部には押出孔３ａを設け、ストッパー受け４ａをリング状に設け形成している。前記キャップ１ａに重なるキャップ１ｂもセルフヒンジ５ａを係合して形成され、上部に押出孔３ｂを設け、リング状のストッパー６ａを下側に、前記ストッパー受け４ａと強めに合致するように設け、ストッパー受け４ｂを上側に設け形成している。前記キャップ１ｂに重なるキャップ１ｃもセルフヒンジ５ｂを係合して形成され、上部に押出孔３ｃを設け、リング状ストッパー６ｂを下側に、前記ストッパー受け４ｂとやや強めに合致するように設け、ストッパー受け４ｃを上側に設け形成している。前記キャップ１ｃに重なる蓋７もセルフヒンジ５ｃを係合して形成され、中心内部にキャップ１ｃの押出孔３ｃを塞ぐ凸部８ａ設け、リング状のストッパー６ｃが、前記ストッパー受け４ｃと弱めに合致するように設け形成し構成されている。

又、前記した個別の押出孔３ａ、３ｂ、３ｃを設けたキャップ装置以外に、押出孔を同じ大きさとした押出孔９ａ、９ｂ、９ｃも構成できる。

容器１０はプラスチック素材等で形成され、キャップ１ａと嵌合するおねじ１１を設け構成されている。

押出孔３ａ、３ｂ、３ｃ及び９ａ、９ｂ、９ｃの形状は、円形、長円形、星形、花形、スプライン状等断面形状をそろえた形状が構成されている。

本発明の、実施例を図６〜図８によって説明する。
食品に内容物を細長く押出し使用する場合、（例えばマヨネーズを、お好み焼き、焼きそば等に使用する）該内容物を封入した容器１０に取り付けたキャップ装置の、蓋７を開け、内容物をキャップ１ｃ、の押出孔３ｃより押出し使用する。

又、食品に内容物を中くらいの太さで押出し使用する場合、（例えばマヨネーズをサラダ、卵焼き等に使用する）該内容物を封入した容器１０に取り付けたキャップ装置の、キャップ１ｃを開け、内容物をキャップ１ｂの押出孔３ｂより押出し使用する。

又、食品に内容物を太く、又は多量に押出し使用する場合、（例えばマヨネーズ等を利用してドレッシング等を作る）該内容物を封入した容器１０に取り付けたキャップ装置の、キャップ１ｂを開け、内容物をキャップ１ａの押出孔３ａより押出し使用する。

発明の効果

本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。

キャップ装置が複数設けてあるため、形状及び形状の大小が自由に選択でき、食品用として、半固体（粘度のあるもの）のマヨネーズ、ケチャップ、マスタード、クリーム、ワサビ等を利用した料理への応用が容易にできる。

キャップ装置が複数設けてあり押出量の調整ができるため食品以外の、洗剤、ワックス剤、添加剤等あらゆる液体や半固体物質に利用できる。

キャップ装置と容器の着脱ができ、特にキャップ装置は各セルフヒンジでキャップが開けられるため洗浄が容易にでき、食品に使用する場合のクリーン度が保てる。

本発明の、キャップ装置と容器の外観を示す平面図である。本発明の、キャップ装置と容器の外観を示す正面図である。本発明の、キャップ装置と容器の縦断面図である。本発明の、キャップ装置を示す縦断面図である。本発明の、キャップ装置を示す縦断面図である。本発明の、キャップ装置と容器の実施例を示す縦断面図である。本発明の、キャップ装置と容器の実施例を示す縦断面図である。本発明の、キャップ装置と容器の実施例を示す縦断面図である。

符号の説明

１ａ、ｂ、ｃ：キャップ
２：めねじ
３ａ、ｂ、ｃ：押出孔
４ａ、ｂ、ｃ：ストッパー受け
５ａ、ｂ、ｃ：セルフヒンジ
６：ストッパー
７：蓋
８ａ、ｂ：凸部
９ａ、ｂ、ｃ：押出孔
１０：容器
１１：おねじ

Claims

食品、薬品、洗剤等の容器に使用するキャップ装置にあって、内容物を押出す、押出孔を複数設け、該押出孔を、個別に使用できるようにプラスチック素材等で構成したことを特徴とするキャップ装置。
複数設けた押出孔を、個別に異なる形状に形成し、該各形状の大きさも変え構成したことを特徴とする請求項１記載のキャップ装置。
複数設けた押出孔の形状は同一形状とし、該形状の大きさを、個別に異なる大さに形成したことを特徴とする請求項１及び２記載のキャップ装置。
複数設けた押出孔を、個別に異なる形状を形成し構成したことを特徴とする請求項１〜３記載のキャップ装置。