JP2011240617A - 棒状体繰出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品を少なくして、かつ機構部の外部露出を少なくして埃侵入を防止し、繰出の安定的作動を確保できる棒状体繰出容器を提供する。
【解決手段】繰出体12あるいは前記容器本体14の回動操作により、前記容器本体14の先端開口孔14a1より棒状体10を進退動させるものであって、前記繰出体12側に雌ネジ16を形成し、前記容器本体14側に雄ネジ18を形成し、前記容器本体14をその後端側から繰出体12で覆いかつ前記雌ネジ16を前記雄ネジ18に螺合させた構造としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、棒状体筆記具や棒状化粧具等の棒状の固定物を繰り出す棒状体繰出容器に関する。
従来、棒状体の固形物の繰出容器には、先軸、後軸、棒状体を保持する機能を備えたネジ棒、および、先軸と後軸の回転に抵抗を加えるOリング等の部材からなるという構造の複雑なものがある一方、軸本体と操作部という2部品からなる繰出容器が種々に提案されている(実開昭57−116485号公報:特許文献1、登録実用新案第17968号公報:特許文献2、実開平2−15024号公報:特許文献3、特開2008−142464号公報:特許文献4)。
いずれの特許文献1〜4記載の繰出容器も、操作部の雄ネジを軸本体の雌ネジ内にネジ込んで、回転操作力を繰出力に変換して棒状体を繰出している。
実開昭57−116485号公報 登録実用新案第17968号公報 実開平2−15024号公報、 特開2008−142465号公報
しかしながら、前記従来の繰出容器では、繰出部の外周に雄ネジ部が形成されていて、軸筒の雌ネジに潜り込んで棒状体を繰り出す構造であるので、軸筒の後部から、繰出体との隙間から筒内に埃などが入りやすく、また、棒状体が粉体や粒状体を固めたものである場合、上記隙間から棒状体の屑がこぼれて、手指を汚す虞があった。
また、ネジの抜け留めするための係止片の構成も記載されており、例えば上記特許文献3では、弾性係合片でネジの抜け止めをしているが、部品が3部品であることと、弾性係合片が常にネジと接触しているため摩擦によりネジが摩耗するので長期の仕様ではスムーズに回らなくなることが考えられるものである。2部品でネジ部のガタツキによる操作不良を防止する点が要請されていた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、構成部品を少なくして、かつ機構部の外部露出を少なくして埃侵入を防止し、繰出の安定的作動を確保できる棒状体繰出容器を提供しようとするものである。
本発明は棒状体繰出容器にかかるものである。
本発明は、棒状体と、棒状体接合部で該棒状体と接合した断面略円形の繰出体と、前記棒状態と接合した前記繰出体の一部を収納する略円筒状の容器本体を備え、前記繰出体あるいは前記容器本体の回動操作により、前記容器本体の先端開口孔より棒状体を進退動させる棒状体繰出容器において、
前記繰出体側に雌ネジを形成し、前記容器本体側に雄ネジを形成し、前記容器本体をその後端側から繰出体で覆いかつ前記雌ネジを前記雄ネジに螺合させた構造としたことを特徴とする棒状体繰出容器である。
本発明においては、雌ネジ側のネジ入口付近に雄ネジが通過することができない突起を設けたことが好適である。
本発明においては、雄ネジが通過できない突起の形状として、雌ネジの谷部分の一部を埋めた形状を有することが好適である。
本発明においては、雄ネジが通過できない突起の形状として、ネジから離れた部分に1周のアンダーカットを設けた形状を有することが好適である。
本発明においては、雌ネジ側のネジ入口付近で雄ネジが通過できない形状として、繰出体に、後方に行くほど内径が徐々に小さくなる雌ネジを形成したことが好適である。
本発明においては、雄ネジの形成部に弾性変形可能にする構造を設け、当該構造によって雄ネジが雌ネジを常に押しつけている状態に組み合わせた形状を有することが好適である。
本発明においては、繰出体が容器本体から抜けるのを規制する構造として、繰出体の棒状体接合部の外周面部に第1の係止凸部を、容器本体の内周面部に第2の係止凸部をそれぞれ設けて、繰出体が後方に所定位置に移動したときに前記第1の係止凸部および第2の係止凸部同士が当接してそれ以上繰出体が容器本端に対して後方に移動するのを規制する構成としたことが好適である。
本発明の棒状体繰出容器によれば、棒状体繰出容器において、前記繰出体側に雌ネジを形成し、前記容器本体側に雄ネジを形成し、前記容器本体をその後端側から繰出体で覆いかつ前記雌ネジを前記雄ネジに螺合させた構造としたので、容器本体を繰出体で覆っていることから、容器本体の後部から、繰出体との隙間から筒内に埃などが入ることを確実に防止できる。また、棒状体が粉体や粒状体を固めたものである場合でも、上記隙間から棒状体の屑がこぼれて、手指が汚れることがない。また、容器本体内に埃などが入りにくい構造であるので、長期間放置しても繰出し機能が不具合になることを確実に防止できる。また、容器本体と繰出体との2部品構成にできるため、部品点数が少なく簡単な構成であり、製造工程が少なく経済的である。
なお、本発明において、雌ネジ側のネジ入口付近に雄ネジが通過することができない突起を設けたことにより、簡単な構造で繰出体が容器本体から脱落するのを抜け止めができる。
また、雄ネジが通過できない突起の形状として、雌ネジの谷部分の一部を埋めた形状を有するものにすれば、成形金型を大きく変更することなく、金型を簡易に設計変更することによって上記突起を形成できる。
また、雄ネジが通過できない突起の形状として、ネジから離れた部分に1周のアンダーカットを設けた形状を有するものにすれば、ネジに突起を設け場合よりも設計の自由度が増し、形成が容易化をはかることができる。
また、繰出体に、後方にいくほど内径が徐々に小さくなる雌ネジを形成して、容器本体の雄ネジと組み合わせることにより、後方の雌ネジが雄ネジを押しつける構造により前方の雌ネジがクリープしてもネジ間の隙間を減らすことができ、ネジ間のガタによる意図しない繰出し不良を防ぐことができる。
また、雄ネジの形成部に弾性変形可能にする構造を設け、当該構造によって雄ネジが雌ネジを常に押しつけている状態に組み合わせた形状を有することにより、雄ネジが雌ネジに確実に噛み合い、棒状体使用時にしっかり保持した状態で使用でき、また、繰出操作時に操作をガタツキ無く安定した操作感を得ることができる。
本発明において、繰出体が容器本体から抜けるのを規制する構造として、繰出体の棒状体接合部の外周面部に第1の係止凸部を、容器本体の内周面部に第2の係止凸部をそれぞれ設けて、繰出体が後方に所定位置に移動したときに前記第1の係止凸部および第2の係止凸部同士が当接してそれ以上繰出体が後方に移動するのを規制する構成としたことにより、確実に抜け止めでき、それと共に、第1の係止凸部と第2の係止凸部との形成位置をネジの形成位置から離すことができ、設計の自由度が増し、形成の容易化を図ることができる。
また、棒状体と、前記棒状体と接合した断面略円形の繰出体と、前記棒状体と接合した前記繰出体の一部を収納する略円筒状の容器本体を備え、前記繰出体あるいは前記容器本体の回動操作により、先端開口孔より棒状体を進退させる棒状体繰出容器において、繰出体側に雄ネジを形成し、容器本体側に雌ネジを設けることができる。
本発明の実施形態に係る棒状体繰出容器の全体説明図であって、(a)は前方側から見た全体斜視図、(b)は後方側から見た全体斜視図、(c)は全体縦断面図、(d)は側面から見た全体図、(e)は前方から見た図、(f)は後方から見た図である。 前記棒状体繰出容器の繰出体の説明図であって、(a)は縦断面図、(b)は(a)の状態のときの側面図、(c)は(b)の状態から周方向に回転させて位置を変えたときの側面図、(d)は(c)の状態のときの縦断面図、(e)は前方からの斜視図、(f)後方側からの斜視図、(g)は前方から見た図、(h)は後方から見た図、(i)と把持部周辺の拡大斜視図である。 前記棒状体繰出容器の容器本体の説明図であって、(a)〜(c)はそれぞれ周方向に回転させて位置を変えた側面図、(d)は縦断面図、(e)は前方から見た図、(f)後方から見た図、(g)は斜視図、(h)は(g)と周方向に回転させて位置を変えた斜視図である。 前記棒状体繰出容器の容器本体に設ける雄ネジの周辺の拡大図である。 前記棒状体繰出容器の繰出体の抜け止め構造の説明図である。 前記棒状体繰出容器の繰出体の抜け止め構造の変形例1の説明図である。 前記棒状体繰出容器の繰出体の抜け止め構造の変形例2の説明図である。 前記棒状体繰出容器の容器本体に設ける雄ネジの変形例1の拡大図である。 前記棒状体繰出容器の容器本体に設ける雄ネジの変形例2の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の実施形態に係る棒状体繰出容器の説明図を示す。図5〜図7は繰出体の抜け止め構造およびその変形例1〜2の説明図、図8は容器本体の雄ネジの変形例の説明図、図9は当該雄ネジの変形例2の説明図である。図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。
図1〜図4に示すように、実施形態に係る棒状体繰出容器は、棒状体10と、該棒状体10に棒状体ホルダー(棒状体接合部)12bで接合した断面略円形の繰出体12と、前記棒状体10と接合した前記繰出体12の一部(棒状体接合部12bを含む)を収納する略円筒状の容器本体14を備え、前記繰出体12あるいは前記容器本体14の回動操作により、前記容器本体14の先端開口孔14a1より棒状体10を進退動させるものである。
前記繰出体12側に雌ネジ16を形成し、前記容器本体14側に雄ネジ18を形成し、前記容器本体14をその後端側から繰出体12で覆いかつ前記雌ネジ16を前記雄ネジ18に螺合させた構造としたものである。
詳しくは、前記棒状体10は、図1に示すように、棒状化粧品、筆記具芯等が円柱状に形成された固形物である。
図2は、前記繰出体12の説明図である。
前記繰出体12は、図1〜図2に示すように、後端の塞がった筒状の摘み部12aと、その摘み部12a内の後端部から前方に向かって前記摘み部12a前端より前方に向けて延在した柱状の棒状体ホルダー部(棒状体接合部)12bとを有している。
前記摘み部12aの内周面には、尾根状に内向き突出した凸部が螺旋状に形成された雌ネジ16を有している。また、棒状体ホルダー部12bは、後部よりも前部が段状に細径に形成されている。その細径の前部の先端部がコップ状の把持部12b1になり、その把持部12b1に前記棒状体10を差し込んで保持している。把持部12b1内には、棒状体10を緊密に把持して抜け止めるための三角山形状(矩形山形状等にもできる)の突起部12b2が形成されている。
また、把持部12b1は、前端から切り込み12b3を形成した先割れ形状になっており、棒状体10を差込んだときに前記棒状体ホルダー部12bが弾性変形してその弾性力によって棒状体10を緊密に挟持できるようにしている。
図3は、前記容器本体14の説明図である。図4は、前記棒状体繰出容器の容器本体14に設ける雄ネジ18の拡大図である。
容器本体14は、図3に示すように、外周部が先方に向けてゆるやかに細くなっており内周部は前後に貫通した孔14aが形成されていて、その孔14a内に棒状体10が進退動し、先端開口孔14a1に出没するようになっている。その容器本体14の後端部外周には複数箇所(実施形態で2箇所)尾根状の凸部が全周の半分程度形成されていてそれらの凸部が雄ネジ18の機能を有している(図4参照)。なお、雄ネジ18は尾根状の凸部形状を全周に形成してもまた、3以上の複数を形成してもよい。繰出体12や容器本体14の材質は、射出成形で適切なABS樹脂,ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、エラストマー樹脂、等種々のものを用いることができる。
図5は、前記棒状体繰出容器の繰出体12の抜け止め構造の説明図である。
前記繰出体12においては、雌ネジ16側のネジ入口付近に雄ネジ18が通過することができない突起20を設けている。具体的に、雄ネジ18が通過できない突起20の形状として、図5に示すように、雌ネジ16の谷部分のネジ前端(一部の例)を埋めた形状20Aを有する。当該埋めた形状20Aは、尾根状に形成しているが、種々の形状をとることができる。
このように、雌ネジ16側のネジ入口付近に雄ネジ18が通過することができない突起20を設けたことにより、簡単な構造で繰出体12が容器本体14から脱落するのを抜け止めができる。また、雄ネジ18が通過できない突起20の形状として、雌ネジ16の谷部分の一部を埋めた形状を有するものにすれば、成形金型を大きく変更することなく、金型の簡易な設計変更によって上記突起20を形成できる。
図6は、前記棒状体繰出容器の繰出体12の抜け止め構造の変形例1の説明図である。
また、図6に示す変形例1のように、前記雄ネジ18が通過できない突起20の形状として、ネジから離れた部分で、例えば、繰出体12の前端縁の近傍内側に1周(連続または非連続)の凸部が山脈状に形成された突起20B(アンダーカットを設けた形状)を有することができる。
また、雄ネジ18が通過できない突起20の形状として、上記のようにアンダーカットを設けた形状の突起20Bを有するものにすれば、ネジに突起を設けた場合よりも設計の自由度が増し、形成が容易化をはかることができる。
なお、繰出体12に、後方に行くほど内径が徐々に小さくなる雌ネジ16を形成することが好適である。また、繰出体12の雌ネジ16の入り口端のみでも、テーパー状にほぼ全体的にも内径を細くして雄ネジ18の通過できない形状を構成できる。
上記のように繰出体12に、後方に行くほど内径が徐々に小さくなる雌ネジ16を形成して、容器本体14の雄ネジ18と組み合わせることにより、後方の雌ネジが雄ネジを押しつける構造により前方の雌ネジがクリープしてもネジ間の隙間を減らすことができ、ネジ間のガタによる意図しない繰出し不良を防ぐことができる。
図7は、前記棒状体繰出容器の繰出体12の抜け止め構造の変形例2の説明図である。図1〜図4と同様部分に同一の符号を付している。
図7に示すように、繰出体12が容器本体14から抜けるのを規制する構造の変形例2として、繰出体12の棒状体接合部の外周面部に連続凸部形状の第1の係止凸部22を、容器本体14の内周面部に連続凸部形状の第2の係止凸部24をそれぞれ設けて、繰出体12が後方に所定位置に移動したときに前記第1の係止凸部22および第2の係止凸部24同士が当接してそれ以上繰出体12が後方に移動するのを規制する構成とすることができる。
このように、繰出体12が容器本体14から抜けるのを規制する構造として、変形例2によれば、確実に抜け止めでき、それと共に、第1の係止凸部22と第2の係止凸部24との形成位置がネジを設ける位置から離すことができ、設計の自由度が増し、形成の容易化を図ることができる。
図8は、前記棒状体繰出容器の容器本体14に設ける雄ネジ18の変形例1の拡大図である。
容器本体14側の雄ネジ18の形成部分において、雄ネジ18の機能を有する凸部の形状は、上記のように尾根状に限定されず、横断面円形状の凸部に形成できる。構造が簡単であるので製作が容易である。
図9は、前記棒状体繰出容器の容器本体14に設ける雄ネジ18の変形例2の拡大図である。
図9に示すように、変形例2では、容器本体14において凸部の雄ネジ18の形成部は容器本体14の後端部から前方に向けて平行の切り込みを設けて、弁状またはカンチレバー状に弾性変形可能にする弾性構造26を設け、当該弾性構造26によって雄ネジ18が雌ネジ16を常に押しつけている状態に組み合わせた形状を有する。
上記のように雄ネジ18の形成部に弾性変形可能にする構造を設け、当該構造によって雄ネジ18が雌ネジ16を常に押しつけている状態に組み合わせた形状を有することにより、雄ネジ18が雌ネジ16に確実に噛み合い、棒状体10使用時にしっかり保持した状態で使用でき、また、繰出操作時に操作をガタツキ無く安定した操作感を得ることができる。
なお、本発明において、繰出体12側に雄ネジ18を形成し、容器本体14側に雌ネジ16を設けて、雌ネジ16に雄ネジ18が通過することのできない突起20を設けることとしてもよい。
以上説明したとおり、実施形態の棒状体繰出容器によれば、棒状体繰出容器において、前記繰出体12側に雌ネジ16を形成し、前記容器本体14側に雄ネジ18を形成し、前記容器本体14をその後端側から繰出体12で覆いかつ前記雌ネジ16を前記雄ネジ18に螺合させた構造としたので、容器本体14を繰出体12で覆っていることから、容器本体14の後部から、繰出体12との隙間から筒内に埃などが入ることを確実に防止でき、棒状体10が粉体や粒状体を固めたものである場合、上記隙間から棒状体10の屑がこぼれて、手指が汚れることがない。
また、容器本体14内に埃などが入りにくい構造であるので、長期間放置しても繰出し機能が不具合になることを確実に防止できる。また、容器本体14と繰出体12との2部品構成にできるため、部品点数が少なく簡単な構成であり、製造工程が少なく経済的である。
本発明の棒状体繰出容器は、構成部品を少なくして、かつ機構部の外部露出を少なくして埃侵入を防止し繰出の安定的作動を確保できる棒状体繰出容器に利用することができる。
10 棒状体
12 繰出体
12a 摘み部
12b 棒状体ホルダー部
12b1 把持部
12b2 突起部
14 容器本体
14a 孔
14a1 先端開口孔
16 雌ネジ
18 雄ネジ
20 突起
20A 埋めた形状の突起
20B アンダーカット形状の突起
22 第1の係止凸部
24 第2の係止凸部
26 弾性構造

Claims (7)

  1. 棒状体と、棒状体接合部で該棒状体と接合した断面略円形の繰出体と、前記棒状体と接合した前記繰出体の一部を収納する略円筒状の容器本体を備え、前記繰出体あるいは前記容器本体の回動操作により、前記容器本体の先端開口孔より棒状体を進退動させる棒状体繰出容器において、
    前記繰出体側に雌ネジを形成し、前記容器本体側に雄ネジを形成し、前記容器本体をその後端側から繰出体で覆いかつ前記雌ネジを前記雄ネジに螺合させた構造としたことを特徴とする棒状体繰出容器。
  2. 雌ネジ側のネジ入口付近に雄ネジが通過することができない突起形状を設けたことを特徴とする請求項1に記載の棒状体繰出容器。
  3. 雄ネジが通過できない突起の形状として、雌ネジの谷部分の一部を埋めた形状を有することを特徴とする請求項2に記載の棒状体繰出容器。
  4. 雄ネジが通過できない突起の形状として、ネジから離れた部分に1周のアンダーカットを設けた形状を有することを特徴とする請求項2または3に記載の棒状体繰出容器。
  5. 繰出体に、後方に行くほど内径が徐々に小さくなる雌ネジを形成したことを特徴とする請求項1に記載の棒状体繰出容器。
  6. 雄ネジの形成部に弾性変形可能にする構造を設け、当該構造によって雄ネジが雌ネジを常に押しつけている状態に組み合わせた形状を有することを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載の棒状体繰出容器。
  7. 繰出体が容器本体から抜けるのを規制する構造として、繰出体の棒状体接合部の外周面部に第1の係止凸部を、容器本体の内周面部に第2の係止凸部をそれぞれ設けて、繰出体が後方に所定位置に移動したときに前記第1の係止凸部および第2の係止凸部同士が当接してそれ以上繰出体が後方に移動するのを規制する構成としたことを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載の棒状体繰出容器。
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