JP2011239557A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電気接続箱10は、回路基板60と、回路基板60を収容すると共に、回路基板60が収容された状態で上面90を有するケース40と、ケース40の上面90に溝状に設けられた排水溝72と、排水溝72の底面76の一部に、底面76から突出すると共に、その先端が排水溝72内に位置するようにインサート成形された検査端子80と、を備えている。排水溝72は、その一方の端部にケース40の上面90の右側側方に開放された開放部70を有している。排水溝72の底面は、回路基板60がケース40内に収容された状態で、検査端子80側から開放部70側に向かって下方に傾斜する傾斜面76sを有している。
【選択図】図4
Description
この構成によると、台座部が角錐台状であるため、検査端子の近傍に付着した水は、台座部の側壁の傾斜によって流れ落ちる。このため、検査端子の近傍に水が滞留することを防止ないし抑制することができる。
この構成によると、排水溝の底面の傾斜角度が検査端子側において最も急峻となるため、検査端子の近傍に水が滞留することを効果的に防止ないし抑制することができる。また、排水溝の底面の傾斜角度が大きくなると排水溝の深さが深くなるため、長い排水溝を設けることができない。上記の構成によると、傾斜角度が段階的に小さくなっているため、ケースの上面に長い排水溝を設けることができ、電気接続箱の防水性を効果的に向上させることができる。
この構成によると、段差が設けられていることによって、平面部の上流から平面部まで流れた水が検査端子側へ逆流することを抑制することができる。
この構成によると、検査端子とケースとの界面から水が浸入することを一層防止ないし抑制することができる。
この構成によると、自己診断用の端子を備える電気接続箱の防水性を向上させることができる。
この構成によると、扁平状に形成されたケースによって構成される電気接続箱において、その防水性を向上させることができる。
この構成によると、排水溝が直交溝部と水平溝部とから構成されることにより、ケースの上面の一層広い範囲に排水溝を設けることができ、電気接続箱の防水性を一層向上させることができる。また、直交溝部と平行溝部との接続部分を多く設けることにより、開放部の近傍で滞留している水が検査端子側へ逆流することを抑制することができる。
(1)上記の実施形態では、排水溝の底面が、傾斜角度が異なる複数の傾斜面を有する構成を採用したが、排水溝の底面が、傾斜角度が均一な一つの傾斜面を有する構成を採用してもよいし、傾斜角度が滑らかに変化する一つの傾斜面を有する構成を採用してもよい。
4、20…座部
6、16、18…フード部側壁
6a、16a、18a、18b…フード部開口
8…コネクタハウジング
10…電気接続箱
14…ハウジング部側壁
14a…ハウジング部開口
30…第1カバー
40…ケース
50…第2カバー
58…ビス
60…回路基板
60a…(回路基板の)表面
60b…(回路基板の)裏面
62…ビス孔
70…開放部
72…排水溝
72a…直交溝部
72b…平行溝部
74…(排水溝の左右及び裏側に位置する)側壁
74a…(排水溝の)側壁の上端縁部
74b…(排水溝の表側に位置する)側壁
76…(排水溝の)底面
76a…第1傾斜面(台座部の側面)
76b…第2傾斜面
76c…第3傾斜面
76s…傾斜面
76t…平面部
78…段差
80…検査端子
82…台座部
90…上面
Claims (8)
- 回路基板と、
該回路基板を収容すると共に、該回路基板が収容された状態で上面を有するケースと、
該ケースの前記上面に溝状に設けられた排水溝と、
該排水溝の底面の一部に、該底面から突出すると共に、その先端が前記排水溝内に位置するようにインサート成形された検査端子と、を備え、
前記排水溝は、その少なくとも一方の端部に前記ケースの前記上面の側方に開放された開放部を有し、
前記排水溝の前記底面は、前記回路基板が前記ケース内に収容された状態で、前記検査端子側から前記開放部側に向かって下方に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする電気接続箱。 - 前記排水溝の前記底面は、角錐台状の台座部を有し、
前記検査端子は、該台座部の台座上から突出していることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。 - 前記傾斜面は、傾斜角度が異なる複数の傾斜面から構成され、
該複数の傾斜面は、前記検査端子側から前記開放部側に向かうにつれて、その傾斜角度が段階的に小さくなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。 - 前記排水溝の底面は、前記開放部から延びると共に、前記上面と平行な平面部を有し、
該平面部は、前記回路基板が前記ケース内に収容された状態で、前記複数の傾斜面のうち傾斜角度が最も小さい傾斜面の前記開放部側の端部より下方に設けられ、
前記複数の傾斜面のうち傾斜角度が最も小さい傾斜面と前記平面部との間に段差が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。 - 前記検査端子が前記排水溝の前記底面に二重にインサート成形されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。
- 前記検査端子が前記ケース内に収容された回路基板および/または該回路基板に実装された電子部品の自己診断用の端子であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電気接続箱。
- 前記回路基板は、その板面が重力の方向に沿うように前記ケース内に収容され、
前記ケースは、該ケース内に収容された前記回路基板の表裏を覆う扁平状を成していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電気接続箱。 - 前記排水溝は、前記回路基板が前記ケース内に収容された状態で、前記回路基板の前記板面と直交する方向に延びる直交溝部と、前記回路基板の前記板面と平行な方向に延びる平行溝部と、から構成され、
前記直交溝部は、その一方の端部の前記底面に前記検査端子が設けられていると共に、他方の端部が前記平行溝部と連続しており、
前記平行溝部は、その少なくとも一方の端部に前記開放部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の電気接続箱。
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