JP2011239112A - サービスリスト構築装置およびその構築方法 - Google Patents

サービスリスト構築装置およびその構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011239112A
JP2011239112A JP2010107833A JP2010107833A JP2011239112A JP 2011239112 A JP2011239112 A JP 2011239112A JP 2010107833 A JP2010107833 A JP 2010107833A JP 2010107833 A JP2010107833 A JP 2010107833A JP 2011239112 A JP2011239112 A JP 2011239112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service list
frequency
service
identifier
reception accuracy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010107833A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Fujimoto
達也 藤本
Koichi Hata
幸一 畑
Mitsuteru Kataoka
充照 片岡
Masaru Suzuki
賢 鈴木
Daisuke Gunba
大輔 軍場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010107833A priority Critical patent/JP2011239112A/ja
Publication of JP2011239112A publication Critical patent/JP2011239112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】従来のクイックスキャンやフルスキャンでは、短時間に正確なサービスリストを構築することができない。
【解決手段】選局指示を受けた一つの周波数で送出されるTSに重畳された情報で、TS識別子と、TS識別子を有するTSが選局指示を受けた周波数で送出されるTSであるかを表す選局周波数識別子とを一つの組として構成する第一の情報と、TS識別子とTS識別子を有するTSが送出される周波数とを一つの組として構成する第二の情報と
を受信する選局部11と、選局周波数識別子からTS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、第一の情報および第二の情報のTS識別子から、周波数と受信確度とを一つの組として構成するサービスリストを構築するサービスリスト構築部12と、からなるサービスリスト構築装置100。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル放送などの放送サービスの選局に用いられるサービスリストの構築を行なう技術に関するものである。
デジタル放送などの放送サービス(単にサービスと表現する場合もある)の選局に用いられる情報として、サービスリストがある。サービスリストは、受信可能周波数テーブルのことで、サービス識別子やサービスタイプ、周波数情報などから構成され、チャンネルスキャンにより放送受信機内部に構築される。
現在、サービスリストを放送受信機内部に構築する手段としてクイックスキャンと呼ばれる技術がある。
放送局は、自身が保守、管理している視聴可能なすべてのサービス情報(周波数やネットワークIDなど)をある特定の周波数のTS(Transport Stream)にSI(Service Information)情報として重畳し、放送受信機に向けて送出している。この視聴可能なすべてのサービス情報を含むSI情報が重畳されたTSが送出されるある特定の周波数をホームチャンネルと呼ぶ。放送受信機はこのホームチャンネルと呼ばれる周波数をプリセット値として保持しておくことで、初期スキャン時にその周波数へ選局し、該SI情報が重畳されたTSを取得する。このTSから取得したSI情報にサービスリスト構築に必要なサービス情報が重畳されている。放送受信機は、このサービス情報を利用することで、短時間に信頼性の高いサービスリストを放送受信機内に構築することが可能となっている。ここで、信頼性が高いとは、例えば、ユーザーがサービスリストに存在する放送サービスを選択すると、ユーザーは選択した放送サービスを視聴することができるということを意味する。また、初期スキャン後に放送サービスの追加や削除が行われた場合であっても、放送受信機のスタンバイ(待機状態、チャンネルスキャンを実施するために必要な機能ブロック、例えばチューナーなど、の電源のみを投入した状態をいう)中に、再度クイックスキャンを実施することで、初期スキャン時同様、短時間に信頼性の高いサービスリストを放送受信機内に構築することが可能である。
一方、クイックスキャンとは別に、フルスキャンと呼ばれる技術がある。フルスキャンとは、初期スキャン時に、実際にすべての周波数を選局、受信確認し、サービスリストを構築する技術である。放送受信機は初期スキャン時にフルスキャンを実施することで、信頼性の高いサービスリストを放送受信機内に構築することが可能である。また、クイックスキャン同様、初期スキャン後に放送サービスの追加や削除が行われた場合であっても、放送受信機のスタンバイ中に、再度フルスキャンを実施することで、信頼性の高いサービスリストを放送受信機内に構築することが可能である(特許文献1)。
特開2005−277997号公報
ところが、近年、放送サービスの増加に伴い、正しく保守、管理されていないサービス情報がSI情報としてTSに重畳される放送システムが多くなっている。放送受信機は、このような放送システムにおいて初期スキャン時にクイックスキャンを適用すると、信頼性の低いサービスリストを構築してしまうことになる。ここで、信頼性が低いとは、例えば、ユーザーがサービスリストに存在する放送サービスを選択し、放送受信機がその放送サービスへ選局しても放送が行なわれておらず、ユーザーは選択した放送サービスを視聴できない場合があることを意味し、選択した放送サービスを視聴できないユーザーに不快感を与えることになる。これは、クイックスキャンにより受信したTSに重畳されているSI情報に正しく保守、管理されていない間違ったサービス情報が含まれていることに起因する。
また、クイックスキャンは、サービスリストの信頼性が高いことを前提としているため、間違ったサービス情報によって構築されたサービスリストを訂正する手段を持たない。これによって、視聴不可能な放送サービスがサービスリスト上に存在し、他の視聴可能なサービスと区別がつかないなど、ユーザーには不便を強いることとなる。
スタンバイ時にクイックスキャンを適用する場合も同様である。
一方、フルスキャンにおいては、初期スキャン時に実際にすべての周波数を選局、受信確認するため、例えTSに重畳されているサービス情報が正しく保守、管理されていない場合であっても信頼性の高いサービスリストを構築することが可能であるが、放送サービスを視聴開始可能となるまで時間がかかるので、特に多数の放送サービスが行われる放送システムにおいて、ユーザーに不快感を与えることになる。
スタンバイ時にフルスキャンを適用する場合も同様である。
本発明のサービスリスト構築装置は、選局指示を受けた一つの周波数を選局し、前記選局した周波数で送出されるトランスポートストリーム(TS)に重畳された情報で、TSを識別するためのTS識別子と、前記TS識別子を有するTSが前記選局指示を受けた周波数で送出されるTSであるかを表す選局周波数識別子とを一つの組として構成する第一の情報と、前記TS識別子と前記TS識別子を有するTSが送出される周波数とを一つの組として構成する第二の情報とを受信する選局部と、前記選局周波数識別子から前記TS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、前記第一の情報および前記第二の情報の前記TS識別子から、前記周波数と前記受信確度とを一つの組として構成するサービスリストを構築するサービスリスト構築部と、からなる。
また、本発明のサービスリスト構築方法は、選局指示を受けた一つの周波数を選局し、
前記選局した周波数で送出されるトランスポートストリーム(TS)に重畳された情報で、TSを識別するためのTS識別子と、前記TS識別子を有するTSが前記選局指示を受けた周波数で送出されるTSであるかを表す選局周波数識別子とを一つの組として構成する第一の情報と、前記TS識別子と前記TS識別子を有するTSが送出される周波数とを一つの組として構成する第二の情報とを受信する受信ステップと、前記選局周波数識別子から前記TS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、前記第一の情報および前記第二の情報の前記TS識別子から、前記周波数と前記受信確度とを一つの組として構成するサービスリストを構築するサービスリスト構築ステップと、からなる。
本発明のサービスリスト構築装置、サービスリスト構築方法によれば、選局した1つの周波数で送出されるTSに重畳された情報に基づき、重畳された情報から得られるTS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、該TS識別子を有するTSが送出される周波数と該周波数の受信確度を一つの組として構成するサービスリストを構築するので、短時間に、視聴の可否が明確なサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
本発明のサービスリスト構築装置における前記選局部は、前記サービスリストの中から前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示を受け、前記サービスリスト構築部は、前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示による受信結果に基づき、前記サービスリストを再構築することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記受信ステップは、前記サービスリストの中から前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示を受け、前記サービスリスト構築ステップは、前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示による受信結果に基づき、前記サービスリストを再構築することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築装置における前記サービスリスト構築部は、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を更新することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記サービスリスト構築ステップは、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を更新することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築装置における前記第一の情報は、前記TS識別子と、前記選局周波数識別子と、サービスを識別するためのサービスIDとを一つの組として構成され、前記サービスリスト構築部は、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を前記サービスID毎に更新することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記第一の情報は、前記TS識別子と、前記選局周波数識別子と、サービスを識別するためのサービスIDとを一つの組として構成され、前記サービスリスト構築ステップは、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を前記サービスID毎に更新することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築装置における前記サービスリスト構築部は、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信不可能である場合、前記受信不可能である周波数を含む組を前記サービスリストから削除するまたは、前記サービスリストにおいて、前記受信不可能である周波数の受信確度を受信不可に更新することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記サービスリスト構築ステップは、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信不可能である場合、前記受信不可能である周波数を含む組を前記サービスリストから削除するまたは、前記サービスリストにおいて前記受信不可能である周波数の受信確度を受信不可に更新することを特徴とする。
本発明のサービスリスト構築装置、サービスリスト構築方法によれば、受信確度が受信可否不明である周波数を選局することによりサービスリストの再構築(受信確度が受信可否不明である周波数の受信確度の更新)を行うので、視聴の可否がより明確なサービスリストを構築することができ、また、放送サービスの追加や削除が行われた場合であっても最新のサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、本発明のサービスリスト構築装置における前記サービスリスト構築部は、スタンバイ状態において、前記受信確度が受信可否不明である周波数を前記選局部に選局指示することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記受信ステップは、スタンバイ状態において、前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示を受けることを特徴とする。
本発明のサービスリスト構築装置、サービスリスト構築方法によれば、スタンバイ状態において受信確度が受信可否不明である周波数を選局することにより、ユーザーによる選局を妨げることがなく、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、本発明のサービスリスト構築装置における前記サービスリスト構築部は、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、新たに受信した前記第一の情報と前記第二の情報とから、受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記サービスリスト構築ステップは、前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、新たに受信した前記第一の情報と前記第二の情報とから、受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加することを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築装置における前記サービスリスト構築部は、前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組が前記サービスリストに既に存在する場合、前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加しないことを特徴とする。
また、本発明のサービスリスト構築方法における前記サービスリスト構築ステップは、前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組が前記サービスリストに既に存在する場合、前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加しないことを特徴とする。
本発明のサービスリスト構築装置、サービスリスト構築方法によれば、受信確度が受信可否不明である周波数を選局することによりサービスリストの再構築(受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組の追加)を行うので、視聴の可否が明確なサービスリストを徐々に拡大していくことができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
本発明のサービスリスト構築装置、サービスリスト構築方法によれば、選局した1つの周波数で送出されるTSに重畳された情報に基づき、重畳された情報から得られるTS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、該TS識別子を有するTSが送出される周波数と該周波数の受信確度を一つの組として構成するサービスリストを構築するので、短時間に、視聴の可否が明確なサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、受信確度が受信可否不明である周波数を選局することによりサービスリストの再構築(受信確度が受信可否不明である周波数の受信確度の更新)を行うので、視聴の可否がより明確なサービスリストを構築することができ、また、放送サービスの追加や削除が行われた場合であっても最新のサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、スタンバイ状態において受信確度が受信可否不明である周波数を選局することにより、ユーザーによる選局を妨げることがなく、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、受信確度が受信可否不明である周波数を選局することによりサービスリストの再構築(受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組の追加)を行うので、視聴の可否が明確なサービスリストを徐々に拡大していくことができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機の初期設定時の動作を示すフロー図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機の記憶部が保持する初期スキャン時の周波数テーブルの一例を示す概略図 トランスポートストリームのデータ構成の概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機が初期スキャン時に受信する(a)SDTおよび(b)NITの一例を示す概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機が初期スキャン時に構築するサービスリストの概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機がユーザーに表示するサービスリストの一例を示す概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機のスタンバイ時の動作を示すフロー図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機がスタンバイ時に受信するNITおよびSDTの一例を示す概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機がスタンバイ時に更新するサービスリストの一例を示す概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機がユーザーに表示するサービスリストの一例を示す概略図 本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機の通常視聴時の動作を示すフロー図
以下本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。デジタル放送受信機100は、選局部11とサービスリスト構築部12とリモコン信号受信部13とサービスリスト表示制御部14と表示部15とから構成される。
選局部11は、制御部121からの選局指示に基づき指示された周波数で送出される放送波を選局・受信し、TS(Transport Stream)に復調後、制御部121に送信する。
サービスリスト構築部12は、制御部121と記憶部122とから構成される。
制御部121は、デジタル放送受信機100の初期設定時やスタンバイ状態(待機状態、チャンネルスキャンを実施するために必要な機能ブロック、例えばチューナーなど、の電源のみを投入した状態を言う)において、記憶部122に記憶された初期スキャン時の周波数テーブルまたはサービスリストを読み出し、選局部11に対して、初期スキャン時の周波数テーブルまたはサービスリストの中から適当な周波数での選局を指示し、選局指示に基づき選局部11で選局・受信され、復調されたTSを受信する。同様に、制御部121は、ユーザーから選局要求を受けると、選局部11に対して、選局要求された周波数での選局を指示し、選局指示に基づき、選局部11で選局・受信され、復調されたTSを受信する。
制御部121は、初期設定時やスタンバイ状態、ユーザーからの選局要求時に選局指示により受信したTSからSI(Service Information)情報を抽出し、抽出したSI情報に含まれるSDT(Service Description Table)(第一の情報)およびNIT(Network Information Table)(第二の情報)に基づき、サービスリストの構築、再構築を行い、記憶部122に記憶させる。
また、制御部123は、ユーザーからリモコン(図示せず)などを介してサービスリストの表示要求を受けると、記憶部122に記憶しているサービスリストを読み出し、サービスリスト表示制御部14に対して、記憶部122から読み出したサービスリストを表示部15に表示させる。
記憶部122は、デジタル放送受信機100の出荷時に、初期スキャン時の周波数テーブルを記憶しているとともに、制御部121により構築、再構築されたサービスリストを記憶している。
リモコン信号受信部13は、ユーザーによるリモコン操作(選局要求やサービスリスト表示要求など)に基づきリモコンから出力される電気信号を受信し、デジタル信号に変換した後、変換後のデジタル信号を解析し、制御部121に送信する。
サービスリスト表示制御部14は、制御部121からのサービスリスト表示指示に基づき、記憶部122に記憶されたサービスリストを表示部15に表示させる。
表示部15は、サービスリスト表示制御部14からのサービスリスト表示指示に基づき、記憶部122に記憶されたサービスリストを表示する。
続いて、デジタル放送受信機100の初期設定時、スタンバイ時、通常視聴時における動作について、図2から図12を用いて説明する。
<初期設定時>
まず始めに、ユーザーがデジタル放送受信機100に初めて電源を投入した際に行われる初期設定時の動作について、図2から図7を用いて説明する。
図2は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100の初期設定時の動作を示すフロー図である。
制御部121は、デジタル放送受信機100に初めて電源が投入されると、記憶部122に記憶している初期スキャン時の周波数テーブルを読み出し、選局部11に対して、初期スキャン時の周波数テーブルに記載された周波数での選局を指示する。
図3は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100の記憶部122が保持する初期スキャン時の周波数テーブルの一例を示す概略図である。ここでは、初期スキャン時の周波数テーブルは、物理CH番号、該CH番号のTSが送出されている周波数、該TSの変調モード(変調方式とそのシンボルレート)から構成される。
制御部121は、図3に示す初期スキャン時の周波数テーブルからCH番号「10」を選択し、選局部11に対して、CH番号「10」のTSが送出されている周波数369MHzでの選局を指示する(ステップS201)。
制御部121は、選局部11がCH番号「10」のTSが送出されている周波数369MHzでTSを受信出来なければ、次に、選局部11に対して、CH番号「102」のTSが送出されている周波数618MHzでの選局を指示する。制御部121は、選局部11がCH番号「102」のTSが送出されている周波数618MHzでTSを受信が出来なければ、さらに、選局部11に対して、CH番号「104」のTSが送出されている周波数634MHzでの選局を指示する。
ここでは、選局部11が、CH番号「10」のTSが送出されている周波数369MHzでTSを受信出来たとして話を進める(ステップS201でYes)。
制御部121は、選局部11が選局・受信し、復調した周波数369MHzで送出されているTSを受信し、受信したTSからSI情報を抽出し、抽出したSI情報に含まれるSDTおよびNITをさらに抽出する(ステップS202)。
図4は、TSのデータ構成の概略図であり、SI情報は、TS内に放送サービス用の映像データ、音声データとともに重畳されている。ここでは周波数369MHzで送出されているTSのデータ構成の概略図を示している。
図5は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100が初期スキャン時に受信する(a)SDTおよび(b)NITの一例を示す概略図である。
SDTは、TSID(TS識別子)とテーブルID(選局周波数識別子)とサービスIDとサービスタイプとサービス名とを一つの組として構成されている。TSIDは、所定の周波数で送出されるTSに割り当てられる識別子である。テーブルIDは、TSID毎に後述するActual、Otherの別を示す。サービスIDは、放送サービス毎にふられるIDで、TSID毎に1以上のサービスIDが存在する。またサービスID毎にサービスタイプおよびサービス名が付与されている。
NITは、ネットワークIDとネットワーク名とテーブルIDとTSIDと周波数と変調モードとを一つの組として構成されている。ネットワークIDは、ネットワーク毎に割り当てられたIDであり、ネットワーク名はそのネットワークIDを有するネットワークの名前を表している。テーブルIDは、ネットワークID毎に後述するActual、Otherの別を示す。TSIDは、所定のネットワークに属する所定の周波数で送出されるTSに割り当てられる識別子であり、ネットワークID毎に1以上存在する。SDTにおけるTSIDとNITにおけるTSIDとが同じ番号であれば、SDT、NITそれぞれで示されるTSIDを有するTSは同じものであることを意味する。周波数および変調モードは、TSID毎に存在し、該TSIDを有するTSが送出されている周波数、該TSの変調方式およびシンボルレートである。
ここで、SDTにおけるテーブルIDであるActual、Other、NITにおけるテーブルIDであるActual、Otherについて、図5を用いて説明する。
SDTのテーブルIDであるActualは、TSID「2」を有するTSは、図5(a)に示すSDTを含むSI情報を重畳している制御部121が選局指示した周波数369MHzで送出されていることを示しており、実際に周波数369MHzで送出されている。
一方、SDTのテーブルIDであるOtherは、TSID「2」以外のTSID(TSID「3」および「10」)を有するTSは、制御部121が選局指示した周波数369MHz以外の周波数で送出されていることを示しているが、実際に周波数369MHz以外の周波数で送出されているかどうか不明である。
NITのテーブルIDであるActualは、TSID「2」を有するTSは、図5(b)に示すNITを含むSI情報を重畳している制御部121が選局指示した周波数369MHzで送出されており、ネットワークID「1000」を有するネットワークに属していることを示しており、実際に周波数369MHzで送出されており、ネットワークID「1000」を有するネットワークに属している。また、TSID「3」を有するTSは、TSID「2」を有するTSと同じネットワークに属することを示しており、実際にネットワークID「1000」を有するネットワークに属しているが、実際に634MHzの周波数で送出されているかどうかは不明である。
一方、NITのテーブルIDであるOtherは、TSID「10」および「2」を有するTSは、それぞれ周波数520MHz、369MHzで送出され、ネットワークID「1001」を有するネットワークに属することを示しているが、実際にそれぞれ周波数520MHz、369MHzで送出され、ネットワークID「1001」を有するネットワークに属しているかは不明である。ここで、TSID「2」を有するTSは、異なるネットワークIDを有するネットワーク上に存在するが、これは異なるネットワーク上で同じTSが送出されていることを表している。
制御部121は、ステップS202でSI情報から抽出したSDTのテーブルID(選局周波数識別子)から各TSIDを有するTSが選局部11により受信可能、受信可否不明のいずれであるか(受信確度)を判定する。SDTのテーブルIDがActualであるTSID「2」を有するTSは、制御部121が選局指示した周波数369MHzで送出されているので、受信可能である判定する。一方、テーブルIDがOtherであるTSID「3」および「10」を有するTSは、周波数369MHz以外の周波数で実際に送出されているかどうかは不明であるので、受信可否不明であると判定する(ステップS203)。
次に、制御部121は、ステップS202で取得したSDTおよびNITと、取得したSDTに基づくステップS203での受信可否判定結果とからサービスリストを構築し、記憶部122に記憶させる(ステップS204、ステップS205)。
図6は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100が初期スキャン時に構築するサービスリストの概略図である。図6に示すサービスリストは、サービスID毎にユーザーへの表示用CH番号が付与されている以外は、ステップS202で取得したSDTおよびNITと、取得したSDTに基づくステップS203での受信可否判定結果とから構築されており、表示用CH番号とサービスIDとサービス名とサービスタイプと周波数と変調モードとネットワークIDとTSIDと受信確度とを一つの組として構成されている。
制御部121は、サービスリストを構築すると、構築したサービスリストのサービスIDから任意のIDを選択し、選択したサービスIDが送出されている周波数の選局指示を選局部11に対して行い、通常視聴状態へと移行させる。なお、制御部121は、サービスリスト構築直後にサービスリスト表示制御部14および表示部15を介してサービスリストをユーザーに表示させ、ユーザーに選局を促す仕組みであっても良い。
図7は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100がユーザーに表示するサービスリストの一例を示す概略図である。
ユーザーに表示するサービスリストは、ユーザーの視聴CHに該当する表示用CH番号とサービス名とから構成される。制御部121は、ユーザーへの表示用に、記憶部122に記憶させた図6に示すサービスリストから、表示用CH番号とサービス名を表示するとともに、受信確度に基づき、受信可否不明であるサービスIDについては下線を付与し、ユーザーに対して受信可否が不明であることを視覚化している。
<スタンバイ時>
次に、デジタル放送受信機100がスタンバイ状態になった際に行われる動作について、図8から図10を用いて説明する。
図8は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100のスタンバイ時の動作を示すフロー図である。
制御部121は、デジタル放送受信機100がスタンバイ状態になると、記憶部122に記憶しているサービスリストを読み出し、読み出したサービスリストの中から受信確度が受信可否不明になっているTSIDを有するTSの有無を確認する(ステップS801)。
制御部121は、読み出したサービスリストの中に受信確度が受信可否不明になっているTSIDを有するTSが残存していなければ、デジタル放送受信機100の電源をOFFし、スタンバイ状態から抜ける(ステップS802)。
制御部121は、読み出したサービスリストの中に受信確度が受信可否不明になっているTSIDを有するTSが残存していれば、該当するTSIDを有するTSが送出されている周波数を選択し、選局部11に対して選局指示を行う。図6におけるサービスリストにおいて、TSID「3」および「10」を有するTSが、受信確度が受信可否不明になっているTSIDを有するTSである。
制御部121は、まず、TSID「3」を有するTSが送出されている周波数634MHzを選局部11に選局指示する(ステップS803)。
制御部121は、選局部11がTSID「3」を有するTSが送出されている周波数634MHzでTSを受信が出来なければ、サービスリストからTSID「3」を含む組を削除する(ステップS804)。制御部121は、次に、選局部11に対して、TSID「10」を有するTSが送出されている周波数520MHzでの選局を指示する(ステップS803)。制御部121は、選局部11がTSID「10」を有するTSが送出されている周波数520MHzでTSを受信が出来なければ、サービスリストからTSID「10」を含む組を削除する(ステップS804)。
ここでは、選局部11が、TSID「3」を有するTSが送出されている周波数634MHzでTSを受信できたとして話を進める(ステップS803でYes)。
制御部121は、選局部11が選局・受信し、復調した周波数634MHzで送出されているTSを受信し、受信したTSからSI情報を抽出し、抽出したSI情報に含まれるSDTおよびNITをさらに抽出する(ステップS805)。
図9は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100がスタンバイ時に受信する(a)SDTおよび(b)NITの一例を示す概略図である。
制御部121は、ステップS805でSI情報から抽出したSDTのテーブルID(選局周波数識別子)から各TSIDを有するTSが選局部11により受信可能、受信可否不明、受信不可のいずれであるか(受信確度)を判定する(ステップS806)。
SDTのテーブルIDがActualであるTSID「3」を有するTSは、制御部121が選局指示した周波数634MHzで送出されているので、受信可能であると判定する。但し、TSID「3」を有するTSにおいて、サービスID「5」を有するサービスは、スタンバイ時に受信したSDTには含まれていないので、受信不可であると判定する。
一方、SDTのテーブルIDがOtherであるTSID「4」および「10」を有するTSは、周波数634MHz以外の周波数で実際に送出されているかどうかは不明であるので、受信可否不明であると判定する(ステップS806)。
次に、制御部121は、ステップS805で取得したSDTおよびNITと、取得したSDTに基づくステップS806での受信可否判定結果とからサービスリストを再構築し、記憶部122に記憶させる(ステップS804、ステップS807、ステップS808)。
図10は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機がスタンバイ時に再構築するサービスリストの一例を示す概略図である。
ステップS806において受信可能であると判定されたTSID「3」を有するTSの受信確度は、受信可否不明から受信可能に更新されている(ステップS807)。但し、TSID「3」を有するTSにおいて、受信不可であると判定されたサービスID「5」を有するサービスを含む組は、サービスリストから削除されている(ステップS804)。なお、サービスID「5」を有するサービスを含む組をサービスリストから削除するのに代えて、サービスID「5」を有するサービスを含む組の受信確度を受信不可として記憶部122に記憶させ、ユーザーには表示しないこととしても良い。
また、ステップS806において受信可否不明であると判定されたTSID「4」を有するTSを含む組が追加されている(ステップS808)。
なお、ステップS806において、受信可否不明であると判定したTSID「10」を有するTSを含む組は、初期スキャン時に構築されたサービスリストとの重複を避けるため、ステップS808においてサービスリストには追加されない。
図11は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100がユーザーに表示するサービスリストの一例を示す概略図である。
制御部121は、ユーザーへの表示用に、記憶部122に記憶させた図10に示すサービスリストから、表示用CH番号とサービス名を表示するとともに、受信確度に基づき、受信不可であるサービスIDについては表示せず、受信可否不明であるサービスIDについては下線を付与し、ユーザーに対して受信可否が不明であることを視覚化している。
<通常視聴時>
次に、ユーザーによるデジタル放送受信機100の通常視聴時に行われる動作について、図12を用いて説明する。
図12は、本発明の実施例に係わるデジタル放送受信機100の通常視聴時の動作を示すフロー図である。
スタンバイ時との違いは、SI情報を取得する対象となる周波数を、制御部121ではなく、ユーザーが選局する点であり、それ以外の動作はスタンバイ時と同じであるので、詳細な説明は省略する。
以上、本発明のデジタル放送受信機によれば、選局した1つの周波数で送出されるTSに重畳された情報に基づき、重畳された情報から得られるTS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、該TS識別子を有するTSが送出される周波数と該周波数の受信確度を一つの組として構成するサービスリストを構築するので、短時間に、視聴の可否が明確なサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、受信確度が受信可否不明である周波数を選局することによりサービスリストの再構築(受信確度が受信可否不明である周波数の受信確度の更新)を行うので、視聴の可否がより明確なサービスリストを構築することができ、また、放送サービスの追加や削除が行われた場合であっても最新のサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、スタンバイ状態において受信確度が受信可否不明である周波数を選局することにより、ユーザーによる選局を妨げることがなく、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
また、受信確度が受信可否不明である周波数を選局することによりサービスリストの再構築(受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組の追加)を行うので、視聴の可否が明確なサービスリストを徐々に拡大していくことができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となる。
なお、本実施例では、デジタル放送受信機を例に説明を行ったが、これに限定されず、本発明はサービスリストを構築するその他装置、方法に適用可能である。
本発明のサービスリスト構築装置、サービスリスト構築方法は、選局した1つの周波数で送出されるTSに重畳された情報に基づき、重畳された情報から得られるTS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、該TS識別子を有するTSが送出される周波数と該周波数の受信確度を一つの組として構成するサービスリストを構築するので、短時間に、視聴の可否が明確なサービスリストを構築することができ、ユーザーに与える不快感、不便感を軽減することが可能となるので、サービスリスト構築技術として有用である。
11 選局部
12 サービスリスト構築部
13 リモコン信号受信部
14 サービスリスト表示制御部
15 表示部
100 デジタル放送受信機
121 制御部
122 記憶部

Claims (16)

  1. 選局指示を受けた一つの周波数を選局し、
    前記選局した周波数で送出されるトランスポートストリーム(TS)に重畳された情報で、
    TSを識別するためのTS識別子と、前記TS識別子を有するTSが前記選局指示を受けた周波数で送出されるTSであるかを表す選局周波数識別子とを一つの組として構成する第一の情報と、
    前記TS識別子と前記TS識別子を有するTSが送出される周波数とを一つの組として構成する第二の情報と
    を受信する選局部と、
    前記選局周波数識別子から前記TS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、
    前記第一の情報および前記第二の情報の前記TS識別子から、前記周波数と前記受信確度とを一つの組として構成するサービスリストを構築するサービスリスト構築部と、
    からなるサービスリスト構築装置。
  2. 前記選局部は、
    前記サービスリストの中から前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示を受け、
    前記サービスリスト構築部は、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示による受信結果に基づき、前記サービスリストを再構築する
    ことを特徴とする請求項1記載のサービスリスト構築装置。
  3. 前記サービスリスト構築部は、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を更新する
    ことを特徴とする請求項2記載のサービスリスト構築装置。
  4. 前記第一の情報は、前記TS識別子と、前記選局周波数識別子と、サービスを識別するためのサービスIDとを一つの組として構成され、
    前記サービスリスト構築部は、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を前記サービスID毎に更新する
    ことを特徴とする請求項3記載のサービスリスト構築装置。
  5. 前記サービスリスト構築部は、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信不可能である場合、前記受信不可能である周波数を含む組を前記サービスリストから削除するまたは、前記サービスリストにおいて、前記受信不可能である周波数の受信確度を受信不可に更新する
    ことを特徴とする請求項2記載のサービスリスト構築装置。
  6. 前記サービスリスト構築部は、
    スタンバイ状態において、前記受信確度が受信可否不明である周波数を前記選局部に選局指示する
    ことを特徴とする請求項2記載のサービスリスト構築装置。
  7. 前記サービスリスト構築部は、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、新たに受信した前記第一の情報と前記第二の情報とから、受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加する
    ことを特徴とする請求項2記載のサービスリスト構築装置。
  8. 前記サービスリスト構築部は、
    前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組が前記サービスリストに既に存在する場合、前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加しない
    ことを特徴とする請求項7記載のサービスリスト構築装置。
  9. 選局指示を受けた一つの周波数を選局し、
    前記選局した周波数で送出されるトランスポートストリーム(TS)に重畳された情報で、
    TSを識別するためのTS識別子と、前記TS識別子を有するTSが前記選局指示を受けた周波数で送出されるTSであるかを表す選局周波数識別子とを一つの組として構成する第一の情報と、
    前記TS識別子と前記TS識別子を有するTSが送出される周波数とを一つの組として構成する第二の情報と
    を受信する受信ステップと、
    前記選局周波数識別子から前記TS識別子を有するTSが送出される周波数が受信可能であるかの受信確度を判定するとともに、
    前記第一の情報および前記第二の情報の前記TS識別子から、前記周波数と前記受信確度とを一つの組として構成するサービスリストを構築するサービスリスト構築ステップと、
    からなるサービスリスト構築方法。
  10. 前記受信ステップは、
    前記サービスリストの中から前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示を受け、
    前記サービスリスト構築ステップは、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示による受信結果に基づき、前記サービスリストを再構築する
    ことを特徴とする請求項9記載のサービスリスト構築方法。
  11. 前記サービスリスト構築ステップは、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を更新する
    ことを特徴とする請求項10記載のサービスリスト構築装置。
  12. 前記第一の情報は、前記TS識別子と、前記選局周波数識別子と、サービスを識別するためのサービスIDとを一つの組として構成され、
    前記サービスリスト構築ステップは、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、前記サービスリストにおいて、前記受信可能である周波数の受信確度を前記サービスID毎に更新する
    ことを特徴とする請求項11記載のサービスリスト構築方法。
  13. 前記サービスリスト構築ステップは、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信不可能である場合、前記受信不可能である周波数を含む組を前記サービスリストから削除するまたは、前記サービスリストにおいて前記受信不可能である周波数の受信確度を受信不可に更新する
    ことを特徴とする請求項10記載のサービスリスト構築方法。
  14. 前記受信ステップは、
    スタンバイ状態において、前記受信確度が受信可否不明である周波数の選局指示を受ける
    ことを特徴とする請求項10記載のサービスリスト構築方法。
  15. 前記サービスリスト構築ステップは、
    前記受信確度が受信可否不明である周波数が受信可能である場合、新たに受信した前記第一の情報と前記第二の情報とから、受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加する
    ことを特徴とする請求項10記載のサービスリスト構築方法。
  16. 前記サービスリスト構築ステップは、
    前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組が前記サービスリストに既に存在する場合、前記受信確度が受信可否不明であると新たに判定した周波数を含む組を前記サービスリストに追加しない
    ことを特徴とする請求項15記載のサービスリスト構築方法。
JP2010107833A 2010-05-10 2010-05-10 サービスリスト構築装置およびその構築方法 Pending JP2011239112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010107833A JP2011239112A (ja) 2010-05-10 2010-05-10 サービスリスト構築装置およびその構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010107833A JP2011239112A (ja) 2010-05-10 2010-05-10 サービスリスト構築装置およびその構築方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011239112A true JP2011239112A (ja) 2011-11-24

Family

ID=45326626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010107833A Pending JP2011239112A (ja) 2010-05-10 2010-05-10 サービスリスト構築装置およびその構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011239112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015177872A1 (ja) * 2014-05-20 2015-11-26 三菱電機株式会社 デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015177872A1 (ja) * 2014-05-20 2015-11-26 三菱電機株式会社 デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法
JP5989282B2 (ja) * 2014-05-20 2016-09-07 三菱電機株式会社 デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1802109A2 (en) Digital broadcasting reception apparatus and method for displaying broadcasting channel information using the same
JP5372342B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP2004186975A (ja) ディジタル放送受信装置
US20070109445A1 (en) Method for displaying wallpaper on digital broadcasting reception terminal
JP5185798B2 (ja) 送信装置、受信装置、番組予約システムおよび番組予約方法
JP2012130048A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP2011239112A (ja) サービスリスト構築装置およびその構築方法
JP5368745B2 (ja) 無線通信装置、受信装置の制御方法
JP4088634B2 (ja) テレビ受像装置およびテレビ受像方法
JP2010157984A (ja) デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法
JP2005184316A (ja) 番組予約システム、番組受信端末、番組録画再生サーバ及び番組予約方法
JP2004064590A (ja) 移動体用ディジタル放送受信装置
JP5226245B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP5127112B2 (ja) ディジタル放送受信装置
JP6723435B2 (ja) デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP2010252315A (ja) 受信装置、プログラム、及び受信方法
JP5854903B2 (ja) デジタル放送受信装置及びスキャン方法
JP2004254091A (ja) 受信状態管理装置およびデジタル放送受信装置
JP2010251933A (ja) 番組情報検索装置及びそれを用いたテレビジョン受信装置
JP2000308026A (ja) データ放送受信装置およびチューナ制御装置
JP6591752B2 (ja) 放送受信装置、通信装置及び通信コンテンツ提示制御方法
JP2006174209A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2020025274A (ja) 放送受信装置、通信装置及び通信コンテンツ提示制御方法
JP2012138877A (ja) デジタル放送受信機及びデジタル放送受信用プログラム
JP2005167664A (ja) 番組情報システム