JP4088634B2 - テレビ受像装置およびテレビ受像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地上デジタル放送などで放送されている番組データを受信し、受信した番組データを表示するテレビ受像装置およびテレビ受像方法に関する。
近年、デジタルテレビなどのテレビ受像装置において、インターネットを経由してウエブサーバからEPG(Electric Program Guide:電子番組表)を取得して、取得したEPGを番組選択のために利用しようとすることが考えられている。例えば、特許文献1には、地上デジタル放送を視聴するためのクライアント端末は、インターネット上に配置されているWebサイトからEPGを、デジタル放送局を介して取得して、ユーザは取得したEPGを視聴することができることが記載されている。
特開2002−300564号公報
しかしながら、Webサイトから取得したEPGに記述されている番組と実際に放送されている番組が異なる場合がある。例えば、同じ放送周波数(物理チャンネル)でも地域によって放送されている番組は異なっている場合がある。また、地域により放送周波数自体が異なる場合がある。つまり、放送されている番組を受信している地域と、Webサイトから取得したEPGが対応している地域とが異なる場合があり、ユーザはEPGに記述されている番組を選択することにより番組を特定して視聴を行うことができない場合がある。
特に、デジタルテレビが受信することができる地上デジタル放送では、一つの放送周波数に複数の番組が多重化されており、地域によっては同じ放送周波数でも、多重化されている番組は異なる場合がある。このように多重化されている番組が異なっている場合、ユーザはEPGに記述されている番組を選択することにより番組を特定して視聴を行うことができない。また、地域によっては、そもそも放送周波数自体が異なる場合もある。このように放送周波数が異なっている場合、ユーザはEPGに記述されている番組を選択することにより番組を特定して視聴を行うことができない。
具体的には、Webサイトから取得されたEPGには、放送周波数である物理チャンネル、および一の番組を特定するための識別情報であるサービスIDが各番組に対応付けられて記述されており、ユーザは、EPGに記述されている番組を選択することにより、上述物理チャンネルおよびサービスIDを選択することができる。通常、デジタルテレビは、ユーザにより選択された物理チャンネルに基づいて同期処理を行い、多重化されている複数の番組データおよびこれら番組データを特定するサービスIDを受信することができる。そして、デジタルテレビは、ユーザにより選択されたサービスIDに基づいて、一の番組データを特定し、特定した番組データを、放送されている放送波から抽出して、表示することができる。
しかしながら、ユーザにより選択されたサービスIDが、放送周波数に基づいて放送されている複数のサービスIDの中に含まれていない場合、デジタルテレビは、表示すべき番組データを特定することができない。また、ユーザにより選択された放送周波数で、放送波を受信できない場合、デジタルテレビは、表示すべき番組データを特定することができない。よって、ユーザは、デジタルテレビを用いて、当該ユーザにより選択されたサービスIDに基づいた番組を視聴することができない。
このように、ユーザにより選択されたサービスIDが放送波に含まれていない場合、デジタルテレビ側では、何も処理を行わず番組を表示しない状態とさせるか、または電源を落とすなどデジタルテレビの機能を停止させる処理を行うことが考えられる。また、ユーザにより選択された放送周波数で放送波を受信できない場合、デジタルテレビ側では、何も処理を行わずに番組を表示しない状態とさせるか、または電源を落とすなどデジタルテレビの機能を停止させる処理を行うことが考えられる。しかしながら、何も処理を行わない場合、ユーザはデジタルテレビが壊れている状態なのか、表示待ち状態であるかなど、どういった状態であるか把握することができない。また、電源を落とすなどのデジタルテレビの機能を停止させる処理を行った場合、ユーザが別の番組を見たい場合は、再度デジタルテレビの機能を起動させることを必要とし、その手間がかかるとともに、起動させるための時間を必要とし、視聴するまでの時間がかかることになる。
そこで、本発明は、ユーザが選局した番組データを受信することができない場合でも、継続して視聴する機能を実行することのできるテレビ受像装置およびテレビ受像方法を提供することを目的とする。

上述の課題を解決するため、本発明のテレビ受像装置は、放送波の周波数を示す周波数情報、および当該放送波に多重化されている番組データを一つに特定する一の識別情報を、ユーザによる選局操作により受け付ける選局手段と、上記選局手段により受け付けられた周波数情報に基づいて、複数の識別情報および当該識別情報に基づいた複数の番組データを受信する受信手段と、上記受信手段により受信された複数の番組データのうち、上記選局手段により受け付けられた上記一の識別情報に基づいて番組データを表示する表示手段と、上記表示手段に表示された番組データの視聴終了時に、当該番組データの周波数および識別情報を視聴履歴として記憶する履歴情報記憶手段と、上記受信手段が上記選局手段により指定された放送波を受信できない場合に、上記履歴情報記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて定められた周波数情報による放送波を受信する処理を行い、上記表示手段は上記履歴情報記憶手段に記憶されている視聴履歴の識別情報に基づいた番組データを表示するように制御し、上記受信手段により受信された複数の識別情報の中に、上記選局手段により受け付けられた上記一の識別情報が存在しない場合、上記表示手段は他の識別情報に基づいた番組データを表示するように、上記表示手段を制御する制御手段と、を備えている。

また、本発明のテレビ受像方法は、放送波の周波数を示す周波数情報、および当該放送波に多重化されている番組データを一つに特定する一の識別情報に基づいた番組データを表示する表示手段を備えるテレビ受像装置のテレビ受像方法において、一の周波数情報、および一の識別情報を、ユーザによる選局操作により受け付ける選局ステップと、上記選局ステップにより受け付けられた周波数情報に基づいて、複数の識別情報および当該識別情報に基づいた複数の番組データを受信する受信ステップと、上記表示手段に表示された番組データの視聴終了時に、当該番組データの周波数および識別情報を視聴履歴として記憶する履歴情報記憶ステップと、上記受信ステップにおいて上記選局ステップにより指定された放送波を受信できない場合に、上記履歴情報記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて定められた周波数情報による放送波を受信し、上記表示手段は上記履歴情報記憶ステップにより記憶されている視聴履歴の識別情報に基づいた番組データを表示するように制御し、上記受信ステップにより受信された複数の識別情報の中に、上記選局ステップにより受け付けられた上記一の識別情報が存在しない場合、他の識別情報に基づいた番組データを表示手段は表示するように、表示手段を制御する制御ステップと、を備えている。
この発明によれば、ユーザにより選局された周波数情報に基づいて、複数の識別情報および当該識別情報に対応した複数の番組データを受信し、受信した複数の番組データのうち、ユーザにより選局された一の識別情報に対応した番組データを表示し、受信した複数の識別情報の中に、ユーザにより選局された一の識別情報が存在しない場合、他の識別情報に基づいた番組データを表示するようにしたものである。また、指定された放送波に対して受信処理ができない場合に、視聴履歴に基づいて定められた周波数情報による放送波に対する受信処理を行い、記憶されている視聴履歴の識別情報に基づいた番組データを表示するものである。これにより、ユーザにより選局された周波数情報または識別情報が、放送局から放送されていない場合でも、本発明は継続して何らかの番組を表示することができる。よって、ユーザは、テレビ機能を再起動させる必要がなく、本発明は、その操作性を向上させることができる。
また、本発明のテレビ受像装置は、放送波の周波数を示す周波数情報と当該放送波に多重化されている複数の番組データのそれぞれを示す複数の識別情報と当該識別情報に基づく番組を説明する番組情報とを対応付けて記憶するサーバから、上記周波数情報、上記識別情報および上記番組情報を取得する取得手段と、上記取得手段により取得された上記周波数情報、上記識別情報および上記番組情報を対応付けて記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている番組情報を、ユーザにより選局可能に表示する番組表表示手段と、をさらに備え、上記選局手段は、上記番組表表示手段を用いてユーザにより選局された一の番組情報に対応した周波数情報および識別情報を受け付けることが好ましい。
この発明によれば、サーバから周波数情報、識別情報および番組情報を取得し、取得した番組情報から一の番組情報がユーザにより選局されることにより周波数情報および識別情報が選局される。よって、ユーザは簡単な操作に基づいて周波数情報および識別情報を選局することができ、本発明のテレビ受像装置は、その操作性を向上させることができる。
また、本発明のテレビ受像装置の上記制御手段は、上記受信手段により受信された複数の識別情報の中に、上記選局手段により受け付けられた上記一の識別情報が存在しない場合、ユーザに任意の番組データを選局可能にすることで、上記表示手段は他の識別情報に基づいた番組データを表示するように、上記表示手段を制御することが好ましい。
この発明によれば、受信された複数の識別情報の中に、受け付けられた一の識別情報が存在しない場合、他の識別情報に基づいた番組データを表示するように、ユーザに選局可能にさせることができ、使い勝手の良いテレビ受像装置を実現することができる。
また、本発明のテレビ受像装置において、上記制御手段は、上記選局手段により受け付けられた識別情報に基づいた表示処理を行うことができない場合には、表示できない理由をユーザに通知するとともに、上記他の識別情報に基づいた表示処理を行うか否かを選択させ、当該表示処理を行うことが選択された場合には、上記他の識別情報に基づいた表示処理を行い、当該表示処理を行わないことが選択された場合には、処理を終了することが好ましい。
また、本発明のテレビ受像装置において、上記制御手段は、上記選局手段により受け付けられた周波数情報に基づいた表示処理を行うことができない場合には、表示処理できない理由をユーザに通知するとともに、上記視聴履歴記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて定められた周波数情報に基づいた表示処理を行うか否かを選択させ、当該表示処理を行うことが選択された場合には視聴履歴に基づいて定められた周波数情報に基づいて表示処理を行い、当該表示処理を行わないことが選択された場合には、処理を終了することが好ましい。
本発明は、ユーザにより選局された周波数情報に基づいて、複数の識別情報および当該識別情報に対応した複数の番組データを受信し、受信した複数の番組データのうち、ユーザにより選局された一の識別情報に対応した番組データを表示し、受信した複数の識別情報の中に、ユーザにより選局された一の識別情報が存在しない場合、他の識別情報に基づいた番組データを表示するようにしたものである。これにより、本発明は、ユーザにより選局された識別情報が、周波数情報に基づいて放送局から放送されていない場合でも、継続して何らかの番組を表示することができる。よって、ユーザは、テレビ機能を再起動させる必要がなく、本発明は、その操作性を向上させることができる。
本発明は、一実施形態のために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の移動機100、EPGサイト200、EPG情報源センタ300、放送局400、および放送アンテナ500を示すシステム構成図である。移動機100は、放送アンテナ500から放送されている地上デジタル放送による放送波を受信して、地上デジタル放送の放送波に含まれている番組データをユーザに視聴可能に表示することができる。
EPGサイト200は、インターネット上に配置されているサーバであって、EPG(Electric Program Guide:電子番組表)を記憶している。このEPGサイト200は、移動機100からの要求に応じてインターネットを経由して移動機100にEPGを配信することができる。このEPGサイト200に記憶されているEPGは、EPG情報源センタ300から随時取得される。このEPG情報源センタ300に記憶されているEPGは、放送局400から随時配信される。
このようにして、EPGサイト200は、最新のEPGを記憶することができ、移動機100はEPGサイト200から最新のEPGを取得することができる。
次に、本実施形態の移動機100の構成について説明する。図2は、移動機100のブロック構成図である。この移動機100は、データ通信部101、EPGアプリケーション部102(取得手段)、メモリ部103(記憶手段)、表示部104(表示手段、番組表表示手段)、操作部105(選局手段)、チューナ部106(受信手段)、アンテナ部106a、およびDTVアプリケーション部107(制御手段)を含んで構成されている。このDTVアプリケーション部107は、サービスID判断部108、および視聴チャンネル履歴記憶部109を含んでいる。
データ通信部101は、EPGアプリケーション部102からの制御により、無線網を介してインターネットとデータ通信する部分である。このデータ通信部101は、無線網を介してEPGサイト200からEPGを取得した場合は、取得したEPGをEPGアプリケーション部102に出力する。
EPGアプリケーション部102は、データ通信部101を介してEPGサイト200からEPGを取得し、取得したEPGに基づいてユーザにより番組データの選局を行わせるアプリケーションである。具体的には、EPGアプリケーション部102は、ユーザからの指示により、EPGをEPGサイト200から取得した場合、取得したEPGをメモリ部103に記憶させる。そして、ユーザからの指示によりEPGアプリケーション部102が起動した場合、EPGアプリケーション部102は、メモリ部103からEPGを読み出し、表示部104にユーザにより利用可能な状態で出力して、表示部104にEPGを表示させる。
なお、EPGアプリケーション部102の起動には、未起動状態からユーザの指示により起動することのほか、サスペンド処理などの一時的に停止した状態から復帰すること、またはマルチタスク処理などにおいて非アクティブ状態からアクティブ状態(使用できる状態)となること、を含む。
また、表示部104に表示されているEPGの表示画面に基づいて、ユーザにより一の番組データが選局された場合、EPGアプリケーション部102は、選局した番組を表示部104に表示させるように、選局した番組データに対応した物理チャンネルおよびサービスIDをDTVアプリケーション部107に出力する。また、DTVアプリケーション部107が起動していないときに、EPGに従った選局がユーザによりなされた場合、EPGアプリケーション部102は、DTVアプリケーション部107に起動信号を出力し、DTVアプリケーション部107はこの起動信号を受けて起動することになる。このように、ユーザは、表示部104に表示されているEPGを見ながら、操作部105を操作することにより、任意の番組データを選局し、DTVアプリケーション部107を用いて番組データを視聴することができる。
なお、DTVアプリケーション部107の起動とは、未起動状態からユーザの指示により起動することのほか、サスペンド処理などの一時的に停止した状態から復帰すること、またはマルチタスク処理などにおいて非アクティブ状態からアクティブ状態(使用できる状態)となること、を含む。
ここで、表示部104がEPGをユーザに利用可能に表示しているときの表示画面例を、図を用いて説明する。図3は、表示部104に表示されているEPGの表示画面例を示す説明図である。図3に示すように、EPGの表示画面は、放送周波数である物理チャンネルを記述するチャンネルエリア104aと、番組のタイトルなどの番組情報を示す番組表示エリア104bとから構成されており、それぞれ物理チャンネルと番組情報とが、番組データが放送されている時間帯ごとに対応付けられている。図3に示されているEPGの表示画面を見ながら、ユーザは操作部105を操作して、視聴したい任意の番組データを選択することができる。
また、EPGには、番組表示エリア104bに記述されている各番組情報に関連付けてサービスIDが記述されている。このサービスIDとは、放送波に多重化されている番組データをそれぞれ特定することができる識別情報である。そして、ユーザは、EPGに従って番組データを選択することにより、EPGアプリケーション部102は、選択した番組データに関連付けられたサービスIDを選択することになる。また、EPGには、番組放送時間、番組開始時間、番組終了時間、編成チャンネル名、放送エリア、リモコン番号、およびネットワークIDが記述されている。
図2に戻り、引き続き説明する。メモリ部103は、EPGアプリケーション部102により取得されたEPGを記憶する部分である。
表示部104は、EPGアプリケーション部102により取得されたEPGを表示する部分である。また、表示部104は、後述するように、DTVアプリケーション部107により抽出された番組データを表示する部分である。その他、表示部104は、移動機100を操作する上で必要な情報(電話番号、メールアドレス、メール本文など)を表示することができる。
操作部105は、ユーザからの操作を受け付ける部分であり、具体的には、移動機100を操作するための数字キーからなるテンキーを含んで構成されている。ユーザは、操作部105を操作することにより、EPGの表示画面に従って視聴する番組データを選局することができる。また、ユーザは、直接数字を入力することによりDTVアプリケーション部107に物理チャンネルおよびサービスIDを設定して番組データの選局をすることができる。
チューナ部106は、アンテナ部106aを備え、アンテナ部106aを介して地上デジタル放送波などの放送波を受信する受信回路である。
DTVアプリケーション部107は、デジタルテレビを視聴するためのアプリケーションであって、サービスID判断部108および視聴チャンネル履歴記憶部109を含んで構成されている。このように構成されたDTVアプリケーション部107は、ユーザの操作により起動し、ユーザにより指定された物理チャンネルに基づいてチューナ部106における放送波に対する同期処理を行う。ここで指定された物理チャンネルは、EPGの表示画面に従ってユーザにより選局された番組データに関連付けられた物理チャンネルであるが、直接入力された物理チャンネルであってもよい。そして、DTVアプリケーション部107は、物理チャンネルに基づいて受信した放送波に多重化されている複数の番組データから、ユーザにより指定された一のサービスIDに対応した番組データを抽出し、抽出した番組データを表示部104に表示するよう動作する。ここで指定されたサービスIDは、EPGの表示画面に従ってユーザにより選局された番組に関連付けられたサービスIDである。
さらに詳細には、DTVアプリケーション部107は、放送波に対する同期処理を行うとともに、チューナ部106で受信した放送波に対してOFDM復調処理、およびRS復号処理に基づく誤り訂正処理を行う。また、DTVアプリケーション部107は、チューナ部106で受信した放送波に多重化されている複数の番組データを分離する分離処理を行い、ユーザにより選局された物理チャンネルおよびサービスIDで指定された番組データを抽出し、抽出した番組データを表示部104にて表示可能に出力する。
また、DTVアプリケーション部107は、EPGの表示画面に従ってユーザにより選局された番組データに、物理チャンネルがEPG内で関連付けられていない場合、物理チャンネルがEPG内に記述されていない旨のエラーメッセージを表示部104に表示させる。その後、DTVアプリケーション部107は、テレビ視聴を継続するか否かをユーザに確認させるメッセージを表示部104に表示させる。DTVアプリケーション部107は、ユーザによりテレビ視聴を継続する旨の操作がされた場合、視聴チャンネル履歴記憶部109からこれまで視聴していた任意の物理チャンネルおよびサービスIDである視聴チャンネル履歴(最後に視聴したチャンネルであるラストチャンネルでもよい)を取り出し、取り出した視聴チャンネル履歴に基づいた放送波の同期処理および番組データの抽出処理を行う。なお、視聴チャンネル履歴には、複数のチャンネル情報が記述されており、ユーザの操作により一の物理チャンネルおよび一のサービスIDが選択される。また、視聴履歴の多い物理チャンネルおよびサービスIDが自動的に選択されるようにしてもよい。
また、DTVアプリケーション部107は、ユーザによりテレビ視聴を継続しない旨の操作がされた場合、テレビ表示処理を停止し、DTVアプリケーション部107の機能を停止する。さらに、DTVアプリケーション部107は、ユーザの操作によりテレビ視聴を終了する場合は、終了時に選局していた物理チャンネルおよびサービスIDを視聴チャンネル履歴として視聴チャンネル履歴記憶部109に記憶させる。
続いて、DTVアプリケーション部107を構成するサービスID判断部108および視聴チャンネル履歴記憶部109について説明する。
サービスID判断部108は、DTVアプリケーション部107に入力された放送波に多重化されている番組データを示すサービスIDを放送波から抽出し、放送波から抽出したサービスIDが、EPGに従って選局された番組データに関連付けられたサービスIDと、一致するか否かを判断する部分である。そして、サービスID判断部108は、放送波から抽出したサービスIDの中に、EPGに従って選局された番組データに関連付けられたサービスIDが存在せず、放送波から抽出したサービスIDと選局されたサービスIDとが一致しないと判断した場合、ユーザにサービスIDが一致しない旨のエラーメッセージを表示部104に表示させる。また、EPGの表示画面に従ってユーザにより選局された番組データに、サービスIDがEPG内で関連付けられていない場合、サービスID判断部108は、サービスIDがEPG内に記述されていない旨のエラーメッセージを表示部104に表示させる。その後、サービスID判断部108は、ユーザにテレビ視聴を継続するか否かの確認を行わせるため、表示部104に確認の表示を行わせる。DTVアプリケーション部107では、ユーザによりテレビ視聴を継続する旨の指示を受けた場合、プライマリサービスIDとして定められているサービスIDに基づいた番組データを抽出し、表示部104に表示させる。
視聴チャンネル履歴記憶部109は、物理チャンネルおよびサービスIDを記憶する部分であって、DTVアプリケーション部107内に構成されており、ユーザの操作によりテレビ視聴を終了する場合や、他のチャンネルに切り替える番組選局時に、終了時、あるいはチャンネル切り替え時に選局していた物理チャンネルおよびサービスIDを視聴チャンネル履歴として記憶する部分である。
次に、上述のとおり構成された移動機100の動作について説明する。図4は、移動機100におけるEPGを取得するときのEPGアプリケーション部102の動作を示すフローチャートである。
EPGアプリケーション部102がユーザの指示により起動し(S101)、EPGアプリケーション部102において、メモリ部103にEPGが記憶されているか否かが判断される(S102)。メモリ部103にEPGが記憶されていると、EPGアプリケーション部102により判断された場合、EPGはEPGアプリケーション部102によりメモリ部103から読み出され、表示部104に表示される(S103)。メモリ部103にEPGが記憶されていないと、EPGアプリケーション部102により判断された場合、S104に進み、EPGの更新処理のための処理が行われる。
S103において、EPGが表示部104に表示された後、ユーザによりEPGの更新処理の指示が行われるか否かが判断される(S104)。更新処理の指示がユーザにより与えられた場合、S105に進み、EPGの更新処理(新たに取り込むことも含む)が開始される。
EPGの更新処理では、まずJava通信のためのI/F(インターフェース)機能が起動される(S105)。なお、Java通信に限ることなく、EPGの更新処理において実行されるアプリケーションに適した通信方法が実現できれば良い。また、Javaは、Sun Microsystemsの登録商標である。そして、EPGアプリケーション部102により、Connectionがオープンされ、通信経路が確保される(S106)。通信経路が確保されると、EPGアプリケーション部102によりGETメソッドが送信され、EPGの要求が行われる(S107)。なお、EPG情報の送信要求を示す制御信号であれば、HTTPによる通信プロトコルのGETメソッドに限定するものではない。
EPGサイト200では、移動機100からGETメソッドが送信されると、GETメソッドが受信され(S201)、EPGサイト200で記憶されているEPGが送信される(S202)。
移動機100では、EPGアプリケーション部102によりEPGサイト200からEPGが受信され(S108)、受信されたEPGはメモリ部103に記憶される(S109)。その後、EPGアプリケーション部102により、Connectionがクローズされ、通信経路が開放される(S110)。その後、取得されたEPGが、表示部104に表示される(S111)。表示中は、ユーザによりEPGに従った番組選局が可能となる。そして、ユーザによりEPGアプリケーション部102の終了指示がなされると、EPGアプリケーション部102は終了する(S112)。なお、Connectionがクローズされた後に、EPGがメモリ部103に記憶されるようにしても良い。
以上のとおり、EPGアプリケーション部102により、EPGはEPGサイト200から取得される。
次に、取得したEPGを用いてユーザが視聴したい番組データを選択するときの移動機100の動作について説明する。図5は、EPGを用いて番組データの選局をしたときの、EPGアプリケーション部102およびDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。
EPGアプリケーション部102が、ユーザの指示により起動される(S301)。そして、メモリ部103に記憶されているEPGがEPGアプリケーション部102により読み出され、表示部104に表示される。なお、メモリ部103にEPGが記憶されていない場合、またはEPGが更新される場合は、図4に示す処理に従って更新処理が行われ、EPGが取得される(S302)。
表示部104にEPGが表示され、EPGの表示画面に従って、ユーザにより任意の番組データが選局されたか否かが判断される(S303)。任意の番組が選局された場合、この選局動作に連動してDTVアプリケーション部107を起動するよう起動指示信号がDTVアプリケーション部107に出力される(S304)。そして、EPGに記憶されている物理チャンネルおよびサービスIDがDTVアプリケーション部107に出力される(S305)。物理チャンネルおよびサービスIDが出力された後、EPGアプリケーション部107はサスペンド処理により一時的に停止する(S306)。なお、EPGアプリケーション部107は、サスペンド処理を行うことなく、マルチタスク処理により起動した状態のままとしてもよい。
DTVアプリケーション部107では、EPGアプリケーション部102から起動信号が受信されると、DTVアプリケーション部107は起動する(S401)。起動後、EPGアプリケーション部102から出力された物理チャンネルおよびサービスIDが、DTVアプリケーション部102により受信される(S402)。
DTVアプリケーション部107では、物理チャンネルが受信されない場合(S403)、処理1に進む。また、サービスIDが受信されない場合(S404)、処理2に進む。通常、EPGには、番組名、物理チャンネル、およびサービスIDがそれぞれ対応付けて記述されている。ここでは、EPGのエラーにより物理チャンネルまたはサービスIDが適正にEPGに記述されてない場合を考慮したものである。
DTVアプリケーション部107では、物理チャンネルおよびサービスIDが受信された場合、受信された物理チャンネルを用いて同期処理が行われる(S405)。ここでの同期処理において、DTVアプリケーション部107において正常に同期処理が行われたか否かが判断される(S406)。DTVアプリケーション部107により正常に同期処理が行われなかった場合は、処理1に進む。
DTVアプリケーション部107により正常に同期処理が行われた場合は、DTVアプリケーション部107において受信されている放送波から抽出されたサービスIDが、サービスID判断部108により確認される(S407)。サービスID判断部108により放送波から抽出されたサービスIDと、EPGに従ってユーザにより選局されたサービスIDとを比較し、サービスIDが一致するか否かが判断される(S408)。抽出されたサービスIDの中に選局されたサービスIDが存在しており、サービスIDが一致する場合は、処理3に進み、抽出されたサービスIDの中に選局されたサービスIDが存在しておらず、サービスIDが不一致である場合には、処理2に進む。
以上のとおり、移動機100においては、EPGアプリケーション部102で選局された番組データに関連付けられた物理チャンネルおよびサービスIDが、DTVアプリケーション部107に出力され、DTVアプリケーション部107ではEPGアプリケーション部102から入力された物理チャンネルおよびサービスIDを用いて放送波の受信処理を行うことができる。また、物理チャンネルまたはサービスIDがEPGアプリケーション部102から入力されなかった場合、物理チャンネルに基づいて同期処理ができない場合、または受信している放送波に視聴しようとした番組データのサービスIDが存在していない場合、のそれぞれに処理1〜3を実行することで、適切な処理を行うことができる。以下、これら処理1〜3について説明する。
図6は、処理1の動作を示し、EPGに物理チャンネルが記述されていない番組データがユーザにより選局されたとき、および物理チャンネルに基づいて同期処理ができないとき、のDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。
DTVアプリケーション部107では、物理チャンネルのパラメータがEPGに記述されておらず、放送波の受信処理が行えない旨、または物理チャンネルに基づいて同期処理ができない旨を、ユーザに通知するため、エラーメッセージが表示部104に表示される(S501)。このエラーメッセージの表示後、DTVアプリケーション部107を継続して使用するか否かをユーザに問い合わせるメッセージが表示され、DTVアプリケーション部107では、その問い合わせに対するユーザによる指示が受け付けられる(S502)。
S502において、DTVアプリケーション部107を継続使用する旨のユーザによる指示がなされた場合は、DTVアプリケーション部107では、視聴チャンネル履歴記憶部109からあらかじめ定められている視聴チャンネル履歴(物理チャンネルおよびサービスID)が読み出され、読み出された物理チャンネルに従って同期処理が行われ、サービスIDに従った番組データが抽出され、抽出された番組データが表示部104にて表示される(S503)。ここでは、DTVアプリケーション部107は、ユーザに任意の視聴チャンネル履歴に基づいて一のチャンネルを選局させるために、選局画面を表示させ、ユーザが選局した視聴チャンネル履歴を抽出し、抽出した視聴チャンネル履歴に対応する番組データを表示部104にて表示させるようにしても良い。なお、S501およびS502の処理を行うことなく、視聴チャンネル履歴に基づいた番組データが抽出され、表示部104にて表示されるようにしてもよい。この場合、ユーザによる操作をなくし、使い勝手を向上させることができる。
その後、ユーザにより視聴終了の操作がされると(S504)、終了時に受信していた物理チャンネルおよびサービスIDが視聴チャンネル履歴記憶部109に記憶される(S505)。そして、DTVアプリケーション部107は終了し(S506)、処理4に進み、EPGアプリケーション部102が起動される。なお、EPGアプリケーション部102を起動することなく、DTVアプリケーション部107を終了してもよい。
また、S502において、DTVアプリケーション部107を継続使用しない指示がされた場合、視聴チャンネル履歴記憶部109に視聴チャンネル履歴を記憶することなく、DTVアプリケーション部107は終了する(S507)。そして、処理4に進み、EPGアプリケーション部102が起動される。なお、EPGアプリケーション部102を起動することなく、DTVアプリケーション部107を終了してもよい。
以上のとおり、EPGに物理チャンネルが記述されておらず、または、物理チャンネルに基づいて同期処理ができず、DTVアプリケーション部107において放送波の受信処理ができない場合は、その旨をユーザに通知し、通知後、DTVアプリケーション部107の継続使用を行うか否かをユーザに確認させることができる。
次に、処理2について説明する。図7は、処理2の動作であって、EPGにサービスIDが記述されていない場合、または、EPGに表示されている番組データを指定することで取得したサービスIDが、実際に放送波に多重化されている番組データのサービスIDと一致しない場合、すなわち放送波に、受信しようとするサービスIDが含まれていない場合のDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。
EPGに表示されている番組データを指定することで取得したサービスIDが、実際に放送波に多重化されている番組データのサービスIDと一致しないと、サービスID判断部108において判断されると、サービスIDが一致しない旨のメッセージが表示部104に表示され、ユーザに通知される(S601)。また、EPGにサービスIDが記述されていないと、サービスID判断部108において判断されると、EPGにサービスIDが記述されていない旨のメッセージが表示部104に表示され、ユーザに通知される(S601)。なお、EPGに表示されている番組データを指定することでサービスIDを取得することに代えて、ユーザにより直接サービスIDが入力されることによりサービスIDが取得されるようにしてもよい。
このエラーメッセージの表示後、DTVアプリケーション部107を継続使用するか否かをユーザに問い合わせるメッセージが表示され、DTVアプリケーション部107では、その問い合わせに対するユーザによる指示が受け付けられる(S602)。
S602において、DTVアプリケーション部107を継続使用する旨のユーザによる指示がなされた場合は、DTVアプリケーション部107では、予め定められているプライマリサービスIDに従った番組データが抽出され、表示部104にて表示される(S603)。ここでは、プライマリサービスIDとは、一の放送波に複数含まれているサービスIDのうち、筆頭のサービスIDとしているが、筆頭のサービスIDに限定するものではなく、最後のサービスIDとしてもよいし、またその他、任意のサービスIDとしてもよい。また、DTVアプリケーション部107は、ユーザにより任意のサービスIDを選局させるために、選局画面を表示させ、ユーザが選局したサービスIDを抽出し、抽出したサービスIDに対応する番組データを表示部104にて表示させるようにしても良い。なお、S601およびS602の処理を行うことなく、プライマリサービスIDに基づいた番組データが抽出され、表示部104にて表示されるようにしてもよい。この場合、ユーザによる操作をなくし、使い勝手を向上させることができる。
その後、ユーザにより視聴終了の操作がされると(S604)、終了時に受信していた物理チャンネルおよびサービスIDが視聴チャンネル履歴記憶部109に記憶される(S605)。そして、DTVアプリケーション部107は、終了し(S606)、処理4に進み、EPGアプリケーション部102が起動される。なお、EPGアプリケーション部102を起動することなく、DTVアプリケーション部107を終了してもよい。
また、S602において、DTVアプリケーション部107を継続使用しない指示がされた場合、視聴チャンネル履歴記憶部109に視聴チャンネル履歴を記憶することなく、DTVアプリケーション部107は終了する(S607)。そして、処理4に進み、EPGアプリケーション部102が起動される。なお、EPGアプリケーション部102を起動することなく、DTVアプリケーション部107を終了してもよい。
以上のとおり、EPGに表示されている番組データを指定することで取得したサービスIDが、実際に放送波に多重化されている番組データのサービスIDと一致しない場合、またはEPGにサービスIDが記述されていない場合でも、プライマリサービスIDに従って何らかの番組データを放送波から抽出して表示することができる。また、番組データを表示するのに先立って、サービスIDが不一致の旨、またはEPGにサービスIDが記述されていない旨をユーザに通知し、通知後、DTVアプリケーション部107の継続使用を行うか否かをユーザに確認させることもできる。また、サービスIDが不一致の旨、またはEPGにサービスIDが記述されていない旨のエラーメッセージのみが表示されるようにしても良い。この場合は、確実にユーザにサービスIDが不一致である旨、またはEPGにサービスIDが記述されていない旨を知らせることができる。
次に、処理3について説明する。図8は、処理3の動作を示し、物理チャンネルおよびサービスIDが正常にEPGに記述されており、記述されているサービスIDに基づく番組データを正常に抽出することができた場合の動作を示し、いわゆる正常時のDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。
DTVアプリケーション部107では、EPGでユーザにより一の番組データが指定されることにより指定された物理チャンネルに基づいて同期処理が行われ、指定されたサービスIDに対応した番組データの抽出処理が行われ、抽出された番組データが表示部104に表示される(S701)。その後、ユーザによる任意の操作により番組データの視聴を終了する旨の操作が行われると(S702)、終了操作時に視聴していた番組データを示す視聴チャンネル履歴(物理チャンネルおよびサービスID)が視聴チャンネル履歴記憶部109に記憶される(S703)。そして、DTVアプリケーション部107の動作は終了し、処理4に戻り、EPGアプリケーション部102が起動される。なお、EPGアプリケーション部107は起動しないようにしてもよい。
次に、本実施形態の移動機100の作用効果について説明する。本実施形態の移動機100によれば、ユーザにより選局された周波数情報である物理チャンネルに基づいて、チューナ部106は、アンテナ部106aを介して、複数の識別情報であるサービスIDおよび当該サービスIDに対応した複数の番組データを受信し、DTVアプリケーション部107は、受信された複数の番組データのうち、ユーザにより選局された一のサービスIDに対応した番組データを表示部104に表示させる。そして、DTVアプリケーション部107は、受信された複数のサービスIDの中に、ユーザにより選局された一のサービスIDが存在しないと判断した場合、他のサービスIDであるプライマリサービスIDに基づいた番組データを表示部104に表示させる。これにより、ユーザにより選局されたサービスIDが、物理チャンネルに基づいて放送局から放送されていない場合でも、DTVアプリケーション部107は継続して何らかの番組データを表示部104に表示することができる。よって、移動機100は、ユーザによるテレビ機能を再起動させる必要がなく、使い勝手を向上させることができる。
また、この移動機100は、EPGサイト200から物理チャンネル、サービスID、および番組情報を含んだEPGを取得し、ユーザは、取得したEPGに従って、任意の番組情報を選局することにより物理チャンネルおよびサービスIDを選局することができる。よって、ユーザは簡単な操作に基づいて物理チャンネルおよびサービスIDを選局することができ、移動機100は、その操作性を向上させることができる。
また、この移動機100は、受信された複数のサービスIDの中に、受け付けられた一のサービスIDが存在しない場合、他のサービスIDに基づいた番組データを表示するように、ユーザに選局可能にさせることができ、使い勝手の良い移動機100におけるテレビ機能を実現することができる。
また、この異動期100は、物理チャンネルに基づいた受信処理を行うことができない場合、これまで視聴した視聴履歴に基づいて一の物理チャンネルおよび一のサービスIDを選択し、一の物理チャンネルに基づいた受信処理を行い、受信された一の物理チャンネルに対応する番組データのうち、選択された一のサービスIDに基づいた番組データを表示することができ、使い勝手のよいテレビ受像装置を実現することができる。
本実施形態の移動機100、EPGサイト200、EPG情報源センタ300、放送局400、および放送アンテナ500を示すシステム構成図である 移動機100のブロック構成図である。 表示部104に表示されているEPGの表示画面例を示す説明図である。 移動機100におけるEPGを取得するときのEPGアプリケーション部102の動作を示すフローチャートである。 EPGを用いて番組データ選局をしたときの、EPGアプリケーション部102およびDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。 EPGに物理チャンネルが記述されていない番組データがユーザにより選局されたときのDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。 EPGにサービスIDが記述されていない場合、またはEPGに表示されている番組データを指定することで取得したサービスIDが、実際に放送波に多重化されている番組のサービスIDと一致しない場合のDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。 EPGに記述されているサービスIDに基づく番組データを正常に抽出することができた場合のDTVアプリケーション部107の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100…移動機、101…データ通信部、102…EPGアプリケーション部、103 …メモリ部、104…表示部、105…操作部、106a…アンテナ部、106 …チューナ部、107…DTVアプリケーション部、108…サービスID判断部、109…視聴チャンネル履歴記憶部、200…EPGサイト、300…EPG情報源センタ、400…放送局、500…放送アンテナ。

Claims (6)

  1. 放送波の周波数を示す周波数情報、および当該放送波に多重化されている番組データを一つに特定する一の識別情報を、ユーザによる選局操作により受け付ける選局手段と、
    前記選局手段により受け付けられた周波数情報に基づいて、複数の識別情報および当該識別情報に基づいた複数の番組データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された複数の番組データのうち、前記選局手段により受け付けられた前記一の識別情報に基づいて番組データを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された番組データの視聴終了時に、当該番組データの周波数および識別情報を視聴履歴として記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記受信手段が前記選局手段により指定された放送波を受信できない場合に、前記履歴情報記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて定められた周波数情報による放送波を受信する処理を行い、前記表示手段は前記履歴情報記憶手段に記憶されている視聴履歴の識別情報に基づいた番組データを表示するように制御し、前記受信手段により受信された複数の識別情報の中に、前記選局手段により受け付けられた前記一の識別情報が存在しない場合、前記表示手段は他の識別情報に基づいた番組データを表示するように、前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備えるテレビ受像装置。
  2. 放送波の周波数を示す周波数情報と当該放送波に多重化されている複数の番組データのそれぞれを示す複数の識別情報と当該識別情報に基づく番組を説明する番組情報とを対応付けて記憶するサーバから、前記周波数情報、前記識別情報および前記番組情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記周波数情報、前記識別情報および前記番組情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている番組情報を、ユーザにより選局可能に表示する番組表表示手段と、
    をさらに備え、
    前記選局手段は、前記番組表表示手段を用いてユーザにより選局された一の番組情報に対応した周波数情報および識別情報を受け付けることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置。
  3. 前記制御手段は、前記受信手段により受信された複数の識別情報の中に、前記選局手段により受け付けられた前記一の識別情報が存在しない場合、ユーザに任意の番組データを選局可能にすることで、前記表示手段は他の識別情報に基づいた番組データを表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のテレビ受像装置。
  4. 前記制御手段は、前記選局手段により受け付けられた識別情報に基づいた表示処理を行うことができない場合には、表示できない理由をユーザに通知するとともに、前記他の識別情報に基づいた表示処理を行うか否かを選択させ、当該表示処理を行うことが選択された場合には、前記他の識別情報に基づいた表示処理を行い、当該表示処理を行わないことが選択された場合には、処理を終了することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のテレビ受像装置。
  5. 前記制御手段は、前記選局手段により受け付けられた周波数情報に基づいた表示処理を行うことができない場合には、表示処理できない理由をユーザに通知するとともに、前記視聴履歴記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて定められた周波数情報に基づいた表示処理を行うか否かを選択させ、当該表示処理を行うことが選択された場合には視聴履歴に基づいて定められた周波数情報に基づいて表示処理を行い、当該表示処理を行わないことが選択された場合には、処理を終了することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のテレビ受像装置。
  6. 放送波の周波数を示す周波数情報、および当該放送波に多重化されている番組データを一つに特定する一の識別情報に基づいた番組データを表示する表示手段を備えるテレビ受像装置のテレビ受像方法において、
    一の周波数情報、および一の識別情報を、ユーザによる選局操作により受け付ける選局ステップと、
    前記選局ステップにより受け付けられた周波数情報に基づいて、複数の識別情報および当該識別情報に基づいた複数の番組データを受信する受信ステップと、
    前記表示手段に表示された番組データの視聴終了時に、当該番組データの周波数および識別情報を視聴履歴として記憶する履歴情報記憶ステップと、
    前記受信ステップにおいて前記選局ステップにより指定された放送波を受信できない場合に、前記履歴情報記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて定められた周波数情報による放送波を受信し、前記表示手段は前記履歴情報記憶ステップにより記憶されている視聴履歴の識別情報に基づいた番組データを表示するように制御し、前記受信ステップにより受信された複数の識別情報の中に、前記選局ステップにより受け付けられた前記一の識別情報が存在しない場合、他の識別情報に基づいた番組データを表示手段は表示するように、表示手段を制御する制御ステップと、
    を備えるテレビ受像方法。
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