JP5021989B2 - 放送受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放送受信装置及び受信方法に関し、特に放送信号を受信する放送受信装置及び受信方法に関する。
従来、ラジオやテレビ等の放送番組は、同一の放送であっても、受信場所によって、受信に良好な受信周波数が変化したり、受信可能な放送局が変更したりする。
このため、受信側では、その受信位置や受信状況毎に適した選局・同調(チャネルスキャン)を行い、現在どのチャネルが受信可能かを検出する必要がある。
例えば、特許文献1では、複数のチューナを設けて、一方のチューナである局の放送番組を受信し、その受信中に、他方のチューナで別の局をサーチすることで、放送番組を視聴しながら他の局の放送をサーチする受信装置が開示されている。
これにより、特許文献1では、一方のチューナを用いてある局からの放送を視聴中に、他方のチューナでサーチした視聴可能なチャネルをモニタに表示し、この表示に基づいてユーザは、視聴可能なチャネルを確認することができる。
特開2005−45508号公報
ところで、従来の受信装置にて放送番組を受信する場合、受信可能なチャネルを探して表示するチャネルサーチを行う場合とともに、所定の周波数帯から放送の行われているチャネルを全て探すチャネルスキャンを行う場合には時間がかかることが知られている。
特許文献1では、一方のチューナにより放送受信中において他の放送が受信可能であるかを確認できるが、この受信中においてユーザがどのチャネルが受信可能であるかを確認する場合、どのチャネルが実際に受信可能であるか否かは、そのチャネルのスキャンをまず実行して放送状態を表示する必要があり、その分時間がかかるものとなっている。
よって、放送を視聴する場合に、極力チャネルスキャンを実行することなく、受信可能なチャネルの受信状況を正確に確認させて、ユーザの利便性を向上したいという要望がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、放送を視聴する場所において受信可能なチャネルの受信情報を表示して、実際にチャネルをスキャンすることなく受信可能性の高いチャネルを受信可能チャネルとして確認させることができる放送受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
本発明の放送受信装置は、放送波を受信する受信手段と、前記受信手段を制御して、チャネルのスキャン、サーチ及び選局のそれぞれを実行させる実行手段と、前記受信手段において前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれを実行することにより受信するチャネルに関する情報を、当該チャネルの受信状態を示す受信状態情報を含めた受信可能なチャネル情報として取得するチャネル情報処理手段と、前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれが実行される毎に、前記チャネル情報処理手段により取得される前記チャネル情報をチャネルリストとして保存又は更新して記憶する記憶手段と、前記チャネルの前記スキャン、前記サーチ及び前記選局の実行のそれぞれを指示する指示手段と、前記指示手段の指示に応じて前記実行手段を制御するとともに、前記指示手段から前記スキャン、前記サーチまたは前記選局の実行が指示された場合、前記受信手段に前記スキャン、前記サーチまたは前記選局を実行させる前に、前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストを表示部に表示する制御手段と、前記チャネル情報処理手段により前記チャネル情報を取得した場所の位置情報を取得する位置情報取得手段と、を有し、前記受信手段は、複数のアンテナ部を有し、前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のうち少なくとも一つを実行する際に、前記複数のアンテナ部を用いたダイバシティ受信または前記複数のアンテナ部の一本を用いたシングル受信により前記放送波を受信し、前記チャネル情報処理手段は、緯度及び経度により特定した放送エリアを示す放送エリア情報を保持し、前記放送エリア情報を参照して前記位置情報を含む前記放送エリアを検索し、検索した前記放送エリアを含めるとともに、前記ダイバシティ受信または前記シングル受信を行ったことを示すチャネル毎の受信方法を含めた前記チャネル情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段は、前記放送エリアと前記受信方法とを含む前記チャネル情報を前記チャネルリストとして記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストに含まれる前記放送エリアを前記表示部に表示させるとともに、前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストに含まれる前記受信方法を前記表示部に表示させる際に、前記ダイバシティ受信したチャネルよりも前記シングル受信したチャネルの方が、電界強度が強いことを視覚的に認識可能に表示させる構成を採る。
本発明の受信方法は、放送波を受信して、チャネルのスキャン、サーチ及び選局のそれぞれを実行する実行ステップと、前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれの実行により受信するチャネルに関する情報を、当該チャネルの受信状態を示す受信状態情報を含めた受信可能なチャネル情報として取得する処理ステップと、前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれが実行される毎に取得される前記チャネル情報をチャネルリストとして保存又は更新して記憶する記憶ステップと、前記スキャン、前記サーチまたは前記選局の実行が指示された場合、前記スキャン、前記サーチまたは前記選局の実行の指示を受けて、前記スキャン、前記サーチまたは前記選局を実行する前に、前記記憶ステップに記憶された前記チャネルリストを表示部に表示する表示ステップと、前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のうち少なくとも一つを実行する際に、複数のアンテナ部を用いたダイバシティ受信または前記複数のアンテナ部の一本を用いたシングル受信により前記放送波を受信する受信ステップと、前記処理ステップにより前記チャネル情報を取得した場所の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、を有し、前記処理ステップは、緯度及び経度により特定した放送エリアを示す放送エリア情報を保持し、前記放送エリア情報を参照して前記位置情報を含む前記放送エリアを検索し、検索した前記放送エリアを含めるとともに、前記ダイバシティ受信または前記シングル受信を行ったことを示すチャネル毎の受信方法を含めた前記チャネル情報を記憶させ、前記記憶ステップは、前記放送エリアと前記受信方法とを含む前記チャネル情報を前記チャネルリストとして記憶し、前記表示ステップは、前記記憶ステップにより記憶された前記チャネルリストに含まれる前記放送エリアを前記表示部に表示させるとともに、前記記憶ステップにより記憶された前記チャネルリストに含まれる前記受信方法を前記表示部に表示させる際に、前記ダイバシティ受信したチャネルよりも前記シングル受信したチャネルの方が、電界強度が強いことを視覚的に認識可能に表示させるようにした。
以上説明したように、本発明によれば、視聴する場所において受信可能なチャネルの受信情報を表示して、実際にチャネルをスキャンすることなく受信可能性の高いチャネルを受信可能チャネルとして確認させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置100の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1では、放送受信装置100として、デジタル放送受信装置を例に挙げて説明する。まず、地上波デジタル放送の概略について説明する。
地上波デジタル放送では、1つのチャネルの帯域(6MHz)を13分割したうちの1つ(1セグメント)を割り当て、データ放送サービスが行われる予定である。このデータ放送サービスを部分受信放送という。なお、1セグメントで送信される情報量は非常に少なく、番組情報などは最大でも10番組先の情報までしか含めることができない。ちなみに、番組情報としてはPSI(Program Specific Information)やSI(Service Information)が知られており、PSIは所望の番組を選択するために必要な情報である。また、SIは番組選択の利便性のために規定された各種情報であり、番組名や放送局名などのEPG(Electronic Program Guide)に関連する情報である。
また、地上波デジタル放送では、放送局が映像、音声、その他の番組情報といった複数のデータを1本のストリームに多重化する際、MPEGのプロトコルであるMPEG−2 TS(Transport Stream)が用いられ、多重化されたストリームが受信側で分離され、多重化前のデータが取得される。
このようにデジタル放送は複数のデータを多重化することができるため、アナログ放送とは異なり、1つの周波数帯域でも複数のチャネルを運用することができる。ここで、混乱及び誤用を避けるため、本明細書におけるチャネルの概念について定義する。チャネルには、物理チャネルと論理チャネルがあり、物理チャネルはアナログ放送でも用いられており、物理的な周波数の割り当てチャネルである。周波数チャネルは、地上波デジタル放送において、13chから62chまでが割り当てられている。次に、論理チャネルは、周波数チャネル内の複数の番組編成(「サービス」)を識別する論理的なチャネルであり、サービスチャネルといい、サービスIDによって識別される。このような周波数チャネルとサービスチャネルを総称してチャネルという。
放送受信装置100は、受信した放送波を用いて放送番組を視聴できるものであり、アンテナ部101と、無線受信部102と、復調部103と、復号データ処理部110と、チャネル情報用メモリ104と、指示部105と、表示部106とを有する。
アンテナ部101は、放送電波、例えば、地上波デジタルテレビジョン放送の放送電波を受信して、無線受信部102に出力する。
無線受信部102は、入力された放送信号に対して所定の無線受信処理(ダウンコンバート、A/D変換)を行い、無線受信処理後の放送情報を復調部103に送る。
復調部103は、受信データに対してディジタル復調処理を行い、復号データ処理部110に送る。
復号データ処理部110は、復調部103からの受信データを復号化し、復号化したデータからチャネル情報を取得し、指示部105からの指示によって、チャネル情報を映像として表示部106に表示したり、チャネル情報用メモリ104に保存・更新したりする。
具体的に、復号データ処理部110は、復調部103から入力される受信データを映像、音声情報に変換して、表示部106や、図示しないスピーカに出力する。
また、復号データ処理部110では、チャネル情報処理部112において、制御部114からの指示情報によって、復号した受信データに対してスキャンやサーチを行い、所定のチャネルを取得する。
チャネル情報処理部112は、指示部105からの入力に基づく制御部114からの指示情報を受けて、実行部111によって、無線受信部102及び復調部103にチャネルのサーチ、スキャン及び選局などを実行させる。
また、チャネル情報処理部112は、指示部105からの入力を受けた制御部114からの指示情報によって、チャネル情報取得部113により取得したチャネルの受信情報をチャネル情報用メモリ104に記憶する。チャネル情報取得部113は、取得したチャネル情報と同一対象となるチャネルの受信情報が、チャネル情報用メモリ104に既に保存されている場合、今回の受信により得られたチャネル情報をチャネル情報用メモリ104内に上書き保存することによってチャネル情報を更新する。このチャネル情報取得部113は、保存、更新するチャネル情報をチャネル別に一覧で表示可能なチャネルリストとして作成し、チャネル情報メモリ104に保存、更新する。
またチャネル情報処理部112は、制御部114の表示制御部117からの指示情報によって、取得したチャネル情報やチャネル情報用メモリ104からチャネル情報を読み出して、表示部106に表示させる。
制御部114は、指示部105から入力される指示情報に基づいて復号データ処理部110の動作を制御する。具体的には、制御部114には、指示部105からの指示情報として、チャネル選局指示、チャネルサーチ指示、チャネルスキャン指示、視聴指示等の指示情報が入力され、これら入力される指示情報に基づいてチャネル情報処理部112の動作を制御する。制御部114は、主に、選択判定部115と、受信判定部116と、表示制御部117とを有する。
選択判定部115は、ユーザの操作により指示部105を介して入力される指示情報が、チャネル選局指示、チャネルサーチ指示、チャネルスキャン指示のうちいずれかであるかを選択し、選択した情報に対応する処理を、チャネル情報処理部112を介して行う。
受信判定部116は、チャネル情報処理部112を介して行ったチャネルサーチ、選局での受信が可能であったか否かを判定する。その結果に対応して、受信判定部116は、チャネル情報処理部112に、受信したチャネル情報を保存、更新させる。例えば、選択判定部115の判定によるチャネル選択要求を受けてチャネル情報処理部112が選局を行った場合、受信判定部116は、その選局の受信の可不可を判定する。この判定結果は、チャネル情報処理部112に戻され、チャネル情報処理部112では、チャネル情報取得部113が、判定結果を反映させたチャネル情報を、チャネル情報取得部113に保存又は更新する。
また、選択判定部115の判定によるサーチ選択要求を受けてチャネル情報処理部112がチャネルサーチを行った場合、受信判定部116は、そのチャネルサーチにより受信可能なチャネルが有るか否かを判定する。この判定結果は、チャネル情報処理部112に戻され、チャネル情報処理部112では、チャネル情報取得部113が、判定結果を反映させたチャネル情報を、チャネル情報取得部113に保存又は更新する。
表示制御部117は、指示部105からの指示に対応して、チャネル情報処理部112にて取得したチャネル情報や作成したチャネルリストを表示部106に表示するための制御を行う。表示制御部117は、チャネル情報処理部112からのチャネル情報を表示部106に表示させる際に、そのチャネル情報を取得してから一定期間経過している場合と、一定期間経過していない場合とで異なる形態で表示する。例えば、取得してから一定期間経過したチャネルを点滅表示し、取得してから一定期間内にあるものを点灯表示する。
指示部105は、ボタンキーなどを有し、これを用いてユーザは、チャネル選局、チャネルサーチ、チャネルスキャン等の所望の動作指示を選択し、復号データ処理部110の制御部114に入力する。
表示部106は、復号データ処理部110により処理されたデータを表示する。
チャネル情報用メモリ104は、復号データ処理部110のチャネル情報取得部113によって処理されたデータ、特にチャネル情報を保存する。
具体的にチャネル情報用メモリ104は、受信可能な放送波を検出し、入力される視聴チャネルの番号と対応付けるチャネルサーチにより、サーチした時点で受信可能な放送局の情報を受信チャネルリストとして記録する不揮発メモリである。また、チャネル情報用メモリ104は、チャネル情報処理部112により作成された異なる放送エリア毎に複数のチャネルリストを備える。
次に、放送受信装置100においてチャネル情報を表示する動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置100におけるチャネル受信中の動作を説明するフローチャートである。
まず、放送受信装置100は、ステップS201において、チャネル情報処理部112によって、指示部105からの指示に対応した視聴対象のチャネル情報をチャネル情報用メモリ104から読み出して、無線受信部102、復調部103を介して対応するチャネルのTV視聴を行う。
ステップS202では、復号データ処理部110では、チャネル情報処理部112は、TV視聴の対象となっている受信中のチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に保存及び更新する。ここで受信中のチャネルから取得するチャネル情報としては、受信中のチャネルに対応する物理チャネル、論理チャネル、受信品質、受信日時、位置情報(受信位置)及び受信方法などを示す情報である。
ステップS203では、制御部114は、選局要求が有るか否か、つまり、指示部105を介して、視聴するチャネルに対応するチャネル番号の選択入力があったか否かを判定する。ステップS203において、選局要求があれば、つまり、チャネル番号の選択入力があれば、ステップS204に移行し、選局要求、つまり、チャネル番号選択入力が無ければステップS205に移行する。
ステップS205では、制御部114は、チャネルサーチ要求が有るか否か、つまり、指示部105を介して入力された要求がチャネルサーチ選択要求であるか否かを判定し、チャネルサーチ選択であれば、ステップS207に移行し、チャネルサーチ選択でなければステップS206に移行する。
ステップS206では、制御部114は、チャネルスキャン要求が有るか否か、つまり、指示部105を介して、チャネルスキャン要求が選択されることにより、チャネルスキャン要求が入力されたか否かを判定し、チャネルスキャン要求があれば、ステップS208に移行し、無ければステップS201に戻り、要求があるまで処理を繰り返す。
ステップS208では、復号データ処理部110は、チャネル情報用メモリ104からの情報を読み出してチャネルリストを表示部106に表示する。なお、このステップS208にて、表示部106に表示されるチャネルリストには、指示部105を介して選択可能なチャネル番号、チャネルサーチ(図では「サーチ」)、スキャンのそれぞれが含まれている。
ステップS209では、制御部114は、視聴するチャネルに対応するチャネル番号が選択されたか否か、つまり、指示部105を介して入力された要求が選局要求であるか否かを判定する。ステップS209において、選択された結果が、チャネル番号選択であれば、ステップS204に移行し、チャネル番号選択でなければステップS210に移行する。
ステップS204では、制御部114の指示により、チャネル情報処理部112は、選択されたチャネルを受信してステップS211に移行する。
ステップS211では、制御部114は、選択されたチャネルが受信可能であるか否かを判定し、受信可能であれば、ステップS212に移行し、受信できなければ、ステップS213に移行する。
ステップS212では、チャネル情報処理部112は、選局成功として選局したチャネルのチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に更新して、ステップS201に戻る。
ステップS213では、チャネル情報処理部112は、選局失敗として選局したチャネルのチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に更新して、ステップS208に戻る。
一方、ステップS210では、制御部114は、指示部105を介して入力された要求がチャネルサーチ要求であるか、つまり、チャネルサーチ選択であるか否かを判定し、チャネルサーチ選択であれば、ステップS207に移行し、チャネルサーチ選択でなければステップS214に移行する。
ステップS207では、チャネル情報処理部112は、チャネルサーチを実施してステップS215に移行し、ステップS215において、受信可能チャネルの有無を判定する。
ステップS215において、制御部114は、受信可能チャネルがあれば、ステップS216に移行し、無ければ、ステップS217に移行する。
ステップS216では、チャネル情報処理部112は、サーチ成功と判断して、チャネルサーチした結果の受信可能チャネルを示すチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に更新してステップS201に戻る。
ステップS217では、チャネル情報処理部112は、サーチ失敗としてサーチした選局チャネルのチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に更新して、ステップS208に戻る。
ステップS214では、制御部114は、指示部105を介して入力された要求が、チャネルスキャン要求であるか否か、つまりチャネルスキャンが選択されたか否かを判定する。ステップS214において、チャネルスキャン選択であれば、ステップS218に移行し、チャネルスキャン選択でなければステップS208に戻る。
ステップS218では、制御部114からの指示によりチャネル情報処理部112は、チャネルスキャンを実施し、スキャンして取得したチャネル情報を、チャネル情報用メモリ104に保存又は更新し、ステップS208に戻り処理を繰り返す。
このように本実施の形態1の放送受信装置100では、選局、チャネルサーチ、チャネルスキャンの指示により、これらの動作の実施時に、これら動作により取得するチャネルのチャネル情報を更新する。
また、チャネルを選局して視聴している最中、つまり、チャネルの受信中においても受信中のチャネル情報を更新する。
そして、放送受信装置100は、ユーザがチャネルスキャン選択時に、チャネル情報が更新されたチャネルリストを表示する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置100により表示部106に表示されるチャネルリストの一例を示す図である。なお、このチャネルリストには、ある放送エリアで受信可能なチャネルとチャネルを指定する番号とが対応した状態で表示されている。
図3に示すチャネルリストにて表示されるチャネルは、ユーザがチャネル選局、チャネルサーチ、チャネルスキャン選択時に更新されたものであるが、これらチャネルの中においても、取得してから一定期間過ぎたチャネル(図3のCH1,CH35参照)は点滅表示させている。これにより、受信できる可能性があるチャネルにおいて新しい受信状態を示す情報、古い受信状態を示す情報をユーザにより判別させることができる。
なお、図3に示すチャネルリストが表示される表示部106に、タッチパネルディスプレイを用い、チャネルリスト上の各チャネル番号を仮想的な入力キーとして構成し、各チャネル番号に対する接触を検知して、受信チャネルの選択や切り替え要求入力可能に構成してもよい。
この構成によれば、放送受信装置100において、一番最初にチャネルサーチした結果と、過去にチャネルを受信した際の受信状態(受信電界)とを表示部106に表示するため、受信可能なチャネルを推定して、チャネルスキャンを行う回数を減らし、ユーザの利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る放送受信装置300の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2に係る放送受信装置300は、放送受信装置100と同様に、デジタル放送受信装置を例に挙げて説明する。なお、この放送受信装置300は、ダイバシティ方式で放送波を受信する点を除き、図1に示す実施の形態1の放送受信装置100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
放送受信装置300は、放送受信装置100の構成において、アンテナ部101a、無線受信部102a、復調部103a及び合成部107をさらに有してなる。
この放送受信装置300では、放送波を複数のアンテナ部101,101a、無線受信部102,102aで受信して復調部103,103aから合成部107に送り、合成部107で合成して復号データ処理部310へ送る。
復号データ処理部310は、図1に示す復号データ処理部110と同様の構成及び機能を有することに加えて、放送波を受信する際、シングル受信するかダイバシティ受信するかを制御する機能を有する。
具体的には、復号データ処理部310では、指示部105からチャネルサーチやチャネルスキャンを行う等の入力指示を受けて制御部314が、チャネル情報処理部312を介して入力指示に対応した制御を行わせる。
チャネル情報処理部312は、実行部311で、制御部314からの指示に応じて複数のアンテナ部101,101a、無線受信部102,102a及び復調部103,103aを制御して、シングル受信或いはダイバシティ受信を行う。
なお、チャネル情報処理部312は、複数のアンテナ部101,101a、無線受信部102,102a及び復調部103,103aからなる2つの受信系統のそれぞれに異なるチャネルを受信させることもできる。この場合、制御部314は、一方の受信系統で受信したチャネルを表示させるようにする。また、複数の受信系統において一方の受信系統にのみチャネルを受信させることもでき、この場合、制御部314は、一方の受信系統で受信したチャネルを表示させるようにする。
また、実行部311は、図1の実行部111と同様、指示部105からの入力に基づく制御部314からの指示情報を受けて、複数のアンテナ部101,101a、無線受信部102,102a及び復調部103,103aに、チャネルのサーチ、スキャン及び選局などを実行させる。
具体的には、実行部311は、複数のアンテナ部101,101a、無線受信部102,102a及び復調部103,103aを各受信系統毎に用いることができ、チャネルのサーチ、スキャン及び選局(チャネル選択)を少なくとも1つを実行させることができる。これによりこの放送受信装置300では、チャネルスキャン、チャネルサーチをダイバーシチ受信により行うことができる。
チャネル情報処理部312は、チャネルスキャン、チャネルサーチ及びチャネル選局の少なくとも1つを行う場合、複数のアンテナ部101,101a、無線受信部102,102a、及び復調部103,103aを制御してダイバシティ受信を行い、合成部107で合成したデータをチャネル情報として取得する。
チャネル情報処理部312は、ダイバシティ受信により同一チャネルを受信させて、合成部107にて合成させることによって、単一の受信系統で受信する場合と比較して受信品質の向上を図ることができる。つまり、単一の受信系統で受信できなかったチャネルを受信可能チャネルとして取得できる。
このようにチャネル情報処理部312によってダイバシティ受信或いはシングル受信を行うことで取得したチャネル情報には、上述した受信内容に加えて、シングル受信或いはダイバシティ受信を示す受信方法が含まれる。
なお、チャネル情報は、表示制御部317の指示を受けて表示部106に表示される際には、シングル受信及びダイバシティ受信を識別可能に表示される。
また、チャネル情報取得部313は、チャネル情報を取得した際の受信方法が、シングル受信である場合に加えて、ダイバシティ受信により行った旨を示す情報を含めたチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に保存或いは更新する。
チャネル情報取得部313におけるその他の機能は、チャネル情報取得部113と同様であるため説明は省略する。
制御部314は、制御部114と同様の機能に加えて、放送波をダイバシティ受信により行った場合に対応する処理を行う。具体的に、制御部314は、選択判定部115と同様の選択判定部315、受信判定部116と同様の受信判定部316及び表示制御部114と同様の表示制御部317等を有する。
特に、表示制御部317は、表示制御部117と同様の機能に加えて、表示部106にチャネルリストを表示する際に、チャネル情報処理部312を介して、チャネルの受信情報として、シングル受信したものであるか、ダイバシティ受信したものであるかを識別可能に表示させる。
図5は、ダイバシティ受信機能を有する放送受信装置の表示部に表示されるチャネルリストの一例を示す図である。なお、このチャネルリストには、ある放送エリアで受信可能なチャンネルとチャンネルを指定する番号とが対応した状態で表示されている。
この図5に示すように、表示制御部317は、チャネル情報処理部312を介してチャネルリストを表示部106に表示する際に、例えば、チャネルリスト上に表示されるチャネル毎に、最後に受信した際の受信環境を色別に表示したりする。
例えば、図5では、チャネルリストにて表示される受信可能なチャネルは、赤(CH10,CH22,CH55)、青(CH1,CH13,CH42)、黄の点灯(CH3,CH35)、点滅(CH8)の形態によって表示される。
表示制御部317は、受信判定部316において最後に確認した際の受信環境が良好であると判定された場合、青色表示、受信環境が中程度で有ると判定された場合、黄色表示、受信できなかったと判定された場合は赤色表示する。
ここでは、受信判定部316を受けた表示制御部317における表示色の判定は、シングル受信で受信できたチャネルは青色表示、ダイバシティ受信で受信できたチャネルを、シングル受信できた場合よりも電界強度が弱いものとして黄色と判定している。なお、受信環境の判定は、C/N(Carrier(放送局の電波)/Noise(ノイズ))を用いて判定しても良い。
また、表示制御部317が、チャネル情報処理部312を介してチャネルリストとして表示部106に表示するチャネル情報は、最後に受信してから一定期間経過しているものについては、点滅表示等、一定期間内で受信した状態のものと区別して表示する。
このようなダイバシティ受信可能な放送受信装置300によれば、チャネル情報処理部312によって表示部106に表示されるチャネルリストにおいて、ダイバシティ受信か、シングル受信かのいずれかの受信方法で受信したチャネルとして表示できる。
なお、上記構成の放送受信装置300による表示部106におけるチャネルリストの表示形態としては、図5に示す表示形態よりも更に詳細な情報を表示しても良い。
図6は、ダイバシティ受信機能を有する放送受信装置の表示部に表示されるチャネルリストの別例を示す図である。
図6に示すチャネルリストでは、表示制御部317によって、受信可能なチャネル番号と、そのチャネルの放送局名(NNN総合、NNN教育、xxxテレビ、…、テレビaaa、ccc放送)、受信強度(電界強、電界中、受信不可)、日時などが表示されている。
なお、これらチャネルの放送局名、受信強度は、それぞれ、チャネルサーチ、チャネルスキャン、選局受信などを行った際のチャネル情報として、放送波のチャネルを受信した際に得られる情報である。なお、日時は、それぞれのチャネルを受信した際に、チャネル情報処理部312によってタイマを用いて、チャネル情報用メモリ104に記録されるものである。また、図6で示す受信強度では、電界強は、シングル受信にて受信できたチャネルの受信状態、電界中はダイバシティ受信で受信できたチャネルの受信状態にそれぞれ対応する。
この放送受信装置300は、ダイバシティ受信によってチャネルスキャン、チャネルサーチを行うため、シングル受信でチャネルスキャン、チャネルサーチを行う場合と比較して、シングル受信では受信不能であったチャネルを、受信可能なチャネルとして取得することができる。
このように構成された放送受信装置300では、チャネル受信時において、現在受信しているチャネルの受信方法(シングル/ダイバー)、受信電界、受信日時等の情報がチャネル情報用メモリ104に定期的に記憶又は更新される。
さらに、放送受信装置300では、チャネルスキャン、チャネルサーチを行った際に、スキャン、サーチの対象となったチャネルの受信状態の情報(受信方法(シングル/ダイバー)、受信電界、受信日時等の情報)がチャネル情報用メモリ104に記憶又は更新される。
また、放送受信装置300では、ユーザにより指示部105を介してチャネルスキャン要求が行われた場合、一旦チャネル情報用メモリ104に保存されているチャネルリストを表示する。このチャネルリスト表示中において、ユーザによりチャネルスキャンが要求される場合、チャネルスキャンを実行する。
このように、放送受信装置300では、チャネルサーチ、チャネルスキャンにより取得するチャネルの受信情報を用いて、チャネルリスト情報が随時更新される。
これにより表示されるチャネルリスト上のチャネル情報の受信可、受信不可などの精度を向上させることができる。
つまり、チャネルリストを用いてユーザがチャネルスキャンを行う場合に、チャネルリストのチャネルの受信状況を確認して、実際にチャネルスキャンを実行するか否かを確認させることによって、チャネルスキャン実行回数を減少させることができる。
よって、放送受信装置300では、一番最初にチャネルサーチした結果と、過去にチャネルを受信した際のチャネル情報として受信方法、受信状態(受信電界)、受信時間を表示できる。このため、ユーザに受信可能なチャネルを推定させることができ、チャネルスキャンを行う回数を減らし、ユーザの利便性を向上させることができる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る放送受信装置400の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態3に係る放送受信装置400は、放送受信装置100と同様に、デジタル放送受信装置を例に挙げて説明する。なお、この放送受信装置400は、図1に示す実施の形態1の放送受信装置100と同様の基本的構成に加えて、放送受信装置400の位置情報を取得する位置情報取得手段を有するものである。よって、放送受信装置400の説明において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
放送受信装置400は、受信した放送波を用いて放送番組を視聴できるものであり、放送受信装置100と同様の構成要素に加えて、位置情報取得部440を有する。復号データ処理部410の構成において、復号データ処理部410も含めて、図1記載のものと同名称を付している構成要素については同機能を有する。ここでは、復号データ処理部410を用いて、表示部106にチャネルリストとして表示されるチャネル情報であるチャネルの受信情報に、受信したチャネルの位置が表示される。
位置情報取得部440は、アンテナ部441を介して放送受信装置400の位置情報を取得して、復号データ処理部410に送る。位置情報取得部440は、例えば、GPS衛星から発信される、時刻信号及び航法メッセージデータ等を含むGPS信号を受信して、放送受信装置400の位置情報を取得するGPS受信機と、入力されたGPS信号を自装置400の緯度、経度に変換して、自装置の緯度、経度を含む位置情報を算出するとともにGPS信号を取得した時刻情報を算出する処理を行う位置情報変換部とから構成する。
なお、位置情報取得部440は、放送受信装置400が携帯電話機である場合、携帯電話機と通信可能な基地局から送信される携帯電話機の位置情報を取得する構成としてもよい。
チャネル情報処理部412は、チャネル情報処理部112の実行部111と同様の、実行部411を有する。すなわち、チャネル情報処理部412は、実行部411によって、指示部105からの入力に基づく制御部414からの指示情報を受けて、無線受信部102及び復調部103にチャネルのサーチ、スキャン及び選局などを実行させる。
加えて、チャネル情報処理部412は、チャネル情報処理部112と同様に放送波を受信してチャネルを取得すると共に、位置情報取得部440から入力される位置情報を、放送エリア情報に対応させ、データ化してチャネル情報に追加する。
具体的には、チャネル情報処理部412は、放送エリアを示す放送エリア情報を有し、この放送エリア情報に、入力される位置情報を対応させることによって、放送受信装置の位置を算出し、算出した位置情報をチャネル情報に追加する。
チャネル情報処理部412が有する放送エリア情報は、データ化されたテーブルであることが望ましい。つまり、チャネル情報処理部412は、放送エリアを所定の地点(緯度経度)で囲まれた領域とし、これら所定の地点によって区分し、これら区分する緯度経度データを用いて記憶している。
図8は、チャネル情報処理部412が有する放送エリア情報の一例を説明するための図である。
例えば、図8に示すように、所定の放送エリア、ここでは関東エリアを所定の緯度、経度で囲まれたエリアとみなす。ここでは、関東エリアは、P1(36°20’00.00”, 139°15’ 00.00”)、P2(36°20’00.00”, 141°00’ 00.00”)、P3(34°50’00.00”, 139°15’ 00.00”)、P4(34°50’00.00”, 141°00’ 00.00”)の4つの地点(緯度、経度)で囲まれるエリアとしている。
チャネル情報処理部412は、地点P1〜P4をデータ化(03450,03620,13915,14100)し、関東エリアを示すエリア情報として記憶している。同様に、同様にして、中京、近畿エリアについてもデータ化(中京エリア(03410, 03530, 13630, 13720)、近畿エリア(03360, 03510, 13450, 13550))し、テーブルとして記憶している。このようにチャネル情報処理部412では、放送エリアをデータ化して記憶しているため、地図情報を記憶する場合と比較しても、記憶容量を低く抑えることができる。
図9はエリアテーブルの一例を示す図である。
このような放送エリアのテーブルを有するチャネル情報処理部412では、位置情報取得部440から入力される位置情報が、例えば、(緯度、経度)=(35°45’24.00”, 140°22’13.00”)である場合、(A, B)=(03545, 14022)とデータ化し、エリアテーブルを参照して、A1≦A≦A2かつB1≦B≦B2の条件を満たすものを検索する。
この場合、関東エリアが条件を満たすので、チャネル情報に位置情報として放送エリア名を追加する。表示制御部417は、指示部105からのチャネルリスト表示の要求に応じて、チャネル情報処理部412を介して表示部106に、放送エリア情報も含む受信可能なチャネル情報を表示する。
図10は、放送エリア名を含むチャネル情報を表示したチャネルリストの一例を示す図である。
この図10に示すように、受信可能なチャネル(CH1,CH3,CH8,…,CH42,CH55)と、その受信状況(電界強,電界中,電界中、…電界強,受信不可)、その受信日時(1/5_12:33,1/13_9:15,…)に加えて、受信した放送エリア(関東)を表示することができる。例えば図10では、受信可能なチャネルCH1は電界強、1/5、12:33、関東エリアで受信したものであることを表示することができる。
これにより、ユーザは、放送受信装置400の位置で、チャネルサーチ、チャネルスキャン、チャネル受信を行う場合、放送エリアも参照して、所望の動作を行うユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、図10のチャネルリストに示すように、本実施の形態では、チャネル情報処理部412の処理によって表示部106に表示されるチャネル情報として、放送局名(NNN総合、NNN教育、xxxテレビ、…、テレビaaa、ccc放送)を表示する。この場合、チャネル情報処理部412は、放送エリアテーブルの他に、チャネル番号と放送局とを対応付けるテーブルを有し、受信可能なチャネルを検出したならば、そのチャネルのチャネル番号をキーとしてテーブルを検索して放送局を特定するものとする。
チャネル情報取得部412が取得するチャネル情報としての受信情報をもとに、チャネルリスト情報を随時更新する。これにより表示されるチャネルリストの情報精度、つまり、チャネルの受信可/否の精度を高くなる。
よって、放送受信装置400は、一番最初にチャネルサーチした結果と、過去に受信したデータ(受信方法、受信電界、受信時間)を、チャネルリストとして受信可能なチャネルを各受信方法、受信電界が示す受信状態及び受信した時間などをそれぞれ識別可能に表示部106に表示する。この表示されたチャネルリストによりユーザに受信可能なチャネルを推定させることができ、チャネルスキャンを行う回数を減らし、ユーザの利便性を向上させる。
(他の実施の形態)
本実施の形態1の放送受信装置100では、図2に示すように、チャネルスキャン要求があったときに、チャネルリスト表示を行うようにしたが、これに限らず、選局要求、サーチ要求がそれぞれあったときにもチャネルリストを表示するようにしてもよい。
図11は、本発明に係る他の実施形態の放送受信装置の動作を示すフローチャートであある。
図11に示す処理は、図2に示す実施の形態1の放送受信装置100の動作と比較して、ステップS203〜ステップS206までの処理に変えてステップS2000の処理を行うものであり、その他の処理は同様である。よって、異なる処理のみ説明を行い、同様の処理については同符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、他の実施の形態では、ステップS202において、復号データ処理部110(図1参照)において、チャネル情報処理部112が、TV視聴の対象となっている受信中のチャネル情報をチャネル情報用メモリ104に保存及び更新した後、ステップS2000に移行する。
ステップS2000では、制御部114は、選択要求、チャネルサーチ要求及びチャネルスキャン要求のいずれかの選択の有無を判定した後、ステップS208に移行してチャネルリストを表示部106に表示するものである。
つまり、他の実施の形態における放送受信装置では、指示部105を介してチャネルサーチ要求及びチャネルスキャン要求のうちいずれの要求が選択されても、制御部114によって、表示部106にチャネルリストが表示される。
この他の実施の形態によれば、選局、チャネルサーチ、チャネルスキャンの指示により、これらの動作の実施時に、これら動作により取得するチャネルのチャネル情報を更新する。また、チャネルを選局して視聴している最中、つまり、チャネルの受信中においても受信中のチャネル情報を更新する。そして、ユーザがチャネル選局、チャネルサーチ要求、チャネルスキャン要求を行った場合に最新のチャネル情報を有するチャネルリストを表示することができる。
なお、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係る放送受信装置による受信方法のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明に係る放送受信装置と同様の機能を実現することができる。
本発明の第1の態様に係る放送受信装置は、放送波を受信する受信手段と、前記受信手段を制御して、チャネルのスキャン、サーチ及び選局のそれぞれを実行させる実行手段と、前記受信手段の前記スキャン、サーチ及び選局のそれぞれの実行により受信するチャネルに関する情報を、当該チャネルの受信状態を示す受信状態情報を含めた受信可能なチャネル情報として取得するチャネル情報取得手段と、前記スキャン、サーチ及び選局のそれぞれが実行される毎に、前記チャネル情報取得手段により取得される前記チャネル情報をチャネルリストとして保存又は更新して記憶する記憶手段と、前記チャネルのスキャン、サーチ及び選局の実行のそれぞれを指示する指示手段と、前記指示手段の指示に応じて前記実行手段を制御するとともに、前記指示手段から前記スキャンの実行が指示された場合、前記受信手段に前記スキャンを実行させる前に、前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストを表示部に表示する制御手段とを有する構成を採る。
この構成によれば、チャネルのスキャン実行が指示された際に、スキャン実行を行う前に、スキャン、サーチ及び選局のそれぞれが実行される毎に保存又は更新されたチャネル情報がチャネルリストとして表示される。
つまり、チャネルのスキャンの際に表示されるチャネルリストのチャネル情報として、受信可能なチャネルの最も新しい受信状態情報が表示される。
よって、視聴する場所において受信可能なチャネルの精度の高い受信情報を表示することができ、実際にチャネルをスキャンすることなく受信可能性の高いチャネルを受信可能チャネルとして確認させることができる。
本発明の第2の態様に係る放送受信装置は、上記構成において、前記制御手段は、前記指示手段から前記サーチまたは前記選局の実行が指示された場合、前記受信手段に前記サーチまたは前記選局を実行させる前に、前記チャネルリストを前記表示部に表示する構成を採る。
この構成によれば、チャネルのサーチ実行またはチャネルの選局実行が指示された際にも、サーチ実行またはチャネルの選局実行を行う前に、スキャン、サーチ及び選局のそれぞれが実行される毎に保存又は更新されたチャネル情報がチャネルリストとして表示される。
つまり、チャネルのサーチまたは選局の前に、受信可能なチャネルの最も新しい受信状態情報としてチャネルリストのチャネル情報が表示される。このため、チャネルサーチまたはチャネル選局を行う場合でも、視聴する場所において受信可能なチャネルの精度の高い受信情報を、実際にチャネルをサーチまたは選局する前に確認させることができる。
本発明の第3の態様に係る放送受信装置は、上記構成において、前記受信手段は、複数のアンテナ部を有し、前記スキャン、サーチ及び選局のうち少なくとも一つを実行する際に、前記放送波を、前記複数のアンテナ部を用いたダイバシティ受信または前記複数のアンテナ部の一本を用いたシングル受信の一方で行い、
前記ダイバシティ受信または前記シングル受信を介して前記チャネル情報取得手段により取得される前記チャネル情報には、前記前記ダイバシティ受信またはシングル受信を行ったことを示す受信方法情報が含まれる構成を採る。
この構成によれば、チャネルのスキャン、サーチのうち少なくとも一つの実行が指示された際に、スキャン、サーチのうち少なくとも一つの実行を行う前に表示されるチャネルリストには、受信可能なチャネルの受信状態情報として、ダイバシティ受信を行ったことを示す受信方法情報や一本のアンテナで受信を行ったことを示す受信方法情報が含まれる。
よって、チャネルリストにおいて受信可能なチャネルの受信方法を視認させることができる。詳細には、ユーザに対して、受信可能チャネルであるが、ダイバシティ受信して取得したもの、つまり、受信状態がよくなかったものとして確認させるたり、ユーザに対して、受信可能チャネルが、一本のアンテナ部を用いてシングル受信して取得したもの、つまり、受信状態が良かったものとして確認させることができる。
このように、チャネルリストに、受信可能なチャネルの受信方法を表示することによって、ユーザに対して、スキャンを実行させるチャネルの判断情報を提供し、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
本発明の第4の態様に係る放送受信装置は、上記構成において、前記チャネル情報取得手段により前記チャネル情報を取得した場所の位置情報を取得する位置情報取得手段を更に有し、前記記憶手段は、前記位置情報を前記チャネル情報として記憶する構成を採る。
この構成によれば、チャネル情報として、位置情報が含まれるため、チャネルのスキャン実行が指示された際に、スキャン実行を行う前に表示されるチャネルリストに、チャネルリストのチャネルが、どの場所において受信可能であったかを表示させることができる。
本発明の第5の態様に係る受信方法は、放送波を受信して、チャネルのスキャン、サーチ及び選局のそれぞれを実行するステップと、前記スキャン、サーチ及び選局のそれぞれの実行により受信するチャネルに関する情報を、当該チャネルの受信状態を示す受信状態情報を含めた受信可能なチャネル情報として取得するステップと、前記スキャン、サーチ及び選局のそれぞれが実行される毎に取得される前記チャネル情報をチャネルリストとして保存又は更新して記憶するステップと、前記スキャンの実行が指示された場合、前記スキャンの実行の指示を受けて、前記スキャンを実行する前に、前記記憶ステップに記憶された前記チャネルリストを表示部に表示する表示ステップを備えるようにした。
この方法によれば、チャネルのスキャン実行が指示された際に、スキャン実行を行う前に、スキャン、サーチ及び選局のそれぞれが実行される毎に保存又は更新されたチャネル情報がチャネルリストとして表示される。つまり、チャネルのスキャンの際に表示されるチャネルリストのチャネル情報として、受信可能なチャネルの最も新しい受信状態情報が表示される。
よって、視聴する場所において受信可能なチャネルの精度の高い受信情報を表示することができ、実際にチャネルをスキャンすることなく受信可能性の高いチャネルを受信可能チャネルとして確認させることができる。
本発明に係る放送受信装置及び受信方法は、視聴する場所において受信可能なチャネルの受信情報を表示して、実際にチャネルをスキャンすることなく受信可能性の高いチャネルを受信可能チャネルとして確認させることができる効果を有し、地上波デジタル放送を受信可能な携帯端末として有用である。
本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構成を示すブロック図 同放送受信装置におけるチャネル受信中の動作を説明するフローチャート 同放送受信装置により表示部に表示されるチャネルリストの一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る放送受信装置の構成を示すブロック図 ダイバシティ受信機能を有する放送受信装置の表示部に表示されるチャネルリストの一例を示す図 同ダイバシティ受信機能を有する放送受信装置の表示部に表示されるチャネルリストの別例を示す図 本発明の実施の形態3に係る放送受信装置の構成を示すブロック図 チャネル情報処理部が有する放送エリア情報の一例を説明するための図 エリアテーブルの一例を示す図 放送エリア名を含むチャネル情報を表示したチャネルリストの一例を示す図 本発明の他の実施の形態に係る放送受信装置におけるチャネル受信中の動作を説明するフローチャート
符号の説明
100、300、400 放送受信装置
101、101a、441 アンテナ部
102、102a 無線受信部
103、103a 復調部
104 チャネル情報用メモリ
105 指示部
106 表示部
107 合成部
110、310、410 復号データ処理部
112、312、412 チャネル情報処理部
113、313、413 チャネル情報取得部
114、314、414 制御部
115、315 選択判定部
116、316 受信判定部
117、317、417 表示制御部
440 位置情報取得部

Claims (2)

  1. 放送波を受信する受信手段と、
    前記受信手段を制御して、チャネルのスキャン、サーチ及び選局のそれぞれを実行させる実行手段と、
    前記受信手段において前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれを実行することにより受信するチャネルに関する情報を、当該チャネルの受信状態を示す受信状態情報を含めた受信可能なチャネル情報として取得するチャネル情報処理手段と、
    前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれが実行される毎に、前記チャネル情報処理手段により取得される前記チャネル情報をチャネルリストとして保存又は更新して記憶する記憶手段と、
    前記チャネルの前記スキャン、前記サーチ及び前記選局の実行のそれぞれを指示する指示手段と、
    前記指示手段の指示に応じて前記実行手段を制御するとともに、前記指示手段から前記スキャン、前記サーチまたは前記選局の実行が指示された場合、前記受信手段に前記スキャン、前記サーチまたは前記選局を実行させる前に、前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストを表示部に表示する制御手段と、
    前記チャネル情報処理手段により前記チャネル情報を取得した場所の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    を有し、
    前記受信手段は、
    複数のアンテナ部を有し、前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のうち少なくとも一つを実行する際に、前記複数のアンテナ部を用いたダイバシティ受信または前記複数のアンテナ部の一本を用いたシングル受信により前記放送波を受信し、
    前記チャネル情報処理手段は、
    緯度及び経度により特定した放送エリアを示す放送エリア情報を保持し、前記放送エリア情報を参照して前記位置情報を含む前記放送エリアを検索し、検索した前記放送エリアを含めるとともに、前記ダイバシティ受信または前記シングル受信を行ったことを示すチャネル毎の受信方法を含めた前記チャネル情報を前記記憶手段に記憶させ、
    前記記憶手段は、
    前記放送エリアと前記受信方法とを含む前記チャネル情報を前記チャネルリストとして記憶し、
    前記制御手段は、
    前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストに含まれる前記放送エリアを前記表示部に表示させるとともに、前記記憶手段に記憶された前記チャネルリストに含まれる前記受信方法を前記表示部に表示させる際に、前記ダイバシティ受信したチャネルよりも前記シングル受信したチャネルの方が、電界強度が強いことを視覚的に認識可能に表示させる
    放送受信装置。
  2. 放送波を受信して、チャネルのスキャン、サーチ及び選局のそれぞれを実行する実行ステップと、
    前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれの実行により受信するチャネルに関する情報を、当該チャネルの受信状態を示す受信状態情報を含めた受信可能なチャネル情報として取得する処理ステップと、
    前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のそれぞれが実行される毎に取得される前記チャネル情報をチャネルリストとして保存又は更新して記憶する記憶ステップと、
    前記スキャン、前記サーチまたは前記選局の実行が指示された場合、前記スキャン、前記サーチまたは前記選局の実行の指示を受けて、前記スキャン、前記サーチまたは前記選局を実行する前に、前記記憶ステップに記憶された前記チャネルリストを表示部に表示する表示ステップと、
    前記スキャン、前記サーチ及び前記選局のうち少なくとも一つを実行する際に、複数のアンテナ部を用いたダイバシティ受信または前記複数のアンテナ部の一本を用いたシングル受信により前記放送波を受信する受信ステップと、
    前記処理ステップにより前記チャネル情報を取得した場所の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    を有し、
    前記処理ステップは、
    緯度及び経度により特定した放送エリアを示す放送エリア情報を保持し、前記放送エリア情報を参照して前記位置情報を含む前記放送エリアを検索し、検索した前記放送エリアを含めるとともに、前記ダイバシティ受信または前記シングル受信を行ったことを示すチャネル毎の受信方法を含めた前記チャネル情報を記憶させ、
    前記記憶ステップは、
    前記放送エリアと前記受信方法とを含む前記チャネル情報を前記チャネルリストとして記憶し、
    前記表示ステップは、
    前記記憶ステップにより記憶された前記チャネルリストに含まれる前記放送エリアを前記表示部に表示させるとともに、前記記憶ステップにより記憶された前記チャネルリストに含まれる前記受信方法を前記表示部に表示させる際に、前記ダイバシティ受信したチャネルよりも前記シングル受信したチャネルの方が、電界強度が強いことを視覚的に認識可能に表示させる
    受信方法。
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