JP2006074665A - 放送チャンネル検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のアンテナを有し複数のブランチ構成をなすダイバーシチ制御可能なアナログ/デジタル放送混載受信機に協働し、迅速なサーチ/オートプリセットを可能にする放送チャンネル検出装置を提供する。
【解決手段】
放送チャンネル検出装置1は、受信状況が良好なときに、すなわちダイバーシチ制御を要しないときに、一方のアンテナ(AT1)でユーザにアナログ/デジタル放送を提供しつつ、不要となったもう一方のアンテナ(AT2)で当該受信中の放送のチャンネル以外のチャンネル群に対してチャンネルサーチを実行し、事前に受信チャンネル情報を取得してメモリ3に収集しておく。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送受信機に協働して複数の規定の放送チャンネルの中から、実際に放送を提供しているチャンネルすなわち放送チャンネルをサーチして検出し、さらにはオートプリセットを行う放送チャンネル検出装置に関する。
放送チャンネル検出装置は、多数のチャンネルを順次サーチしながら、その中から実際に放送を提供しているチャンネルを検出していく、いわゆる「チャンネルサーチ」や、地域毎に受信可能な複数の放送局のチャンネルを予め記憶しておいて、後で簡単な選局操作によって希望の放送局を受信できるようにする「オートプリセット」等を実行する上で、重要な装置であり、特に例えば移動を伴う車載用放送受信機にとっては必須の装置である。
従前の放送チャンネル検出装置は、アナログ放送のみを受信するアナログ放送受信機専用の装置であった。一方、周知のとおり、テレビジョン映像等の放送形態は2011年に向けて徐々にデジタル化されていくことになっており、したがって2011年までの受信機は、従前のアナログ放送と今後のデジタル放送との両機能を併有するアナログ放送/デジタル放送混載型の受信機が主流になるものと考えられる。この場合、上記のチャンネルサーチさらにはオートプリセットが短時間のうちに行われることが望まれる。なぜなら、当該サーチの対象となるチャンネルの数は、従前のアナログ放送チャンネルの数にさらにデジタル放送チャンネルの数が加わる上に、後者のデジタル放送のチャンネルの数は前者のアナログ放送のチャンネルの数に比べて遙かに大だからである。
なお、本発明に関連する公知文献としては、例えば下記の〔特許文献1〕〜〔特許文献3〕がある。
〔特許文献1〕は、従来のアナログ放送と、デジタル放送とが混在したテレビジョン放送受信端末において、復調された放送信号が、アナログであるかデジタルであるかを判定するための手法を開示する。
〔特許文献2〕は、アナログ・デジタル変調波の混在する信号を受信する受信装置において、変調波の種類を総合的に判定すべく、デジタルおよびアナログ双方の復調処理部において、変調波判定回路を新たに設ける手法を開示する。
また〔特許文献3〕には、次のことが示されている。すなわち、電源投入時等の初期設定時にチャンネルオートサーチを開始し、アナログ放送、デジタル放送を区別することなく順にチャンネルサーチして、各チャンネルの放送の有無を判別し、放送がある場合には、アナログ放送かデジタル放送かを判別して、その判別結果をチャンネル情報メモリ部に登録しておく。そして、ユーザのチャンネル指定を受けたとき、そのチャンネル情報をメモリ部から該当するチャンネルの情報を読み出して、その情報から指定チャンネルがアナログ放送かデジタル放送かを判別し、アナログ放送の場合はアナログ復調出力を、デジタル放送の場合はデジタル復調出力を選択的に導出する。
特開2001−128086号公報 特開平11−261913号公報 特開2001−230689号公報
上述のとおり、アナログ放送/デジタル放送混載型の受信機に協働すべき放送チャンネル検出装置にとっては、検出対象となるチャンネルが、従前のアナログ放送チャンネルに対してさらにデジタル放送チャンネルが加わったものとなり、その数は相当大きなものになる。加えて、デジタル放送のチャンネル数それ自体が、アナログ放送のチャンネル数に比べてきわめて大きい。
そしてさらに不都合なことは、アナログ放送の場合に比べて、デジタル放送の1つ1つのチャンネル検出に相当な時間を要してしまうことである。一具体例を挙げるならば、チューナ選局時間に50msを要し、いわゆるモード/ガード・サーチ時間に100msを要し、またOFDMフレーム同期確立時間に205〜411msを要することから、これらを合計した1放送チャンネルの総サーチ時間は「355〜561ms」となる。これは平均すると約0.5秒であって、例えばデジタル放送用に50チャンネルが存在したとすれば、全チャンネルのサーチ完了に要する時間は最低でも25秒ときわめて長いものになり、その間待たされるユーザの不快感はかなり大きなものがある。これが問題である。
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、ユーザに待ち時間に伴う不快感を与えることなく、放送チャンネルの検出を行うことのできる放送チャンネル検出装置を提供することを目的とするものである。
図1は本発明に基づく放送チャンネル検出装置の原理構成図である。
本図において、参照番号1が本発明に係る放送チャンネル検出装置であって、受信チャンネル情報メモリ3を伴って、デジタル放送/アナログ放送混載受信機2に協働する。受信機2は、アンテナAT1,AT2を備えて放送波をダイバーシチ受信する。
すなわち、本発明の放送チャンネル検出装置1は、少なくとも2つのアンテナAT1およびAT2を備えてダイバーシチ制御可能なデジタル放送/アナログ放送混載受信機2に協働してチャンネルサーチを行うための放送チャンネル検出装置である。
ここに本発明の基本的な考え方は、ユーザがチャンネルサーチの完了を待つ間の不快感をなくすために、そのチャンネルサーチをユーザの気付かないところで事前に行っておく、というものである。分かりやすく言えば、その考え方は、車載用のAV機器を備える受信機(2)を例にとると、その塔載AV機器例えばCD,MD,DVD等を再生している間に、その裏で、放送チャンネル検出装置により受信チャンネル情報を予め収集しておく、という考え方に例えることができる。これにより、上記のユーザに与える不快感は解消される。
そこで本発明は上記の考え方として、新規な考え方を提案する。それは受信機2を構成するリソースの中で、状況に応じて不使用とすることのできるリソースがあれば、それをチャンネルサーチに活用する、という考え方である。具体的には次のとおりであり、例えば4つのモードが考えられる。これら4つのモードは、図1において、参照記号M1,M2,M3およびM4として図解的に表す。
〔1〕モードM1
アナログ放送(ATV)の受信中に、デジタル放送(DTV)のチャンネルサーチを行う。
〔2〕モードM2
デジタル放送(DTV)の受信中に、アナログ放送(ATV)のチャンネルサーチを行う。
〔3〕モードM3
デジタル放送(DTV1)の受信中に、デジタル放送(DTV2)のチャンネルサーチを行う。
〔4〕モードM4
アナログ放送(ATV1)の受信中にアナログ放送(ATV2)のチャンネルサーチを行う。
複数のアンテナを備えて複数のブランチを構成するダイバーシチ制御可能な受信機2においては、そのリソースが、状況に応じて冗長になることがある。本発明はこの事実を利用したものであって、受信機の構成に大幅な変更や追加を要することなく、裏で、すなわちユーザが気付かないところで、事前に受信チャンネル情報を取得しておき、ユーザの要求に応じて即座にオートプリセットを行うことができるようにしたものである。
ここで上記の事実が生じる典型的な例は、「受信状況が良好」な場合である。このような場合には、良好な受信を維持するための上記のダイバーシチ制御は不要となるから、これを中断させ、受信機2を上記モードM1〜M4のうちのいずれかのモードで動作させるようにする。
図2は図1の構成をさらに具体的に示す図である。なお、全図を通じて同様の構成要素には同一の参照番号または記号を付して示す。
受信機2内において構成される、アンテナAT1およびAT2にそれぞれ属する各ブランチは、図中B1およびB2で表す。これらブランチ対応にチューナb1(21)およびチューナb2(22)があり、さらにデジタル波復調部23およびデコーダ回路24と、アナログ波復調部25とがある。なお、デジタル波復調部23は例えばOFDM復調部であり、デコーダ回路24は例えばMPEGデコーダである。
上記アナログ波復調部25からの出力信号または上記デコーダ回路24からの出力信号は、AV(Audio Visual)出力回路26において増幅等が行れて、テレビジョン(TV)4に入力され、モニタには映像が表示され、スピーカからはその音声等が出力される。
さて図2において注目すべき部分は、本発明に係る放送チャンネル検出装置1であるが、本装置1の具体例としてはこれをCPUによって構成すると共に、その検出動作はソフトウェア処理によって実現する。
ここで前述した〔1〕モードM1〜〔4〕モードM4をさらに詳しく表すと次のとおりである。
〔1〕モードM1(ATV/DTV)
第1のアンテナAT1に属する第1のブランチB1においてアナログ放送(ATV)の受信を行いつつ、第2のアンテナAT2に属する第2のブランチB2においてデジタル放送(DTV)をサーチしデジタル受信チャンネル情報を収集して、受信チャンネルメモリ3に格納するように受信機2を動作させる。
〔2〕モードM2(DTV/ATV)
第1のアンテナAT1に属する第1のブランチB1においてデジタル放送(DTV)の受信を行いつつ、第2のアンテナAT2に属する第2のブランチB2においてアナログ放送(ATV)をサーチしアナログ受信チャンネル情報を収集して、受信チャンネルメモリ3に格納するように受信機2を動作させる。
〔3〕モードM3(DTV1/DTV2)
第1のアンテナAT1と第1のチューナ(図3の21−1参照)とによってデジタル放送(DTV1)の受信を行いつつ、第2のアンテナAT2と第2のチューナ(図3の21−2参照)とによって当該受信中のチャンネル以外のデジタル放送(DTV2)をサーチしデジタル受信チャンネル情報を収集して、受信チャンネルメモリ3に格納するように受信機2を動作させる。
〔4〕モードM4(ATV1/ATV2)
第1のアンテナAT1と第1のチューナ(図3の22−1参照)とによってアナログ放送(ATV1)の受信を行いつつ、第2のアンテナAT2と第2のチューナ(図3の22−2参照)とによって当該受信中のチャンネル以外のアナログ放送(ATV2)をサーチしアナログ受信チャンネル情報を収集して、受信チャンネルメモリ3に格納するように受信機2を動作させる。
図3は図2の構成を一層詳細に示す図である。アンテナAT1からの受信信号は第1アンテナ切替器31に入力され、アナログ系端子TAまたはデジタル系端子TDのいずれか一方に振り分けられる。同様にアンテナAT2からの受信信号はアナログ系端子TAまたはデジタル系端子TDに振り分けられる。
第1および第2アンテナ切替器31および32の各デジタル系端子TDは、それぞれ第1デジタル放送用チューナ21−1および第2デジタル放送用チューナ21−2に接続され、同様に、第1および第2アンテナ切替器31および32の各アナログ系端子TAは、それぞれ第1アナログ放送用チューナ22−1および第2アナログ放送用チューナ22−2に接続される。これらのアンテナ切替えはCPU11によって制御される。
デジタル系のダイバーシチ制御は、合成部33によって行われる。合成部33は受信品質に応じた比率をもって、デジタル放送用チューナ21−1および21−2からの各出力を合成する。
一方アナログ系のダイバーシチ制御は、切替器34によって行われる。切替器34は比較器35からの制御信号、すなわちアナログ放送用チューナ22−1側の受信電界強度とアナログ放送用チューナ22−2側の受信電界強度とを大小比較して得た制御信号に基づいて、大の側に切り替える。
なお、図2に示す、CPU11ヘの受信情報は、チューナ21−1,21−2,22−1,22−2および復調部23,25からCPU11へ転送され、受信チャンネル情報として受信チャンネル情報メモリ3に格納される。
かかる図3の構成において、上記モードM1〜モードM4がいかに形成されるかについて、以下に図解的に示す。
図4〜図7は、図3において上記モードM1〜モードM4をそれぞれ形成する信号経路を矢印によって示す図である。
まず図4を参照すると、ここでは上記モードM1を形成する信号経路、すなわちアナログ放送(ATV)の受信を行いつつ(実線矢印のM1A)、その裏で、デジタル放送(DTV)のチャンネルサーチを行う信号経路(点線矢印のM1D)が示されている。
次に図5を参照すると、ここでは上記モードM2を形成する信号経路、すなわちデジタル放送(DTV)の受信を行いつつ(実線矢印のM2D)、その裏でアナログ放送(ATV)のチャンネルサーチを行う信号経路(点線矢印のM2A)が示されている。
また図6を参照すると、ここでは上記モードM3を形成する信号経路、すなわちデジタル放送(DTV1)の受信を行いつつ(実線矢印のM3D1)、その裏でデジタル放送(DTV2)のチャンネルサーチを行う信号経路(点線矢印のM3D2)が示されている。
さらに図7を参照すると、ここでは上記モードM4を形成する信号経路、すなわちアナログ放送(ATV1)の受信を行いつつ(実線矢印のM4A1)、その裏でアナログ放送(ATV2)のチャンネルサーチを行う信号経路(点線矢印のM4A2)が示されている。
さらに説明を補足すると、図4のモードM1においては、切替器34は図示する上側の接点に固定される。
また図5のモードM2においては、切替器34は図示する下側の接点に固定される。
さらに図6のモードM3について見ると、デジタル放送(DTV2)のチャンネルサーチは、デジタル放送用チューナ21−2の後段でかつ合成部33の前段の部分に配置される(図示しない)レベル検出部ならびにフレーム同期部によって実行される。
また図7のモードM4の場合も、アナログ放送(ATV2)のチャンネルサーチは、アナログ放送用チューナ22−2の後段でかつ切替器34の前段の部分に配置される(図示しない)レベル検出部によって実行される。
ここで図8を参照して、上記図4の場合(モードM1)を代表例として、その動作例のフローチャートを示しておく。
本図において、まずアナログ放送(ATV)モードがユーザにより設定されたとする。
ステップS11:通常の、アナログテレビ(ATV)放送の受信処理が行われる。このとき、2つのアンテナAT1およびAT2を用いてダイバーシチ制御が行われる。受信状況が余り良くないときは、常に受信がより良好な側のアンテナ(AT1またはAT2)が選択される。図4では、アンテナAT1が選択されているときの例を示す。
ステップS12:そのアナログテレビ放送(ATV)の受信状況が良好か否か、CPU11が判定する。良好でなければ(No)、ダイバーシチ制御を繰り返す。
ステップS13:受信状況が良好である(Yes)とCPU11が判断すると、上記ダイバーシチ制御を中断させて(もしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させて)、もう一方の側のアンテナAT2を、これまでのアナログ系端子TA側から、デジタル系端子TD側に、CPU11が切り替える(ブランチ切替)。
ステップS14:そのデジタル系端子TDを介し、アンテナAT2からの受信信号はデジタル放送用チューナ21−2の側に送られ、ここにデジタル放送(DTV)のチャンネルサーチ処理が、アンテナAT1によるアナログ放送(ATV1)の受信と並行して行われる。
ステップS15:上記ステップS14において取得した、デジタル放送(DTV)の受信チャンネル情報はメモリ3に格納される。以下、ステップS11に戻って繰り返す。そして、その後のユーザの求めに応じてオートプリセット処理を即座に実施すべく、待機する。
ここで上記ステップS13以降のサーチ/メモリ処理についてさらに説明を補足すると次のとおりである。かかるサーチ/メモリ処理を、常に連続して行うことにより、常に更新された受信チャンネル情報が得られるので好ましい。ところが一方、余り頻繁にそのサーチ/メモリ処理を繰り返すと、CPU11の負荷が増大してしまうばかりでなく、画質の頻繁な変動が気になり出して好ましくない。
このため、ある周期をもって間けつ的に上記のサーチ/メモリ処理を実行するのが望ましい。特に移動体に塔載される放送チャンネル検出装置には、次のような態様(i)〜(iii)でサーチ/メモリ処理を実行させることが望ましい。
(i)一定時間毎に受信状況の良否を判断し、良であるときにダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させるように、受信機2を制御するか、(ii)一定距離を移動する毎に受信状況の良否を判断し、良であるときにダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させるように、受信機2を制御するか、(iii)複数に区分けされたエリアの1つに入る毎に受信状況の良否を判断し、良であるときにダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させるように、受信機2を制御する。ここに、「ダイバーシチ制御を中断させる」ことのみならず、「ダイバーシチ制御の機能を低下させる」ことも含めたのは、4本アンテナのダイバーシチ制御の場合をも想定したからである。この4本アンテナのダイバーシチ制御を行う受信機において本発明を適用するには、該受信機は4本のアンテナのうち所定の1本をチャンネルサーチのために使用し、残りの3本を本来のダイバーシチ制御に供することになる。そうすると、このような3本アンテナのダイバーシチ制御ではその機能が十二分に発揮されず若干の機能低下が生じてしまう。しかしそのような機能低下があったとしても、受信状況が良好な場合であるから、ユーザが気になる程の画質の劣化が生じることはない。
上記(i)はタイマーにより、上記(ii)は走行メータにより、上記(iii)は塔載するナビゲーションシステムを併用することにより、それぞれ容易に実現可能である。
図9は図8に示す動作フローの変形例を示す図であり、上述した(i)〜(iii)のような間けつ的判定動作がさらに加わる。すなわち、上述した(i)〜(iii)のいずれかによる判定ステップS21が挿入される。
かくして事前に収集された受信チャンネル情報をもって、放送チャンネル検出装置1は常に迅速にオートプリセットを完了することができる。
この場合、特に上記(iii)に着目すると、上記の収集された受信チャンネル情報を、複数に区分けされたエリアの各々に対応付けて、常にオートプリセットを実行することもできる。これにより放送チャンネル検出装置1に学習機能をもたせることができる。これは、塔載するナビゲーションシステムとの連携により容易に実現できるものであり、例えば複数のエリアA1,A2,A3…Anについて、それぞれの受信チャンネル情報を装置1にて徐々に蓄積していって、メモリ3内に各エリア対応の受信チャンネルテーブルを構築し完成させれば、その後は、現在地のエリアを特定するだけで、そのエリアでのオートプリセットが即座に実行完了できることになる。
本発明は特に車載用のアナログ/デジタル放送混載受信機に好適な、高速サーチ/オートプリセット装置を実現する手段として有益である。
本発明に基づく放送チャンネル検出装置の原理構成図である。 図1の構成をさらに具体的に示す図である。 図2の構成を一層詳細に示す図である。 図3においてモードM1を形成する信号経路を示す図である。 図3においてモードM2を形成する信号経路を示す図である。 図3においてモードM3を形成する信号経路を示す図である。 図3においてモードM4を形成する信号経路を示す図である。 モードM1(図4)を代表例とする動作フローを示す図である。 図8に示す動作フローの変形例を示す図である。
符号の説明
1 放送チャンネル検出装置
2 デジタル放送/アナログ放送混載受信機
3 受信チャンネル情報メモリ
4 テレビジョン
11 CPU
21 デジタル放送用チューナ
22 アナログ放送用チューナ
23 デジタル波復調部
24 デコーダ回路
25 アナログ波復調部
AT1,AT2 アンテナ
B1,B2 ブランチ

Claims (10)

  1. 少なくとも2つのアンテナを備えてダイバーシチ制御可能なデジタル放送/アナログ放送混載受信機に協働してチャンネルサーチを行うための放送チャンネル検出装置であって、
    第1の前記アンテナに属する第1のブランチにおいて前記アナログ放送の受信を行いつつ、第2の前記アンテナに属する第2のブランチにおいて前記デジタル放送をサーチしデジタル受信チャンネル情報を収集するように前記デジタル放送/アナログ放送混載受信機を動作させることを特徴とする放送チャンネル検出装置。
  2. 少なくとも2つのアンテナを備えてダイバーシチ制御可能なデジタル放送/アナログ放送混載受信機に協働してチャンネルサーチを行うための放送チャンネル検出装置であって、
    第1の前記アンテナに属する第1のブランチにおいて前記デジタル放送の受信を行いつつ、第2の前記アンテナに属する第2のブランチにおいて前記アナログ放送をサーチしアナログ受信チャンネル情報を収集するように前記デジタル放送/アナログ放送混載受信機を動作させることを特徴とする放送チャンネル検出装置。
  3. 少なくとも2つのアンテナと少なくとも2つのチューナとを備えてダイバーシチ制御可能なデジタル放送/アナログ放送混載受信機に協働してチャンネルサーチを行うための放送チャンネル検出装置であって、
    第1の前記アンテナと第1の前記チューナとによって前記デジタル放送の受信を行いつつ、第2の前記アンテナと第2の前記チューナとによって当該受信中のチャンネル以外の前記デジタル放送をサーチしデジタル受信チャンネル情報を収集するように前記デジタル放送/アナログ放送混載受信機を動作させることを特徴とする放送チャンネル検出装置。
  4. 少なくとも2つのアンテナと少なくとも2つのチューナとを備えてダイバーシチ制御可能なデジタル放送/アナログ放送混載受信機に協働してチャンネルサーチを行うための放送チャンネル検出装置であって、
    第1の前記アンテナと第1の前記チューナとによって前記アナログ放送の受信を行いつつ、第2の前記アンテナと第2の前記チューナとによって当該受信中のチャンネル以外の前記アナログ放送をサーチしアナログ受信チャンネル情報を収集するように前記デジタル放送/アナログ放送混載受信機を動作させることを特徴とする放送チャンネル検出装置。
  5. 前記のデジタル放送/アナログ放送混載受信機の動作を、受信状況が良好なときに前記ダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させて、実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の放送チャンネル検出装置。
  6. 一定時間毎に前記受信状況の良否を判断し、良であるときに前記ダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させるように、前記のデジタル放送/アナログ放送混載受信機の動作を制御することを特徴とする請求項5に記載の放送チャンネル検出装置。
  7. 一定距離を移動する毎に前記受信状況の良否を判断し、良であるときに前記ダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させるように、前記のデジタル放送/アナログ放送混載受信機の動作を制御することを特徴とする請求項5に記載の放送チャンネル検出装置。
  8. 複数に区分けされたエリアの1つに入る毎に前記受信状況の良否を判断し、良であるときに前記ダイバーシチ制御を中断させもしくは該ダイバーシチ制御の機能を低下させるように、前記のデジタル放送/アナログ放送混載受信機の動作を制御することを特徴とする請求項5に記載の放送チャンネル検出装置。
  9. 前記の収集された受信チャンネル情報をもって常にオートプリセットを実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の放送チャンネル検出装置。
  10. 複数に区分けされたエリアの各々に対応付けて、前記の収集された受信チャンネル情報をもって常にオートプリセットを実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の放送チャンネル検出装置。
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