JP2011232552A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、少なくとも結着樹脂、ポリエステル樹脂、着色剤及びワックスを含有するトナー粒子と無機微粉体とを有するトナーであって、
前記トナーの平均円形度が0.970以上0.995以下であり、
前記炭化水素ワックスの加熱脱着−GC/MS分析において、加熱温度200℃加熱時間10分におけるヘキサデカンのピーク検出時間以降に検出される揮発成分について、前記炭化水素ワックス質量を基準としたヘキサデカン換算の濃度が1100ppm以下であり、
前記トナーの動的粘弾性試験において、温度70℃における貯蔵弾性率(G’70)が1.0×105(Pa)以上1.0×108(Pa)以下の範囲にあり、110℃における貯蔵弾性率(G’110)が1.0×104(Pa)以上2.0×105(Pa)以下の範囲にあることを特徴とするトナーに関する。
前記トナーの平均円形度が0.970以上0.995以下であり、
前記炭化水素ワックスの加熱脱着−GC/MS分析において、加熱温度200℃加熱時間10分におけるヘキサデカンのピーク検出時間以降に検出される揮発成分について、前記炭化水素ワックス質量を基準としたヘキサデカン換算の濃度が1100ppm以下であり、
前記トナーの動的粘弾性試験において、温度70℃における貯蔵弾性率(G’70)が1.0×105(Pa)以上1.0×108(Pa)以下の範囲にあり、110℃における貯蔵弾性率(G’110)が1.0×104(Pa)以上2.0×105(Pa)以下の範囲にあることを特徴とするトナーに関する。
本発明のトナーは、少なくとも結着樹脂、ポリエステル樹脂、着色剤及び炭化水素ワックスを含有するトナー粒子と無機微粉体とを有するトナーであり、前記トナーの平均円形度が0.970以上0.995以下であることを特徴とする。さらに、前記炭化水素ワックスの加熱脱着/GC/MS分析において、加熱温度200℃加熱時間10分におけるヘキサデカンのピーク検出時間以降に検出される揮発成分について、前記炭化水素ワックス質量を基準としたヘキサデカン換算の濃度が1100ppm以下であることを特徴とする。さらにまた、前記トナーの動的粘弾性試験において、温度70℃における貯蔵弾性率(G’70)が1.0×105(Pa)以上1.0×108(Pa)以下の範囲にあり、110℃における貯蔵弾性率(G’110)が1.0×104(Pa)以上2.0×105(Pa)以下の範囲にあることを特徴とする。
また、G’70が1.0×105(Pa)未満であると、結着樹脂の硬度が不足し、種々の部材等との摺擦等のストレスによりトナーが潰れやすく、現像性及び転写性が低下する。また、G’70が1.0×108(Pa)を超えると、結着樹脂の弾性が低くなるためトナーの変形が少なくなりクリーニングブレードで剥ぎ取り難くなって、クリーニング性が悪化する。
Claims (4)
- 少なくとも結着樹脂、ポリエステル樹脂、着色剤及び炭化水素ワックスを含有するトナー粒子と無機微粉体とを有するトナーであって、
前記トナーの平均円形度が0.970以上0.995以下であり、
前記炭化水素ワックスの加熱脱着−GC/MS分析において、加熱温度200℃加熱時間10分におけるヘキサデカンのピーク検出時間以降に検出される揮発成分について、前記炭化水素ワックス質量を基準としたヘキサデカン換算の濃度が1100ppm以下であり、
前記トナーの動的粘弾性試験において、温度70℃における貯蔵弾性率(G’70)が1.0×105(Pa)以上1.0×108(Pa)以下の範囲にあり、110℃における貯蔵弾性率(G’110)が1.0×104(Pa)以上2.0×105(Pa)以下の範囲にあることを特徴とするトナー。 - 前記トナー粒子は、少なくとも重合性単量体組成物を水系媒体に加え、前記水系媒体中で前記重合性単量体組成物の粒子を形成し、前記重合性単量体組成物の粒子に含まれる前記重合性単量体を重合して得られるトナー粒子である請求項1に記載のトナー。
- 前記トナー粒子は、更にスチレン系極性樹脂を含み、
前記スチレン系極性樹脂のピーク分子量をMpとしたとき、Mpが1.0×104以上3.0×104以下であり、
低分子量成分(分子量がピーク分子量Mp未満の領域)の酸価をα(mgKOH/g)とし、高分子量成分(分子量がピーク分子量Mp以上の領域)の酸価をβ(mgKOH/g)としたとき、α/βが0.80以上1.20以下を満たす請求項2に記載のトナー。 - 前記炭化水素ワックスの融点は、70℃以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー。
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