JP2011232406A - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011232406A
JP2011232406A JP2010100371A JP2010100371A JP2011232406A JP 2011232406 A JP2011232406 A JP 2011232406A JP 2010100371 A JP2010100371 A JP 2010100371A JP 2010100371 A JP2010100371 A JP 2010100371A JP 2011232406 A JP2011232406 A JP 2011232406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
lead screw
housing
driving device
lens driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010100371A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamaguchi
徹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamron Co Ltd
Original Assignee
Tamron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamron Co Ltd filed Critical Tamron Co Ltd
Priority to JP2010100371A priority Critical patent/JP2011232406A/ja
Publication of JP2011232406A publication Critical patent/JP2011232406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】強い衝撃を受けた場合でも、リードスクリューの雄ねじと螺合するキャリッジの螺合部がリードスクリューの雄ねじを乗り越えて起きる歯飛びを防止できるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】衝撃を受けた場合、歯飛び防止部140がリードスクリュー120側へ導かれ、歯飛び防止部140の螺合部140aが深くリードスクリュー120の雄ねじ120aにかみ合わされる。また、キャリッジ130の螺合部131には常にリードスクリュー120側への付勢力が働いているため、常にキャリッジ130の螺合部131はリードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合っている。このため、強い衝撃を受けた場合でも、キャリッジ130の螺合部131と歯飛び防止部140の螺合部140aとがリードスクリュー120を強く挟持して、キャリッジ130の螺合部131の歯飛びを防止することができる。
【選択図】図6

Description

この発明は、リードスクリューを回転させることによりレンズを保持するレンズ枠を所定の案内方向へ移動させるレンズ駆動装置に関する。
従来より、外周に雄ねじが形成されたいわゆるリードスクリューと前記雄ねじに噛合する噛合部を有し、前記リードスクリューの回転運動を直線運動に変換して、レンズが備えられたレンズ枠を撮影光軸に沿う方向へ移動させる駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1,2を参照。)。
図13は、従来のレンズ駆動装置(特許文献1)の一例を示す図である。このレンズ駆動装置は、フォーカスレンズ213の光軸方向に合わせられた案内方向とは直角な方向に延びる回転軸をもって軸支され、外周に雄ねじ211が形成されたリードスクリュー210から離間して中位位置に付勢されたストップレバー230に、衝撃を受けた際にフォーカスレンズ213を保持するフォーカスレンズ保持枠250がその回転軸の周りの回転力を与えて、ストップレバー230を回動によりリードスクリュー210の雄ねじ211の溝に入り込ませ、リードスクリュー210の回転に伴って上記案内方向へ移動するキャリッジ220の移動を妨げるものである。
また、図14は、従来のレンズ駆動装置(特許文献2)の他の一例を示す図である。このレンズ駆動装置は、カウンタウエイト226が軸228によって摺動自在にキャリッジに連結されているので、衝撃が加わると軸228を中心に揺動し、ラック94A,94Bのうちひとつのラックをリードスクリュー96に押し付ける。これにより、リードスクリュー96の回転トルクを大きくすることなく、リードスクリュー96の山頂部がラック94A,94Bのねじ山頂部を乗り越えるのを防止するものである。
特開2008−46480号公報 特開2007−286502号公報
特許文献1に記載のレンズ駆動装置によれば、小さい衝撃を受けた際に、キャリッジ220の噛合部がリードスクリュー210の雄ねじ211を乗り越えたり、キャリッジ220の噛合部が破損したりすることを防止できる。しかしながら、大きな衝撃を受けた場合には、干渉部233の片方しか機能しないため、リードスクリュー210との接触面圧分散ができずに、確実に歯飛び現象を防止することができないという問題がある。かかる問題を解消するために、リードスクリュー210との接触面圧分散を行わせるべく、干渉部233とリードスクリュー210との接触面を増やすと、こんどはキャリッジ220の光軸方向の小型化が妨げられるという新たな問題が発生する。
また、特許文献2に記載のレンズ駆動装置によれば、小さい衝撃を受けた際に、キャリッジ212の噛合部がリードスクリュー96の雄ねじを乗り越えたり、キャリッジ212の噛合部が破損したりすることを防止できる。しかしながら、大きな衝撃を受けた場合には、ラック94A,94Bのうちのひとつしか機能しないため、リードスクリュー96との接触面圧分散ができずに、確実に歯飛び現象を防止することができないという問題がある。かかる問題を解消するために、リードスクリュー96との接触面圧分散を行わせるべく、ラック94A,94Bとリードスクリュー96との接触面を増やすと、こんどはラック94A,94Bの光軸方向の小型化が妨げられるという新たな問題が発生する。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、強い衝撃を受けた場合でも、リードスクリューの外周に形成された雄ねじと螺合するキャリッジの螺合部がリードスクリューの雄ねじを乗り越えて起きる歯飛びを防止できるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるレンズ駆動装置は、レンズを保持するレンズ枠を撮影光軸に沿って移動させるレンズ駆動装置であって、外周に雄ねじが形成され、所定の案内方向に延び回転自在なリードスクリューと、前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合する螺合部を有し、前記リードスクリューの回転に伴って前記案内方向へ移動するキャリッジと、前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合する螺合部が形成されており、前記リードスクリューを挟んで前記キャリッジの螺合部と対向する位置に配置され、前記キャリッジとともに前記リードスクリューを挟持する歯飛び防止手段と、衝撃を受けた際に、前記歯飛び防止手段を前記リードスクリュー側へ導き、前記歯とび防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させる案内機構と、を備えていることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置は、前記歯飛び防止手段は金属で形成されており、前記案内機構は、前記キャリッジ収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングの内面に形成された磁性を備えたテーパー形状の凸部と、前記歯飛び防止手段の背部に形成された、前記凸部と嵌合する形状の凹部と、により構成され、装置の通常動作時には、前記凸部に備えられた磁性により、前記凸部と前記凹部とを密着させて前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじと干渉しない位置に保持し、装置が衝撃を受けた際には、前記凸部の位置がずれることにより前記歯飛び防止手段を前記リードスクリュー側へ導き、前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置では、前記案内機構が、前記キャリッジを収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングの内面に形成されたテーパー形状の凸部と、前記歯飛び防止手段の背部に形成された、前記凸部と嵌合する形状の凹部と、前記歯飛び手段を前記凸部の方向に付勢する付勢手段と、により構成され、装置の通常動作時には、前記付勢手段により、前記凸部と前記凹部とを密着させて前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじと干渉しない位置に保持し、装置が衝撃を受けた際には、前記凸部の位置がずれることにより前記歯飛び防止手段を前記リードスクリュー側へ導き、前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置では、前記歯飛び防止手段が、前記キャリッジに対して撮影光軸と直交する方向にのみ移動可能に前記キャリッジに嵌合され、装置が撮影光軸方向の衝撃を受けた際には、前記凸部の位置が撮影光軸方向にずれることにより前記歯飛び防止手段が撮影光軸方向にずれることなく前記リードスクリュー側に導かれ、前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置は、前記付勢手段が、前記歯飛び防止手段と前記キャリッジとの間に配置されたばね部材であることを特徴とする。
さらに、この発明のかかるレンズ駆動装置は、前記キャリッジを収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングを備え、前記キャリッジは、一端部に前記螺合部が形成され、他端部に磁性が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記他端部と対向する前記ハウジングの内面に磁性を備えることで、当該ハウジングの内面と前記他端部とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置では、前記キャリッジは、一端部に前記螺合部が形成され、他端部に磁性が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記他端部と対向する前記ハウジングの内面に磁性を備えることで、当該ハウジングの内面と前記他端部とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置は、前記キャリッジを収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングを備え、前記キャリッジは、一端部に前記螺合部が形成され、他端部に付勢手段が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記付勢手段により前記他端部と対向する前記ハウジングの内面とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置では、前記キャリッジは、一端部に前記螺合部が形成され、他端部に付勢手段が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記付勢手段により前記他端部と対向する前記ハウジングの内面とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする。
さらに、この発明にかかるレンズ駆動装置では、前記歯飛び防止手段の螺合部と前記キャリッジの螺合部とが、前記リードスクリューに対して略垂直な位置にあることを特徴とする。
この発明にかかるレンズ駆動装置によれば、衝撃を受けた場合、歯飛び防止手段がリードスクリュー側へ導かれ、前記歯飛び防止手段の螺合部が前記リードスクリューの雄ねじと深くかみ合う。また、キャリッジの螺合部には常に前記リードスクリュー側への付勢力働いているため、常に前記キャリッジの螺合部は前記リードスクリューの雄ねじと深くかみ合っている。このため、強い衝撃を受けた場合でも、前記キャリッジの螺合部と前記歯飛び防止手段の螺合部が前記リードスクリューを強く挟持して、前記キャリッジの螺合部が前記リードスクリューの雄ねじを乗り越えて起きる歯飛びを防止することができるという効果を奏する。特に、前記歯飛び防止手段と前記リードスクリューとの接触面を大きくしたことにより、強い衝撃を受けた場合にも、より効果的に歯飛びを防止することができる。また、前記歯飛び防止手段を、前記リードスクリューを挟み前記キャリッジと対向する位置に配置したため、前記キャリッジのストローク量を抑えることができ、装置の小型化を図ることができる。
実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の全体構成を示す斜視図である。 実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の全体構成を示す撮影光軸に対し垂直方向から見た側面図である。 実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の分解図である。 キャリッジの構成を示す斜視図である。 歯飛び防止部をキャリッジに取り付けた状態を示す斜視図である。 実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の部分拡大図である。 実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の衝撃を受けた際の動作を説明するための図である。 実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の衝撃を受けた際の動作を説明するための図である。 実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の変形例を説明するための図である。 実施の形態2にかかるレンズ駆動装置を構成するキャリッジの構成を示す斜視図である。 実施の形態3にかかるレンズ駆動装置を構成するキャリッジの構成を示す斜視図である。 実施の形態4にかかるレンズ駆動装置を構成するキャリッジの構成を示す斜視図である。 従来のレンズ駆動装置(特許文献1)の一例を示す図である。 従来のレンズ駆動装置(特許文献2)の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかるレンズ駆動装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の全体構成を示す撮影光軸に対し垂直方向から見た側面図である。また、図3は、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の分解図である。
このレンズ駆動装置100は、レンズ枠110と、リードスクリュー120と、キャリッジ130と、歯飛び防止部140と、を備えている。レンズ枠110は、レンズを保持するレンズ保持部111と、キャリッジ130を収容するハウジング112と、を備えている。レンズ保持部111には、所定の案内方向へ延びるガイド軸150を挟持するための挟持部111aが形成されている。また、ハウジング112には、所定の案内方向へ伸びるガイド軸160を貫通するための貫通孔112aと、軸170を貫通することでキャリッジ130を連結するための貫通孔112b,112cと、歯飛び防止部140の上面に形成された凹部140b(詳細は後述)に嵌合させるためのテーパー形状の凸部112dと、が形成されている。なお、凸部112dは、磁性を備えている。また、キャリッジ130を取り付けた際、キャリッジ130の他端部130bの面に対向する位置にあるハウジング112の内面(不図示)も磁性を備えている。リードスクリュー120は、所定の案内方向へ延びており、不図示のモーターに連結されている。また、リードスクリュー120の外周には雄ねじ120aが形成されている。
図4は、キャリッジの構成を示す斜視図である。また、図5は、歯飛び防止部をキャリッジに取り付けた状態を示す斜視図である。キャリッジ130には、リードスクリュー120の外周に形成された雄ねじ120aに螺合させるための螺合部131と、軸170を貫通させることでハウジング112の貫通孔112b,112cに連結する貫通孔132と、歯飛び防止部140を取り付けるための嵌通孔133と、が形成されている。螺合部131は、キャリッジ130の一端部130aに設けられている。また、キャリッジ130の他端部130bの上面は、磁性を備えている。歯飛び防止部140には、リードスクリュー120の外周に形成された雄ねじ120aに螺合させるための螺合部140aと、ハウジング112のテーパー形状の凸部112dと嵌合する形状を有する凹部140bと、キャリッジ130の嵌通孔133に嵌め込むための突起140cと、が形成されている。なお、歯飛び防止部140は、金属で形成されている。歯飛び防止部140の突起140cをキャリッジ130の嵌通孔133に嵌め込むことで、歯飛び防止部140がキャリッジ130に取り付けられる。歯飛び防止部140およびキャリッジ130は、撮影光軸方向において一体となり、移動する。歯飛び防止部140をキャリッジ130に取り付けた際、キャリッジ130と歯飛び防止部140とはリードスクリュー120を挟んで撮影光軸に対し略垂直方向で対向する。
そして、キャリッジ130をハウジング112内に収容し、キャリッジ130の貫通孔132とハウジング112の貫通孔112b,112cの位置を合わせ、それらの貫通孔に軸170を通すことによって、ハウジング112とキャリッジ130とが連結される。この状態で、キャリッジ130は、ハウジング112に対して軸170を中心に回動自在になる。前述のように、キャリッジ130の他端部130bの上面は磁性を備えており、またキャリッジ130の他端部130bの上面に対向する位置にハウジング112の内面も磁性を備えている。このため、磁性を有する面同士が互いに反発することで、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の方向へ付勢されることになる。この結果、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合い、リードスクリュー120の回転運動を効率よくキャリッジ130の直線運動に変換させることができるとともに、リードスクリュー120の雄ねじ120aに対するキャリッジ130の螺合部131の歯飛びを防止することができる。また、従来技術では必須であった、リードスクリューを挟んでキャリッジの反対側に配置された押さえ部材をなくすことができるため、製造コストのダウンを図ることができる。また、磁性を有する面同士が互いに反発することで、ハウジング112がキャリッジ130の他端部130bと離間する方向へ付勢されることになる。この結果、レンズ枠110が常に一方向へ付勢され(すなわち、レンズ枠110が片寄せられ)、レンズ枠110の移動時に、生じたガタをなくすことができる。
前述のように、歯飛び防止部140は金属で形成されており、またハウジング112に形成された凸部112dは磁性を備えているため、キャリッジ130がハウジング112に取り付けられた際に、歯飛び防止部140の凹部140bとハウジング112の凸部112dとは密着する。図6は、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の部分拡大図である。この図6は図2に示したA部の拡大図である。図示されているように、キャリッジ130がハウジング112に取り付けられた際、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aと螺合する。一方、ハウジング112の凸部112dと歯飛び防止部140の凹部140bとが密着するため、歯飛び防止部140の螺合部140aはリードスクリュー120の雄ねじ120aと干渉しない位置に保持される。この状態で、リードスクリュー120は、前記モーターの回転により正逆方向へ回転し、レンズ枠110をガイド軸150,160に沿って所定の案内方向へ移動させる。
実施の形態1にかかるレンズ駆動装置では、ハウジング112の凸部112dと歯飛び防止部140の凹部140bとにより、歯飛び防止部140を所定の案内方向へ導く案内機構を構成している。すなわち、ハウジング112の凸部112dに対して、歯飛び防止部140の凹部140bが嵌合するように形成されており、装置が衝撃を受けた際(一定荷重を超えた場合)に、ハウジング112の凸部112dの位置がずれることで、歯飛び防止部140を押し下げて歯飛び防止部140の螺合部140aをリードスクリュー120の雄ねじ120aに深くかみ合わせることができる。以下、衝撃を受けた際(一定荷重を超えた場合)の動作について具体的に説明する。
図7および図8は、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の衝撃を受けた際の動作を説明するための図である。双方の図ともに図2に示したA部の拡大図である。
通常時には、図6に示したように、ハウジング112の凸部112dと歯飛び防止部140の凹部140bとが密着し、歯飛び防止部140の螺合部140aはリードスクリュー120の雄ねじ120aと干渉しない位置に保持される。しかし、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置が搭載されたカメラが落下などによる衝撃を受けた場合(一定荷重を超えた場合)、たとえば、図2に示した装置において図の右側からの衝撃を受けた場合は、図7に示すようになる。すなわち、右側からの衝撃により、ハウジング112の凸部112dが右側へずれる。一方、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合いつつ、歯飛び防止部140は、光軸方向においてキャリッジ130に対して相対的に移動しないため、歯飛び防止部140は、ハウジング112の凸部112dに伴って右側にずれることなく、凸部112dの右側斜面が歯飛び防止部140の凹部140bの右側斜面を押し下げ、歯飛び防止部140がリードスクリュー120側(図の下方)へ導かれる。そして、歯飛び防止部140の螺合部140aとリードスクリュー120の雄ねじ120aとが深くかみ合うようになる。この結果、前述のように、リードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合っているキャリッジ130の螺合部131とともに、リードスクリュー120を強く挟持して、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aを乗り越えて起きる歯飛びを防止することができる。このため、雄ねじ120aによるキャリッジ130の螺合部131の破損は生じない。このように、従来技術では防止できなかった、強い衝撃を受けた場合にも、歯飛びやこれを原因とするキャリッジの破損を防止することができるようになった。
一方、図2に示した装置において図の左側からの衝撃を受けた場合(一定荷重を超えた場合)は、図8に示すようになる。すなわち、左側からの衝撃により、ハウジング112の凸部112dが左側へずれる。一方、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合いつつ、歯飛び防止部140は、光軸方向においてキャリッジ130に対して相対的に移動しないため、歯飛び防止部140は、ハウジング112の凸部112dに伴って左側にずれることなく、凸部112dの左側斜面が歯飛び防止部140の凹部140bの左側斜面を押し下げ、歯飛び防止部140がリードスクリュー120側(図の下方)へ導かれる。そして、歯飛び防止部140の螺合部140aとリードスクリュー120の雄ねじ120aとが深くかみ合うようになる。この結果、図7に基づき説明した場合と同様に、リードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合っているキャリッジ130の螺合部131とともに、リードスクリュー120を強く挟持して、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aを乗り越えて起きる歯飛びを防止することができる。
なお、図7または図8に示した状態の後、撮影光軸方向にかかる荷重が一定荷重を下回ると、ハウジング112の凸部112dの磁性により、再び図6に示したような通常状態に復帰する。
また、図9は、実施の形態1にかかるレンズ駆動装置の変形例を説明するための図である。図9では、歯飛び防止部140の螺合部140aとキャリッジ130の螺合部131との位置関係を拡大して示している。図9に示すように、特に、歯飛び防止部140の螺合部140aとキャリッジ130の螺合部131とをリードスクリュー120に対して略垂直な位置に配置することにより、歯飛び防止部140とリードスクリュー120との接触面を小さくすることなく、キャリッジ130のストローク量を抑えることができる。このようにすることで、装置のさらなる小型化を図ることができる。
以上説明したように、実施の形態1のレンズ駆動装置によれば、衝撃を受けた場合、歯飛び防止部140がリードスクリュー120側へ導かれ、歯飛び防止部140の螺合部140aが深くリードスクリュー120の雄ねじ120aにかみ合わされる。また、キャリッジ130の螺合部131には常にリードスクリュー120側への付勢されているため、常にキャリッジ130の螺合部131はリードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合っている。このため、強い衝撃を受けた場合でも、キャリッジ130の螺合部131と歯飛び防止部140の螺合部140aとがリードスクリュー120を強く挟持して、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aを乗り越えて起きる歯飛びを防止することができる。特に、歯飛び防止部140とリードスクリュー120との接触面を大きくしたことにより、従来技術では防止できなかった、強い衝撃を受けた場合にも、より効果的に歯飛びを防止することができる。また、歯飛び防止部140はキャリッジ130と対向する位置に配置されているため、キャリッジ130のストローク量を抑えることができ、装置の小型化を図ることができる。さらに、歯飛び防止部140は金属材料により形成されているため、特に強い力が加わる大型のレンズが搭載されている場合でも、破損されず、効果的に歯飛びを防止することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、キャリッジ130の他端部130bの上面に着磁性を備え、これにより磁性を備えたハウジング112内部の面と反発させることで、キャリッジ130の螺合部131をリードスクリュー120の雄ねじ120aに付勢させる例を示した。この実施の形態2では、他の手段により実施の形態1の場合と同様の効果が得られる例を示す。
図10は、実施の形態2にかかるレンズ駆動装置を構成するキャリッジの構成を示す斜視図である。このキャリッジ130は、他端部130bの上面に反発力を有するばね部材(圧縮ばね)134を備えている。このばね部材134により、キャリッジ130をハウジング112に取り付けた際に、ハウジング112の内面(不図示)とキャリッジ130の他端部130bが反発し、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の方向へ付勢されることになる。この結果、キャリッジ130の螺合部131がリードスクリュー120の雄ねじ120aと深くかみ合い、リードスクリュー120の回転運動を効率よくキャリッジ130の直線運動に変換させることができるとともに、リードスクリュー120の雄ねじ120aに対するキャリッジ130の螺合部131の歯飛びを防止することができる。この他の構成は、実施の形態1と同様である。
(実施の形態3)
実施の形態1では、磁性を備えたハウジング112の凸部112dに金属材料で形成された歯飛び防止部140の凹部140bを密着させることで、通常動作時に、歯飛び防止部140の螺合部140aがリードスクリュー120の雄ねじ120aに干渉しない位置に保持している。この実施の形態3では、他の手段により実施の形態1の場合と同様の効果が得られる例を示す。
図11は、実施の形態3にかかるレンズ駆動装置を構成するキャリッジの構成を示す斜視図である。このキャリッジ130は、嵌通孔133の入口に反発力を有するばね部材(圧縮ばね)135を配置している。このため、歯飛び防止部140の突起140cがばね部材135の内部を貫通するようにして嵌通孔133に嵌め込まれる。したがって、この実施の形態では、ハウジング112の凸部112dに磁性を備える必要はなく、ばね部材135の反発力により、歯飛び防止部140の凹部140bがハウジング112の凸部112dに付勢されることになる。なお、特に図示しないが、歯飛び防止部140の凹部140bをハウジング112の凸部112dに付勢させるのに、引張ばねを用いることもできる。この他の構成は、実施の形態1と同様である。
(実施の形態4)
実施の形態4は、ハウジング112の凸部112dおよびキャリッジ130の他端部130bがいずれも磁性を備えていない場合の例を示す。図12は、実施の形態4にかかるレンズ駆動装置を構成するキャリッジの構成を示す斜視図である。このキャリッジ130は、他端部130bの上面に反発力を有するばね部材(圧縮ばね)134を備えるとともに、嵌通孔133の入口に反発力を有するばね部材(圧縮ばね)135を配置している。この実施の形態によれば、ばね部材134によりキャリッジ130の螺合部131をリードスクリュー120に付勢させ、ばね部材135により歯飛び防止部140の凹部140bをハウジング112の凸部112dに付勢させることができる。この他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上のように、この発明にかかるレンズ駆動装置は、装置が衝撃を受けた際、リードスクリューの外周に形成された雄ねじとかみあうキャリッジの螺合部がリードスクリューの雄ねじを乗り越えて起きる歯飛びを防止でき、特に、強い衝撃を受けた場合の歯飛び防止に優れた効果を発揮する。
100 レンズ駆動装置
110 レンズ枠
111 レンズ保持部
111a 挟持部
112 ハウジング
112a、112b,112c,132 貫通孔
112d 凸部
120 リードスクリュー
120a 雄ねじ
130 キャリッジ
130a 一端部
130b 他端部
131,140a 螺合部
133 嵌通孔
134,135 ばね部材
140 歯飛び防止部
140b 凹部
140c 突起
150,160 ガイド軸
170 軸

Claims (10)

  1. レンズを保持するレンズ枠を撮影光軸に沿って移動させるレンズ駆動装置であって、
    外周に雄ねじが形成され、所定の案内方向に延び回転自在なリードスクリューと、
    前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合する螺合部を有し、前記リードスクリューの回転に伴って前記案内方向へ移動するキャリッジと、
    前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合する螺合部が形成されており、前記リードスクリューを挟んで前記キャリッジの螺合部と対向する位置に配置され、前記キャリッジとともに前記リードスクリューを挟持する歯飛び防止手段と、
    衝撃を受けた際に、前記歯飛び防止手段を前記リードスクリュー側へ導き、前記歯とび防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させる案内機構と、
    を備えていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記歯飛び防止手段は金属で形成されており、
    前記案内機構は、
    前記キャリッジ収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングの内面に形成された磁性を備えたテーパー形状の凸部と、
    前記歯飛び防止手段の背部に形成された、前記凸部と嵌合する形状の凹部と、
    により構成され、
    装置の通常動作時には、前記凸部に備えられた磁性により、前記凸部と前記凹部とを密着させて前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじと干渉しない位置に保持し、
    装置が衝撃を受けた際には、前記凸部の位置がずれることにより前記歯飛び防止手段を前記リードスクリュー側へ導き、前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記案内機構は、
    前記キャリッジを収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングの内面に形成されたテーパー形状の凸部と、
    前記歯飛び防止手段の背部に形成された、前記凸部と嵌合する形状の凹部と、
    前記歯飛び手段を前記凸部の方向に付勢する付勢手段と、
    により構成され、
    装置の通常動作時には、前記付勢手段により、前記凸部と前記凹部とを密着させて前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじと干渉しない位置に保持し、
    装置が衝撃を受けた際には、前記凸部の位置がずれることにより前記歯飛び防止手段を前記リードスクリュー側へ導き、前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記歯飛び防止手段は、前記キャリッジに対して撮影光軸と直交する方向にのみ移動可能に前記キャリッジに嵌合され、
    装置が撮影光軸方向の衝撃を受けた際には、前記凸部の位置が撮影光軸方向にずれることにより前記歯飛び防止手段が撮影光軸方向にずれることなく前記リードスクリュー側に導かれ、前記歯飛び防止手段の螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項2または3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記付勢手段は、前記歯飛び防止手段と前記キャリッジとの間に配置されたばね部材であることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記キャリッジを収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングを備え、
    前記キャリッジは、
    一端部に前記螺合部が形成され、他端部に磁性が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、
    前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記他端部と対向する前記ハウジングの内面に磁性を備えることで、当該ハウジングの内面と前記他端部とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記キャリッジは、
    一端部に前記螺合部が形成され、他端部に磁性が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、
    前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記他端部と対向する前記ハウジングの内面に磁性を備えることで、当該ハウジングの内面と前記他端部とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記キャリッジを収容する、前記レンズ枠に設けられたハウジングを備え、
    前記キャリッジは、
    一端部に前記螺合部が形成され、他端部に付勢手段が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、
    前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記付勢手段により前記他端部と対向する前記ハウジングの内面とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記キャリッジは、
    一端部に前記螺合部が形成され、他端部に付勢手段が備えられ、前記一端部と前記他端部との間に、軸を貫通させることで前記ハウジングに前記キャリッジを取り付けるとともに、前記ハウジングに対して前記キャリッジを前記軸を中心に回動可能とするための貫通孔が形成されており、
    前記キャリッジを前記ハウジングに取り付けた際に、前記付勢手段により前記他端部と対向する前記ハウジングの内面とを反発させて、前記一端部に形成された螺合部を前記リードスクリューの外周に形成された雄ねじに螺合させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記歯飛び防止手段の螺合部と前記キャリッジの螺合部とは、前記リードスクリューに対して略垂直な位置にあることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のレンズ駆動装置。
JP2010100371A 2010-04-23 2010-04-23 レンズ駆動装置 Pending JP2011232406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010100371A JP2011232406A (ja) 2010-04-23 2010-04-23 レンズ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010100371A JP2011232406A (ja) 2010-04-23 2010-04-23 レンズ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011232406A true JP2011232406A (ja) 2011-11-17

Family

ID=45321796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010100371A Pending JP2011232406A (ja) 2010-04-23 2010-04-23 レンズ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011232406A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235072A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Olympus Imaging Corp レンズ鏡枠
EP2806299A1 (en) * 2013-05-23 2014-11-26 Ricoh Imaging Company, Ltd. Lead screw device, lens driver, lens barrel, and camera using the lead screw device
WO2015093186A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 ソニー株式会社 光ピックアップ、ディスクドライブ装置及び光学素子駆動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203356A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nikon Corp 駆動装置、レンズ鏡筒及びカメラ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203356A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nikon Corp 駆動装置、レンズ鏡筒及びカメラ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235072A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Olympus Imaging Corp レンズ鏡枠
EP2806299A1 (en) * 2013-05-23 2014-11-26 Ricoh Imaging Company, Ltd. Lead screw device, lens driver, lens barrel, and camera using the lead screw device
US9726849B2 (en) 2013-05-23 2017-08-08 Ricoh Imaging Company, Ltd. Lead screw device, lens driver, lens barrel, and camera using the lead screw device
US10473882B2 (en) 2013-05-23 2019-11-12 Ricoh Imaging Company, Ltd. Lead screw device, lens driver, lens barrel, and camera using the lead screw device
WO2015093186A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 ソニー株式会社 光ピックアップ、ディスクドライブ装置及び光学素子駆動装置
CN105830157A (zh) * 2013-12-20 2016-08-03 索尼公司 光学拾取头、盘驱动装置和光学元件驱动装置
JPWO2015093186A1 (ja) * 2013-12-20 2017-03-16 ソニー株式会社 光ピックアップ、ディスクドライブ装置及び光学素子駆動装置
US9697864B2 (en) 2013-12-20 2017-07-04 Sony Corporation Optical pickup, disk drive device, and optical element driving device
CN105830157B (zh) * 2013-12-20 2019-03-12 索尼公司 光学拾取头、盘驱动装置和光学元件驱动装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4973227B2 (ja) 駆動装置、レンズ鏡筒及びカメラ
US7126763B2 (en) Lens moving mechanism
JP5105186B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2006293263A (ja) 光学モジュール及びカメラモジュール
US7321472B2 (en) Optical apparatus such as digital still camera, video camera, and interchangeable lens
JP5047889B2 (ja) 魚釣用リール
JP2011232406A (ja) レンズ駆動装置
JP2009271407A (ja) レンズバリア装置
US8570665B2 (en) Lens barrel having cam cylinder with cam groove
JP2006322607A (ja) 移動装置および光学機器
JP2003279827A (ja) ズーム鏡胴
JP2005173442A (ja) レンズ駆動装置、レンズ鏡胴、および撮像装置
JP2012078717A (ja) レンズ鏡筒
JP2009244620A (ja) 光学機器
JP2005337333A (ja) トルクリミッタ機構付歯車
JP2009151158A (ja) レンズ鏡筒
JP2018205496A (ja) 駆動装置及び光学機器
JP5352903B2 (ja) レンズ鏡筒
JP7154834B2 (ja) 電子機器
KR101624653B1 (ko) 렌즈 구동 장치
CN212572288U (zh) 驱动装置
JP2009103847A (ja) レンズ駆動装置
JP2007034070A (ja) レンズ駆動装置
JP2016206595A (ja) 駆動装置及びこれを用いたレンズユニット
JP2010152236A (ja) バリア機構、レンズ装置および撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140408