JP2011226019A - フリンジ付き筒状編地 - Google Patents

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Abstract

【課題】 横編機で一体的に生産可能で、生産効率が高く、他の製法による製品に置換え可能なフリンジ付き筒状編地を提供する。
【解決手段】 フリンジ付き筒状編地1は、(a)に示すように、収縮筒状編地部2の周囲に多数のフリンジ糸3aを含むフリンジ部3が設けられる。横編機では、(b)に示すフリンジ付き編地1zとして一体的に編成される。筒状編地2zは、熱融着性弾性糸を編糸として使用して編成する。フリンジ付き編地1zの編成後に、全体を加熱すると、熱融着性弾性糸の成分の一部が融解し、フリンジ糸3aにめり込んで固定する。また、加熱によって筒状編地2zは収縮するので、編目が詰り、フリンジ糸3aを編目でも保持し、ミシン縫いなどを行わなくても、フリンジ糸3aを強固に保持することができる。フリンジ付き筒状編地1は、柄を収縮筒状編地部2に挿入して、モップとして使用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、横編機で一体的に編成することが可能で、編地の外部に多数の糸がフリンジとして出るフリンジ付き筒状編地に関する。
従来から、横編機では、衣服や手袋、靴下、帽子など、人体に着用する編地製品を編成している。近年では、編機、編糸、編成技術などの発展で、多様な編地製品の製造が効率よく可能となり、編地製品の適用範囲の拡大が期待されている。そのような編地製品の一つに、筒状編地の外部に多数の糸がフリンジとして出るフリンジ付き筒状編地がある。
たとえば、パイル編地のパイル糸を水中で藻のように利用する人工岩礁用海藻(たとえば、特許文献1参照)に、フリンジ付き筒状編地を適用することが考えられる。また、モップなどの払拭具では、台となる帆布にミシン等で縫いつけられる糸の房で埃や塵を捉えるようにしている(たとえば、特許文献2参照)。しかしながら、糸の房をフリンジとすれば、フリンジ付き筒状編地として、房を台に縫いつけるものと同等な状態を、横編機で一体的に編成可能であると考えられる。
特公平7−26296号公報 特開2000−51132号公報
特許文献1のような人工海藻では、糸が茎となる部分の周囲に分散するように設けられることが望ましい。しかしながら、特許文献1では、編地の端部にしか糸がないので、中間部は糸が疎になってしまう。特許文献2のようなモップでは、モップの柄の先端を挿通させるための台を帆布などで製造する工程や糸の房を台にミシンで縫いつける行程が必要となり、生産コストが上昇してしまう。
本発明の目的は、横編機で一体的に生産可能で、生産効率が高く、他の製法による製品に置換え可能なフリンジ付き筒状編地を提供することである。
本発明は、横編機で一体的に編成することが可能なフリンジ付き筒状編地であって、
熱収縮糸を使用して筒状編地として編成され、編成後に加熱される収縮筒状編地部と、
筒状編地の編成中にインレイ糸として挿入され、端部が筒状編地の外部に引出されているフリンジ糸を、複数本、有するフリンジ部とを含む、
ことを特徴とするフリンジ付き筒状編地である。
また本発明で、前記フリンジ部のフリンジ糸は、前記収縮筒状編地部の外周から放射状に引出されている、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記収縮筒状編地部は、内部に挿入される支持物に対応する形状となるように形成される、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記筒状編地の編成に使用する熱収縮糸は、熱融着性弾性糸である、
ことを特徴とする。
また本発明では、前記フリンジ糸がモップ糸となり、
前記収縮筒状編地部に柄が挿入され、
モップとして使用される、
ことを特徴とする。
また本発明では、前記フリンジ糸が葉となり、
前記収縮筒状編地部が茎となり、
人工的な水中植物として使用される、
ことを特徴とする。
本発明によれば、フリンジ付き筒状編地は、横編機で一体的に編成することが可能なので、効率よく生産することができる。フリンジ付き筒状編地は、収縮筒状編地部とフリンジ部とを含む。収縮筒状編地部は、熱収縮糸を使用して筒状編地として編成され、編成後の加熱で収縮するので、編成時よりも強度を上昇させることができ、過酷な条件での使用も可能になる。フリンジ部は、筒状編地の編成中にインレイ糸として挿入され、端部が筒状編地の外部まで引出され、筒状の編地の加熱による収縮で固定されるフリンジ糸を、複数本、有するので、収縮筒状編地部からは抜けにくくすることができる。インレイ糸として筒状の編地の外部に引出す長さは、たとえばパイル編地でのパイル糸よりも容易に長くすることができる。
また本発明によれば、フリンジ部のフリンジ糸は、収縮筒状編地部の外周から放射状に引出されるので、収縮筒状編地部の周囲にフリンジ糸を、分散するように設けることができる。
また本発明によれば、収縮筒状編地部は、内部に挿入される支持物に対応する形状となるように形成されるので、収縮筒状編地部を利用して、確実に支持を行わせることができる。
また本発明によれば、筒状の編地の編成に使用する熱収縮糸は、熱融着性弾性糸であるので、加熱後の収縮筒状編地部では、融着して強度を増大させることができる。また、フリンジ糸は、引出す位置によっては筒状編地と絡まる箇所が少なくなるけれども、融着によって強固に固定される。
また本発明によれば、フリンジ糸がモップ糸となり、収縮筒状編地部に柄が挿入され、モップとして使用されるので、モップを効率よく生産し、交換も容易に行えるようにすることができる。
また本発明によれば、フリンジ糸が葉となり、収縮筒状編地部が茎となり、人工的な水中植物として使用されるので、魚礁や水質浄化用の人工海藻を効率よく生産したり、多様な観賞用の人工水草を製造したりすることができる。
図1は、本発明の一実施例であるフリンジ付き筒状編地1、および加熱前のフリンジ付き編地1zの概略的な構成を示す平面図である。 図2は、図1のフリンジ付き筒状編地1を使用するモップ10の例を示す図である。 図3は、図1のフリンジ付き編地1zを編成する基本的な考え方を示す図である。 図4は、図3の考え方に従って、フリンジ付き編地1zを編成する手順の一部を示す図である。 図5は、図3の考え方に従って、フリンジ付き編地1zを編成する手順で、図4に続く部分を示す図である。 図6は、図3の考え方に従って、フリンジ付き編地1zを編成する手順で、図5に続く部分を示す図である。 図7は、図3の考え方に従って、フリンジ付き編地1zを編成する手順で、図6に続く部分を示す図である。 図8は、図3の考え方に従って、フリンジ付き編地1zを編成する手順で、図7に続く部分を示す図である。
以下、図1から図8までで、本発明の一実施例としてのフリンジ付き筒状編地1について説明する。図1から図3までの説明の過程で、図面とともに符号を参照して説明した事項は、図4から図8までについても、符号を付けて説明する場合がある。
図1は、本発明の一実施例としてのフリンジ付き筒状編地1を、編成後の状態とともに示す。すなわち、編地製品として利用するフリンジ付き筒状編地1は、(a)に示すように、収縮筒状編地部2の周囲にフリンジ部3が設けられている。フリンジ部3には、多数のフリンジ糸3aが含まれる。このようなフリンジ付き筒状編地1は、横編機による一体的な編成で、(b)に示すフリンジ付き編地1zとして編成される。フリンジ付き編地1zでは、中心の筒状編地2zに、インレイ糸としてフリンジ糸3aが多数挿入され、フリンジ部3が形成される。なお、図示の状態では、各フリンジ糸3aの端部はカットされているけれども、一体的な編成の状態では、2本ずつのフリンジ糸3aの端部が接続されている。フリンジ付き筒状編地1としては、フリンジ糸3aの端部をカットしない状態で使用することもできる。
筒状編地2zは、熱収縮糸として、たとえば東洋紡績株式会社が製造するダイヤフローラ(登録商標)などの熱融着性弾性糸を編糸として使用して編成する。インレイ糸として挿入するフリンジ糸3aは、たとえばナイロン66などを使用する。フリンジ付き編地2zの編成後に、全体をたとえば190℃前後で5分間加熱すると、熱融着性弾性糸の成分の一部が融解し、フリンジ糸3aにめり込んで固定する。また、加熱によって筒状編地2zは収縮するので、編目が詰り、フリンジ糸3aを編目でも保持する。したがって、(a)に示す収縮筒状編地部2は、ミシン縫いなどを行わなくても、フリンジ糸3aを強固に保持することができる。
図2は、図1のフリンジ付き筒状編地1を使用するモップ10の例を示す。柄11の先端を、収縮筒状編地部2に挿入して使用する。収縮筒状編地部2は、筒状になっているので、柄11の着脱を容易に行うことができる。柄11の先端を、たとえば二又に分ければ、二つのフリンジ付き筒状編地1を装着することができる。
図3は、図1のフリンジ付き編地1zを編成する基本的な考え方を示す。フリンジ付き編地1zは、少なくとも前後一対の針床を備える横編機を使用して、外部でフリンジ糸3aとなるインレイ糸を挿入しながら、袋状のリブ編みで筒状編地2zを編成する。以下の説明では、図1の筒状編地2zの編成に、たとえば、針床の編幅の中間にある8本の編針を使用する場合を想定する。8本の編針を、前針床ではA,B,C,D,E,F,G,H、後針床ではa,b,c,d,e,f,g,hとする。筒状編地2zは、前後の針床に編糸を周回させて編成する。筒状編地2zは、コース方向とウエール方向との両方で、表目と裏目とが交互に現れるリブ編みで編成する。なお、表目と裏目は、筒状編地2zを外側表面から見た状態を基準として示す。
図3(a)では、編糸を左から右に給糸して編針aで裏目、編針Cで表目、編針eで裏目、編針Gで表目をそれぞれ形成し、対向する針床の編針A,c,E,gにそれぞれ目移しして前側編地を形成した後で、フリンジ糸3aを左から右に挿入する。さらに、編糸を右から左に給糸して編針Hで裏目、編針fで表目、編針Dで裏目、編針bで表目をそれぞれ形成し、対向する針床の編針h、F,d,Bにそれぞれ目移しして後側編地を形成した後で、左側で折返したフリンジ糸3aを右から左に挿入する。このように、一周するコースで表目と裏目とを交互に形成した後で、図3(b)では、図3(a)とは表目と裏目とを逆の針床で形成しながら、同様の編成を行う。以下、図3(a)と図3(b)とが繰返されるので、表目と裏目とは、コース方向とウエール方向との両方で、交互に現れる。そして、前後の編地に挿入されたフリンジ糸3aは、編地の表目と裏目によって織込まれた状態となる。
なお、本実施例では、リブ編み後に目移ししてからフリンジ糸3aを挿入しているけれども、編成方法はこれに限られず、たとえば、リブ編みの直後にフリンジ糸3aを挿入して、その後に目移しする方法も可能である。インレイ糸がある状態での目移しが難しい場合もあり、そのような場合は、本実施例のように挿入前に目移しすればよい。
図4から図8までは、図1のフリンジ付き編地1zを編成する手順の例を示す。図4から図8までの各図の左側に示されている数字は、手順の相対的な順序を示す。A〜H;a〜hの編針に対応する編目は、実線が新たに形成した編目または目移しした編目を示し、破線が継続して係止している編目を示す。以下の手順では、フリンジ付き編地1zの筒状編地2zを、袋状のリブ編みの前側編地と後側編地とで交互に編成する最中に、各編地を対向する針床の編針に退避させながら、表目と裏目とを入替えた状態にして、インレイ糸を挿入する。
手順1〜3では、インレイ糸を挿入しながら前側編地を編成する。手順1に先立ち、袋状のリブ編みの前側編地と後側編地とを前針床と後針床とにそれぞれ退避させておく。さらに、前側編地として前針床の編針C,Gに形成した表目を、後針床の編針c,gにそれぞれ目移ししておく。手順1では、フリンジ糸3aとなるインレイ糸を編幅の左端から右に挿入する。フリンジ糸3aは、編幅の右端から外部に出る状態となるので、針床の右方の編針に掛ける。掛ける編針の位置は、編幅の外部で、フリンジ糸3aとしての長さに応じて選択される。手順2では、編糸を左から右に給糸して、編針Aで表目、編針cで裏目、編針Eで表目、編針gで裏目をそれぞれ形成して、前側編地を編成するとともに、手順1で挿入したインレイ糸を押える。手順3では、後針床の編針c,gに形成した裏目を、前針床の編針C,Gにそれぞれ目移しして、退避させる。この状態で、前針床の編針A,C,E,Gと後針床の編針b,d,f,gとに、前側編地と後側編地とがそれぞれ分けて係止される。
手順4〜7では、インレイ糸を挿入しながら後側編地を編成する。後側編地としては、手順1に先立ち、後針床の編針hには裏目、編針fには表目、編針dには裏目、編針bには表目を、それぞれ形成しておく。手順4では、後針床の編針f,bに形成されている表目を、前針床の編針F,Bにそれぞれ目移しする。手順5では、図3(a)のように、フリンジ糸3aとなるインレイ糸を、編幅の右端から左に挿入する。フリンジ糸3aは、編幅の左端から外部に出る状態となるので、針床の左方の編針に掛ける。掛ける編針の位置は、手順1と同様に、フリンジ糸3aとしての長さに応じて選択される。手順6では、編糸を右から左に給糸して、編針hで表目、編針Fで裏目、編針dで表目、編針Bで裏目をそれぞれ形成して、後側編地を編成するとともに、手順5で挿入したインレイ糸を押える。手順7では、前針床の編針F,Bに形成した裏目を、後針床の編針f,bにそれぞれ目移しして、手順3と同様に退避させる。
以下同様に、手順8〜11で前側編地、手順12〜15で後側編地の編成が行われる。これらの手順1〜15では、フリンジ糸3aが編幅両端から筒状編地の外部に出る状態となる。なお、筒状編地の外部に出るフリンジ糸3aの先端は、編針に掛けて保持しておくけれども、インレイ糸を押える編地を編成すれば、保持が不要となる。したがって、次に同方向にフリンジ糸3aを引出す際に、先に掛けておいたフリンジ糸3aの先端を編針から払う。たとえば、手順1で筒状編地の外部に出したフリンジ糸3aの先端の保持は、手順2以降で不要となる。したがって、次にフリンジ糸3aの先端を針床の右方の編針に掛ける手順9で、手順1で掛けたフリンジ糸3aは編針から払っておく。
手順16〜30は、筒状編地の編幅の途中からフリンジ糸3aを外部に出す状態を得るために、編目形成と目移しを行う編針の組合わせを変化させる編成方法を示す。手順16〜19のうちの手順17で編幅の左端から挿入するフリンジ糸3aは、編針A,cに係止される編目の間から筒状編地の外側右方に出る。手順20〜23のうちの手順21で編幅の右端から挿入するフリンジ糸3aは、編針h,Fに係止される編目の間から筒状編地の外側左方に出る。手順24〜27のうちの手順25で左方から挿入されるフリンジ糸3aは、編針c,E間に係止される編目の間から筒状編地内に入り、編幅の右端から外側右方に出る。手順28〜30のうち手順29で右方から挿入されるフリンジ糸3aは、編針F,d間に係止される編目の間から筒状編地内に入り、編幅の左端から外側左方に出る。
手順16〜30に示すように、フリンジ糸3aを筒状編地の編幅の途中から内部に入れる位置を変えながら編成すると、図1(b)に示すようなフリンジ付き筒状編地1zとしては、筒状編地2zの外周から放射状にフリンジ糸3aが出る状態となる。フリンジ糸3aを編幅の途中から入れる状態で、手順1〜15に示す編端から入れる場合と同じ位置の編針に掛けて折返すと、糸長が長くなってしまう。したがって、フリンジ糸3aを筒状編地に入れる位置に応じて、外部でフリンジ糸3aの先端を掛ける位置を調整することが好ましい。以上のような手順を繰返して、図1(b)に示すフリンジ付き編地1zを、筒状編地2zの外周から放射状にフリンジ糸3aが出る状態で、一体的に編成することができる。
人工海藻などの人工的な水中植物として使用する場合は、フリンジ糸3aの素材を用途に応じて変更すればよい。たとえば、魚礁などに使用する場合、生分解性のポリ乳酸(PLA)などを使用することが好ましい。生分解性の素材であれば、微生物などによって最終的には水と二酸化炭素に分解され、環境への影響を避けることができる。収縮筒状編地部2は、魚礁として使用する岩などの表面形状に合わせ、たとえば半球状にして、岩などに被せれば、容易に支持して、海藻として長期にわたって安定に使用することができる。
水質浄化用には、たとえば多孔質の炭素繊維を使用する。炭素繊維の表面に、汚れなどを吸着し、水質を浄化することができる。また、フリンジ糸3aとして、鮮やかな色の糸を使用すれば、水槽とともにインテリアとして使用する人工水草を得ることもできる。
1 フリンジ付き筒状編地
1zフリンジ付き編地
2 収縮筒状編地部
2z筒状編地
3 フリンジ部
3a フリンジ糸

Claims (6)

  1. 横編機で一体的に編成することが可能なフリンジ付き筒状編地であって、
    熱収縮糸を使用して筒状編地として編成され、編成後に加熱される収縮筒状編地部と、
    筒状編地の編成中にインレイ糸として挿入され、端部が筒状編地の外部に引出されているフリンジ糸を、複数本、有するフリンジ部とを含む、
    ことを特徴とするフリンジ付き筒状編地。
  2. 前記フリンジ部のフリンジ糸は、前記収縮筒状編地部の外周から放射状に引出されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のフリンジ付き筒状編地。
  3. 前記収縮筒状編地部は、内部に挿入される支持物に対応する形状となるように形成される、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のフリンジ付き筒状編地。
  4. 前記筒状編地編成に使用する熱収縮糸は、熱融着性弾性糸である、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のフリンジ付き筒状編地。
  5. 前記フリンジ糸がモップ糸となり、
    前記収縮筒状編地部に柄が挿入され、
    モップとして使用される、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のフリンジ付き筒状編地。
  6. 前記フリンジ糸が葉となり、
    前記収縮筒状編地部が茎となり、
    人工的な水中植物として使用される、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のフリンジ付き筒状編地。
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