JP2011225364A - ウェブガイド装置 - Google Patents

ウェブガイド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011225364A
JP2011225364A JP2010099406A JP2010099406A JP2011225364A JP 2011225364 A JP2011225364 A JP 2011225364A JP 2010099406 A JP2010099406 A JP 2010099406A JP 2010099406 A JP2010099406 A JP 2010099406A JP 2011225364 A JP2011225364 A JP 2011225364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
roller
web
swing frame
rolling surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010099406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4617398B1 (ja
Inventor
Sadao Dabamoto
定生 駄場元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WINTEKKU KK
JUSTIN CO Ltd
Original Assignee
WINTEKKU KK
JUSTIN CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WINTEKKU KK, JUSTIN CO Ltd filed Critical WINTEKKU KK
Priority to JP2010099406A priority Critical patent/JP4617398B1/ja
Priority to PCT/JP2010/006691 priority patent/WO2011132244A1/ja
Priority to CN201080009864.XA priority patent/CN102341329B/zh
Priority to EP10850190.9A priority patent/EP2562111B1/en
Priority to US13/640,384 priority patent/US8960515B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4617398B1 publication Critical patent/JP4617398B1/ja
Publication of JP2011225364A publication Critical patent/JP2011225364A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/02Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
    • B65H23/032Controlling transverse register of web
    • B65H23/038Controlling transverse register of web by rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/53Auxiliary process performed during handling process for acting on performance of handling machine
    • B65H2301/531Cleaning parts of handling machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/40Details of frames, housings or mountings of the whole handling apparatus
    • B65H2402/46Table apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/14Roller pairs
    • B65H2404/142Roller pairs arranged on movable frame
    • B65H2404/1421Roller pairs arranged on movable frame rotating, pivoting or oscillating around an axis, e.g. parallel to the roller axis
    • B65H2404/14212Roller pairs arranged on movable frame rotating, pivoting or oscillating around an axis, e.g. parallel to the roller axis rotating, pivoting or oscillating around an axis perpendicular to the roller axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/15Roller assembly, particular roller arrangement
    • B65H2404/152Arrangement of roller on a movable frame
    • B65H2404/1521Arrangement of roller on a movable frame rotating, pivoting or oscillating around an axis, e.g. parallel to the roller axis
    • B65H2404/15212Arrangement of roller on a movable frame rotating, pivoting or oscillating around an axis, e.g. parallel to the roller axis rotating, pivoting or oscillating around an axis perpendicular to the roller axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/10Size; Dimensions
    • B65H2511/12Width

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

【課題】紙粉や埃などが飛散している環境で使用しても、円滑な動作とウェブから加わる力に対する耐久性を確保することができるウェブガイド装置を提供する。
【解決手段】ベース2の基準面2sと直交する軸周りに揺動する揺動フレーム4と、ベース2に対する揺動フレーム4の移動を支持する支持部40と、を備えており、支持部40が、ベース2に設けられた、ベース2の基準面2sと平行な転動面を有する基礎部材41と、基礎部材41の転動面を転動するように、揺動フレーム4に配設されたローラ46と、を備えており、基礎部材41の転動面は、その軸方向が、揺動フレーム4の揺動軸3を中心とする円弧と交差するように形成されており、ローラ46は、その幅が基礎部材41の転動面の幅よりも広くなっており、揺動フレーム4が揺動すると、揺動フレーム4の揺動軸3を中心とする円弧に沿って移動するように配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブガイド装置に関する。紙、不織布、フィルム、鋼板等の帯状とされた素材(以下、ウェブという)の製造ラインや所要の加工ラインにおいて、ウェブの走行時には、ローラの不釣り合いや、リールの芯ずれなどに起因してウェブが蛇行を生じる場合があり、かかるウェブの蛇行は、生産速度の低下や不良品の発生などを生じさせる原因となる。このため、かかるウェブの走行時における蛇行を適正に修正するために、ウェブガイド装置が使用される。
本発明は、かかるウェブの走行時における蛇行を適正に修正するためのウェブガイド装置に関する。
ウェブガイド装置として、ウェブが巻きかけられた一対のローラを備えた揺動フレームを有し、この揺動フレームを揺動させることによってウェブの蛇行を防止する装置が開発されている(特許文献1)。
特許文献1には、図6(A)に示すように、一対のロ−ラ105,105を備えた可動テ−ブル104(揺動フレームに相当する)を備えたウェブガイド装置100が開示されている。このウェブガイド装置100では、可動テ−ブル104が、揺動軸103によって左右(図6では上下方向)に揺動可能に設けられており、この可動テ−ブル104の先端(揺動軸103から離れた位置)には、ホルダ−111によって支持されたガイドボ−ル112が設けられている。
かかる構成とすれば、可動テ−ブル104を揺動させたときに、可動テ−ブル104の先端がガイドボ−ル112によって支持されるので、可動テ−ブル104をスムースに揺動させることができ、ウェブの蛇行を防止することができる。
また、特許文献1には、図6(B)に示すように、一対のロ−ラ205,205を備えた可動テ−ブル204の移動を、リンク機構210によって支持するようにしたウェブガイド装置200も開示されている。リンク機構210は、可動テ−ブル204および基台202に設けられた一対の軸211,212と、この一対の軸211,212に対して回動可能に連結されかつ一対の軸211,212の間で屈曲可能に設けられたリンク部材213を備えている。
このウェブガイド装置200でも、可動テ−ブル104を揺動させたときに、可動テ−ブル204の先端がリンク機構210によって支持されるので、可動テ−ブル204をスムースに揺動させることができる。
しかるに、上記ウェブガイド装置100では、製紙工場等のように紙粉や埃などが飛散している場所で使用した場合、ホルダ−111とガイドボ−ル112との間に紙粉等が入り込んで、詰まる可能性がある。すると、ガイドボ−ル112が円滑に移動できなくなったり、最悪の場合、ガイドボ−ル112が動かなくなってしまう可能性がある。すると、揺動フレーム104を揺動できなくなるので、ウェブWの蛇行を防ぐことができなくなってしまう。
一方、ウェブガイド装置200では、一対の軸211,212を軸受等によってリンク部材213と連結しているので、ガイドボ−ル112をホルダ−111に保持しているウェブガイド装置100に比べて、紙粉等に対する耐久性は高い。
しかし、ウェブガイド装置200では、一対のロ−ラ205,205に巻き掛けられているウェブから一対の軸211,212の軸方向に力が加わるが、この力に対しては、図6(A)のウェブガイド装置100よりも耐久性が劣る。
以上のごとく、現存するウェブガイド装置では、紙粉等に対する耐久性とウェブから加わる力に対する耐久性の両方をある程度は満たしているが、両方の耐久性をより高いレベルで満たすウェブガイド装置が求められている。
特開2000−128408号
本発明は上記事情に鑑み、紙粉や埃などが飛散している環境で使用しても、円滑な動作とウェブから加わる力に対する耐久性を確保することができるウェブガイド装置を提供することを目的とする。
第1発明のウェブガイド装置は、連続して搬送されるウェブの蛇行を防ぐための装置であって、ベースと、前記ベースの基準面と直交する軸周りに揺動する揺動フレームと、該揺動フレームに設けられた、前記ウェブが巻き掛けられる、前記ベースの基準面と平行な回転軸を有するウェブ用ローラと、該揺動フレームと前記ベースとの間に設けられた、前記ベースに対する前記揺動フレームの移動を支持する支持部と、を備えており、該支持部が、前記ベースに設けられた、該ベースの基準面と平行な方向に沿って延びた転動面を有する基礎部材と、該基礎部材の転動面を転動するように、前記揺動フレームに配設されたローラと、を備えており、前記基礎部材の転動面は、その軸方向が、前記揺動フレームの揺動軸を中心とする円弧と接する又は交差するように形成されており、前記ローラは、その幅が前記基礎部材の転動面の幅よりも広くなっており、前記揺動フレームが揺動すると、該揺動フレームの揺動軸を中心とする円弧に沿って移動するように配設されていることを特徴とする。
第2発明のウェブガイド装置は、第1発明において、前記基礎部材が、前記ベースの基準面と平行な方向に沿って延びた長孔であって、前記ローラが配置される収容孔を備えており、該収容孔においてその軸方向に沿って延びた互いに対向する一対の内面に、前記転動面が一対形成されており、該収容孔内に前記ローラが配置されていることを特徴とする。
第1発明によれば、揺動フレームが、ベースの基準面と直交する軸周りに揺動するので、ウェブの幅方向の端部の位置がずれても、ウェブを所定の位置に戻すことができる。しかも、揺動フレームに設けられたローラは、基準面と平行な転動面上を転動するように設けられているので、揺動フレームを安定した状態で揺動させることができる。そして、ローラと転動面との面接触によってウェブから加わる力を支持するので、ウェブから加わる力に対する耐久性も高くすることができる。また、ローラは、転動面の軸方向と接する又は交差するように転動するので、転動面に紙粉等が堆積しても、ローラによって紙粉等を転動面から除去できる。よって、紙粉等が飛散している環境で使用しても、紙粉等によって揺動フレームの揺動不良などが生じにくく、紙粉等に対する耐久性も高くすることができる。
第2発明によれば、装置をどのような向きに配置しても、ローラを転動面に接触させることができるから、装置を設ける設備のレイアウト等の自由度を高くできる。
本実施形態のウェブガイド装置1の概略平面図である。 本実施形態のウェブガイド装置1の概略側面図である。 支持部40の拡大説明図である。 揺動フレーム4の揺動状態と支持部40の状態との関係を示した概略説明図である。 (A)ローラ46と転動面41hとの相対的な位置関係を示した図であり、(B)はローラ46と転動面41hとの間に生じる力の関係を示した図である。 従来のウェブガイド装置の概略説明図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明のウェブガイド装置は、例えば、紙、不織布、フィルム、鋼板等が帯状になったウェブ等(以下、単にウェブという)を搬送する搬送経路に設けられる装置であり、ウェブがその幅方向に移動する現象、いわゆる蛇行が発生することを防ぐために使用されるものである。
そして、本発明のウェブガイド装置では、紙粉や埃等が飛散する環境で使用しても、円滑な動作を長期間持続できるようにしたことに特徴を有している。
(ウェブガイド装置1の概略)
まず、本実施形態のウェブガイド装置1の概略を説明する。
図1および図2において、符号2は、ウェブの製造ライン等に設けられた本実施形態のウェブガイド装置1のベースを示している。このベース2を図示しないフレーム等に固定することによって、ウェブガイド装置1は製造ライン等に設置されるのである。例えば、ウェブガイド装置1は、ベース2の上面2sが略水平になるように、フレーム等に固定することができる。
このベース2の上方には、揺動フレーム4が設けられている。この揺動フレーム4は、その一端部(図1では上端部)が、前記ベース2の上面に立設された揺動軸3に取り付けられている。この揺動軸3は、その中心軸が前記ベース2の上面2sと直交するように配設されており、揺動フレーム4は、この揺動軸3の中心軸周りに揺動可能となるように取り付けられている。つまり、揺動フレーム4は、ベース2の上面2s(以下、ベース2の基準面2sという)と平行な面に沿って揺動可能となるように、揺動軸3に取り付けられているのである。
図1および図2に示すように、揺動フレーム4には、ウェブWが巻き掛けられる一対のローラ5,5が配設されている。この一対のローラ5,5は、回転軸が互いに平行かつ、両回転軸がいずれもベース2の基準面2sと平行となるように配設されている。言い換えれば、一対のローラ5,5は、その両方の回転軸を含む面が存在し、かつ、その面がベース2の基準面2sと互いに平行となるように配設されているのである。
しかも、一対のローラ5,5は、その軸方向における中間点が、揺動軸3の中心軸を含みかつベースの基準面2sと直交する平面上に位置するように配設されている。
また、揺動フレーム4の他端部(図1では下端部)には、一対の支持部40,40が設けられている。この一対の支持部40,40は、揺動フレーム4が揺動軸3の中心軸周りに揺動する際に、揺動フレーム4の他端部を支持するものであるが、詳細は後述する。
そして、図1および図2に示すように、本実施形態のウェブガイド装置1には、一対のローラ5,5にウェブWが巻き掛けられたウェブWの幅方向の端部を検出する位置検出センサ10が設けられている。この位置検出センサ10は、図示しない制御装置に接続されており、この制御装置では位置検出センサ10から送信される信号に基づいて揺動フレーム4を揺動させる揺動手段の作動が制御されている。
上記のごとき構成であるから、本実施形態のウェブガイド装置1によれば、ウェブWが搬送中に幅方向(図1では左右方向)に移動すると、位置検出センサ10がウェブWの幅方向の端部の移動を検出し、図示しない制御装置によって揺動手段が作動される。
揺動手段が作動すると、揺動フレーム4が揺動軸3を支点として揺動し、一対のローラ5,5の回転軸をベースの基準面2sと平行に揺動させることができる。すると、一対のローラ5,5の回転軸をウェブWの搬送方向に対して傾けることができるから、ウェブWと一対のローラ5,5との間にはウェブWの幅方向に沿った力を発生させることができる。
よって、一対のローラ5,5の回転軸方向に沿ってウェブWをその幅方向に移動させることができる、つまり、ウェブWをその幅方向に移動させることができるから、ウェブWをもとの位置に戻すことができるのである。
なお、上述した揺動手段は、揺動フレーム4を揺動させることができるのであれば、とくに限定されない。例えば、モータやシリンダなどの公知の駆動装置を作動させることによって揺動フレーム4を揺動させる公知の機構を採用することができる。
(支持部40の説明)
図1に示すように、本実施形態のウェブガイド装置1は、一対の支持部40,40を備えている。この一対の支持部40,40は、揺動軸3の中心軸を含みかつベースの基準面2sと直交する平面に対して対称となる位置に配設されている。
なお、一対の支持部40,40は、上記のごとき位置に配設されていなくてもよいが、上記のごとき配置とすれば安定した状態で揺動フレーム4の揺動を支持することができる。
また、支持部40を設ける数は、必ずしも2つでなくてもよく、1つでもよいし3つ以上設けてもよい。
図3に示すように、支持部40は、ベース2の基準面2sに設けられた基礎部材41と、揺動フレーム4におけるベース2の基準面2sと対向する面(図3では下面、以下、単に下面という)に取り付けられたローラ部材45とから構成されている。
(基礎部材41の説明)
図3に示すように、基礎部材41は、板状の部材をL字状に折り曲げて形成された部材である。この基礎部材41は、その取付部41aの下面をベース2の基準面2sに面接触させた状態で取り付けられており、その垂直部41bがベース2の基準面2sに対して垂直となるように配設されている。つまり、基礎部材41は、垂直部41bの表面の法線方向がベース2の基準面2sと平行となるように、ベース2の基準面2sに取り付けられている。
また、基礎部材41は、垂直部41bの表面の法線方向が揺動軸3の中心軸を中心とする円弧の接線方向と直交するように配設されている。
図3に示すように、基礎部材41の垂直部41bには、収容孔41hが形成されている。この収容孔41hは、その軸方向(図3(A)では左右方向)がベース2の基準面2sと平行となるように形成された貫通孔である。しかも、収容孔41hにおいて、その中心軸を挟む一対の内面41f(図3(A)では上下の内面41f)は、ベース2の基準面2sと平行な平坦面に形成されている。しかも、この一対の内面は、その軸方向が揺動軸3を中心とする円弧の接線方向と平行となるように形成されているが、その理由は後述する。
以下、この収容孔41hにおける一対の内面41fを、転動面41fという。
(ローラ部材45の説明)
図3に示すように、基礎部材41の収容孔41h内には、ローラ46が配置されている。このローラ46は、揺動フレーム4の下面に固定されたブラケット47によって、回転自在に支持されている。
このローラ46は、ブラケット47に対して、その回転軸46aの延長線が揺動軸3の延長線と交差するように配設されている。つまり、ローラ46は、その回転軸46aの中心軸が、揺動軸3を含みかつベースの基準面2sと直交する平面上に位置するように配設されているのである。
また、ローラ46には、その幅(回転軸方向の長さ)が、基礎部材41の垂直部41bの板厚よりも長いもの、つまり、転動面41fの幅よりも長いものが使用されている(図3(B))。
以上のごとき構成であるので、本実施形態のウェブガイド装置1では、揺動フレーム4を揺動させれば、ローラ46は、揺動フレーム4の揺動軸3の中心軸を中心とする円弧に沿って、転動面41fを転動しながら移動する。このとき、転動面41fがベースの基準面2sと平行であるから、揺動フレーム4が揺動しても、一対のローラ5,5の回転軸はベースの基準面2sと平行に維持される。
また、一対のローラ5,5にウェブWが巻き掛けられているので、一対のローラ5,5を介して、揺動フレーム4には、ベース2に向かって押し付けるような力が加わる。この力は、揺動軸3と一対の支持部40,40によって支持される。
本実施形態のウェブガイド装置1では、上記力は揺動フレーム4のローラ部材45のローラ46から基礎部材41に加わる。このとき、ローラ46の表面と転動面41fとが面接触して力を支持するので、この力に対する支持部40の耐久性も高くすることができる。
さらに、紙粉等の飛散するような環境で使用した場合、転動面41fに紙粉などが堆積する可能性があり、この堆積した紙粉等によってローラ46の転動が妨げられる可能性がある。
しかし、本実施形態のウェブガイド装置1では、揺動フレーム4が揺動したときに、ローラ46は揺動フレーム4の揺動軸を中心とする円弧に沿って移動するのに対して、転動面41fはその軸方向が揺動軸3を中心とする円弧の接線方向と平行となるように形成されている。
このため、ローラ46は、転動面41fの軸方向と交差するように転動するので、転動面41fに紙粉等が堆積しても、ローラ46によって紙粉等を転動面41fから除去できる。
よって、紙粉等が飛散している環境で使用しても、転動面41fに紙粉などが堆積することに起因する揺動フレーム4の揺動不良などが生じにくく、紙粉等に対する耐久性を高くすることができる。
ローラ46によって紙粉等を転動面41fから除去できる理由は以下のとおりである。
図5に示すように、ローラ46が転動するときには、転動面41fとローラ46との間にローラ46を移動させる力F1とつりあう摩擦力F2が発生する。ここで、ローラ46の移動方向は転動面41fの軸方向に対して傾いているので、摩擦力F2の方向は転動面41fの軸方向に対して傾く。
すると、摩擦力F2は、転動面41fの軸方向と直交する方向の分力Faを有するので、転動面41f上に紙粉等が積もっても、この分力Faによって紙粉等は転動面41fと直交する方向に掻き出される。
よって、転動面41fに紙粉等が積もっても、ローラ46の転動によって転動面41fから紙粉等が適宜排出されるので、紙粉等が転動面41fに堆積することに起因する揺動フレーム4の揺動不良などが生じにくく、紙粉等に対する耐久性を高くすることができる。
(基礎部材41について)
なお、上記基礎部材41として板状の部材を使用した場合を説明したが、基礎部材41を形成する材料はとくに限定されない。例えば、ブロック状の部材(ローラ46の幅よりも広い幅を有するもの等)を基礎部材41とすることも可能であるが、上述した転動面41fから紙粉等を掻き出す効果を得るために、転動面41fの周囲に、掻き出された紙粉等を排出するための空間(例えば、転動面41fに沿って形成された溝など)を形成しなければならない。しかし、基礎部材41を板状部材とすれば、貫通孔を形成するだけで、収容孔41h内や転動面41fを形成でき、転動面41fの周囲に紙粉等を排出するための空間も形成されるので、好ましい。
また、転動面41fの幅が細いほど紙粉等が堆積しにくいし、紙粉等を掻き出す効果を効果的に発揮させることができる。よって、基礎部材41を板状部材とした場合におけるその板厚、つまり、転動面41fの幅は、ローラ46から加わる荷重に耐えることができる厚さであれば薄い方が好ましい。
また、上記例では、ローラ46が収容孔41h内に配置されている場合を説明したが、ローラ46は基礎部材41の上面等に載せられて、その上面を転動面として転動する構成としてもよい。
しかし、上記のごとき構成とすれば、収容孔41hの軸を挟む両面を転動面として機能させることができる。
すると、ベース2に対して揺動フレーム4が下方に位置するように装置を配置しても(図2と天地が逆な状態)、収容孔41hの内面(図3では上方の内面)を転動面41fとしてローラ46を転動させることができる。つまり、装置をどのような場所に配置しても、ローラ46を転動面41fに接触させることができるから、装置を設ける設備のレイアウト等の自由度を高くできる。
なお、ローラ46を収容孔41h内に配置した場合、ローラ46に転動面41f上をスムースに転動させるためには、ローラ46と収容孔41hの内面との隙間Dが必要である(図3参照)。この隙間Dが小さすぎると、紙粉等が堆積したときにローラ46をスムースに転動させることができなくなる可能性がある。一方、隙間Dが大きすぎると、ベース2に対して揺動フレーム4が下方に位置するように装置を配置したときに、ローラ46を転動面41fに接触させることができなくなる可能性がある。また、ローラ46をスムースに転動させるのに適した隙間Dは、使用する環境(例えば飛散している紙粉の状態や気温、湿度等)によっても変化する。
よって、隙間Dは、装置をどのような方向にむけてもローラ46を転動面41fに接触させることができ、しかも、使用する環境等においてローラ46に転動面41f上をスムースに転動させることができる、最適な状態に調整すればよい。
また、上記例では、基礎部材41は、垂直部41bの表面の法線方向が揺動軸3を中心とする円弧の接線方向と直交するように配設されている場合を説明したが、基礎部材41は、上述した効果、つまり、ローラ46が転動したときにローラ46によって転動面41fから紙粉等を掻き出されるという効果を発揮させることができるように配置されていればよい。つまり、揺動フレーム4が揺動したときに、ローラ46が転動面41fの軸方向と交差する中心軸周りに回転して転動面41fの軸方向に沿って転動するように、基礎部材41は配置されていればよい。
具体的には、ローラ46は、揺動軸3の中心軸を中心とする円弧に沿って転動するので、転動面41fの軸方向が、このローラ46が通過する円弧状の通路と交差するように形成されていればよい。
本発明のウェブガイド装置は、紙、不織布、フィルム、鋼板等の帯状とされた素材(ウェブ)の製造ラインや所要の加工ラインにおいて、ウェブ走行時におけるウェブの蛇行を適正に修正する装置として好適である。
1 ウェブガイド装置
2 ベース
2s 基準面
3 揺動軸
4 揺動フレーム
5 ローラ
32 シール部材
40 支持部
41 基礎部材
41h 収容孔
41f 転動面
46 ローラ

Claims (2)

  1. 連続して搬送されるウェブの蛇行を防ぐための装置であって、
    ベースと、
    前記ベースの基準面と直交する軸周りに揺動する揺動フレームと、
    該揺動フレームに設けられた、前記ウェブが巻き掛けられる、前記ベースの基準面と平行な回転軸を有するウェブ用ローラと、
    該揺動フレームと前記ベースとの間に設けられた、前記ベースに対する前記揺動フレームの移動を支持する支持部と、を備えており、
    該支持部が、
    前記ベースに設けられた、該ベースの基準面と平行な転動面を有する基礎部材と、
    該基礎部材の転動面を転動するように、前記揺動フレームに配設されたローラと、を備えており、
    前記基礎部材の転動面は、
    その軸方向が、前記揺動フレームの揺動軸を中心とする円弧と交差するように形成されており、
    前記ローラは、
    その幅が前記基礎部材の転動面の幅よりも広くなっており、
    前記揺動フレームが揺動すると、該揺動フレームの揺動軸を中心とする円弧に沿って移動するように配設されている
    ことを特徴とするウェブガイド装置。
  2. 前記基礎部材が、
    前記ベースの基準面と平行な方向に沿って延びた長孔であって、前記ローラが配置される収容孔を備えており、
    該収容孔においてその軸方向に沿って延びた互いに対向する一対の内面に、前記転動面が一対形成されており、
    該収容孔内に前記ローラが配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載のウェブガイド装置。
JP2010099406A 2010-04-23 2010-04-23 ウェブガイド装置 Active JP4617398B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010099406A JP4617398B1 (ja) 2010-04-23 2010-04-23 ウェブガイド装置
PCT/JP2010/006691 WO2011132244A1 (ja) 2010-04-23 2010-11-15 ウェブガイド装置
CN201080009864.XA CN102341329B (zh) 2010-04-23 2010-11-15 卷材导向装置
EP10850190.9A EP2562111B1 (en) 2010-04-23 2010-11-15 Web guide device
US13/640,384 US8960515B2 (en) 2010-04-23 2010-11-15 Web guiding apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010099406A JP4617398B1 (ja) 2010-04-23 2010-04-23 ウェブガイド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4617398B1 JP4617398B1 (ja) 2011-01-26
JP2011225364A true JP2011225364A (ja) 2011-11-10

Family

ID=43596789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010099406A Active JP4617398B1 (ja) 2010-04-23 2010-04-23 ウェブガイド装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8960515B2 (ja)
EP (1) EP2562111B1 (ja)
JP (1) JP4617398B1 (ja)
CN (1) CN102341329B (ja)
WO (1) WO2011132244A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556733B (zh) * 2012-03-05 2014-06-04 浙江超伟机械有限公司 一种制袋机或印刷机的纠偏导向装置
CN103420079A (zh) * 2012-05-23 2013-12-04 北京星和众工设备技术股份有限公司 一种新型复合对中装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1424318A1 (de) * 1958-10-04 1968-10-17 Wittler & Co H Dreh-und kippbare Steuervorrichtung zum Regulieren einer Warenbahn von Textilgut od.dgl.
JPS4942868B1 (ja) * 1965-09-07 1974-11-18
US4342412A (en) * 1980-03-07 1982-08-03 Otto Lorenz Tilt-box for guiding a continuously moving web
JPS6053749U (ja) * 1983-09-19 1985-04-16 鈴木 梅次 走行布帛の蛇行修正装置
US5387962A (en) * 1993-12-13 1995-02-07 Xerox Corporation Self-aligning roll for belt loop modules

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3682362A (en) * 1971-03-15 1972-08-08 Rockford Servo Corp Web edge sensing and guiding apparatus
US4204619A (en) * 1978-05-04 1980-05-27 Damour Lawrence R Pivoted web guide for travelling strip
US4477006A (en) * 1983-03-03 1984-10-16 Robert L. Fife Offset pivot guiding assembly
DE3829786A1 (de) * 1988-09-02 1990-03-15 Erhardt & Leimer Gmbh Fuehrungsvorrichtung fuer eine laufende materialbahn
JPH05238614A (ja) * 1992-02-28 1993-09-17 Canon Inc 加熱装置
JP3211161B2 (ja) * 1998-10-27 2001-09-25 村上工業株式会社 ウエブガイド装置
DE10022926C2 (de) * 2000-05-11 2002-04-11 Erhardt & Leimer Gmbh Vorrichtung zum Verschwenken eines Drehrahmens
US6955323B2 (en) * 2002-05-14 2005-10-18 Zuiko Corporation Web guider
DE10247455B4 (de) * 2002-10-11 2006-04-27 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Einrichtung und Verfahren zum Regeln der Lage der Seitenkante einer kontinuierlichen Bahn
JP2004286905A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Hitachi Printing Solutions Ltd 連続用紙用電子写真印刷装置およびその定着装置
JP2004352435A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Toppan Printing Co Ltd 帯状ワークの搬送装置
US7296717B2 (en) * 2003-11-21 2007-11-20 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for controlling a moving web

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1424318A1 (de) * 1958-10-04 1968-10-17 Wittler & Co H Dreh-und kippbare Steuervorrichtung zum Regulieren einer Warenbahn von Textilgut od.dgl.
JPS4942868B1 (ja) * 1965-09-07 1974-11-18
US4342412A (en) * 1980-03-07 1982-08-03 Otto Lorenz Tilt-box for guiding a continuously moving web
JPS6053749U (ja) * 1983-09-19 1985-04-16 鈴木 梅次 走行布帛の蛇行修正装置
US5387962A (en) * 1993-12-13 1995-02-07 Xerox Corporation Self-aligning roll for belt loop modules

Also Published As

Publication number Publication date
EP2562111B1 (en) 2015-04-08
JP4617398B1 (ja) 2011-01-26
US20130075441A1 (en) 2013-03-28
US8960515B2 (en) 2015-02-24
EP2562111A4 (en) 2014-01-15
EP2562111A1 (en) 2013-02-27
CN102341329B (zh) 2014-07-16
WO2011132244A1 (ja) 2011-10-27
CN102341329A (zh) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4617398B1 (ja) ウェブガイド装置
JP2010091027A (ja) ベルト張力調整装置及びその取付方法
JP2019163150A (ja) 搬送システムおよびダンサユニット
JP2008007246A (ja) ベルト調整装置、ベルト調整方法および搬送装置
US4243167A (en) Web guide system
KR101418359B1 (ko) 가이드 롤러의 마모 감지장치
JP4925145B2 (ja) コンベアユニット及びこれを備えたコンベア装置
JP6442332B2 (ja) 板材研削装置
KR102260069B1 (ko) 벨트 컨베이어의 롤러유동 방지장치
KR20130125011A (ko) 컨베이어 벨트 사행 방지 장치 및 그 방법
JP4966847B2 (ja) シート厚検出装置
JP3211161B2 (ja) ウエブガイド装置
JP2007254157A (ja) ベルトガイドを監視するための装置
JP2006044869A (ja) シート加工装置
JP4395449B2 (ja) 搬送ライン装置
KR100950942B1 (ko) 파이프 타입 컨베이어의 사행 조정장치
JP2019059597A (ja) ベルト蛇行防止装置及びベルト蛇行防止方法
KR20090131018A (ko) 컨베이어 벨트의 사행 자동 조정장치 및 그 방법
JP5648254B2 (ja) 長尺シート体のガイド装置
JP2002019952A (ja) 反転機の反転位置決め装置
JP6787093B2 (ja) ディスクブレーキ装置とディスクブレーキ監視方法
JP2012066918A (ja) 搬送機構および画像形成装置
JP5317996B2 (ja) 包装機におけるフィルム終端検出装置
JP2013052941A (ja) ウエブ供給装置およびウエブ供給方法
KR20210111129A (ko) 압연소재 가이드장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4617398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250