JP2011223891A - 作業機 - Google Patents

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Takeshi Hagiyama
丈士 萩山
Kazunori Doi
一紀 土居
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】機体の直前部を良く見えるようにして走行直前の圃場面の状態や刈り取る穀稈の倒伏状態を確認でき、圃場の広い範囲を明るくして作業者が農作業を行い易く出来るものとする。
【解決手段】作業機に備えるキャビン(10)の前側上端部に複数の作業灯(1,2,3,4)を左右方向に並べて配置し、該各作業灯(1,2,3,4)を、上部ほど機体内側に偏倚するように左右方向に傾斜した縦軸(1a,2a,3a,4a)によって回動自在に軸止し、該縦軸(1a,2a,3a,4a)を中心に各作業灯(1,2,3,4)を回動させることで、機体の直前部を照射する状態から機体の左右側部前方を照射する状態に各作業灯(1,2,3,4)の姿勢を調節可能な構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、トラクタやコンバイン等の作業機に関するものである。
トラクタやコンバイン等の作業機には、日没後の夜間作業のために、機体の前方を幅広く照らす作業灯を設けている。
例えば、特許文献1には、キャビンのルーフ前端左右にそれぞれ二個の作業灯が縦軸回りに揺動調節自在に設けられたトラクタが開示されている。
また、特許文献2には、キャビンのルーフ前端に前下方に向けて照射する前照灯が固定的に設けられたコンバインが開示されている。
これらの作業機での夜間作業は、作業機の走行による耕耘作業や穀粒収穫作業だけでなく、作業者が圃場で直接土作業を行ったり穀稈の刈取を行ったりする農作業が有る。この農作業中に、作業灯で作業場所を照射出来れば安全に作業が行える。
このために、前記トラクタの作業灯は、縦軸回りに揺動して照射位置を変えて機体前方の圃場を幅広く照射出来るようにしている。
特開2006−142918号公報 特開2005−53449号公報
作業機を走行させながら作業を行う場合には、機体の直前部を明るく照射する必要があるが、上述のトラクタの作業灯は、機体前方から左右側方に照射方向を調整して全体を幅広く照射することが出来るが、機体の直前部を特に明るくすることが出来ない。
そこで、本発明では、作業灯の取付構造を工夫することで、機体の直前部を集中して照射できるものとして走行直前の圃場面の状態や穀稈の倒伏状態などの作業対象の状態を確認したり、圃場の広い範囲を照射して作業者が作業を行い易くすることを目的としている。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、作業機に備えるキャビン(10)の前側上端部に複数の作業灯(1,2,3,4)を左右方向に並べて配置し、該各作業灯(1,2,3,4)を、上部ほど機体内側に偏倚するように左右方向に傾斜した縦軸(1a,2a,3a,4a)によって回動自在に軸止し、該縦軸(1a,2a,3a,4a)を中心に各作業灯(1,2,3,4)を回動させることで、機体の直前部を照射する状態から機体の左右側部前方を照射する状態に各作業灯(1,2,3,4)の姿勢を調節可能な構成としたことを特徴とする作業機とした。
この構成で、作業機による走行中は機体の直前部を作業灯(1,2,3,4)で集中的に照射して走行直前の圃場面の状態の確認が行え、作業者が圃場で作業を行う場合には、機体の走行を停止して縦軸(1a,2a,3a,4a)を中心に作業灯(1,2,3,4)を回動調節して、左右側部前方のより広い範囲を照射する状態に調節することができる。
請求項2に記載の発明は、前記複数の作業灯(1,2,3,4)を一体的に覆う作業灯カバー(6)をキャビン(10)の前側上端部に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業機とした。
この構成で、作業灯カバー(6)で作業灯(1,2,3,4)の防水が行え、キャビン(10)の外観が良くなる。
請求項3に記載の発明は、前記作業灯カバー(6)の上面に縦軸(1a,2a,3a,4a)を回動調節するための調整穴(6b)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の作業機とした。
この構成で、作業灯(1,2,3,4)の照射方向変更を調整穴(6b)からドライバ等の工具類を差し込んで縦軸(1a,2a,3a,4a)を回動調節することができる。
請求項1に記載の発明によると、機体の直前部を作業灯(1,2,3,4)で明るく照射して作業走行を安全に行え、縦軸(1a,2a,3a,4a)を中心に各作業灯(1,2,3,4)を回動調節して作業灯(1,2,3,4)の照射方向を変えて、より広角な範囲を照射することができる。
請求項2記載の発明によると、上記請求項1に記載の発明の効果を奏するものでありながら、作業灯(1,2,3,4)と機体側とを接続する配線部や縦軸(1a,2a,3a,4a)部分への雨水の侵入による漏電や腐食を防止できるうえに美観が向上する。
請求項3記載の発明によると、上記請求項2に記載の発明の効果を奏するうえに、照射方向の変更を作業灯カバー(6)の着脱を伴わずに行うことができる。
コンバインの右側面図 キャビンの前側を示す斜視図 作業灯カバーを取り外した斜視図 作業灯カバーの取付部側端を示す正断面図 キャビンの右側面図 サイドドアの右側面図 サイドドアの前窓開放状態を示す背断面図 キャビン内部を左前方から見た斜視図 キャビン内部を右後方から見た斜視図 キャビンの平面図
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
なお、機体から前方に向かって左右をそれぞれ左右方向と言う。
図1はコンバインの側面図である。平面視略矩形状の機体フレーム30の下側に履帯式走行装置31を設け、機体フレーム30前側に刈取装置32、その後方の機体フレーム上には脱穀装置(図示省略)とグレンタンク33を左右併設して、該グレンタンク33の前側にキャビン10を設けている。
図2は、コンバインのボックス状に形成したキャビン10を示し、このキャビン10の前面は透明のガラス前窓8で、上面は板状鉄板のルーフ5で、このルーフの前端に左右二個ずつの作業灯1,2,3,4を並べて設けている。
各作業灯1,2,3,4は、ルーフ5の前面に取付ブラケット1b,2b,3b,4bを固着し、この取付ブラケット1b,2b,3b,4bに縦軸1a,2a,3a,4aで左右に回動するように取り付けている。縦軸1a,2a,3a,4aは、コンバインの機体側面視で垂直姿勢であり、機体正面視において、上部ほど機体内側に偏倚するように左右方向に傾斜した姿勢に設定する。これにより、縦軸1a,2a,3a,4aを中心として各作業灯1,2,3,4を回動調節すると作業灯1,2,3,4の照射方向が機体の先端中央(直前部)から左右斜め前方(左右側部前方)に変化する。また、各取付ブラケット1b,2b,3b,4bに備えた左右方向の軸芯を中心に各作業灯1,2,3,4の上下方向の仰角を調節することもできる。
ルーフ5の前端の左右中央部には、ワイパー駆動軸7aを突出し、このワイパー駆動軸7aに下方へ向けてワイパー7を取り付けている。
そして、作業灯1,2,3,4とワイパー駆動軸7aを一体的に覆う作業灯カバー6を前側から重ね部6aをルーフ5の上端に重ねて側端面を図4の如くトリム12で包み、取付ビス11で取り付けている。従って、この作業灯カバー6を取り外すと、作業灯1,2,3,4とワイパー駆動軸7aとウォシャー液噴射装置(図示省略)が露出してメンテナンスを行える。なお、重ね部6aにはシール材を挟んで雨水が内部に侵入しないようにしている。また、作業灯カバー6の上面で各縦軸1a,2a,3a,4aの上方位置に調整穴6bを設け、この調整穴6bからドライバを差し込んで縦軸1a,2a,3a,4aを回すと作業灯1,2,3,4の照射方向を変えることが出来るようにしている。なお、調整穴6bはグロメットで塞ぐようにしている。
ルーフ5の右側部にはサイドミラー9を取り付けるミラーアーム9aを取り付けている。
なお、図示の実施例では作業灯1,2,3,4を左右二個ずつもうけているが、左右一個ずつでも良く、縦軸1a,2a,3a,4aの回動を電動で行うようにしても良い。
また、キャビン10は前面上部にガラス前窓8、機体右側面に後側の縦軸周りに回動自在にドア12を軸支して、該ドア12の前端部近傍のキャビン10外面には上下方向に棒状のドアハンドル34を設けており、このドアハンドル34とガラス前窓8の間で、該ガラス前窓8よりも後側にウィンカ35を設けている。
図5及び図6は、キャビン10の外側部に設けた側部ドア12を示し、同一形状の前窓13a及び後窓13bを上下のヒンジ14,14によって枢支軸16周りで、機体外側方向に略180度回転した位置まで回動可能に構成している。なお、前窓13aと側部ドア12との間に油圧ダンパを設けて、前窓13aの開き位置を保持可能に構成してもよい。
ヒンジ14は、前窓13aを保持する前窓支持部材14a、後窓13bを保持する後窓支持部材14bから成り、後窓支持部材14bは前窓支持部材14aと干渉する部分を切欠いて、前窓支持部材14aを跨ぐようにして枢支軸16上の支持軸14cで軸支する。
前窓13a及び13bには枢支軸16を挟んだ対象位置に前窓把手17、後窓把手18を設けている。図7に示すように、何れの把手も、機体内側に設けたロックハンドル17a,18a、機体外側の当接部17b,18bを備えており、前窓把手17にはロックハンドル17aと一体で、当接部17bより外面に突出する係合ピン17cを備え、後窓把手18には係合穴18cを備えている。前記ロックハンドル17a,18aは回動操作により閉鎖状態の窓を開放可能な状態に切替可能に構成している。
しかして、前窓17のロックハンドル17aを開放位置に操作して前窓17を外側へ略180度回動させると、係合ピン17cは係合穴に嵌入し、前窓17及び後窓18の当接部17b,18bが接触する。この状態で、ロックハンドル17aを回動操作すると、係合ピン17c及び係合穴18cによって固定され、前窓17を反転位置に開放した状態で保持することができる。
また、把手18の近くのキャビンフレームに把手18を固定する固定部材を設けて、把手18を固定して後窓13bを少し開いた状態にすることも出来る。
図8は、キャビン10内部の右後部を示し、エアコン吸入口に向かう外気を取り入れるエアーシャッタ19を開閉可能に設けている。このエアーシャッタ19の下部に設ける横フレーム20は侵入する水滴を受けてキャビン外に導き出すようにしている。
図9は、キャビン10内部の前側を示し、上部にCDラジオ21、エアコンパネル22、バックモニタ23、ルームランプ25等を集中配置し、ガラス前窓8の右下部のスイッチ類取付面24をルームランプ25で明るく照らすようにしている。
図10は、キャビン10を上方から見た平面図で、キャビン10を側方にオープンした位置と、通常の機体フレーム30上方の位置の双方を図示している。キャビン10の後壁に、電気配線やエアーホース類27をまとめて保持するホースガイド26を設けて、キャビン10を側方へオープンしても電気配線やエアーホース類27が乱れず邪魔にならないようにしている。
1 作業灯
2 作業灯
3 作業灯
4 作業灯
1a 縦軸
2a 縦軸
3a 縦軸
4a 縦軸
6 作業灯カバー
6b 調整穴

Claims (3)

  1. 作業機に備えるキャビン(10)の前側上端部に複数の作業灯(1,2,3,4)を左右方向に並べて配置し、該各作業灯(1,2,3,4)を、上部ほど機体内側に偏倚するように左右方向に傾斜した縦軸(1a,2a,3a,4a)によって回動自在に軸止し、該縦軸(1a,2a,3a,4a)を中心に各作業灯(1,2,3,4)を回動させることで、機体の直前部を照射する状態から機体の左右側部前方を照射する状態に各作業灯(1,2,3,4)の姿勢を調節可能な構成としたことを特徴とする作業機。
  2. 前記複数の作業灯(1,2,3,4)を一体的に覆う作業灯カバー(6)をキャビン(10)の前側上端部に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業機。
  3. 前記作業灯カバー(6)の上面に縦軸(1a,2a,3a,4a)を回動調節するための調整穴(6b)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160034026A (ko) * 2014-09-19 2016-03-29 대동공업주식회사 트랙터의 캐빈
JP2016140338A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 ヤンマー株式会社 コンバイン

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